JPH03193641A - シリコン被膜付着ガラス及びミラー - Google Patents
シリコン被膜付着ガラス及びミラーInfo
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- JPH03193641A JPH03193641A JP33237789A JP33237789A JPH03193641A JP H03193641 A JPH03193641 A JP H03193641A JP 33237789 A JP33237789 A JP 33237789A JP 33237789 A JP33237789 A JP 33237789A JP H03193641 A JPH03193641 A JP H03193641A
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- Japan
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- glass
- mirror
- coating film
- methylpolysiloxane
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Landscapes
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- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
本発明はガラス又はミラー表面の撲水性の向上に関する
ものである。
ものである。
（従来の技術）
本発明に係る従来技術としては（１）実開昭５８−５６
８２９号の公報及び（２）ＮＵＣシリコン（日本ユニカ
ー１ｌｌ）の文献がある。
８２９号の公報及び（２）ＮＵＣシリコン（日本ユニカ
ー１ｌｌ）の文献がある。
自動車用サイドミラーに於いてミラーに雨水が付着した
場合に水の表面張力によりまだら状をなして盛り上り、
これがレンズ効果を発揮して反射映像が歪んで見える現
象が発生する。
場合に水の表面張力によりまだら状をなして盛り上り、
これがレンズ効果を発揮して反射映像が歪んで見える現
象が発生する。
これを防止するために前記（１）のものは、透明ガラス
に湿潤性を与え鏡表面に水が一様の膜状となり水滴によ
る像の歪みを防止するもので、ガラスの片面に珪弗化水
素酸のシリカ過飽和水溶液を接触させることにより、ガ
ラス表面に極微細多孔層を形成し、更にその極微細孔を
界面活性剤で処理して一様な濡れ性を確保したミラーで
ある。
に湿潤性を与え鏡表面に水が一様の膜状となり水滴によ
る像の歪みを防止するもので、ガラスの片面に珪弗化水
素酸のシリカ過飽和水溶液を接触させることにより、ガ
ラス表面に極微細多孔層を形成し、更にその極微細孔を
界面活性剤で処理して一様な濡れ性を確保したミラーで
ある。
又前記（２）に示す文献のＮＵＣシリコンは、ガラスに
優れた撲水性を付与するもので、メチルポリシロキサン
を２％溶液に添加し、ガラス等にコーティング後加熱す
ることによりガラス等への非粘着性及び非湿潤性がアッ
プするものである。
優れた撲水性を付与するもので、メチルポリシロキサン
を２％溶液に添加し、ガラス等にコーティング後加熱す
ることによりガラス等への非粘着性及び非湿潤性がアッ
プするものである。
（発明が解決しようとする課題）
しかし前記（１）に示すミラーは湿潤性のため表面に一
様に水膜が形成された場合に、汚染物質を吸着し、乾燥
時汚れが強固に付着しその結果ミラーとしての作用が低
下し、又前記（２）のミラーに於いては加熱温度が１７
０℃×３０分と温度が高く、かつ加熱時間も長いため、
構造物、例えば、超音波ミラーなどの接着工程により接
着後コーティングする場合には接着剤が前記高温に耐え
ることが出来ないという問題がある。
様に水膜が形成された場合に、汚染物質を吸着し、乾燥
時汚れが強固に付着しその結果ミラーとしての作用が低
下し、又前記（２）のミラーに於いては加熱温度が１７
０℃×３０分と温度が高く、かつ加熱時間も長いため、
構造物、例えば、超音波ミラーなどの接着工程により接
着後コーティングする場合には接着剤が前記高温に耐え
ることが出来ないという問題がある。
本発明は湿気の場所のガラス又は自動車用サイドミラー
として使用される超音波ミラーに於いて、捩水性が良（
かつ汚染の防止の出来るガラス又はミラーを技術的課題
とするものである。
として使用される超音波ミラーに於いて、捩水性が良（
かつ汚染の防止の出来るガラス又はミラーを技術的課題
とするものである。
［発明の構成］
（課題を解決するための手段）
課題を解決するために講じた技術的手段は次のようであ
る。すなわち、 メチルポリシロキサンに光重合開始剤を添加したコーテ
ィング液を、清浄にしたガラスの表面に塗布、乾燥後、
前記ガラス表面に紫外線を照射してシリコン膜を形成し
たことである。
る。すなわち、 メチルポリシロキサンに光重合開始剤を添加したコーテ
ィング液を、清浄にしたガラスの表面に塗布、乾燥後、
前記ガラス表面に紫外線を照射してシリコン膜を形成し
たことである。
（作用）
メチルポリシロキサンと光重合開始剤のコーティング液
は、ガラス表面にＣＨ３の膜が構成されるために極めて
捩水性が高く、又ポーラスでないために汚染物質の固着
もなく、又コーティング液の乾燥についても常温（５０
°以下）で充分に乾燥するために超音波ミラーに使用し
ても接着性能への影響もないものである。
は、ガラス表面にＣＨ３の膜が構成されるために極めて
捩水性が高く、又ポーラスでないために汚染物質の固着
もなく、又コーティング液の乾燥についても常温（５０
