JP2002325431A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2002325431A
JP2002325431A JP2001125517A JP2001125517A JP2002325431A JP 2002325431 A JP2002325431 A JP 2002325431A JP 2001125517 A JP2001125517 A JP 2001125517A JP 2001125517 A JP2001125517 A JP 2001125517A JP 2002325431 A JP2002325431 A JP 2002325431A
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    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
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    • H02M3/07Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider using capacitors charged and discharged alternately by semiconductor devices with control electrode, e.g. charge pumps

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望する値に調整された電圧を安定的に出力
する電源装置を提供する。 【解決手段】 所望の出力電圧VOUT値を得るための
リファレンス電圧VREFと,出力電圧VOUTがオペ
アンプ102に入力される。このオペアンプ102によ
ってオン/オフ動作が制御されるPMOSトランジスタ
103が,内部ノード電圧VDLを出力する。スイッチ
制御回路110は,CHGスイッチ104,105とD
CHGスイッチ106,107をそれぞれ活性化するデ
ューティ比が一定のCHG信号とDCHG信号を出力す
る。分圧用キャパシタ108と出力キャパシタ109は
それぞれ,デューティ比が一定のスイッチングパルスに
基づいて充電,放電を繰り返す。したがって,2個のキ
ャパシタの直列/並列接続切り換え動作によって得られ
る安定した出力電圧VOUTは,内部ノード電圧VDL
の1/2となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,電源装置にかか
り,特に,キャパシタを使用して直流電源−直流電源変
換を行う電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のキャパシタと,これらのキャパシ
タの接続状態を変化させる複数のスイッチから構成され
るスイッチト・キャパシタ(SC: Switched-Capacitor)型
電源装置は,トランスやコイルを必要としないため小型
化が容易である。このSC型電源装置によれば,電源装
置を含めたシステムオンチップの実現が可能となり,シ
ステムの低コスト化が期待できる。以下の文献には,従
来のSC型電源装置に関する技術が記載されている。
【0003】文献1:National Semiconductor Corpora
tion, "LM3352 Regulated 200mA Buck-Boost Switched
Capacitor DC/DC Converter", 製品カタログ, March 19
99
【0004】文献2:David H. Soo, National Semicon
ductor Corporation, "SYSTEM ANDMETHOD FOR DUAL MOD
E DC-DC POWER CONVERSION", 米国特許5,548,206号
公報
【0005】SC型電源装置が降圧用(入力電圧>出力
電圧)として用いられる場合,SC型電源装置に備えら
れたn個のキャパシタは,充電サイクルにおいて,電源
(VDD)とグランド(GND)との間に直列に接続さ
れる。このとき,各キャパシタは,電圧VDD/nによ
って充電される。続く放電サイクルでは,n個のキャパ
シタは,SC型電源装置の電圧出力端子とグランドとの
間に並列に接続される。したがって,電圧出力端子から
は,電圧VDD/nが出力される。そして,充電サイク
ルと放電サイクルを高速に繰り返すことによって,SC
型電源装置は,電圧出力端子から電圧VDD/nを定常
的に出力することが可能となる。
【0006】このように,従来のSC型電源装置によれ
ば,出力電圧Voutの値を,キャパシタ数(n個)と
それらの接続内容に応じて回路的に固定することも可能
であるが,更に,外部から入力されるリファレンス電圧
Vref(≦VDD/n)に一致するように調整するこ
とも可能である。ただし,この場合,出力電圧Vout
とリファレンス電圧Vrefをオペアンプ等で比較し,
出力電圧Voutがリファレンス電圧Vrefより低く
なったとき,放電サイクルを有効にする,いわゆる間欠
的なスイッチング動作を行う必要がある。
【0007】従来のSC型電源装置の回路内容を図8に
示し,その動作波形を図9に示す。
【0008】出力電圧VOUTは,オペアンプ600に
よって所望の出力電圧となるリファレンス電圧VREF
