JP2002325292A - ワイヤレスプラントi/o入出力システム - Google Patents

ワイヤレスプラントi/o入出力システム

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JP2002325292A
JP2002325292A JP2001129473A JP2001129473A JP2002325292A JP 2002325292 A JP2002325292 A JP 2002325292A JP 2001129473 A JP2001129473 A JP 2001129473A JP 2001129473 A JP2001129473 A JP 2001129473A JP 2002325292 A JP2002325292 A JP 2002325292A
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plant
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Koichi Kai
浩一 甲斐
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローコストで伝送効率を向上させたワイヤレ
スプラントI/O入出力システムを提供する。 【解決手段】 入出力データ送受信装置102は、プラ
ントコントローラ101からの出力データを前回送信し
た出力データと比較し、変化のある部分を取り出してワ
イヤレスでプラント側に送信する。また、入出力データ
送受信装置104は、リモートI/O入出力装置105
からの出力データを前回送信した出力データと比較し、
変化のある部分を取り出してワイヤレスでプラントコン
トローラ側に送信する。これにより、プラントコントロ
ーラ101とリモートI/O入出力装置105との間の
双方向の出力データの送信負荷を低減し、効率の高い双
方向のワイヤレス伝送が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントを制御す
るプラントコントローラとプラントとの間の入出力デー
タをやりとりするプラントI/O入出力システムに関
し、特に、この入出力データをワイヤレスにやりとりす
るワイヤレスプラントI/O入出力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプラントI/O入出力システムに
おけるプラントコントローラとプラントとの間の入出力
データのやりとりは、一般にケーブル接続の伝送回線を
使用して行っている。この従来のプラントI/O入出力
システムの構成を図11に示す。同図において、111
はプラントコントローラで、制御LAN113により上
位システム(図示せず)に接続されている。プラントコ
ントローラ111には、リモートI/O入出力装置11
2がケーブルにより接続される。リモートI/O入出力
装置112はケーブル114によりプラント側のリモー
トI/O入出力装置115に接続される。プラント側の
リモートI/O入出力装置115にはI/Oカード11
6が接続されプラント117との間でデータの入出力を
行う。
【0003】ところで、図11に示すように、プラント
コントローラ111側のリモートI/O入出力装置11
2とプラント側のリモートI/O入出力装置115との
間をケーブル114で接続するため、入出力箇所が多く
遠距離になると膨大なコストがかかっている。また、設
備を増設する度にケーブルを設置するための設備を合わ
せて増設することにもなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
プラントI/O入出力システムにいては、プラントコン
トローラ111側のリモートI/O入出力装置112と
プラント側のリモートI/O入出力装置115との間に
ケーブル114を設置するため、コストがかかるという
問題がある。
【0005】そこで、ケーブルを設置せずに、ワイヤレ
スでデータの伝送を行うことが考えられる。しかしなが
ら、ワイヤレスの伝送方式を採用するに当たって伝送の
負荷が問題になる。ワイヤレスで伝送する場合にノイズ
電波の影響を受け易く、また、伝送異常が発生した場合
その異常処理が複雑になる。そこで極力伝送頻度を下げ
異常処理のマージン時間を顧慮しておく必要がある。
【0006】つまり、本発明の目的は、ローコストで伝
送効率を向上させたワイヤレスプラントI/O入出力シ
ステムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、プラントコントローラ
に接続され、プラント側へのデータをワイヤレスで送信
するとともに、プラント側からのデータをワイヤレスで
受信する入出力データ送受信装置を有するワイヤレスプ
ラントI/O入出力システムにおいて、入出力データ送
受信装置が、プラントコントローラから出力されるデー
タを記憶する出力データメモリ手段と、プラント側へ送
信するデータを記憶する出力データバッファメモリ手段
と、出力データメモリ手段に記憶されたデータと出力デ
ータバッファメモリ手段に記憶されたデータとを常時比
較し、変化が生じたことを検出する検出手段と、この検
出手段により変化が生じたことが検出されたとき、出力
データメモリ手段に記憶された変化の生じたデータを出
力データバッファメモリ手段に転送する転送手段と、こ
の転送手段により転送されたデータを出力データバッフ
ァメモリ手段から読み出して、プラント側へワイヤレス
で送信する送信手段と、プラント側からのデータをワイ
ヤレスで受信する受信手段と、この受信手段により受信
されたデータを記憶する入力データメモリ手段と、この
入力データメモリ手段に記憶されたデータを読み出す手
段とを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の本発明によれば、プラン
トコントローラ側において、プラントコントローラから
の出力データの送信負荷を低減することができ、データ
を効率よくプラント側へワイヤレスで送信することがで
きるとともに、プラント側からのデータをワイヤレスで
受信することができる。
【0009】また、請求項2に記載の本発明は、プラン
ト側のリモートI/O入出力装置に接続され、プラント
コントローラ側へのデータをワイヤレスで送信するとと
もに、プラントコントローラ側からのデータをワイヤレ
スで受信する入出力データ送受信装置を有するワイヤレ
スプラントI/O入出力システムにおいて、入出力デー
タ送受信装置は、リモートI/O入出力装置から出力さ
れるデータを記憶する出力データメモリ手段と、プラン
トコントローラ側へ送信するデータを記憶する出力デー
タバッファメモリ手段と、出力データメモリ手段に記憶
されたデータと出力データバッファメモリ手段に記憶さ
れたデータとを常時比較し、変化が生じたことを検出す
る検出手段と、この検出手段により変化が生じたことが
検出されたとき、出力データメモリ手段に記憶された変
化の生じたデータを出力データバッファメモリ手段に転
送する転送手段と、この転送手段により転送されたデー
タを出力データバッファメモリ手段から読み出して、プ
ラントコントローラ側へワイヤレスで送信する送信手段
と、プラントコントローラ側からのデータをワイヤレス
で受信する受信手段と、この受信手段により受信された
データを記憶する入力データメモリ手段と、この入力デ
ータメモリ手段に記憶されたデータを読み出す手段とを
備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の本発明によれば、プラン
ト側において、リモートI/O入出力装置からの出力デ
ータの送信負荷を低減することができ、データを効率よ
くプラントコントローラ側へワイヤレスで送信すること
ができるとともに、プラントコントローラ側からのデー
タをワイヤレスで受信することができる。
【0011】また、請求項3に記載の本発明は、プラン
トコントローラに接続され、プラント側へのデータをワ
イヤレスで送信するとともに、プラント側からのデータ
をワイヤレスで受信する第1の入出力データ送受信装置
と、プラント側のリモートI/O入出力装置に接続さ
れ、プラントコントローラ側へのデータをワイヤレスで
送信するとともに、プラントコントローラ側からのデー
タをワイヤレスで受信する第2の入出力データ送受信装
置とを有するワイヤレスプラントI/O入出力システム
において、第1の入出力データ送受信装置が、プラント
コントローラから出力されるデータを記憶する出力デー
タメモリ手段と、プラント側へ送信するデータを記憶す
る出力データバッファメモリ手段と、出力データメモリ
手段に記憶されたデータと出力データバッファメモリ手
段に記憶されたデータとを常時比較し、変化が生じたこ
とを検出する検出手段と、この検出手段により変化が生
じたことが検出されたとき、出力データメモリ手段に記
憶された変化の生じたデータを前記出力データバッファ
