JP2002322695A - 住宅及び住宅の配管方法 - Google Patents

住宅及び住宅の配管方法

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JP2002322695A
JP2002322695A JP2001132446A JP2001132446A JP2002322695A JP 2002322695 A JP2002322695 A JP 2002322695A JP 2001132446 A JP2001132446 A JP 2001132446A JP 2001132446 A JP2001132446 A JP 2001132446A JP 2002322695 A JP2002322695 A JP 2002322695A
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room
house
future
pipe
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Hajime Yoshida
肇 吉田
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフォーム時に所望の箇所に水廻設備を容易
に設けることができる住宅を提供する。 【解決手段】住宅1において、水廻設備に接続される配
管A・Bを、将来的に水廻設備を配置する箇所6a・6
bに配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅に係り、詳細に
は将来的にリフォームされる住宅に関する。
【0002】
【背景の技術】一般に住宅を構築する場合には、まずそ
の敷地の面積や形状、さらには隣接する地形や地理条件
などに合わせて建物部分の各階の間取りを設計し、その
設計に基づいて住宅を構築する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的な住
宅は、長期居住した居住者の要望によってリフォームさ
れ間取りが変更されることが考えられる。このリフォー
ムに関する技術の一例としては特開平11−81471
号の公報に開示のものがある。上述したように住宅をリ
フォームして間取りを変更する場合、新築時に水廻設備
が無かった部屋に水廻設備を設置する場合が考えられ
る。例えば、高齢になった居住者の生活動線を短くする
ため、居住者の居室、玄関、水廻設備(便所、浴室な
ど)を備える部屋がそれぞれ近くなる間取りとする等で
ある。しかし、上記のように新築時に水廻設備がない部
屋にリフォームしてトイレなどの水廻設備を設置する場
合、内装や間仕切り壁の変更等の他に、水廻設備を配置
する部屋に該水廻設備に接続される配管を配さなければ
ならず、その分、リフォームのコストが嵩むとともに施
工期間がかかる。
【0004】本発明の課題は、リフォーム時に所望の箇
所に水廻設備を容易に設けることができる住宅を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、水廻設備に接続される配管
を備えた住宅において、例えば、図1に示すように、前
記配管A・Bは、将来的に水廻設備(例えば、図2に示
すトイレ65・洗面台66)を配置する箇所6a・6b
に水廻設備65・66に接続されていない状態で配置さ
れていることを特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、住宅が備え
る配管A・Bは、将来的に水廻設備65・66を配置す
る箇所6a・6bに、水廻設備65・66に接続されて
いない状態で配置されているので、リフォーム時に前記
箇所6a・6bに水廻設備65・66(図2参照)を配
置し、該水廻設備65・66に前記配管A・Bを接続す
るだけで、前記箇所6a・6bに水廻設備65・66を
使用可能な状態で設置することができる。
【0007】したがって、水廻設備65・66を設置す
る際に必要な前記水廻設備65・66に接続される配管
A・Bの配置作業を行う必要がなく、容易に前記水廻設
備65・66を使用可能な状態に設置する(図2参照)
ことができる。つまり、住宅1の構築時に、該住宅の居
住者が、高齢となった際に暮らし易くなるように住宅の
リフォームを考えている場合、リフォームされた住宅内
において生活動線が短くなるように、将来的に居室(例
えば寝室8A)となる部屋8に隣接した箇所6a・6b
に、将来的に水廻設備65・66(図2参照)に接続さ
れる配管A・Bを配置しておくことで、リフォーム時に
前記配管A・Bが設置された箇所6a・6bに、水廻設
