JP2002322434A - 粘着シートおよびその製造方法 - Google Patents
粘着シートおよびその製造方法Info
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Abstract
両立しうる粘着シートおよびその製造方法を提供するこ
と。 【解決手段】 支持体上に一層構造の粘着剤層を設けた
粘着シートであって、前記粘着剤層が、アルキル基の炭
素数が平均2〜14個のアルキル(メタ)アクリレート
(a)およびこれに共重合可能な極性基含有モノマー
(b)を主たるモノマーユニットとするこれらモノマー
の共重合物を含有してなり、FT−IRのATR法によ
り求めた粘着剤層表面の極性基/エステル基のIR吸収
強度比XH と、FT−IRの顕微モード透過法より求め
た粘着剤層バルクの極性基/エステル基のIR吸収強度
比XB とを、比(XB /XH )で表した値が0. 7以下
であることを特徴とする粘着シート。
Description
その製造方法に関する。本発明の粘着シート(テープ、
フィルム、シートなどを含む)は、特に、ポリエステル
樹脂、アクリル樹脂、アルミ板、ステンレス板等の極性
被着体に用いる感圧性粘着シートとして有用である。
する粘着剤としては、アルキルアクリレートとこれに共
重合可能な極性基含有のモノマーの共重合体をベースポ
リマーとするアクリル系粘着剤が知られている。このア
クリル系粘着剤は、その優れた接着特性、耐候性などの
点から、ゴム系粘着剤にかわり広く普及してきた。近年
では、環境対策、省資源、安全性などの観点から、有機
溶剤を使用しない水分散型アクリル系粘着剤や紫外線硬
化型アクリル系粘着剤の開発が進み、その使用量も増え
ている。
被着体への接着力を向上させるためには、極性基含有の
共重合性モノマー(例えば、アクリル酸等)の割合を増
やせばよいことが知られている。しかしながら、極性基
含有の共重合性モノマーを多く用いると、得られるアク
リル系粘着剤のTg(ガラス転移温度)が高くなり、低
温での貼合による接着力や、低温での耐衝撃性などの特
性が低下するなどの問題がある。
ーの割合を多くした粘着力が強いアクリル系粘着剤を用
いた粘着剤層と、極性基含有の共重合性モノマーの割合
が少なく低Tgのアクリル系粘着剤を用いた粘着剤層を
貼り合わせることにより粘着剤層を形成する方法も提案
されている。しかし、このような複数層からなる粘着剤
層を形成する場合には、コストが高くなる他、層間破壊
が起こるなどの問題があった。
への接着力と低温での耐衝撃性を両立しうる粘着シート
およびその製造方法を提供することを目的とする。
を解決すべく鋭意検討した結果、以下に示す粘着シート
およびその製造方法により上記目的を達成できることを
見出し、本発明を完成するに至った。
の粘着剤層を設けた粘着シートであって、前記粘着剤層
が、アルキル基の炭素数が平均2〜14個のアルキル
(メタ)アクリレート(a)およびこれに共重合可能な
極性基含有モノマー(b)を主たるモノマーユニットと
するこれらモノマーの共重合物を含有してなり、FT−
IRのATR法により求めた粘着剤層表面の極性基/エ
ステル基のIR吸収強度比XH と、FT−IRの顕微モ
ード透過法より求めた粘着剤層バルクの極性基/エステ
ル基のIR吸収強度比XB とを、比(XB /XH )で表
した値が0. 7以下であることを特徴とする粘着シー
ト、に関する。
着剤層表面にはバルクよりも多くの極性基含有の共重合
性モノマーを存在させることにより、表面は強接着とし
ながら、かつバルクは低Tgとして低温での耐衝撃性を
向上させることにより、極性被着体への接着力と低温で
の耐衝撃性を両立させたものである。前記極性基/エス
テル基は、アルキル(メタ)アクリレート(a)を示す
エステル基と、極性基含有モノマー(b)を示す極性基
