JP2002326250A - 射出成形方法 - Google Patents

射出成形方法

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JP2002326250A JP2001074534A JP2001074534A JP2002326250A JP 2002326250 A JP2002326250 A JP 2002326250A JP 2001074534 A JP2001074534 A JP 2001074534A JP 2001074534 A JP2001074534 A JP 2001074534A JP 2002326250 A JP2002326250 A JP 2002326250A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寸法精度の低い低精度部品を内挿部品とし
て、その外面を部分的に樹脂で被覆成形する場合に、バ
リのない成形品を成形する。 【解決手段】 金型1a,1b内に、該金型1a,1b
との間に0.02mm〜0.08mmの範囲の隙間を形
成する内挿部品3を配置し、該内挿部品3と金型1a,
1bとの間に形成されたキャビティ8に樹脂Pを充填す
ることにより、前記内挿部品3の少なくとも一部の表面
に部分的に樹脂Pを被覆成形する射出成形方法であっ
て、溶融時の粘度が1000mPa・s〜3000mP
a・sの範囲である熱可塑性樹脂Pを0.3MPa〜
0.6MPaの射出圧力で射出する射出成形方法を提供
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、その構造上また
は経済上の理由等から、高い精度で製造されない部品の
少なくとも一部の表面に部分的に樹脂を被覆成形する射
出成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂の内部に他の部材を内装する射出成
形方法として、インサート成形が知られている。かかる
インサート成形は、一般に、内挿部品を金型に固定する
ことにより、内挿部品と金型との間に形成されたキャビ
ティ内に樹脂を注入することにより行われる。この場合
に、樹脂を注入すべきキャビティ以外の部分において、
内挿部品と金型との隙間に樹脂が流れ込んだ場合には、
成形される製品にバリが発生するなどの不都合があるた
め、樹脂の流れ込みを確実に防止するために、内挿部品
と金型との隙間をきわめて小さく設定しておく必要があ
る。
【0003】特に、通常の射出成形では、ポリスチレン
のような射出成型用の標準のプラスチックを溶融状態と
して、1×108Pa程度のきわめて高い圧力でキャビ
ティ内に射出するので、内挿部品と金型との間の隙間
は、0.01mm以下に抑えることが必要であり、内挿
部品を高い寸法精度で形成したり、内挿部品と金型との
間をねじの締結等により密封したりする方法が採用され
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、携帯電話機、PHS等の携帯用電子機器に用いられ
るバッテリーは、バッテリーセルをラミネートタイプの
ケースで包んだり、アルミニウム材を深絞り加工して形
成されたケース内にバッテリーセルを収容して、その収
容口を溶接により閉塞したりする構造のものが多く、外
面に隙間密封用のねじを設けることができず、また、高
い寸法精度で製造することは困難であるか、または製造
コストが高くなるという不都合がある。
【0005】ラミネートタイプのバッテリーの場合は、
外部から受ける圧力によって容易に変形するため金型と
の間に隙間が形成され易い。また、アルミニウム材を深
絞り加工してなるタイプのバッテリーの場合は、その寸
法精度が、片側寸法精度で、0mm〜−0.04mm程
度となり、したがって、このような寸法精度の低い内挿
部品を、寸法精度の高い金型のキャビティ内部に配置し
た場合には、最大で0.08mm程度の隙間が内挿部品
と金型との間に形成されてしまうことになる。したがっ
て、このような寸法精度の低い内挿部品を用いて通常の
インサート成形を行うことは困難であった。
【0006】また、上述したようなバッテリーに対して
1×108Paものきわめて高い樹脂圧力を適用した場
合には、バッテリーが変形し、金型との隙間が更に大き
くなるという不都合がある。この場合には、新たに形成
された隙間に樹脂が流れ込んで硬化後にバリとなる部分
が形成されるという不都合がある。さらに、バッテリー
のような内挿部品に対し高温の溶融樹脂を接触させる場
合には、ケース内部のバッテリーセルが損傷する等の問
題もある。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、寸法精度の低い低精度部品を内挿部品と
して、その外面を部分的に樹脂で被覆成形する場合に、