メモリ手段に転送する転送手段と、この転送手段により
転送されたデータを出力データバッファメモリ手段から
読み出して、プラント側へワイヤレスで送信する送信手
段と、プラント側からのデータをワイヤレスで受信する
受信手段と、この受信手段により受信されたデータを記
憶する入力データメモリ手段と、この入力データメモリ
手段に記憶されたデータを読み出す手段とを備え、第2
の入出力データ送受信装置が、リモートI/O入出力装
置から出力されるデータを記憶する出力データメモリ手
段と、プラントコントローラ側へ送信するデータを記憶
する出力データバッファメモリ手段と、出力データメモ
リ手段に記憶されたデータと出力データバッファメモリ
手段に記憶されたデータとを常時比較し、変化が生じた
ことを検出する検出手段と、この検出手段により変化が
生じたことが検出されたとき、出力データメモリ手段に
記憶された変化の生じたデータを出力データバッファメ
モリ手段に転送する転送手段と、この転送手段により転
送されたデータを出力データバッファメモリ手段から読
み出して、プラントコントローラ側へワイヤレスで送信
する送信手段と、プラントコントローラ側からのデータ
をワイヤレスで受信する受信手段と、この受信手段によ
り受信されたデータを記憶する入力データメモリ手段
と、この入力データメモリ手段に記憶されたデータを読
み出す手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の本発明によれば、プラン
トコントローラとリモートI/O入出力装置との間の双
方向の出力データの送信負荷を低減することができ、効
率の高い双方向のワイヤレス伝送が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施形態に係るワイヤ
レスプラントI/O入出力システムの全体構成を示すも
のである。同図に示すように、プラントコントローラ1
01は、制御LAN103に接続され、上位システムか
ら必要なパラメータ等やプラント制御プログラムを制御
LAN103経由でプラントコントローラ101に書き
込む。プラントコントローラ101には、入出力データ
送受信装置102が接続される。
【0015】また、プラント側のリモートI/O入出力
装置105にはI/Oカード106が接続され、プラン
ト107との間でデータの入出力を行う。更に、リモー
トI/O入出力装置105には、入出力データ送受信装
置104が接続され、プラントコントローラ101側の
入出力データ送受信装置102との間でワイヤレスによ
るデータのやりとりを行う。
【0016】以上の構成で、制御LAN103に接続さ
れたプラントコントローラ101で予め記憶されている
プラント制御用のプログラムを実行し、必要に応じて制
御LAN103経由で外部情報を入出力し、且つプラン
ト107のデータを入出力しながらプラント107を適
切に制御する。
【0017】ここで、プラントコントローラ101に接
続される入出力データ送受信装置102には、プラント
制御用のプログラムから頻繁にデータの入出力が実施さ
れる。また、リモートI/O入出力装置105に接続さ
れた入出力データ送受信装置104には、リモートI/
O入出力装置105からデータの入出力が頻繁に実施さ
れる。しかしながら、以下に説明するように、この実施
形態においては、入出力データ送受信装置102、10
4は、入出力される度にデータを送受信するのではな
く、データのやりとりが必要な場合のみデータの送受信
を行うような構成とする。
【0018】このように、この実施形態においては、プ
ラントコントローラ101側のデータの入出力方法は従
来の入出力形式をそのまま残し、従来設けられていたプ
ラントコントローラ側のリモートI/O入出力装置(図
11のリモートI/O入出力装置112)の替わりに入
出力データ送受信装置102を接続すると共に、プラン
ト側のリモートI/O入出力装置105に入出力データ
送受信装置104を接続するだけで、ローコストで伝送
効率を向上させたワイヤレスプラントI/O入出力シス
テムを実現する。
【0019】図2は、図1に示すシステムのプラントコ
ントローラ側の更に詳細な構成とデータの経路を示すも
のである。図2を用いてプラントコントローラ側の動作
を説明する。
【0020】プラントコントローラ201(図1のプラ
ントコントローラ101に対応)は、パラメータ等やプ
ラント制御プログラム202に基づいて演算制御を実行
し、プラントとの間でデータの入出力を行う。データを
入力する場合は、入出力データ送受信装置203(図1