のIR吸収強度比であり、極性基/エステル基に係わる
粘着剤層表面のIR吸収強度比XH と粘着剤層バルクの
IR吸収強度比XB とを、比(XB /XH )で表した値
が1未満の場合には、極性基含有モノマー(b)が粘着
剤層表面にバルクよりも多く存在していることを示す。
本発明では、前記比(XB /XH )が0. 7の場合に、
強接着と低温耐衝撃性のバランスが良好であることを見
出したものである。前記比(XB /XH )は、好ましく
は0. 65以下、更に好ましくは0. 6以下である。な
お、前記比(XB /XH )が小さすぎると、粘着剤層バ
ルクの極性基含有モノマー(b)の割合が少なくなりす
ぎ、加工性が低下するため、前記比(XB /XH )は
0.2以上、さらには0.3以上であるのが望ましい。
強接着の点から0.2〜0.8程度の値が好ましく、粘
着剤層バルクのIR吸収強度比XB は低温衝撃性の点か
ら0.15〜0.6程度の値が好ましい。
モノマー(b)の極性基とアルキル(メタ)アクリレー
ト(a)のエステル基の吸光度を測定した値から算出す
る。極性基含有モノマー(b)がアクリル酸の場合に
は、たとえば、カルボキシル基に起因する1710cm
-1と、アルキル(メタ)アクリレート(a)のエステル
基に起因する1736-1の吸光度を測定し、それらから
算出する。
粘着剤層表面の吸光度はFT−IRのATR法で求めら
れる。ATR法は、ゲルマニュウムプリズムに粘着シー
トを貼り合わせ、45゜の角度にセットし測定を行う。
粘着剤層バルクの吸光度はFT−IRの顕微モード透過
法より求められる。その試料は、粘着シートの剥離ライ
ナーを剥がし、ポリエチレンフィルム(約20μm)に
貼り付けた後、数mm角に切り出し、凍結ミクロトーム
にて切片の作製を行い、切片を密着させる程度にダイヤ
モンドセルにて圧着し作製したものを用いる。
マーユニットを構成する、アルキル(メタ)アクリレー
ト(a)と極性基含有モノマー(b)の割合が、重量比
で(a):(b)=70〜98:30〜2、であること
が好ましい。
性基含有モノマー(b)の使用割合は、重量比で
(a):(b)=70〜98:30〜2が好ましく、特
に好ましくは(a):(b)=80〜96:20〜4で
ある。これらの範囲において、接着特性上好ましい特性
が得られる。
炭素数が平均2〜14個のアルキル(メタ)アクリレー
ト(a)およびこれに共重合可能な極性基含有モノマー
(b)を含むモノマー混合物、前記アルキル(メタ)ア
クリレート(a)および極性基含有モノマー(b)をモ
ノマーユニットとするこれらモノマーのプレポリマーな
らびに光重合開始剤を含んでなる光重合性組成物を塗布
し、不活性ガス雰囲気で前記モノマー混合物の一部を除
去しながら光照射を行なう光重合により得られる共重合
物によって粘着剤層を形成することを特徴とする前記粘
着シートの製造方法、に関する。
適宣の厚さに塗工し、塗工後の光重合性組成物を光照射
により重合させて、感圧性接着剤層を形成する感圧性接
着シート類の製造方法が知られている。この方法では、
光重合性組成物や光照射雰囲気中に存在する酸素によっ
て、重合阻害が起こることから、たとえば、特開平3−
285975号公報、特開平3−285976号公報、
特開平3−285974号公報などの各公報に開示され
ているように、不活性ガス雰囲気中で光照射したり、光
透過性フィルムで貼り合わせて空気を遮断した状態で照
射するなどの種々の工夫が施されている。しかし、この
場合には、得られる粘着シートの粘着剤層は均一な組成
になる。
合性組成物を、不活性ガス雰囲気でモノマー混合物の一
部を除去しながら光重合させる、上記本発明の粘着シー
トの製造方法によれば、光重合性組成物中に予め含まれ
るプレポリマーが、不活性ガスと接触する表面に偏析す
ることを本発明者らは見出した。プレポリマーは、重合
