JP2002321828A - 発注管理システムおよび発注装置並びにサービス提供システム - Google Patents
発注管理システムおよび発注装置並びにサービス提供システムInfo
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- JP2002321828A JP2002321828A JP2001130236A JP2001130236A JP2002321828A JP 2002321828 A JP2002321828 A JP 2002321828A JP 2001130236 A JP2001130236 A JP 2001130236A JP 2001130236 A JP2001130236 A JP 2001130236A JP 2002321828 A JP2002321828 A JP 2002321828A
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サービスの利便性をより向上させる。
【解決手段】 車両３０に搭載された商品発注装置２０
から走行ルート情報を含んだ商品の発注を受けると、複
数の配送センタ５０ａ〜５０ｄから発注商品を配送可能
な配送センタを選択し、車両３０の現在地点から目的地
点までの走行ルート上に発注商品を引き渡す引渡位置を
設定する。そして、選択された配送センタに対して発注
商品を引渡位置まで配送するように依頼する。引渡位置
は、車両３０の走行ルート上の各通過点のうち車両３０
をできる限り待たせることなく発注商品を短時間で引き
渡すことができる地点に設定される。これにより、車両
３０の運転者は、希望する商品を購入できる店舗が走行
ルート上にないときでも、走行ルートを変更することな
く希望の商品を購入することができる。この結果、サー
ビスの利便性をより向上させることができる。
から走行ルート情報を含んだ商品の発注を受けると、複
数の配送センタ５０ａ〜５０ｄから発注商品を配送可能
な配送センタを選択し、車両３０の現在地点から目的地
点までの走行ルート上に発注商品を引き渡す引渡位置を
設定する。そして、選択された配送センタに対して発注
商品を引渡位置まで配送するように依頼する。引渡位置
は、車両３０の走行ルート上の各通過点のうち車両３０
をできる限り待たせることなく発注商品を短時間で引き
渡すことができる地点に設定される。これにより、車両
３０の運転者は、希望する商品を購入できる店舗が走行
ルート上にないときでも、走行ルートを変更することな
く希望の商品を購入することができる。この結果、サー
ビスの利便性をより向上させることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、発注管理システム
および発注装置並びにサービス提供システムに関する。
および発注装置並びにサービス提供システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車の運転者が飲食物の購入やガソリ
ンの補給などサービスの提供を望む場合には、コンビニ
エンスストアやガソリンスタンドなどのサービスを提供
する店舗へ出向き、その店舗でサービスを受けるのが一
般的である。
ンの補給などサービスの提供を望む場合には、コンビニ
エンスストアやガソリンスタンドなどのサービスを提供
する店舗へ出向き、その店舗でサービスを受けるのが一
般的である。
【０００３】一方、自動車の現在位置から目的地までの
走行ルートをカーナビゲーションシステムを用いてモニ
タに表示し、モニタの表示によるガイドに従って走行す
ることが行なわれている。このカーナビゲーションシス
テムには、走行ルート上に所望のサービスを提供する店
舗情報を走行ルートと共に表示させることができるもの
もあり、走行ルート上の店舗情報に基づいて運転者は目
的地を目指しつつ効率的に所望のサービスを受けること
ができる。
走行ルートをカーナビゲーションシステムを用いてモニ
タに表示し、モニタの表示によるガイドに従って走行す
ることが行なわれている。このカーナビゲーションシス
テムには、走行ルート上に所望のサービスを提供する店
舗情報を走行ルートと共に表示させることができるもの
もあり、走行ルート上の店舗情報に基づいて運転者は目
的地を目指しつつ効率的に所望のサービスを受けること
ができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
カーナビゲーションシステムを用いて走行ルート上に店
舗情報を表示させた場合であっても、その走行ルート上
には所望のサービスを受けることができる店舗がない場
合もあり、この場合には走行ルートを外れてその店舗ま
で出向く必要があり、利便性に欠ける。
カーナビゲーションシステムを用いて走行ルート上に店
舗情報を表示させた場合であっても、その走行ルート上
には所望のサービスを受けることができる店舗がない場
合もあり、この場合には走行ルートを外れてその店舗ま
で出向く必要があり、利便性に欠ける。
【０００５】本発明の発注管理システムおよび発注装置
並びにサービス提供システムは、サービスの利便性をよ
り向上させることを目的とする。
並びにサービス提供システムは、サービスの利便性をよ
り向上させることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の発注管理システムおよび発注装置並びにサービス
提供システムは、上述の目的を達成するために以下の手
段を採った。
発明の発注管理システムおよび発注装置並びにサービス
提供システムは、上述の目的を達成するために以下の手
段を採った。
【０００７】本発明の第１の発注管理システムは、発注
された商品を配送先の車両の所定位置から目的地までの
走行ルート上の特定の位置で引き渡すシステムにおける
前記発注を管理する発注管理システムであって、発注商
品を特定するための発注商品情報と、配送先の車両の所
定位置から目的地までの走行ルートに関する走行ルート
情報とを受信する受信手段と、該受信された走行ルート
情報に基づいて複数の配送元から前記発注商品を配送可
能な１つの配送元を選択する配送元選択手段と、該選択
された配送元の位置に関する配送元位置情報と前記走行
ルート情報とに基づいて前記配送先の車両への前記発注
商品の引渡位置を設定する引渡位置設定手段と、前記発
注商品情報および前記引渡位置に関する引渡位置情報を
前記配送元選択手段により選択された配送元に対して送
信する送信手段とを備えることを要旨とする。
された商品を配送先の車両の所定位置から目的地までの
走行ルート上の特定の位置で引き渡すシステムにおける
前記発注を管理する発注管理システムであって、発注商
品を特定するための発注商品情報と、配送先の車両の所
定位置から目的地までの走行ルートに関する走行ルート
情報とを受信する受信手段と、該受信された走行ルート
情報に基づいて複数の配送元から前記発注商品を配送可
能な１つの配送元を選択する配送元選択手段と、該選択
された配送元の位置に関する配送元位置情報と前記走行
ルート情報とに基づいて前記配送先の車両への前記発注
商品の引渡位置を設定する引渡位置設定手段と、前記発
注商品情報および前記引渡位置に関する引渡位置情報を
前記配送元選択手段により選択された配送元に対して送
信する送信手段とを備えることを要旨とする。
【０００８】この本発明の第１の発注管理システムによ
れば、複数の配送元から発注商品を配送可能な配送元を
選択すると共に配送先の車両の走行ルート上に発注商品
