JP2002321570A - 表装部材の取付構造及び表装部材の製造方法 - Google Patents

表装部材の取付構造及び表装部材の製造方法

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JP2002321570A
JP2002321570A JP2001129040A JP2001129040A JP2002321570A JP 2002321570 A JP2002321570 A JP 2002321570A JP 2001129040 A JP2001129040 A JP 2001129040A JP 2001129040 A JP2001129040 A JP 2001129040A JP 2002321570 A JP2002321570 A JP 2002321570A
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Hideya Miura
秀哉 三浦
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    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
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    • B60R13/0206Arrangements of fasteners and clips specially adapted for attaching inner vehicle liners or mouldings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B5/00Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インナーパネルへの取付が簡単な表装部材の
取付構造及び簡易な金型構造で成形可能な表装部材の製
造方法を安価で得る。 【解決手段】 取付部材18にはクリップ14が装着可
能な装着台座26及び被係止片20に係止可能な係止部
28が備えられている。ここで、被係止片20には爪部
24を設けており、係止部28には爪部24と係合する
弾性片32を設けている。この弾性片32は取付部材1
8を上方から押し込むと、爪部24によって押し広げら
れた後、自由端部が凹部22に到達して爪部24と突部
34とが係合し、係止部28が被係止片20に係止され
る。これにより、被係止片20及び係止部28を介して
取付部材18がドアトリム16に固定される。このよう
に、取付部材18を上方から押し込むだけで、被係合片
20を介して取付部材18をドアトリム16に取付ける
ことができるので取付が簡単であり、作業性が良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のインナー
パネルに表装部材を取り付ける表装部材の取付構造及び
表装部材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のインナーパネル等に内装部材或
いは外装部材としてのドアトリムを装着する場合におい
て、まず、ドアトリムの所定位置に複数設けられた取付
座に樹脂製のクリップを装着する。
【0003】一方、インナーパネルにはクリップが装着
可能な装着穴が形成されており、ドアトリムをインナー
パネルの所定位置に位置決めした状態で、ドアトリムを
押圧すると、クリップがインナーパネルの装着穴に装着
され、クリップを介してドアトリムがインナーパネルに
装着される。
【0004】ここで、図7に示すように、取付座100
はドアトリム102と一体に成形されている。一方、ク
リップ104の一端側には、略円錐状の係止部106が
形成されており、図示しないインナーパネルの装着穴に
係止可能となっている。
【0005】また、クリップ104の他端側には、首部
108が設けられ、この首部108には円板110、1
12が所定間隔を設けて形成されており、円板110と
円板112とで、取付座100の上面に形成されたアリ
溝114の縁部を挟持させ、クリップ104を取付座1
00に係止させる。
【0006】ここで、円板110、112を係止させる
アリ溝114の縁部は、金型構造上、いわゆるアンダー
カット部116であるため、入れ子を設けスライドさせ
て、ドアトリム102を離型させているが、取付座10
0は複数配置されているため、ドアトリム102の金型
構造が複雑になり、金型費用が高くなってしまう。
【0007】また、金型構造が複雑となる場合、ドアト