バリのない成形品を成形可能な射出成形方法を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、金型内に、該金型との間に0mm〜
0.08mmの範囲の隙間を形成する内挿部品を配置
し、該内挿部品と金型との間に形成されたキャビティに
樹脂を充填することにより、前記内挿部品の少なくとも
一部の表面に部分的に樹脂を被覆成形する射出成形方法
であって、溶融時の粘度が、1000mPa・s〜30
00mPa・sの範囲である熱可塑性樹脂を0.3MP
a〜0.6MPaの射出圧力で射出する射出成形方法を
提案している。
【0009】この発明に係る射出成形方法によれば、内
挿部品が変形容易であるため、または、内挿部品の寸法
精度が低いために、金型と内挿部品との間には、キャビ
ティ以外の部分において0.08mm程度の隙間が形成
される場合において、射出圧力を0.3MPa〜0.6
MPaときわめて低い圧力としているので、この程度の
隙間内には樹脂が入り込むことが防止され、成形品にバ
リが形成されることが防止される。
【0010】この場合において、単に射出圧力を下げた
だけでは、キャビティの角部や隅部まで樹脂が到達せ
ず、成形不良を起こすことが考えられるが、本発明で
は、溶融時の粘度が1000mPa・s〜3000mP
a・sの範囲である熱可塑性樹脂を用いているので、上
記圧力範囲の射出圧力であっても、成形不良の発生を防
止することが可能となる。したがって、本発明によれ
ば、低精度の内挿部品をキャビティ内に配置して、その
少なくとも一部の表面に部分的に被覆成形を行う際に、
バリの発生防止と成形不良の発生防止を両立して行うこ
とができることになる。
【0011】また、本発明は、上記成形方法において、
内挿部品が、バッテリーセルをラミネートタイプのケー
スに収容してなるバッテリーである射出成形方法、およ
び、内挿部品が、アルミニウム材を深絞り加工してなる
ケース内にバッテリーセルを収容してなるバッテリーで
ある射出成形方法を提案している。
【0012】この発明に係る射出成形方法によれば、ラ
ミネートタイプのケースまたはアルミニウム材を深絞り
加工したケースを有するバッテリーを、内挿部品として
金型内に配置して、その表面の少なくとも一部に樹脂を
被覆成形することができる。これらの構造を有するバッ
テリーは、高い寸法精度で製造することが困難であると
ともに、高圧を受けると変形する性質を有するので、
0.3MPa〜0.6MPaというきわめて低い圧力で
樹脂を射出することによって、変形を防止しながら成形
を行うことが可能となる。したがって、例えば、バッテ
リーとともに回路基板を樹脂内に鋳ぐるんだ成形品を製
造する場合などに効果的である。
【0013】さらに、この発明は、上述した射出成形方
法において、熱可塑性樹脂が、ポリアミド系樹脂である
射出成形方法を提案している。この発明に係る射出成形
方法によれば、ポリアミド樹脂は、溶融状態で1400
〜2400mPa・s程度の粘度を有し、かつ、200
℃前後でその粘度に到達する。したがって、上述した作
用を比較的低い温度で達成することができる。そのた
め、バッテリーのように耐熱温度が低い部品を内挿部品
として使用する場合には、該バッテリーを熱によって損
傷することなく成形を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る射出成形方
法の一実施形態について図1〜図5を参照して説明す
る。この実施形態に係る射出成形方法は、図1に示され
るように、上下に分割される上型1aと下型1bとから
なる金型1に、それぞれ形成された凹部2a,2b内
に、ラミネートタイプのケースを有するバッテリー3お
よびコネクタ4等を搭載した回路基板5を内挿部品とし
て配置し、回路基板5を樹脂で被覆するとともに、バッ
テリー3の表裏面3a,3bを露出させて、その周囲の
みを樹脂で被覆することにより、図2に示されるバッテ
リーモジュール6を製造するために使用される。
【0015】この場合に、回路基板5およびその搭載物
は高い精度で製造することができるものの、ラミネート
タイプのケースを有するバッテリー3は、外部から受け
る圧力によって変形し易く、高精度に製造することはで
きない。したがって、型締め状態で、バッテリー3の表
裏面3a,3bを金型1に密着させることはできるもの
の、樹脂圧が加わると、その厚さ方向に0.08mm程
度の隙間9が形成される。
【0016】したがって、この隙間9を解消すべく、金
型1の内部寸法よりバッテリー3の厚さ寸法を大きく設
定したのでは、型締めによってバッテリー3が厚さ方向
に圧迫されて損傷する場合が生ずるので、金型1の寸法
はバッテリー3の最大寸法に合わせて設定されるのが一
般的である。すなわち、図4に示されるように、金型1
に形成された凹部2a,2b内に、バッテリー3を配置
すると、金型1とバッテリー3との間には、ゲート7か
