JP2002324082A - 情報処理装置、及び方法 - Google Patents
情報処理装置、及び方法Info
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Abstract
に、後工程に設計意図を確実に伝達可能な属性情報付加
を実現する。 【解決手段】 3Dモデルに吹かされた属性情報を、属
性配置平面に関連付ける際に、該属性情報が、該属性配
置平面に適合するか(2D図面として成り立つか)を判
断する手段と適合しない場合に報知する手段を有する。
Description
法に関し、特に、3D−CADを用いて作成した3Dモ
デル(3D形状)を利用した情報処理装置及び方法に関
する。
(特に、3D−CAD装置)を用いて、商品や製品を構
成する部品等の3次元の形状を有する物品(以下、部品
と称す)の設計を行うことが広く普及している。製品設
計者は、CADモデル(3D形状、または2D図面)
に、寸法、寸法公差、幾何公差、注記、記号などの設計
/製造情報を属性情報として入力し、設計情報や設計意
図を製造工程などの下流工程に伝達している。
は、3Dモデルの面、稜線、中心線、あるいは頂点等を
指示選択することにより行われる。例えば図24に示さ
れるような3Dモデル(この3Dモデルの正面図、平面
図、側面図を図25に示す)には、例えば図26に示さ
れるように属性情報が入力される。ここで、属性情報と
は、距離(長さ、幅、厚さ等)、角度、穴径、半径、面
取り等の寸法、該寸法に付随する寸法公差面、稜線等に
寸法の入力なしで付加される幾何公差および寸法公差、
部品、ユニット、製品を加工、製作するに当たり伝える
べき、指示すべき情報である注記、表面粗さ等のあらか
じめ約束事として決められている記号などである。
ごとに必要に応じて、必要な情報を得て、部品の製造を
行っている。
Dモデルに属性情報を付ける方法においては、以下の問
題点がある。
ための寸法線および寸法補助線が煩雑になり、3Dモデ
ルの形状および属性情報が見難くなってしまうだけでな
く、属性情報を入力するオペレータ自身が入力情報を見
ることが困難であり、入力内容の確認もできず、すなわ
ち属性情報の入力そのものが困難になってしまう。
て困難になってしまう。また、3Dモデルに対し属性情
報が占有する空間が大きくなってしまい、限られた大き
さの表示画面上では、3Dモデルの形状と属性情報を同
時に見ることができなくなってしまう。
ルに仮想的な平面を設定し、該仮想的な平面に属性情報
を関連付けて記憶させる方法が提案されている。
属性情報を2D図面ライクに見ることができ、視認性或
いは入力時の操作性を高めることが可能となる。
想的な平面に属性情報を関連付ける際に、関連付けよう
とする属性情報が、属性配置平面に正対して表示された
時に、情報を正確に伝達し得る状態であるかどうかは、
設計者自身が判断する必要があり、属性情報の属性配置
平面への関連付けの作業性が低下してしまう恐れがあ
る。また、判断ミスにより、関連付けるべきではない属
性情報を、属性配置平面に関連付けてしまった場合は、
下流工程に設計意図が正確に伝達できないか、或いは下
流工程で作業性が低下してしまう恐れがある。
情報関連付ける作業を効率よく且つ確実に行うことを可
能とすることを目的とする。
めに本発明の情報処理装置は、3Dモデルに対する属性
情報を入力する属性入力手段と、前記属性情報が関連付
けられる仮想的な平面である属性配置平面を設定する属
性配置平面設定手段と、前記属性配置平面に前記属性情
報を関連付けて記憶する記憶手段と、前記属性情報を前
記属性配置平面に関連付ける際に、関連付けようとする
属性配置平面に対して、前記属性情報が有効であるか否
かを判断する属性情報判断手段と、前記属性情報判断手
段により、有効でないと判断された場合に、有効でない
旨を報知する手段とを有するまた、本発明の情報処理方
法は、3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力
工程と、前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面で
ある属性配置平面を設定する属性配置平面設定工程と、
前記属性配置平面に前記属性情報を関連付けて記憶する
記憶工程と、前記属性情報を前記属性配置平面に関連付
ける際に、関連付けようとする属性配置平面に対して、
前記属性情報が有効であるか否かを判断する属性情報判
断工程と、前記属性情報判断工程で、有効でないと判断
された場合に、有効でない旨を報知する報知工程とを有
する。
Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、
前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面である属性
配置平面を設定する属性配置平面設定手段と、前記属性
配置平面に前記属性情報を関連付けて記憶する記憶手段
と、前記属性情報を前記属性配置平面に関連付ける際
に、関連付けようとする属性配置平面に対して、前記属
性情報が有効であるか否かを判断する属性情報判断手段
と、前記属性情報判断手段により、有効でないと判断さ
れた場合に、有効でない旨を報知する手段とを有する。
用いて詳細に説明する。
は、本発明をモールド部品金型生産に適用した場合の全
体の流れを示す図である。
設計を行い、個々の部品の設計図面を作成する。部品の
設計図面には、部品製作に必要な情報、制約情報などが
含まれている。部品の設計図面は2D−CADまたは3
D−CADで作成され、3D−CADで作成された図面
(3D図面)は、形状及び寸法公差などの属性情報から
なる。寸法公差は形状(面、稜線、点)と関連付けるこ
とができ、寸法公差は成形品の検査指示、金型精度指示
などに利用される。
や成形などの製造性の検討を行い、部品毎の工程図を作
成する。部品の工程図には、部品製作に必要な情報に加
えて、詳細な検査指示が含まれる。部品の工程図は2D
−CADまたは3D−CADで作成される。
項目(寸法あるいは寸法公差)の番号付け、測定項目に
対して測定ポイントや測定方法の指示、などがある。
と関連付けることができる。
02で作成した部品の工程図(工程図面、金型仕様書)
を基に金型設計を行い、金型図面を作成する。金型図面
には金型製作に必要な情報、制約条件が含まれる。金型
図面は、2D−CADまたは3D−CADで作成され、
3D−CADで作成された金型図面(3D図面)は、形
状及び寸法公差などの属性情報からなる。
03で作成した金型図面を基に金型の製作工程を検討
し、金型工程図を作成する。金型加工工程は、NC加工
及び汎用加工からなる。NC加工(数値制御による自動
加工)を行う工程に対しては、NCプログラムの作成指
示を行う。汎用加工(手動による加工)工程には、汎用
加工を行うための指示を行う。
に、NCプログラムを作成する。
で金型部品を製作する。
