JP2002323757A - フォトレジスト組成物 - Google Patents
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Abstract
化可能な組成物を開示する。光イメージ化可能な組成物
のストリップ性を向上させる方法およびかかる光イメー
ジ化可能な組成物を用いてプリント配線板を製造する方
法も開示する。
Description
る。特に、本発明は向上したストリッピング特性を有
し、プリント配線板の製造における使用に特に適したフ
ォトレジストの分野に関する。
るために用いられる感光性フィルムである。フォトレジ
ストのコーティング層を基体上に形成させ、フォトレジ
スト層を次に活性放射線源にフォトマスクを通して曝露
させる。フォトマスクは活性化放射線を通さない部分と
活性放射線を通過させる他の部分を有する。活性放射線
への曝露により、フォトレジストコーティングの光化学
変換が起こり、これによりフォトマスクのパターンがフ
ォトレジストでコートされた基体上に転写される。曝露
後、フォトレジストを現像して、基体の選択的な加工を
可能にするリリーフイメージを得る。
いずれかである。ほとんどのネガ型フォトレジストに関
して、これらのコーティング層の活性放射線に曝露され
る部分は、フォトレジスト組成物の光活性化合物と重合
剤間の反応において重合するかまたは架橋する。したが
って、暴露されたコーティング部分は、暴露されていな
い部分よりも現像液中に溶けにくくなる。ポジ型フォト
レジストに関しては、暴露された部分は、現像液中によ
り溶解しやすくなり、一方、暴露されていない部分は比
較的現像液に溶解しないままである。一般に、フォトレ
ジスト組成物は、少なくとも樹脂バインダー成分および
光活性剤を含む。
ダーをフォトレジストにおいて用いることができる。こ
のようなポリマーバインダーは、重合成分として、1ま
たはそれ以上の酸官能性モノマー、たとえば、アクリル
酸またはメタクリル酸を含む。たとえば、米国特許第5
952153号(Lundyら)は、フォトイメージ化
可能な組成物をアルカリ性水性溶液中で現像可能にする
のに十分な酸官能価を有するポリマーバインダーを含有
するフォトイメージ化可能な組成物を開示している。米
国特許第4537855号(イデ)は、エチレン性不飽
和化合物と重合性エステル誘導体を形成するために使用
されるポリカルボン酸を開示する。そのような重合性エ
ステル誘導体は光イメージ化可能な組成物のためのポリ
マーバインダーを形成するために使用される。
ルムのいずれかである。液体フォトレジストを基体上に
分布させ、その後硬化させる。ドライフィルムフォトレ
ジストは典型的には基体に積層される。このようなドラ
イフィルムフォトレジストはプリント配線板の製造にお
いて使用するのに特に適している。公知ドライフィルム
フォトレジスト組成物に関する問題の一つは、公知アル
カリ性水性ストリッピング溶液、たとえば、3%水酸化
ナトリウム溶液を用いて、これらを電気メッキされた回
路板からストリップすることが難しいことである。この
問題は、回路板製造において、プリント回路板の機能的
容量を増大させる一方、サイズを小さくする要求がある
ことから生じる。結果として、さらに回路を小さな空間
に適合させる必要性が増大するにつれ、回路板上のライ
ンアンドスペースは縮小し続けている。同時に、金属メ
ッキ高さもフォトレジストの厚さを越えて増大してい
る。この結果、金属がフォトレジストから垂れ下がり、
その結果、非常に狭い空間内に実質上オーバーメッキさ
れた金属により封入されたフォトレジストが含まれる。
フォトレジストはその後メッキされたオーバーハングに
よりトラップされ、公知方法により攻撃し、ストリップ
するのが困難になる。フォトレジストは完全にストリッ
プまたは除去されないならば、エッチング後、不完全な
銅回路線が得られ、これは基板の短絡を起こすので好適
でない。
キ高さに適合させるために厚いフォトレジストを試みた
が、この方法は高価であり、回路線の解像度を制限す
る。典型的には、有機ベース(アミン−または有機溶剤
含有)アルカリ性ストリッピング溶液が用いられ、これ
によりさらに小さなストリップされた粒子が生じ、これ
はストリッピングを促進する。このような有機ベースの
ストリッパーはレジストをより良好に除去するが、これ
らは無機ベースのストリッパー(たとえば、水酸化ナト
リウムまたはカリウム)と比較して高価であり、さらに
廃棄物処理およびそれに関連する環境的な問題がある。
溶剤ストリップ可能なフォトレジストは、溶剤放出を制
限または減少させる作業場の制約のためにさらに望まし
くない。
ストリッピング溶液を用いて容易に除去することができ
るフォトレジスト組成物を提供することが望ましい。
合性有機酸を加えることにより、向上したストリップ性
または除去性を有するフォトイメージ可能な組成物が提
供されることが判明した。驚くべきことに、このような
非重合性有機酸は、フォトレジストバインダーの他の性
質、たとえば耐薬品性に悪影響を及ぼさないことも判明
した。このように、本発明の組成物は、非重合性有機酸
を含まない同じ組成物と比べて、実質的に耐薬品性を損
失することなく向上したストリッピングを示す。
ンダー、光活性成分、有機酸および任意に架橋剤を含
み、該有機酸がポリマーバインダー、任意の架橋剤また
は両者と重合しないものである、フォトレジスト組成物
を提供する。
のフォトレジスト組成物の除去を向上させる方法であっ
て、有機酸を、ポリマーバインダー、光活性成分および
任意に架橋剤を含むフォトレジスト組成物と組み合わせ
る段階を含み、該有機酸がポリマーバインダー、任意の
架橋剤または両者と重合しないものである、方法を提供
する。
マーバインダー、光活性成分、有機酸および任意に架橋
剤を含むフォトレジスト組成物であって、該有機酸がポ
リマーバインダーおよび任意の架橋剤と重合しないもの
である、フォトレジスト組成物をプリント配線板基体上
に配置させる段階、 b)フォトレジストをイメージ化する段階;および c)フォトレジストを現像する段階を含む、プリント配
線板の製造方法を提供する。
記しない限り以下の略号は以下の意味を有する:℃=摂
氏度;g=グラム;mg=ミリグラム;Tg=ガラス転
移温度;°F=華氏度;wt%=重量%;mil=0.