の引渡位置を設定して、この配送元に対して引渡位置に
関する引渡位置情報を送信するから、これに基づいて配
送元において発注商品を引渡位置に配送することによ
り、車両の走行ルート上で発注商品を受け取ることがで
きる。この結果、利便性をより向上させることができ
る。
れば、複数の配送元から発注商品を配送可能な配送元を
選択すると共に配送先の車両の走行ルート上に発注商品
の引渡位置を設定して、この配送元に対して引渡位置に
関する引渡位置情報を送信するから、これに基づいて配
送元において発注商品を引渡位置に配送することによ
り、車両の走行ルート上で発注商品を受け取ることがで
きる。この結果、利便性をより向上させることができ
る。
【０００９】こうした本発明の第１の発注管理システム
において、前記受信手段は、前記配送先の車両の走行速
度に関する車速情報を受信する手段を含み、前記引渡位
置設定手段は、前記車速情報と前記配送元位置情報と前
記走行ルート情報とに基づいて前記引渡位置を設定する
手段であるものとすることもできる。この態様の本発明
の発注管理システムにおいて、前記受信手段は、車両の
走行ルートの交通量に関する交通量情報を受信する手段
を含み、該受信された交通量情報に基づいて前記車速情
報を補正する車速情報補正手段を備え、前記引渡位置設
定手段は、前記補正された車速情報と前記配送元位置情
報と前記走行ルート情報とに基づいて前記引渡位置を設
定する手段であるものとすることもできる。
において、前記受信手段は、前記配送先の車両の走行速
度に関する車速情報を受信する手段を含み、前記引渡位
置設定手段は、前記車速情報と前記配送元位置情報と前
記走行ルート情報とに基づいて前記引渡位置を設定する
手段であるものとすることもできる。この態様の本発明
の発注管理システムにおいて、前記受信手段は、車両の
走行ルートの交通量に関する交通量情報を受信する手段
を含み、該受信された交通量情報に基づいて前記車速情
報を補正する車速情報補正手段を備え、前記引渡位置設
定手段は、前記補正された車速情報と前記配送元位置情
報と前記走行ルート情報とに基づいて前記引渡位置を設
定する手段であるものとすることもできる。
【００１０】また、本発明の第１の発注管理システムに
おいて、前記送信手段は、前記引渡位置情報を前記配送
先の車両に対して送信する手段を含むものとすることも
できる。
おいて、前記送信手段は、前記引渡位置情報を前記配送
先の車両に対して送信する手段を含むものとすることも
できる。
【００１１】さらに、本発明の第１の発注管理システム
において、前記発注商品を前記引渡位置まで配送するの
に要する時間を算出する所要時間算出手段を備え、前記
送信手段は、前記所要時間に関する時間情報を前記配送
元設定手段により設定された配送元および／または前記
配送先の車両に対して送信する手段を含むものとするこ
ともできる。
において、前記発注商品を前記引渡位置まで配送するの
に要する時間を算出する所要時間算出手段を備え、前記
送信手段は、前記所要時間に関する時間情報を前記配送
元設定手段により設定された配送元および／または前記
配送先の車両に対して送信する手段を含むものとするこ
ともできる。
【００１２】また、本発明の第１の発注管理システムに
おいて、前記受信手段は、前記配送先の車両の走行ルー
トの変更に関する変更ルート情報を受信する手段を含
み、前記変更ルート情報に基づいて前記引渡位置設定手
段により設定された引渡位置を修正する引渡位置修正手
段を備え、前記送信手段は、前記引渡位置の修正情報を
前記配送元選択手段により選択された配送元および／ま
たは前記配送先の車両に対して送信する手段を含むもの
とすることもできる。
おいて、前記受信手段は、前記配送先の車両の走行ルー
トの変更に関する変更ルート情報を受信する手段を含
み、前記変更ルート情報に基づいて前記引渡位置設定手
段により設定された引渡位置を修正する引渡位置修正手
段を備え、前記送信手段は、前記引渡位置の修正情報を
前記配送元選択手段により選択された配送元および／ま
たは前記配送先の車両に対して送信する手段を含むもの
とすることもできる。
【００１３】また、本発明の第１の発注管理システムに
おいて、前記受信手段は、前記配送先の車両を特定する
ための車両特定情報を受信する手段を含み、前記送信手
段は、該受信された車両特定情報を前記配送元設定手段
により設定された配送元に対して送信する手段を含むも
のとすることもできる。
おいて、前記受信手段は、前記配送先の車両を特定する
ための車両特定情報を受信する手段を含み、前記送信手
段は、該受信された車両特定情報を前記配送元設定手段
により設定された配送元に対して送信する手段を含むも
のとすることもできる。
【００１４】本発明の第１の発注装置は、本発明の各態
様の第１の発注管理システムへの発注に用いられ、車両
に搭載された発注装置であって、発注商品を特定するた
めの発注商品情報を入力する入力手段と、該入力された
発注商品情報と、前記車両の所定位置から目的地までの
走行ルートに関する走行ルート情報とを前記発注管理シ
ステムへ送信する送信手段とを備えることを要旨とす
る。
様の第１の発注管理システムへの発注に用いられ、車両
に搭載された発注装置であって、発注商品を特定するた
めの発注商品情報を入力する入力手段と、該入力された
発注商品情報と、前記車両の所定位置から目的地までの
走行ルートに関する走行ルート情報とを前記発注管理シ
ステムへ送信する送信手段とを備えることを要旨とす
る。
【００１５】こうした本発明の第１の発注装置におい
て、前記送信手段は、前記車両の走行速度に関する車速
情報を前記発注管理システムへ送信する手段を含むもの
とすることもできる。この態様の本発明の第１の発注装
置において、前記走行ルートの交通量に関する交通量情
報を取得する交通量情報取得手段を備え、前記送信手段
は、前記取得された交通量情報を前記発注管理システム
へ送信する手段を含むものとすることもできる。
て、前記送信手段は、前記車両の走行速度に関する車速
情報を前記発注管理システムへ送信する手段を含むもの
とすることもできる。この態様の本発明の第１の発注装
置において、前記走行ルートの交通量に関する交通量情
報を取得する交通量情報取得手段を備え、前記送信手段
は、前記取得された交通量情報を前記発注管理システム
へ送信する手段を含むものとすることもできる。
【００１６】さらに、本発明の第１の発注装置におい
て、前記送信手段は、前記走行ルートに変更があったと
きの変更後の走行ルートに関する変更ルート情報を前記
発注管理システムへ送信する手段を含むものとすること
もできる。
て、前記送信手段は、前記走行ルートに変更があったと
きの変更後の走行ルートに関する変更ルート情報を前記
発注管理システムへ送信する手段を含むものとすること
もできる。
【００１７】また、本発明の第１の発注装置において、
前記送信手段は、前記配送先の車両を特定するための車
両特定情報を前記発注管理システムへ送信する手段を含
むものとすることもできる。
前記送信手段は、前記配送先の車両を特定するための車
両特定情報を前記発注管理システムへ送信する手段を含
むものとすることもできる。
【００１８】また、本発明の第１の発注装置において、
前記発注管理システムからの所定の情報を受信する受信
手段を備えるものとすることもできる。
前記発注管理システムからの所定の情報を受信する受信
手段を備えるものとすることもできる。
【００１９】本発明のサービス提供システムは、車両に
搭載され商品を発注可能な発注装置と、該発注を受けて