備(例えば、トイレ、浴室、キッチン等)を容易に使用
可能に設置して生活動線の短い所望の間取りに変更する
ことができる。
【0008】ここで、前記配管はどのような材質のもの
であってもよく、例えば金属製、塩化ビニール製、フレ
キシブル管によるもの等が挙げられる。また、前記配管
は給水管、排水管の少なくとも一方の機能を有するもの
であり、多数の給水管や排水管で構成れていてもよい。
さらに、前記水廻設備とは、トイレ、シンクを備える台
所、浴槽、洗面台等が挙げられ、洗濯機も含まれても良
く、排水や給水が必要な設備ならどのようなものであっ
てもよい。前記将来的に水廻設備を配置する個所とは、
例えば、玄関近傍に居室を設け、この居室に隣接する箇
所等が挙げられる。また、前記将来的に水廻設備が設置
される個所は、予め他の水廻設備が設置された部屋と同
一の部屋内であってもよい。具体的には、将来的に設置
される水廻設備がトイレである場合、該トイレが設置さ
れる箇所が所定の部屋内にあり、該所定の部屋には、水
廻設備としての浴槽や洗面台が予め設置されている構成
などである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の住
宅において、例えば、図1及び図2に示すように、前記
配管Aは汚水用の排水管を含み、前記配管Aが接続され
る水廻設備65はトイレ65であることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明によれば、前記配管A
は汚水用の排水管を含み、前記配管Aが接続される水廻
設備65はトイレ65であるので、将来的にトイレ65
が配置される箇所6a、つまり構築時にはトイレが無い
箇所(図1では脱衣所6内の箇所6a)に、トイレ65
と下水管とを接続する配管Aの設置作業を行うことな
く、容易にトイレを使用可能な状態に設置することがで
きる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の住宅において、例えば、図1に示すように、玄関
2に隣接して居間8が設けられ、前記将来的に水廻設備
(例えば図2に示すトイレ65・洗面台66)を配置す
る箇所6a・6bは前記居間8に隣接しているともに前
記玄関2近傍に設けられていることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明によれば、前記将来的
に水廻設備65・66を配置する箇所6a・6bは玄関
2の近傍に設けられた居間8に隣接しているとともに前
記玄関2近傍に設けられているので、リフォームした際
に、前記水廻設備65・66が設置された個所6a・6
bは前記居間8に隣接するとともに玄関2近傍に設けら
れたものとなる。つまり、居間8、水廻設備65・66
(図2参照)が設置された個所6a・6b及び玄関2の
それぞれへの移動距離が短い間取りとなるように容易に
リフォームすることができる。したがって、リフォーム
後、居間8、水廻設備65・66及び玄関2間の居住者
の生活動線が短くなり、居間8の居住者が生活しやすい
住宅となる。
【0013】前記居間8はリフォーム時に居住の中心と
なる空間として使用可能な部屋であり、この居間にベッ
ドなどの寝具を設置(図2ではベッドを設置して寝室8
Aで示している)してもよい。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載の住
宅において、例えば、図1及び図2に示すように、前記
将来的に水廻設備65・66を配置する箇所6a・6b
に隣接して浴室4が設けられていることを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明によれば、将来的に水
廻設備65・66を配置する箇所6a・6bに隣接して
浴室4が設けられているので、将来、前記箇所6a・6
bに水廻設備65・66を設置した際に、前記玄関2、
居間8、前記水廻設備65・66を設置した箇所6a・
6b及び前記浴室4のそれぞれの間を移動する距離が短
くなり、居間8の居住者の生活動線が短く、より暮らし
やすい間取りにリフォームすることができる。
【0016】請求項5記載の発明は、図1に示すよう
に、住宅1を構築する際に、将来的に水廻設備を設置す
る箇所6a・6bに、水廻設備に接続可能な配管A・B
を設置することを特徴とする。
【0017】請求項5記載の発明によれば、住宅のリフ
ォーム時に、将来的に水廻設備を設置する箇所6a・6
bに水廻設備(例えば、図2に示すトイレ65・洗面台
66)を配置し、前記箇所6a・6bに設置された配管