の入出力データ送受信装置102に対応)が備える入力
データメモリ部210からデータを入力する。また、デ
ータを出力する場合は、入出力データ送受信装置203
が備える出力データメモリ部204ヘデータを出力す
る。
【0021】出力データメモリ部204に書き込まれた
出力データは、次の出力データ差分検出部205で前回
送信した出力データと比較し、変化のある部分を取り出
し出力データ送信部206へ通知すると、出力データ送
信部206で変化のあった出力データのみを所定の伝送
フォーマットに変換し、送受信部207からアンテナ2
08を介してプラント側の入出力データ送受信装置10
4へワイヤレスで送信する。
【0022】また、プラント側の入出力データ送受信装
置104から所定の伝送フォーマットで送られた受信デ
ータを、アンテナ208を介して送受信部207におい
てワイヤレスで受信すると、受信したデータは、入力デ
ータ受信部209で入力データとして取り出し、入力デ
ータメモリ部210へ書き込む。
【0023】図3は、図1に示すシステムのプラント側
の更に詳細な構成とデータの経路を示すものである。図
3を用いてプラント側の動作を説明する。
【0024】314でその経路を示すように、プラント
側のリモートI/O入出力装置301(図1のリモート
I/O入出力装置105に対応)の入出力制御部302
は、I/Oバス311とI/Oカード312(図1のI
/Oカード106に対応)を経由してプラント316
(図1のプラント107に対応)からデータを入力し、
リモートI/O入出力装置301に接続された入出力デ
ータ送受信装置303(図1の入出力データ送受信装置
104に対応)が備える出力データメモリ部304へ書
き込む。また、315でその経路を示すように、リモー
トI/O入出力装置301に接続された入出力データ送
受信装置303が備える入力データメモリ部310のデ
ータを読み出し、I/Oバス311とI/Oカード31
3(図1のI/Oカード106に対応)を経由してプラ
ント316ヘ出力する。
【0025】出力データメモリ部304に書き込まれた
出力データは、次の出力データ差分検出部305で前回
送信した出力データと比較し、変化のある部分を取り出
し出力データ送信部306へ通知すると、出力データ送
信部306で変化のあった出力データのみを所定の伝送
フォーマットに変換し、送受信部307からアンテナ3
08を介してプラントコントローラ側の入出力データ送
受信装置102へ送信する。
【0026】また、プラントコントローラ側の入出力デ
ータ送受信装置102から所定の伝送フォーマットで送
られた受信データを、アンテナ308を介して送受信部
307で受信すると、受信したデータは、入力データ受
信部309で入力データとして取り出し、入力データメ
モリ部310へ書き込む。
【0027】以上の構成により、出力データの送信頻度
を低下させることができ、その結果入力データの受信頻
度も低下させることが可能になる。従って送信側、受信
側の両方で伝送の頻度を低下させることが可能になる。
【0028】ここで、図4〜図9を用いて、入出力デー
タ送受信装置の構成とその動作について、更に詳細に説
明する。
【0029】図4は、図2及び図3に示す出力データメ
モリ部204、304及び出力データ差分検出部20
5、305の更に詳細な構成と、データの経路を示すも
のである。図4に示すように、出力データメモリ部40
4(図2及び図3の出力データメモリ部204、304
に対応)は、出力データメモリ405を具備している。
プラントコントローラ201(またはリモートI/O入
出力装置301)と出力データメモリ405とは、内部
バス406で接続されている。出力データ差分検出部4
01(図2及び図3の出力データ差分検出部205、3
05に対応)は、出力データ差分検出器402と出力デ
ータバッファメモリ403とを具備し、内部バス406
で出力データメモリ405と接続されている。
【0030】図5は、図2及び図3に示す出力データ差
分検出部205、305と、出力データ送信部206、
306と、送受信部207、307の更に詳細な構成
と、データの経路を示すものである。図5に示すよう
に、出力データ送信部505(図2及び図3の出力デー
タ送信部206、306に対応)は、出力データ送信器
506を具備し、内部バス504で、出力データ差分検
出部501(図2及び図3の出力データ差分検出部20
5、305に対応)の出力データ差分検出器502及び
出力データバッファメモリ503と接続されている。送
