JP2002320799A - 浴室換気乾燥機の制御方法 - Google Patents

浴室換気乾燥機の制御方法

Info

Publication number
JP2002320799A
JP2002320799A JP2001127459A JP2001127459A JP2002320799A JP 2002320799 A JP2002320799 A JP 2002320799A JP 2001127459 A JP2001127459 A JP 2001127459A JP 2001127459 A JP2001127459 A JP 2001127459A JP 2002320799 A JP2002320799 A JP 2002320799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathroom
wind direction
ventilation
direction louver
drying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001127459A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Yoshida
茂穂 吉田
Akihiko Nagabuchi
明彦 永渕
Kazunari Yamamoto
一成 山本
Masayuki Mochida
正幸 持田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP2001127459A priority Critical patent/JP2002320799A/ja
Publication of JP2002320799A publication Critical patent/JP2002320799A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室を利用した衣類の乾燥に使用される浴室
換気乾燥機の制御方法において、乾燥効率を向上させ乾
燥運転時間を短縮することを目的とする。 【解決手段】 浴室9の上部に設けた浴室換気乾燥機1
2内に、換気用空気吸込口5より浴室内空気を吸い込
み、吸い込んだ空気を浴室外部に放出する排気口6を設
けた換気手段1と、循環用空気吸込口7から浴室内の空
気を吸引して循環用空気吐出口8から浴室内に循環する
空気を加熱する加熱手段3を送風経路上に設けた循環手
段2と、制御手段4を設け、前記制御手段4と浴室の入
口等に備えたリモコン操作部31を操作することにより
循環用空気吐出口8に設けた風向ルーバーをスイング
(往復動作)させ、浴室内に吊り下げた衣類を乾燥させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室内を暖房する
機能、乾燥させる機能、浴室内の空気を循環通風させる
機能を有する浴室換気乾燥機において、浴室を衣類の乾
燥室として使用する場合の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の浴室暖房乾燥機は、特開
平11−230563号公報に記載されたものが知られ
ている。
【0003】以下、その浴室暖房乾燥機について図12
を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、浴槽101と洗い場10
2とを備えた浴室Cの上部に浴室暖房乾燥機Aが設けら
れ、浴室暖房乾燥機Aの機器本体としての暖房乾燥機ユ
ニットA1は、吸気口103と、吹出し口104と、浴
室Cの天井105側に取付け自在な取付け部106とを
備えたケーシング107内に、浴室C内を暖房するため
の暖房運転モードと浴室C内の衣類等の被乾燥物Dを乾
燥するための乾燥運転モードとに切換自在な加熱式の循
環手段108と、吹出し口104から浴室C内に戻され
る空気の吹出し方向を乾燥用吹出し方向と暖房用吹出し
方向とに切換自在な切換手段109とをユニット状に組
み付けて構成されていた。
【0005】そして、切換手段109は、電動モータM
にて可動ルーバー110の向きを変更して、吹出し口1
04からの吹出し方向を切換自在に構成されていた。