熱により揮発、蒸発して除去されることはないので、プ
レポリマーの組成が変化することはない。一方、モノマ
ー混合物は揮発、蒸発等により除去でき、また各モノマ
ーは揮発性が異なることから、重合熱やランプによる熱
の条件、更には不活性ガスによる風量等によりその除去
量も異なる。これらから、プレポリマーやモノマー混合
物の種類、組成を調整し、光重合条件を制御することに
より、粘着シートの粘着剤層の表面とバルクのアルキル
(メタ)アクリレート(a)と極性基含有モノマー
(b)の組成比を変化させることができる。また得られ
た粘着剤層は、光重合性組成物を一層塗布することによ
り形成され、複数層構造をもたない。
するモノマー混合物の割合が、光重合性組成物の0. 5
〜25重量%であることが好ましい。
量は光重合性組成物全体の0.5〜25重量%、さらに
は3〜20重量%、4〜15重量%、5〜10重量%で
あるのが好ましい。モノマー混合物の除去量が少ないと
プレポリマーの偏析が少なくなり、一方、多くなるとモ
ノマー混合物の蒸発によるガスが多量に発生するため、
製造上好ましくない。
ポリマーを構成するアルキル(メタ)アクリレート
(a)と極性基含有モノマー(b)のモノマーユニット
の割合(b)/(a)が、モノマー混合物中のアルキル
(メタ)アクリレート(a)と極性基含有モノマー
(b)の割合(b)/(a)よりも大きいことをが好ま
しい。
して、そのモノマーユニットの割合(b)/(a)が、
モノマー混合物の割合(b)/(a)よりも大きいもの
を用いることにより、粘着剤層バルクよりも表面におけ
る極性基含有モノマー(b)の割合を大きくすることが
できる。
キル(メタ)アクリレート(a)の沸点が、極性基含有
モノマー(b)の沸点より30℃以上高いことが好まし
い。
リレート(a)の揮発性が極性基含有モノマー(b)よ
り高い場合は、重合温度等の条件をコントロールするこ
とにより、アルキル(メタ)アクリレート(a)を選択
的に揮発させることができ、粘着剤層バルクよりも表面
における極性基含有モノマー(b)の割合を大きくする
ことができる。前記アルキル(メタ)アクリレート
(a)と極性基含有モノマー(b)の沸点の差は30℃
以上、好ましくは40℃以上、更に好ましくは50℃以
上の場合に、特に揮発量に有意差が認められる。
剤層は、前記の通り、アルキル基の炭素数が平均2〜1
4個のアルキル(メタ)アクリレート(a)およびこれ
に共重合可能な極性基含有モノマー(b)を主たるモノ
マーユニットとするこれらモノマーの共重合物を含有し
てなり、当該粘着剤層表面の極性基/エステル基のIR
吸収強度比XH と、粘着剤層バルクの極性基/エステル
基のIR吸収強度比XB との比(XB /XH )が0.7
以下となるように設計されたものであればその製法は特
に制限されない。
の炭素数が平均2〜14個のアルキル(メタ)アクリレ
ート(a)およびこれに共重合可能な極性基含有モノマ
ー(b)を含むモノマー混合物、前記アルキル(メタ)
アクリレート(a)および極性基含有モノマー(b)を
モノマーユニットとするこれらモノマーのプレポリマー
ならびに光重合開始剤を含んでなる光重合性組成物を、
支持体上に塗布し、不活性ガス雰囲気で前記モノマー混
合物の一部を蒸発させながら光照射を行なう光重合によ
り得られる共重合物により形成することができる。
のアルキル基の具体例としては、たとえば、エチル基、
プロピル基、ブチル基、イソブチル基、ぺンチル基、イ
ソペンチル基、ヘキシル基、ブチル基、オクチル基、イ
ソオクチル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基、イ
ソデシル基等があげられる。なお、本発明において、ア
ルキル(メタ)アクリレートとは、アルキルアクリレー
トおよび/またはアルキルメタクリレートをいう。以
