JP2002322420A - 無溶剤光触媒塗料 - Google Patents

無溶剤光触媒塗料

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JP2002322420A
JP2002322420A JP2001126967A JP2001126967A JP2002322420A JP 2002322420 A JP2002322420 A JP 2002322420A JP 2001126967 A JP2001126967 A JP 2001126967A JP 2001126967 A JP2001126967 A JP 2001126967A JP 2002322420 A JP2002322420 A JP 2002322420A
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carbon atoms
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organosilane
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JP2001126967A
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Ryuichi Aoki
隆一 青木
Tadashi Hatakeyama
忠 畠山
Hiroji Sasaki
博治 佐々木
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Dai Nippon Toryo KK
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Dai Nippon Toryo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無溶剤光触媒塗料であり、金属触媒を用いる
ことなく、貯蔵安定性がよく、かつ初期乾燥性や、耐熱
水性、耐候性等に優れた塗膜を形成することができる無
溶剤光触媒塗料を提供する。 【解決手段】 成分として、以下成分を配合する。 (I) 式(1)、R Si(OR4−n〔式中、
は炭素数1〜8の有機基であり、Rは炭素数1〜
5のアルキル基であり、nは1又は2である。〕で示さ
れるオルガノシランの液状の部分加水分解縮合物。 (II) アミノ基とケイ素原子に直接結合している加水分
解性基とを有する有機ケイ素化合物。 (III) 任意に、式(2)R Si(OR4−n
〔式中、Rは炭素数1〜8の有機基、Rは炭素数1
〜5のアルキル基、nは1又は2である。〕で示される
オルガノシラン化合物。 (IV) 光触媒能を有する無機粒子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗料組成物に関
し、更に詳細には光触媒能を有する無機微粒子成分を含
有するオルガノシラン系組成物からなる無溶剤光触媒塗
料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光触媒成分の防菌、防カビ性、防
汚染性、更には空気中の窒素酸化物の除去作用などに着
目した技術が種々提案されている。これら光触媒塗料に
は、紫外線や、酸化作用に対して安定であるバインダー
を選ぶ必要から主にシリコーン樹脂や、フッ素樹脂が着
目されている。オルガノシラン及び/又はその部分加水
分解縮合物を結合剤とするオルガノポリシロキサン系無
機塗料は、耐候性や、耐汚染性に優れた塗膜を形成する
が、このような塗料は、一般に塗膜形成材料を溶解分散
し、流動性を与えるために有機溶剤を多く配合してい
る。しかしながら、有機溶剤は、可燃性が高く、危険物
取扱指定を受けており、そのため、十分な管理が必要で
あり、更に、大気汚染、省資源の観点からも好ましくな
い。
【0003】また、オルガノポリシロキサン系無機塗料
塗膜は、一般に高硬度であり、クラックが発生し易いと
いう問題点があり、これを改良するために有機無機複合
樹脂を結合剤とする塗料も開発されているが、多くの有
機溶剤を配合しており、かつオルガノポリシロキサン系
無機塗料よりも、得られる塗膜の耐候性や、耐汚染性が
劣るという問題点があった。そこで、例えば、特公平7
−72250号公報において、有機溶剤を配合しない塗
料も開発されてきているが、該塗料は、有機金属化合物
を含むため、大気汚染や、人体への悪影響が懸念され
る。
【0004】また、特開平2000−110272号公
報に開示されているような水系有機無機複合樹脂を結合
剤とする塗料も開発されているが、水系の場合、乾燥
や、硬化速度が遅いという欠点があり、屋外塗装を前提
とするには適さないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の課題を背景になされたもので、特定の液状オ
ルガノポリシロキサン系無機樹脂と、有機ケイ素化合物
