JPH0942252A - 留め具 - Google Patents
留め具Info
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- JPH0942252A JPH0942252A JP20853195A JP20853195A JPH0942252A JP H0942252 A JPH0942252 A JP H0942252A JP 20853195 A JP20853195 A JP 20853195A JP 20853195 A JP20853195 A JP 20853195A JP H0942252 A JPH0942252 A JP H0942252A
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- Japan
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- outer cylinder
- core
- lamp housing
- fastener
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/06—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
- B60Q1/068—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by mechanical means
- B60Q1/0683—Adjustable by rotation of a screw
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q2200/00—Special features or arrangements of vehicle headlamps
- B60Q2200/30—Special arrangements for adjusting headlamps, e.g. means for transmitting the movements for adjusting the lamps
- B60Q2200/32—Ball-joints
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワンタッチで被取付部材から取り外すことが
でき、再利用が可能な留め具を提供する。 【解決手段】 ランプハウジングLの取付孔hへ挿入し
た状態で取付孔hの周縁に当接する係止フランジ2Aが
設けられ、係止フランジ2Aと所定間隔をおいて対峙
し、係止フランジ2AとでランプハウジングLを挟持す
る一対の係止爪3が設けられた中子1Aと、中子1Aが
丁度納まる大きさで、係止爪3側から係止フランジ2A
側へ押されることにより、一対の係止爪3を中子1Aの
内側へ撓ませる外筒11とからなり、中子1Aと外筒1
1とに、互いに係合することによって外筒11に対する
中子1Aの抜けを防ぐとともに、相対的に軸方向へ移動
を可能とするガイド溝1g、係合爪12を設ける。
でき、再利用が可能な留め具を提供する。 【解決手段】 ランプハウジングLの取付孔hへ挿入し
た状態で取付孔hの周縁に当接する係止フランジ2Aが
設けられ、係止フランジ2Aと所定間隔をおいて対峙
し、係止フランジ2AとでランプハウジングLを挟持す
る一対の係止爪3が設けられた中子1Aと、中子1Aが
丁度納まる大きさで、係止爪3側から係止フランジ2A
側へ押されることにより、一対の係止爪3を中子1Aの
内側へ撓ませる外筒11とからなり、中子1Aと外筒1
1とに、互いに係合することによって外筒11に対する
中子1Aの抜けを防ぐとともに、相対的に軸方向へ移動
を可能とするガイド溝1g、係合爪12を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばヘッドラ
ンプのピボットを光軸調整可能に保持させるのに好適な
プラスチック製の留め具に関するものである。
ンプのピボットを光軸調整可能に保持させるのに好適な
プラスチック製の留め具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記した留め具の一例として、図
6および図7に示すものがある。図6は従来の留め具を
示す正面図、図7は図6に示す留め具をランプハウジン
グに取り付けた状態を示す断面図である。これらの図に
おいて、Lはヘッドランプを構成するランプハウジング