降、(メタ)は同様の意味である。これらアルキル(メ
タ)アクリレート(a)は1種または2種以上が用いら
れる。
タ)アクリル酸、イタコン酸、2 −アクリルアミドプロ
パンスルホン酸などの不飽和酸、2−ヒドロキシエチル
メタ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレートなどの水酸基含有不飽和単量体な
どがあげられる。これら極性基含有モノマー(b)は1
種または2種以上が用いられる。
レート(a)および極性基含有モノマー(b)から調製
される。プレポリマーの割合は、光重合性組成物の3〜
40重量%程度、好ましくは4〜30重量%%、更に好
ましくは5〜20重量%である。これより少ないと、表
面へのプレポリマーの偏析が少なくなる場合があり、一
方多いとモノマー混合物の揮発し難くなったり、光重合
性組成物の粘度が上昇して塗工が困難になる場合があ
る。またプレポリマーの重量平均分子量は10万以上、
好ましくは50万以上、さらに好ましくは100万以上
(通常400万以下)である。
のモノマーユニットを構成する、アルキル(メタ)アク
リレート(a)と極性基含有モノマー(b)の割合が、
好ましくは、重量比で(a):(b)=70〜98:3
0〜2となるように調整される。
は、プレポリマーを構成するアルキル(メタ)アクリレ
ート(a)と極性基含有モノマー(b)のモノマーユニ
ットの割合(b)/(a)が、モノマー混合物中のアル
キル(メタ)アクリレート(a)と極性基含有モノマー
(b)の割合(b)/(a)よりも大きくなるようにす
る。このようなプレポリマーは光重合性組成物を調製す
る際に、当該アルキル(メタ)アクリレート(a)およ
び極性基含有モノマー(b)を部分重合することにより
調製できる他、別途合成したプレポリマーを用いて光重
合性組成物を調製することもできる。アルキル(メタ)
アクリレート(a)および極性基含有モノマー(b)を
部分重合してプレポリマーを合成した場合には、これに
アルキル(メタ)アクリレート(a)またはアルキル
(メタ)アクリレート(a)と極性基含有モノマー
(b)が前記割合となるように適宜に加えられる。プレ
ポリマーに加えられるアルキル(メタ)アクリレート
(a)および/または極性基含有モノマー(b)は、プ
レポリマーに用いたものと同様のモノマーを用いてもよ
く、異なるモノマーを用いてもよい。異なるモノマーを
用いた場合には、得られる粘着層の表面とバルクの特性
を著しく変えることも可能である。プレポリマー中の極
性基含有モノマー(b)の割合は特に限定されないが、
粘着剤組成物のベースポリマーとなりうる程度のものが
賞用される。
は、アルキル(メタ)アクリレート(a)の沸点が、極
性基含有モノマー(b)の沸点より高いものを用いるこ
とができる。この場合には、プレポリマーとモノマー混
合物のアルキル(メタ)アクリレート(a)と極性基含
有モノマー(b)の割合(b)/(a)は同じであって
もよい。
が保持するため、架橋性モノマーとして多官能(メタ)
アクリレートモノマーなどを用いることができる。例え
ば、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレー
ト、1,2 −エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、1,6 −ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、1,12−ドデカンジオールジ(メタ)アクリレー
トなどの2官能以上の多官能(メタ)アクリレートモノ
マーがあげられる。
用量は、その官能基数などにより異なるが、一般には、
粘着剤層の共重合物を構成するアルキル(メタ)アクリ
レート(a)と極性基含有モノマー(b)の合計100
重量部に対して、5重量部以下である。好ましくは0.