型部品を、ステップS103で作成した情報に基づき検
査する。
立て、成形する。
ールド部品をステップS101、ステップS102で作
成した情報に基づき検査し、OKであれば終了する。
09の検査の結果に基づき成形品の精度不足箇所の金型
を修正する。
個々の部品の設計図面を作成する手順について説明す
る。
は3D−CAD装置により作成される。
CAD装置を用いて、部品の設計について説明する。
図において、201は内部記憶装置、202は外部記憶
装置であり、CADデータやCADプログラムを保管す
るRAM等の半導体記憶装置、磁気記憶装置等からな
る。
ラムの命令に沿って処理を実行する。
3の命令に沿って形状などを表示する。
を与えるマウス、キーボードなどの入力装置である。
紙図面などを出力するプリンタなどの出力装置である。
置と外部の装置とを接続し、本装置からのデータを外部
装置へ供給したり、外部の装置から本装置を制御したり
する。
作を示すフローチャートである。
り、CADプログラムの起動を指示すると、外部記憶装
置202に格納されているCADプログラムが内部記憶
装置201に読み込まれ、CADプログラムがCPU装
置203上で実行される(ステップS301)。
に指示することにより、内部記憶装置201上に形状モ
デルを生成し、表示装置204上に画像として表示する
(ステップS302)。この形状モデルについては、後
述する。なお、オペレータが入力装置205によりファ
イル名などを指定することにより、既に外部記憶装置2
02上に作成されている形状モデルをCADプログラム
上で取り扱えるように、内部記憶装置201に読み込む
こともできる。
モデルを作成した3次元空間内に、属性配置平面を作成
する(ステップS303)。この属性配置平面の位置が
判別しやすいように、フレーム(2重枠、枠内塗りつぶ
し)などの画像情報として表示装置に表示する。また、
属性配置平面の設定情報は形状モデルに関連付けられて
内部記憶装置201に保管される。
に名称をつけることが望ましい。属性配置平面に付けら
れた名称は、名称ラベルとして属性配置平面のフレーム
上の所定位置に表示することが可能である。
デルに対して、寸法公差などを属性情報として付加する
(ステップS304)。付加された属性情報は、ラベル
などの画像情報として表示装置に表示することができ
る。付加された属性情報は、形状モデルに関連付けられ
て内部記憶装置201に保管される。オペレータが入力
装置205により、属性情報を属性配置平面に対して関
連付ける(ステップS305)。属性情報と属性配置平
面の関連情報は、内部記憶装置201に保管される。オ
ペレータがあらかじめ属性配置平面を指定して、属性配
置平面との関連付けを行いながら属性付けを行うように
しても良い。また、オペレータが入力装置205によ
り、属性情報の属性配置平面への関連付けを設定・解除
することができる。属性情報を属性配置平面に関連付け
る際には、属性情報を関連付けようとする属性配置平面
に属性情報を配置して問題が無いか否か(有効であるか
否か)の判定を行い、問題が有る場合には、オペレータ
に対して報知を行う。報知手段としては、表示画面上に
『この属性情報を選択した属性配置平面に関連付けるこ
とはできません。』であるとか、『属性情報と属性配置
平面の間に矛盾があります。』などといったメッセージ
を表示させる方法や、問題のある属性情報のラベルをハ
イライト表示させる方法や、アラーム音を発するなどと
いった方法が挙げられる。属性情報を配置して問題があ
るかどうかを判断する方法については後述する。
り、属性配置平面を指定することによって属性配置平
面、およびその属性配置平面に関連付けられた寸法公差
などの属性情報の表示・非表示、あるいは色付けなどの
表示制御を行う(ステップS306)。
属性配置平面を作成する際に、属性配置平面の視点の位
置、視線方向、倍率を設定する。この属性配置平面表示
情報を設定し、この属性配置平面を指定することで、設
定された視点の位置、視線方向、倍率で形状モデルを表
示することが出来る。またこの属性配置平面と属性情報
は関連付けられているので、指定された属性配置平面に
関係付けられている属性情報を選択的に表示することが
できる。属性配置平面表示情報は内部記憶装置201に
保管される。
記憶装置202などに保管することができる(ステップ
S307)。
この識別子を付加して外部記憶装置202に保管するこ
とが出来る。この識別子を利用して他のデータと属性デ
ータ関連付けることが出来る。
追加したものを内部記憶装置201に読み込んで、属性
情報を更新することができる。
モデルに属性配置平面の位置情報、属性配置平面の表示
情報、および属性情報を付加したCAD属性モデルを外
部記憶装置202に保管する(ステップS308)。
ついて説明する。
olidModelである。図5は形状モデルを構成す
る各部の関連を示す概念図である。
部品などの形状をCAD上の3次元空間上に定義する表
現方法で、位相情報(Topology)と幾何情報
(Geometory)からなる。SolidMode
lの位相情報は、図5に示すように、内部記憶装置20
1上で階層的に記憶され、1つ以上のShellと、1
つShellに対して1つ以上のFaceと、1つのF
aceに対して1つ以上のLoopと、1つのLoop
に対して1つ以上のEdgeと、1つのEdgeに対し
て2個のVertexと、からなる。
ったFace形状を表現するSurface情報が内部
記憶装置201上で関連付けられて保管される。Edg
eに対して直線や円弧といったEdgeの形状を表現す
るCurve情報が内部記憶装置201上で関連付けら
れて保管される。Vertlexに対して三次元空間上
の座標値を内部記憶装置201上で関連付けられて保管
される。
texの各位相要素には、夫々属性情報が内部記憶装置
201上で関連付けられて保管されている。
置201上での保管方法の一例を説明する。
e情報の保管方法を示す概念図である。
ID、Faceを構成するLoopListへのポイン
タ、Face形状を表すSurfaceデータへのポイ
ンタ及び属性情報へのポインタからなる。
全てのLoopのIDをリスト形式で保管したものであ
る。Surface情報は、SurfaceTypeと
SurfaceTypeに応じたSurfacePar
ameterから構成される。属性情報は、属性タイプ
及び属性タイプに応じた属性値から構成される。属性値
には、Faceへのポインタや属性が所属する属性配置
平面へのポインタなども含まれる。
更に、3Dモデルへの属性情報の入力と属性配置平面の
作成方法および属性情報が付加された3Dモデルの表示
について、詳細に説明する。
および属性配置平面を示す図であり、図12〜図14は
3Dモデルに属性配置平面および属性情報を付加すると
きの処理動作を示すフローチャートである。
3Dモデル1を作成し、ステップS122で必要な属性
配置平面を設定する。