001インチ
本明細書全体において交換可能に用いられる。「アルキ
ル」なる用語は、直鎖、分枝および環状アルキルを意味
する。「ハロゲン」および「ハロ」なる用語は、フッ
素、塩素、臭素、およびヨウ素を包含する。したがっ
て、「ハロゲン化」なる用語は、フッ素化、塩素化、臭
素化、およびヨウ素化を意味する。「ポリマー」とは、
ホモポリマーとコポリマーのどちらも意味し、二量体、
三量体、オリゴマーなどを包含する。「(メタ)アクリ
レート」なる用語は、アクリレートおよびメタクリレー
トのどちらも意味する。同様に、「(メタ)アクリル」
なる用語は、アクリルおよびメタクリルのどちらも意味
する。「モノマー」とは、重合させることができる任意
のエチレン性またはアセチレン性不飽和化合物を意味す
る。「クロスリンカー」および「架橋剤」なる用語は、
本明細書全体にわたって交換可能に用いられる。「プリ
ント配線板」および「プリント回路板」なる用語は、本
明細書全体にわたって交換可能に用いられる
し、すべての比は重量比である。すべての数値の範囲は
両端を含み、組み合わせることができる。
ーバインダー、光活性成分、有機酸および任意に架橋剤
を含み、該有機酸がポリマーバインダー、任意の架橋剤
または両者と重合しないものである、フォトレジスト組
成物である。
明における使用に適している。適当なポリマーバインダ
ーは、重合単位として、1またはそれ以上のエチレン性
またはアセチレン性不飽和モノマーを含むものである。
適当なモノマーとしては、これに限定されないが:(メ
タ)アクリル酸、(メタ)アクリルアミド、アルキル
(メタ)アクリレート、アルケニル(メタ)アクリレー
ト、芳香族(メタ)アクリレート、ビニル芳香族モノマ
ー、窒素含有化合物およびそのチオ類似体、置換エチレ
ンモノマー、環状オレフィン、置換環状オレフィンなど
が挙げられる。好ましいモノマーとしては、(メタ)ア
クリル酸、アルキル(メタ)アクリレートおよびビニル
芳香族モノマーが挙げられる。このようなポリマーバイ
ンダーはホモポリマーまたはコポリマーであり、好まし
くはコポリマーである。さらにバインダーポリマーの混
合物を本発明において用いることができると理解され
る。したがって、本発明の光イメージ化可能な組成物は
1またはそれ以上のポリマーバインダーを含むことがで
きる。
ル(メタ)アクリレートは、(C1−C24)アルキル
(メタ)アクリレートである。好適なアルキル(メタ)
アクリレートとしては、これに限定されないが、「ロー
カット」アルキル(メタ)アクリレート、「ミッドカッ
ト」および「ハイカット」アルキル(メタ)アクリレー
トが挙げられる。
ートは、典型的にはアルキル基が1〜6個の炭素原子を
含むものである。好適なローカットアルキル(メタ)ア
クリレートとしては、これに限定されないが:メチルメ
タクリレート(「MMA」)、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメ
タクリレート(「BMA」)、ブチルアクリレート
(「BA」)、イソブチルメタクリレート(「IBM
A」)、ヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルメタ
クリレート、シクロヘキシルアクリレートおよびその混
合物が挙げられる。
レートは典型的には、アルキル基が7〜15個の炭素原
子を含むものである。適当なミッドカットアルキル(メ
タ)アクリレートとしては、これに限定されないが:2
−エチルヘキシルアクリレート(「EHA」)、2−エ
チルヘキシルメタクリレート、オクチルメタクリレー
ト、デシルメタクリレート、イソデシルメタクリレート
([IDMA」、分枝(C10)アルキル異性体混合物
ベース)、ウンデシルメタクリレート、ドデシルメタク
リレート(ラウリルメタクリレートとも称する)、トリ
デシルメタクリレート、テトラデシルメタクリレート
(ミリスチルメタクリレートとも称する)、ペンタデシ
ルメタクリレートおよびその混合物が挙げられる。特に
有用な混合物としては、ドデシル−ペンタデシルメタク
リレート(「DPMA」)、ドデシル、トリデシル、テ
トラデシルおよびペンタデシルメタクリレートの直鎖状
および分枝状異性体の混合物;ならびにラウリル−ミリ
スチルメタクリレート([LMA」)が挙げられる。
ートは、典型的にはアルキル基が16から24個の炭素
原子を含むものである。適当なハイカットアルキル(メ
タ)アクリレートとしては、これに限定されないが:ヘ
キサデシルメタクリレート、へプタデシルメタクリレー
ト、オクタデシルメタクリレート、ノナデシルメタクリ
レート、コシルメタクリレート、エイコシルメタクリレ
ートおよびその混合物が挙げられる。特に有用なハイカ
ットアルキル(メタ)アクリレートの混合物としては、
これに限定されないが:ヘキサデシル、オクタデシル、
コシルおよびエイコシルメタクリレートの混合物である
オクチル−エイコシルメタクリレート(「OEM
A」);ならびにヘキサデシルおよびオクタデシルメタ
クリレートの混合物であるセチル−ステアリルメタクリ
レート(「SMA」)が挙げられる。
キル(メタ)アクリレートモノマーは、一般に技術グレ
ートの長鎖脂肪族アルコールを用いた標準的エステル化
法により調製され、これらの市販されているアルコール
は、アルキル基中に10から15または16から20の
炭素原子を含むさまざまな鎖長のアルコールの混合物で
ある。これらのアルコールの例は、Vista Che
mical companyから得られるさまざまなZ
iegler触媒されたALFOLアルコール、すなわ
ち、ALFOL1618およびALFOL1620、S
hell Chemical Companyから得ら
れるZiegler触媒されたALFOLアルコール、
すなわち、NEODOL25L、および天然由来のアル
コール、たとえば、Proctor & Gamble
のTA−1618およびCO−1270である。結果と
して、本発明の目的に関して、アルキル(メタ)アクリ
レートは、個々の列挙したアルキル(メタ)アクリレー
ト生成物だけでなく、アルキル(メタ)アクリレートと
主要な量の具体的に記載したアルキル(メタ)アクリレ
ートの混合物も包含する。
クリレートモノマーは、単一のモノマーまたはアルキル
部分において異なる数の炭素数を有する混合物であって
もよい。さらに、本発明において有用な(メタ)アクリ
ルアミドおよびアルキル(メタ)アクリレートモノマー
は、任意に置換されていてもよい。好適な、任意に置換
