JP2002321104A - 棒材供給方法および棒材供給機 - Google Patents

棒材供給方法および棒材供給機

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JP2002321104A JP2001123438A JP2001123438A JP2002321104A JP 2002321104 A JP2002321104 A JP 2002321104A JP 2001123438 A JP2001123438 A JP 2001123438A JP 2001123438 A JP2001123438 A JP 2001123438A JP 2002321104 A JP2002321104 A JP 2002321104A
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隆三 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】棒材の供給時間の短縮化を図ることができ、部
品加工の更なる高速化を実現することができる棒材供給
方法の提供。 【解決手段】主軸の中に配設されたパイプ部材42によ
って棒材W,Wを保持しながら、部品の加工を行う
棒材加工機に棒材W,Wを供給する棒材供給方法で
あって、材料棚から取出した第1の棒材Wを、送り矢
14によって後方から押してパイプ部材42の中に挿入
する工程と、第1の棒材Wを棒材加工機によって加工
する工程と、第1の棒材Wの加工が終了する前に、送
り矢14を後退させる工程と、材料棚から取出した第2
の棒材Wを、送り矢14によって後方から押して前進
させ、第2の棒材Wを介して第1の棒材Wを前方に
給送する工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棒材加工機に棒材を供
給するための棒材供給方法および棒材供給機に関する。
【従来技術】従来から、自動旋盤などの棒材加工機に棒
材を供給する棒材加工機が知られている。棒材供給機
は、加工前の棒材を保持するための材料棚と、棒材加工
機の主軸に向かって真っ直ぐに延びるガイドレールと、
ガイドレール内で前後移動し、棒材を後方から押して棒
材を棒材加工機に給送するための送り矢とを有する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】部品の加工は、大量生
産に対応するため、ますます高速化が望まれている。部
品の加工速度は、棒材加工装置の加工速度のほかに、棒
材供給機による新材の供給速度にも依存し、後者は、部
品の加工に貢献していない無駄な時間である。そこで、
本発明の目的は、棒材の供給時間の短縮化を図ることが
でき、部品加工の更なる高速化を実現することができる
棒材供給方法および棒材供給機を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、主
軸の中に配設されたパイプ部材によって棒材を保持しな
がら、部品の加工を行う棒材加工機に棒材を供給する棒
材供給方法であって、材料棚から取出した第1の棒材
を、送り矢によって後方から押して前記パイプ部材の中
に挿入する工程と、前記第1の棒材を前記棒材加工機に
よって加工する工程と、前記第1の棒材の加工が終了す
る前に、前記送り矢を後退させる工程と、前記材料棚か
ら取出した第2の棒材を、前記送り矢によって後方から
押して前進させ、前記第2の棒材を介して前記第1の棒
材を前方に給送する工程とを有する、ことを特徴とする
棒材供給方法によって達成することができる。本発明に
おいては、第1の棒材の加工が終了する前に、送り矢を
後退させる。送り矢が後退した後は、第1の棒材はパイ
プ部材によって保持される。送り矢によって、第2の棒
材が後方から押されて前進し、第2の棒材を介して第1
の棒材が前方に給送される。
【0004】本発明によれば、第1の棒材の給送を、送
り矢によって第2の棒材を介して行うので、第1の棒材
の加工が終了したとき、次に加工すべき第2の棒材がす
ぐ背後に位置しているので、次の棒材の加工を直ちに開
始することができ、棒材の供給時間の無駄がなく、生産
性を高めることができる。
【0005】本発明の上記目的は、主軸内に配設された
パイプ部材によって棒材を保持しながら、部品の加工を
行う棒材加工機に、棒材を給送するための棒材供給機で
あって、棒材を前方に押すための送り矢と、動作の制御
を行う制御装置とを有し、該制御装置は前記送り矢を、
材料棚から取出した第1の棒材を後方から押して前記パ
イプ部材の中に挿入し、前記第1の棒材の加工が終了す