は、3Dモデル1、および3Dモデル1に付加された属
性情報の表示に関わる要件を規定するものである。
次元空間上の一点(視点、以下視点とする)の位置、作
成する平面の法線方向(視線方向)で定義し、更に3D
モデル1、および3Dモデル1に付加された属性情報の
表示倍率(以下単に倍率)の情報も有するものとする。
の3Dモデル1が見える、すなわち表示される位置を定
めるものとする。例えば属性配置平面212は3Dモデ
ル1の正面図の正面201の外形から60mmの位置に
設定される(図7)。
影図(正面図、平面図、左右の側面図、下面図、背面
図)については、視線位置が3Dモデル1の外部に位置
していれば、いずれの位置でも表示内容には関係しな
い。
よび3Dモデル1に付加された属性情報を表示する際に
表示装置204の表示中心と一致する点である。
デル1、および3Dモデル1に付加された属性情報を表
示する際の視線方向と一致させる。
3Dモデル形状を表示装置204上で表示する際の拡大
する倍率とする。
位置、視線方向、倍率は随時変更可能とする。
平面図の面201aに直交しなおかつ、3Dモデルの外
から内部へ向かう向きが視線方向となる属性配置平面2
11が定められる。視点位置と倍率は、3Dモデル1の
形状と付与する属性情報の概ね全てが表示装置204の
表示画面に表示できるように定められる。例えば、本実
施の形態では倍率は1倍で、視点位置201fは平面図
の面201aのほぼ中心に定められる。(図7において
2点鎖線201dは正面図のおおよその輪郭線を属性配
置平面211に投影した状態を示す)同様に、正面図の
面201cに直交する視線方向の属性配置平面212、
側面図の面201bに直交する視線方向の属性配置平面
213も設定される。
属性配置平面を四角い2重の枠(フレーム)で表現して
ある。この属性配置平面の位置を明示する手段として本
実施例では枠を用いて表現したがこれに限られるもので
はなく、形状としては、四角以外の多角形、あるいは円
形であっても良い。
性配置平面に関連付けて、属性情報を入力する。図8、
図10の(a)、図11の(a)は各々の属性配置平面
211、212、213に関連付けて3Dモデルに属性
情報を付与した状態を示す図である。図9、図10の
(b)、図11の(b)は各々の属性配置平面211、
212、213の視点位置から見た3Dモデル1および
属性情報である。
大きさ(文字やシンボルの高さ)を、属性配置平面の倍
率に応じて変更する。属性情報の大きさ(mm)とは、3
Dモデルが存在する仮想的3次元空間における大きさと
定義する(表示装置204において表示された際の大き
さではない)。
は、属性情報の入力後でもよい。たとえば図13に示す
フローチャートのように、3Dモデルを作成し(ステッ
プS131)、ステップS132にて属性を入力後、ス
テップS133にて所望の属性配置平面に属性情報を関
連付けるものである。また、必要に応じ、属性配置平面
に対し関連付けられる属性情報の追加、削除等の修正が
なされるものである。
れた場合、変更先の属性配置平面の倍率に応じて属性情
報の大きさを変更する。
定義される視線方向から表示させ二次元的に3Dモデル
1を表示させた状態で入力してもよい。該入力はいわゆ
る2D−CADで二次元図面を作成する工程と何ら変わ
ることなく実現できるものである。また必要に応じ、三
次元的に表示させながら入力してもよい。該入力は三次
元的に3Dモデル1を見ながら入力することができるの
で、より効率的かつミスなく実現できるものである。
の説明を行う。図14のステップS141において所望
の属性配置平面を選択することで、ステップS142に
おいて選択された属性配置平面の視点位置、視線方向、
および倍率に基づき3Dモデル1の形状と該属性配置平
面に関連付けて付与されている属性情報が表示されるも
のである。例えば属性配置平面211、あるいは属性配
置平面212、あるいは属性配置平面213が選択され
ると、それぞれ図9、あるいは図10の(a)、あるい
は図11の(b)が表示される。このとき、属性情報を
各属性配置平面の視線方向に正対して配置する。これに
よって表示画面上では二次元的に極めて容易に分かりや
すく見ることができる。
るための例を紹介する。まず、選択可能な3Dモデルの
属性配置平面の枠を表示させ、オペレータが、マウスな
どのポインティングデバイス等の入力装置を使用して、
属性配置平面を選択する方法が考えられる(図7)。
スト形式で表示して、その中から選択する方法も考えら
れる(不図示)。
た状態(図9、あるいは図10の(a)、あるいは図1
1の(b))の画像をサムネイル画像としてアイコン表
示して、選択する方法も考えられる(図27)。
4を用いて説明した上述の属性情報の入力においては、
各属性配置平面に属性情報を関連付けたが、関連付ける
手段は上記に限定されるものではなく、例えば属性情報
をグループ化し、該グループと属性配置平面を関連付け
てもよい。
づき、説明する。
に、あるいは検索結果に基づきグループ化し、該グルー
プと任意の属性配置平面を関連付けすることで上記と同
様の結果および効果が得られる。また、属性情報のグル
ープへの追加、削除等の修正がなされることにより、属
性配置平面に関連付けられる属性情報を操作することが
できる。
51)、属性情報を入力し(ステップS152)、3D
モデルに対し属性配置平面の視点位置、視線方向、およ
び倍率を設定する(ステップS153)。そして、ステ
ップS152で入力され属性情報をグループ化し、設定
した属性配置平面とグループ化した属性情報とを関連付
けて設定するものである(ステップS154)。
うに、属性配置平面を選択し(ステップS161)、選
択された属性配置平面に関連付けられている属性情報を
属性配置平面の視点位置、視線方向、および倍率の情報
に従って表示装置204で表示する(ステップS16
2)ものである。
の視線方向に対し、複数の属性配置平面を設定する場合
について説明する(複数の属性配置平面同士は互いに平
行となる)。
の属性配置平面を設定する場合の処理動作を示すフロー
チャートであり、図18の(a)は、同一の視線方向に
対して複数の属性配置平面を設定する場合の3Dモデル
を示す図である。
図の投影方向と視線方向が一致するように複数の属性配
置平面を設定する場合について説明する。
ップS171)、ステップS172において、第1の属
性配置平面である属性配置平面212(視点位置、視線
方向、倍率)を設定する。この属性配置平面212の視
線方向は正面図の平面201bと直交し、倍率は例えば
1倍、視点位置は正面図の外形から30mmの位置であ
り、概ね正面図の面201bの中心である。
属性配置平面212に関連付けて、図10の(a)で示
すような属性情報が入力され、属性配置平面212の視
線方向から見ると、図10の(b)のように、二次元的
に極めて容易に分かりやすく見ることができる。
配置平面である、属性配置平面214(視点位置、視線