と、オルガノシラン化合物と、光触媒能を有する無機微
粒子とを用いることにより、無溶剤型で、かつ初期乾燥
性や、耐熱水性、耐候性、耐汚染性、耐クラック性等に
優れた塗膜を形成することのできる、常温硬化可能な無
溶剤光触媒塗料を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を達成するため、鋭意検討した結果、以下の構成によ
り、上記課題を達成できることを見出し、本発明に到達
したものである。即ち、本発明は、以下の成分、(I)
式(1)、 R Si(OR4−n 〔式中、Rは、炭素数1〜8の有機基であり、R
は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は
2である。〕で示されるオルガノシランの液状の部分加
水分解縮合物と、(II) アミノ基と、ケイ素原子に直接
結合している加水分解性基とを有する有機ケイ素化合物
と、(III) 任意に、式(2)、 R Si(OR4−n 〔式中、Rは、炭素数1〜8の有機基であり、R
は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は
2である。〕で示されるオルガノシラン化合物と、(IV)
光触媒能を有する無機粒子と、必要に応じて、任意
に、(V) エポキシ基を分子内に少なくとも一個有する
化合物と、(VI) 液状熱可塑性有機高分子化合物と、を
含有することを特徴とする無溶剤光触媒塗料に関するも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、詳細に説
明する。本発明の無溶剤光触媒塗料の各構成成分につい
て説明する。(I)成分について (I)成分は、式(1)、 R Si(OR4−n 〔式中、Rは、炭素数1〜8の有機基であり、R
は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は
2である。〕で示されるオルガノシランの液状の部分加
水分解縮合物である。上記式において、Rとしての有
機基としては、例えば、アルキル基や、シクロアルキル
基、アリール基、ビニル基等が挙げられる。
【0008】ここで、アルキル基としては、直鎖でも分
岐したものでもよい。アルキル基としては、例えば、メ
チル基や、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル
基、n−ブチル基、i−ブチル基、s−ブチル基、t−
ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オク
チル基等のアルキル基が挙げられる。好ましいアルキル
基は、炭素数が、1〜4個のものである。シクロアルキ
ル基としては、例えば、シクロヘキシル基や、シクロヘ
プチル基、シクロオクチル基等が好適に挙げられる。ア
リール基としては、例えば、フェニル基等が挙げられ
る。
【0009】上記各官能基は、任意に置換基を有しても
よい。このような置換基としては、例えば、ハロゲン原
子(例えば、塩素原子や、臭素原子、フッ素原子等)
や、(メタ)アクリロイル基、メルカプト基、脂環式基
等が挙げられる。Rとしてのアルキル基としては、直
鎖でも分岐したものでもよい。このようなアルキル基と
しては、例えば、メチル基や、エチル基、n−プロピル
基、i-プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、s
−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基等が挙げられ、
好ましいアルキル基は、炭素数が、1〜2個のものであ
る。
【0010】上記式(1)で示されるオルガノシランの
具体例としては、例えば、メチルトリメトキシシラン
や、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシ
ラン、エチルトリエトキシシラン、n−プロピルトリメ
トキシシラン、n−プロピルトリエトキシシラン、i−
プロピルトリメトキシシラン、i−プロピルトリエトキ
シシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ
−クロロプロピルトリエトキシシラン、ビニルトリメト
キシシラン、ビニルトリエトキシシラン、3,3,3−
トリフルオロプロピルトリメトキシシラン、3,3,3
−トリフルオロプロピルトリエトキシシラン、シクロヘ
キシルトリメトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピ
ルトリエトキシシラン、
【0011】γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、フェ
ニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラ
ン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシ
ラン、ジエチルジメトキシシラン、ジエチルジエトキシ
シラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエ
トキシシラン、メチルフェニルジメトキシシラン、ジメ
チルジプロポキシシランなどが挙げられるが、好ましく
は、メチルトリメトキシシランや、メチルトリエトキシ
シラン、フエニルトリメトキシシラン、ジメチルジメト
キシシランである。
【0012】(I)成分は、これらのオルガノシランの1
種単独、又は2種以上の液状の部分加水分解縮合物であ
る。該縮合物は、ポリスチレン換算重量平均分子量が、
例えば、300〜5000、好ましくは、500〜42
00のものが適当である。このような縮合物を使用する
ことにより、貯蔵安定性がよく、密着性のよい塗膜が得
られる。(I)成分の製造方法としては、式(1)に示さ
れるオルガノシランを水及び触媒の存在下で加水分解及
び縮合反応させる。水の量は、オルガノシランに初期に
存在していた加水分解性基の30〜90%、好ましく
は、50〜80%が加水分解及び縮合反応できる量が適
当である。
【0013】また、触媒としては、硝酸、塩酸等の無機
酸や、酢酸、蟻酸、プロピオン酸等の有機酸を挙げるこ
とができる。触媒の添加量は、前記水を添加したオルガ
ノシランのpHが3〜6になる量が適当である。加水分
解縮合反応は、例えば、水及び触媒の存在下で、40〜
80℃、好ましくは、45〜70℃の温度下で、2〜1
0時間撹拌しながら反応させることができるが、この方
法に限定されるものではない。次いで、反応で発生した
アルコール成分を加熱及び/又は減圧等の手段により除
去し、(I)成分を製造する。なお、(I)成分は、上記式
(1)のnの値が1のオルガノシラン及び/又はその部
分加水分解縮合物(I−1)と、nの値が2のオルガノ
シラン及び/又はその部分加水分解縮合物(I−2)と
の質量比が、例えば、50:50〜100:0、好まし
くは、60:40〜95:5の混合物から得られる部分
加水分解縮合物が、反応させる際、安定に反応し、また
耐クラック性のよい塗膜が得られるので望ましい。
【0014】このような縮合物の具体例としては、市販
品として、例えば、東レ・ダウコーニング社製のSR2
402や、DC3037、DC3074;信越化学工業
社製のKR−211や、KR−212、KR−213、
KR−214、KR−216、KR−218;東芝シリ
コーン社製のTSR−145や、TSR−160、TS
R−165、YR−3187等が挙げられる。
【0015】(II)成分について (II)成分は、アミノ基と、ケイ素原子に直接結合してい
る加水分解性基とを有する有機ケイ素化合物であり、初
期乾燥性を向上させる。加水分解性基としては、特に、
加水分解縮合反応可能なアルコキシシランが好適であ
る。(II)成分は、具体的には、式(3)、 (R−NH−R−)(R)Si(OR)
4−n−m (式中、RとRは、炭素数1〜5のアルキル基であ
り、Rは、炭素数1〜5のアルキレン基であり、R
は、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数5〜
8のシクロアルキル基、炭素数6〜8のアリール基、又
は、置換若しくは未置換のアミノ基であり、nは、1又
は2であり、mは、0又は1である。)で示されるアミ
ノ基含有アルコキシシランを使用することができる。
【0016】R3とR6としてのアルキル基は、直鎖でも
分岐したものでもよい。R3とR6としてのアルキル基と
しては、例えば、メチル基や、エチル基、n−プロピル
基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、s
−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基等のアルキル基
が好適に挙げられる。好ましいアルキル基は、炭素数
が、例えば、1〜2個のものである。R4としてのアル
キレン基は、直鎖でも分岐したものでもよい。このよう
なアルキレン基としては、例えば、メチレン基や、エチ
レン基、プロピレン基等が挙げられる。
【0017】R5としての炭素数1〜5のアルキル基
は、上記R3とR6の場合と同様である。また、R5とし
てのシクロアルキル基としては、例えば、シクロヘキシ
ル基や、シクロヘプチル基が挙げられる。また、R5
してのアリール基としては、例えば、フェニル基が挙げ
られる。更に、R5としてのアミノ基としては、アミノ
基中の水素原子の一方又は両方が、例えば、上記炭素数
1〜5のアルキル基で置換されたものが好適なものとし
て挙げられる。
【0018】上記式(3)で示されるアミノ基含有アル
コキシシランとしては、例えば、γ−アミノプロピルト
リメトキシシランや、γ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ
−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−(β−
アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジエトキシ
シラン、N−シクロへキシル−γ−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、N−シクロヘキシル−γ−アミノプロ
ピルトリエトキシシラン、γ−(2−アミノエチル)−
アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−(2−アミノ
エチル)−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ
−アニリノプロピルトリメトキシシランなどが代表的な
ものとして挙げられる。
【0019】(II)成分の配合量は、前述の(I)成分であ
るオルガノシランの液状の部分加水分解縮合物100質
量部に対し、0.5〜20質量部、好ましくは1〜10
質量部が適当である。(II)成分が前記範囲内にあれば、
耐クラック性及び貯蔵安定性が向上する。
【0020】(III)成分について (III)成分は、主として塗料組成物の粘度を下げ、塗装
作業性を向上させるために配合するものであり、必要に
応じて、塗料組成物に配合されるものである。(III)成
分は、式(2)、 R Si(OR4−n 〔式中、Rは、炭素数1〜8の有機基であり、R
は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は
2である。〕で示されるオルガノシラン化合物であり、
(I)成分で説明した式(1)で示されるオルガノシラン
の範囲と同様である。
【0021】(III)成分は、オルガノシランの1種単
独、又は2種以上混合して使用することもできる。(II
I)成分は、(I)成分が低粘度の場合、必ずしも配合する
必要ない。但し、通常、配合量は、前述の(I)成分であ
るオルガノシランの部分加水分解縮合物100質量部に
対し、2〜30質量部、好ましくは、3〜20質量部が
適当である。なお、(III)成分が前記範囲よりも多すぎ
ると、塗料の貯蔵安定性が悪くなるので好ましくない。
【0022】(IV)成分について (IV)成分は、光触媒能を有する無機粒子である。この無
機粒子は、ゾルの形態であってもよい。この成分は、塗
膜に防菌性や、防カビ性、防汚染性、空気中の酸化物を
分解する作用を付与するために、必要に応じて、配合さ
れるものである。このような無機粒子としては、例え
ば、TiOや、TiO、SrTiO、FeTiO
、WO、SnO、BiO、In、Zn
O、Fe 、RuO、CdO、CdS、CdS
e、GaP、GaAs、CdFeO、MoS、La
RhOなどが挙げられ、好ましくは、TiOであ
る。無機粒子は、例えば、粒径1〜300μm、好まし
くは、3〜200μmの範囲にあることが適当である。
(IV)成分は、(I)成分100質量部に対して、通常、5
〜400質量部、好ましくは、10〜250質量部で使
用することが適当である。
【0023】(V)成分について (V)成分は、任意成分であり、エポキシ基を分子内に有
する化合物であり、主として耐水性と基材への密着性を
向上させるために配合するものである。エポキシ基は、
分子内に少なくとも1個、好ましくは、1〜2個存在す
ることが適当である。(V)成分は、具体的には、γ−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシランや、γ−グリシ
ドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプ
ロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロ
ピルトリイソプロぺニルオキシシラン、γ−グリシドキ
シプロピルトリイミノオキシシラン、β−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)エチルメチルジメトキシシラ
ン、γ−イソシアネートプロピルトリイソプロぺニルオ
キシシランとグリシドールとの付加物などのエポキシ基
含有アルコキシシランやブチルグリシジルエーテル、ポ
リオキシエチレングリシジルエーテル、カージュラーE
(シェル社製商品名)、ブチルフェニルグリシジルエー
テルなどのアルキルグリシジルエーテル及びエステル、
シクロエポキシ化合物や、エピコート815、828、
834(油化シェルエポキシ社製商品名)等が代表的な
ものとして挙げられる。これらの中で、グリシジル基
と、ケイ素原子に直接結合している加水分解性基とを有
する有機ケイ素化合物を用いるほうが、塗膜乾燥性、耐
温水性が優れている。
【0024】成分(V)の配合量は、アミノ基と、ケイ素
原子に直接結合している加水分解性基とを有する有機ケ
イ素化合物(II)のN−H当量と、エポキシ基を分子内に
少なくとも一個有する化合物(V)のエポキシ当量比、即
ち、成分(II)のN−H当量/成分(V)のエポキシ当量=
0.3〜0.7、好ましくは、0.4〜0.6又は1.
