JP2002323692A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2002323692A
JP2002323692A JP2001128974A JP2001128974A JP2002323692A JP 2002323692 A JP2002323692 A JP 2002323692A JP 2001128974 A JP2001128974 A JP 2001128974A JP 2001128974 A JP2001128974 A JP 2001128974A JP 2002323692 A JP2002323692 A JP 2002323692A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal cell
display device
heating element
crystal display
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JP2001128974A
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English (en)
Inventor
Takashi Ishida
隆 石田
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常温時における光学補償フィルムの位相ずれ
による白抜けを防止し、表示品質を向上させた液晶表示
装置を実現すること。 【解決手段】 2枚の基板間に液晶を挟持する液晶セル
と、この液晶セルを加熱する発熱体が両面に形成された
ヒータガラスとを有する液晶表示装置において、前記ヒ
ータガラスの一方の面に形成され前記液晶セル全面を加
熱する第一発熱体と、前記ヒータガラスの他方の面に形
成されると共に前記第一発熱体と独立して駆動され、前
記液晶セルの有効表示領域外を加熱する第二発熱体、と
を設けたことを特徴とする液晶表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置に関
し、特に視野角特性を向上させるための光学補償フィル
ム(広視野角フィルム)を搭載した液晶パネルの表示品
質を改善した液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置においては、低温環
境下では液晶の動作速度が急速に遅くなるため、その動
作性能を確保するためにヒーターを付加しており、その
ような液晶表示装置は、例えば特開昭59−22829
0号に開示されている。図2は従来のヒータを付加した
液晶表示装置の分解斜視図である。図2において、液晶
表示装置は液晶セル1とヒータガラス2とで構成されて
いる。
【0003】液晶セル1は2枚のガラス基板の間に液晶
が充填されてなり、その一方の面にヒータガラス2が近
接される。また、液晶セル1の中心部は、その表示が有
効となる領域である有効表示領域Aとなっている。
【0004】図3は従来のヒータガラスの平面図であ
り、(a)はその表面図、(b)は裏面図である。図3
(a)において、ヒータガラス2の一方の面に、第一発
熱体として、例えば酸化インジウム錫膜(以下、ITO
膜と記す)3が全面に蒸着され、その両端に電極4,5
が、例えば銀ペーストを印刷することにより形成されて
いる。そして、外部より電力を供給する入力用のリード
線6,7が電極に銀ペーストにより固定されている。
【0005】そして、図3(b)において、ヒータガラ
ス2の他方の面には、図2における液晶セル1の有効表
示領域Aに相当するヒータガラス2の有効表示領域相当
部A’の外部(ヒータガラスの外縁部)に第二発熱体と
しての銀ペースト8が印刷により形成され、同時に銀ペ
ースト8の一部がコンタクト電極9,10として、それ
ぞれ電極4,5に電気的に接続するように形成されてい
る。そして、銀ペースト8の形状は、図3(b)の要部
拡大図に示すような波形11となっている。
【0006】そして、液晶パネルに取り付けられた温度
センサーにより温度検出を行い、低温時にリード線6,
7に通電して第一発熱体としてのITO膜3によって液
晶セルの全面をウォームアップすると共に、第二発熱体
としての銀ペースト8によって液晶セルの有効表示領域
の外部を補助加熱し、液晶セルの中央部と周囲部との温
度勾配を解消し、温度分布を均一化させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような液
晶表示装置には次のような問題点があった。昨今の液晶
パネルは視野角特性を向上させる目的で光学補償フィル
ム(広視野角フィルム)が採用されており、この光学補
償フィルムは熱による膨張、収縮の影響で光の位相ずれ
を生じる。
【0008】そして、ヒータガラスが駆動されていない
常温時において、液晶にメッセージを表示させるための
バックライト(図示しない)の熱による影響で液晶セル
の中心部と周囲部との間に温度勾配が発生し、結果とし
て光学補償フィルムに光の位相ずれが発生して液晶セル
の周囲部に白抜けの現象として現れ、表示品質を劣化さ
せる。