と比較される。VOUT<VREFの場合でなおかつ放
電サイクルの期間のみ,DCHGスイッチ603,60
4が導通状態となる。この結果得られた出力電圧VOU
Tは,オペアンプ600によってリファレンス電圧VR
EFと比較されるため,出力電圧VOUT=リファレン
ス電圧VREFとなるように調整される。
【0009】充電サイクルでは,分圧用キャパシタ60
5と出力キャパシタ606は,電源電圧VDDとグラン
ドGNDの間に直列に接続される。このとき,分圧用キ
ャパシタ605は,(電源電圧VDD−出力電圧VOU
T)の電位で充電され,出力キャパシタ606は,出力
電圧VOUTの電位で充電される。一方,放電サイクル
では,分圧用キャパシタ605と出力キャパシタ606
は,出力電圧VOUTとグランドGNDの間に並列に接
続される。このとき,分圧用キャパシタ605は,その
両端子間に(電源電圧VDD−出力電圧VOUT)の電
位差を保ったまま放電することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように,従来の
SC型電源装置によれば,所望の出力電圧値を得るため
のリファレンス電圧VREFが,分圧用キャパシタ60
5と出力キャパシタ606の直列/並列接続切り換え動
作によって得られる安定した出力電圧よりも低く設定さ
れた場合,両キャパシタの放電動作が間欠的に行われる
ことになる。この場合,充電サイクルと放電サイクルに
おいて各キャパシタに印加される電圧を平衡に保つこと
ができず,結果として,以下の問題が発生していた。
【0011】(1)放電サイクルにおいて,電圧の異な
るキャパシタが並列に接続されるため,キャパシタ間に
スパイク状の電流が流れることにより,スイッチングノ
イズが発生する。
【0012】(2)出力電圧のリプル電圧が大きくな
る。
【0013】(3)放電サイクルにおいて,キャパシタ
の負側の端子電圧がグランドGNDより低く押し下げら
れるため,グランドGND線の電位が変動し,他の回路
特性に悪影響が及ぶ。
【0014】(4)放電サイクルにおいて,キャパシタ
の負側の端子電圧がグランドGNDより低く押し下げら
れるため,NMOSトランジスタの寄生PNダイオード
が順方向となり,電源回路としての特性が変動してしま
う。
【0015】本発明は,上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり,その目的は,所望する値に調整され
た電圧を安定的に出力する電源装置であって,他の回路
に対する電気的な影響についても十分に配慮された電源
装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明によれば,スイッチト・キャパシタ型電源回
路と内部ノード電圧調整回路を備えた電源装置が提供さ
れる。スイッチト・キャパシタ型電源回路は,充電サイ
クルにおいて,内蔵する複数のキャパシタを内部ノード
電圧を用いて充電し,放電サイクルにおいて,充電した
複数のキャパシタを放電することによって,内部ノード
電圧に応じた出力電圧を発生させる。また,内部ノード
電圧調整回路は,出力電圧と所定のレベルに調整された
リファレンス電圧を比較し,比較結果に応じて内部ノー
ド電圧を調整する(請求項6)。そして,この電源装置
は,充電サイクルと放電サイクルにおいて複数のキャパ
シタの接続状態を直列接続または並列接続に変えること
によって直流電源−直流電源変換を行うものである(請
求項1)。各キャパシタの直並列接続切り換え動作を行
うために用いられるスイッチングパルスについてそのデ
ューティ比を一定に(すなわち充電サイクルと放電サイ
クルの時間を実質的に等しく)することによって,スイ
ッチト・キャパシタ型電源回路内の各キャパシタの両端
子間の電位差が,充電サイクルと放電サイクルのいずれ
においても略同一に維持されることになる。
【0017】スイッチト・キャパシタ型電源回路は,出
力電圧に基づいて発生する出力電流の値を検出し,検出
値が所定値より小さい場合には,複数のキャパシタにつ
いての充電動作および放電動作を停止することが好まし
い(請求項4,7)。かかる構成によれば,電源装置の
消費電力の低減が可能となる。
【0018】さらに,内部ノード電圧,出力電圧,また
は第2出力電圧のいずれかを選択し,外部に出力する出
力電圧選択手段を備えることによって,電力変換効率の
向上が実現する(請求項5,8,12)。
【0019】さらに,充電サイクルにおいて,内蔵する
複数の第2キャパシタを内部ノード電圧を用いて充電
し,放電サイクルにおいて,充電した複数の第2キャパ
シタを放電することによって内部ノード電圧に応じた第
2出力電圧を発生させる第2スイッチト・キャパシタ型
電源回路と,スイッチト・キャパシタ型電源回路または
第2スイッチト・キャパシタ型電源回路のいずれかを選
択してイネーブル状態とする電源回路選択手段を備える
ことが好ましい(請求項2,9)。そして,この電源回
路選択手段は,リファレンス電圧のレベルを基準にして
スイッチト・キャパシタ型電源回路または第2スイッチ
ト・キャパシタ型電源回路のいずれかを選択するように
構成される(請求項10)。かかる構成によれば,電力
変換効率の一層の向上が図られる。
【0020】第2スイッチト・キャパシタ型電源回路
は,第2出力電圧に基づいて発生する第2出力電流の値
を検出し,検出値が所定値より小さい場合には,複数の