を示し、後述する筒1を挿入できる大きさの取付孔hが
設けられている。Pはヘッドランプを構成する反射鏡に
設けられたピボットを示し、後端に球状の係合部bが設
けられている。
6および図7に示すものがある。図6は従来の留め具を
示す正面図、図7は図6に示す留め具をランプハウジン
グに取り付けた状態を示す断面図である。これらの図に
おいて、Lはヘッドランプを構成するランプハウジング
を示し、後述する筒1を挿入できる大きさの取付孔hが
設けられている。Pはヘッドランプを構成する反射鏡に
設けられたピボットを示し、後端に球状の係合部bが設
けられている。
【0003】1は合成樹脂で成形した断面が円形をした
無底の筒を示し、ランプハウジングLの取付孔hへ挿入
した状態で取付孔hの周縁に当接する係止フランジ2が
上側外周に周回した状態で一体的に設けられるととも
に、この係止フランジ2と所定間隔をおいて対峙する係
止端3aを有する一対の係止爪3が一体的に設けられて
いる。さらに、上端内周に上側から下側へ縮閉する所要
数、例えば4つの保持爪4が一体的に設けられるととも
に、この保持爪4とでピボットPの係合部bを保持する
平面形状が十字状の受け部5が内周に、一体的に設けら
れている。
無底の筒を示し、ランプハウジングLの取付孔hへ挿入
した状態で取付孔hの周縁に当接する係止フランジ2が
上側外周に周回した状態で一体的に設けられるととも
に、この係止フランジ2と所定間隔をおいて対峙する係
止端3aを有する一対の係止爪3が一体的に設けられて
いる。さらに、上端内周に上側から下側へ縮閉する所要
数、例えば4つの保持爪4が一体的に設けられるととも
に、この保持爪4とでピボットPの係合部bを保持する
平面形状が十字状の受け部5が内周に、一体的に設けら
れている。
【0004】なお、係止爪3は、下側に開放するコ字状
の開口部1oを筒1に設けることによって形成され、軸
対称となる180度の位置関係にで設けられている。そ
して、受け部5は、平面的に見て、保持爪4の間に位置
し、受け部5の肉厚は、保持爪4の間隔の範囲内とされ
ている。
の開口部1oを筒1に設けることによって形成され、軸
対称となる180度の位置関係にで設けられている。そ
して、受け部5は、平面的に見て、保持爪4の間に位置
し、受け部5の肉厚は、保持爪4の間隔の範囲内とされ
ている。
【0005】次に、留め具のランプハウジングへの取付
について説明する。まず、ランプハウジングLの取付孔
hへ筒1の下側を押し込むと、係止爪3は、ランプハウ
ジングlで押されて筒1の内側へ撓むので、取付孔hを
通過することができる。そして、係止爪3は、取付孔h
を通過すると、自身の弾性によって元の状態に戻り、ラ
ンプハウジングLの下面に係止端3aが圧接する。な
お、この状態で、係止フランジ2は、図7に示すよう
に、ランプハウジングLの上面に圧接する。
について説明する。まず、ランプハウジングLの取付孔
hへ筒1の下側を押し込むと、係止爪3は、ランプハウ
ジングlで押されて筒1の内側へ撓むので、取付孔hを
通過することができる。そして、係止爪3は、取付孔h
を通過すると、自身の弾性によって元の状態に戻り、ラ
ンプハウジングLの下面に係止端3aが圧接する。な
お、この状態で、係止フランジ2は、図7に示すよう
に、ランプハウジングLの上面に圧接する。
【0006】次に、ピボットの掛け留めについて説明す
る。まず、ピボットPを掛け留めるために係合部bを筒
1の上側から保持爪4の間へ弾性力に抗して圧入する
と、保持爪4は係合部bで押されて撓み、係合部bを挿
入できる形状に広がるので、係合部bは保持爪4の間を
通過し、受け部5に当接する。そして、係合部bが保持
爪4の間を通過すると、保持爪4は、図7に示すよう
に、自身の弾性で元の状態に戻るので、係合部bは保持
爪4と受け部5とによって挟持される。
る。まず、ピボットPを掛け留めるために係合部bを筒
1の上側から保持爪4の間へ弾性力に抗して圧入する
と、保持爪4は係合部bで押されて撓み、係合部bを挿
入できる形状に広がるので、係合部bは保持爪4の間を
通過し、受け部5に当接する。そして、係合部bが保持
爪4の間を通過すると、保持爪4は、図7に示すよう
に、自身の弾性で元の状態に戻るので、係合部bは保持
爪4と受け部5とによって挟持される。
【0007】なお、上記した留め具は、本出願人が先に
提案した留め具(登録意匠第897487号)として公
知である。
提案した留め具(登録意匠第897487号)として公