受信部508(図2及び図3の送受信部207、307
に対応)は、送受信器509と送信バッファ510と受
信バッファ511とを具備し、内部バス507で出力デ
ータ送信部505の出力データ送信器506と接続され
ている。
【0031】図6は、図2及び図3に示す入力データメ
モリ部210、310と、入力データ受信部209、3
09と、送受信部207、307の更に詳細な構成と、
データの経路を示すものである。図6に示すように、入
力データメモリ部601(図2及び図3の入力データメ
モリ部210、310に対応)は、入力データメモリ6
02を具備している。
【0032】プラントコントローラ201(またはリモ
ートI/O入出力装置301)と入力データメモリ60
2とは、内部バス603で接続されている。入力データ
受信部605(図2及び図3の入力データ受信部20
9、309に対応)は、入力データ受信器606を具備
し、内部バス603で、入力データメモリ部601の入
力データメモリ602と接続されている。送受信部60
8(図2及び図3の送受信部207、307に対応)
は、送受信器609と送信バッファ610と受信バッフ
ァ611とを具備し、内部バス607で入力データ受信
部605の入力データ受信器606と接続されている。
【0033】図7、図8、及び図9は、それぞれ出力デ
ータ差分検出部、出力データ送信部、及び入力データ受
信部の動作を示す動作フローチャートである。
【0034】図4、図5、図7、図8を用いて、まず、
出力データの送信までの動作を説明する。
【0035】プラントコントローラ201からはプラン
ト制御プログラム202から出力された出力データが、
または、リモートI/O入出力装置301からはI/O
バス311とI/Oカード312を経由してプラント3
16から入力した出力データが、常時、出力データメモ
リ部404の出力データメモリ405ヘ出力407され
書き込まれる。
【0036】出力データ差分検出部401の出力データ
差分検出器402は、図7に示す動作フローチャートに
従って、出力データメモリ405のデータと出力データ
バッファメモリ403のデータの比較408を実施す
る。また、出力データメモリ405と出力データバッフ
ァメモリ403は、(N+1)ブロックに区分されてい
て、ブロック単位にその比較408が実施される。即
ち、図7に示すように、出力データ差分検出器402
は、動作を開始すると(ステップ701)、出力データ
メモリ405と出力データバッファメモリ403のメモ
リブロック0からメモリブロックNまで順次データの比
較408を行い(ステップ702、703、707、7
08、ループ711)、両メモリ405、403の各メ
モリブロックについて、データが同じ場合は出力データ
メモリ405から出力データバッファメモリ403への
データの転送は行わないが(ステップ704、ループ7
09)、データが異なる場合は、そのメモリブロックの
データを出力データメモリ405から出力データバッフ
ァメモリ403に転送513して書き込む(ステップ7
05)とともに、出力データ送信器506に対しそのブ
ロック番号とそのメモリブロックのデータの送信を要求
する通知514を行う(ステップ705)。メモリブロ
ックNまでこの動作が行われると、メモリブロック0に
戻ってこの動作が繰り返される(ループ712)。
【0037】今、出力データ差分検出器402(50
2)で、前記の如く出力データメモリ405のデータと
出力データバッファメモリ403(503)のデータと
を常時比較408し、例えばメモリブロック−2に変化
が検出されると、そのメモリブロック−2のみが内部バ
ス406、504を介して出力データメモリ405から
出力データ差分検出部501(401)の出力データバ
ッファメモリ503(403)のメモリブロック−2へ
転送513され、且つ、内部バス504を介して出力デ
ータ送信器506ヘブロック番号2が通知514され
る。
【0038】出力データ送信器506は、図8に示す動
作フローチャートに従って、変化が検出されたブロック
のデータを送信する動作を行う。即ち、図8に示すよう
に、出力データ送信器506は、動作を開始すると(ス
テップ801)、出力データ差分検出部501(40
1)からの通知があるかどうかを常時監視し(ステップ
802、ループ805、806)、通知があった場合
は、出力データバッファメモリ503(403)から送
信要求されたブロック番号のデータを読み出し、出力デ
ータとブロック番号を含んだ伝送データを生成する(ス