【0006】そして、暖房乾燥機ユニットA1を、吹出
し口104が浴槽101の真上に開口する状態で、浴室
Cの天井105側に取り付けて、吹出し口104と浴槽
101との間の空間が、乾燥運転時における被乾燥物D
の乾燥予定場所111として設けられ、この乾燥予定場
所111には、被乾燥物Dを吊下げ支持する吊下げ具D
1が着脱自在に設けられていた。
【0007】上記構成により、乾燥運転モードが指令さ
れると、循環用通風路112を通して暖房乾燥用熱交換
器113で加熱された空気を浴槽101上部の乾燥予定
場所111に向けた真下向きに吹き出して被乾燥物Dを
乾燥していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の浴室
換気乾燥機では、可動ルーバー110の形状や吹出し方
向による吹出し風速の失速、風向ルーバーの動作速度、
被乾燥物Dの位置、形状による温風の当たり方など乾燥
むらが生じやすく、十分な乾燥を得るには乾燥むらがな
くなるまで運転を継続するしかなかった。しかしながら
生活スタイルの多様化、省エネルギーの観点からこの乾
燥効率を向上し、乾燥運転時間を短縮することが要求さ
れている。
【0009】また、浴室の多様化により浴室換気乾燥機
の設置場所も柔軟に対応できることが要求されている。
【0010】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、被乾燥物(衣類)の乾燥効率が良く、設
置場所に柔軟に対応可能な浴室換気乾燥機の制御方法を
提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、換気乾燥運転時、リモコン操作部を操作す
ることにより循環用空気吐出口に設けた風向ルーバーを
スイング(往復動作)させ、浴室内に吊り下げた衣類を
乾燥させるように構成したものである。
【0012】これにより、乾燥むらが生じにくく乾燥効
率の高い浴室換気乾燥機の制御方法が得られる。
【0013】また他の手段は、換気乾燥運転時、スイン
グモード設定時の風向ルーバーの作動速度をモーター制
御により、前記風向ルーバーの通過回数の多い中央付近
と通過回数の少ない両端付近とで可変させながら、浴室
内に吊り下げた衣類を乾燥させるように構成したもので
ある。
【0014】これにより、衣類の吊り下げ位置に関係な
く温風の当たり方を均等にでき、乾燥むらが生じにくく
乾燥効率の高い浴室換気乾燥機の制御方法が得られる。
【0015】また他の手段は、換気乾燥運転時、循環用
空気吐出口に設けた風向ルーバーの位置により循環ファ
ンのモーターの回転数を変更し、吹出し風速を可変する
ように制御しながら、浴室内に吊り下げた衣類を乾燥さ
せるように構成したものである。
【0016】これにより、衣類の吊り下げ位置に関係な
く温風の当たり方を均等にでき、乾燥むらが生じにくく
乾燥効率の高い浴室換気乾燥機の制御方法が得られる。
【0017】また他の手段は、換気乾燥運転時、スイン
グモード設定時の風向ルーバーの作動速度をモーター制
御により、前記風向ルーバーの通過回数の多い中央付近
では比較的高速移動かつ循環ファンのモーターの回転数
を(小)とし、前記風向ルーバーの通過回数の少ない両
端付近では前記風向ルーバーを低速移動かつ循環ファン
のモーターの回転数を(中)または(高)とするように
制御し、浴室内に吊り下げた衣類を乾燥させるように構
成したものである。
【0018】これにより、乾燥むらの生じやすい部分に
集中的に温風を当てることができ、さらに乾燥効率の高
い浴室換気乾燥機の制御方法が得られる。
【0019】また他の手段は、換気乾燥運転時、乾燥運
転初期の衣類の水分量が多い時は、風向ルーバーのスイ
ング速度を遅めに設定し、制御手段にあらかじめ記憶し
た時間が経過し、ある程度衣類の水分量が少なくなった
とき(乾燥運転後期)に、スイング速度が早まるように
設定し、かつ前記乾燥運転初期から乾燥運転後期まで、
風量は風向ルーバーが往復動作する中央付近よりも、両
端付近が多くなるように循環ファンのモーターの回転数
を上げるように制御し、浴室内に吊り下げた衣類を乾燥
させるように構成したものである。
【0020】これにより、乾燥時間を短くすることがで
きる。
【0021】また他の手段は、換気乾燥運転時、乾燥運