第2キャパシタについての充電動作および放電動作を停
止するように構成される(請求項11)。かかる構成に
よれば,電源装置の消費電力の低減が可能となる。
【0021】内部ノード電圧調整回路(抵抗降圧型電源
回路)は,放電サイクル以外の期間に内部ノード電圧を
出力する内部ノード電圧出力手段を備えることが好まし
い(請求項3,13)。内部ノード電圧出力手段として
トランジスタを採用することが可能である。そして,こ
のトランジスタは,内部ノード電圧を出力する役割を果
たす上に,直接的にスイッチト・キャパシタ型電源回路
に備えられた複数のキャパシタの充電スイッチとしての
役割を果たすことになる。したがって,電源装置の回路
構成が簡素化され,電源装置のコンパクト化が実現す
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明にかかる電源装置の好適な実施の形態について詳
細に説明する。なお,以下の説明および添付された図面
において,略同一の機能および構成を有する構成要素に
ついては,同一符号を付することによって重複説明を省
略する。
【0023】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
の形態にかかる電源装置は,図1に示すように,抵抗降
圧型電源回路(内部ノード電圧調整回路)100とスイ
ッチト・キャパシタ(SC: Switched-Capacitor)型電源回
路101から構成されている。
【0024】抵抗降圧型電源回路100は,オペアンプ
102とPMOSトランジスタ103からなる。SC型
電源回路101は,チャージ(CHG)信号によって活
性化するCHGスイッチ104,105,ディスチャー
ジ(DCHG)信号によって活性化するDCHGスイッ
チ106,107,分圧用キャパシタ108,出力キャ
パシタ109,およびスイッチ制御回路110からな
る。
【0025】抵抗降圧型電源回路100に属するオペア
ンプ102にはリファレンス電圧VREFと出力電圧V
OUTが入力され,その出力端子はPMOSトランジス
タ103のゲートに接続されている。PMOSトランジ
スタ103のソースは電源ノード(電位VDD)に接続
されており,そのドレインは内部ノード(電位VDL)
に接続されている。
【0026】SC型電源回路101に属する分圧用キャ
パシタ108と出力キャパシタ109は,充電サイクル
ではCHGスイッチ104,105によって,抵抗降圧
型電源回路100の出力ノードである内部ノード(電位
VDL)とグランドGNDとの間に直列に接続され,放
電サイクルではDCHGスイッチ106,107によっ
て,出力電圧VOUT端子とグランドGNDとの間に並
列に接続される。スイッチ制御回路110は,クロック
信号CLKが入力され,CHGスイッチ104,105
を活性化するCHG信号およびDCHGスイッチ10
6,107を活性化するDCHG信号を出力する。
【0027】図1に示した第1の実施の形態にかかる電
源装置の動作波形を図2に示す。
【0028】抵抗降圧型電源回路100において,所望
の出力電圧VOUT値を得るためのリファレンス電圧V
REFと,本電源装置の出力電圧VOUTがオペアンプ
102に入力される。このオペアンプ102によってオ
ン/オフ動作が制御されるPMOSトランジスタ103
が,SC型電源回路101の入力電圧となる内部ノード
電圧VDLを出力する。
【0029】SC型電源回路101において,クロック
信号CLKが入力されるスイッチ制御回路110は,C
HGスイッチ104,105とDCHGスイッチ10
6,107をそれぞれ活性化するデューティ比が一定の
CHG信号とDCHG信号を出力する。このSC型電源
回路101の場合,2個のキャパシタ(分圧用キャパシ
タ108,出力キャパシタ109)はそれぞれ,デュー
ティ比が一定のスイッチングパルスに基づいて充電,放
電を繰り返す。したがって,2個のキャパシタの直列/
並列接続切り換え動作によって得られる安定した出力電
圧VOUTは,SC型電源回路101の入力電圧である
内部ノード電圧VDLの1/2となる(VOUT=VD
L/2)。
【0030】出力電圧VOUTは,抵抗降圧型電源回路
100に属するオペアンプ102にフィードバックさ
れ,ここでリファレンス電圧VREFと比較される。オ
ペアンプ102は,出力電圧VOUTとリファレンス電
圧VREFとの比較結果に基づいてPMOSトランジス
タ103を制御する。そして,PMOSトランジスタ1
03は,出力電圧VOUTとリファレンス電圧VREF
が等しくなるように内部ノード電圧VDLをリファレン
ス電圧VREFの2倍に調整する(VDL=2×VRE
F)。
【0031】このように,第1の実施の形態にかかる電
源装置は,出力電圧VOUTについてのフィードバック
ループを備えており,かかる回路構成によって出力電圧
VOUTはリファレンス電圧VREFと同レベルになる
ように調整される。
【0032】以上説明したように,SC型電源回路10
1において,分圧用キャパシタ108と出力キャパシタ
109の直列/並列接続切り換え動作に用いられるスイ
ッチングパルスは,デューティ比が一定にされている。
したがって,第1の実施の形態にかかる電源装置は,キ
ャパシタの直列/並列接続切り換え動作によって得られ
る安定した出力電圧VOUT(=VDL/2)を出力す
ることが可能となる。また,抵抗降圧型電源回路100