リムと取付座を別々に成形することもあり、この場合、
成形後に接着又は溶着などで取付座をトリムに固定させ
なければならず、別途組み立て工数が増え、コストアッ
プしてしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、インナーパネルへの取付が簡単な表装部材の取付
構造及び簡易な金型構造で成形可能な表装部材の製造方
法を安価で提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、板材には装着穴が形成されており、この装着穴には
クリップが装着可能となっている。また、板材には表装
部材が取付可能となっており、この表装部材には被係止
部が一体成形されている。被係止部は、表装部材から起
立すると共に、アンダーカット部が形成されており、こ
の被係止部には、クリップが装着可能な取付部材が係止
される。
【0010】これにより、被係止部、取付部材及びクリ
ップを介して、表装部材を板材に取付けることができ
る。このように、取付部材を用いることで、表装部材の
被係止部に直接クリップを装着させなくても良いので、
表装部材をクリップが装着可能な形状とする必要がな
く、表装部材の金型構造を単純化させることができる。
【0011】また、被係止部に、アンダーカット部を設
けることで、被係止部に取付部材を係止させることがで
き、接着などによって取付部材を表装部材に取付ける必
要はないので、組み立てが容易である。
【0012】請求項2に記載の発明では、取付部材には
係止部が設けられており、被係止部の上方から押し込む
とアンダーカット部と係合して被係止部を介して係止部
が表装部材に係止される。また、取付部材にはアリ溝が
設けられており、このアリ溝にはクリップの頭部が装着
方向と直交する方向にスライドして挿入係止される。
【0013】このように、取付部材を上方から押し込む
だけで、係止部がアンダーカット部と係合して被係合部
を介して取付部材を表装部材に取付けることができるの
で取付が簡単であり、作業性が良い。
【0014】このため、例えば、取付部材を右方向或い
は左方向へスライドさせて、被係合部を介して表装部材
に取付ける場合と比較して、上方から押し込むだけで良
いので作業効率が良い。
【0015】請求項3に記載の発明では、係止部に切り
込みを設けて弾性変形可能な弾性片を形成し、この弾性
片の自由端側にアンダーカット部と係合する突部を設け
ている。
【0016】例えば、アンダーカット部が、被係止片の
先端側に凹設された凹部と、この凹部の上方(被係止片
の先端)に設けられた爪部と、で構成された場合、係止
部を上方から押し込んだとき、爪部によって弾性片は撓
み、弾性片の自由端部が凹部に到達すると、弾性片は復
元して、爪部と突部とが係合する。
【0017】請求項4に記載の発明では、係止部に被係
止部を包囲する壁体が設けられており、この壁体の下端
部に当接片を設け、突部がアンダーカット部と係合した
とき突部をアンダーカット部へ押し付ける。
【0018】これにより、アンダーカット部と突部との
間で上下方向のガタをなくし、アンダーカット部と突部
とが係合した状態を維持して、アンダーカット部と突部
とが係合解除しないようにしている。
【0019】請求項5に記載の発明では、アンダーカッ
ト部を形成する入れ子を設け、表装部材の成形時に離型
させるとき、この入れ子を回転させて型抜きできるよう
にしている。これにより、入れ子をスライドさせて型抜
きした場合と比較して、金型構造を単純化させることが
でき、金型製作費を削減することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態に係る
表装部材としてのドアトリムの取付構造について概略説
明する。
【0021】図1及び図6に示すように、自動車のイン
ナーパネル10には装着穴12が複数形成されており、
この装着穴12にはクリップ14が装着可能となってい
る。一方、ドアトリム16には、取付部材18が固定可
能であると共に、クリップ14が装着可能となってい
る。
【0022】この取付部材18にクリップ14を装着し
た状態で、取付部材18をドアトリム16に固定させ、
ドアトリム16をインナーパネル10側へ押し付ける
と、取付部材18及びクリップ14を介してドアトリム
16がインナーパネル10に取付けられる。
【0023】ここで、取付部材18を介してドアトリム
16に装着されるクリップ14の位置と、インナーパネ
ル10に形成された装着穴12の位置とは、予め、対応
するように位置決めされている。
【0024】次に、前述したドアトリムの取付構造につ