ら注入される樹脂が導かれるキャビティ8以外の場所
に、隙間9が形成される。
【0017】本実施形態に係る射出成形方法では、この
ように構成された金型1に対して、例えば、ポリアミド
系樹脂を使用して射出成形を行う。該ポリアミド系樹脂
は、190℃〜210℃の範囲に加熱する。ポリアミド
系樹脂は、190℃〜210℃程度に加熱されると、溶
融して1400〜2400mPa・s程度の粘度の溶融
樹脂となる。また、本実施形態に係る射出成形方法で
は、前記ポリアミド系樹脂を、例えば、0.3MPa〜
0.4MPaの空気圧を加えてキャビティ8内に射出す
る。
【0018】ポリアミド系樹脂の加熱は、例えば、図3
に示されるように、内部にヒータ10を備えた加熱容器
11内にポリアミド系樹脂Pを投入しておき、ヒータ1
0を作動させることにより行う。また、加熱容器11に
設けたノズル12からの射出時に、溶融樹脂Pの温度が
低下することを防止して、常に一定した温度の溶融樹脂
Pをキャビティ8内に注入するために、ノズル12先端
に別個のヒータ13を設けることが好ましい。
【0019】また、溶融樹脂Pの加圧は、例えば、前記
加熱容器11を密封し、該加熱容器11内に形成された
樹脂液面14上部の空間15に空気圧源16を接続して
該空間15の空気圧を0.3MPa〜0.4MPaに設
定することにより行われる。金型1の型締めは、例え
ば、空気圧源17に接続されたシリンダ18によって行
う。シリンダ18により発生する型締め圧力は、樹脂P
の射出圧力に対抗して金型1を型締め状態に保持するた
めに、射出圧力よりも高く設定されていることは言うま
でもない。
【0020】そして、このように溶融したポリアミド系
樹脂Pを金型1とバッテリー3および回路基板5との間
に形成されたキャビティ8内に所定時間にわたって射出
した後に、所定時間にわたって冷却することにより、金
型1内において樹脂Pを硬化させて、バッテリーモジュ
ール6が成形されることになる。
【0021】このようにして行われる本実施形態に係る
射出成形方法によれば、0.3MPa〜0.4MPaと
いうきわめて低い射出圧力によってキャビティ8内に樹
脂Pを注入するので、金型1とバッテリー3との間に、
キャビティ8に連通する、幅0.08mm程度の隙間9
が生じていても、その隙間9に溶融樹脂Pが入り込むこ
とがなく、したがって、バッテリー3の表面の所定のキ
ャビティ8部分のみに樹脂Pが被覆成形され、バリなど
の形成が防止されるという効果がある。
【0022】さらに、ポリアミド系樹脂Pを用いている
ので、比較的低温である190℃〜210℃で、溶融樹
脂Pの粘度を1000mPa・s〜3000mPa・s
とすることができ、キャビティ8内における樹脂の十分
な流動性を確保して、樹脂Pがキャビティ8の隅部まで
到達しない等の成形不良が発生することを防止すること
ができる。また、この効果を、190℃〜210℃とい
う比較的低い樹脂P温度で達成することができるので、
キャビティ8内に配されるバッテリー3を高温に晒す必
要がなく、バッテリー3の健全性を保持することができ
るという効果もある。
【0023】さらに、射出圧力を低く抑えることによ
り、バッテリー3自体の変形を防止して、金型1とバッ
テリー3との間の隙間9が拡大することを防止すること
ができる。したがって、拡大した隙間に樹脂Pが入り込
むことによるバリの形成等の問題の発生を防止すること
ができる。
【0024】なお、上記実施形態においては、金型1と
バッテリー3との間のキャビティ8以外の部分に最大で
0.08mm程度の隙間9が形成される場合について説
明したが、バッテリー3と金型1との隙間9をこれより
も小さくすることができる場合には、それに応じて、樹
脂温度および射出圧力を設定することができる。例え
ば、隙間9の最大幅寸法が0.05mm程度の場合に
は、樹脂温度を210℃〜220℃程度に上昇させ、射
出圧力も0.4MPa〜0.5MPa程度に設定するこ
とができる。また、隙間9の最大寸法を0.025mm
程度に抑えることができる場合には、樹脂温度を220
℃〜230℃程度、射出圧力を0.5MPa〜0.6M
Pa程度に設定することも可能である。
【0025】温度を上昇させることにより溶融樹脂Pの
粘度を小さくして流動性を高め、圧力を高くすることに
よって、キャビティ8内への樹脂Pの充填速度を高め
て、製造効率を向上することができる。一方、230℃
程度の温度および0.6MPa程度の圧力では、バッテ
リー3に悪影響が及ぶことはない。
【0026】さらに、上記実施形態においては、ポリア
ミド系樹脂を採用したが、これに代えて、溶融状態でポ
リアミド系樹脂と同等の粘度を有するようになる他の樹
脂を使用してもよい。
【0027】また、上記実施形態においては、高い寸法
精度で製造することが困難な、ラミネートタイプのケー
スにバッテリーセルを収容したバッテリー3を内挿部品
として例示したが、図5に示されるように、アルミニウ