方向、倍率)を設定する。この属性配置平面214の視
線方向は正面図の平面201bと平行、倍率は例えば1
倍、視点位置は属性配置平面3Dモデルの穴の中心軸を
含むように設定する。
ぶし形状で表現した。
Dモデル1は図19の(b)のように、仮想的平面21
4でカットされた3Dモデル1の断面形状となる。
報(例えば図19の(b)の穴の寸法12±0.1)が
入力される。また、該属性配置平面214を選択時に
は、3Dモデル1の断面形状および、この属性配置平面
に関連付けられた属性情報を表示する図19(b)。
図19の(a)のように三次元的表示ができるように構
成される。
と、属性配置平面214の視線方向に存在する3Dモデ
ルと同視線方向領域に存在する属性配置平面に関連付け
られた属性情報を表示し、反視線方向(図18の(b)参
照)領域の3Dモデル形状および属性情報は非表示とす
る。
性情報だけでなく、同一視線方向の方向の断面形状に係
る属性情報を取り扱うことができる。それによって断面
形状を見ながら属性情報を入力、表示できるために、属
性情報の指示箇所が容易にかつ即座に分かるものであ
る。
属性配置平面を複数有する構成としてもよい。図20に
同一の視線方向、を有する属性配置平面215と属性配
置平面216を示す。この例では属性配置平面215と
属性配置平面216は3Dモデル1の平面図に向いてい
る。各々の属性配置平面に属性情報を例えばグループ化
し関連付けることで、より見やすい属性情報を実現でき
る。例えば図21は3Dモデル1の平面図において、外
形寸法に関わる属性情報をグループ化したもの。図22
は、上記において穴位置および穴形状に関わる属性情報
をグループ化したものである。グループ化された属性情
報を、それぞれ属性配置平面215、属性配置平面21
6に関連付けることになる。このように関係する属性情
報をグループ化して属性配置平面に割り当てることによ
り、関連する属性情報がより見やすくなる。
デルに付加する属性情報を2次元な図面として極めてわ
かりやすく表示画面上で表現するため、オペレータは表
現したい3Dモデルの部位の複数の属性情報を適宜選択
もしくはグループ化して属性配置平面に関連付ける。2
次元的な図面の表現方法であれば、属性情報の位置は関
連する属性配置平面の視線方向の領域に配置すればよい
が、3Dモデルに属性情報を付加し図面とするいわゆる
「3D図面」においては、3Dモデルのメリットを十分
生かすため工夫が必要となる。
上で実物に近い形で立体的に表現できるため、モデルを
作成するオペレータあるいはそのモデルを用いる次工程
のオペレータ(工程設計者、金型設計・製作者、測定者
等)にとって、2次元図を扱う際に必要となる2次元か
ら3次元への変換作業(これは主にオペレータの頭の中
で行われていた)が省ける点である。この変換作業はオ
ペレータの力量によるところが多く、いきおいこの変換
作業において誤変換による誤造や変換時間のロスが発生
することがある。
である立体的に表現できる点を損なわないために、立体
表示した際の属性情報の表示(属性情報の位置)に工夫
をする必要がある。
説明を行う。
ル2の斜視図、図28の(b)は3Dモデル2の平面
図、図28の(c)は3Dモデル2に工夫しないで属性
情報を付加した状態を説明する斜視図、図28の(d)
は属性情報の配置を工夫して行った斜視図である。
平面図を作成するため属性配置平面218の作成および
属性情報の入力を行う。この属性配置平面218の視点
から表示した状態が図28の(b)である。
(c)の様に複数の属性情報の配置面を互い違いにする
と、属性情報が重なりあい属性情報の内容が判別し難く
なる。図28の(c)のように属性情報が少なくても見
にくいので、より複雑な形状であれば、もはや属性情報
は有益な情報ではなくなり、斜視状態では図面として成
り立たなくなることは容易に想像できる。
を同一平面内に配置することで属性情報どうしが重なり
合うことはなく、2次元的な図面の表現(図28の
(b))と同等に属性情報の判別は容易にできる。
付加する図面形態(3次元図面)において2次元的な図
面の表現だけでなく、3Dモデルのメリットである立体
的に3Dモデルを表現しながら、属性情報の判別が容易
にできるので、立体図面(3D図面)として利用するこ
とが可能となる。
同一面にすることが望ましい。
たが実際のより複雑な形状を有する3Dモデルを扱う際
には、同一視線方向に複数の属性配置平面を設定する必
要がある。
連付けられている属性情報を同時に表示してから、所望
の属性配置平面の選択、もしくは属性情報の選択を行う
場合が考えられる。
面の位置が離れていると属性情報と属性配置平面の関連
がわかりにくくなるため間違って選択を行うケースが考
えられる。それを避けるため視覚的に関連付けをわかり
やすくするために、属性情報を属性配置平面は同一面上
に配置するのが良い。
視線方向の属性配置平面を作成する際には、同一の視線
方向の複数の属性配置平面は離して配置するのが良い。
この複数の属性配置平面およびそれに関連付けられてい
る属性情報を同時に表示する際、属性配置平面を同一面
に作成した場合属性情報の配置面も同一面になるので、
視線方向はもとより視線方向をずらして斜めから見ても
属性情報同士が重なり見にくくなる。そもそも同一方向
からみて属性情報が多いために複数の属性配置平面に分
けてており、同時に属性情報を表示する際には属性情報
が重なってしまうことは避けられない。
ても、斜視状態で属性情報を判別し易くするために手段
として、同一視線方向の属性配置平面は離して配置する
のが有効である。
の倍率とすることで、複雑な形状あるいは詳細な形状を
より見やすくできる。
表示した状態を示す図である。例えば、図23(a)の
ように、3Dモデル1に対し、視線方向を平面図に向
け、視点位置を角部近傍とし、倍率を例えば5倍とする
属性配置平面217を設定することで、階段状の形状お
よび属性情報が極めて分かりやすく表示できる。
置を構成するハードウェア、あるいは3D形状モデルの
構成方法によらず3D−CAD全般、更には2D−CA
Dに対し有効である。
に関連付けられた属性情報の大きさ(文字やシンボルの
高さ)は、属性配置平面の倍率に応じて変更するものと
する。
が存在する仮想的3次元空間における大きさと定義す
る。(表示装置204において表示された際の大きさで
はない。) 例えば、属性配置平面211(倍率1)において属性情
報の大きさを3mmとする。属性配置平面217(倍率
5)で同じように文字高さを3mmとして表示した例を
図23(c)で示す。
情報は5倍の表示倍率で表示されるのでその大きさは1
5mmとなる。
表示装置204での表示可能範囲を示す。
3Dモデルと属性情報の位置が離れてしまうので形状と
それに関係する属性情報の関わりがわかりにくく、誤読
する可能性も発生する。また表示したい属性情報が多い
と全ての属性情報を表示装置204で表示しきれなくな