知である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の上記した留め具
は、係止フランジ2と係止爪3とでランプハウジングL
を挟持するので、ランプハウジングLに取り付けること
ができるものの、ランプハウジングLから取り外して再
利用することが考慮されておらず、はめ殺し状態で取り
付けられている。したがって、壊さずにランプハウジン
グLから留め具を取り外すことがむずかしく、留め具の
再利用が困難であるという不都合があった。
は、係止フランジ2と係止爪3とでランプハウジングL
を挟持するので、ランプハウジングLに取り付けること
ができるものの、ランプハウジングLから取り外して再
利用することが考慮されておらず、はめ殺し状態で取り
付けられている。したがって、壊さずにランプハウジン
グLから留め具を取り外すことがむずかしく、留め具の
再利用が困難であるという不都合があった。
【0009】この発明は、上記した不都合を解消するた
めになされたもので、ワンタッチで被取付部材から取り
外すことができ、再利用が可能な留め具を提供するもの
である。
めになされたもので、ワンタッチで被取付部材から取り
外すことができ、再利用が可能な留め具を提供するもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、取付部材の
係合部を掛け留めることにより、被取付部材に対して取
付部材を留める留め具であって、被取付部材の取付孔へ
挿入した状態で取付孔の周縁に当接する係止フランジが
設けられ、この係止フランジと所定間隔をおいて対峙
し、係止フランジとで被取付部材を挟持する一対の係止
爪が設けられた中子と、この中子が丁度納まる大きさ
で、係止爪側から係止フランジ側へ押されることによ
り、一対の係止爪を中子の内側へ撓ませる外筒とからな
り、中子と外筒とに、互いに係合することによって外筒
に対する中子の抜けを防ぐとともに、相対的に軸方向へ
移動を可能とする相補的係合部をそれぞれ設けたもので
ある。
係合部を掛け留めることにより、被取付部材に対して取
付部材を留める留め具であって、被取付部材の取付孔へ
挿入した状態で取付孔の周縁に当接する係止フランジが
設けられ、この係止フランジと所定間隔をおいて対峙
し、係止フランジとで被取付部材を挟持する一対の係止
爪が設けられた中子と、この中子が丁度納まる大きさ
で、係止爪側から係止フランジ側へ押されることによ
り、一対の係止爪を中子の内側へ撓ませる外筒とからな
り、中子と外筒とに、互いに係合することによって外筒
に対する中子の抜けを防ぐとともに、相対的に軸方向へ
移動を可能とする相補的係合部をそれぞれ設けたもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の留め具の一実施形
態を示す分解斜視図、図2(a),(b),(c)は中
子の平面図、中子の左側半分を断面とした正面図、中子
の右側半分を断面とした左側面図、図3は(a),
(b),(c)は外筒の平面図、外筒の左側半分を断面
とした正面図、外筒の右側半分を断面とした左側面図、
図4は留め具をランプハウジングに取り付けた状態を示
す断面図、図5は留め具のランプハウジングから取り外
しを説明する断面図であり、図6および図7と同一また
は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。なお、
中子および外筒は左右対称に成形され、右側面図は左側
面図と同じに表れる。
基づいて説明する。図1はこの発明の留め具の一実施形
態を示す分解斜視図、図2(a),(b),(c)は中
子の平面図、中子の左側半分を断面とした正面図、中子
の右側半分を断面とした左側面図、図3は(a),
(b),(c)は外筒の平面図、外筒の左側半分を断面
とした正面図、外筒の右側半分を断面とした左側面図、
図4は留め具をランプハウジングに取り付けた状態を示
す断面図、図5は留め具のランプハウジングから取り外
しを説明する断面図であり、図6および図7と同一また
は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。なお、
中子および外筒は左右対称に成形され、右側面図は左側
面図と同じに表れる。
【0012】これらの図において、1Aは合成樹脂で成
形した断面が円形の中子を示し、図6および図7に示し
た筒1と同様に構成されている。1gは相補的係合部を
構成するガイド溝を示し、係止爪3の方向と直交し、軸
対称となる180度の位置関係で、中子1Aを貫通した