いて詳細を説明する。
【0025】図2及び図3に示すように、ドアトリム1
6には一対の被係止片20が立設している。この被係止
片20の外側には、被係止片20の幅方向に沿って、凹
部22が凹設されており、被係止片20の先端部に爪部
24が設けられている。
【0026】ここで、ドアトリム16の金型構造とし
て、被係止片20の凹部22及び爪部24は、いわゆる
アンダーカット部であり、このアンダーカット部を形成
させるため、入れ子(図示しない)を用いているが、こ
の入れ子を回転させて型抜きさせている。
【0027】これにより、入れ子をスライドさせて型抜
きさせた場合と比較して、金型構造を単純化させること
ができ、金型製作費を削減することができる。但し、入
れ子をスライドさせて離型させても良いのは勿論のこと
である。
【0028】一方、取付部材18は装着台座26と係止
部28とで大別され、それぞれ略角柱状を成しており、
係止部28は取付部材18の下方に位置し、被係止片2
0に係止可能となっている。
【0029】係止部28には互いに対面する壁体28A
及び壁体28Bが設けられており、壁体28A、28B
を挿入して被係止片20を包囲可能となっている。被係
止片20と対面可能な壁体28Aには、切り込み30が
入れられており、下方を支持して片持ちとする弾性変形
可能な弾性片32が設けられている。
【0030】弾性片32の内側には、突部34が突設さ
れており、自由端側へ行くに従って内側へ張り出してお
り、弾性片32と弾性片32との間には、弾性片32と
平行に仕切り板36が形成されている。
【0031】この仕切り板36の両面からは、弾性片3
2の幅方向の両端部と対面するように一対の当接部38
が長さ方向に沿って突設している。この当接部38の先
端部(仕切り板36の表面側と裏面側)同士の離間距離
1は、被係止片20の内面同士の離間距離W2と略同一
となっている。
【0032】このため、被係止片20へ係止部28を係
止させるときに、被係止片20の内面が当接部38を摺
動し、被係止片20は弾性変形することなく、被係止片
20間の距離が一定に保たれる。
【0033】一方、壁体28Aの内面同士の離間距離W
3は、爪部24の先端部(被係止片20の外面と同一面
上)同士の離間距離W4と略同一なっている。ここで、
爪部24の角部は面取りされており、壁体28A、28
Bを挿入するとき、壁体28Aが案内される。
【0034】係止部28の壁体28A、28Bが、被係
止片20の爪部24を包囲した状態で係止部28を下方
へ移動させると、壁体28Aに形成された弾性片32の
突部34が爪部24を通過するが、このとき、図4に示
すように、爪部24によって弾性片32は押し広げら
れ、弾性片32の自由端部が凹部22に到達すると、図
5に示すように、弾性片32は復元して爪部24と突部
34とが係合する。
【0035】一方、壁体28Bの下端部には、当接片4
0が設けられている。この当接片40は、弾性片32の
突部34が爪部24と係合して、取付部材18がドアト
リム16に係止されたとき、取付部材18をドアトリム
16から離間する方向へ付勢して、突部34を爪部24
へ押し付ける。
【0036】これにより、爪部24と突部34との間で
上下方向のガタをなくし、爪部24と突部34とが係合
した状態を維持して、爪部24と突部34とが係合解除
しないようにしている。
【0037】ところで、図2及び図3に示すように、取
付部材18に備えられた装着台座26には、クリップ1
4が装着可能となっている。クリップ14は合成樹脂で
成形されており、クリップ14の一端側には、略円錐状
の装着部66が設けられている。クリップ14の他端側
には、円柱状の首部48が設けられており、首部48に
は円板42、44、46がそれぞれ所定の間隔を設けて
配置されている。
【0038】一方、略角柱状を成した装着台座26には
中空部50が設けられており、この中空部50は3つの
壁体26Aと上面54とで囲まれている。上面54には
アリ溝56が形成されており、このアリ溝56の入口部
58の幅は、クリップ14の首部48の外径寸法より若
干小さくなっている。これにより、クリップ14の首部
48を圧入して入口部58を通過させ、クリップ14が
勝手にアリ溝56から外れないようにしている。
【0039】また、アリ溝56の入口部58には、ガイ
ド面62が形成されており、クリップ14をアリ溝56
内に挿入させるとき、円板42をガイドするようにして
いる。
【0040】また、上面54の肉厚は、円板42と円板
44との離間距離と略同一となっており、円板44を上
面54に当接させた状態で、クリップ14をスライドさ