り、表示可能範囲外の属性情報を見るために表示範囲を
変更しなくてはならない煩わしさを伴う。
未満)に文字の大きさを変更しないと、縮小図表示状態
で属性情報の表示装置204上の表示大きさが小さくな
り、属性情報の内容が判別できなくなる。
考慮して、属性情報の情報の大きさ倍率によって変更す
るのが望ましい。
よそ反比例の関係にすると良い。一例として前述の属性
配置平面211の倍率を1、属性情報の大きさを3とし
た時、この属性配置平面217に関係付けられた属性情
報の大きさを0.6mmとする。
を属性配置平面に関連付ける際に、関連付けようとする
属性情報を、関連付けられる属性配置平面に配置して問
題がないか否かを判断する方法について説明する。
ある(無効である)場合とは、属性配置平面を視線方向
に正対させた時、3Dモデルは2次元的に投影された状
態で表示されるが、この2次元的に投影された形状に対
して意味をなさない属性情報を配置してしまうことをい
う。
属性情報が付加された3Dモデルと、属性情報を関連付
けようとする属性配置平面を複数設定した状態を示す図
である。図において、501は3Dモデルであり、50
2、503は属性情報であり、504、505は属性配
置平面である。
に504に関連付けられ、属性情報503は、属性配置
平面505に関連付けられ、それぞれの属性配置平面を
その視線方向に正対させると、図33(b)、図33
(c)に示すよう表示され、設計意図である属性情報は
下流工程に正確に伝達される。ところが、属性情報50
2を属性配置平面505に関連付けてしまった場合は、
図33(d)に示すように表示されることとなり、設計
意図を伝達することができなくなってしまう。特に3D
モデルを自由に回転操作して表示させることが出来ない
環境、例えば、2D図面的に紙に出力して属性情報を参
照するような場合には、致命的な問題となってしまう。
面に関連付ける際に上記のような問題が生じないかを属
性情報判断手段により判定し、問題がある場合に、オペ
レータに対して報知を行うが、その判定方法について説
明する。
距離、2点間の距離などの距離寸法においては、寸法を
規定している方向と属性配置平面の法線方向が直交して
いない場合、属性配置平面に投影された3Dモデルの形
状と、距離寸法の寸法値が一致しなくなるので、この場
合は無効であると判断する。
状の軸線(中心線)方向と属性配置平面の法線方向と
が、平行であるか、或いは直交する場合以外は、前述の
距離寸法の場合と同様に、投影された形状と直径寸法の
寸法値が一致しなくなるので、この場合は無効であると
判断する。
長丸穴なども同様である。
(b)は、図34(a)を矢印510方向から見た図で
ある。
ように、円筒506の天面にR面506aがある形状な
どのR面の軸線が直線でない場合に、半径寸法を属性配
置平面に関連付ける場合の判断方法は、R面506aの
軸線を含む第1の仮想平面507に直交し、なお且つ第
1の仮想平面507に直交し、R面506aの軸線50
6bに接する第2の仮想平面508と平行な法線をもつ
属性配置平面509以外への関連付けを無効と判断すれ
ばよい。
どの円筒形状で、円筒の軸線が直線の場合には、円筒形
状の軸線方向と属性配置平面の法線方向とが平行でない
場合に、投影された形状と半径寸法の寸法値が一致しな
くなるので、この場合は無効であると判断してもよい。
円筒形状以外にも、円柱や、円錐、長丸穴なども同様で
ある。
線方向と属性配置平面の法線方向とが平行でない場合
は、前述と同様に、投影された形状と角度寸法の寸法値
が一致しなくなるので、この場合は無効であると判断す
る。
面で定義されない角度寸法の場合は、角度を規定する母
線を含む仮想的な平面に平行な属性配置平面以外を無効
であると判断すればよい。
報を属性配置平面に関連付ける作業の流れを説明する。
ける作業の流れを示すフローチャートである。
面に関連付けようとする属性情報を選択する。
性配置平面を選択する。このステップS601とS60
2の順序は逆でも構わない。
報を選択された属性配置平面に関連付けて問題がないか
(有効か否か)を、前述した判定方法に従い属性情報判
断手段により判定する。ここで問題が無いと判定された
場合(有効であると判定された場合)は、ステップS6
04で、属性情報を配置する位置の選択を行う。配置が
完了すると、ステップS605で、新たに属性情報を属
性配置平面に配置するかどうかをオペレータが選択す
る。ここで、Noを選択した場合は、処理が完了する。
また、Yesを選択した場合は、ステップS601に戻
り、上述のステップを繰り返す。
定された場合は、ステップS606でオペレータに対
し、報知手段により報知を行う。報知の方法については
前述した通り、メッセージを表示させる方法や、属性配
置平面に対して有効或いは有効でない属性情報(のラベ
ル)をいずれかをハイライト表示させる方法や、アラー
ム音を発する等といった方法が挙げられる。
された属性情報を属性配置平面に配置するかどうかをオ
ペレータが判断する。ここで、Yesを選択すると、ス
テップS604に進み、前述したように属性情報の配置
を行う。また、Noを選択した場合は、ステップS60
5に進み、新たな属性情報の配置を行うかどうかを選択
する。
た属性配置平面とは別の属性配置平面を選択できるよう
にしてもよい。
には、ステップS606で報知を行った後、ステップS
605に進むようにすればよい。
関連付けようとする属性配置平面を選択すると、選択し
た属性配置平面に適合する属性情報を検出してハイライ
トさせるなどして、オペレータが容易に認識できるよう
にしてもよい。この場合、既に他の属性配置平面に関連
付けられている属性情報を除外するようにすれば尚よ
い。
択すると、適合する属性配置平面がハイライトされるよ
うにしてもよい。
において、属性配置平面に関連付けられた属性情報を表
示する場合、選択対象の属性配置平面の数はただ一つと
したが、本発明の目的を鑑みると、複数の属性配置平面
を選択してもなんら問題ない。
合は、視点の位置、視線方向が唯一つなので、表示装置
上での表示方法は一つになるが、複数選択した場合は表
示方法が複数になるので工夫をしなければならない。た
とえば、複数選択を行った場合、選択された属性配置平
面に関連付けられた属性情報をすべて表示し、視点の位
置、視線方向についてはどの属性配置平面の設定を採用
するか選択できるようにすることが考えられる。
平面毎に色を変えるなどして、グループがわかりやすく
判別できるように工夫を行う。
の設定)本発明において、属性配置平面に設定するのは
視点の位置、視線方向、倍率のみで、属性配置平面の水
平方向あるいは鉛直方向の設定については触れてこなか
った。
線方向から見える図(平面図、正面図、側面図)の配置
については、ルールを設けている。これは、実物の立体
形状を2次元平面に表現するため、各視線方向からの位
置関係を理解しやすいようにするための工夫である。
面とする3D図面形態においては、3Dモデルの外形面
