JP2002321943A - ガラス表面への塗布皮膜コーティング形成のための下地処理剤とそれを使用する下地処理法 - Google Patents
ガラス表面への塗布皮膜コーティング形成のための下地処理剤とそれを使用する下地処理法Info
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C23/00—Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments
- C03C23/0075—Cleaning of glass
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
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- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2218/00—Methods for coating glass
- C03C2218/30—Aspects of methods for coating glass not covered above
- C03C2218/31—Pre-treatment
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- Organic Chemistry (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 如何なるタイプ、形状のガラスあるいは支持
部材にも悪影響を与えること無く簡単に適用でき、処理
時間を大幅に短縮でき、特殊な設備・技術が必要なく、
ガラス面との密着性に優れたガラス表面薄膜コーティン
グのための下地処理剤とそれを使用した下地処理方法の
提供。 【解決手段】 洗浄剤の基材として界面活性剤を含まな
いシリコンオイルを含んだ中性洗剤と、エタノールシリ
カゾル溶液の二つの液剤を使用する。ガラス表面の油膜
の種類に関係無く、全てのガラス表面に使用することが
でき、ガラス表面に親水性被膜を形成することができ
る。
部材にも悪影響を与えること無く簡単に適用でき、処理
時間を大幅に短縮でき、特殊な設備・技術が必要なく、
ガラス面との密着性に優れたガラス表面薄膜コーティン
グのための下地処理剤とそれを使用した下地処理方法の
提供。 【解決手段】 洗浄剤の基材として界面活性剤を含まな
いシリコンオイルを含んだ中性洗剤と、エタノールシリ
カゾル溶液の二つの液剤を使用する。ガラス表面の油膜
の種類に関係無く、全てのガラス表面に使用することが
でき、ガラス表面に親水性被膜を形成することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は窓ガラス等の表面
に、耐紫外線、抗菌等のためのコーティングを施す場合
の下地処理に関する。
に、耐紫外線、抗菌等のためのコーティングを施す場合
の下地処理に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建築物や自動車の窓ガラスからの
紫外線の透過を抑制するための紫外線遮蔽膜を形成する
ための塗布剤が種々開発されている。
紫外線の透過を抑制するための紫外線遮蔽膜を形成する
ための塗布剤が種々開発されている。
【0003】例えば、市場に多く普及している紫外線お
よび赤外線遮蔽を目的としたガラス用フィルムに変わる
ガラスコ−ティング剤がある。その一つとして(例:商
品名「アイルシールド」)特開平2000−16013
0号公報には、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシ
ベンゾフェノンとイソシアノ基を持つアルコキシシラン
を触媒の存在下で反応させて得られた硬化性の紫外線吸
収剤を含む塗布剤が開示されている。
よび赤外線遮蔽を目的としたガラス用フィルムに変わる
ガラスコ−ティング剤がある。その一つとして(例:商
品名「アイルシールド」)特開平2000−16013
0号公報には、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシ
ベンゾフェノンとイソシアノ基を持つアルコキシシラン
を触媒の存在下で反応させて得られた硬化性の紫外線吸
収剤を含む塗布剤が開示されている。
【0004】この紫外線吸収剤はブリードアウトの少な
い常温で硬化可能であって、これを含む塗布剤によるコ