は,内部ノード電圧VDLを,電源電圧VDDから(V
DD−2×VREF)分の電位を降下させて得られる
値,すなわち2×VREFとなるように調整する。した
がって,第1の実施の形態にかかる電源装置は,出力電
圧VOUTがリファレンス電圧VREFに対して等しく
なる(VOUT=VREF)定常的な直流電源となり得
る。
【0033】さらに,SC型電源回路101に属する分
圧用キャパシタ108と出力キャパシタ109は共に,
充電サイクルおよび放電サイクルのいずれにおいても同
電位(出力電圧VOUT)で充電,放電が繰り返されるた
めキャパシタ間での電位差は生じないことになる。
【0034】以上のように,第1の実施の形態にかかる
電源装置は,抵抗降圧型電源回路100とSC型電源回
路101を備え,SC型電源回路101において,分圧
用キャパシタ108と出力キャパシタ109の直列/並
列接続を切り換えるためのスイッチングパルスのデュー
ティ比を一定にしたことで,各キャパシタの直列/並列
接続切り換え動作によって得られる安定した出力電圧V
OUT=VDL/2を出力することが可能となり,抵抗
降圧型電源回路100において,内部ノード電圧VDL
を,電源電圧VDDから(VDD−2×VREF)分の
電位を降下させて2×VREFに調整することが可能と
なる。かかる構成によれば,以下の効果が得られる。
【0035】・出力電圧VOUTがリファレンス電圧V
REFに一致する定常的な直流電源を得ることができ
る。
【0036】・分圧用キャパシタ108と出力キャパシ
タ109の直列/並列接続切り換え動作が,デューティ
比が一定のスイッチングパルスによって行われる。この
ため,各キャパシタは,充電サイクルと放電サイクルの
いずれにおいても同電位(VDL/2)が印加されるこ
とになり,平衡状態での接続切り換え動作が実現する。
この結果,スイッチングノイズの発生が抑えられ,出力
電圧VOUTのリプル成分を小さくすることが可能とな
る。
【0037】・放電サイクルにおいて,分圧用キャパシ
タ108の負側端子の電位がグランドGNDより低く押
し下げられることはない。したがって,他の回路特性に
悪影響を及ぼすグランドGND線の電位変動が発生しな
い。
【0038】・放電サイクルにおいて,分圧用キャパシ
タ108の負側端子の電位がグランドGNDより低く押
し下げられることはない。したがって,DCHGスイッ
チ107を構成するNMOSトランジスタに寄生するP
N接合ダイオードが順方向になることはない。この結
果,電源回路の安定動作が実現する。
【0039】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態にかかる電源装置は,図3に示すように,抵抗降
圧型電源回路200,SC型電源回路201,SC型電
源回路202,およびVDD−VREFレベル検出回路
203から構成されている。
【0040】SC型電源回路201とSC型電源回路2
02は,内蔵するキャパシタの数やキャパシタの直列/
並列切り換え動作が異なっており,このため異なる電圧
を出力する。以下,SC型電源回路201が例えば内部
ノード電圧VDL/3を出力するように構成され,SC
型電源回路202が例えば内部ノード電圧VDL/2を
出力するように構成されている場合に即して本発明の実
施の形態を説明する。なお,SC型電源回路201およ
びSC型電源回路202の他,電源装置のサイズに応じ
て,異なる電圧を出力する1または2以上のSC型電源
回路を備えることも可能である。
【0041】VDD−VREFレベル検出回路203
は,電源電圧VDDとリファレンス電圧VREFを比較
し,最適なSC型電源回路を選択するための選択信号E
NAを出力する。このVDD−VREFレベル検出回路
203は,オペアンプ206と3つの抵抗207からな
る。ここでは,同じ抵抗値Rを有する3つの抵抗207
が,電源電圧VDDとグランドGND間に直列に接続さ
れている。オペアンプ206には,リファレンス電圧V
REFと,電源電圧VDDを3つの抵抗207によって
分圧して得た電圧VDD/3が入力される。オペアンプ
206は,このリファレンス電圧VREFを電圧VDD
/3を比較し,その比較結果に応じて選択信号ENAを
出力する。そして,選択信号ENAによって,SC型電
源回路201とSC型電源回路202のどちらか一方が
選択される。
【0042】第2の実施の形態にかかる電源装置の基本
動作は,第1の実施の形態にかかる電源装置の動作と略
同一である。ただし,第2の実施の形態にかかる電源装
置は,異なるレベルの電圧を出力するSC型電源回路を
複数備え,VDD−VREFレベル検出回路203によ
って,電力変換効率を最も高くできる最適なSC型電源
回路を選択することを特徴としている。
【0043】上述のように,図3に示した第2の実施の
形態にかかる電源装置が備えるSC型電源回路201
は,内部ノード電圧VDL/3を出力するものであり,
SC型電源回路202は,内部ノードVDL/2を出力
するものである。
【0044】出力電圧VOUTの値を決定するために用
いられるリファレンス電圧VREFは,VDD−VRE
Fレベル検出回路203に属するオペアンプ206によ
って,3つの抵抗207において分圧された電圧VDD
/3と比較される。
【0045】電源電圧VDDに対してリファレンス電圧
VREFが1/3以下の場合,すなわちリファレンス電
圧VREF≦電圧VDD/3の場合,VDD−VREF
