JP2002323067A - 油圧式クラッチ遮断装置 - Google Patents

油圧式クラッチ遮断装置

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JP2002323067A
JP2002323067A JP2001128701A JP2001128701A JP2002323067A JP 2002323067 A JP2002323067 A JP 2002323067A JP 2001128701 A JP2001128701 A JP 2001128701A JP 2001128701 A JP2001128701 A JP 2001128701A JP 2002323067 A JP2002323067 A JP 2002323067A
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hydraulic chamber
cylinder
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hydraulic
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Yoshihisa Miura
義久 三浦
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/08Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member
    • F16D25/082Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member the line of action of the fluid-actuated members co-inciding with the axis of rotation
    • F16D25/083Actuators therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2300/00Special features for couplings or clutches
    • F16D2300/08Details or arrangements of sealings not provided for in group F16D3/84

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧式クラッチ遮断装置において、ピストン
の一端に配置されたシールリングのリップの摩耗による
密封性の低下を防止すること。 【解決手段】 油圧式クラッチ遮断装置において、ピス
トン7に装着されたシールリング8の上リップ8aと下
リップ8bとがアウターシリンダ6とインナーシリンダ
5に接触させられるとともに、インナーシリンダ5とア
ウターシリンダ6間に形成される油圧室空間の半径方向
間隙幅が、シールリング8の初期設定位置から油圧室1
2の内奥部に向けて徐々に小さくされていることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車の
エンジン(動力源)と変速機との間に設置されるクラッ
チを油圧で遮断させる油圧式クラッチ遮断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のクラッチの遮断装置とし
て、図5に示すように、油圧でクラッチスプリング等の
クラッチ操作部材53を押動してエンジン等の動力源か
ら変速機への動力伝達を遮断する油圧式クラッチ遮断装
置54が知られている。なお、51は変速機の入力軸、
52はクラッチハウジングである。
【0003】上記クラッチ遮断装置54は、インナーシ
リンダ55、アウターシリンダ56、ピストン57、シ
ールリング58、レリーズ軸受59、コイルスプリング
60、ブーツ61を含む構成となっている。
【0004】インナーシリンダ55とアウターシリンダ
56とは、インナーシリンダ55の内周に挿通された入
力軸51と同軸心状に径方向内外に配置されて、クラッ
チハウジング52に固着されている。このインナーシリ
ンダ55とアウターシリンダ56との間に環状空間から
なる油圧室62が形成されている。この油圧室62に
は、アウターシリンダ56に形成した油圧導入路63を
通じて、図示しないマスターシリンダから操作量に応じ
た圧力の作動油が供給される。
【0005】ピストン57は、円筒状に形成されてお
り、油圧室62に軸方向に変位自在に挿入されている。
このピストン57の油圧室62側の一端57aには、シ
ールリング58が配置され、このシールリング58の半
径方向上下に形成された各リップ58a,58bは、ア
ウターシリンダ56の内周面56aとインナーシリンダ
55の外周面55aにそれぞれ摺接させられて油圧室6
2を密封している。
【0006】レリース軸受59は、ピストン57のクラ
ッチ側端部に取り付けられており、このレリーズ軸受5
9の内輪がクラッチスプリング53の内縁に当接させら
れている。
【0007】コイルスプリング60は、アウターシリン
ダ56の外周に圧縮状態で介装されており、このコイル
スプリング60の外周に蛇腹状のブーツ61が取り付け
られている。
【0008】このような油圧式クラッチ遮断装置54の
動作を説明すると、操作量に応じた油圧により、ピスト
ン57およびレリーズ軸受59をクラッチ操作部材53