ム材を深絞り加工してなる缶内にバッテリーセルを収容
してなるバッテリー19の一部の表面を被覆成形して図
6に示されるようなバッテリーモジュール20を製造す
る場合についても同様に適用することができる。
【0028】すなわち、アルミニウム缶タイプのバッテ
リー19は、その厚さ方向の寸法精度が0.08mm程
度の範囲でばらつく低精度部品であるため、金型1の寸
法は、バッテリー19の最大寸法に合わせて設定され
る。したがって、金型1とバッテリー19との間には、
0.08mm以下の隙間が形成されることになる。この
場合に本実施形態に係る射出成形方法を適用することに
より、その程度の隙間9内への樹脂Pの流入を防止し、
かつ、キャビティ8内における樹脂Pの確実な充填を同
時に達成することができる。
【0029】さらに、内挿部品としてバッテリー3を例
に挙げて説明したが、これに代えて、金型1との間に
0.01mmより大きな隙間9が形成されてしまう他の
任意の低精度部品を内挿部品とする場合についても、こ
の発明を利用することができる。この場合には、上述し
たバッテリー3のように耐熱性が問題とならない場合に
は、樹脂温度を高く設定することができるので、高温で
粘度が1000mPa・s〜3000mPa・sの溶融
状態となる他の任意の熱可塑性樹脂を使用することにし
ても良い。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は以下の効果を奏する。本発明に係る射出成形方法によ
れば、金型と内挿部品との間に0.08mm程度の隙間
が形成されても、その隙間に樹脂が入り込むことなく、
かつ、キャビティ内全体に樹脂が確実に行き渡るように
射出成形を行うことができる。したがって、成形品にバ
リが形成されることを防止するとともに、成形不良の発
生を確実に防止することができるという効果がある。
【0031】また、内挿部品をバッテリーとした場合
に、該バッテリーが高圧状態に晒されることを防止し
て、バッテリーの健全性を保持することができる。特
に、バッテリーがラミネートパックまたは、アルミニウ
ム材を深絞り加工してなるケースを有する場合に、該ケ
ースが圧力によって変形して金型との隙間が拡大するこ
とを防止し、拡大した隙間に溶融樹脂が入り込むことに
よるバリの発生等を防止することができるという効果も
ある。
【0032】また、熱可塑性樹脂が、ポリアミド系樹脂
とすることにより、低粘度の溶融状態を比較的低い温度
で達成することができる。したがって、バッテリーが高
温に晒されることを防止して、バッテリーの健全性を保
持することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る射出成形方法を説明するた
めの金型および金型に挿入される内挿部品を示す斜視図
である。
【図2】 図1の射出成形方法により成形されたバッ
テリーモジュールを示す斜視図である。
【図3】 本発明の射出成形方法を実施するための射
出成形装置を示す模式図である。
【図4】 図1の金型と内挿部品との間に形成される
隙間を説明する縦断面図である。
【図5】 この発明に係る射出成形方法を適用する内
挿部品の他の例を示す斜視図である。
【図6】 図5の内挿部品に被覆成形して構成された
他のバッテリーモジュールを示す斜視図である。
【符号の説明】
P 樹脂 1 金型 3 バッテリー(内挿部品) 8 キャビティ 9 隙間
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 9:00 B29L 9:00 31:34 31:34

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型内に、該金型との間に0.02m
    m〜0.08mmの範囲の隙間を形成する内挿部品を配
    置し、該内挿部品と金型との間に形成されたキャビティ
    に樹脂を充填することにより、前記内挿部品の少なくと
    も一部の表面に部分的に樹脂を被覆成形する射出成形方
    法であって、 溶融時の粘度が、1000mPa・s〜3000mPa
    ・sの範囲である熱可塑性樹脂を0.3MPa〜0.6
    MPaの射出圧力で射出する射出成形方法。
  2. 【請求項2】 前記内挿部品が、バッテリーセルをラ
    ミネートタイプのケースに収容してなるバッテリーであ
    る請求項1記載の射出成形方法。
  3. 【請求項3】 前記内挿部品が、アルミニウム材を深
    絞り加工してなるケース内にバッテリーセルを収容して
    なるバッテリーである請求項1記載の射出成形方法。
  4. 【請求項4】 前記熱可塑性樹脂が、ポリアミド系樹
    脂である請求項1から請求項3のいずれかに記載の射出
    成形方法。
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