A・Bを、配置される水廻設備65・66に接続するだ
けで、前記水廻設備65・66を使用可能な状態で設置
できる。つまり、前記水廻設備を設置する際に、該水廻
設備に接続される配管の配置作業を行う必要がなく、該
水廻設備に前記配管を接続するだけで水廻設備を容易に
設置することができる。よって、長期居住により居住者
が高齢となった際に、住宅内における生活動線を短くし
て、住宅の構築時に将来的に寝室とする部屋に隣接した
部屋(箇所)に配管を配置しておくことで、前記配管が
設置された部屋を将来、水廻設備のある部屋(例えば、
トイレ、浴室、キッチン等)に容易にリフォームするこ
とができる。
【0018】ここで、将来的に水廻設備を設置する箇所
は、該箇所の近傍に水廻設備が設定されていてもよい。
例えば、水廻設備が設置された部屋内に前記将来的に水
廻設備を設置する個所を設けても良い。具体的には、洗
面台が設置された洗面所内や、浴槽が設置された浴室内
に、将来的に設置するトイレに接続される配管を設置し
た等の構成としてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2を参照して本
発明の実施の形態を詳細に説明する。まず、構成を説明
する。図1に示す間取りを有する住宅1は、将来的にリ
フォームされることを前提に構築されたものであり、こ
の住宅1では、玄関2は玄関土間2aを備え、この玄関
土間2aに隣接して、玄関ホール21が配置されてい
る。玄関土間2aの外側には玄関ポーチ3が設けられて
いる。なお、以下では玄関ポーチ3が配置されている側
を住宅1の前側として住宅1の構成を説明する。
【0020】玄関土間2aの左右には浴室4と便所5が
それぞれ玄関土間2aに隣接して設けられている。浴室
4は浴槽4aを備え、後側には該浴室4に隣接し且つ、
該浴室4に行き来可能な脱衣所6が配置されている。こ
の脱衣所6内には、将来的に水廻設備(図2に示すトイ
レ65、洗面台66)を配置する箇所6a・6bに、水
廻設備に接続されていない状態で配管A・Bが配置され
ている。将来的に水廻設備を配置する箇所6a・6bに
水廻設備65・66に接続されていない状態で配置され
ている構成とは、例えば、この実施の形態では、脱衣所
6の床面や壁面に、水廻設備に接続される配管の接続部
分が設けられている。なお、接続部分が設けられた床面
や壁面は、床材や内装材などにより覆われ、住宅1の状
態では外部から見えないようになっている。
【0021】この配管Aは汚水用の汚水用排水管を含
み、この配管Aが将来的に接続される水廻設備はトイレ
である。また、配管Bは雑排水用の排水管とともに、給
水管を含み、この配管Bが接続される水廻設備は洗面台
である。なお、配管Aの汚水管は、汚水を排出するため
に下水管に接続可能となっており、ここでは、配管の汚
水管は予め下水管に接続された状態となっている。
【0022】また、配管Bの給水管は水道本管から水を
引き込む水道引き込み管に接続可能となっており、ここ
では、予め水道引き込み管に接続された状態となってい
る。つまり、これら配管A・Bにそれぞれ所定の水廻設
備を接続するだけで、容易に水廻設備の機能を発揮でき
るように配設されている。このように構成された脱衣所
6の後側には該脱衣所6に隣接して居間8が配置されて
いる。この居間8は前側で脱衣所6とともに玄関ホール
2bに隣接し間仕切り壁61により仕切られている。こ
の間仕切り壁61には開閉する片開き戸が取り付けられ
た開口部61aが形成され、この開口部61aを介して
玄関ホール2bから行き来自在となっている。なお、こ
の居間8は将来的にベッド81等の寝具が設置されて、
メインの居住空間となる寝室8A(図2参照)にリフォ
ームされるものである。
【0023】さらに、この居間8の右側には該居間8に
隣接して食堂9が配置され、食堂9の右側には第1和室
10が配置されている。この食堂9及び第1和室10の
前側には玄関ホール2bに接続され、住宅1の右側端部
まで延びる廊下11が配置され、この廊下11を挟んで
且つ、前記食堂9と第1和室10とにそれぞれ対向し
て、便所5及び台所12と第2和室13が配置されてい
る。なお、第2和室13には、台所12に隣接して配置
された収納部13aを備える。
【0024】このように構成された住宅1においてリフ
ォームを行った際の住宅の間取りを図2に示す。図2に
示す住宅1Aは、図1の住宅1の居住者が高齢になった
際に、住宅1をリフォームして、臥住宅1の間取りを高
齢者対応の間取りとなるように、使用する部屋間の移動
距離を短く(生活動線を短く)したものである。図2に
示す住宅1Aでは、住宅1における脱衣所6、居間8、