3〜3.0、好ましくは、1.5〜2.0が適当であ
る。(V)成分が前記範囲よりも少なすぎる場合、成分(I
I)のN−H当量/成分(V)のエポキシ当量<0.3の場
合、及び成分(II)のN−H当量/成分(V)のエポキシ当
量>3.0では、乾燥性が悪くなるので好ましくない。
また、0.7<成分(II)のN−H当量/成分(V)のエポ
キシ当量<1.3の場合では、塗料の貯蔵安定性がわる
くなるので好ましくない。
【0025】成分(II)は、主として塗膜の密着性や、可
撓性を付与し、耐クラック性を向上させるために配合す
るものである。成分(VI)は、常温で、液状で、かつ成分
(I)と相溶性のある熱可塑性有機高分子化合物である。
このような熱可塑性有機高分子化合物としては、例え
ば、アクリル樹脂や、ポリエステル樹脂等がある。常温
で液体となるためには、通常、これらの樹脂の重量平均
分子量は、例えば、1000〜30000、好ましく
は、1500〜15000程度が適当である。成分(VI)
は、(I)成分100質量部に対して、通常、0〜50質
量部、好ましくは、3〜20質量部の量で使用すること
が適当である。本発明の塗料組成物は、以上説明した
(I)成分、任意の(II)成分、(III)成分、(IV)成分及び、
必要に応じて配合する(V)成分、(VI)成分からなり、更
に、必要に応じて、充填剤や、染料、紫外線吸収剤、光
安定剤、硬化促進剤、増粘剤、顔料分散剤等の各種添加
剤などを配合したものから構成される。
【0026】前記充填材としては、タルクや、炭酸バリ
ウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、ベントナイト、
酸化チタン、カーボンブラック、ベンガラ、リトポン等
の各種塗料用体質顔料や着色顔料が使用可能である。充
填材の配合量は、塗料組成物の固形分中、0〜70質量
%、好ましくは、0〜50質量%が適当である。前記硬
化促進剤としては、エチレンジアミンや、ジエチレント
リアミン、ピペリジン、フェニレンジアミン、トリエチ
ルアミンなどのアミン化合物が代表的なものとして挙げ
られる。
【0027】本発明の塗料組成物は、被塗物表面に刷
毛、スプレー、ロール、ディッピングなどの塗装手段に
より塗装し、常温もしくは300℃以下の温度で焼付け
ることにより硬化塗膜を形成することが可能である。な
お、被塗物としては、無機窯業基材や、ステンレス、ア
ルミニウム等の各種金属基材、ガラス基材、プラスチッ
ク基材、紙基材などの各種被塗物に使用可能である。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。尚、実施例中「部」、「%」は、特に断らない限
り質量基準で示す。
【0029】合成例1 環流冷却器及び攪拌機を備えた反応器に、メチルトリメ
トキシシランを75部、ジメチルジメトキシシランを2
5部加え、混合した後、イオン交換水5部と1規定の塩
酸を0.05部加え、70℃で5時間部分加水分解縮合
反応させた。反応終了後、減圧(133×10Pa
(100Torr))下、脱溶剤を行い、重量平均分子
量2500、粘度2.0Ps/20℃の液状オルガノポ
リシロキサン(A)を得た。
【0030】合成例2 環流冷却器及び攪拌機を備えた反応器に、メチルトリメ
トキシシランを20部、フェニルトリメトキシシランを
30部及びジメチルジメトキシシランを50部加え、混
合した後、イオン交換水10部と1規定の塩酸を0.1
部加え、60℃で8時間部分加水分解縮合反応させた。
反応終了後、減圧〔133×10Pa(100Tor
r)〕下、脱溶剤を行い、重量平均分子量3700、粘
度5.0Ps/20℃の液状オルガノポリシロキサン
(B)を得た。
【0031】合成例3 環流冷却器及び攪拌機を備えた反応器に、メチルトリメ
トキシシランの加水分解縮合物(東レ・ダウコーニング
(株)製商品名「SR2402」;固形分100%)を
35部、フェニルトリメトキシシランとジメチルジメト
キシシランの混合物からなる部分加水分解縮合物(東レ
・ダウコーニング(株)製商品名「DC3074」;固
形分100%)を15部、メチルトリメトキシシランを
10部、フェニルトリメトキシシランを25部及びジメ
チルジメトキシシランを15部加え、混合した後、イオ
ン交換水2部と1規定の塩酸を0.05部加え、50℃
で7時間部分加水分解縮合反応させた。反応終了後、減
圧〔133×10Pa(100Torr)〕下、脱溶
剤を行い、重量平均分子量3000、粘度3.0Ps/
20℃の液状オルガノポリシロキサン(C)を得た。
【0032】合成例4 環流冷却器及び攪拌機を備えた反応器に、東レ・ダウコ
ーニング(株)製商品名「SR2402」を20部、フ