ーティング膜は紫外線の吸収能が高く、しかも、経時劣
化が少なく、「どんな窓ガラスにも簡単にコーティング
でき、安価できれいな仕上がり」が特長である。
い常温で硬化可能であって、これを含む塗布剤によるコ
ーティング膜は紫外線の吸収能が高く、しかも、経時劣
化が少なく、「どんな窓ガラスにも簡単にコーティング
でき、安価できれいな仕上がり」が特長である。
【0005】このような特長を有する塗布剤を施すに
は、ガラス表面に付着している油膜等を取り除き清浄化
するとともに、コーティング膜とガラスとの密着性を良
くするための下地処理を施す必要がある。
は、ガラス表面に付着している油膜等を取り除き清浄化
するとともに、コーティング膜とガラスとの密着性を良
くするための下地処理を施す必要がある。
【0006】このような下地処理は、従来、CeO2の
ような研磨剤を加えた研磨液でガラス表面を研磨した
後、水による洗浄を行っていたが、研磨処理中、ガラス
表面に生じた反応物が表面に残存し、そのため、コーテ
ィング膜にピンホールが生じたり、剥がれたりする問題
があった。
ような研磨剤を加えた研磨液でガラス表面を研磨した
後、水による洗浄を行っていたが、研磨処理中、ガラス
表面に生じた反応物が表面に残存し、そのため、コーテ
ィング膜にピンホールが生じたり、剥がれたりする問題
があった。
【0007】この下地処理における研磨によって生成し
た付着物の除去方法として、例えば、特開昭50−45
465号公報には、少量のフッ酸を含む水溶液で処理し
た後、希硫酸液で洗浄することが記載されている。しか
しながら、この酸による下地処理を行った場合、少量で
あっても、酸が残量すると、最終的にガラスに被覆する
紫外線吸収剤に悪影響を及ぼすことになり、水、それ
も、蒸留水による念入りな、且つ、迅速な最終洗浄を行
う必要があり、そのための余計な工程が掛かる。
た付着物の除去方法として、例えば、特開昭50−45
465号公報には、少量のフッ酸を含む水溶液で処理し
た後、希硫酸液で洗浄することが記載されている。しか
しながら、この酸による下地処理を行った場合、少量で
あっても、酸が残量すると、最終的にガラスに被覆する
紫外線吸収剤に悪影響を及ぼすことになり、水、それ
も、蒸留水による念入りな、且つ、迅速な最終洗浄を行
う必要があり、そのための余計な工程が掛かる。
【0008】また、このような酸を用いない下地処理の
ための洗浄方法として、界面活性剤をアルコール類とと
もにシャワーによってガラス表面に吹き付けることも行
われたが、この界面活性剤によりすすぎ中に微細な粒子
汚れが存在することになる。この界面活性剤による微細
な粒子汚れを除去するために、さらに、水和性溶剤に浸
漬することが、特開昭60−51582号公報に開示さ
れている。
ための洗浄方法として、界面活性剤をアルコール類とと
もにシャワーによってガラス表面に吹き付けることも行
われたが、この界面活性剤によりすすぎ中に微細な粒子
汚れが存在することになる。この界面活性剤による微細
な粒子汚れを除去するために、さらに、水和性溶剤に浸
漬することが、特開昭60−51582号公報に開示さ
れている。
【0009】しかしながら、この方法も、洗浄処理後、
水和性溶剤への浸漬という余分な工程を要することにな
り、ガラス面へのコーティングという現場作業として
は、相当の手間を要することになる。
水和性溶剤への浸漬という余分な工程を要することにな
り、ガラス面へのコーティングという現場作業として
は、相当の手間を要することになる。
【0010】何れにしても、ガラス表面上の油膜は、手
垢、水垢によるものが大部分であり、これらの汚染膜を
除去する洗浄剤は、その油膜の特性と、下地処理後に形
成されるコーティングに応じて、酸性、アルカリ性、中
性等の洗剤が使用され、ガラス面の洗浄にはコンパウン
ド入のクリーナー、酸性又はアルカリ性の油膜洗浄剤を
油膜の成分に応じて使い分けられていた。殆どの油膜は
弱アルカリ性を帯びており、その対応洗浄剤は弱酸性の
薬品をガラス面に塗布または噴霧して油膜を溶解し、最
後に弱アルカリ性洗浄剤を水洗いする必要があった。中
性はともかく、酸性あるいはアルカリ性の洗浄剤を使用
することによって、ガラスを支持するアルミ等の金属サ
ッシや周囲に変色や腐食作用を与える可能性があり、使
用場所が制限され、残液を水で洗い流すため環境に悪影
響をもたらし、能率面からも好ましいものではない。さ
らには、洗浄剤中に含有する油膜の剥離剤として使用さ
れているコンパウンドによって、ガラス表面を傷付ける