レベル検出回路203は,選択信号ENAによって電圧
VDL/3を出力するSC型電源回路201を選択す
る。抵抗降圧型電源回路200は,内部ノード電圧VD
Lを,電源電圧VDDから(VDD−3×VREF)分
の電位を降下させて3×VREFに調整する。SC型電
源回路201は電圧VDL/3を出力するため,電源装
置は,リファレンス電圧VREFに一致する電圧レベル
を有する出力電圧VOUTを出力する。
【0046】一方,リファレンス電圧VREF>電源電
圧VDD/3の場合,SC型電源回路201を選択した
のではリファレンスVREFに一致する出力電圧VOU
Tを得ることができなくなるため,代わりにSC型電源
回路202を選択する。抵抗降圧型電源回路200は,
内部ノード電圧VDLを,電源電圧VDDから(VDD
−2×VREF)分の電位を降下させて2×VREFに
調整する。SC型電源回路202は電圧VDL/2を出
力するため,電源装置は,リファレンス電圧VREFに
一致する電圧レベルを有する出力電圧VOUTを出力す
る。
【0047】以上説明したように,第2の実施の形態に
かかる電源装置は,異なるレベルの電圧を出力する複数
のSC型電源回路と,これらの中から最適な一を選択す
るVDD−VREFレベル検出回路203を備えている
ため,以下の効果が得られる。
【0048】・広範囲な電源電圧,出力電圧に対応する
ことが可能となる。
【0049】・電源電圧VDDおよび出力電圧VOUT
のレベルに応じて最適なSC型電源回路が選択されるた
め,電力変換効率の向上が図られる。
【0050】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
の形態にかかる電源装置は,図4に示すように,第1の
実施の形態にかかる電源装置に備えられた抵抗降圧型電
源回路100とSC型電源回路101を一つにまとめた
回路構成を有するものである。具体的には,本電源装置
は,オペアンプ300,PMOSトランジスタ(内部ノ
ード電圧出力手段)301,CHG信号によって活性化
するCHGスイッチ302,303,DCHG信号によ
って活性化するDCHGスイッチ304,305,30
6,分圧用キャパシタ307,出力キャパシタ308,
およびスイッチ制御回路309からなる。
【0051】オペアンプ300にはリファレンス電圧V
REFと出力電圧VOUTが入力される。PMOSトラ
ンジスタ301のゲートには,セレクタとして機能する
CHGスイッチ303とDCHGスイッチ306が接続
されており,オペアンプ300の出力信号または電源電
圧VDDのいずれか一方が入力される。PMOSトラン
ジスタ301のソースは電源ノード(電位VDD)に接
続されており,そのドレインは内部ノード(電位VD
L)に接続されている。
【0052】分圧用キャパシタ307と出力キャパシタ
308は,充電サイクルではPMOSトランジスタ30
1とCHGスイッチ302によって,電源ノード(電位
VDD)−内部ノード(電位VDL)−グランドGND
間に直列に接続され,放電サイクルではDCHGスイッ
チ304,305によって,出力電圧VOUT端子とグ
ランドGNDの間に並列に接続される。スイッチ制御回
路309は,クロック信号CLKが入力され,CHGス
イッチ302,303を活性化するCHG信号およびD
CHGスイッチ304,305,306を活性化するD
CHG信号を出力する。
【0053】第3の実施の形態にかかる電源装置の基本
動作は,第1の実施の形態にかかる電源装置の動作と略
同一である。以下,第3の実施の形態にかかる電源装置
の特徴的な動作を説明する。
【0054】充電サイクルでは,PMOSトランジスタ
301とCHGスイッチ302が導通状態となり,分圧
用キャパシタ307と出力キャパシタ308は,内部ノ
ード(電位VDL)とグランドGNDの間に直列に接続
される。
【0055】このときリファレンス電圧VREFと出力
電圧VOUTの比較結果をフィードバックするオペアン
プ300とPMOSトランジスタ301の動作によっ
て,内部ノード電圧VDLは,電源電圧VDDから(V
DD−2×VREF)分降圧した2×VREFに調整さ
れる。したがって,分圧用キャパシタ307と出力キャ
パシタ308はそれぞれ,内部ノード電圧VDLを1/
2に分圧した電圧,すなわちリファレンス電圧VREF
で充電される。
【0056】一方,放電サイクルでは,DCHGスイッ
チ304,305,306が導通状態となる。このと
き,PMOSトランジスタ301のゲートにはDCHG
スイッチ306を介して電源電圧VDDが印加されるた
め,PMOSトランジスタ301はカットオフする。ま
た,DCHGスイッチ304,305が導通状態になっ
たことにより,分圧用キャパシタ307と出力キャパシ
タ308は,出力電圧VOUT端子とグランドGNDの
間に並列に接続される。充電サイクルにおいて両キャパ
シタ307,308はリファレンス電圧VREFで充電
されているため,この放電サイクルでは出力端子からリ
ファレンス電圧VREFに一致する出力電圧VOUTが
出力される。
【0057】以上説明した充電サイクル動作と放電サイ
クル動作を高速に繰り返すことによって,第3の実施の
形態にかかる電源装置は,定常的な直流電圧VOUT
(=リファレンス電圧VREF)を出力することにな
る。
【0058】ところで,第1の実施の形態にかかる電源
装置の場合,充電サイクルにおいて,PMOSトランジ