る前に後退させ、前記材料棚から取出した第2の棒材を
後方から押して前進させ、第2の棒材を介して第1の棒
材を前方に給送するように制御する、ことを特徴とする
棒材供給機によっても達成することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しつつ、
本発明にかかる棒材供給機の実施の形態について説明す
る。図1は、本実施の形態にかかる棒材供給機と、棒材
加工機の概略側面図である。なお、棒材加工機の主軸が
見えるように、棒材加工機の一部を破断して示してい
る。
【0007】本実施の形態においては、棒材加工機2は
主軸固定型自動旋盤であり、棒材供給機4は、図1に示
すように、棒材加工機2の後方に配置される。棒材供給
機4は、支持構造体6と、該支持構造体6に支持され
た、棒材加工機2の主軸30と同軸状に延びるガイドレ
ール8と、ガイドレール8の側方に配置された、加工前
の新材を保持するための材料棚10と、材料棚10から
棒材を1つづつ取出してガイドレール8の中に投入する
ための棒材取出機構12と、ガイドレール8内に投入さ
れた棒材を後方から押して棒材加工機2に給送するため
の送り矢14と、送り矢14の先端に設けられたフィン
ガーチャック16の中に棒材を挿入する際に、棒材を保
持するためのクランプ装置18と、送り矢14によって
ガイドレール8内で給送される棒材の先端位置を検知す
るための先端検知手段20と、フィンガーチャック16
の位置を検知するための位置検知手段またはエンコーダ
24と、種々の機構の動作を制御するための制御装置2
6とを有する。
【0008】材料棚10は、ガイドレール8に対して直
交する方向に延びる複数の棒状棚部材で構成され、棒状
棚部材の上にガイドレール8にほぼ平行な方向に複数の
新材が載置される。材料棚10の上に載置された棒材
は、ガイドレール8に近い側から1つづつ、割出板によ
って構成される棒材取出機構12によって取出され、ガ
イドレール8の中に投入される。
【0009】送り矢14は、棒状の本体部分と、本体部
分の先端に設けられた、棒材の後端部を挿入して把持す
るためのフィンガーチャック16とを有する。送り矢1
4は、初期位置において、図1に示すように、ガイドレ
ール8の後端部に位置している。クランプ装置18は、
図1に示すように、初期位置にある送り矢14の前方に
位置している。棒材は、割出板によって、ガイドレール
8の中、かつ、送り矢14の前方に投入される。クラン
プ装置18は、ガイドレール8内に投入された新材の後
端部を左右から把持するための把持部を有する。更に、
ガイドレール8に投入された棒材の先端の前方に、棒材
の先端位置を検知するための先端検知手段20が設けら
れており、また、フィンガーチャック16の近傍にエン
コーダ24が設けられている。
【0010】棒材加工機2は、加工中、棒材を高速回転
させる主軸30を有する。主軸30の前方には、棒材加
工中に棒材を把持するためのコレットチャック32が設
けられている。コレットチャック32の前方には、棒材
を加工するためのバイト34が、更に、コレットチャッ
ク32の前方には、新材の加工を開始する際に、棒材の
位置決めするためのストッパ装置36が設けられてい
る。ストッパ装置36は、棒材の前端面を当接させるた
めのストッパ部材38と、ストッパ部材38を前後移動
可能に支持するストッパ台40とを有する。
【0011】主軸30内には、棒材が主軸30によって
回転されている間、振れないように確りと保持するため
のパイプ部材または固定パイプ42が設けられている。
固定パイプ42は、主軸30の実質的に全長にわたって
延びるパイプ本体42’と、パイプ本体42’の後端
部、すなわち固定パイプ42の入口に設けられた案内部
42”とを有する。棒材の振動を防止するため、棒材の
外径とパイプ本体42’の内径との間の隙間はできるだ
け小さくなるように設定されている。したがって、加工
すべき棒材の外径が変わるたびに、固定パイプ42は対
応する内径のものに取替えられる。フィンガーチャック
16の外径は棒材の外径よりも大きいので、パイプ本体
42’の中に入ることはできない。一方、固定パイプ4
2の入口に設けられた案内部42”の内径は、フィンガ
ーチャクの外径よりも大きく、フィンガーチャックを受
け入れることができる。また、案内部42”の内部の長
手方向の長さ寸法は、棒材加工機2によって加工するこ
とができる部品の最大長さよりやや大きい。
【0012】図2(a)〜(e)および図3(a)〜
(e)は、本実施形態にかかる棒材供給機4の動作を示
す概略工程図である。なお、送り矢、クランプ装置、固
定パイプ、コレットチャックおよびストッパ装置のみ図