せると、ガイド面62によって円板42が案内され、円
板42と円板44とでアリ溝56の縁部が挟持されるよ
うになっている。
【0041】アリ溝56の奥方は、弓形穴60となって
おり、曲率半径が首部48の半径よりも大きくなるよう
にして、首部48と弓形穴60との間に、遊びを設けて
いる。これにより、クリップ14の位置と装着穴12の
位置とが若干ズレていたとしても、クリップ14の遊び
によって、その誤差を吸収できるようにしている。
【0042】一方、クリップ14の他端側に設けられた
装着部66は、肉盗みを行い、一定の肉厚を有する複数
のリブ64で構成されており、装着部66のひけを防止
し、リブ64の端面で略円錐状の外形を形成している。
また、装着部66の基部には、縮径部68が形成されて
おり、図6に示すインナーパネル10の装着穴12に嵌
合して装着可能となっている。
【0043】この装着穴12の内径寸法は、装着部66
の最大外径寸法よりも若干小さくなっている。装着部6
6は複数のリブ64で構成されているため、弾性変形し
易くなっており、装着部66を圧入して装着穴12に挿
入し、縮径部68を装着穴12に嵌合させる。
【0044】ここで、円板46は、円板42、44と比
較して薄肉となっており、円板42、44が首部48の
軸方向に対して直交する方向に延出しているのに対し
て、装着部66側へ向かってすり鉢状に形成されてい
る。これにより、装着部66を装着穴12に装着させた
とき、円板46が装着穴12の縁部に密着する。
【0045】また、円板46には環状のシール部材70
(図2参照)が装着されるようになっており、装着部6
6を装着穴12に装着させたとき、シール部材70が装
着穴12の縁部に当接して、水密性を保持することがで
きる。
【0046】次に、ドアトリム16をインナーパネル1
0へ取付ける取り付け方法について説明する。
【0047】まず、図2に示す取付部材18の装着台座
26にクリップ14を装着させる。このとき、円板44
を上面54に当接させた状態で、クリップ14をスライ
ドさせ、クリップ14の首部48をアリ溝56内に挿入
し、円板42と円板44とでアリ溝56の縁部を挟持さ
せる。これにより、図3に示すように、装着台座26に
クリップ14が装着される。
【0048】次に、被係止片20の上方から取付部材1
8を押し込む。このとき、図4に示すように、取付部材
18の係止部28の弾性片32が、被係止片20の爪部
24によって押し広げられ、図5に示すように、弾性片
32の自由端部が凹部22に到達すると、弾性片32が
復元して爪部24と突部34とが係合して、係止部28
が被係止片20に係止される。これにより、被係止片2
0及び係止部28を介して取付部材18がドアトリム1
6に固定される。
【0049】このように、取付部材18を上方から押し
込むだけで、弾性片32が爪部24と係合して被係合片
20を介して取付部材18をドアトリム16に取付ける
ことができるので取付が簡単であり、作業性が良い。
【0050】このため、例えば、取付部材18を右方向
或いは左方向へスライドさせて、被係合片20を介して
ドアトリム16に取付ける場合と比較して、上方から押
し込むだけで良いので作業効率が良い。
【0051】また、取付部材18を用いることで、ドア
トリム16に直接クリップ14を装着させなくても良い
ので、ドアトリム16をクリップ14が装着可能な形状
とする必要がなく、ドアトリム16の金型構造を簡素に
することができる。
【0052】さらに、被係止片20に、爪部24を設け
ることで、被係止片20に取付部材18を係止させるこ
とができ、接着などによって取付部材18をドアトリム
16に取付ける必要はないので、組み立てが容易であ
る。
【0053】ところで、このようにして、取付部材18
を介してドアトリム16にクリップ14を装着させた状
態で、ドアトリム16をインナーパネル10に取付け
る。このとき、図1に示すように、インナーパネル10
に形成された装着穴12に取付部材18の装着台座26
に装着されたクリップ14が装着可能な位置に位置合わ
せし、ドアトリム16及び取付部材18を介してクリッ
プ14を装着穴12内に圧入して装着させる。
【0054】なお、ここでは、ドアトリム16に一対の
被係止片20を一体成形させたが、取付部材18を簡単
に係止できれば良いため、この形状に限るものではな
く、例えば、一つの板材を起立させ、この板材の両面に
爪部を設けても良い。
【0055】
【発明の効果】本発明は、上記構成としたので、請求項
1に記載の発明では、取付部材を用いることで、表装部
材の被係止部に直接クリップを装着させなくても良いの