されていてもよい(メタ)アクリルアミドおよびアルキ
ル(メタ)アクリレートモノマーとしては、これに限定
されないが:ヒドロキシ(C2−C8)アルキル(メ
タ)アクリレート、ジアルキルアミノ(C2−C6)−
アルキル(メタ)アクリレート、ジアルキルアミノ(C
2−C6)アルキル(メタ)アクリルアミドが挙げられ
る。
ートモノマーは、アルキルラジカルにおいて1またはそ
れ以上のヒドロキシル基を有するもの、特に、ヒドロキ
シル基がアルキルラジカルにおいてβ−位(2−位)に
みられるものである。置換アルキル基が、(C2−
C6)アルキル、分枝または非分枝であるヒドロキシア
ルキル(メタ)アクリレートモノマーが好ましい。好適
なヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートモノマーと
しては、これに限定されないが:2−ヒドロキシエチル
メタクリレート([HEMA」)、2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート(「HEA」)、2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート、1−メチル−2−ヒドロキシエチル
メタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、1−メチル−2−ヒドロキシエチルアクリレート、
2−ヒドロキシブチルメタクリレート、2−ヒドロキシ
ブチルアクリレートおよびその混合物が挙げられる。好
ましいヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートモノマ
ーは、HEMA、1−メチル−2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート
およびその混合物が挙げられる。後者の2つのモノマー
の混合物は、通常「ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト」またはHPMAと称する。
クリレートおよび(メタ)アクリルアミドモノマーは、
アルキルラジカルにおいてジアルキルアミノ基またはジ
アルキルアミノアルキル基を有するものである。このよ
うな置換(メタ)アクリレートおよび(メタ)アクリル
アミドの例としては、これに限定されないが:ジメチル
アミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルア
クリレート、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル
アミド、N,N−ジメチル−アミノプロピルメタクリル
アミド、N,N−ジメチルアミノブチルメタクリルアミ
ド、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリルアミド、
N,N−ジエチルアミノプロピルメタクリルアミド、
N,N−ジメチルアミノブチルメタクリルアミド、N−
(1,1−ジメチル−3−オキソブチル)アクリルアミ
ド、N−(1,3−ジフェニル−1−エチル−3−オキ
ソブチル)アクリルアミド、N−(1−メチル−1−フ
ェニル−3−オキソブチル)メタクリルアミド、および
2−ヒドロキシエチルアクリルアミド、アミノエチルエ
チレン尿素のN−メタクリルアミド、N−メタクリルオ
キシエチルモルホリン、ジメチルアミノプロピルアミン
のN−マレイミドおよびその混合物が挙げられる。
クリレートモノマーは、シリコン含有モノマー、たとえ
ば、γ−プロピルトリ(C1−C6)アルコキシシリル
(メタ)アクリレート、γ−プロピルトリ(C1−
C6)アルキルシリル(メタ)アクリレート、γ−プロ
ピルジ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキ
ルシリル(メタ)アクリレート、γ−プロピルジ(C1
−C6)アルキル(C1−C6)アルコキシシリル(メ
タ)アクリレート、ビニルトリ(C1−C6)アルコキ
シシリル(メタ)アクリレート、ビニルジ(C1−
C6)アルコキシ(C1−C6)アルキルシリル(メ
タ)アクリレート、ビニル(C1−C6)アルコキシジ
(C1−C6)アルキルシリル(メタ)アクリレート、
ビニルトリ(C1−C6)アルキルシリル(メタ)アク
リレート、2−プロピルシルセスキオキサン(メタ)ア
クリレートおよびその混合物である。
なビニル芳香族モノマーとしては、これに限定されない
が:スチレン(「STY」)、ヒドロキシスチレン、α
−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−メチルスチレ
ン、エチルビニルベンゼン、ビニルナフタレン、ビニル
キシレン、およびその混合物が挙げられる。ビニル芳香
族モノマーは、その対応する置換された対応物、たとえ
ばハロゲン化誘導体、すなわち、1またはそれ以上のハ
ロゲン基、たとえば、フッ素、塩素、または臭素;なら
びにニトロ、シアノ、(C1−C10)アルコキシ、ハ
ロ(C1−C1 0)アルキル、カルボ(C1−C10)
アルコキシ、カルボキシ、アミノ、(C 1−C10)ア
ルキルアミノ誘導体なども含む。
な窒素含有化合物およびそのチオ類似体としては、これ
に限定されないが:ビニルピリジン、たとえば、2−ビ
ニルピリジンまたは4−ビニルピリジン;低級アルキル
(C1−C8)置換N−ビニルピリジン、たとえば、2
−メチル−5−ビニルピリジン、2−エチル−5−ビニ
ルピリジン、3−メチル−5−ビニルピリジン、2,3
−ジメチル−5−ビニルピリジン、および2−メチル−
3−エチル−5−ビニルピリジン;メチル置換キノリン
およびイソキノリン;N−ビニルカプロラクタム;N−
ビニルブチロラクタム;N−ビニルピロリドン;ビニル
イミダゾール;N−ビニルカルバゾール;N−ビニルス
クシンイミド;(メタ)アクリロニトリル;o−、m
−、またはp−アミノスチレン;マレイミド;N−ビニ
ルオキサゾリドン;N,N−ジメチルアミノエチル−ビ
ニルエーテル:エチル−2−シアノアクリレート;ビニ
ルアセトニトリル;N−ビニルフタルイミド;N−ビニ
ルピロリドン、たとえば、N−ビニルチオピロリドン、
3−メチル−1−ビニルピロリドン、4−メチル−1−
ビニルピロリドン、5−メチル−1−ビニルピロリド
ン、3−エチル−1−ビニルピロリドン、3−ブチル−
1−ビニルピロリドン、3,3−ジメチル−1−ビニル
ピロリドン、4,5−ジメチル−1−ビニルピロリド