脱衣所6と居間8とを仕切る間仕切り壁61の構成のみ
異なり、その他構成はリフォーム前の住宅1と同様であ
るので、以下では、同様な要素は同符号を付して説明は
省略し、異なる要素のみ説明する。
【0025】図2に示す住宅1Aは、玄関2、玄関土間
2a、玄関ホール21、玄関ポーチ3、浴室4、便所
5、脱衣所6、リフォーム前は居間8である寝室8A、
食堂9、第1和室10、廊下11、台所12、第2和室
13等を備える。そして、脱衣所6に水廻設備であるト
イレ65と洗面台66とが、それぞれ配管A・Bが接続
された状態で設置されている。また、リフォーム前は居
間8である寝室8と脱衣所6をと仕切る間仕切り壁61
には、寝室8及び脱衣所6を連通させる開口部61bが
形成されている。
【0026】次に図1及び図2を参照して、住宅1をリ
フォームして住宅1Aにする工程を説明する。つまり、
図1の住宅1において、間仕切り壁61に開口部61b
を形成して居間8と脱衣所6とを連通させるとともに、
居間8にベッド81等の寝具を設置するなどして居間8
を改装して寝室8Aにする。さらに、脱衣所6の所定の
箇所6a・6bにそれぞれトイレ65と洗面台66とを
配置して、トイレ65には配管Aを接続し、洗面台66
には配管Bを接続する。ここで、トイレ65や便所66
が設置された脱衣所6はサニタリー室としての機能を有
するものとなる。
【0027】このようにしてリフォームされた住宅1A
は、玄関2の玄関ホールに隣接して脱衣所6及び寝室8
Aが配置された状態となり、これら玄関2、脱衣所6及
び寝室8A間への移動距離が短くなる。つまり、これら
玄関2、脱衣所6及び寝室8Aの動線が短くなること
で、居住者が寝室8Aを中心に居住しても玄関2への行
き来や脱衣所6のトイレ65への行き来が容易となる。
また脱衣所6に隣接して浴室4が配置された状態となる
ので、寝室8から脱衣所6を通って直ぐに浴室4へ行き
来することができる。
【0028】従って本実施の形態に係る住宅1によれ
ば、住宅1が備える配管A・Bは、将来的にトイレ6
5、洗面台66(図2参照)等の水廻設備を配置する脱
衣所6内の所定の箇所6a・6bに、トイレ65・洗面
台66に接続されていない状態で配置されているので、
リフォーム時に脱衣所6の所定の箇所6a・6bにトイ
レ65・洗面台66を配置し、該トイレ65・洗面台6
6に配管A・Bをそれぞれ接続するだけで、脱衣所6に
トイレ65及び洗面台66を使用可能な状態で設置する
ことができ、脱衣所6にトイレ65・洗面台66を設置
する際に必要な配管の設置作業を行う必要がない。した
がって、脱衣所6を、水廻り設備のうち、トイレ、洗面
所の機能を有するサニタリー室に容易にリフォームする
ことができる。
【0029】また、サニタリー室の機能を有する脱衣所
6に隣接して浴室4が設置されているので、寝室8Aの
居住者は、このサニタリー室(元の脱衣所6)で脱衣し
て浴室4に行くことが容易に行える。つまり、住宅の構
築時に、長期居住により居住者が高齢となった際の暮ら
しが快適、つまり、住宅内における生活動線が短くなる
ように、将来的に寝室とする部屋に隣接した部屋(箇
所)に配管を配置しておくことで、前記配管A・Bが設
置された部屋を将来、水廻設備(例えば、トイレ、洗面
台)のあるサニタリー室に容易にリフォームすることが
できる。
【0030】なお、以上の実施の形態においては、脱衣
所6内を、将来的に水廻設備を配置する箇所6a・6b
としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、将
来的に水廻設備を配置する箇所であれば、どのような箇
所に配管Aや配管Bを設置してもよい。例えば、第2の
和室13を将来的に生活のメインとなる居室とする場
合、この第2和室13の備える収納部13aを将来的に
水廻設備を配置する箇所として、配管Aや配管Bを水廻
設備(例えば、トイレ、洗面台等)が接続可能に設置し
ておき、リフォーム時に収納部13bにトイレを設置
し、該収納部13bをトイレとして用い、生活のメイン
となった第2和室13からの移動距離を小さくしても良
い。
【0031】これにより第2和室13の居住者の生活動
線を短くすることができ、該居住者が体の不自由な高齢
であっても快適な暮らしができる。また、配管A・Bの
構成も将来的に水廻設備を配置する箇所に、水廻設備に
接続可能に設置されていればどのように構成されていて
もよく、上水、雑用水等の給水管や、汚水(人体からの
排泄物などを含む排水)、雨水、雑排水(汚水、雨水、
特殊排水を除く、台所・浴室・洗面所等からの排水)等
の排水管のいづれを構成していてもよい。また、住宅の