矩形の開口または切欠として上端から所定長で設けら
れ、下端が係合端1eとなっている。2Aは係止フラン
ジを示し、係止爪3に対応させてガイド溝1gと直交す
る180度の位置関係に、略50度の中心角で設けられ
ている。
形した断面が円形の中子を示し、図6および図7に示し
た筒1と同様に構成されている。1gは相補的係合部を
構成するガイド溝を示し、係止爪3の方向と直交し、軸
対称となる180度の位置関係で、中子1Aを貫通した
矩形の開口または切欠として上端から所定長で設けら
れ、下端が係合端1eとなっている。2Aは係止フラン
ジを示し、係止爪3に対応させてガイド溝1gと直交す
る180度の位置関係に、略50度の中心角で設けられ
ている。
【0013】11は合成樹脂で成形した有底の外筒を示
し、中子1Aと相似形に成形され、上側内周のガイド溝
1gに対応する部分に相補的係合部を構成する係合爪1
2が一体的に設けられ、この各係合爪12に対応する底
の部分に型抜きによって形成される開口13が設けられ
ている。14は押圧部を示し、係止爪3に対応させて係
合爪12と直交する180度の位置関係に、係止フラン
ジ2Aが衝合しないように、半楕円形状に側壁を切り欠
くことによって形成されている。
し、中子1Aと相似形に成形され、上側内周のガイド溝
1gに対応する部分に相補的係合部を構成する係合爪1
2が一体的に設けられ、この各係合爪12に対応する底
の部分に型抜きによって形成される開口13が設けられ
ている。14は押圧部を示し、係止爪3に対応させて係
合爪12と直交する180度の位置関係に、係止フラン
ジ2Aが衝合しないように、半楕円形状に側壁を切り欠
くことによって形成されている。
【0014】次に、留め具の組立について説明する。な
お、中子1Aは、外筒11に対して丁度嵌合して納まる
平面形状とされている。まず、外筒11の係合爪12に
中子1Aのガイド溝1gを対応させ、係合爪12が中子
1Aに当接する状態まで中子1Aの下側を外筒11内へ
挿入する。
お、中子1Aは、外筒11に対して丁度嵌合して納まる
平面形状とされている。まず、外筒11の係合爪12に
中子1Aのガイド溝1gを対応させ、係合爪12が中子
1Aに当接する状態まで中子1Aの下側を外筒11内へ
挿入する。
【0015】そして、中子1Aを外筒11内へ押し込む
と、係合爪12が中子1Aに衝合し、中子1Aおよび外
筒11が撓むので、図4に示すように、中子1Aが外筒
11内に挿入され、係合爪12がガイド溝1gと対向す
ると、中子1Aおよび外筒11の弾性によって係合爪1
2がガイド溝1gに突入するとともに、押圧部14が係
止爪3にわずかに圧接する。この状態で、中子1Aを外
筒11内へ押し込む力を解除すると、押圧部14が係止
爪3の弾性によって押され、係合爪12が係合端1eに
係合するので、中子1Aは外筒11内でがたつかないよ
うに固定され、組立が完了する。
と、係合爪12が中子1Aに衝合し、中子1Aおよび外
筒11が撓むので、図4に示すように、中子1Aが外筒
11内に挿入され、係合爪12がガイド溝1gと対向す
ると、中子1Aおよび外筒11の弾性によって係合爪1
2がガイド溝1gに突入するとともに、押圧部14が係
止爪3にわずかに圧接する。この状態で、中子1Aを外
筒11内へ押し込む力を解除すると、押圧部14が係止
爪3の弾性によって押され、係合爪12が係合端1eに
係合するので、中子1Aは外筒11内でがたつかないよ
うに固定され、組立が完了する。
【0016】次に、留め具のランプハウジングへの取付
について説明する。なお、ランプハウジングLの取付孔
hは、外筒11が挿入できる大きさとされている。ま
ず、ランプハウジングLの取付孔hへ外筒11の下側を
押し込むと、係止片3は、ランプハウジングLで押され
て中子11の内側へ撓むので、取付孔hを通過すること
ができる。
について説明する。なお、ランプハウジングLの取付孔
hは、外筒11が挿入できる大きさとされている。ま
ず、ランプハウジングLの取付孔hへ外筒11の下側を
押し込むと、係止片3は、ランプハウジングLで押され
て中子11の内側へ撓むので、取付孔hを通過すること
ができる。
【0017】そして、係止片3は、取付孔hを通過する
と、自身の弾性によって元の状態に戻り、ランプハウジ
ングLの下面に係止端3aが圧接する。なお、この状態
で、係止フランジ2Aは、図4に示すように、ランプハ
ウジングLの上面に圧接する。
と、自身の弾性によって元の状態に戻り、ランプハウジ
ングLの下面に係止端3aが圧接する。なお、この状態
で、係止フランジ2Aは、図4に示すように、ランプハ