°以下）で充分に乾燥するために超音波ミラーに使用し
ても接着性能への影響もないものである。
（実施例）
以下実施例について説明する。
実施例−１
１００ｍｍＸ１１０ｍｍ厚さ２ｍｍのガラス板をアルカ
リ性洗浄剤（コンタミノン）１０ｇ／４１！（ＰＨ＝１
２）の液を５０°Ｃに加熱しその中に３０分以上洗浄、
取り出し後水洗乾燥後メチルポリシロキサン ８ｃｃに１ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン後
アセトン溶剤で５０ｃｃに希釈したコーティング液を該
ガラス板に塗布し乾燥後、紫外線照射した。
リ性洗浄剤（コンタミノン）１０ｇ／４１！（ＰＨ＝１
２）の液を５０°Ｃに加熱しその中に３０分以上洗浄、
取り出し後水洗乾燥後メチルポリシロキサン ８ｃｃに１ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン後
アセトン溶剤で５０ｃｃに希釈したコーティング液を該
ガラス板に塗布し乾燥後、紫外線照射した。
紫外線の照射方法は２ｋｗメタルハライドランプより２
７．５ ｃ ｍ下の平面に該ガラス板を置き各々１分、
２分、３分照射した。
７．５ ｃ ｍ下の平面に該ガラス板を置き各々１分、
２分、３分照射した。
第１図にドアミラーのコーティングの工程を示す。出来
上がったシリコン皮膜付着ガラスは高撲水性を有してお
りその測定値を第１表に示す。
上がったシリコン皮膜付着ガラスは高撲水性を有してお
りその測定値を第１表に示す。
第 １ 表
なおコーティングを施さないガラスの水との接触角θは
５７．”であった。
５７．”であった。
また光線透過率を測定した結果を第２図に示す。
第２図よりコーティングによる光線の透過率の低下はま
ったく認められなかった。
ったく認められなかった。
実施例−２
自動車用ドアミラーをコンパウンド入りガラスクリーナ
ーで研磨した後、実施例１と同様な処理を施した結果、
反射率、耐性浄性、耐候性に於いても良好な結果が得ら
れた。
ーで研磨した後、実施例１と同様な処理を施した結果、
反射率、耐性浄性、耐候性に於いても良好な結果が得ら
れた。
この様に捩水性のあるミラーは自動車用バックミラー、
風呂場などの防曇ミラー及びカーブミラーとして使用で
きる。
風呂場などの防曇ミラー及びカーブミラーとして使用で
きる。
又撲水ガラスとして自動車用ウィンドガラス、建築用窓
ガラス、ソーラー発電のカッく−ガラスなどにも使用で
きる。
ガラス、ソーラー発電のカッく−ガラスなどにも使用で
きる。
更に、汚染防止としてはランプノλウジングならびに前
記各製品に使用できるものである。
記各製品に使用できるものである。
（発明の効果）
本発明は次の効果を有する。すなわち、（１）本発明に
よるミラーの製法は、従来の熱硬化方法に比べて極めて
短時間に硬化させることが出来、又熱によるダメイージ
が受けにくい。
よるミラーの製法は、従来の熱硬化方法に比べて極めて
短時間に硬化させることが出来、又熱によるダメイージ
が受けにくい。
（２）ガラス分子と化学結合をするために耐洗剤性、耐
久性に優れている。これに対して市販されている撥水ス
プレー等は一度拭けば効果がなくなる。
久性に優れている。これに対して市販されている撥水ス
プレー等は一度拭けば効果がなくなる。
（３）光重合開始前とその添加量によっては太陽光線で
硬化皮膜形成することも出来、大面積のガラスも容易に
処理出来るものである。
硬化皮膜形成することも出来、大面積のガラスも容易に
処理出来るものである。
第１図は本実施例の工程の説明図、第２図は本実施の光
線透過率の測定図である。
線透過率の測定図である。
Claims (1)
- メチルポリシロキサンに光重合開始剤を添加し溶剤に
て希釈したコーティング液を、清浄にしたガラスの表面
に塗布、乾燥後、前記ガラス表面に紫外線を照射してシ
リコン膜を形成した、シリコン被膜付着ガラス及びミラ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33237789A JPH03193641A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | シリコン被膜付着ガラス及びミラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33237789A JPH03193641A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | シリコン被膜付着ガラス及びミラー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03193641A true JPH03193641A (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=18254287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33237789A Pending JPH03193641A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | シリコン被膜付着ガラス及びミラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03193641A (ja) |
-
1989
- 1989-12-20 JP JP33237789A patent/JPH03193641A/ja active Pending
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