転初期の衣類の水分量が多い時は、制御手段にあらかじ
め記憶した位置に風向ルーバーを固定し、この位置にて
前記制御手段にあらかじめ記憶した時間だけ集中的に温
風を吹きかけ前記記憶した時間経過後、次の記憶した風
向ルーバー位置にてあらかじめ記憶した時間だけ集中的
に温風を吹きかける制御を以後繰り返し、部分的に急激
に乾燥させその後、換気乾燥運転開始からあらかじめ記
憶した時間経過後、前記風向ルーバーが往復動作を行う
ように制御し、浴室内に吊り下げた衣類を乾燥させるよ
うに構成したものである。
【0022】これにより、乾燥時間を短くすることがで
きる。
【0023】また他の手段は、換気乾燥運転時のスイン
グモードの往復動作範囲において、制御手段にあらかじ
め記憶した動作範囲を浴室換気乾燥機に設けたスライド
スイッチを切り換えることにより、任意の往復動作範囲
に設定し、浴室内に吊り下げた衣類を乾燥させるように
構成したものである。
【0024】これにより、浴室換気乾燥機の設置状態に
適した方向に温風を吹出し可能となり、浴室の多様化に
よる浴室換気乾燥機の設置場所について柔軟に対応で
き、かつ乾燥むらが生じにくく乾燥効率の高い浴室換気
乾燥機の制御方法が得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、浴室の上部に設けた浴室換気乾燥機内に、換気用空
気吸込口より浴室内空気を吸い込み、吸い込んだ空気を
前記浴室外部に放出する排気口を設けた換気手段と、循
環用空気吸込口から浴室内の空気を吸引して循環用空気
吐出口から前記浴室内に循環する空気を加熱する加熱手
段を送風経路上に設けた循環手段と、制御手段を設け、
前記制御手段と前記浴室の入口等に備えたリモコン操作
部とを双方向に通信可能に接続し、前記リモコン操作部
を操作することにより前記循環用空気吐出口に設けた風
向ルーバーをスイング(往復動作)させ、前記浴室内に
吊り下げた衣類を乾燥させるものであり、乾燥むらを生
じにくくするという作用を有する。
【0026】請求項2に記載の発明は、換気乾燥運転
時、スイングモード設定時の風向ルーバーの作動速度を
モーター制御により、前記風向ルーバーの通過回数の多
い中央付近では高速で移動し、通過回数の少ない両端付
近では前記風向ルーバーを低速にて移動させ浴室内に吊
り下げた衣類を乾燥させるものであり、吹出し方向によ
る吹出し風速の失速をなくし衣類の位置による温風の当
たり方を均等にでき、乾燥むらを生じにくくするという
作用を有する。
【0027】請求項3に記載の発明は、換気乾燥運転
時、循環用空気吐出口に設けた風向ルーバーの位置によ
り循環ファンのモーターの回転数を変更し、吹出し風速
を可変するように制御しながら、浴室内に吊り下げた衣
類を乾燥させるものであり、衣類の吊り下げ位置に関係
なく温風の当たり方を均等にでき、乾燥むらを生じにく
くするという作用を有する。
【0028】請求項4に記載の発明は、換気乾燥運転
時、スイングモード設定時の風向ルーバーの作動速度を
モーター制御により、前記風向ルーバーの通過回数の多
い中央付近では高速移動かつ循環ファンのモーターの回
転数を(小)とし、前記風向ルーバーの通過回数の少な
い両端付近では前記風向ルーバーを低速移動かつ循環フ
ァンのモーターの回転数を(中)または(高)とするよ
うに制御し、浴室内に吊り下げた衣類を乾燥させるもの
であり、乾燥むらの生じやすい部分に集中的に温風を当
てることができるという作用を有する。
【0029】請求項5に記載の発明は、換気乾燥運転
時、乾燥運転初期の衣類の水分量が多い時は、風向ルー
バーのスイング速度を遅めに設定し、制御手段にあらか
じめ記憶した時間が経過し、衣類の水分量が少なくなっ
たとき(乾燥運転後期)に、スイング速度が早まるよう
に設定し、かつ前記乾燥運転初期から乾燥運転後期ま
で、風量は風向ルーバーが往復動作する中央付近より
も、両端付近が多くなるように循環ファンのモーターの
回転数を上げるように制御し、浴室内に吊り下げた衣類
を乾燥させるものであり、乾燥むらの生じやすい部分に
集中的に温風を当てることができ、乾燥時間を短縮する
ことができるという作用を有する。
【0030】請求項6に記載の発明は、換気乾燥運転
時、乾燥運転初期の衣類の水分量が多い時は、制御手段