に直交する方向から見る2次元的な表現(図9、図10
の(b)、図11の(b))はもとより、この状態から
3Dモデルの回転させ、斜め方向から見た立体的な表現
(図10の(a)、図11の(a))も可能となる。
図、正面図、側面図を表示する際に、属性配置平面の水
平方向、あるいは鉛直方向(この水平方向あるいは鉛直
方向は表示画面の各方向と一致するとして)については
別段定める必要はない。3Dモデルとそれに付与された
属性情報が正しく表現できているならば図29に示す
(a)、(b)、(c)、(d)、(e)のうちどれも
正しい表現であるといえる。さらに、少し3Dモデルを
回転させれば、3Dモデルが立体的に表現でき、今見て
いた部位が3Dモデル全体のどこにあたるか、また他の
視線方向から見た平面図、側面図の場所も容易に理解で
きるので、属性配置平面の水平方向あるいは、鉛直方向
について各視線方向の位置関係を気にせずに表示しても
特に問題にはならないからである。
3D図面形態において、3D図面を扱うすべてのオペレ
ータが3Dモデルを自由に回転させて表示できる環境に
あるとは限らない。3D図面に修正を加えることなく、
各属性配置平面によって表示される2次元的な画像情報
電子データ形式で保存しそれを見ることで用が足りる職
場などがあるからである、また旧来の紙図面でないと対
応できない職場などもある。
から見た表示は2次元図面のようなルールを適用しなく
てはならない。
示装置204で表示される際の水平方向あるいは鉛直方
向を設定する必要がある。
す。
301)。
線方向、倍率を設定し、属性配置平面を作成する(ステ
ップS302)。
るいは鉛直方向)を指定する。(ステップS303)水
平方向(あるいは鉛直方向)を指定するには、(仮想的
な)3D空間上に存在する3軸の方向(X,Y,Z)を
選択するのでも良いし、3Dモデルの稜線の方向や面の
鉛直方向を選択するのでも良い。
向)を指定することによって、該属性配置平面を選択し
て表示される3Dモデルおよび属性情報の表示位置は一
意に決定される。
に作成した属性配置平面の視線方向との関係を守りなが
ら水平方向(あるいは鉛直方向)を指定すればよい。
3Dモデル対して入力された属性情報を選択的に表示す
る順序として、まず最初に属性配置平面の選択を行い、
次に該属性配置平面に関連付けられた属性情報を適宜表
示する、この順番で説明を行ったが、この方法に限定さ
れるものではなく、属性情報を選択し、その次に、その
属性情報が関連付けられている属性配置平面の視点の位
置、視線方向、倍率で、3Dモデルおよび該属性情報を
表示する手法も有効である。
一連の処理動作を示すフローチャートでる。
示された状態で、穴径φ12±0.2を選択する(ステ
ップ311)。
置平面211に設定されている視点の位置、視線方向、
倍率に基づいて、3D図面および、属性配置平面211
に関連付けられている属性情報を表示する。ステップ3
12。この場合図9で示す如く正面図が表示される。
モデルとの関係が、2次元的に表示されるので、より認
識しやすくなる。
ル対して入力された属性情報を選択的に表示する順序と
して、まず最初に属性配置平面の選択もしくは属性情報
の選択を行い、次に該属性配置平面や属性情報に関連付
けられた属性配置平面の設定に基づいて、これら属性配
置平面に関連付けられた属性情報を適宜表示する方法の
説明を行ったが、この方法に限定されるものではなく、
3Dモデルの幾何情報(Geometory)を選択
し、その幾何情報に関連付けられている属性情報の表
示、さらには該属性情報が関連付けられている属性配置
平面の視点の位置、視線方向、倍率で、3Dモデルおよ
び該属性情報を表示する手法も有効である。
一連の処理動作を示すフローチャートである。
を選択する。(ステップ321)選択した幾何情報に関
連付けられている、属性情報を表示(ステップ322)
する。
るならば、それらをすべて表示しても良い。また、属性
情報が関連付けられている属性配置平面に属する属性情
報すべてを表示してもよい。
置平面の視点の位置、視線方向、倍率(属性配置平面の
水平方向)に基づいて3Dモデルおよび属性情報を表示
する。この際、複数の属性配置平面が候補となった場合
には、オペレータに表示する対象を選択させる。
にして、関連する属性情報の検索および、表示が出来る
のでとても使いやすい。
一)→関連の属性配置平面の表示位置で表示 幾何情報選択→関連の属性情報表示(単一)→関連の属
性配置平面の表示位置で表示。属性配置平面に関連付け
られているすべての属性情報を表示 幾何情報選択→関連の属性情報表示(複数)→関連の属
性配置平面の表示位置で表示(単一属性配置平面) 幾何情報選択→関連の属性情報表示(複数)→関連の属
性配置平面の表示位置で表示(単一属性配置平面)。属
性配置平面に関連付けられているすべての属性情報を表
示 幾何情報選択→関連の属性情報表示(複数)→関連の属
性配置平面の表示位置で表示(複数属性配置平面) 幾何情報選択→関連の属性情報表示(複数)→関連の属
性配置平面の表示位置で表示(複数属性配置平面)。属
性配置平面に関連付けられているすべての属性情報を表
示 (表示)ここで、上述のように作成した属性情報が付加
された3Dモデルの表示について述べる。
情報が付加された3Dモデルは、作成した装置自身、或
いは、外部接続装置を介して作成した3Dモデルのデー
タを転送することにより、他の同様な情報処理装置を用
いて、図1に示した各工程で表示し、利用することがで
きる。
ット・部品の設計技術者あるいはデザイン設計者である
オペレータ自身が、自ら作成した3Dモデルを、図9、
図10の(b)、図11の(b)に示すように表示を行
うことで、あたかも二次元の図面を作成するごとく3D
モデルに新たな属性情報を付加することができるもので
ある。また、例えば、形状が複雑な場合に、必要に応じ
て3Dモデルを3次元表示と二次元的表示とを交互に、
或いは、同一画面に表示することにより、効率良くかつ
正確に所望の属性情報を入力していくことができる。
承認する立場にあるオペレータが、作成した3Dモデル
を図9、図10の(b)、図11の(b)に示す表示
を、同一画面或いは切替えて表示することにより、チェ
ックを行い、チェック済み、OK、NG、保留、要検討
などを意味するマーク、記号、或いは色つけなどの属性
情報が付加される。必要に応じて、複数の製品/ユニッ
ト/部品を比較、参照しながらチェックが行われるのは
言うまでもない。
の設計技術者あるいはデザイン設計者が、作成された3
Dモデルを参照して、他の製品/ユニット/部品を設計
する場合に利用することができる。この3Dモデルを参
照することにより、容易に作成者の意図、あるいは設計
手法を理解できるものである。
り、そのために必要な情報を3Dモデルあるいは属性情
報に付与するオペレータが利用することができる。この
場合、オペレータは製品/ユニット/部品の製作工程を