ン、5,5−ジメチル−1−ビニルピロリドン、3,
3,5−トリメチル−1−ビニルピロリドン、4−エチ
ル−1−ビニルピロリドン、5−メチル−5−エチル−
1−ビニルピロリドンおよび3,4,5−トリメチル−
1−ビニルピロリドン;ビニルピロール;ビニルアニリ
ン;ならびにビニルピペリジンが挙げられる。
モノマーとしては、本発明においては、これに限定され
ないが:酢酸ビニル、ビニルホルムアミド、塩化ビニ
ル、フッ化ビニル、臭化ビニル、塩化ビニリデン、フッ
化ビニリデン、臭化ビニリデン、テトラフルオロエチレ
ン、トリフルオロエチレン、トリフルオロメチルビニル
アセテート、ビニルエーテルおよび無水イタコン酸が挙
げられる。
ンモノマーは、(C5−C10)環状オレフィン、たと
えば、シクロペンテン、シクロペンタジエン、ジシクロ
ペンテン、シクロヘキセン、シクロヘキサジエン、シク
ロヘプテン、シクロへプタジエン、シクロオクテン、シ
クロオクタジエン、ノルボルネン、無水マレイン酸など
が挙げられる。このような環状オレフィンは、スピロサ
イクリックオレフィンモノマー、たとえば、スピロサイ
クリックノルボルネニルモノマー、スピロサイクリック
シクロヘキセンモノマー、スピロサイクリックシクロペ
ンテンモノマーおよびその混合物を包含する。好適な置
換環状オレフィンモノマーとしては、これに限定されな
いが:ヒドロキシ、アリールオキシ、ハロ、(C1−C
12)アルキル、(C1−C12)ハロアルキル、(C
1−C12)ヒドロキシアルキル、(C1−C12)ハ
ロヒドロキシアルキル、たとえば、(CH2)n’・C
(CF3)OH(式中、n’=0〜4)、(C1−C
12)アルコキシ、チオ、アミノ、(C1−C12)ア
ルキルアミノ、(C1−C6)ジアルキルアミノ、(C
1−C12)アルキルチオ、カルボ(C1−C20)ア
ルコキシ、カルボ(C 1−C20)ハロアルキル、(C
1−C12)アシル、(C1−C6)アルキルカルボニ
ル(C1−C6)アルキルなどから選択される1または
それ以上の置換基を有する環状オレフィンが挙げられ
る。特に好適な置換環状オレフィンとしては、無水マレ
イン酸および1またはそれ以上のヒドロキシ、アリール
オキシ、(C1−C12)アルキル、(C1−C12)
ハロアルキル、(C1−C12)ヒドロキシアルキル、
(C1−C12)ハロヒドロキシアルキル、カルボ(C
1−C20)アルコキシ、およびカルボ(C1−
C20)ハロアルコキシを含有する環状オレフィンが挙
げられる。当業者には、アルキルおよびアルコキシ置換
基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、(C1−
C6)アルコキシル、メルカプト、(C1−C6)アル
キルチオ、アミノ、酸レイビル脱離基などで任意に置換
されていてもよいことは理解できるであろう。好適なカ
ルボ(C1−C20)アルコキシ置換基としては、これ
に限定されないが、式C(O)O−LG(式中、LGは
脱離基であり、これに限定されないが、4またはそれ以
上の炭素原子を有し、カルボキシレート酸素に直接結合
した少なくとも1つの第四炭素を有する脱離基、たとえ
ば、tert−ブチルエステル、2,3−ジメチルブチ
ルエステル、2−メチルペンチルエステル、2,3,4
−トリメチルペンチルエステル、脂環式エステル、−O
−(CH(CH3)OC2H5)または−O−(CH2
OC2H5)などのビニルエーテルまたはエノールから
のアセタールまたはケタール、テトラヒドロフラン
(「THP」)を包含する脱離基である)のものが挙げ
られる。脱離基としての好適な脂環式エステルとして
は、アダマンチル、メチルアダマンチル、エチルアダマ
ンチル、メチルノルボルニル、エチルノルボルニル、エ
チルトリメチルノルボルニル、エチルフェンコールなど
が挙げられる。
ーを可溶性にし、現像時に除去できるようにする十分な
酸官能基を含むことがさらに好ましい。「酸官能基」な
る用語は、アルカリ性現像液、たとえば、希アルカリ性
水性水酸化ナトリウムまたはカリウムのたとえば1−3
重量%溶液と接触すると塩を形成することができる任意
の官能基を意味する。好適な酸官能基としては、これに
限定されないが、カルボン酸、スルホン酸、ホスホン酸
およびフェノールが挙げられる。一般に、バインダーポ
リマーは約250まで、好ましくは約200までの酸価
を有する。酸価の典型的な範囲は、15から250、好
ましくは50から250である。このような酸価は、1
g(乾燥重量)のバインダーポリマーを中和するための
水酸化カリウム([KOH」)の量(mg)に基づく。
ざまな供給源、たとえば、Rohmand Haas
Company(フィラデルフィア、ペンシルバニア)
から市販されているか、または文献において知られてい
る様々な方法により調製することができる。典型的に
は、ポリマーバインダーは光イメージ化可能な組成物
中、組成物の全重量に基づいて90重量%まで、好まし
くは20から90重量%、より好ましくは25から85
重量%、さらに好ましくは30から80重量%の量にお
いて存在する。
剤または両者と重合しないか、別の方法ではバインダー
ポリマーまたは架橋剤中に組み入れられるならば、さま
ざまな有機酸を本発明において用いることができる。し
たがって、本発明において有用な有機酸は硬化の際にバ
インダーポリマーまたは架橋剤中に実質的に組み入れら
れず、好ましくは組み入れられない。
いが、カルボン酸、たとえば、アルカンカルボン酸およ
びアリールカルボン酸、スルホン酸、たとえば、アルカ
ンスルホン酸およびアリールスルホン酸、ホスホン酸、
たとえば、アルキルホスホン酸およびアリールホスホン
酸などが挙げられる。カルボン酸の例としては、これに
限定されないが、(C1−C12)アルキルカルボン
酸、(C1−C12)アルキルジカルボン酸、(C1−
C12)アルキルトリカルボン酸、置換(C1−
C12)アルキルカルボン酸、置換(C1−C12)ア
ルキルジカルボン酸、置換(C1−C12)アルキルト
リカルボン酸、アミンカルボン酸、たとえば、エチレン
ジアミンテトラ酢酸、アリールカルボン酸、たとえば、
アリールモノカルボン酸、アリールジカルボン酸および
アリールトリカルボン酸、ならびに置換アリールカルボ
ン酸が挙げられる。好ましい有機酸としては、ギ酸、酢
酸、プロピオン酸、シュウ酸、マロン酸、琥珀酸、グル
タル酸、アジピン酸、グリコール酸、乳酸、酒石酸、ク
エン酸またはリンゴ酸、エチレンジアミンテトラ酢酸、
フタル酸、ベンゼントリカルボン酸、サリチル酸、シク
ロヘキサンカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカル
ボン酸およびセバシン酸が挙げられる。
組成物において有利に用いることができることを理解す
るであろう。したがって、本発明の光イメージ化可能な
組成物は、1またはそれ以上の有機酸を含むことができ
る。当業者らは、さらに、本発明の組成物中の非重合性
有機酸の量が増大するにつれ、酸官能基の少ないポリマ
ーバインダーを実質的にストリップ性が失われることな
く用いることができることを理解するであろう。したが
って、他の向上した性質、たとえば増大した耐薬品性を
有するが、あまり望ましくないストリッピング特性を有
するポリマーバインダーを本発明の有機酸との組合せに
おいて用いて、容易に除去することができる光イメージ
化可能な組成物を得ることができる。
ば、Aldrich Chemical Co.(ミル
ウォーキー、ウィスコンシン)から商業的に入手可能で
あり、さらに精製せずに用いることができる。一般に、
本発明の組成物は、バインダーポリマーの全乾燥重量に
基づいて約10重量%まで、好ましくは約8重量%ま
で、より好ましくは約5重量%までの量において1また
はそれ以上の有機酸を含む。好ましくは、1またはそれ
以上の有機酸は0.125重量%またはそれ以上の量に
おいて存在する。有機酸は好ましくは乾燥重量/重量基
準で40部のポリマーバインダーあたり0.5〜5部の
量において存在する。
ーとしては、ジ−、トリ−、テトラ−、またはより多い
多官能性エチレン不飽和モノマーが挙げられる。本発明
において有用なクロスリンカーの例としては、これに限
定されないが:トリビニルベンゼン、ジビニルトルエ
ン、ジビニルピリジン、ジビニルナフタレンおよびジビ
ニルキシレン;およびエチレングリコールジアクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート(「TM
PTA」)、ジエチレングリコールジビニルエーテル、
トリビニルシクロヘキサン、アリルメタクリレート
(「ALMA」)、エチレングリコールジメタクリレー
ト(「EGDMA」)、ジエチレングリコールジメタク
リレート(「DEGDMA」)、プロピレングリコール
ジメタクリレート、プロピレングリコールジアクリレー
ト、トリメチロールプロパントリメタクリレート(「T
MPTMA」)、ジビニルベンゼン(「DVB」)、グ
リシジルメタクリレート、2,2−ジメチルプロパン
1,3−ジアクリレート、1,3−ブチレングリコール
ジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジメタク
リレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、ジ
エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコ
ールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジア
クリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレー
ト、トリプロピレングリコールジアクリレート、トリエ
チレングリコールジメタクリレート、テトラエチレング
リコールジアクリレート、ポリエチレングリコール20
0ジアクリレート、テトラエチレングリコールジメタク
リレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、
エトキシル化ビスフェノールAジアクリレート、エトキ
シル化ビスフェノールAジメタクリレート、ポリエチレ
ングリコール600ジメタクリレート、ポリ(ブタンジ
オール)ジアクリレート、ペンタエリトリットトリアク
リレート、トリメチロールプロパントリエトキシトリア
クリレート、グリセリルプロポキシトリアクリレート、
ペンタエリトリットテトラアクリレート、ペンタエリト
リットテトラメタクリレート、ジペンタエリトリットモ
ノヒドロキシペンタアクリレート、エトキシル化ジアク
リレート、エトキシル化トリアクリレート、たとえば、
エトキシル化TMPTAおよびエトキシル化TMPTM
A、エトキシル化テトラアクリレート、ジビニルシラ
ン、トリビニルシラン、ジメチルジビニルシラン、ジビ
ニルメチルシラン、メチルトリビニルシラン、ジフェニ
ルジビニルシラン、ジビニルフェニルシラン、トリビニ
ルフェニルシラン、ジビニルメチルフェニルシラン、テ
トラビニルシラン、ジメチルビニルジシロキサン、ポリ
(メチルビニルシロキサン)、ポリ(ビニルヒドロシロ
キサン)、ポリ(フェニルビニルシロキサン)、ジ−、
トリ−およびテトラ−グリコシル尿素を包含するグリコ
シル尿素、エポキシおよびその混合物が挙げられる。こ
のような架橋剤は一般に市販されている。
組あわせることにより光イメージ化可能な組成物に所望
の性質が賦与されることを理解するであろう。したがっ
て、架橋剤の混合物が本発明において有利に用いられ
る。本発明のフォトレジスト組成物は好ましくは1また
はそれ以上の架橋剤を含む。典型的には、このような架
橋剤は、光イメージ化可能な組成物中、5〜75重量
%、好ましくは15から70重量%、より好ましくは2
0から65重量%の量において存在する。
のモノマーを1またはそれ以上の架橋剤と有利に組み合
わせて、硬化剤系を得ることができる。このような硬化
剤系において、1またはそれ以上のモノマーは典型的に
は、硬化したフォトレジストにおいて、所望の性質が得
られるように選択される。たとえば、(メタ)アクリレ
ート官能性クロスリンカーは、1またはそれ以上のモノ
マー、好ましくは1またはそれ以上の(メタ)アクリレ
ートと組み合わせることができる。「(メタ)アクリレ
ート官能性クロスリンカー」なる用語は、1またはそれ
以上、好ましくは2またはそれ以上の(メタ)アクリレ
ート基、すなわち、式H2C=C(HまたはCH3)C
(O)−O−の基を有する架橋剤を意味する。典型的に
は、硬化剤系における架橋剤およびモノマーの量は、所
望の正味(メタ)アクリレート官能価が得られるように
選択される。「正味(メタ)アクリレート官能価」なる
用語は、硬化剤中の成分の平均(メタ)アクリレート官
能価を意味する。このような正味(メタ)アクリレート
官能価は、多(メタ)アクリレート官能性化合物、すな
わち架橋剤、およびモノ−(メタ)アクリレート官能性
化合物、すなわち、(メタ)アクリレートモノマーの量