テップ803)。そして、この伝送データを送受信部5
08の送信バッファ510へ書き込み515、送信を開
始512する(ステップ804)。この動作が終了する
と通知があるかどうかの監視動作に戻る(ループ80
6)。
【0039】例えば、前記の如くブロック番号2のデー
タの送信要求が通知514されると、出力データバッフ
ァメモリ503(403)のメモリブロック−2からデ
ータを取り出し、所定の伝送フォーマットの伝送データ
に変換し、内部バス507を介して送受信部508の送
信バッファ510へ書き込む515。送受信器509
は、送信バッファ510に伝送データが書き込まれる
と、直ちに読み出し516、伝送データの送信を開始5
12する。
【0040】次に、図6及び図9を用いて、受信から入
力データの書き込みまでの動作を説明する。
【0041】送受信部608の送受信器609で伝送デ
ータを受信612すると、受信バッファ611に書き込
んで613保存すると同時に、内部バス607を介し
て、入力データ受信部605の入力データ受信器606
へ、受信を通知616する。
【0042】入力データ受信器606は、図9の動作フ
ローチャートに従って、受信バッファ611から伝送デ
ータとブロック番号を取り出し、入力データメモリ60
2の該当のメモリブロックヘデータを書き込む614。
即ち、図9に示すように、入力データ受信器606は、
動作を開始すると(ステップ901)、受信があるかど
うかを常時監視し(ステップ902、ループ905、9
06)、受信があった場合は、受信バッファ611から
伝送データを読み出し(ステップ903)、伝送データ
に含まれるブロック番号に従って、伝送データに含まれ
る入力データを、入力データメモリ602の該当のメモ
リブロックヘ書き込む614(ステップ904)。この
動作が終了すると受信があるかどうかの監視動作に戻る
(ループ906)。
【0043】例えば、前記のようにして送信されたメモ
リブロック−2の伝送データを受信すると、前記の手段
で入力データメモリ602のメモリブロック−2へ入力
データが書き込まれる614。プラントコントローラ2
01は入力データとして、また、リモートI/O入出力
装置301はプラント316ヘの出力データとして、入
力データメモリ602のデータを読み出す615。
【0044】以上説明したような手段を備えた入出力デ
ータ送受信装置(図1の102、104、図2の20
3、図3の303)とプラントコントローラ(図1の1
01、図2の201)とリモートI/O入出力装置(図
1の105、図3の301)とを図1に示すように接続
することにより、ローコストで伝送効率を向上させ、ま
た増設も容易に行うことができるワイヤレスプラントI
/O入出力システムを実現することができる。
【0045】尚、この構成を複数使用した構成例を図1
0に示す。この例は、一台のプラントコントローラ10
1とプラントの複数セクション1071、1072のリモ
ートI/O入出力装置1051、1052に、それぞれ入
出力データ送受信装置102 1、1022、1041、1
042を接続したワイヤレスプラントI/O入出力シス
テムの実施形態である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ローコストで伝送効率を向上させたワイヤレスプラント
I/O入出力システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るワイヤレスプラン
トI/O入出力システムの構成を示す図。
【図2】 図1に示すシステムのプラントコントローラ
側の更に詳細な構成とデータの経路を示す図。
【図3】 図1に示すシステムのプラント側の更に詳細
な構成とデータの経路を示す図。
【図4】 図2及び図3に示す出力データメモリ部及び
出力データ差分検出部の更に詳細な構成と、データの経
路を示す図。
【図5】 図2及び図3に示す出力データ差分検出部
と、出力データ送信部と、送受信部の更に詳細な構成
と、データの経路を示す図。
【図6】 図2及び図3に示す入力データメモリ部と、
入力データ受信部と、送受信部の更に詳細な構成と、デ
ータの経路を示す図。
【図7】 本発明の一実施形態における出力データ差分
検出部の動作を示す動作フローチャート。
【図8】 本発明の一実施形態における出力データ送信
部の動作を示す動作フローチャートである。
【図9】 本発明の一実施形態における入力データ受信
部の動作を示す動作フローチャート。