で、表装部材をクリップが装着可能な形状とする必要が
なく、表装部材の金型構造を単純化させることができ
る。また、被係止部に、アンダーカット部を設けること
で、被係止部に取付部材を係止させることができ、接着
などによって取付部材を表装部材に取付ける必要はない
ので、組み立てが容易である。
【0056】請求項2及び請求項3に記載の発明では、
取付部材を上方から押し込むだけで、係止部がアンダー
カット部と係合して被係合部を介して取付部材を表装部
材に取付けることができるので取付が簡単であり、作業
性が良い。このため、例えば、取付部材を右方向或いは
左方向へスライドさせて、被係合部を介して表装部材に
取付ける場合と比較して、上方から押し込むだけで良い
ので作業効率が良い。
【0057】請求項4に記載の発明では、アンダーカッ
ト部と突部との間で上下方向のガタをなくし、アンダー
カット部と突部とが係合した状態を維持して、アンダー
カット部と突部とが係合解除しないようにしている。
【0058】請求項5に記載の発明では、入れ子をスラ
イドさせて型抜きした場合と比較して、金型構造を単純
化させることができ、金型製作費を削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態に係るドアトリムとインナーパネルの取
付構造を示す分解斜視図である。
【図2】本形態に係るドアトリムの取付構造を示す分解
斜視図である。
【図3】本形態に係るドアトリムの取付構造を示す断面
図であり、被係止片に係止部を係止させる前の状態を示
している。
【図4】本形態に係るドアトリムの取付構造を示す断面
図であり、被係止片に係止部を係止させている状態を示
している。
【図5】本形態に係るドアトリムの取付構造を示す断面
図であり、被係止片に係止部を係止させた状態を示して
いる。
【図6】本形態に係るドアトリムの取付構造を示す断面
図であり、クリップをインナーパネルに装着させた状態
を示している。
【図7】従来のドアトリムの取付構造を示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
10 インナーパネル(板材) 14 クリップ 16 ドアトリム(表装部材) 18 取付部材 20 被係合片 22 凹部(アンダーカット部) 24 爪部(アンダーカット部) 28 係止部(取付部材) 32 弾性片 34 突部 40 当接片 56 アリ溝(取付部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材に形成された装着穴に装着可能なク
    リップと、 前記板材に取付られる表装部材に一体成形され、表装部
    材から起立すると共に、アンダーカット部が形成された
    被係止部と、 前記被係止部に係止されると共に、前記クリップが装着
    される取付部材と、 を有することを特徴とする表装部材の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記取付部材が、 前記被係止部の上方から押し込むと、前記アンダーカッ
    ト部と係合する係止部と、 前記クリップの頭部が、装着方向と直交する方向にスラ
    イドして挿入係止されるアリ溝と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の表装部材の
    取付構造。
  3. 【請求項3】 前記係止部に切り込みを設けて弾性変形
    可能な弾性片とし、前記弾性片の自由端側に前記アンダ
    ーカット部と係合する突部を設けたことを特徴とする請
    求項2に記載の表装部材の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記係止部に前記被係止部を包囲する壁
    体が設けられ、前記壁体の下端部に、前記突部が前記ア
    ンダーカット部と係合したとき前記表装部材に当接し、
    突部をアンダーカット部へ押し付ける当接片を設けたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の表装部材の取付構造。
  5. 【請求項5】 板材に取付られる表装部材に一体成形さ
    れ、表装部材から起立すると共に、アンダーカット部が
    形成された被係止部であって、 離型させるときアンダーカット部を形成する入れ子を回
    転させて型抜き可能としたことを特徴とする表装部材の
    製造方法。
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