(重量基準)を平均することにより決められる。たとえ
ば、トリアクリレート架橋剤、たとえば、TMPTA、
およびアクリレートモノマー、すなわち、1つのアクリ
レート基を有する化合物が1:1(重量)混合物におい
て用いられる場合、正味(メタ)アクリレート官能価は
約2である。硬化剤系が本発明の光イメージ化可能な組
成物において架橋剤として用いられるのが好ましい。
トレジストの耐薬品性とかかるフォトレジストのストリ
ッピングまたは除去の容易性とバランスをとるように選
択される。一般に、硬化したフォトレジストの分岐が増
大すると、すなわち、架橋剤の量が増大すると、耐薬品
性が増大する。硬化したフォトレジストの分岐が減少す
ると、すなわち、架橋剤の量が減少すると、硬化したフ
ォトレジストの剥離性が増大するが、硬化したフォトレ
ジストの耐薬品性が減少する。驚くべきことに、正味
(メタ)アクリレート官能価が約2であると耐薬品性が
非常に良好になり、また硬化したフォトレジストのスト
リップ性も向上されることが判明した。正味(メタ)ア
クリレート官能価が2を越えて増大すると、硬化したフ
ォトレジストの耐薬品性は増大するが、このような硬化
したフォトレジストの除去の容易性に悪影響を及ぼす。
正味(メタ)アクリレート官能価を2より少なく減少さ
せると、硬化したフォトレジストのストリップ性は増大
するが、硬化したフォトレジストの耐薬品性に悪影響を
及ぼす。
ジスト組成物の除去を向上させる方法であって、約2ま
たはそれ以上の正味(メタ)アクリレート官能価を有す
る硬化剤を、ポリマーバインダーおよび光活性成分を含
むフォトレジスト組成物と組み合わせる段階を含む方法
を提供する。硬化剤がアクリレート官能基を含む場合、
正味アクリレート官能価は約2またはそれ以上であるの
が好ましく、約2であるのがより好ましい。硬化剤がメ
タクリレート官能基を含む場合、正味メタクリレート官
能価は2より少ないのが好ましい。硬化剤が1またはそ
れ以上のアクリレート架橋剤と1またはそれ以上の非架
橋性アクリレートモノマーを含むのが好ましい。硬化剤
がトリアクリレート架橋剤と非架橋性アクリレートモノ
マーを含むのがより好ましい。硬化剤が架橋剤としてエ
トキシル化TMPTAおよびモノマーとしてε−カプロ
ラクトンとHEAの反応生成物を含むのがさらにより好
ましい。トリアクリレート架橋剤と非架橋性アクリレー
トモノマーの比が約1:1(重量)であるのがさらに好
ましい。硬化剤はメタクリレート官能基を含まないのが
さらに好ましい。
1またはそれ以上の光活性成分ならびに1またはそれ以
上の架橋剤および1またはそれ以上のモノマーを含む硬
化剤系を含み、該硬化剤系が約2の正味(メタ)アクリ
レート官能価を有する光イメージ化可能な組成物も本発
明により提供される。
たはそれ以上の光活性成分を含む。本発明において有用
な光活性成分は、光酸発生剤、光塩基発生剤またはフリ
ーラジカル発生剤である。本発明の光イメージ化組成物
はポジ型またはネガ型であり、好ましくは、ネガ型であ
る。当業者らは、光活性成分の混合物により、組成物の
光活性を具体的な用途に適合させることができることは
理解できるであろう。
リアジン、オニウム塩、スルホン化エステル、ハロゲン
化スルホニルオキシジカルボキシイミド、ジアゾジスル
ホン、α−シアノオキシアミンスルホネート、イミドス
ルホネート、ケトジアゾスルホン、スルホニルジアゾエ
ステル、1,2−ジ(アリールスルホニル)ヒドラジン
などが挙げられる。特に有用なハロゲン化トリアジンと
しては、ハロメチル−s−トリアジンが挙げられる。
れに限定されないが、n−フェニルグリシン、芳香族ケ
トン、たとえば、ベンゾフェノン、N,N’−テトラメ
チル−4,4’−ジアミノベンゾフェノン[Michl
erのケトン]、N,N’−テトラエチル−4,4’−
ジアミノベンゾフェノン、4−メトキシ−4’−ジメチ
ルアミノベンゾフェノン、3,3’−ジメチル−4−メ
トキシベンゾフェノン、p,p’−ビス(ジメチルアミ
ノ)ベンゾフェノン、p,p’−ビス(ジエチルアミ
ノ)ベンゾフェノン、アントラキノン、2−エチルアン
トラキノン、ナフタキノンおよびフェンアントラキノ
ン、ベンゾイン類、たとえば、ベンゾイン、ベンゾイン
メチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンプロピルエーテル、ベンゾイン−n−ブチルエーテ
ル、ベンゾイン−フェニルエーテル、メチルベンゾイン
およびエチベンゾイン、ベンジル誘導体、たとえば、ジ
ベンジル、ベンジルジフェニルジスルフィドおよびベン
ジルジメチルケタール、アクリジン誘導体、たとえば、
9−フェニルアクリジンおよび1,7−ビス(9−アク
リジニル)ヘプタン、チオキサントン、たとえば、2−
クロロチオキサントン、2−メチルチオキサントン、
2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジメチルチ
オキサントンおよび2−イソプロピルチオキサントン、
アセトフェノン類、たとえば、1,1−ジクロロアセト
フェノン、p−t−ブチルジクロロ−アセトフェノン、
2,2−ジエトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキ
シ−2−フェニルアセトフェノン、および2,2−ジク
ロロ−4−フェノキシアセトフェノン、2,4,5−ト
リアリールイミダゾールダイマー、たとえば、2−(o
−クロロフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール
ダイマー、2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジ
(m−メトキシフェニルイミダゾールダイマー、2−
(o−フルオロフェニル)−4,5−ジフェニルイミダ
ゾールダイマー、2−(o−メトキシフェニル)−4,
5−ジフェニルイミダゾールダイマー、2−(p−メト
キシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾールダイ
マー、2,4−ジ(p−メトキシフェニル)−5−フェ
ニルイミダゾールダイマー、2−(2,4−ジメトキシ
フェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾールダイマー
および2−(p−メチルメルカプトフェニル)−4,5
−ジフェニルイミダゾールダイマーなどが挙げられる。
フリーラジカル発生剤ではないが、トリフェニルホスフ