【図10】本発明の一実施形態に係るワイヤレスプラン
トI/O入出力システムの他の構成例を示す図。
【図11】従来のケーブル接続形式のプラントI/O入
出力システムの構成を示す図。
【符号の説明】
101…プラントコントローラ 102、1021、1022…入出力データ送受信装置 103…制御LAN 104、1041、1042…入出力データ送受信装置 105、1051、1052…リモートI/O入出力装置 106、1061、1062…I/Oカード 107、1071、1072…プラント 201…プラントコントローラ 202…プラント制御プログラム 203…入出力データ送受信装置 204…出力データメモリ部 205…出力データ差分検出部 206…出力データ送信部 207…送受信部 208…アンテナ 301…リモートI/O入出力装置 302…入出力制御部 303…入出力データ送受信装置 304…出力データメモリ部 305…出力データ差分検出部 306…出力データ送信部 307…送受信部 308…アンテナ 309…入力データ受信部 310…入力データメモリ部 311…I/Oバス 312、313…I/Oカード 316…プラント 401…出力データ差分検出部 402…出力データ差分検出器 403…出力データバッファメモリ 404…出力データメモリ部 405…出力データメモリ 406…内部バス 501…出力データ差分検出部 502…出力データ差分検出器 503…出力データバッファメモリ 504、507…内部バス 505…出力データ送信部 506…出力データ送信器 508…送受信部 509…送受信器 510…送信バッファ 511…受信バッファ 601…入力データメモリ部 602…入力データメモリ 603、607…内部バス 605…入力データ受信部 606…入力データ受信器 608…送受信部 609…送受信器 610…送信バッファ 611…受信バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05B 15/02 G05B 15/02 A H04B 7/24 H04B 7/24 C D Fターム(参考) 5H215 AA01 BB01 BB16 BB20 CC09 CX04 CX08 DD04 EE04 GG03 HH08 KK01 KK07 5K048 AA08 BA23 DA02 DB01 EB02 EB13 HA01 HA02 5K067 AA42 BB27 DD27 GG01 GG11 HH22 HH23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラントコントローラに接続され、プラン
    ト側へのデータをワイヤレスで送信するとともに、プラ
    ント側からのデータをワイヤレスで受信する入出力デー
    タ送受信装置を有するワイヤレスプラントI/O入出力
    システムにおいて、 前記入出力データ送受信装置は、 前記プラントコントローラから出力されるデータを記憶
    する出力データメモリ手段と、 プラント側へ送信するデータを記憶する出力データバッ
    ファメモリ手段と、 前記出力データメモリ手段に記憶されたデータと前記出
    力データバッファメモリ手段に記憶されたデータとを常
    時比較し、変化が生じたことを検出する検出手段と、 この検出手段により変化が生じたことが検出されたと
    き、前記出力データメモリ手段に記憶された変化の生じ
    たデータを前記出力データバッファメモリ手段に転送す
    る転送手段と、 この転送手段により転送されたデータを前記出力データ
    バッファメモリ手段から読み出して、プラント側へワイ
    ヤレスで送信する送信手段と、 プラント側からのデータをワイヤレスで受信する受信手
    段と、 この受信手段により受信されたデータを記憶する入力デ
    ータメモリ手段と、 この入力データメモリ手段に記憶されたデータを読み出
    す手段とを備えたことを特徴とするワイヤレスプラント
    I/O入出力システム。
  2. 【請求項2】プラント側のリモートI/O入出力装置に
    接続され、プラントコントローラ側へのデータをワイヤ
    レスで送信するとともに、プラントコントローラ側から
    のデータをワイヤレスで受信する入出力データ送受信装
    置を有するワイヤレスプラントI/O入出力システムに
    おいて、 前記入出力データ送受信装置は、 前記リモートI/O入出力装置から出力されるデータを