ウジングLの上面に圧接する。
【0018】次に、ピボットの掛け留めについて説明す
る。まず、ピボットPを掛け留めるために係合部bを中
子1Aの上側から保持爪4の間へ弾性力に抗して圧入す
ると、保持爪4は係合部bで押されて撓み、係合部bを
挿入できる形状に広がるので、係合部bは保持爪4の間
を通過し、受け部5に当接する。そして、係合部bが保
持爪4の間を通過すると、保持爪4は、図7に示すよう
に、自身の弾性で元の状態に戻るので、係合部bは保持
爪4と受け部5とによって挟持される。
る。まず、ピボットPを掛け留めるために係合部bを中
子1Aの上側から保持爪4の間へ弾性力に抗して圧入す
ると、保持爪4は係合部bで押されて撓み、係合部bを
挿入できる形状に広がるので、係合部bは保持爪4の間
を通過し、受け部5に当接する。そして、係合部bが保
持爪4の間を通過すると、保持爪4は、図7に示すよう
に、自身の弾性で元の状態に戻るので、係合部bは保持
爪4と受け部5とによって挟持される。
【0019】したがって、ピボットPに所定値未満の引
き抜き方向の力が加わっても、保持爪4が係合部bに当
接して抜けるのを阻止することができる。そして、係合
部bは4つの係止爪4と、4つの受け部5によってがた
つかないように挟持される。
き抜き方向の力が加わっても、保持爪4が係合部bに当
接して抜けるのを阻止することができる。そして、係合
部bは4つの係止爪4と、4つの受け部5によってがた
つかないように挟持される。
【0020】次に、留め具のランプハウジングからの取
り外しについて説明する。まず、図4に示す取付状態に
おいて、外筒11をランプハウジングLの裏側から表
側、すなわち係止爪3側から係止フランジ2A側へ押す
と、係合爪12がガイド溝1gで案内され、外筒11は
ランプハウジングL側へ前進するので、係止爪3は押圧
部14で押されて中子1Aの内側へ撓み、図5に示すよ
うに、係止端3aのランプハウジングLとの係合が解除
される。したがって、単に外筒11を押し込むことによ
り、留め具をランプハウジングLから取り外すことがで
きる。
り外しについて説明する。まず、図4に示す取付状態に
おいて、外筒11をランプハウジングLの裏側から表
側、すなわち係止爪3側から係止フランジ2A側へ押す
と、係合爪12がガイド溝1gで案内され、外筒11は
ランプハウジングL側へ前進するので、係止爪3は押圧
部14で押されて中子1Aの内側へ撓み、図5に示すよ
うに、係止端3aのランプハウジングLとの係合が解除
される。したがって、単に外筒11を押し込むことによ
り、留め具をランプハウジングLから取り外すことがで
きる。
【0021】上述したように、この発明の一実施形態に
よれば、ランプハウジングLへの取付方向と、ランプハ
ウジングLから取り外すために係止爪3の係合を解除す
る解除方向とが逆方向となっているので、係止爪3のラ
ンプハウジングLとの係合を誤って解除することがない
ものとなる。そして、留め具のランプハウジングLから
の取り外しは、外筒11を係止フランジ2A側へ押せば
よいので、ワンタッチ操作で操作性よく行うことができ
る。さらに、ランプハウジングLから留め具を取り外す
ことができるので、留め具を再利用することができる。
よれば、ランプハウジングLへの取付方向と、ランプハ
ウジングLから取り外すために係止爪3の係合を解除す
る解除方向とが逆方向となっているので、係止爪3のラ
ンプハウジングLとの係合を誤って解除することがない
ものとなる。そして、留め具のランプハウジングLから
の取り外しは、外筒11を係止フランジ2A側へ押せば
よいので、ワンタッチ操作で操作性よく行うことができ
る。さらに、ランプハウジングLから留め具を取り外す
ことができるので、留め具を再利用することができる。
【0022】なお、上記した実施形態では、相補的係合
部を構成するガイド溝1gを、中子1Aの上端から設け
たが、中子1Aの上端から少し間隔をおいて設けるよう
にしてもよい。そして、相補的係合部として、中子1A
にガイド溝1gを設け、外筒11に係合爪12を設けた
が、中子の外周に係合爪を設け、外筒にガイド溝を開口
または切欠として設けてもよい。
部を構成するガイド溝1gを、中子1Aの上端から設け
たが、中子1Aの上端から少し間隔をおいて設けるよう
にしてもよい。そして、相補的係合部として、中子1A
にガイド溝1gを設け、外筒11に係合爪12を設けた
が、中子の外周に係合爪を設け、外筒にガイド溝を開口
または切欠として設けてもよい。