配送元に対して発注商品を配送先の車両の所定位置から
目的地までの走行ルート上の特定の位置で引き渡すよう
に依頼する発注管理システムと、該依頼を受けて前記発
注商品を前記特定の引渡位置へ配送する配送システムと
を有するサービス提供システムであって、前記発注装置
は、発注商品を特定するための発注商品情報を入力する
入力手段と、該入力された発注商品情報と配送先の車両
の走行ルートに関する走行ルート情報とを送信する送信
手段とを備え、前記発注管理システムは、前記送信手段
により送信された発注商品情報と走行ルート情報とを受
信する受信手段と、該受信された走行ルート情報に基づ
いて複数の配送元から前記発注商品を配送可能な配送元
を選択する配送元選択手段と、該選択された配送元の位
置に関する配送元位置情報と前記走行ルート情報とに基
づいて前記配送先の車両へ前記発注商品を引き渡す引渡
位置を設定する引渡位置設定手段と、該設定された引渡
位置に関する引渡位置情報と前記商品情報特定情報とを
前記配送元選択手段により選択された配送元に対して送
信する第２の送信手段とを備え、前記配送システムは、
前記第２の送信手段により送信された引渡位置情報と前
記発注商品情報とを受信する第２の受信手段と、該受信
された引渡位置情報と発注商品情報とに基づいて前記発
注商品を前記引渡位置へ配送する配送手段とを備えるこ
とを要旨とする。
搭載され商品を発注可能な発注装置と、該発注を受けて
配送元に対して発注商品を配送先の車両の所定位置から
目的地までの走行ルート上の特定の位置で引き渡すよう
に依頼する発注管理システムと、該依頼を受けて前記発
注商品を前記特定の引渡位置へ配送する配送システムと
を有するサービス提供システムであって、前記発注装置
は、発注商品を特定するための発注商品情報を入力する
入力手段と、該入力された発注商品情報と配送先の車両
の走行ルートに関する走行ルート情報とを送信する送信
手段とを備え、前記発注管理システムは、前記送信手段
により送信された発注商品情報と走行ルート情報とを受
信する受信手段と、該受信された走行ルート情報に基づ
いて複数の配送元から前記発注商品を配送可能な配送元
を選択する配送元選択手段と、該選択された配送元の位
置に関する配送元位置情報と前記走行ルート情報とに基
づいて前記配送先の車両へ前記発注商品を引き渡す引渡
位置を設定する引渡位置設定手段と、該設定された引渡
位置に関する引渡位置情報と前記商品情報特定情報とを
前記配送元選択手段により選択された配送元に対して送
信する第２の送信手段とを備え、前記配送システムは、
前記第２の送信手段により送信された引渡位置情報と前
記発注商品情報とを受信する第２の受信手段と、該受信
された引渡位置情報と発注商品情報とに基づいて前記発
注商品を前記引渡位置へ配送する配送手段とを備えるこ
とを要旨とする。
【００２０】本発明の第２の発注管理システムは、発注
されたサービスをサービス提供先の車両の所定位置から
目的地までの走行ルート上の特定の位置で提供するシス
テムにおける前記発注を管理する発注管理システムであ
って、発注サービスを特定するための発注サービス特定
情報と、配送先の車両の所定位置から目的地までの走行
ルートに関する走行ルート情報とを受信する受信手段
と、該受信された走行ルート情報に基づいて複数のサー
ビス提供元から前記発注サービスを提供可能な提供元を
選択する提供元選択手段と、該選択された提供元の位置
に関する提供元位置情報と前記走行ルート情報とに基づ
いて前記サービス提供先の車両への前記発注サービスの
提供位置を設定する提供位置設定手段と、前記発注サー
ビス特定情報および前記サービス提供位置に関する提供
位置情報を、前記提供元選択手段により選択されたサー
ビス提供元に対して送信する送信手段とを備えることを
要旨とする。
されたサービスをサービス提供先の車両の所定位置から
目的地までの走行ルート上の特定の位置で提供するシス
テムにおける前記発注を管理する発注管理システムであ
って、発注サービスを特定するための発注サービス特定
情報と、配送先の車両の所定位置から目的地までの走行
ルートに関する走行ルート情報とを受信する受信手段
と、該受信された走行ルート情報に基づいて複数のサー
ビス提供元から前記発注サービスを提供可能な提供元を
選択する提供元選択手段と、該選択された提供元の位置
に関する提供元位置情報と前記走行ルート情報とに基づ
いて前記サービス提供先の車両への前記発注サービスの
提供位置を設定する提供位置設定手段と、前記発注サー
ビス特定情報および前記サービス提供位置に関する提供
位置情報を、前記提供元選択手段により選択されたサー
ビス提供元に対して送信する送信手段とを備えることを
要旨とする。
【００２１】本発明の第２の発注装置は、本発明の第２
の発注管理システムへのサービスの発注に用いられ、車
両に搭載された発注装置であって、発注サービスを特定
するための発注サービス特定情報を入力する入力手段
と、該入力された発注サービス特定情報と車両の所定位
置から目的地までの走行ルートに関する走行ルート情報
とを前記発注管理システムへ送信する送信手段とを備え
ることを要旨とする。
の発注管理システムへのサービスの発注に用いられ、車
両に搭載された発注装置であって、発注サービスを特定
するための発注サービス特定情報を入力する入力手段
と、該入力された発注サービス特定情報と車両の所定位
置から目的地までの走行ルートに関する走行ルート情報
とを前記発注管理システムへ送信する送信手段とを備え
ることを要旨とする。
【００２２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図１は、本発明の一実施例である
サービス提供システム１０の構成の概略を示す構成図で
ある。実施例のサービス提供システム１０は、図示する
ように、車両３０に搭載され所望の商品を発注可能な商
品発注装置２０と、商品発注装置２０からの商品の発注
を管理する発注管理センタ４０と、各地に点在し発注さ
れた商品を配送する複数の配送センタ５０ａ〜５０ｄと
を備える。
例を用いて説明する。図１は、本発明の一実施例である
サービス提供システム１０の構成の概略を示す構成図で
ある。実施例のサービス提供システム１０は、図示する
ように、車両３０に搭載され所望の商品を発注可能な商
品発注装置２０と、商品発注装置２０からの商品の発注
を管理する発注管理センタ４０と、各地に点在し発注さ
れた商品を配送する複数の配送センタ５０ａ〜５０ｄと
を備える。
【００２３】商品発注装置２０は、所望の商品（飲食物
や雑誌など）を発注するための案内画面などを表示する
表示パネル２２と、発注内容などを入力したり発注内容
を発注管理センタ４０に送信したりするための操作ボタ
ン２４とを備える。商品発注装置２０には、カーナビゲ
ーション装置２８および車速センサ２６などが接続され
ている。商品発注装置２０には、カーナビゲーション装
置２８において図示しないＧＰＳ受信機から受信された
車両３０の現在地点の位置（経度および緯度）とオペレ
ータにより入力された目的地点の位置（経度および緯
度）とに基づいて設定された走行ルート（現在地点から
目的地点までの各通過点の経度および緯度）に関する走
行ルート情報が入力されると共に同じく図示しないＶＩ
ＣＳ（道路交通情報通信システム）受信機から受信され
た走行ルート上の交通量（渋滞の程度）に関する交通量
情報が入力されている。また、商品発注装置２０には、
車速センサ２６から検出された車両３０の走行速度が入