設定する技術者である。オペレータは、例えば加工工程
の種類、使用する工具等の指示、あるいは3Dモデルへ
加工上必要な稜線部、角部、隅部等へのコーナR、面取
りを付加する。あるいは寸法、寸法公差等に対する測定
方法の指示、測定点の3Dモデルへの付加、測定上注意
すべき情報等を入力する。これらは、図9、図10の
(b)、図11の(b)のように見やすく配置作成され
た表示を見ながら、また必要に応じ三次元的に形状を確
認しながら、効率良く確実に行われる。
り、所望の準備をするために必要な情報を3Dモデルあ
るいは属性情報から得るオペレータが利用することがで
きる。この場合、オペレータは製作、製造に必要な金
型、治工具、各種装置等を設計する設計技術者である。
オペレータは3Dモデルを三次元状態で見ながら形状を
理解、把握しつつ、必要な属性情報を図9、図10の
(b)、図11の(b)のように見やすく配置作成され
た表示でチェック、抽出していく。それらの属性情報を
元に、オペレータは金型、治工具、各種装置等を設計す
る。例えば、オペレータが金型の設計技術者である場合
は、オペレータは3Dモデルおよび属性情報から、金型
の構成、構造等を検討しつつ設計する。また、必要に応
じ、金型製作上必要な稜線部、角部、隅部等へのコーナ
R、面取りを付加する。また、金型が樹脂の射出成形用
金型の場合には、オペレータは、例えば3Dモデルに成
形上必要な抜き勾配等を付加する。
するオペレータが利用することができる。この場合、オ
ペレータは製品/ユニット/部品の加工技術者、組立て
技術者である。オペレータは3Dモデルを三次元状態で
見ながら加工すべき形状、あるいは組み立てるべき形状
を容易に理解、把握しつつ、図9、図10の(b)、図
11の(b)のように見やすく配置作成された表示を見
て加工、組立てを行う。そして必要に応じ、オペレータ
は加工部、組立て部の形状等をチェックする。また、加
工済み、加工が困難、あるいは加工結果等を属性情報と
して3Dモデルあるいはすでに付加されている属性情報
に付加し、該情報を設計技術者等にフィードバックして
もよい。
部品を検査、測定、評価するオペレータが利用すること
ができる。この場合、オペレータは製品/ユニット/部
品の検査、測定、評価する技術者である。オペレータ
は、上記の寸法、寸法公差等に対する測定方法、測定
点、測定上注意すべき情報を、図9、図10の(b)、
図11の(b)のように見やすく配置作成された表示を
見ながら、また必要に応じ三次元的に形状を確認しなが
ら、効率良く確実に得て、検査、測定、評価を実行す
る。そして、オペレータは必要に応じ、検査、測定、評
価を属性情報として、3Dモデルに付与することができ
る。例えば、寸法に対応する測定結果を付与する。ま
た、寸法公差外、キズ等の不具合箇所の属性情報あるい
は3Dモデルにマークあるいは記号等を付与する。ま
た、上記チェック結果と同様に、検査、測定、評価済み
のマーク、記号、あるいは色付け等がなされてもよい。
に関係する各種の部門、役割のオペレータが利用するこ
とができる。この場合、オペレータは例えば、製作、製
造コストを分析する担当者、あるいは製品/ユニット/
部品自体、関連する各種部品等を発注する担当者、製品
/ユニット/部品のマニュアル、梱包材等を作成する担
当者、等である。この場合もオペレータは3Dモデルを
三次元状態で見ながら製品/ユニット/部品の形状を容
易に理解、把握しつつ、図9、図10の(b)、図11
の(b)のように見やすく配置作成された表示を見て効
率的に各種業務を遂行する。
て述べる。
ためには、予め、3Dモデルに寸法などを割り当てて表
示することは上述した通りである。
て、検査する位置が明確となる表示となるように属性情
報を入力する。
線などに対して、検査する順番、検査位置、検査項目な
どを入力する。そして、その順番に検査することによ
り、検査工数を軽減するものである。
により、全体が入力される。次に、所定の方法により、
検査の順番を割り振り、それぞれの項目に順番を割り当
てる。そして、実際に検査を行う場合は、順番を指示す
ることにより、属性配置平面が選択され、表示されてい
る属性配置平面において、検査すべき位置の面などが、
他と異なった形態(色などが異なる)で表示され、検査
位置が明確になる。
た結果を入力し、再成形が必要か否かが判断されるもの
である。
れば、設定された属性配置平面と属性情報により、簡単
な操作で見やすい画面を得ることができる。また、視線
方向と属性情報の関係も一覧してわかるものである。さ
らには、あらかじめ寸法値などが入力されていることに
より、オペレータによる操作ミスによる誤読が軽減され
る。
を見ることができ、必要とする情報を容易に知ることが
できる。
複数の属性配置平面に割り当てることにより、見やすい
画面を得ることができ、必要な情報を容易に知ることが
できる。
に属性配置平面を設定することにより、属性情報をわか
りやすく表示することができる。
て、属性情報の大きさを変更するので、わかりやすくそ
して、適切に表現できる。
ることで、3Dモデルを斜めから見た立体的な表現を行
っても、属性情報を読み取ることが出来る。
面の検索および、該属性配置平面に関連付けられた情報
のみを見ることができ、必要とする情報を容易に知るこ
とができる。
よび属性配置平面の検索さらには、該属性配置平面に関
連付けられた情報のみを見ることができ、必要とする情
報を容易に知ることができる。
CADプログラムのプログラムコードの伝送媒体として
は、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給する
ためのコンピュータネットワーク(LAN、インターネ
ット等)システムにおける通信媒体を用いることができ
る。
ータに供給するための手段、例えば、かかるプログラム
コードを格納した記録媒体(フロッピー(登録商標)デ
ィスクドライブ、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性
のメモリカード、ROM、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク等)は本発明を構成する。
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコ
ンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と協
働して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもか
かるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれる
ことはいうまでもない。
Dモデルに付加された属性情報を、属性配置平面に関連
付ける際に、無効となる属性情報の関連付けを未然に防
止することが可能となるため、関連付けの作業を効率よ