01〜5重量部、より好ましくは0.1〜3重量部であ
る。
ンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエー
テルなどのべンゾインエーテル、アニソールメチルエー
テルなどの置換べンゾインエーテル、2,2−ジメトキ
シアセトフェノン、2,2−−ジメトキシ−2−フェニ
ルアセトフェノンなどの置換アセトフェノン、2 −メチ
ル−2 −ヒドロキシプロピオフェノンなどの置換アルフ
ァーケトール、2 −ナフタレンスルフォニルクロライド
などの芳香族スルフォニルクロライド、1 −フェニルー
1,1−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニ
ル)−オキシムなどの光活性オキシム等があげられる。
合物を構成するアルキル(メタ)アクリレート(a)と
極性基含有モノマー(b)の合計100重量部に対し
て、通常0.1〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量
部である。光重合開始剤が少なくなると重合速度が遅く
なり、工業的に好ましくない。多いと共重合物の分子量
が低下し接着特性上好ましい特性が得られない場合があ
る。
応じて、粘着付与樹脂、充頃剤、顔料、老化防止剤、シ
ランカップリング剤等の公知の各種添加剤を添加するこ
ともできる。
を支持体上に塗布し、不活性ガス雰囲気で、前記光重合
性組成物中のモノマー混合物の一部を除去させながら光
照射を行なう光重合により得られる共重合物により粘着
剤層を形成することにより行う。
どのプラスチックフィルムのほか、不織布、織布、紙、
金属箔などの公知の物を使用でき、必要に応じてシリコ
ーンなどにより離型処理を施したものを使用しても良
い。支持体の厚さは通常20〜250μm程度である。
光重合性組成物の塗布手段は各種方法を採用であきる。
光重合性組成物の塗布厚は得られる粘着剤層の厚さを考
慮して適宜に調整される。粘着剤層の厚さは、通常20
〜200μm程度である。
に、10000ppm以下である。これより高いと重合
不良が発生する。酸素濃度が低くなると不活性ガスの使
用量が多くなるためコスト面を考慮すると20〜100
00ppmが好ましく、さらには50〜6000pp
m、100〜5000ppmが好ましい。不活性ガス
は、任意の方法で空気と置換してよい。不活性ガスに
は、窒素やアルゴンなどを使用できる。
量%程度であり、モノマー混合物の除去量の調整は、冷
却装置によって光重合性組成物の温度を制御することな
どにより行うことができる。またモノマー混合物の除去
量は不活性ガスの供給速度によっても影響を受けるた
め、不活性ガスの供給速度によっても調製できる。
によって任意に設定することができるが、通常100〜
5000mJ/cm2 、好ましくは1000〜4000
mJ/cm2 、更に好ましくは2000〜3000mJ
/cm2 である。光照射量が少なくなると充分な重合率
が得られず、多くなると劣化の原因になるおそれがあ
る。
は、光重合時に除去するモノマーによる照射ランプなど
の光照射部への汚染を防止するために、光透過性フィル
ムを光重合性組成物塗布層に接触することがないように
光照射部との中間に設けることが好ましい。このように
光透過性フィルムを設けることで光重合時に発生する除
去されるモノマーの殆どは、上記光透過性フィルムに付
着して光照射部のガラスなどの汚染が少ない。
%以上、好ましくは80%以上、更に好ましくは90%
以上であり、支持体と光重合性組成物の剥離性が必要で
ない場合は、可視光透過率以外に特に制限はない。可視
光透過率が70%より低いと照射効率が低下し好ましく
ない。支持体を剥離ライナーとして使用する場合は、短
波長光(300nm以下)の透過を90%以上カットで
きるフィルム、例えばポリエステルフィルムなどが好ま
しい。短波長光をカットすることにより剥離ライナーと
粘着剤層の剥離性が良好である。光透過性フィルムに短
波長光をカットできるものを用いると、短波長光が直接
光重合性組成物に当たらないので、支持体にシリコーン
などで処理された剥離ライナ−を用いる場合は、剥離ラ
イナーと粘着シートの剥離性の低下は少なくなる。
も任意であるが、距離が大きいと不活性ガスが大量に必
要になることから、200mm以下、好ましくは100