示し、その他の部分は省略してある。棒材供給機4を起
動させと、材料棚10から第1の棒材が割出板によって
取出され、ガイドレール8の中の送り矢14の前方に投
入される。引き続き、クランプ装置18が作動し、図2
(a)に示すように、第1の棒材の後端部がクランプ装
置18の把持部によって把持される。次いで、送り矢1
4が第1の棒材の後端部に近づき、フィンガーチャック
16の中に第1の棒材の後端部が挿入される。
【0013】図2(b)に示すように、送り矢14によ
って第1の棒材が前進され、図2(c)に示すように、
第1の棒材の先端部42”によって案内されて、固定パ
イプ42の中に挿入され、更に、先端部が開放状態にあ
るコレットチャック32の中に挿通される。この間、フ
ィンガーチャック16の位置は、位置検知手段またはエ
ンコーダ24によって、常に、検知されている。第1の
棒材の前端面がストッパ部材38に当接したら、コレッ
トチャック32が閉じ(図2(d))、図示しないが、
ストッパ台40が退避し、第1の棒材の前端部がバイト
34によってショートカットされる。
【0014】引き続き、第1の棒材の後端部をフィンガ
ーチャック16によって把持したまま、第1の棒材の前
端から次々と部品加工が行われる。部品加工中は、棒材
は、棒材加工機2の主軸30によって、例えば、800
0回転/分の高速回転速度で回転される。部品加工が終
了するごとに先端部が突っ切られ、その度に、フィンガ
ーチャック16の位置は、部品の長さに相当する距離だ
け前進する。制御装置は、常に、エンコーダ24によっ
て検知されるフィンガーチャック16の位置情報に基づ
き、フィンガーチャックが固定パイプ42の後端部に設
けられた案内部42”の中に位置するかを判断する。
【0015】フィンガーチャック16の位置が、案内部
42”の中であると判断したとき、制御装置は棒材の回
転速度を、例えば、100回転/分の低速回転速度に減
速し、送り矢14を後退させる(図2(e))。なお、
この状態において、棒材の後端部は、フィンガーチャッ
ク16の把持位置と一致するから、案内部42”の中に
位置している。エンコーダ24によって、フィンガーチ
ャック16の後退距離が検知され、フィンガーチャック
16がその長さに相当する距離だけ後退したことが検知
されたら、すなわち、フィンガーチャック16が棒材の
後端部から完全に抜けたら、制御装置によって、主軸3
0の回転速度がもとの高速回転速度に戻される。なお、
フィンガーチャック16の後退は、棒材がコレットチャ
ック32に把持された状態において行われる。
【0016】送り矢14が初期位置に戻ったら、割出板
によって材料棚10から第2の棒材が取出され、ガイド
レール8の中に投入される。第2の棒材の後端部は、ク
ランプ装置18によって把持され、送り矢14が近づ
き、第2の棒材の後端部がフィンガーチャック16の中
に挿入される(図3(a))。送り矢14によって第2
の棒材が前方に給送され、図3(b)の位置に到達した
ら、前端の位置が先端検知手段20によって検知され
る。第2の棒材の先端位置は、制御装置によって、これ
以降、先端検知手段20によって検知された前端の位置
に、エンコーダ24によって検知されたフィンガーチャ
ック16の前進距離を加えることによって検知される。
第2の棒材は送り矢14によって更に前進され、前端部
が案内部42”によって中に案内されて、第2の棒材の
前端面が第1の棒材の後端面に当接する(図3
(b))。第1の棒材の部品加工が終了するたびに、コ
レットチャック32が開き、第1の棒材は、第2の棒材
を介して送り矢14によって前方に給送される(図3
(c))。
【0017】第1の棒材の長さが、これ以上、部品を加
工することができない長さになったら、コレットチャッ
ク32を開放し、ストッパ台40は前方に退避し、残材
は、第2の棒材を介して送り矢14によって前方に押し
出されて、コレットチャック32とストッパ台40との
間の空間を通して廃棄される(図3(d))。制御装置
によって上記の方法で検知された第2の棒材の先端の位
置が、コレットチャック32の中に挿通された位置に到
達したと判断されたとき、送り矢14が停止される。ス
トッパ部材38が退避位置にあるので、第2の棒材をス
トッパ部材38によって停止させることがでず、送り矢
14を停止させることによって第2の棒材を停止させる
ためである。
【0018】コレットチャック32が閉じ、ストッパ台
40が所定位置に戻り、第2の棒材が送り矢14によっ
て前進され、先端面がストッパ部材38に当接されて位
置決めされる。第2の棒材の先端部のショートカットが
行われる。引き続き、図2(e)に示す工程と同様にし