恐れがあり、処理後のコンパウンドの除去にも手間がか
かる等の問題があった。
垢、水垢によるものが大部分であり、これらの汚染膜を
除去する洗浄剤は、その油膜の特性と、下地処理後に形
成されるコーティングに応じて、酸性、アルカリ性、中
性等の洗剤が使用され、ガラス面の洗浄にはコンパウン
ド入のクリーナー、酸性又はアルカリ性の油膜洗浄剤を
油膜の成分に応じて使い分けられていた。殆どの油膜は
弱アルカリ性を帯びており、その対応洗浄剤は弱酸性の
薬品をガラス面に塗布または噴霧して油膜を溶解し、最
後に弱アルカリ性洗浄剤を水洗いする必要があった。中
性はともかく、酸性あるいはアルカリ性の洗浄剤を使用
することによって、ガラスを支持するアルミ等の金属サ
ッシや周囲に変色や腐食作用を与える可能性があり、使
用場所が制限され、残液を水で洗い流すため環境に悪影
響をもたらし、能率面からも好ましいものではない。さ
らには、洗浄剤中に含有する油膜の剥離剤として使用さ
れているコンパウンドによって、ガラス表面を傷付ける
恐れがあり、処理後のコンパウンドの除去にも手間がか
かる等の問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明において解決す
べき課題は、ガラス面に各種のコーティング処理を施す
に当ってのガラス表面の洗浄剤の上記問題を解消するも
ので、如何なるタイプ、形状のガラスあるいは支持部材
にも悪影響を与えること無く簡単に適用でき、処理時間
を大幅に短縮でき、特殊な設備・技術が必要なく、ガラ
ス面との密着性に優れたガラス表面薄膜コーティングの
ための下地処理剤とそれを使用した下地処理方法を提供
することにある。
べき課題は、ガラス面に各種のコーティング処理を施す
に当ってのガラス表面の洗浄剤の上記問題を解消するも
ので、如何なるタイプ、形状のガラスあるいは支持部材
にも悪影響を与えること無く簡単に適用でき、処理時間
を大幅に短縮でき、特殊な設備・技術が必要なく、ガラ
ス面との密着性に優れたガラス表面薄膜コーティングの
ための下地処理剤とそれを使用した下地処理方法を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラス表面の
油膜等の成分は主にシリコンであって、このシリコンの
硬化膜はコーティング膜形成用の塗布剤液を弾くという
見識に基づいて完成したもので、洗浄剤の基材として界
面活性剤を含まない中性洗剤と、エタノールシリカゾル
溶液の二つの液剤を使用する。
油膜等の成分は主にシリコンであって、このシリコンの
硬化膜はコーティング膜形成用の塗布剤液を弾くという
見識に基づいて完成したもので、洗浄剤の基材として界
面活性剤を含まない中性洗剤と、エタノールシリカゾル
溶液の二つの液剤を使用する。
【0013】前記界面活性剤を含まない中性洗剤として
は、ガラス表面の油膜等の成分であシリコンによる撥水
性を押さえるためにはシリコンオイルを含んだ洗浄剤が
よい。シリコンオイルはコーティング剤の成分を変質さ
せる心配が無く、環境や作業者への影響もない。ガラス
表面の油膜の種類に関係無く、全てのガラス表面に使用
することができ、ガラス表面に親水性被膜を形成するこ
とができる。
は、ガラス表面の油膜等の成分であシリコンによる撥水
性を押さえるためにはシリコンオイルを含んだ洗浄剤が
よい。シリコンオイルはコーティング剤の成分を変質さ
せる心配が無く、環境や作業者への影響もない。ガラス
表面の油膜の種類に関係無く、全てのガラス表面に使用
することができ、ガラス表面に親水性被膜を形成するこ
とができる。
【0014】界面活性剤の含有は、ガラス面の付着物の
撥水性をなくすという効果はあっても、最終コーティン
グ剤の付着性に悪影響を与えるために、洗浄工程の最後
に界面活性剤を完全に流水で洗い流す工程が必要とな
る。このため、界面活性剤を含有しないことは、下地処
理の工程の簡略化のために有利である。この中性洗浄剤
には、揮発性を持たせるためにイソプロピルアルコール
等のアルコール類を含ませることができる。
撥水性をなくすという効果はあっても、最終コーティン
グ剤の付着性に悪影響を与えるために、洗浄工程の最後
に界面活性剤を完全に流水で洗い流す工程が必要とな
る。このため、界面活性剤を含有しないことは、下地処
理の工程の簡略化のために有利である。この中性洗浄剤
には、揮発性を持たせるためにイソプロピルアルコール
等のアルコール類を含ませることができる。
【0015】また、シリカを含む下地処理剤としては、
ゾルあるいはゲル状のシリカを含むメタノールシリカゾ