力されている。商品発注装置２０は、発注管理センタ４
０との間で無線により情報のやり取りができるようにな
っている。
や雑誌など）を発注するための案内画面などを表示する
表示パネル２２と、発注内容などを入力したり発注内容
を発注管理センタ４０に送信したりするための操作ボタ
ン２４とを備える。商品発注装置２０には、カーナビゲ
ーション装置２８および車速センサ２６などが接続され
ている。商品発注装置２０には、カーナビゲーション装
置２８において図示しないＧＰＳ受信機から受信された
車両３０の現在地点の位置（経度および緯度）とオペレ
ータにより入力された目的地点の位置（経度および緯
度）とに基づいて設定された走行ルート（現在地点から
目的地点までの各通過点の経度および緯度）に関する走
行ルート情報が入力されると共に同じく図示しないＶＩ
ＣＳ（道路交通情報通信システム）受信機から受信され
た走行ルート上の交通量（渋滞の程度）に関する交通量
情報が入力されている。また、商品発注装置２０には、
車速センサ２６から検出された車両３０の走行速度が入
力されている。商品発注装置２０は、発注管理センタ４
０との間で無線により情報のやり取りができるようにな
っている。
【００２４】発注管理センタ４０は、商品発注装置２０
からの商品の発注を受けてその発注内容に基づいて各地
に点在する複数の配送センタ５０ａ〜５０ｄから配送を
依頼する配送センタを選択（ここでは配送センタ５０ａ
に依頼すると仮定する）すると共に発注元の車両３０に
発注商品を引き渡すための引渡位置を指定して、選択さ
れた配送センタ５０ａに配送を依頼する。発注管理セン
タ４０は、配送センタ５０ａ〜５０ｄの商品の在庫に関
する商品在庫情報や配送センタ５０ａ〜５０ｄの位置に
関する位置情報、配送を行なうルートや一般車両の走行
ルートに関する地図情報などをデータベースに蓄積して
いる。また、発注管理センタ４０は、配送センタ５０ａ
〜５０ｄとの間で無線により情報のやり取りができるよ
うになっている。なお、発注管理センタ４０は、地上施
設に限らず人工衛生などの空中施設として存在すること
も考えられる。なお、発注管理センタ４０が人工衛星の
場合のサービス提供システム１０の構成の一例を図２に
示す。
からの商品の発注を受けてその発注内容に基づいて各地
に点在する複数の配送センタ５０ａ〜５０ｄから配送を
依頼する配送センタを選択（ここでは配送センタ５０ａ
に依頼すると仮定する）すると共に発注元の車両３０に
発注商品を引き渡すための引渡位置を指定して、選択さ
れた配送センタ５０ａに配送を依頼する。発注管理セン
タ４０は、配送センタ５０ａ〜５０ｄの商品の在庫に関
する商品在庫情報や配送センタ５０ａ〜５０ｄの位置に
関する位置情報、配送を行なうルートや一般車両の走行
ルートに関する地図情報などをデータベースに蓄積して
いる。また、発注管理センタ４０は、配送センタ５０ａ
〜５０ｄとの間で無線により情報のやり取りができるよ
うになっている。なお、発注管理センタ４０は、地上施
設に限らず人工衛生などの空中施設として存在すること
も考えられる。なお、発注管理センタ４０が人工衛星の
場合のサービス提供システム１０の構成の一例を図２に
示す。
【００２５】配送センタ５０ａ〜５０ｃは、発注管理セ
ンタ４０からの依頼を受けて発注商品を指定された引渡
位置まで配送する。各配送センタ５０ａ〜５０ｄには、
配送を行なうための配送車両を保有している。各配送車
両は、ＧＰＳ受信機を備えており、対応する配送センタ
からの指示によりＧＰＳ受信機により受信した現在位置
（現在位置の経度および緯度）を取得して対応する配送
センタへ送信することができるようになっている。この
配送車両の運転は、自動運転によるものとしてもよい
し、配送センタ５０ａ〜５０ｄの従業員などによるもの
としても構わない。
ンタ４０からの依頼を受けて発注商品を指定された引渡
位置まで配送する。各配送センタ５０ａ〜５０ｄには、
配送を行なうための配送車両を保有している。各配送車
両は、ＧＰＳ受信機を備えており、対応する配送センタ
からの指示によりＧＰＳ受信機により受信した現在位置
（現在位置の経度および緯度）を取得して対応する配送
センタへ送信することができるようになっている。この
配送車両の運転は、自動運転によるものとしてもよい
し、配送センタ５０ａ〜５０ｄの従業員などによるもの
としても構わない。
【００２６】こうして構成されたサービス提供システム
１０の処理の概要の一例について図３を参照して説明す
る。図３に示すように、サービスを受ける車両３０は、
希望する商品（Ａ）を発注管理センタ４０に対して発注
する。このとき、車両３０の自車情報（Ｂ）や、カーナ
ビゲーション装置２８からの現在位置（Ｃ）から目的地
までの走行ルート（Ｅ）、車速（Ｄ）、ＶＩＣＳからの
走行量情報（Ｆ）などが併せて送信される。そして、こ
の発注を受けた発注管理センタ４０は、現在位置（Ｃ）
や車速（Ｄ）、目的地までの走行ルート（Ｅ）、交通量
情報（Ｆ）に基づいて発注元である車両３０に商品
（Ａ）を引き渡す引渡位置（Ｇ）や引渡位置（Ｇ）まで
の所要時間（引渡時間（Ｈ））、商品（Ａ）の配送を行
なう配送センタ５０ａ（Ｉ）を設定し、設定した配送セ
ンタ５０ａ（Ｉ）に対して車両３０に対する商品（Ａ）
の配送を依頼すると共に発注元である車両３０に対して
発注確認の情報（引渡位置（Ｇ）や引渡時間（Ｈ）な
ど）を送信する。このとき、配送センタ５０ａ（Ｉ）に
対して送信する情報としては、商品（Ａ）や自車情報
（Ｂ）、引渡位置（Ｇ）、引渡時間（Ｈ）などの情報が
含まれる。依頼を受けた配送センタ５０ａ（Ｉ）は、配
送車両に商品（Ａ）を載せると共に配送先である車両３
０の自車情報（Ｂ）や引渡位置（Ｇ）、引渡時間（Ｈ）
などの情報をインプットして配送させる。配送車両は、
インプットされた情報に基づいて商品（Ａ）を引渡位置
（Ｇ）まで配送する。なお、車両３０から走行ルート
（Ｅ）の変更に関する情報（変更後の現在位置（Ｃ’）
や車速（Ｄ’）、走行ルート（Ｅ’）などの情報）を受
信した場合には、発注管理センタ４０は、適宜引渡位置
（Ｇ）や引渡時間（Ｈ）を修正して配送センタ５０ａ
（Ｉ）に対して修正された引渡位置（Ｇ’）や引渡時間
（Ｈ’）などの修正情報を送信する。修正情報を受けた
配送車両は、修正された引渡位置（Ｇ’）まで商品
（Ａ）を配送する。こうしたサービス提供システム１０
の動作について更に詳しく説明する。まず、商品発注装
置２０による商品発注の手順について説明し、次に発注
管理センタ４０の発注の処理について説明する。
１０の処理の概要の一例について図３を参照して説明す
る。図３に示すように、サービスを受ける車両３０は、
希望する商品（Ａ）を発注管理センタ４０に対して発注
する。このとき、車両３０の自車情報（Ｂ）や、カーナ
ビゲーション装置２８からの現在位置（Ｃ）から目的地
までの走行ルート（Ｅ）、車速（Ｄ）、ＶＩＣＳからの
走行量情報（Ｆ）などが併せて送信される。そして、こ
の発注を受けた発注管理センタ４０は、現在位置（Ｃ）
や車速（Ｄ）、目的地までの走行ルート（Ｅ）、交通量
情報（Ｆ）に基づいて発注元である車両３０に商品
（Ａ）を引き渡す引渡位置（Ｇ）や引渡位置（Ｇ）まで
の所要時間（引渡時間（Ｈ））、商品（Ａ）の配送を行
なう配送センタ５０ａ（Ｉ）を設定し、設定した配送セ
ンタ５０ａ（Ｉ）に対して車両３０に対する商品（Ａ）
の配送を依頼すると共に発注元である車両３０に対して
発注確認の情報（引渡位置（Ｇ）や引渡時間（Ｈ）な
ど）を送信する。このとき、配送センタ５０ａ（Ｉ）に
対して送信する情報としては、商品（Ａ）や自車情報