て、第2の棒材の加工が行われる。更に、図3(a)〜
(d)にしたがって、第3の棒材の供給が行われ、第3
の棒材を介して第2の棒材の給送が行われる。以上の工
程が繰返される。本発明によれば、第2の棒材によっ
て、第1の棒材の残材を押し出して残材処理する。した
がって、残材処理時において、第2の棒材の先端部がコ
レットチャック32に挿通された状態にあり、直ちに、
第2の棒材の加工を開始することができ、棒材加工の準
備時間を最大限短縮することができる。
【0019】また、棒材の後端部は、送り矢14のフィ
ンガーチャック16によって、フィンガーチャック16
が固定パイプ42の入口に設けられた案内部42”の中
の位置に到達するまで把持される。従って、この間、棒
材の後端部の振れがフィンガーチャックによって防止さ
れるとともに、この位置において、送り矢14が後退し
ても、棒材のほぼ全体が固定パイプ42の中に収容され
ており、固定パイプ42によって振れが防止されるの
で、棒材加工の全工程において棒材の振れが防止され
る。また、フィンガーチャック16が案内部42”の中
の位置に到達した後に後退するようになっているので、
第1の棒材の後端部が案内部材42”の中に位置する。
したがって、第2の棒材が送り矢14によって後方から
前進するとき、第2の棒材の先端部が案内部42”によ
ってその中に案内されるので、第1の棒材の後端部と第
2の棒材の前端部とのすれ違いが防止され、第1の棒材
を第2の棒材によって確実に押すことができる。
【0020】更に、制御装置によって、第2の棒材の先
端の位置を常に検知し、ストッパ部材38を退避位置に
移動させた状態で、第2の棒材によって第1の棒材の残
材を押し出す際に、送り矢14を所定位置で停止させる
ので、第2の棒材が前進しすぎるのを防止することがで
きる。すなわち、ストッパ部材38が退避位置にあるの
で、ストッパ部材38によって第2の棒材を停止させる
ことができないが、制御装置によって、第2の棒材の前
端が所定位置(例えば、コレットチャック32に挿通し
た位置)に到達したと判断されたとき、送り矢14を停
止させることによって、第2の棒材の前進のしすぎを防
止することができる。
【0021】更に、送り矢14を後退させて、フィンガ
ーチャック16を棒材の後端部から抜く前に、棒材の回
転速度を高速回転速度から低速回転速度に減速するの
で、棒材の後端部とフィンガーチャック16とが分離さ
れた瞬間に、反動でこれらが激しく振れるのを防止する
ことができる。
【0022】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で
種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包
含されるものであることはいうまでもない。例えば、棒
材の振れを防止する観点からは、送り矢14にフィンガ
ーチャック16が設けられ、フィンガーチャック16に
よって棒材の後端部を把持するようになっているのが望
ましい。しかし、部品加工時間の短縮化の観点からは、
フィンガーチャック16は必須ではなく、例えば、送り
矢14によって棒材の後端面を単に押して、前方に給送
するようにしてもよい。特に、比較的短い棒材を用いる
場合であって、固定パイプ42に挿入したとき、棒材の
ほぼ全体が収容されるような場合には、フィンガーチャ
ック16によって棒材を把持する必要はない。
【0023】また、上記実施形態においては、主軸30
の中にパイプ部材として、主軸と共に回転しない固定パ
イプ42が設けられているが、パイプ部材は、例えば、
主軸と共に回転するインナーパイプであってもよい。更
に、上記実施の形態においては、フィンガーチャック1
6を棒材の後端部から抜く際に、棒材の回転速度を減速
するように構成しているが、高速回転速度に維持したま
ま行ってもよい。
【発明の効果】本発明によれば、棒材の供給時間の短縮
化を図ることができ、部品加工の更なる高速化を実現で
きる棒材供給機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる棒材供給機と、棒材加工
機の概略側面図であり、棒材加工機の主軸30が見える
ように、棒材加工機の一部を破断して示している。
【図2】本実施形態にかかる棒材供給機の動作を示す概
略工程図である。
【図3】本実施形態にかかる棒材供給機の動作を示す概
略工程図である。
【符号の説明】