mm以下、更に好ましくは50mm以下、さらに20m
m以下好ましい。
の製造装置の一例を示した模式図である。図1中、Aは
支持体a上に光重合性組成物bを塗工する塗工手段、B
は塗工後の光重合性組成物を光照射により重合する光照
射手段である。
れているフィルム状の支持体aを、特定の供給速度で塗
工ロール2に供給しながら、光重合性組成物bを適宜の
厚さに塗工する。塗工装置としては、光重合性組成物b
の組成や粘度特性などに応じて公知の種々の装置を使用
できる。
の光照射部となる光発生装置(光源)、反射板、シャッ
ター、コンベア−、電源装置、冷却装置および排風装置
などを具備した光照射室5内に、前記塗工後の光重合組
成物bを導いて、これに所定の光を照射して重合させ
る。その際、供給ロール3に巻き取られている光透過性
フィルム4を特定の供給速度で光照射室5内に送り出
す。光透過性フィルム4は光重合組成物bに接触しない
様に設置され、光照射後には巻き取りロール6に巻き取
られる。光透過性フィルム4は、蒸発したモノマーが付
着したり、照射光により次第に劣化して光の透過率が低
下するので、光透過性フィルムを低速で動かし、定期的
に新しいフィルム面と古いフィル面が、入れ替わるよう
にした方が望ましい。不活性ガスは、光照射室5内に設
けた不活性ガス吹き出しロ8より導入する。不活性ガス
吹き出しロ8は、図2に示すように光照射室5内の側面
に設けられており、不活性ガスが光透過性フィルム4と
光重合性組成物bの隙間に供給される。
得られた粘着シートが支持体として剥離ライナーとして
用いた基材レス粘着シートの場合には、当該粘着シート
を他の基材(剥離ライナー以外)に貼り合わせ、基材入
り両面粘着シートを得ることもできる。また、得られた
粘着シートの粘着剤層には、別途、剥離ライナーを設け
ることもできる。
く説明するが、本発明がこれら実施例に何ら限定されな
いことはいうまでもない。
ート(沸点:約210℃)90重量部、アクリル酸(沸
点:約141℃)10重量部および光重合開始剤(2,
2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン)0 .3
重量部を四つ口フラスコに投入し、窒素雰囲気下で紫外
線に暴露することによって、全モノマーの10重量%を
光重合し、プレポリマーを含有するシロップを得た。こ
のシロップ100重量部に、2 −エチルヘキシルアクリ
レート10重量部、架橋剤としてトリメチロールプロパ
ントリアクリレート0 .3 重量部を、均一に混合し、光
重合性組成物を調製した。
組成物を用いて、図1に示す重合装置により粘着シート
を製造した。支持体には、シリコーン処理を行った38
μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを用いた。
短波長光カット用の光透過性フィルムには、38μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルムを用い、重合時の
光量は3000mJ/cm2 になるように調整した。光
透過性フィルムと支持体間距離は10mmであり、不活
性ガスには窒素を用い、酸素濃度が500ppmになる
様に置換を行った。光重合中にモノマー混合物の除去量
が3重量%となるように冷却窒素により光照射室の温度
を0℃になるように温度調整を行い、粘着剤層の厚さ5
0μmの粘着シートを得た。
量したポリエステルフィルムに光重合性組成物を厚さが
50μmになるように塗布したものの重量を測定してお
き、光重合後に得られたものの重量を測定し、光重合前
後の重量差より、以下の式で除去量を算出した。 除去量[%]=[(重合前重量−重合後重量)/(重合
前重量−ポリエステルフィルム重量)]×100。
ート90重量部、アクリル酸10重量部および光重合開
始剤(2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノ
ン)0 .3 重量部を四つ口フラスコに投入し、窒素雰囲
気下で紫外線に暴露することによって、全モノマーの1
0重量%を光重合し、プレポリマーを含有するシロップ
を得た。このシロップから、プレポリマーを取り出し、
このプレポリマー10重量部に、2−エチルヘキシルア
クリレート85重量部、アクリル酸5重量部および架橋
剤としてトリメチロールプロパントリアクリレート0 .