の内縁を軸方向に押動し、これで、クラッチ操作部材5
3の外縁に取り付けられたプレッシャープレート(図示
省略)をクラッチディスク(図示省略)側から引き離し
て、エンジンから変速機への動力伝達を遮断する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の油圧式クラ
ッチ遮断装置54においては、図6に示されるようにシ
ールリング58の位置がクラッチ操作に伴い油圧室62
の内奥部側に移動することが知られている。すなわち、
油圧式クラッチ遮断装置54の新品時には、図6(A)
に示されるように、シールリング58はB位置にあり、
その後、ピストン57の油圧作用による移動に伴いシー
ルリング58はB位置からA位置までのストローク量L
1だけ摺動する。そして使用中にクラッチディスクの摩
耗に伴いシールリング58はピストン57の移動ととも
に図6(B)に示すように、B位置からD位置に徐々に
移動する。このD位置までシールリング58が移動した
とき、D位置がストローク起点となり、油圧作動時にシ
ールリング58はD位置からストローク量L1のC位置
まで摺動する。そして、結果としてシールリング58は
D位置からA位置までのストローク量L=L1+L2だ
け摺動することになる。
【0010】上記従来の油圧式クラッチ遮断装置54に
おいては、上述したように、シールリング58の摺動位
置がクラッチディスクの摩耗とともにストローク量L1
は同じであるが、初期位置がB位置からD位置のように
変化する。ところが、シールリング58は、使用により
上リップ58aおよび下リップ58bが摩耗して、アウ
ターシリンダ56およびインナーシリンダ55に対する
しめしろが小さくなり、各リップ58a,58bのしめ
しろが小さい状態で図6のA位置からD位置まで常に摺
動することになり、密封性が損われるおそれがある。
【0011】この発明は、油圧式クラッチ遮断装置にお
いて、ピストンの一端に配置されたシールリングのリッ
プの摩耗による密封性の低下を防止することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、請求項1の発明では、油圧でクラッチ操作部材
を押動して動力源から変速機への動力伝達を遮断される
油圧式クラッチ遮断装置において、固定配置されて内周
に変速機の入力軸が挿通されるインナーシリンダと、イ
ンナーシリンダの外周に環状空間からなる油圧室を形成
する形態で固定配置されるアウターシリンダと、上記油
圧室内に一端側から軸方向変位自在に挿入される円筒形
状のピストンと、ピストンの一端側に配置される上記イ
ンナーシリンダ外周面とアウターシリンダ内周面に対し
て接触させられるシールリップを有するシールリング
と、上記ピストンの他端側に取り付けられてクラッチ操
作部材に当接されるレリーズ軸受とを有し、上記インナ
ーシリンダとアウターシリンダ間に形成される油圧室空
間の半径方向間隙幅が、シールリングの初期設定位置か
ら油圧室の内奥部に向けて徐々に小さくされていること
を特徴とする。
【0013】また、請求項2の発明は、上記インナーシ
リンダの外周面が上記入力軸の軸線に平行とされるとと
もに、上記アウターシリンダの内周面が油圧室の内奥部
に向けて小径となる傾斜面に形成されることにより、上
記インナーシリンダとアウターシリンダ間に形成される
油圧室空間の半径方向間隙幅が、シールリングの初期設
定位置から油圧室の内奥部に向けて徐々に小さくされて
いることを特徴とする。
【0014】さらにまた、請求項3の発明は、上記アウ
ターシリンダの内周面が上記入力軸の軸線に平行とされ
るとともに、上記インナーシリンダの外周面が油圧室の
内奥部に向けて大径となる傾斜面に形成されることによ
り、上記インナーシリンダとアウターシリンダ間に形成
される油圧室空間の半径方向間隙幅が、シールリングの
初期設定位置から油圧室の内奥部に向けて徐々に小さく
されていることを特徴とする。
【0015】さらにまた、請求項4の発明は、上記イン
ナーシリンダの外周面が油圧室の内奥部に向けて大径と
なる傾斜面に形成されるとともに、上記アウターシリン
ダの内周面が油圧室の内奥部に向けて小径となる傾斜面
に形成されることにより、上記インナーシリンダとアウ
ターシリンダ間に形成される油圧室空間の半径方向間隙
幅が、シールリングの初期設定位置から油圧室の内奥部
に向けて徐々に小さくされていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的な実施の
形態について説明する。図1はこの発明の一実施形態の
油圧式クラッチ遮断装置の断面図、図2はピストン、シ
ールリングおよび油圧室の拡大図である。
【0017】油圧でクラッチスプリング等のクラッチ操
作部材3を押動してエンジン等の動力源から変速機への
動力を遮断する油圧式クラッチ遮断装置4は、インナー
シリンダ5、ピストン7、シールリング8、レリーズ軸
受9、コイルスプリング10、ブーツ11を含む構成と
なっている。
【0018】上記インナーシリンダ5とアウターシリン
ダ6とは、インナーシリンダ5の内周に挿通された入力
軸1と同軸心状に径方向内外に配置されて、クラッチハ
ウジング2に固着されている。このインナーシリンダ5
とアウターシリンダ6との間に環状空間からなる油圧室
12が形成されている。この油圧室12には、アウター
シリンダ6に形成した油圧導入路13を通じて、図示し
ないマスターシリンダから操作量に応じた圧力の作動油
が供給される。
【0019】ピストン7は、円筒形状に形成されてお