にあらかじめ記憶した位置に風向ルーバーを固定し、こ
の位置にて前記制御手段にあらかじめ記憶した時間だけ
集中的に温風を吹きかけ前記記憶した時間経過後、次の
記憶した風向ルーバー位置にてあらかじめ記憶した時間
だけ集中的に温風を吹きかける制御を以後繰り返し、部
分的に急激に乾燥させその後、換気乾燥運転開始からあ
らかじめ記憶した時間経過後、前記風向ルーバーが往復
動作を行うように制御し、浴室内に吊り下げた前記衣類
を乾燥させるものであり、乾燥むらの生じやすい部分に
集中的に温風を当てることができ、乾燥時間を短縮する
ことができるという作用を有する。
【0031】請求項7に記載の発明は、換気乾燥運転時
のスイングモードの往復動作範囲において、制御手段に
あらかじめ記憶した動作範囲を浴室換気乾燥機に設けた
スライドスイッチを切り換えることにより、任意の往復
動作範囲に設定し、浴室内に吊り下げた衣類を乾燥させ
るものであり、適した方向に温風を吹出し可能とし、浴
室の多様化による浴室換気乾燥機の設置場所も柔軟に対
応でき、かつ乾燥むらが生じにくいという作用を有す
る。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。
【0033】(実施例1)図1は本発明の一実施例の浴
室換気乾燥機を示したものであり、図1において浴室換
気乾燥機12は、浴室9の上部に設けられ、換気用空気
吸込口5より浴室内空気を吸い込み、浴室外部に対して
吸い込んだ空気を放出する排気口6を設けた換気手段1
と、循環手段2と制御手段4より成り、循環手段2は循
環用空気吸込口7から浴室9内の空気を吸引して循環用
空気吐出口8から浴室9内に戻す循環ファン(シロッコ
で図示せず)と、この循環ファンにて循環される空気を
加熱する加熱手段3とを送風経路上に設けている。
【0034】また、循環送風する際の吹出し方向を変更
できる風向ルーバー13を循環用空気吐出口8に設けて
いる。
【0035】さらに、浴室9内には乾燥対象である衣類
吊り下げ用パイプ10が設置され、この衣類吊り下げ用
パイプ10には衣類11が吊り下げられている。
【0036】制御手段4は、マイクロコンピュータを主
要部とし、浴室の入口等に備えられたリモコン操作部3
1と双方向に通信可能に接続されている。
【0037】リモコン操作部31は、図2に示すよう
に、循環ファンの通風動作や換気動作を実行する涼風モ
ードを指令する涼風スイッチ32、換気モードを指令す
る換気スイッチ33、浴室暖房モードを指令する浴室暖
房指令手段としての浴室暖房スイッチ34、浴室内の乾
燥を行う乾燥モードを指令する乾燥スイッチ35、各モ
ードにおける風向を設定する風向スイッチ36、タイマ
ー時間を設定するタイマー設定スイッチ37が設けられ
ている。
【0038】また、スイングモードに設定されているこ
とを表示するスイングモード表示ランプ38と設定残時
間を表示する時間表示ランプが設けられている。
【0039】また、涼風スイッチ32、換気スイッチ3
3、浴室暖房スイッチ34、乾燥スイッチ35の近くに
は、循環ファン強度の強弱2種の夫々の状態を表示する
モード表示ランプ32a〜35a「弱」、32b〜35
b「強」が設けられている。
【0040】上記構成により、浴室9内の衣類吊り下げ
用パイプ10に吊り下げられている衣類11を乾燥させ
るときは、リモコン操作部31により乾燥スイッチ35
を操作し、換気手段1による換気運転と循環手段2と加
熱手段3による循環空気の送風加熱運転をすることによ
って換気乾燥運転を開始する(以下、換気手段1による
換気運転と循環手段2と加熱手段3による循環空気の送
風加熱運転を換気乾燥運転と称する。)。
【0041】そして、乾燥スイッチ35を操作すると、
循環手段2に設けられた循環ファンの強弱によりモード
表示ランプ35aまたは35bを点灯させる。循環ファ
ンは、通風能力(回転数)が強弱2段階に切り換え自在
で、乾燥スイッチ35の初回の操作においては「強」
(モード表示ランプ35b)に設定され、乾燥スイッチ
35を再度操作すると、「弱」(モード表示ランプ35
a)に設定される。このとき、タイマー設定スイッチ3
7で衣類11の量などにより任意の乾燥時間を設定する
ことができる。