エニルトリメトキシシランとジメチルジメトキシシラン
の混合物からなる部分加水分解縮合物(東レ・ダウコー
ニング(株)製商品名「DC3037;固形分100
%」を40部、フェニルトリメトキシシランの部分加水
分解縮合物(信越化学工業(株)製商品名「KR−21
7」;固形分100%)を10部、メチルトリメトキシ
シランを20部及びフェニルトリメトキシシランを10
部加え、混合した後、イオン交換水5部と1規定の塩酸
を1部加え、45℃で12時間部分加水分解縮合反応さ
せた。反応終了後、減圧〔133×10Pa(100
Torr)〕下、脱溶剤を行い、重量平均分子量400
0、粘度7.0Ps/20℃のオルガノポリシロキサン
(D)を得た。
【0033】実施例1〜6及び1〜2 成分(I)〜成分(VI)を表1に示す割合で混合し、無溶剤
光触媒塗料を調製した。
【0034】
【表1】
【0035】注1)アクリル樹脂(三菱レーヨン(株)
製商品名) 注2)ポリエステル樹脂((株)クラレ製商品名:クラ
ポールP−2010) 注3)石原産業(株)製 光触媒酸化チタン(平均粒径
8μm) 注4)堺化学工業(株)製 光触媒酸化チタン(平均粒径
7μm)
【0036】得られた実施例1〜6、比較例1〜2の無
溶剤型光触媒塗料の貯蔵安定性試験及び、下記の通り塗
板を作成し、塗膜外観や、硬度、耐熱水性、耐汚染性、
耐アルカリ性、耐候性、耐クラック性の各塗膜性能試験
をし、その結果をそれぞれ表2に示した。
【0037】<貯蔵安定性試験>各無溶剤型塗料組成物
を50℃にて一ヶ月貯蔵した後、無溶剤型塗料組成物の
粘度変化及び外観を目視試験した。 評価基準 ○・・・変化なし △・・・増粘 ×・・・ゲル化、沈殿物発生
【0038】<初期乾燥性>ガラス板に0.15mm(6
ミル)のアプリケーターで塗布し、室温乾燥させ、経時
での硬度(JIS K 5400により測定した鉛筆硬
度)により判定。 <塗膜性能試験>素材として石膏スラグパーライト板
(厚さ12mm)を用い、その表面にポリイソシアネー
トプレポリマー溶液シーラー「Vセラン♯100シーラ
ー」(大日本塗料株式会社製商品名)(酢酸ブチル:キ
シレン=1:1の溶液で100%希釈)を塗着量が90
〜100g/m(wet質量)となるように吹付塗装
した。これを100℃で5分間乾燥した。次いで、ベー
ス塗料として、アクリルシリコーン樹脂系塗料「Vセラ
ン♯500エナメル」(大日本塗料株式会社製商品名)
(酢酸ブチル:キシレン=1:1の溶液で40%希釈)
を塗着量が80〜90g/m(wet質量)となるよ
うに吹付塗装した。これを120℃で15分間乾燥し
た。次いで、表1に示す塗料組成物を塗着量が(130
±10)g/m(wet質量)となるように吹き付け
塗装した。これを20℃で一週間乾燥した塗板(A)及
び、80℃で12分間乾燥した後、室温で更に3日間乾
燥した塗板(B)をそれぞれ作成した。得られた塗膜に
つき上記試験を行った。なお、試験方法及び評価基準
は、以下の通り行った。
【0039】外観:塗板に形成された塗膜外観を目視判
定した。 評価基準 ○・・・クラックの発生なし △・・・軽微なクラック発生又は濁り又はブツ ×・・・著しいクラック、濁り又はブツ
【0040】硬度:JIS K 5400により測定した
鉛筆硬度耐熱水性: 塗板を80℃の水中に浸漬して塗膜外観の異
常を目視で判定し た。 評価基準 ○・・・変化なし △・・・光沢低下、白化等の軽微な変化あり ×・・・光沢低下、白化等の変化大耐汚染性: 赤、黒マジックインキを塗布してから24時
間後に、n−ブタノールでぬらした布でふきとり、除染
性を目視判定した。 評価基準 ◎・・・完全除去 ○・・・極く軽微な汚染 △・・・少し汚染 ×・・・汚染著しい
【0041】耐候性:サンシャインウェザーオーメータ
ー3000時間 評価基準 ○・・・塗膜外観に変化はなく、光沢保持率95%以上 △・・・塗膜外観変化が軽微にあり、光沢保持率80〜
94% ×・・・塗膜変化が著しい、光沢保持率80%未満耐アルカリ性: 飽和消石灰アルカリ水溶液に各塗板を4
0℃で10日間浸漬後、塗膜表面を目視評価した。 評価基準 ○・・・変化なし △・・・塗膜表面若干白濁 ×・・・塗膜表面白濁
【0042】耐クラック性:ASTM−C666A法に
よって測定 ◎・・・クラックの発生なし ○・・・ごく軽微なクラック発生 △・・・クラック発生又は塗膜の部分剥離 ×・・・著しいクラック、塗膜剥離
【0043】
【表2】
【0044】表2より明らかの通り、本発明の無溶剤光
触媒塗料である実施例1〜6は、貯蔵安定性がよく、ま
た優れた塗膜性能を有していた。一方、アミノ基含有ア
ルコキシシラン化合物を配合しない比較例1、2では、