り、油圧室12に軸方向に変位自在に挿入されている。
このピストン7の油圧室12内側の一端7aには、例え
ば、EPDMなどの合成ゴムからなるシールリング8が
配置されている。このシールリング8はピストン7側の
一端面に突部8cが形成されて、ピストン7の端面に形
成された蟻溝内に蟻溝嵌合にて固定されている。さらに
シールリング8の他端面には、アウターシリンダ6の内
周面6aに接触する上リップ8aとインナーシリンダ5
の外周面5aに接触する下リップ8bがそれぞれ形成さ
れている。このシールリング8の上下リップ8a,8b
により油圧室12が密封されている。
【0020】また、レリーズ軸受9は、ピストン7のク
ラッチ側端部に取り付けられており、このレリーズ軸受
9の内輪がクラッチスプリング3の内縁に当接されてい
る。さらにコイルスプリング10は、アウターシリンダ
6の外周に圧縮状態で介装されており、このコイルスプ
リング10の外周に蛇腹状のブーツ11が取り付けられ
ている。
【0021】また、上記インナーシリンダ5の外周面5
aとアウターシリンダ6の内周面6a間の半径方向隙間
は、シールリング8の初期設定位置Aから油圧室12の
内奥部に向けてストローク量Lの最終移動位置Dまで徐
々に小さくされている。
【0022】すなわち、図2は一実施形態であり、イン
ナーシリンダ5の外周面5aが入力軸1の軸線に平行と
されるとともに、アウターシリンダ6の内周面6aが油
圧室12の内奥部に向けて小径となる傾斜面に形成され
ている。これにより、シールリング8の初期設定位置A
におけるインナーシリンダ5の外周面5aとアウターシ
リンダ6の内周面6a間の半径方向隙間H1から、シー
ルリング8の最終移動位置Dにおけるインナーシリンダ
5の外周面5aとアウターシリンダ6の内周面6a間の
半径方向隙間H2へと小さくなっている。この構成によ
り、クラッチ使用中にシールリング8の上下リップ8
a,8bが摩耗しても、シールリング8の初期位置Aか
ら最終移動位置Dまでの移動を考慮して、インナーシリ
ンダ5とアウターシリンダ6間の半径方向隙間をA位置
の隙間H1からD位置の隙間H2まで徐々に小さくされ
ているため、各リップ8a,9aの各シリンダ5,6に
対するしめしろは、シールリング8の初期位置Aから最
終移動位置Dまでほぼ同等に確保することができる。な
お、この半径方向隙間H1からH2までの変化量は、シ
ールリング8の各リップ8a,8bの摩耗量を考慮して
決定される。また、上記第一実施形態では、アウターシ
リンダ6の内周面6aのみが傾斜面とされているため加
工が容易である。
【0023】また、図3は第二実施形態であり、上記ア
ウターシリンダ6の内周面6aが入力軸1の軸線に平行
とされるとともに、インナーシリンダ5の外周面5aが
油圧室12のなお奥部に向けて大径となる傾斜面に形成
されている。これにより、シールリング8の初期設定位
置Aにおけるインナーシリンダ5の外周面5aとアウタ
ーシリンダ6の内周面6a間の半径方向隙間H1から、
インナーシリンダ8の最終移動位置Dにおけるインナー
シリンダ5の外周面5aとアウターシリンダ6の内周面
6a間の半径方向隙間H2へと小さくなっている。従っ
て、第一実施形態と同様に、クラッチ使用中にシールリ
ング8の上下リップ8a,8bが摩耗しても、シールリ
ング8の初期位置Aから最終移動位置Dまでの移動を考
慮して、インナーシリンダ5とアウターシリンダ6間の
半径方向隙間をA位置の隙間H1からD位置の隙間H2
まで徐々に小さくされているため、各リップ8a,9a
の各シリンダ5,6に対するしめしろは、シールリング
8の初期位置Aから最終移動位置Dまでほぼ同等に確保
することができる。上記第二実施形態においても、イン
ナーシリンダ5の外周面5aのみが傾斜面とされている
ため加工が容易である。
【0024】さらに、図4は第三実施形態であり、イン
ナーシリンダ5の外周面5aが油圧室12の内奥部に向
けて大径となる傾斜面に形成されるとともに、アウター
シリンダ6の内周面6aが油圧室12の内奥部に向けて
小径となる傾斜面に形成されている。従って、第一実施
形態、第二実施形態と同様に、クラッチ使用中にシール
リング8の上下リップ8a,8bが摩耗しても、シール
リング8の初期位置Aから最終移動位置Dまでの移動を
考慮して、インナーシリンダ5とアウターシリンダ6間
の半径方向隙間をA位置の隙間H1からD位置の隙間H
2まで徐々に小さくされているため、各リップ8a,9
aの各シリンダ5,6に対するしめしろは、シールリン
グ8の初期位置Aから最終移動位置Dまでほぼ同等に確
保することができる。上記第三実施形態においても、ア
ウターシリンダ6の内周面6aとインナーシリンダ5の
外周面5aとの両方が傾斜面とされているため、より確
実に各リップ8a,9aのしめしろの維持が図れる。
【0025】また、上記実施形態ではインナーシリンダ
5とアウターシリンダ6とを別体で形成したが、一体で
形成してもよい。
【0026】
【発明の効果】この発明の請求項1乃至4における油圧
式クラッチ遮断装置においては、固定配置されて内周に
変速機の入力軸が挿通されるインナーシリンダと、イン
ナーシリンダの外周に環状空間からなる油圧室を形成す
る形態で固定配置されるアウターシリンダと、上記油圧
室内に一端側から軸方向変位自在に挿入される円筒形状
のピストンと、ピストンの一端側に配置されて上記イン
ナーシリンダ外周面とアウターシリンダ内周面に対して
接触させられるシールリップを有するシールリングと、