ィンも触媒として光活性化学物質系中に含まれてもよ
い。このようなフリーラジカル発生剤は、ネガ型光イメ
ージ化可能な組成物についての使用に特に適しており、
本発明のネガ型ドライフィルム光イメージ化可能な組成
物に関する使用に特に適している。
成物の全重量に基づいて0.05〜10重量%、好まし
くは0.1〜5重量%、より好ましくは0.1〜2重量
%の量において存在する。
意に溶剤を含むことができる。好適な溶剤としては、こ
れに限定されないが:ケトン溶剤、たとえば、アセト
ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチルイ
ソアミルケトンおよび2−へプタノン;多価アルコール
およびその誘導体、たとえば、エチレングリコール、エ
チレングリコールモノアセテート、ジエチレングリコー
ル、ジエチレングリコールモノアセテート、プロピレン
グリコール、プロピレングリコールモノアセテート、ジ
プロピレングリコールおよびジプロピレングリコールモ
ノアセテートならびにそのモノメチル、モノエチル、モ
ノプロピル、モノブチルおよびモノフェニルエーテル;
環状エーテル溶剤、たとえば、ジオキサン;エステル溶
剤、たとえば、乳酸メチル、乳酸エチル、酢酸メチル、
酢酸エチル、酢酸ブチル、ピルビン酸メチル、ピルビン
酸エチル、メトキシプロピオン酸メチルおよびエトキシ
プロピオン酸エチル;ならびにアミド溶剤、たとえば、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセ
トアミド、N−メチル−2−ピロリドン、3−エトキシ
エチルプロピオネート、2−へプタノン、γ−ブチロラ
クトン、およびその混合物が挙げられる。
て用いることができる任意の添加剤としては、これに限
定されないが:防しわ剤、可塑剤、速度向上剤、フィラ
ー、染料、フィルム形成剤、疎水性トリハロメチル含有
フォトレジストストリップエンハンサーなどが挙げられ
る。好適な可塑剤としては、エステル、たとえば、ジ安
息香酸エステルが挙げられる。1以上の疎水性トリハロ
メチル含有フォトレジストストリップエンハンサーが本
発明の光イメージ化可能な組成物に加えられることが好
ましい。好適な疎水性トリハロメチル含有フォトレジス
トストリップエンハンサーとしては、フォトレジストの
ストリップの間に加水分解してカルボキシレートアニオ
ンをになる、トリハロメチル基を含有する広範な化合物
があげられる。好ましくは、そのような疎水性トリハロ
メチル含有フォトレジストストリップエンハンサーはア
ルファ−トリクロロメチルベンジルアセテートである。
このような任意の添加剤は、フォトレジスト組成物中さ
まざまな濃度で存在する。たとえば、フィラーおよび染
料は、比較的高濃度、たとえば、組成物の乾燥成分の全
重量に基づいて約5〜30重量%の量において用いるこ
とができる。
には、ポリマーバインダー、光活性成分、有機酸、任意
の架橋剤、任意の溶剤および任意の添加剤を任意の順序
で組み合わせることにより調製される。
レジスト組成物の加工は、任意の公知のやり方であって
もよい。典型的な方法においては、液体組成物から形成
されたか、またはドライフィルムからの層として転写さ
れたかのいずれかであるフォトレジスト層を基体に施用
する。液体フォトレジスト組成物を用いる場合、これを
任意の公知手段、たとえば、スピニング、ディッピン
グ、ローラーコーティングなどにより基体に施用するこ
とができる。
置、たとえば、プリント配線板および集積回路の製造に
おいて用いられるさまざまな基体上に用いることができ
る。好適な基体としては、銅クラッドボードの銅表面、
プリント配線板内層および外層、集積回路の製造におい
て用いられるウェハなどが挙げられる。
と、これをイメージ化するかまたは適当なアートワーク
を通して化学線に暴露する。ネガ型フォトレジストの場
合において、化学線へ暴露すると、暴露された部分の架
橋剤が重合し、その結果、現像液に対して耐性である架
橋構造が得られる。次に、組成物を、たとえば、アルカ
リ性水性溶液を用いることにより現像する。好適な現像
液としては、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムの
1−3重量%の水性溶液が挙げられる。有機ベースの現
像液、たとえば、テトラアルキルアンモニウムヒドロキ
シドベースの現像液を用いることができるが、あまり好
ましくない。このような現像中、バインダーポリマーの
酸性基が塩を形成し、これによりバインダーポリマーは
可溶性になり、除去可能になる。
ガ型フォトレジストの場合、現像後にエッチング剤を用
いて、フォトレジストが除去された部分から銅を除去
し、これによりプリント回路を形成することができる。
残存するレジストを次にストリッパーを用いて除去す
る。
ンダー、光活性成分、有機酸および任意に架橋剤を含む
フォトレジスト組成物であって、該有機酸がポリマーバ
インダーおよび任意の架橋剤と重合しないものである、
フォトレジスト組成物をプリント配線板基体上に配置さ
せる段階、b)フォトレジストをイメージ化する段階;
およびc)フォトレジストを現像する段階を含む、プリ
ント配線板の製造方法を提供する。
性有機酸を含まない公知フォトレジストと比較して、除
去性が向上している。したがって、本発明はさらに、基
体からのフォトレジスト組成物の除去を向上させる方法
であって、有機酸を、ポリマーバインダー、光活性成分
および任意に架橋剤を含むフォトレジスト組成物と組み
合わせる段階を含み、該有機酸がポリマーバインダー、
任意の架橋剤または両者と重合しないものである、方法
を提供する。
レジストバインダーの他の性質、たとえば、耐薬品性に
悪影響を及ぼさないことも判明している。したがって、
本発明のフォトレジスト組成物は、非重合性有機酸を含
まない同じ組成物と比べて、実質的に耐薬品性を損失す
ることなく向上したストリップ性を示す。
をさらに説明するためのものであって、いずれの態様に
おいても本発明の範囲を限定するものではない。
種のドライフィルムネガ型フォトレジスト組成物、サン
プルA−Cを調製した。ポリマーバインダーは酸官能性
であった。用いられた硬化剤は、エトキシル化TMPT
Aと、ヒドロキシ官能性モノアクリレートモノマーとし
てε−カプロラクトンおよびHEAの反応生成物の1:
1(重量)比との、正味アクリレート官能価約2の混合
物であった。用いた光開始剤系はフリーラジカル発生剤
の混合物であった。2種の接着促進剤の混合物をサンプ