3 重量部を、均一に混合し、光重合組成物を調製した。
光重合性組成物を上記で調製したものに代え、光重合中
のモノマー混合物の揮発量が4重量%なるように光照射
室の温度を10℃になるように温度調整を行ったこと以
外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
に2−エチルヘキシルアクリレートを追加で加えなかっ
たこと以外は実施例1と同様にして光重合組成物を調製
した。
光重合性組成物を上記で調製したものに代えたこと以外
は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
に2−エチルヘキシルアクリレートを追加で加えなかっ
たこと以外は実施例1と同様にして光重合組成物を調製
した。
光重合性組成物を上記で調製したものに代え、また不活
性ガスを用いる代わりに、ポリエチレンテレフタレート
フィルムに剥離処理を施した光透過性フィルムを、支持
体上に塗布した光重合性組成物上に貼り合わせて、空気
を遮断した状態で光照射を行い、光重合中にモノマー混
合物が揮発しないようにしたこと以外は、実施例1と同
様にして粘着シートを得た。
約145℃)、アクリル酸10重量部および光重合開始
剤(2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノ
ン)0 .3 重量部を四つ口フラスコに投入し、窒素雰囲
気下で紫外線に暴露することによって、全モノマーの1
0重量%を光重合し、プレポリマーを含有するシロップ
を得た。このシロップ100重量部に、架橋剤としてト
リメチロールプロパントリアクリレート0 .3 重量部
を、均一に混合し、光重合性組成物を調製した。
光重合性組成物を上記で調製したものに代えたこと以外
は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
シートについて、以下の方法により、粘着層のFT−I
R吸収強度、接着力の測定を行った。これらの結果は表
1に示す。
R吸収強度比XH の測定法>FT−IR(Perkin
Elmer製 paragon1000)のATR法
モードにて、分析を行った。主モノマーである2−エチ
ルヘキシルアクリレート(またはブチルアクリレート)
起因のエステル基のピーク(約1734cm -1)と、ア
クリル酸起因のカルボキシル基のピーク(約1710c
m-1)の高さ比から、極性基/エステル基の比を求め
た。
ートフィルム裏打ち) (測定) 使用セル:ゲルマニウム45゜プリズム スキャン:16回 (解析)2000cm-1と1540cm-1の間にベース
ラインを引き、それぞれエステル基のピークとカルボキ
シル基のピークから、べースラインまでの高さを測定
し、極性基/エステル基=カルボキシル基のピーク高さ
/エステル基のピーク高さを求めた。
IR吸収強度比XB の測定法>FT−IR(Nicol
et製Magna850+Nic−Plan)の顕微モ
ード透過法にて、分析を行った。主モノマーである2−
エチルヘキシルアクリレート(またはブチルアクリレー
ト)起因のエステル基のピーク(約1736cm-1)
と、アクリル酸起因のカルボキシル基のピーク(約17
10cm-1)の高さ比から、極性基/エステル基の比を
求めた。
ライナー)を剥がし、ポリエチレンフィルム(約20μ
m)に貼り付けた後、数mm角に切り出し凍結ミクロト
ームにて切片の作製を行い、切片を密着させる程度にダ
イヤモンドセルにて圧着し作製した。 (測定) 検出器:MCT/A スキャン:100回 (解析)1800cm-1と1650cm-1の間にベース
ラインを引き、それぞれ、エステル基のピークとカルボ
キシル基のピークから、べースラインまでの高さを測定
し、極性基/エステル基=カルボキシル基のピーク高さ
/エステル基のピーク高さを求めた。
れた粘着シートの粘着剤層に剥離ライナーを貼付したも
のを、幅20mm、長さ110mmに切り、温度23
℃、湿度65%RHの雰囲気条件で、窒素と接触してい
た側の剥離ライナーを剥がし、この面をステンレス板
に、2kgロール1回圧着し貼り合わせた後、残りの支
持体(剥離ライナー)を剥がし、この面に厚さが25μ
mのポリエチレンテレフタレートフィルムを2kgロー
ル1回圧着し貼り合わせたものを用いた。このサンプル