2 棒材加工機 4 棒材供給機 8 ガイドレール 10 材料棚 12 棒材取出機構 14 送り矢 16 フィンガーチャック 18 クランプ装置 20 先端検知手段 24 エンコーダ 26 制御装置 30 主軸 32 コレットチャック 34 バイト 36 ストッパ装置 38 ストッパ部材 42 固定パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 隆三 東京都八王子市打越町1308−13 (72)発明者 佐藤 憲治 千葉県八千代市真木野196−55 Fターム(参考) 3C045 FC05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸の中に配設されたパイプ部材によっ
    て棒材を保持しながら、部品の加工を行う棒材加工機に
    棒材を供給する棒材供給方法であって、 材料棚から取出した第1の棒材を、送り矢によって後方
    から押して前記パイプ部材の中に挿入する工程と、 前記第1の棒材を前記棒材加工機によって加工する工程
    と、 前記第1の棒材の加工が終了する前に、前記送り矢を後
    退させる工程と、 前記材料棚から取出した第2の棒材を、前記送り矢によ
    って後方から押して前進させ、前記第2の棒材を介して
    前記第1の棒材を前方に給送する工程とを有する、こと
    を特徴とする棒材供給方法。
  2. 【請求項2】 更に、前記送り矢によって前記第2の
    棒材を押し、該第2の棒材を介して前記第1の棒材の残
    材を前方に押し出して、残材処理する工程を有する、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の棒材供給方法。
  3. 【請求項3】 前記送り矢は、棒材の後端部を把持する
    ためのフィンガーチャックを有し、前記パイプ部材は、
    内径が前記フィンガーチャックの外径より小さいパイプ
    本体と、該パイプ本体の後端部に設けられた前記フィン
    ガーチャックを受け入れ可能な内径をもつ案内部とを有
    し、 前記送り矢の後退工程において、前記送り矢は、前記フ
    ィンガーチャックが前記案内部の中に受け入れられた位
    置に到達した後に後退する、ことを特徴とする請求項1
    または2に記載の棒材供給方法。
  4. 【請求項4】 前記送り矢は棒材の後端部を把持するた
    めのフィンガーチャックを有し、 更に、前記送り矢を後退させる際、棒材の回転速度を減
    速する工程を有する、ことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の棒材供給方法。
  5. 【請求項5】 主軸内に配設されたパイプ部材によって
    棒材を保持しながら、部品の加工を行う棒材加工機に、
    棒材を給送するための棒材供給機であって、 棒材を前方に押すための送り矢と、 動作の制御を行う制御装置とを有し、 該制御装置は前記送り矢を、材料棚から取出した第1の
    棒材を後方から押して前記パイプ部材の中に挿入し、前
    記第1の棒材の加工が終了する前に後退させ、前記材料
    棚から取出した第2の棒材を後方から押して前進させ、
    第2の棒材を介して第1の棒材を前方に給送するように
    制御する、ことを特徴とする棒材供給機。
  6. 【請求項6】 更に、前記送り矢が、前記第2の棒材を
    後方から押し、該第2の棒材を介して前記第1の棒材の
    残材を前方に押し出すように、前記制御装置によって制
    御される、ことを特徴とする請求項5に記載の棒材供給
    機。
  7. 【請求項7】 前記送り矢は、棒材の後端部を把持する
    ためのフィンガーチャックを有し、前記パイプ部材は、
    内径が前記フィンガーチャックの外径より小さいパイプ
    本体と、該パイプ本体の後端部に設けられた前記フィン
    ガーチャックを受け入れ可能な内径をもつ案内部とを有
    し、 前記制御装置は前記送り矢を、前記フィンガーチャック
    が前記案内部の中に受け入れられた位置に到達した後に
    後退させる、ことを特徴とする請求項5または6に記載
    の棒材供給機。
  8. 【請求項8】 前記送り矢は棒材の後端部を把持するた
    めのフィンガーチャックを有し、前記制御装置は、前記
    送り矢を後退させる際、棒材の回転速度を減速する、こ
    とを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の棒
    材供給機。
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Cited By (1)

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