    記憶する出力データメモリ手段と、 プラントコントローラ側へ送信するデータを記憶する出
    力データバッファメモリ手段と、 前記出力データメモリ手段に記憶されたデータと前記出
    力データバッファメモリ手段に記憶されたデータとを常
    時比較し、変化が生じたことを検出する検出手段と、 この検出手段により変化が生じたことが検出されたと
    き、前記出力データメモリ手段に記憶された変化の生じ
    たデータを前記出力データバッファメモリ手段に転送す
    る転送手段と、 この転送手段により転送されたデータを前記出力データ
    バッファメモリ手段から読み出して、プラントコントロ
    ーラ側へワイヤレスで送信する送信手段と、 プラントコントローラ側からのデータをワイヤレスで受
    信する受信手段と、 この受信手段により受信されたデータを記憶する入力デ
    ータメモリ手段と、 この入力データメモリ手段に記憶されたデータを読み出
    す手段とを備えたことを特徴とするワイヤレスプラント
    I/O入出力システム。
  3. 【請求項3】プラントコントローラに接続され、プラン
    ト側へのデータをワイヤレスで送信するとともに、プラ
    ント側からのデータをワイヤレスで受信する第1の入出
    力データ送受信装置と、プラント側のリモートI/O入
    出力装置に接続され、プラントコントローラ側へのデー
    タをワイヤレスで送信するとともに、プラントコントロ
    ーラ側からのデータをワイヤレスで受信する第2の入出
    力データ送受信装置とを有するワイヤレスプラントI/
    O入出力システムにおいて、 前記第1の入出力データ送受信装置は、 前記プラントコントローラから出力されるデータを記憶
    する出力データメモリ手段と、 プラント側へ送信するデータを記憶する出力データバッ
    ファメモリ手段と、 前記出力データメモリ手段に記憶されたデータと前記出
    力データバッファメモリ手段に記憶されたデータとを常
    時比較し、変化が生じたことを検出する検出手段と、 この検出手段により変化が生じたことが検出されたと
    き、前記出力データメモリ手段に記憶された変化の生じ
    たデータを前記出力データバッファメモリ手段に転送す
    る転送手段と、 この転送手段により転送されたデータを前記出力データ
    バッファメモリ手段から読み出して、プラント側へワイ
    ヤレスで送信する送信手段と、 プラント側からのデータをワイヤレスで受信する受信手
    段と、 この受信手段により受信されたデータを記憶する入力デ
    ータメモリ手段と、 この入力データメモリ手段に記憶されたデータを読み出
    す手段とを備え、 前記第2の入出力データ送受信装置は、 前記リモートI/O入出力装置から出力されるデータを
    記憶する出力データメモリ手段と、 プラントコントローラ側へ送信するデータを記憶する出
    力データバッファメモリ手段と、 前記出力データメモリ手段に記憶されたデータと前記出
    力データバッファメモリ手段に記憶されたデータとを常
    時比較し、変化が生じたことを検出する検出手段と、 この検出手段により変化が生じたことが検出されたと
    き、前記出力データメモリ手段に記憶された変化の生じ
    たデータを前記出力データバッファメモリ手段に転送す
    る転送手段と、 この転送手段により転送されたデータを前記出力データ
    バッファメモリ手段から読み出して、プラントコントロ
    ーラ側へワイヤレスで送信する送信手段と、 プラントコントローラ側からのデータをワイヤレスで受
    信する受信手段と、 この受信手段により受信されたデータを記憶する入力デ
    ータメモリ手段と、 この入力データメモリ手段に記憶されたデータを読み出
    す手段とを備えたことを特徴とするワイヤレスプラント
    I/O入出力システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005111753A1 (ja) * 2004-05-18 2005-11-24 Yokogawa Electric Corporation 通信システム及び通信装置
JP2006352323A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 車載通信用アダプタ

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