間取り等も任意であり、その他、具体的な水廻設備等に
ついても適宜に変更可能であることは勿論である。つま
り、将来的に設置される水廻設備としてトイレ、洗面台
の他に、キッチン台、浴槽等が挙げられ、洗濯機も含
む。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、住宅が備
える配管は、将来的に水廻設備を配置する箇所に、水廻
設備に接続されていない状態で配置されているので、リ
フォーム時に前記箇所に水廻設備を配置し、該水廻設備
に前記配管を接続するだけで、前記箇所に水廻設備を使
用可能な状態に設置することができる。したがって、水
廻設備を設置する際に必要な前記水廻設備に接続される
配管の配置作業を行う必要がなく、容易に前記水廻設備
を使用可能な状態で設置することができる。
【0033】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果を得ることができるとともに、将
来的にトイレが配置される箇所、つまり構築時にはトイ
レが無い箇所に、トイレと下水管とを接続する配管の設
置作業を行うことなく、容易にトイレを使用可能な状態
に設置することができる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明と同様の効果を得ることができるとと
もに、リフォームした際に、前記水廻設備が設置された
個所は前記居間に隣接するとともに玄関近傍に設けられ
たものとなり、居間、水廻設備が設置された個所及び玄
関のそれぞれへの移動距離が短い間取りとなるように容
易にリフォームすることができる。したがって、リフォ
ーム後、寝室、水廻設備の居住者の生活動線が短くな
り、居間の居住者が生活しやすい住宅となる。
【0035】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明と同様の効果を得ることができるとともに、将
来的に水廻設備を配置する箇所に隣接して浴室が設けら
れているので、将来、前記箇所に水廻設備を設置した際
に、前記玄関、居間、前記水廻設備を設置した箇所及び
前記浴室のそれぞれの間を移動する距離が短くなり、居
間の居住者の生活動線が短く、より暮らしやすい間取り
にリフォームすることができる。
【0036】請求項5記載の発明によれば、住宅のリフ
ォーム時に、将来的に水廻設備を設置する箇所に水廻設
備を配置し、前記箇所に設置された配管を配置される水
廻設備に接続するだけで、前記水廻設備を使用可能な状
態で設置できる。つまり、前記水廻設備を設置する際
に、該水廻設備に接続される配管の配置作業を行う必要
がなく、該水廻設備に前記配管を接続するだけで水廻設
備を容易に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態の住宅の間取り
を示す図である。
【図2】図1の住宅をリフォームした後の間取りを示す
図である。
【符号の説明】
1,1A 住宅 2 玄関 4 浴室 6 脱衣所 6a,6b 将来的に水廻設備を配置する箇所 8 居間 8A 寝室 65 トイレ(水廻設備) 66 洗面台(水廻設備) A,B 配管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水廻設備に接続される配管を備えた住宅
    において、 前記配管は、将来的に水廻設備を配置する箇所に水廻設
    備に接続されていない状態で配置されていることを特徴
    とする住宅。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の住宅において、 前記配管は汚水用の排水管を含み、前記配管が接続され
    る水廻設備はトイレであることを特徴とする住宅。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の住宅において、 玄関の近傍に居間が設けられ、 前記将来的に水廻設備を配置する箇所は前記居間に隣接
    しているとともに前記玄関近傍に設けられていることを
    特徴とする住宅。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の住宅において、 前記将来的に水廻設備を配置する箇所に隣接して浴室が
    設けられていることを特徴とする住宅。
  5. 【請求項5】 住宅を構築する際に、将来的に水廻設備
    を設置する箇所に、水廻設備に接続可能な配管を設置す
    ることを特徴とする住宅の配管方法。
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