（Ｂ）、引渡位置（Ｇ）、引渡時間（Ｈ）などの情報が
含まれる。依頼を受けた配送センタ５０ａ（Ｉ）は、配
送車両に商品（Ａ）を載せると共に配送先である車両３
０の自車情報（Ｂ）や引渡位置（Ｇ）、引渡時間（Ｈ）
などの情報をインプットして配送させる。配送車両は、
インプットされた情報に基づいて商品（Ａ）を引渡位置
（Ｇ）まで配送する。なお、車両３０から走行ルート
（Ｅ）の変更に関する情報（変更後の現在位置（Ｃ’）
や車速（Ｄ’）、走行ルート（Ｅ’）などの情報）を受
信した場合には、発注管理センタ４０は、適宜引渡位置
（Ｇ）や引渡時間（Ｈ）を修正して配送センタ５０ａ
（Ｉ）に対して修正された引渡位置（Ｇ’）や引渡時間
（Ｈ’）などの修正情報を送信する。修正情報を受けた
配送車両は、修正された引渡位置（Ｇ’）まで商品
（Ａ）を配送する。こうしたサービス提供システム１０
の動作について更に詳しく説明する。まず、商品発注装
置２０による商品発注の手順について説明し、次に発注
管理センタ４０の発注の処理について説明する。
【００２７】商品発注装置２０による商品の発注手順
は、まず、オペレータ（車両の運転者や同乗者など）に
よる操作ボタン２４の操作より表示パネル２２に表示さ
れた案内画面に従って希望する商品を選択する。ここ
で、希望商品の選択は、例えば、商品名や各商品毎に割
り当てられた商品番号を入力したり、表示パネル２２に
表示された商品の一覧から希望商品を選択するなどして
行なわれる。続いて、車両３０を識別するための車両識
別情報（例えば、車両３０のナンバー、車種、色などの
情報や各商品発注装置２０毎に割り当てられた識別番号
などの識別情報）を入力する。そして、各入力に誤りが
なければ操作ボタン２４を操作して発注内容に関する発
注情報を発注管理センタ４０に対して送信する。この発
注情報としては、発注商品を特定するための発注商品情
報に加えて車速センサ２６からの車両３０の車速情報や
カーナビゲーション装置２８からの車両３０の現在地点
から目的地点までの走行ルート情報および交通量情報な
どが含まれる。これにより、車両３０側からの商品の発
注が完了する。なお、発注完了後、車両３０の走行ルー
トが変更（目的地点の変更や経路の変更など）されてカ
ーナビゲーション装置２８から変更ルートに関する変更
ルートが入力されたときには、商品発注装置２０は、変
更ルートに関する変更ルート情報を発注管理センタ４０
に送信する。
は、まず、オペレータ（車両の運転者や同乗者など）に
よる操作ボタン２４の操作より表示パネル２２に表示さ
れた案内画面に従って希望する商品を選択する。ここ
で、希望商品の選択は、例えば、商品名や各商品毎に割
り当てられた商品番号を入力したり、表示パネル２２に
表示された商品の一覧から希望商品を選択するなどして
行なわれる。続いて、車両３０を識別するための車両識
別情報（例えば、車両３０のナンバー、車種、色などの
情報や各商品発注装置２０毎に割り当てられた識別番号
などの識別情報）を入力する。そして、各入力に誤りが
なければ操作ボタン２４を操作して発注内容に関する発
注情報を発注管理センタ４０に対して送信する。この発
注情報としては、発注商品を特定するための発注商品情
報に加えて車速センサ２６からの車両３０の車速情報や
カーナビゲーション装置２８からの車両３０の現在地点
から目的地点までの走行ルート情報および交通量情報な
どが含まれる。これにより、車両３０側からの商品の発
注が完了する。なお、発注完了後、車両３０の走行ルー
トが変更（目的地点の変更や経路の変更など）されてカ
ーナビゲーション装置２８から変更ルートに関する変更
ルートが入力されたときには、商品発注装置２０は、変
更ルートに関する変更ルート情報を発注管理センタ４０
に送信する。
【００２８】次に、発注管理センタ４０による処理につ
いて説明する。図４は発注管理センタ４０により実行さ
れる処理の一例を示すフローチャートである。この処理
において、発注管理センタ４０は、商品発注装置２０か
ら発注情報を受信すると（ステップＳ１００）、発注元
の車両３０に対する発注商品の配送に向けた処理を開始
する。ここで、発注内容には、前述したように発注商品
情報の他に走行ルート情報、車両識別情報、車速情報、
交通量情報などが含まれている。
いて説明する。図４は発注管理センタ４０により実行さ
れる処理の一例を示すフローチャートである。この処理
において、発注管理センタ４０は、商品発注装置２０か
ら発注情報を受信すると（ステップＳ１００）、発注元
の車両３０に対する発注商品の配送に向けた処理を開始
する。ここで、発注内容には、前述したように発注商品
情報の他に走行ルート情報、車両識別情報、車速情報、
交通量情報などが含まれている。
【００２９】発注商品の配送に向けた処理は、まず、受
信した発注商品情報や走行ルート情報に基づいて複数の
配送センタ５０ａ〜５０ｃのうち発注商品の配送を依頼
する配送センタを選択する（ステップＳ１０２）。配送
センタの選択は、例えば、発注商品を保有する配送セン
タのうちで発注元の車両３０の現在位置から最も近い配
送センタを検索することにより行なわれる。ここでは、
配送センタ５０ａが選択されたものとする。続いて、配
送先である車両３０の発注商品の引渡位置Ｐおよび所要
時間Ｔを設定する処理を行なう（ステップＳ１０４）。
ここで、引渡位置Ｐを設定する処理は、配送先の車両３
０による現在地点から目的地点までの走行ルート上の各
通過点（現在地点と目的地点も含む）のうち車両３０を
待たせることなく発注商品を短時間で引き渡すことがで
きる地点を設定することにより行なわれる。例えば、配
送先の車両３０の車速情報に基づく走行ルート上の各通
過点における所要時間の計算結果と配送センタ５０ａの
位置からの各通過点（車両３０の走行ルート上の各通過
点）までの所要時間の計算結果とに基づいて、各通過点
のうちで車両３０の所要時間と配送センタ５０ａから配
送する配送車両の所要時間との偏差が少なく、かつ、両
者の合計時間が少なくなるような地点が引渡位置として
設定される。このとき、走行ルートの交通量情報により
車両３０の車速を補正する。即ち、走行ルートが渋滞し
ていれば、車速情報に基づく車両３０の実際の車速より
も低く車速を設定する処理を行なう。なお、実施例で
は、車両３０の車速情報として車両３０に設けられた車
速センサ２６により検出された走行速度を用いたが、発
注管理センタ４０のデータベースに地図情報として各走
行ルートと予め設定された車速情報と対応づけて蓄積し
ておき、商品発注装置２０から走行ルート情報が与えら
れると、与えられた走行ルートに対応する車速情報を導
出して引渡位置Ｐを設定するものとしてもよい。勿論、
車両３０の車速情報を用いずに配送先の車両３０の各通
過点における移動距離と配送センタ５０ａの各通過点に
おける移動距離とに基づいて設定、即ち車両３０の移動
距離と配送車両の移動距離との偏差が少なく、かつ、両
者の合計距離が少なくなるような地点を引渡位置Ｐとし
て設定するものとしても構わない。また、所要時間Ｔを
設定する処理は、設定された引渡位置Ｐまで配送車両が
発注商品を配送するのに要する時間を推定することによ
り設定される。この引渡位置Ｐと所要時間Ｔは、発注確
認の通知と共に発注元の車両３０の商品発注装置２０に
送信して表示パネル２２に表示させることもできる。
信した発注商品情報や走行ルート情報に基づいて複数の
配送センタ５０ａ〜５０ｃのうち発注商品の配送を依頼
する配送センタを選択する（ステップＳ１０２）。配送