ルのような溶液を塗布することによって、親水性のガラ
ス表面を形成することができる。
ゾルあるいはゲル状のシリカを含むメタノールシリカゾ
ルのような溶液を塗布することによって、親水性のガラ
ス表面を形成することができる。
【0016】上記の中性洗浄剤とシリカを含む溶液は、
予め混合した状態で使用することもできるが、それぞれ
の特性を発揮させるためには、ガラス面の大まかな汚れ
を水洗いで除去した後、中性の洗浄剤でガラス表面を洗
浄したのち、シリカ含有液を塗布するのがよい。
予め混合した状態で使用することもできるが、それぞれ
の特性を発揮させるためには、ガラス面の大まかな汚れ
を水洗いで除去した後、中性の洗浄剤でガラス表面を洗
浄したのち、シリカ含有液を塗布するのがよい。
【0017】とくに、この手順による下地処理は、前記
2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン
とイソシアノ基を持つアルコキシシランを触媒の存在下
で反応させて得られた硬化性の紫外線吸収剤を含む塗布
剤の塗布に最も都合がよい。
2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン
とイソシアノ基を持つアルコキシシランを触媒の存在下
で反応させて得られた硬化性の紫外線吸収剤を含む塗布
剤の塗布に最も都合がよい。
【0018】
【発明の実施の形態】本願発明を、前述の紫外線吸収剤
を含む塗布剤を窓ガラスへの塗布に適用した例によって
説明する。
を含む塗布剤を窓ガラスへの塗布に適用した例によって
説明する。
【0019】まず、窓ガラスのサッシ部分を、コーティ
ング液等が付着しないようマスキングテープで覆った。
そして、ガラス面を有限会社九州テスコ製のシリコンオ
イル入の中性クリーナー(商標名:TS−クリーナ、p
H=6.8)を用いて洗浄した。
ング液等が付着しないようマスキングテープで覆った。
そして、ガラス面を有限会社九州テスコ製のシリコンオ
イル入の中性クリーナー(商標名:TS−クリーナ、p
H=6.8)を用いて洗浄した。
【0020】これと連続して、有限会社九州テスコ製の
メタノールシリカゾル溶液(商標名:専用下地剤「TS
−200」を下地剤として塗布した。
メタノールシリカゾル溶液(商標名:専用下地剤「TS
−200」を下地剤として塗布した。
【0021】そして、塗布した下地剤が、均一に塗布さ
れ乾燥の状態にあるとき、上記コーティング液塗布剤
(商標名:アイルシールド)をスポンジに吸収させてガ
ラス面に塗布した。その後、自然乾燥によって乾燥後、
マスキングテープを剥がし完成した。得られたコーティ
ング膜は、従来技術で施工を行ったものと同等の仕上が
りで、又油膜等による「はじき」は全くなかった。上記
作業の、マスキングから、コーティングまでの作業時間
は、m2当たり、約10分であった。
れ乾燥の状態にあるとき、上記コーティング液塗布剤
(商標名:アイルシールド)をスポンジに吸収させてガ
ラス面に塗布した。その後、自然乾燥によって乾燥後、
マスキングテープを剥がし完成した。得られたコーティ
ング膜は、従来技術で施工を行ったものと同等の仕上が
りで、又油膜等による「はじき」は全くなかった。上記
作業の、マスキングから、コーティングまでの作業時間
は、m2当たり、約10分であった。
【0022】これに対して、弱酸性洗浄剤を使用しての
下地処理の場合は、そのまま、窓ガラスには適用でき
ず、サッシごと窓枠から外して作業場へ移動する必要が
あり、洗浄剤で処理し流水で洗い流した後に、ワイパー
による水きりと布などで吸い取って水分を完全に取り除
いたのち、窓ガラスのサッシ部分を元に戻し、コーティ
ング液等が付着しないようマスキングテープで保護した
のち、上記本願発明の実施例と同様に、コーティング液
塗布剤をスポンジに吸収させてガラス面に塗布し乾燥し
たのちマスキングテーブを剥がし完成した。その間の作
業時間は、m2当たり、約30分を要した。
下地処理の場合は、そのまま、窓ガラスには適用でき
ず、サッシごと窓枠から外して作業場へ移動する必要が
あり、洗浄剤で処理し流水で洗い流した後に、ワイパー
による水きりと布などで吸い取って水分を完全に取り除
いたのち、窓ガラスのサッシ部分を元に戻し、コーティ
ング液等が付着しないようマスキングテープで保護した
のち、上記本願発明の実施例と同様に、コーティング液
塗布剤をスポンジに吸収させてガラス面に塗布し乾燥し
たのちマスキングテーブを剥がし完成した。その間の作