を温度23℃、湿度65%RHの雰囲気条件で30分間
放置した後、温度23℃湿度65%RHの雰囲気条件
で、引張り速度300mm/minで180゜方向に引
張り、粘着強さを求めた。
40mm×2mmのアクリル板に、温度23℃、湿度6
5%RHの雰囲気条件で、窒素と接触していた側の剥離
ライナーを剥がした粘着シートを、2kgロール1往復
し貼り合わせた後、残りの支持体(剥離ライナー)を剥
がし、125mm×40mm×2mmのステルス板を、
5kgロール1往復し貼り合わせた。なお、貼合はアク
リル板を上に、ステンレス板を下にして行った。
間放置した後、0℃雰囲気に12時間放置し、0℃雰囲
気にて1mの高さから、コンクリート製の床へ落下させ
た。低温衝撃性の判定は、アクリル板とステンレス板が
完全に分離したら「×」、分離しなかったら「○」とし
た。
て、粘着剤層バルクのIR吸収強度比XB がかなり小さ
いことから、粘着剤層表面では極性被体にも強接着であ
り、しかも内部は表面よりもTgが低くない低温での耐
衝撃性に優れるものが得られた。一方、比較例は、粘着
剤層表面IR吸収強度比XH と比較して、バルクのIR
吸収強度比XB は小さいがその程度は少なく、粘着剤層
表面では極性被体にも強接着であるが、バルクのTgが
高いので低温衝撃性など低温特性が十分でない。
を示す概略構成図である。
断面図および上面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 支持体上に一層構造の粘着剤層を設けた
粘着シートであって、前記粘着剤層が、アルキル基の炭
素数が平均2〜14個のアルキル(メタ)アクリレート
(a)およびこれに共重合可能な極性基含有モノマー
(b)を主たるモノマーユニットとするこれらモノマー
の共重合物を含有してなり、FT−IRのATR法によ
り求めた粘着剤層表面の極性基/エステル基のIR吸収
強度比X H と、FT−IRの顕微モード透過法より求め
た粘着剤層バルクの極性基/エステル基のIR吸収強度
比XB とを、比(XB /XH )で表した値が0. 7以下
であることを特徴とする粘着シート。 - 【請求項2】 共重合物のモノマーユニットを構成す
る、アルキル(メタ)アクリレート(a)と極性基含有
モノマー(b)の割合が、重量比で(a):(b)=7
0〜98:30〜2、であることを特徴とする請求項1
記載の粘着シート。 - 【請求項3】 支持体上に、アルキル基の炭素数が平均
2〜14個のアルキル(メタ)アクリレート(a)およ
びこれに共重合可能な極性基含有モノマー(b)を含む
モノマー混合物、前記アルキル(メタ)アクリレート
(a)および極性基含有モノマー(b)をモノマーユニ
ットとするこれらモノマーのプレポリマーならびに光重
合開始剤を含んでなる光重合性組成物を塗布し、不活性
ガス雰囲気で前記モノマー混合物の一部を除去しながら
光照射を行なう光重合により得られる共重合物によって
粘着剤層を形成することを特徴とする請求項1または2
記載の粘着シートの製造方法。 - 【請求項4】 除去するモノマー混合物の割合が、光重
合性組成物の0. 5〜25重量%であることを特徴とす
る請求項4記載の粘着シートの製造方法。 - 【請求項5】 プレポリマーを構成するアルキル(メ
タ)アクリレート(a)と極性基含有モノマー(b)の
モノマーユニットの割合(b)/(a)が、モノマー混
合物中のアルキル(メタ)アクリレート(a)と極性基
含有モノマー(b)の割合(b)/(a)よりも大きい
ことを特徴とする請求項3または4記載の粘着シートの
製造方法。 - 【請求項6】 アルキル(メタ)アクリレート(a)の
沸点が、極性基含有モノマー(b)の沸点より30℃以
上高いことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載
の粘着シート類の製造方法。
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- 2001-04-26 JP JP2001128853A patent/JP4812960B2/ja not_active Expired - Fee Related
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