センタの選択は、例えば、発注商品を保有する配送セン
タのうちで発注元の車両３０の現在位置から最も近い配
送センタを検索することにより行なわれる。ここでは、
配送センタ５０ａが選択されたものとする。続いて、配
送先である車両３０の発注商品の引渡位置Ｐおよび所要
時間Ｔを設定する処理を行なう（ステップＳ１０４）。
ここで、引渡位置Ｐを設定する処理は、配送先の車両３
０による現在地点から目的地点までの走行ルート上の各
通過点（現在地点と目的地点も含む）のうち車両３０を
待たせることなく発注商品を短時間で引き渡すことがで
きる地点を設定することにより行なわれる。例えば、配
送先の車両３０の車速情報に基づく走行ルート上の各通
過点における所要時間の計算結果と配送センタ５０ａの
位置からの各通過点（車両３０の走行ルート上の各通過
点）までの所要時間の計算結果とに基づいて、各通過点
のうちで車両３０の所要時間と配送センタ５０ａから配
送する配送車両の所要時間との偏差が少なく、かつ、両
者の合計時間が少なくなるような地点が引渡位置として
設定される。このとき、走行ルートの交通量情報により
車両３０の車速を補正する。即ち、走行ルートが渋滞し
ていれば、車速情報に基づく車両３０の実際の車速より
も低く車速を設定する処理を行なう。なお、実施例で
は、車両３０の車速情報として車両３０に設けられた車
速センサ２６により検出された走行速度を用いたが、発
注管理センタ４０のデータベースに地図情報として各走
行ルートと予め設定された車速情報と対応づけて蓄積し
ておき、商品発注装置２０から走行ルート情報が与えら
れると、与えられた走行ルートに対応する車速情報を導
出して引渡位置Ｐを設定するものとしてもよい。勿論、
車両３０の車速情報を用いずに配送先の車両３０の各通
過点における移動距離と配送センタ５０ａの各通過点に
おける移動距離とに基づいて設定、即ち車両３０の移動
距離と配送車両の移動距離との偏差が少なく、かつ、両
者の合計距離が少なくなるような地点を引渡位置Ｐとし
て設定するものとしても構わない。また、所要時間Ｔを
設定する処理は、設定された引渡位置Ｐまで配送車両が
発注商品を配送するのに要する時間を推定することによ
り設定される。この引渡位置Ｐと所要時間Ｔは、発注確
認の通知と共に発注元の車両３０の商品発注装置２０に
送信して表示パネル２２に表示させることもできる。
【００３０】こうして引渡位置Ｐと所要時間Ｔとが設定
されると、配送センタ５０ａに対して発注商品の配送依
頼を送信する（ステップＳ１０６）。配送センタ５０ａ
に送信する情報（依頼内容）としては、発注商品情報や
車両識別情報、引渡位置Ｐに関する引渡位置情報、所要
時間Ｔに関する所要時間情報などが含まれる。これによ
り、発注商品の配送依頼を受信した配送センタ５０ａ
は、配送車両を手配して発注商品を引渡位置Ｐまで配送
する。この配送車両による配送が自動運転による場合に
は、例えば、図２に示すように発注元である車両３０の
後方まで接近して車両３０のトランクに発注商品を収納
することにより商品を引き渡すことができる。なお、発
注商品に対する料金徴収は、発注商品の引き渡し時に行
なうものとしてもよいし、発注管理センタ４０が発注者
に対して課金処理、例えば、月極でクレジットカードに
より決済するものとしてもよい。発注商品の引き渡しが
完了して配送完了の連絡を受けた配送センタ５０ａは、
配送完了に関する配送完了通知を発注管理センタ４０に
対して送信するようになっている。
されると、配送センタ５０ａに対して発注商品の配送依
頼を送信する（ステップＳ１０６）。配送センタ５０ａ
に送信する情報（依頼内容）としては、発注商品情報や
車両識別情報、引渡位置Ｐに関する引渡位置情報、所要
時間Ｔに関する所要時間情報などが含まれる。これによ
り、発注商品の配送依頼を受信した配送センタ５０ａ
は、配送車両を手配して発注商品を引渡位置Ｐまで配送
する。この配送車両による配送が自動運転による場合に
は、例えば、図２に示すように発注元である車両３０の
後方まで接近して車両３０のトランクに発注商品を収納
することにより商品を引き渡すことができる。なお、発
注商品に対する料金徴収は、発注商品の引き渡し時に行
なうものとしてもよいし、発注管理センタ４０が発注者
に対して課金処理、例えば、月極でクレジットカードに
より決済するものとしてもよい。発注商品の引き渡しが
完了して配送完了の連絡を受けた配送センタ５０ａは、
配送完了に関する配送完了通知を発注管理センタ４０に
対して送信するようになっている。
【００３１】配送依頼を送信すると、配送センタ５０ａ
から配送完了通知の受信の有無を判定して（ステップＳ
１０８）、配送完了通知を受信したときには配送完了と
判断して処理を終了する。一方、配送完了通知を受信し
ていないときには、走行ルートの変更に関する変更ルー
ト情報の受信の有無を判定する（ステップＳ１１０）。
変更ルート情報を受信していないときには、ステップＳ
１０８に戻る。変更ルート情報を受信したときには、引
渡位置Ｐおよび所要時間Ｔを修正する処理を行ない（ス
テップＳ１１２）、修正した情報を配送センタ５０およ
び配送先の車両３０に対して送信して（ステップＳ１１
４）ステップＳ１０８に戻る。ここで、引渡位置Ｐを修
正する処理は、配送先の車両３０の変更ルート情報と車
速情報と配送車両の現在位置とに基づいて変更ルート上
の修正引渡位置を設定する処理であり、ステップＳ１０
４の処理と同様に、例えば、配送先の車両３０の車速情
報に基づく変更ルート上の各通過点における所要時間の
計算結果と配送車両の現在位置からの各通過点（車両３
０の変更ルート上の各通過点）までの所要時間の計算結
果とに基づいて、各通過点のうちで車両３０の所要時間
と配送車両の所要時間との偏差が少なく、かつ、両者の
合計時間が少なくなるような地点が修正引渡位置として
設定される。なお、発注管理センタ４０における配送車
両の現在位置に関する現在位置情報（配送車両の現在位
置の経度および緯度の情報）の取得は、例えば、配送車
両に対して変更ルート情報を配送センタ５０ａを介して
送信し、配送車両のＧＰＳ受信機により受信した現在位
置情報を配送センタ５０ａを介して受信することにより
行なわれる。勿論、直接配送車両に対して直接通信して
配送車両の現在位置情報を受信するものとしても構わな
い。また、所要時間Ｔを修正する処理は、配送車両が現
在位置から修正引渡位置まで配送するまでに要する時間
に設定する処理である。
から配送完了通知の受信の有無を判定して（ステップＳ
１０８）、配送完了通知を受信したときには配送完了と
判断して処理を終了する。一方、配送完了通知を受信し
ていないときには、走行ルートの変更に関する変更ルー
ト情報の受信の有無を判定する（ステップＳ１１０）。
変更ルート情報を受信していないときには、ステップＳ
１０８に戻る。変更ルート情報を受信したときには、引
渡位置Ｐおよび所要時間Ｔを修正する処理を行ない（ス
テップＳ１１２）、修正した情報を配送センタ５０およ
び配送先の車両３０に対して送信して（ステップＳ１１
４）ステップＳ１０８に戻る。ここで、引渡位置Ｐを修
正する処理は、配送先の車両３０の変更ルート情報と車
速情報と配送車両の現在位置とに基づいて変更ルート上
の修正引渡位置を設定する処理であり、ステップＳ１０
４の処理と同様に、例えば、配送先の車両３０の車速情
報に基づく変更ルート上の各通過点における所要時間の
計算結果と配送車両の現在位置からの各通過点（車両３
０の変更ルート上の各通過点）までの所要時間の計算結
果とに基づいて、各通過点のうちで車両３０の所要時間