業時間は、m2当たり、約30分を要した。
【0023】このように、本発明のガラスコーティング
の作業は、従来の工程と比較すると、およそ1/3の作
業時間で行うことができた。
の作業は、従来の工程と比較すると、およそ1/3の作
業時間で行うことができた。
【0024】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
ができる。
【0025】1.洗浄剤として中性の洗浄剤を使用する
ため、酸性、アルカリ性の洗剤の場合のように、作業員
とガラス設置環境に悪影響を及ぼすことがないので、ガ
ラスの設置場所でそのまま、コーティングを行うことが
でき、作業が楽になるばかりではなく、作業工程、作業
時間そのものも短縮できる。
ため、酸性、アルカリ性の洗剤の場合のように、作業員
とガラス設置環境に悪影響を及ぼすことがないので、ガ
ラスの設置場所でそのまま、コーティングを行うことが
でき、作業が楽になるばかりではなく、作業工程、作業
時間そのものも短縮できる。
【0026】2.作業現場では有害な薬品を使用するこ
とがないので、管理上も楽になる。
とがないので、管理上も楽になる。
【0027】3.得られたコーティングも、密着性が良
く、耐久性も良い。
く、耐久性も良い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 1/00 C09D 1/00 5/00 5/00 D
Claims (2)
- 【請求項1】 界面活性剤を含まない中性の清浄剤とシ
リカを含む下地処理剤とからなるガラス表面への塗布皮
膜コーティング形成のための下地処理剤。 - 【請求項2】 界面活性剤を含まない中性洗浄剤によっ
てガラス表面を洗浄したのち、シリカを含む下地処理剤
を塗布する下地処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001126647A JP2002321943A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | ガラス表面への塗布皮膜コーティング形成のための下地処理剤とそれを使用する下地処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001126647A JP2002321943A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | ガラス表面への塗布皮膜コーティング形成のための下地処理剤とそれを使用する下地処理法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002321943A true JP2002321943A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18975647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001126647A Pending JP2002321943A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | ガラス表面への塗布皮膜コーティング形成のための下地処理剤とそれを使用する下地処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002321943A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107999361A (zh) * | 2017-12-02 | 2018-05-08 | 陈来运 | 一种塑胶壳体的喷漆方法 |
-
2001
- 2001-04-24 JP JP2001126647A patent/JP2002321943A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107999361A (zh) * | 2017-12-02 | 2018-05-08 | 陈来运 | 一种塑胶壳体的喷漆方法 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080417 |
|
A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
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