【0009】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、常温時における光学補償フィルム
の位相ずれによる白抜けを防止し、表示品質を向上させ
た液晶表示装置を実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1におい
ては、2枚の基板間に液晶を挟持する液晶セルと、この
液晶セルを加熱する発熱体が両面に形成されたヒータガ
ラスとを有する液晶表示装置において、前記ヒータガラ
スの一方の面に形成され前記液晶セル全面を加熱する第
一発熱体と、前記ヒータガラスの他方の面に形成される
と共に前記第一発熱体と独立して駆動され、前記液晶セ
ルの有効表示領域外を加熱する第二発熱体、とを設けた
ことを特徴とする液晶表示装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を用いて説明する。尚、以下の図面において、図2,
図3と重複する部分は同一番号を付してその説明は適宜
に省略する。図1は本発明の実施例を構成するヒータガ
ラスの平面図であり、(a)はその表面図、(b)は裏
面図である。
【0012】図1(a)において、図3(a)と同様
に、ヒータガラスの一方の面に、第一発熱体としてIT
O膜3が全面に蒸着され、その両端に電極4,5が、印
刷された銀ペーストをエッチングすることにより形成さ
れ、入力用のリード線6,7がそれぞれ電極4,5に銀
ペーストにより固定されている。
【0013】そして、図1(b)において、ヒータガラ
スの他方の面にはヒータガラスの有効表示領域相当部
A’の外部(ヒータガラスの外縁部)に第二発熱体とし
ての銀ペースト8が印刷により形成され、そのコーナー
部に電極12,13が設けられ、この電極12,13に
それぞれ入力用のリード線14,15が銀ペーストによ
り固定されている。
【0014】そして、低温時にはリード線6,7に外部
より電力を供給することにより第一発熱体としてのIT
O3を発熱させ、常温時にはリード線14,15に外部
より電力を供給することにより第一発熱体としてのIT
O3とは独立して第二発熱体としての銀ペースト8を発
熱させる。
【0015】この場合、第一発熱体としてITO膜3が
駆動されない常温時において、第二発熱体としての銀ペ
ースト8を独立して発熱させて液晶セルの表示領域相当
部の外部(液晶セルの外縁部)を加熱するので、常温時
にバックライトの熱により発生する液晶パネル内の温度
勾配を解消させて温度分布を均一化することができ、結
果として液晶パネルの白抜けを防止してその表示品質を
向上させることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
二発熱体を独立して駆動して液晶セルの有効表示領域外
部(外縁部)を加熱することにより、常温時のバックラ
イトによって液晶セル内に発生する温度勾配を解消する
ようにしたので、液晶セルの白抜けを防止してその表示
品質を向上させた液晶表示装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を構成するヒータガラスの平面
図である。
【図2】従来のヒータを付加した液晶表示装置の分解斜
視図である。
【図3】従来の液晶表示装置を構成するヒータガラスの
平面図である。
【符号の説明】
1 液晶セル 2 ヒータガラス 3 ITO膜 4,5 電極 6,7 リード線 8 銀ペースト 9,10 コンタクト電極 12,13 電極 14,15 リード線 A 有効表示領域 A’ 有効表示領域相当部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の基板間に液晶を挟持する液晶セル
    と、この液晶セルを加熱する発熱体が両面に形成された
    ヒータガラスとを有する液晶表示装置において、 前記ヒータガラスの一方の面に形成され前記液晶セル全
    面を加熱する第一発熱体と、 前記ヒータガラスの他方の面に形成されると共に前記第
    一発熱体と独立して駆動され、前記液晶セルの有効表示
    領域外を加熱する第二発熱体、とを設けたことを特徴と
    する液晶表示装置。
JP2001128974A 2001-04-26 2001-04-26 液晶表示装置 Pending JP2002323692A (ja)

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CN106125385A (zh) * 2016-09-08 2016-11-16 武汉华星光电技术有限公司 一种改善基板内缩变形的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106125385A (zh) * 2016-09-08 2016-11-16 武汉华星光电技术有限公司 一种改善基板内缩变形的方法
CN106125385B (zh) * 2016-09-08 2019-03-12 武汉华星光电技术有限公司 一种改善基板内缩变形的方法

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