と配送車両の所要時間との偏差が少なく、かつ、両者の
合計時間が少なくなるような地点が修正引渡位置として
設定される。なお、発注管理センタ４０における配送車
両の現在位置に関する現在位置情報（配送車両の現在位
置の経度および緯度の情報）の取得は、例えば、配送車
両に対して変更ルート情報を配送センタ５０ａを介して
送信し、配送車両のＧＰＳ受信機により受信した現在位
置情報を配送センタ５０ａを介して受信することにより
行なわれる。勿論、直接配送車両に対して直接通信して
配送車両の現在位置情報を受信するものとしても構わな
い。また、所要時間Ｔを修正する処理は、配送車両が現
在位置から修正引渡位置まで配送するまでに要する時間
に設定する処理である。
【００３２】図５に発注商品の引き渡しの一例を示す。
図５に示すように、車両３０の運転者または同乗者は、
商品発注装置２０を操作することにより希望の商品を特
定して発注管理センタ４０に対して発注する。商品発注
装置２０からの発注を受けた発注管理センタ４０は、発
注商品を配送可能な配送センタ５０ａを選択すると共に
車両３０の走行ルート上に引渡位置を設定して配送セン
タ５０ａに対して発注商品の配送を依頼する。依頼を受
けた配送センタ５０ａは、配送車両により発注商品を引
渡位置まで配送する。これにより、配送先である車両３
０の運転者や同乗者は、走行ルート上の引渡位置で商品
を受け取ることができる。
図５に示すように、車両３０の運転者または同乗者は、
商品発注装置２０を操作することにより希望の商品を特
定して発注管理センタ４０に対して発注する。商品発注
装置２０からの発注を受けた発注管理センタ４０は、発
注商品を配送可能な配送センタ５０ａを選択すると共に
車両３０の走行ルート上に引渡位置を設定して配送セン
タ５０ａに対して発注商品の配送を依頼する。依頼を受
けた配送センタ５０ａは、配送車両により発注商品を引
渡位置まで配送する。これにより、配送先である車両３
０の運転者や同乗者は、走行ルート上の引渡位置で商品
を受け取ることができる。
【００３３】以上説明した実施例のサービス提供システ
ムによれば、配送先の車両の走行ルートの通過点で発注
商品を引き渡すから、車両の走行ルート上に希望する商
品を購入できる店舗がない場合でも走行ルートを変更す
ることなく商品を購入することができ、サービスの利便
性を向上させることができる。しかも、引渡位置は、車
両の走行ルートと走行速度とに基づいてできる限り短時
間でかつ待ち時間がないように設定されるから、より利
便性を向上させることができる。
ムによれば、配送先の車両の走行ルートの通過点で発注
商品を引き渡すから、車両の走行ルート上に希望する商
品を購入できる店舗がない場合でも走行ルートを変更す
ることなく商品を購入することができ、サービスの利便
性を向上させることができる。しかも、引渡位置は、車
両の走行ルートと走行速度とに基づいてできる限り短時
間でかつ待ち時間がないように設定されるから、より利
便性を向上させることができる。
【００３４】実施例のサービス提供システム１０では、
商品発注装置２０として専用機を用いたが、本実施例と
同様の機能を搭載した無線接続可能な携帯情報端末（Ｐ
ＤＡ）などを用いるものとしても構わない。
商品発注装置２０として専用機を用いたが、本実施例と
同様の機能を搭載した無線接続可能な携帯情報端末（Ｐ
ＤＡ）などを用いるものとしても構わない。
【００３５】実施例のサービス提供システム１０では、
飲食物や雑誌などの商品の発注を受けて引渡位置へ発注
商品を配送するものとしたが、ガソリンの補給や車両点
検、移動コンビニエンスストア（移動可能な店舗）など
のサービスの発注を受け付けてそのサービス提供する位
置としてのサービス提供位置を設定し、このサービス提
供位置でサービスを提供するものとしても構わない。こ
の場合でも、商品の配送と同様の手法によりサービスを
提供することができる。したがって、実施例のサービス
提供システムと同様の効果を奏することができる。な
お、移動コンビニエンスストアによるサービス提供の一
例を図６に示す。図６において、サービスの提供を発注
した車両は、図中ハッチングにより示した領域まで自動
または手動運転により移動することにより、車両を運転
しながら移動コンビニエンスストアでの買い物を行なう
ことができる。
飲食物や雑誌などの商品の発注を受けて引渡位置へ発注
商品を配送するものとしたが、ガソリンの補給や車両点
検、移動コンビニエンスストア（移動可能な店舗）など
のサービスの発注を受け付けてそのサービス提供する位
置としてのサービス提供位置を設定し、このサービス提
供位置でサービスを提供するものとしても構わない。こ
の場合でも、商品の配送と同様の手法によりサービスを
提供することができる。したがって、実施例のサービス
提供システムと同様の効果を奏することができる。な
お、移動コンビニエンスストアによるサービス提供の一
例を図６に示す。図６において、サービスの提供を発注
した車両は、図中ハッチングにより示した領域まで自動
または手動運転により移動することにより、車両を運転
しながら移動コンビニエンスストアでの買い物を行なう
ことができる。
【００３６】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明のこうした実施例に何ら限
定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内
において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
を用いて説明したが、本発明のこうした実施例に何ら限
定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内
において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図１】 本発明の一実施例であるサービス提供システ
ム１０の構成の概略を示す構成図である。
ム１０の構成の概略を示す構成図である。
【図２】 発注管理センタ４０が人工衛星として構成さ
れているときのサービス提供システムの例を示す図であ
る。
れているときのサービス提供システムの例を示す図であ
る。
【図３】 実施例のサービス提供システム１０における
商品配送の流れを例示する図である。
商品配送の流れを例示する図である。
【図４】 発注管理センタ４０により実行される処理の
一例を示すフローチャートである。
一例を示すフローチャートである。
【図５】 商品の引き渡しの一例を示す図である。
【図６】 サービス提供の一例を示す図である。
１０ サービス提供システム、２０ 商品発注装置、２
２ 表示パネル、２４操作ボタン、２６ 車速センサ、
２８ カーナビゲーション装置、３０ 車両、４０ 発
注管理センタ、５０ａ〜５０ｄ 配送センタ。
２ 表示パネル、２４操作ボタン、２６ 車速センサ、
２８ カーナビゲーション装置、３０ 車両、４０ 発
注管理センタ、５０ａ〜５０ｄ 配送センタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関谷 義秀 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 堀本 正明 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自動 車株式会社内 Ｆターム(参考） 5H180 AA15 BB05 EE10 FF05 FF12