く行うことができる上に、下流工程に設計意図を確実に
伝達することが可能となる。
ある。
ーチャートである。
である。
方法を示す概念図である。
る。
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
うときのフローチャートである。
ときの処理動作を示すフローチャートである。
状態の図である。
デルを示す図である。
状態の図である。
3Dモデルを示す図である。
3Dモデルを示す図である。
た場合を示す図である。
図、及び側面図である。
した状態の図である。
化した状態を説明する図である。
した状態を説明する図である。
示すフローチャートである。
うときのフローチャートである。
うときのフローチャートである。
配置の説明図である。
示すフローチャートである。
性配置平面 501 3Dモデル 502、503 属性情報 504、505 属性配置平面
Claims (14)
- 【請求項1】 3Dモデルに対する属性情報を入力する
属性入力手段と、 前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面である属性
配置平面を設定する属性配置平面設定手段と、 前記属性配置平面に前記属性情報を関連付けて記憶する
記憶手段と、 前記属性情報を前記属性配置平面に関連付ける際に、関
連付けようとする属性配置平面に対して、前記属性情報
が有効であるか否かを判断する属性情報判断手段と、 前記属性情報判断手段により、有効でないと判断された
場合に、有効でない旨を報知する手段と、を有すること
を特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】 前記属性情報判断手段は、前記属性情報
が関連付けられた前記属性配置平面を正対して表示した
場合に、前記属性情報が、2次元図面として成り立たつ
かどうかを判断基準とすることを特徴とする請求項1に
記載の情報処理装置。 - 【請求項3】 前記属性情報判断手段は、2平面間又は
2点間などの距離を規定する距離寸法において、前記距
離寸法の規定されている方向に対して、前記属性情報を
関連付けようとする前記属性配置平面の法線方向が直交
していない場合に有効でないと判断することを特徴とす
る請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 【請求項4】 前記属性情報判断手段は、円筒又は円柱
形状等の直径寸法において、前記円筒又は円柱形状等の
軸線と前記属性情報を関連づけようとする前記属性配置
平面の法線方向が平行であるか、又は前記軸線と前記法
線方向が直交する場合に有効であると判断することを特
徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 【請求項5】 前記属性情報判断手段は、円筒又は円柱
形状等の半径寸法において、前記円筒又は円柱形状など
の軸線が直線の場合は、前記軸線と前記属性情報を関連
付けようとする前記属性配置平面の法線方向が平行でな
い場合に有効でないと判断し、 前記円筒或いは円柱形状などの軸線が直線ではなく、円
弧となる場合は、前記円弧となる軸線を含む第1の仮想
平面に直交し、かつ第1の仮想平面に直交し、軸線に接
する第2の仮想平面と平行な法線方向をもつ前記属性配
置平面以外を有効でないと判断することを特徴とする請
求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 【請求項6】 前記属性情報判断手段は、角度寸法にお
いて、 角度を形成する二つの平面の交線と前記属性情報を関連
付けようとする前記属性配置平面の法線方向が平行でな
い場合に、有効でないでと判断することを特徴とする請
求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 【請求項7】 前記報知手段は、前記属性情報判断手段
によって、有効でないと判断された属性情報を、前記属
性配置平面に関連付ける操作を実行した際に、表示画面
上に表示を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいず
れか一つに記載の情報処理装置。 - 【請求項8】 前記報知手段は、あらかじめ属性情報を
関連付ける属性配置平面を選択すると、前記属性配置平
面に対して有効な、あるいは有効でない属性情報のいず
れか一方をハイライトして表示させることを特徴とする
請求項1乃至6のいずれか一つに記載の情報処理装置。 - 【請求項9】 前記ハイライト表示において、既に属性
配置平面に関連付けられている属性情報を、ハイライト
表示の対象から除外することを特徴とする請求項8に記
載の情報処理装置。 - 【請求項10】 前記属性情報判断手段のON/OFF
を操作者が任意に選択することが可能である請求項1乃
至9のいずれか一つに記載の情報処理装置。 - 【請求項11】 前記属性情報判断手段により、有効で
ないと判断された属性情報を、属性配置平面に関連付け
ることを禁止する手段を有することを特徴とする請求項
1乃至10のいずれか一つに記載の情報処理装置。 - 【請求項12】 前記属性情報判断手段により、有効で
ないと判断された属性情報を、属性配置平面に関連付け
る場合に、前記有効でないと判断された属性情報に有効
でないことを認識可能な属性を新たに付加することを特
徴とする請求項1乃至10のいずれか一つに記載の情報
処理装置。 - 【請求項13】 3Dモデルに対する属性情報を入力す
る属性入力工程と、 前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面である属性
配置平面を設定する属性配置平面設定工程と、 前記属性配置平面に前記属性情報を関連付けて記憶する
記憶工程と、 前記属性情報を前記属性配置平面に関連付ける際に、関
連付けようとする属性配置平面に対して、前記属性情報
が有効であるか否かを判断する属性情報判断工程と、 前記属性情報判断工程で、有効でないと判断された場合
に、有効でない旨を報知する報知工程と、を有すること
を特徴とする情報処理方法。 - 【請求項14】 3Dモデルに対する属性情報を入力す
る属性入力手段と、 前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面である属性
配置平面を設定する属性配置平面設定手段と、 前記属性配置平面に前記属性情報を関連付けて記憶する
記憶手段と、 前記属性情報を前記属性配置平面に関連付ける際に、関
連付けようとする属性配置平面に対して、前記属性情報
が有効であるか否かを判断する属性情報判断手段と、 前記属性情報判断手段により、有効でないと判断された
場合に、有効でない旨を報知する手段と、を有すること
を特徴とする情報処理プログラム。
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