スタ103,CHGスイッチ104,105(すなわち
3素子)の動作によって分圧用キャパシタ108および
出力キャパシタ308が充電される。この点,第3の実
施の形態にかかる電源装置では,内部ノード電圧VDL
を調整するPMOSトランジスタ301は,分圧用キャ
パシタ307および出力キャパシタ308のCHGスイ
ッチとしての役割をも果たしており,分圧用キャパシタ
307および出力キャパシタ308は,PMOSトラン
ジスタ301およびCHGスイッチ302(すなわち2
素子)の動作によって充電される。このことは次の効果
をもたらす。
【0059】・電源装置の消費電力が低減され,電力変
換効率の向上が図られる。
【0060】・電源装置のレイアウト面積が小さくな
る。
【0061】[第4の実施の形態]本発明の第4の実施
の形態にかかる電源装置は,図5に示すように,第1の
実施の形態にかかる電源装置に対して,出力電流がごく
小さくなったこと(所定の電流値以下になったこと)を
検出する低出力電流検出回路411が付加された構成を
有するものである。
【0062】低出力電流検出回路411は,例えば図6
に示すように,抵抗412(抵抗値R0),抵抗413
(抵抗値R1),抵抗414(抵抗値R2),およびオ
ペアンプ415から構成される。
【0063】抵抗412と抵抗413は直列に接続され
ており,これによって最小出力電流を検出するための検
出電圧が設定される。また,抵抗414によって出力電
流IOUTによる電圧降下分が設定される。
【0064】第4の実施の形態にかかる電源装置の基本
動作は,第1の実施の形態にかかる電源装置の動作と略
同一である。以下,第4の実施の形態にかかる電源装置
の特徴的な動作を説明する。
【0065】第4の実施の形態にかかる電源装置は,出
力電流IOUTの値に応じてSC型電源回路401の動
作を変える。すなわち,出力電流IOUTが所定値より
大きい場合には,第1の実施の形態にかかる電源装置と
同様の動作を行うが,出力電流IOUTがごく小さい場
合(所定値以下の場合),充電サイクルおよび放電サイ
クルにおいて,CHGスイッチ404,405とDCH
Gスイッチ406,407のスイッチング動作を停止さ
せる。
【0066】図5,図6に示すように,低出力電流検出
回路411に入力される電圧をVSCで表す。最小出力
電流検出値(VSC×R1/(R0×R1))と,実際
に出力電流IOUTが流れたことによって生じる抵抗4
14における電圧降下分(VSC−R2×IOUT)を
オペアンプ415によって比較する。
【0067】オペアンプ415によって(VSC×R1
/(R0×R1))>(VSC−R2×IOUT)と判
断された場合,第4の実施の形態にかかる電源装置は,
第1の実施の形態にかかる電源装置と同様に,充電サイ
クルおよび放電サイクルを繰り返し出力電圧VOUTを
出力する。
【0068】これに対して,オペアンプ415によって
(VSC×R1/(R0×R1))≦(VSC−R2×
IOUT)と判断された場合,オペアンプ415は,出
力電流IOUTがごく小さくなったことを示すウエイト
(WAIT)信号を出力する。このWAIT信号が入力
されるスイッチ制御回路410は,CHG信号,DCH
G信号をアクティブ状態またはインアクティブ状態に固
定する。これによって,CHGスイッチ404,40
5,および,DCHGスイッチ406,407は,その
スイッチング動作を停止する。このときの出力電流IO
UTは,出力キャパシタ409の電荷が放電されること
によって賄われる。
【0069】以上のように,第4の実施の形態にかかる
電源装置は,低出力電流検出回路411を備えているた
め,出力電流IOUTがごく小さなとき,CHGスイッ
チ404,405,および,DCHGスイッチ406,
407のスイッチング動作を停止させることが可能とな
る。しがって,低出力電流領域における電源装置の消費
電力が削減され,加えて,この領域における電力変換効
率の向上が実現する。
【0070】[第5の実施の形態]本発明の第5の実施
の形態にかかる電源装置は,図7に示すように,第1の
実施の形態にかかる電源装置に対して,内部ノード(電
位VDL)と出力電圧VOUT端子との間にスルー(T
HRU)信号によって活性化するTHRUスイッチ51
1が追加された構成を有する。この第5の実施の形態に
かかる電源装置によれば,抵抗降圧型電源回路500の
みを用いて出力電圧VOUTを直接出力するか,あるい
は第1の実施の形態にかかる電源装置と同様に,抵抗降
圧型電源回路500とSC型電源回路501を組み合わ
せて出力電圧VOUTを出力するか,のいずれかを選択
することが可能となる。
【0071】SC型電源回路501に属するスイッチ制
御回路510は,クロック信号CLKと選択(SEL)
信号が入力されており,CHGスイッチ504,505
を活性化するCHG信号およびDCHGスイッチ50
6,507を活性化するDCHG信号,並びに,THR
Uスイッチ511を活性化するTHRU信号を出力す
る。なお,SEL信号は,出力電圧VOUTの生成源と
して,抵抗降圧型電源回路500のみを使用するか,あ
るいは,抵抗降圧型電源回路500とSC型電源回路5
01を組み合わせて使用するかを選択するための信号で
ある。
【0072】第5の実施の形態にかかる電源装置の基本
動作は,第1の実施の形態にかかる電源装置の動作と略
同一である。以下,第5の実施の形態にかかる電源装置
の特徴的な動作を説明する。