【0023】さらに、開口または切欠は、貫通状態で設
ける他、有底状態に設けてもよい。また、相補的係合部
の数は、2つに限定さらるものではなく、2つ以上であ
ればよい。そして、被取付部材をランプハウジングLと
し、取付部材をピボットPとしたが、他のものにも適用
できることは言うまでもない。
ける他、有底状態に設けてもよい。また、相補的係合部
の数は、2つに限定さらるものではなく、2つ以上であ
ればよい。そして、被取付部材をランプハウジングLと
し、取付部材をピボットPとしたが、他のものにも適用
できることは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、被取
付部材への取付方向と、被取付部材から取り外すために
係止爪の係合を解除する解除方向とが逆方向となってい
るので、係止爪の取付部材との係合を誤って解除するこ
とがないものとなる。そして、留め具の被取付部材から
の取り外しは、外筒を係止フランジ側へ押せばよいの
で、ワンタッチ操作で操作性よく行うことができる。さ
らに、被取付部材から留め具を取り外すことができるの
で、留め具を再利用することができる。
付部材への取付方向と、被取付部材から取り外すために
係止爪の係合を解除する解除方向とが逆方向となってい
るので、係止爪の取付部材との係合を誤って解除するこ
とがないものとなる。そして、留め具の被取付部材から
の取り外しは、外筒を係止フランジ側へ押せばよいの
で、ワンタッチ操作で操作性よく行うことができる。さ
らに、被取付部材から留め具を取り外すことができるの
で、留め具を再利用することができる。
【図1】この発明の留め具の一実施形態を示す分解斜視
図である。
図である。
【図2】(a),(b),(c)は中子の平面図、中子
の左側半分を断面とした正面図、中子の右側半分を断面
とした左側面図である。
の左側半分を断面とした正面図、中子の右側半分を断面
とした左側面図である。
【図3】(a),(b),(c)は外筒の平面図、外筒
の左側半分を断面とした正面図、外筒の右側半分を断面
とした左側面図である。
の左側半分を断面とした正面図、外筒の右側半分を断面
とした左側面図である。
【図4】留め具をランプハウジングに取り付けた状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】留め具のランプハウジングから取り外しを説明
する断面図である。
する断面図である。
【図6】従来の留め具を示す正面図である。
【図7】図6に示す留め具をランプハウジングに取り付
けた状態を示す断面図である。
けた状態を示す断面図である。
1 筒 1A 中子 1o 開口部 1g ガイド溝 1e 係合端 2,2A 係止フランジ 3 係止爪 3a 係止端 4 保持爪 5 受け部 11 外筒 12 係合爪 13 開口 14 押圧部 L ランプハウジング h 取付孔 P ピボット b 係合部
Claims (1)
- 【請求項1】 取付部材の係合部を掛け留めることによ
り、被取付部材に対して前記取付部材を留める留め具で
あって、 前記被取付部材の取付孔へ挿入した状態で前記取付孔の
周縁に当接する係止フランジが設けられ、この係止フラ
ンジと所定間隔をおいて対峙し、前記係止フランジとで
前記被取付部材を挟持する一対の係止爪が設けられた中
子と、 この中子が丁度納まる大きさで、前記係止爪側から前記
係止フランジ側へ押されることにより、前記一対の係止
爪を前記中子の内側へ撓ませる外筒とからなり、 前記中子と前記外筒とに、互いに係合することによって
前記外筒に対する前記中子の抜けを防ぐとともに、相対
的に軸方向へ移動を可能とする相補的係合部がそれぞれ
設けられている、 ことを特徴とする留め具。
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-
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- 1996-07-24 DE DE1996129917 patent/DE19629917C2/de not_active Expired - Fee Related
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DE19629917A1 (de) | 1997-01-30 |
DE19629917C2 (de) | 1998-05-07 |
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