ルのそれぞれにおいて用いた。サンプルCには、疎水性
トリハロメチル含有フォトレジストストリップエンハン
サーとして、トリクロロメチルベンジルアセテート
(「TCMBA」)が加えられた。用いたダイパッケー
ジは、フォトトロピック剤ダイ混合物であった。サンプ
ルA−Cのそれぞれを公知加工技術を用いて乾燥フォト
レジストとして調製した。
つの比較サンプルC−1およびC−2も別のパネルに施
用した。各パネルを同じ方法で処理した。すなわち、こ
れらを同じプレプレート法、クリーニング法などを用い
て処理した。比較例C−1は、Shipley Com
pany(マールボロー、MA)から入手できる市販の
ドライフィルム、ネガ型プレーティングレジストであ
り、酸官能性(メタ)アクリレートバインダー、架橋剤
およびモノ−(メタ)アクリレートを含む硬化剤、フリ
ーラジカル発生光開始系、およびダイパッケージを含ん
でいた。比較例C−1は、非重合性有機酸を含まず、C
−1は疎水性トリハロメチル含有フォトレジストストリ
ップエンハンサーも含まなかった。比較例C−2はDu
pont Printed Circuits(ウィル
ミントン、DE)から入手できる、市販のドライフィル
ムプレーティングレジスト(RISTON9020)で
あり、非重合性有機酸を含まず、C−1は疎水例トリハ
ロメチル含有フォトレジストストリップエンハンサーも
含まなかった。
−1およびC−2を含むパネルを現像ブレークポイン
ト、相対的フォトスピード、露光後コントラスト、現像
後レジストサイドウォール形状、銅/スズメッキ性能お
よびレジストストリップ時間に関して評価した。これら
の評価の結果を表2に記載する。フォトスピードは、S
touffer21ステップウェッジ、銅ステップ9
(50%)(すなわち、未露光レジストが現像チャンバ
ーを通って半分洗浄された場合)を用いて測定した。露
光後コントラストは、露光および未露光領域間の色の違
いに関してパネルを目視で調べ、点数「1」が最もよい
とした。
走査電子顕微鏡を用いて測定した。現像後のパネルの走
査電子顕微鏡写真を評価して、レジストサイドウォール
のアンダーカッティングおよび/またはフッティングの
程度を測定した。サイドウォールの点「1」は実質的に
アンダーカッティングまたはフッティングがないことを
表し、「2」点または「3」点は多少のレジストサイド
ウォールのアンダーカッティングまたはフッティングが
あることを示す。
レジストのメッキ性の尺度である。この性能試験下で、
垂直銅メッキされたトレースを調べて、レジストが洗浄
されたかどうかを確認した。レジストの洗浄は、銅のア
ンダープレーティングにより確認することができる。1
cm2片を各パネルから打ち出し、光学顕微鏡で調べ
て、このようなアンダープレーティングの量を視覚的に
定量した。「1」点は、実質的にアンダープレーティン
グがないことを示し、「2」点または「3」点はさまざ
まな程度のアンダープレーティングがあることを示す。
3%苛性ソーダを用いてレジストを完全にストリップま
たは除去するための時間(秒)である。
成物が公知のドライフィルムフォトレジストと比べて向
上した特徴を有し、かかる公知フォトレジストよりも著
しく速く除去することができることを示す。
Claims (10)
- 【請求項1】 ポリマーバインダー、光活性成分、有機
酸および任意に架橋剤を含み、該有機酸がポリマーバイ
ンダー、任意の架橋剤または両者と重合しないものであ
る、フォトレジスト組成物。 - 【請求項2】 有機酸がカルボン酸またはスルホン酸か
ら選択される、請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 有機酸がアルカンカルボン酸、アリール
カルボン酸、アルカンスルホン酸またはアリールスルホ
ン酸から選択される、請求項2記載の組成物。 - 【請求項4】 有機酸が、(C1−C12)アルキルカ
ルボン酸、(C1−C12)アルキルジカルボン酸、
(C1−C12)アルキルトリカルボン酸、置換(C1
−C12)アルキルカルボン酸、置換(C1−C12)
アルキルジカルボン酸、置換(C1−C12)アルキル
トリカルボン酸、アミンカルボン酸、アリールジカルボ
ン酸、または置換アリールカルボン酸から選択される、
請求項3記載の組成物。 - 【請求項5】 基体からのフォトレジスト組成物の除去
を向上させる方法であって、有機酸を、ポリマーバイン
ダー、光活性成分および任意に架橋剤を含むフォトレジ
スト組成物と組み合わせる段階を含み、該有機酸がポリ
マーバインダー、任意の架橋剤または両者と重合しない
ものである、方法。 - 【請求項6】 有機酸がアルカンカルボン酸、アリール
カルボン酸、アルカンスルホン酸またはアリールスルホ
ン酸から選択される、請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 有機酸が、(C1−C12)アルキルカ
ルボン酸、(C1−C12)アルキルジカルボン酸、
(C1−C12)アルキルトリカルボン酸、置換(C1
−C12)アルキルカルボン酸、置換(C1−C12)
アルキルジカルボン酸、置換(C1−C12)アルキル
トリカルボン酸、アミンカルボン酸、アリールジカルボ
ン酸、または置換アリールカルボン酸から選択される、
請求項6記載の方法。 - 【請求項8】a)ポリマーバインダー、光活性成分、有
機酸および任意に架橋剤を含むフォトレジスト組成物で
あって、該有機酸がポリマーバインダーおよび任意の架
橋剤と重合しないものである、フォトレジスト組成物を
プリント配線板基体上に配置させる段階、 b)フォトレジストをイメージ化する段階;および c)フォトレジストを現像する段階を含む、プリント配
線板の製造方法。 - 【請求項9】 有機酸がアルカンカルボン酸、アリール
カルボン酸、アルカンスルホン酸またはアリールスルホ
ン酸から選択される、請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 有機酸が、(C1−C12)アルキル
カルボン酸、(C1−C12)アルキルジカルボン酸、
(C1−C12)アルキルトリカルボン酸、置換(C1
−C12)アルキルカルボン酸、置換(C1−C12)
アルキルジカルボン酸、置換(C1−C12)アルキル
トリカルボン酸、アミンカルボン酸、アリールジカルボ
ン酸、または置換アリールカルボン酸から選択される、
請求項9記載の方法。
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