【0073】第5の実施の形態にかかる電源装置によっ
て出力電圧VOUTを得ようとする場合,この出力電圧
VOUTの生成源として,抵抗降圧型電源回路500の
みを用いるか,あるいは,抵抗降圧型電源回路500と
SC型電源回路501を組み合わせて用いるかの選択を
SEL信号によって行う。
【0074】後者すなわち抵抗降圧型電源回路500と
SC型電源回路501を組み合わせて出力電圧VOUT
を生成することが選択された場合,第5の実施の形態に
かかる電源装置は,第1の実施の形態にかかる電源装置
と同様の動作を行うことになる。
【0075】前者すなわち抵抗降圧型電源回路500の
みによって出力電圧VOUTを生成することが選択され
た場合,スイッチ制御回路510は,インアクティブ状
態に固定されたCHG信号とDCHG信号を出力し,こ
れによってCHGスイッチ504,505,および,D
CHGスイッチ506,507は非導通状態となる。ま
た,スイッチ制御回路510は,アクティブ状態のTH
RU信号を出力し,THRUスイッチ511を導通状態
とする。第5の実施の形態にかかる電源装置がこのよう
に動作することによって,出力電圧VOUTは,抵抗降
圧型電源回路500から直接的に外部へ出力されること
になる。なお,出力電圧VOUTは,リファレンス電圧
VREFに一致する。
【0076】以上のように,第5の実施の形態にかかる
電源装置によれば,出力電圧VOUTの生成源として,
抵抗降圧型電源回路500のみを用いるか,あるいは,
抵抗降圧型電源回路500とSC型電源回路501を組
み合わせて用いるかの選択をSEL信号によって行うこ
とが可能となる。したがって,次の効果が得られる。
【0077】・SC型電源回路501によって出力する
ことが困難な領域に属する電圧を出力することが可能と
なる。
【0078】・電源電圧VDDと所望する出力電圧VO
UTの条件に応じて,抵抗降圧型電源回路500のみ,
または,抵抗降圧型電源回路500とSC型電源回路5
01の組み合わせのいずれか一方を選択することが可能
となる。この選択の基準として,例えば電力変換効率を
採用することが好ましい。
【0079】添付図面を参照しながら本発明の好適な実
施の形態について説明したが,本発明はかかる実施の形
態に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に
記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例ま
たは修正例に想到し得ることは明らかであり,それらに
ついても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解
される。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように,本発明にかかる電
源装置によれば,所望する値に調整された電圧を安定的
に出力することが可能となる。また,消費電力の低減お
よび電力変換効率の向上が実現する。さらに,周辺回路
に対して悪影響を及ぼすスイッチングノイズの発生やグ
ランド電位の変動が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる電源装置の
構成を示す回路図である。
【図2】図1の電源装置の動作を示す波形図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態にかかる電源装置の
構成を示す回路図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態にかかる電源装置の
構成を示す回路図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態にかかる電源装置の
構成を示す回路図である。
【図6】図5の電源装置に備えられた低出力電流検出回
路の構成を示す回路図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態にかかる電源装置の
構成を示す回路図である。
【図8】従来の電源装置の構成を示す回路図である。
【図9】図8の電源装置の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
100:抵抗降圧型電源回路 101:SC型電源回路 102:オペアンプ 103:PMOSトランジスタ 104:CHGスイッチ 105:CHGスイッチ 106:DCHGスイッチ 107:DCHGスイッチ 108:分圧用キャパシタ 109:出力キャパシタ 110:スイッチ制御回路 201:SC型電源回路(VDL/3出力) 202:SC型電源回路(VDL/2出力) 206:オペアンプ 207:抵抗 303:CHGスイッチ 306:DCHGスイッチ 411:低出力電流検出回路 412:抵抗 413:抵抗 414:抵抗 415:オペアンプ 511:THRUスイッチ VDD:電源電圧 VDL:内部ノード電圧 VOUT:出力電圧 VREF:リファレンス電圧

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキャパシタを備え,充電サイクル
    と放電サイクルにおいて前記複数のキャパシタの接続状
    態を変えることによって直流電源−直流電源変換を行う
    電源装置であって,抵抗降圧型電源回路と,スイッチト