上記ピストンの他端側に取り付けられてクラッチ操作部
材に当接されるレリーズ軸受とを有し、上記インナーシ
リンダとアウターシリンダ間に形成される油圧室空間の
半径方向間隙幅が、シールリングの初期設定位置から油
圧室の内奥部に向けて徐々に小さくされているため、各
リップの摩耗が生じても、各リップの各シリンダに対す
るしめしろがシールリングの初期設定位置から最終移動
位置までほぼ同等に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である油圧式クラッチ遮断
装置を示す断面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】本発明の第二実施形態の要部拡大断面図であ
る。
【図4】本発明の第三実施形態の要部拡大図である。
【図5】従来の油圧式クラッチ遮断装置を示す断面図で
ある。
【図6】(A)は初期のシールリング移動量、(B)は
初期から最終位置までのシールリング移動量を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 入力軸 2 クラッチハウジング 3 クラッチハウジング 4 油圧式クラッチ遮断装置 5 インナーシリンダ 6 アウターシリンダ 7 ピストン 8 シールリング 9 レリーズ軸受

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧でクラッチ操作部材を押動して動力
    源から変速機への動力伝達を遮断される油圧式クラッチ
    遮断装置において、固定配置されて内周に変速機の入力
    軸が挿通されるインナーシリンダと、インナーシリンダ
    の外周に環状空間からなる油圧室を形成する形態で固定
    配置されるアウターシリンダと、上記油圧室内に一端側
    から軸方向変位自在に挿入される円筒形状のピストン
    と、ピストンの一端側に配置される上記インナーシリン
    ダ外周面とアウターシリンダ内周面に対して接触させら
    れるシールリップを有するシールリングと、上記ピスト
    ンの他端側に取り付けられてクラッチ操作部材に当接さ
    れるレリーズ軸受とを有し、上記インナーシリンダとア
    ウターシリンダ間に形成される油圧室空間の半径方向間
    隙幅が、シールリングの初期設定位置から油圧室の内奥
    部に向けて徐々に小さくされていることを特徴とする油
    圧式クラッチ遮断装置。
  2. 【請求項2】 上記インナーシリンダの外周面が上記入
    力軸の軸線に平行とされるとともに、上記アウターシリ
    ンダの内周面が油圧室の内奥部に向けて小径となる傾斜
    面に形成されることにより、上記インナーシリンダとア
    ウターシリンダ間に形成される油圧室空間の半径方向間
    隙幅が、シールリングの初期設定位置から油圧室の内奥
    部に向けて徐々に小さくされていることを特徴とする請
    求項1に記載の油圧式クラッチ遮断装置。
  3. 【請求項3】 上記アウターシリンダの内周面が上記入
    力軸の軸線に平行とされるとともに、上記インナーシリ
    ンダの外周面が油圧室の内奥部に向けて大径となる傾斜
    面に形成されることにより、上記インナーシリンダとア
    ウターシリンダ間に形成される油圧室空間の半径方向間
    隙幅が、シールリングの初期設定位置から油圧室の内奥
    部に向けて徐々に小さくされていることを特徴とする請
    求項1に記載の油圧式クラッチ遮断装置。
  4. 【請求項4】 上記インナーシリンダの外周面が油圧室
    の内奥部に向けて大径となる傾斜面に形成されるととも
    に、上記アウターシリンダの内周面が油圧室の内奥部に
    向けて小径となる傾斜面に形成されることにより、上記
    インナーシリンダとアウターシリンダ間に形成される油
    圧室空間の半径方向間隙幅が、シールリングの初期設定
    位置から油圧室の内奥部に向けて徐々に小さくされてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の油圧式クラッチ遮
    断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014525019A (ja) * 2011-08-05 2014-09-25 シェフラー テクノロジーズ ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー. カー・ゲー スレーブシリンダ
WO2018019328A1 (de) * 2016-07-28 2018-02-01 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Kolben-zylinder-einheit
CN112081838A (zh) * 2019-06-12 2020-12-15 舍弗勒技术股份两合公司 离合器分离副缸及离合器装置

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WO2018019328A1 (de) * 2016-07-28 2018-02-01 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Kolben-zylinder-einheit
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