【0042】風向スイッチ36は、モーターにより各モ
ードにおける風向を設定でき、初回の操作から6回目の
操作まで各操作段階により6つの風向を設定できるよう
になっている。(図10(あ)〜(か)参照)そして、
7回目の操作でスイングモードに設定されると、スイン
グモード表示ランプ38を表示し、風向ルーバー13を
可変(往復動作)させることができるので、風向ルーバ
ー13を可変(往復動作)させ、衣類11を乾燥させ
る。その後、前記設定時間が経過するかまたは、乾燥ス
イッチ35が再度操作されると、循環ファンの運転を停
止させ、モード表示ランプおよび時間表示ランプを消灯
させる。
【0043】そして、再び乾燥スイッチ35が操作され
ると前回の設定から始まるように制御されているので、
例えば、スイングモードに設定する場合でも、必ずしも
7回目の操作とはならない。
【0044】次に図3に示すチャートに基づいて本実施
例における乾燥運転部分だけの制御方法について説明す
る。
【0045】まず、乾燥運転の始まりであるスタートと
なる第20ステップより始まり、換気手段ON(第21
ステップ)、加熱手段ON(第22ステップ)、回転数
固定で循環モーターON(第23ステップ)する。次に
第24ステップで風向の設定をスイングモードにするか
しないかを判断し、スイングモードにしないならば第2
5ステップに進み風向ルーバー13を固定するが、スイ
ングモードにするならば第26ステップに進み、風向ル
ーバー13の往復動作を始めることができる(この場合
の動作速度は固定とする。)。
【0046】このように、風向ルーバー13を可変(往
復動作)させることにより、従来風向ルーバーを固定し
て運転していたのと比べ、乾燥むらをなくすことができ
る。
【0047】(実施例2)以下、換気乾燥運転時におけ
るスイングモードの制御方法について述べる。
【0048】通常、換気乾燥運転時、循環ファンの回転
数が一定で、風向ルーバー13を往復動作させると、循
環送風させる温風が一方向に集中するのを防止でき、乾
燥むらを防止することができる。しかし、風向ルーバー
13にて往復動作をする際、往復動作する中央付近(図
1の風向ルーバー13の(b)の位置)は温風が通過す
る回数が多くなり早く乾燥するが、往復動作する両端付
近(図1の風向ルーバー13の(a)と(c)の位置)
は温風の通過する回数が中央付近に比べ少なく乾燥むら
が生じる。
【0049】それゆえ、スイングモード設定時の風向ル
ーバー13の作動速度をモーター制御により、風向ルー
バー13の通過回数の多い中央付近では高速で移動し、
両端付近では風向ルーバー13を低速にて移動させ衣類
11を乾燥させる。
【0050】次に図4に示すチャートに基づいて本実施
例における制御方法について説明する。
【0051】まず、乾燥運転の始まりであるスタートと
なる第40ステップより始まり、換気手段ON(第41
ステップ)、加熱手段ON(第42ステップ)、回転数
固定で循環モーターON(第43ステップ)する。次に
第44ステップで風向の設定をスイングモードにするか
しないかを判断し、スイングモードにしないならば第4
5ステップに進み風向ルーバー13を固定し、スイング
モードにするならば第46ステップに進み往復動作を始
める。
【0052】そして、第47ステップに進み風向ルーバ
ー13の位置を確認し、風向ルーバー13の位置が
(a)付近ならば、第48ステップに進み風向ルーバー
の動作速度を低速にし、(a)付近でないならば、第4
9ステップに進み風向ルーバー13の位置が(b)付近
かを確認する。そして、風向ルーバー13の位置が
(b)付近ならば、第50ステップに進み風向ルーバー
の動作速度を高速にし、(b)付近でないならば、第5
1ステップに進み風向ルーバー13の位置が(c)付近
かを確認する。そして、風向ルーバー13の位置が
(c)付近ならば、第52ステップに進み風向ルーバー
の動作速度を低速にし、(c)付近でないならば、第4
4ステップに戻る。
【0053】上記構成により、往復動作での温風の通過
回数による乾燥むらを防止し、より乾燥運転を効率化す
ることができる。
【0054】(実施例3)以下、換気乾燥運転時におけ
るスイングモードの制御方法について述べる。
【0055】通常、風向ルーバー13動作範囲の両端付