    ・キャパシタ型電源回路を備え,前記抵抗降圧型電源回
    路の出力を前記スイッチト・キャパシタ型電源回路に入
    力し,前記抵抗降圧型電源回路は前記スイッチト・キャ
    パシタ型電源回路内の各キャパシタが充電サイクルと放
    電サイクルのいずれにおいても同電位がかかった平衡状
    態で切り換えができるような電圧を出力し,前記スイッ
    チト・キャパシタ型電源回路はキャパシタの直並列の切
    り換え動作がデューティ比が一定のスイッチングパルス
    にて行われることを特徴とする,電源装置。
  2. 【請求項2】 前記降圧型電源回路と,キャパシタ数や
    直並列切り換え動作が違うことによって異なった出力電
    圧を出力する複数のスイッチト・キャパシタ型電源回路
    と,電源電圧(VDD)と所望の出力電圧となるリファ
    レンス電圧(VREF)のレベルを検出するVDD−V
    REFレベル検出回路と,を有し,最適なスイッチト・
    キャパシタ型電源回路を選択可能にしたことを特徴とす
    る,請求項1に記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記抵抗降圧型電源回路内の出力トラン
    ジスタ(PMOSトランジスタ)を直接,前記スイッチ
    ト・キャパシタ型電源回路内の充電スイッチ(CHGス
    イッチ)として動作させることを特徴とする,請求項1
    に記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 出力電流値がごく小さいことを検出する
    低出力電流検出回路を有し,この場合,前記スイッチト
    ・キャパシタ型電源回路のスイッチング動作を行わない
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 回路動作について,前記抵抗降圧型電源
    回路を単体で動作させるか,前記抵抗降圧型電源回路と
    前記スイッチト・キャパシタ型電源回路を組み合わせて
    動作させるか,を選択できることを特徴とする請求項1
    に記載の電源装置。
  6. 【請求項6】 充電サイクルにおいて,内蔵する複数の
    キャパシタを内部ノード電圧を用いて充電し,放電サイ
    クルにおいて,前記充電した複数のキャパシタを放電す
    ることによって,前記内部ノード電圧に応じた出力電圧
    を発生させるスイッチト・キャパシタ型電源回路と,前
    記出力電圧と所定のレベルに調整されたリファレンス電
    圧を比較し,比較結果に応じて前記内部ノード電圧を調
    整する内部ノード電圧調整回路と,を備えたことを特徴
    とする,電源装置。
  7. 【請求項7】 前記スイッチト・キャパシタ型電源回路
    は,前記出力電圧に基づいて発生する出力電流の値を検
    出し,検出値が所定値より小さい場合には,前記複数の
    キャパシタについての充電動作および放電動作を停止す
    ることを特徴とする,請求項6に記載の電源装置。
  8. 【請求項8】 さらに,前記内部ノード電圧または前記
    出力電圧のいずれかを選択し,外部に出力する出力電圧
    選択手段を備えたことを特徴とする,請求項6または7
    に記載の電源装置。
  9. 【請求項9】 さらに,前記充電サイクルにおいて,内
    蔵する複数の第2キャパシタを前記内部ノード電圧を用
    いて充電し,前記放電サイクルにおいて,前記充電した
    複数の第2キャパシタを放電することによって前記内部
    ノード電圧に応じた第2出力電圧を発生させる第2スイ
    ッチト・キャパシタ型電源回路と,前記スイッチト・キ
    ャパシタ型電源回路または前記第2スイッチト・キャパ
    シタ型電源回路のいずれかを選択してイネーブル状態と
    する電源回路選択手段と,を備えたことを特徴とする,
    請求項6,7,または8に記載の電源装置。
  10. 【請求項10】 前記電源回路選択手段は,前記リファ
    レンス電圧のレベルを基準にして前記スイッチト・キャ
    パシタ型電源回路または前記第2スイッチト・キャパシ
    タ型電源回路のいずれかを選択することを特徴とする,
    請求項9に記載の電源装置。
  11. 【請求項11】 前記第2スイッチト・キャパシタ型電
    源回路は,前記第2出力電圧に基づいて発生する第2出
    力電流の値を検出し,検出値が所定値より小さい場合に
    は,前記複数の第2キャパシタについての充電動作およ
    び放電動作を停止することを特徴とする,請求項9また
    は10に記載の電源装置。
  12. 【請求項12】 さらに,前記内部ノード電圧,前記出
    力電圧,または前記第2出力電圧のいずれかを選択し,
    外部に出力する出力電圧選択手段を備えたことを特徴と
    する,請求項9,10,または11に記載の電源装置。
  13. 【請求項13】 前記内部ノード電圧調整回路は,前記
    放電サイクル以外の期間に前記内部ノード電圧を出力す
    る内部ノード電圧出力手段を備えたことを特徴とする,
    請求項6,7,8,9,10,11,または12に記載
    の電源装置。
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