Claims (16)
- 【請求項１】 発注された商品を配送先の車両の所定位
置から目的地までの走行ルート上の特定の位置で引き渡
すシステムにおける前記発注を管理する発注管理システ
ムであって、 発注商品を特定するための発注商品情報と、配送先の車
両の所定位置から目的地までの走行ルートに関する走行
ルート情報とを受信する受信手段と、 該受信された走行ルート情報に基づいて複数の配送元か
ら前記発注商品を配送可能な配送元を選択する配送元選
択手段と、 該選択された配送元の位置に関する配送元位置情報と前
記走行ルート情報とに基づいて前記配送先の車両への前
記発注商品の引渡位置を設定する引渡位置設定手段と、 前記発注商品情報および前記引渡位置に関する引渡位置
情報を前記配送元選択手段により選択された配送元に対
して送信する送信手段とを備える発注管理システム。 - 【請求項２】 請求項１記載の発注管理システムであっ
て、 前記受信手段は、前記配送先の車両の走行速度に関する
車速情報を受信する手段を含み、 前記引渡位置設定手段は、前記車速情報と前記配送元位
置情報と前記走行ルート情報とに基づいて前記引渡位置
を設定する手段である発注管理システム。 - 【請求項３】 請求項２記載の発注管理システムであっ
て、 前記受信手段は、車両の走行ルートの交通量に関する交
通量情報を受信する手段を含み、 該受信された交通量情報に基づいて前記車速情報を補正
する車速情報補正手段を備え、 前記引渡位置設定手段は、前記補正された車速情報と前
記配送元位置情報と前記走行ルート情報とに基づいて前
記引渡位置を設定する手段である発注管理システム。 - 【請求項４】 請求項１ないし３いずれか記載の発注管
理システムであって、 前記送信手段は、前記引渡位置情報を前記配送先の車両
に対して送信する手段を含む発注管理システム。 - 【請求項５】 請求項１ないし４いずれか記載の発注管
理システムであって、 前記発注商品を前記引渡位置まで配送するのに要する時
間を算出する所要時間算出手段を備え、 前記送信手段は、前記所要時間に関する時間情報を前記
配送元設定手段により設定された配送元および／または
前記配送先の車両に対して送信する手段を含む発注管理
システム。 - 【請求項６】 請求項１ないし５いずれか記載の発注管
理システムであって、 前記受信手段は、前記配送先の車両の走行ルートの変更
に関する変更ルート情報を受信する手段を含み、 前記変更ルート情報に基づいて前記引渡位置設定手段に
より設定された引渡位置を修正する引渡位置修正手段を
備え、 前記送信手段は、前記引渡位置の修正情報を前記配送元
選択手段により選択された配送元および／または前記配
送先の車両に対して送信する手段を含む発注管理システ
ム。 - 【請求項７】 請求項１ないし６いずれか記載の発注管
理システムであって、 前記受信手段は、前記配送先の車両を特定するための車
両特定情報を受信する手段を含み、 前記送信手段は、該受信された車両特定情報を前記配送
元設定手段により設定された配送元に対して送信する手
段を含む発注管理システム。 - 【請求項８】 請求項１ないし７いずれか記載の発注管
理システムへの発注に用いられ、車両に搭載された発注
装置であって、 発注商品を特定するための発注商品情報を入力する入力
手段と、 該入力された発注商品情報と、前記車両の所定位置から
目的地までの走行ルートに関する走行ルート情報とを前
記発注管理システムへ送信する送信手段とを備える発注
装置。 - 【請求項９】 請求項８記載の発注装置であって、 前記送信手段は、前記車両の走行速度に関する車速情報
を前記発注管理システムへ送信する手段を含む発注装
置。 - 【請求項１０】 請求項９記載の発注装置であって、 前記走行ルートの交通量に関する交通量情報を取得する
交通量情報取得手段を備え、 前記送信手段は、前記取得された交通量情報を前記発注
管理システムへ送信する手段を含む発注装置。 - 【請求項１１】 請求項８ないし１０いずれか記載の発
注装置であって、 前記送信手段は、前記走行ルートに変更があったときの
変更後の走行ルートに関する変更ルート情報を前記発注
管理システムへ送信する手段を含む発注装置。 - 【請求項１２】 請求項８ないし１１いずれか記載の発
注装置であって、 前記送信手段は、前記配送先の車両を特定するための車
両特定情報を前記発注管理システムへ送信する手段を含
む発注装置。 - 【請求項１３】 請求項８ないし１２いずれか記載の発
注装置であって、 前記発注管理システムからの所定の情報を受信する受信
手段を備える発注装置。 - 【請求項１４】 車両に搭載され商品を発注可能な発注
装置と、該発注を受けて配送元に対して発注商品を配送
先の車両の所定位置から目的地までの走行ルート上の特
定の位置で引き渡すように依頼する発注管理システム
と、該依頼を受けて前記発注商品を前記特定の引渡位置
へ配送する配送システムとを有するサービス提供システ
ムであって、 前記発注装置は、 発注商品を特定するための発注商品情報を入力する入力
手段と、該入力された発注商品情報と配送先の車両の走
行ルートに関する走行ルート情報とを送信する送信手段
とを備え、 前記発注管理システムは、 前記送信手段により送信された発注商品情報と走行ルー
ト情報とを受信する受信手段と、該受信された走行ルー
ト情報に基づいて複数の配送元から前記発注商品を配送
可能な配送元を選択する配送元選択手段と、該選択され
た配送元の位置に関する配送元位置情報と前記走行ルー
ト情報とに基づいて前記配送先の車両へ前記発注商品を
引き渡す引渡位置を設定する引渡位置設定手段と、該設
定された引渡位置に関する引渡位置情報と前記商品情報
特定情報とを前記配送元選択手段により選択された配送
元に対して送信する第２の送信手段とを備え、 前記配送システムは、 前記第２の送信手段により送信された引渡位置情報と前
記発注商品情報とを受信する第２の受信手段と、該受信
された引渡位置情報と発注商品情報とに基づいて前記発
注商品を前記引渡位置へ配送する配送手段とを備えるサ
ービス提供システム。 - 【請求項１５】 発注されたサービスをサービス提供先
の車両の所定位置から目的地までの走行ルート上の特定
の位置で提供するシステムにおける前記発注を管理する
発注管理システムであって、 発注サービスを特定するための発注サービス特定情報
と、配送先の車両の所定位置から目的地までの走行ルー
トに関する走行ルート情報とを受信する受信手段と、 該受信された走行ルート情報に基づいて複数のサービス
提供元から前記発注サービスを提供可能な提供元を選択
する提供元選択手段と、 該選択された提供元の位置に関する提供元位置情報と前
記走行ルート情報とに基づいて前記サービス提供先の車
両への前記発注サービスの提供位置を設定する提供位置
設定手段と、 前記発注サービス特定情報および前記サービス提供位置
に関する提供位置情報を、前記提供元選択手段により選
択されたサービス提供元に対して送信する送信手段とを
備える発注管理システム。 - 【請求項１６】 請求項１５記載の発注管理システムへ
のサービスの発注に用いられ、車両に搭載された発注装
置であって、 発注サービスを特定するための発注サービス特定情報を
入力する入力手段と、 該入力された発注サービス特定情報と車両の所定位置か
ら目的地までの走行ルートに関する走行ルート情報とを
前記発注管理システムへ送信する送信手段とを備える発
注装置。
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