貯蔵安定性は良好であったが、初期乾燥性が遅く、硬
度、耐熱水性、耐汚染性、耐アルカリ性、耐候性とも劣
っていた。
【0045】本発明の塗料組成物は、無溶剤光触媒塗料
であり、金属触媒を用いることなく、貯蔵安定性がよ
く、かつ、初期乾燥性、耐熱水性、耐汚染性、耐アルカ
リ性、耐候性、耐クラック性等に優れた塗膜を形成する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 博治 栃木県那須郡西那須野町下永田7−1414− 46 Fターム(参考) 4J038 DB002 DL031 DL052 DL082 GA07 GA09 HA216 JA69 NA03 NA04 NA05 NA11 NA14 PC02 PC03 PC04 PC08 PC10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (I) 式(1)、 R Si(OR4−n 〔式中、Rは、炭素数1〜8の有機基であり、R
    は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は
    2である。〕で示されるオルガノシランの液状の部分加
    水分解縮合物と、(II) アミノ基と、ケイ素原子に直接
    結合している加水分解性基とを有する有機ケイ素化合物
    と、(III) 任意に、式(2)、 R Si(OR4−n 〔式中、Rは、炭素数1〜8の有機基であり、R
    は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は
    2である。〕で示されるオルガノシラン化合物と、(IV)
    光触媒能を有する無機粒子と、を含有することを特徴
    とする無溶剤光触媒塗料。
  2. 【請求項2】 (I) 式(1)、 R Si(OR4−n 〔式中、Rは、炭素数1〜8の有機基であり、R
    は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は
    2である。〕で示されるオルガノシランの液状の部分加
    水分解縮合物と、(II) アミノ基と、ケイ素原子に直接
    結合している加水分解性基とを有する有機ケイ素化合物
    と、(III) 任意に、式(2)、 R Si(OR4−n 〔式中、Rは、炭素数1〜8の有機基であり、R
    は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は
    2である。〕で示されるオルガノシラン化合物と、(IV)
    光触媒能を有する無機粒子と、(V) エポキシ基を分
    子内に少なくとも一個有する化合物と、を含有すること
    を特徴とする無溶剤光触媒塗料。
  3. 【請求項3】 (I) 式(1)、 R Si(OR4−n 〔式中、Rは、炭素数1〜8の有機基であり、R
    は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは1又は2
    である。〕で示されるオルガノシランの液状の部分加水
    分解縮合物と、(II) アミノ基と、ケイ素原子に直接結
    合している加水分解性基とを有する有機ケイ素化合物
    と、(III) 任意に、式(2)、 R Si(OR4−n 〔式中、Rは、炭素数1〜8の有機基であり、R
    は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は
    2である。〕で示されるオルガノシラン化合物と、(IV)
    光触媒能を有する無機粒子と、(V) エポキシ基を分
    子内に少なくとも一個有する化合物と、(VI) 液状熱可
    塑性有機高分子化合物と、を含有することを特徴とする
    無溶剤光触媒塗料。
  4. 【請求項4】 前記エポキシ基を分子内に少なくとも一
    個有する化合物(V)が、グリシジル基と、ケイ素原子に
    直接結合している加水分解性基とを有する有機ケイ素化
    合物である、請求項2又は請求項3に記載の無溶剤光触
    媒塗料。
  5. 【請求項5】 前記アミノ基とケイ素原子に直接結合し
    ている加水分解性基とを有する有機ケイ素化合物(II)
    と、前記エポキシ基を分子内に少なくとも一個有する化
    合物(V)とのN−H/エポキシ当量比が、0.3〜0.
    7又は1.3〜3.0である、請求項2〜4のいずれか
    に記載の無溶剤光触媒塗料。
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