近の失速が大きく、風向ルーバー13の動作範囲の両端
方向の衣類11に乾燥むらが生じる(図1の風向ルーバ
ー13の(b)<(a)<(c)の位置順)ため、
(b)の位置よりも(a)の位置、(a)の位置よりも
(c)の位置の循環用空気吹出口8に風向ルーバー13
が向いたときに循環ファンのモーターの回転数を上げる
ように制御する(例えば風向ルーバー13が(b)の位
置のときはモーター回転数(小)、(a)の位置のとき
はモーター回転数(中)、(c)の位置のときはモータ
ー回転数(大)とする。)。
【0056】次に図5に示すチャートに基づいて本実施
例における制御方法について説明する。
【0057】まず、乾燥運転の始まりであるスタートと
なる第60ステップより始まり、換気手段ON(第61
ステップ)、加熱手段ON(第62ステップ)する。次
に第63ステップに進み風向の設定をスイングモードに
するかしないかを判断し、スイングモードにしないなら
ば第64ステップに進み風向ルーバー13を固定し、ス
イングモードにするならば第65ステップに進み往復動
作を始める。この時の動作速度は固定とする。
【0058】そして、第66ステップに進み、風向ルー
バー13の位置を確認し、風向ルーバー13の位置が
(a)付近ならば、第67ステップに進み回転数が
(中)になるように循環モーターをONさせる。風向ル
ーバーの位置が(a)付近でないならば、第68ステッ
プに進み風向ルーバー13の位置が(b)付近かを確認
する。そして、風向ルーバー13の位置が(b)付近な
らば、第69ステップに進み回転数が(小)になるよう
に循環モーターをONさせる。風向ルーバーの位置が
(b)付近でないならば、第70ステップに進み風向ル
ーバー13の位置が(c)付近かを確認する。そして、
風向ルーバー13の位置が(c)付近ならば、第71ス
テップに進み回転数が(高)になるように循環モーター
をONさせる。風向ルーバーの位置が(c)付近でない
ならば、第63ステップに戻る。
【0059】上記構成により、風向ルーバー13の失速
の大きい両端付近では制御手段4により循環手段2へ風
速をUPさせるように制御することで風向ルーバー13
の向きによる循環風速の失速を防ぎ乾燥むらを防止し、
より乾燥運転を効率化することができる。
【0060】なお、本実施例の説明では、温風風速の失
速が大きい場所を風向ルーバー動作範囲の両端付近とし
たが、浴室換気乾燥機の構造により温風風速の失速が大
きい場所がどこであっても同様に実施可能である。
【0061】(実施例4)以下、換気乾燥運転時におけ
る制御方法について述べる。
【0062】通常、風向ルーバー13動作範囲の両端付
近の失速が大きく、風向ルーバー13の動作範囲の両端
方向の衣類11に乾燥むらが生じる(図1の風向ルーバ
ー13の(b)<(a)<(c)の位置順)ため、図1
に示すように、(b)の位置よりも(a)の位置、
(a)の位置よりも(c)の位置の循環用空気吹出口8
に風向ルーバー13が向いたときに循環ファンのモータ
ーの回転数を上げるように制御する(例えば風向ルーバ
ー13が(b)の位置のときはモーター回転数(小)、
(a)の位置のときはモーター回転数(中)、(c)の
位置のときはモーター回転数(大)とする。)。
【0063】さらに、風向ルーバー13の通過回数の多
い中央付近である(b)の位置では風向ルーバー13を
高速で移動し、両端付近である(a)と(c)の位置で
は風向ルーバー13を低速にて移動させ衣類11を乾燥
させる。
【0064】次に図6に示すチャートに基づいて本実施
例における制御方法について説明する。
【0065】まず、乾燥運転の始まりであるスタートと
なる第72ステップより始まり、換気手段ON(第73
ステップ)、加熱手段ON(第74ステップ)する。次
に第75ステップに進み風向の設定をスイングモードに
するかしないかを判断し、スイングモードにしないなら
ば第76ステップに進み風向ルーバー13を固定し第8
4ステップに進み、スイングモードにするならば第77
ステップに進み風向ルーバー13の往復動作を始める。
【0066】そして、第78ステップに進み、風向ルー
バー13の位置を確認し、風向ルーバー13の位置が
(a)付近ならば、第79ステップに進み風向ルーバー
13を低速移動で運転させる。風向ルーバーの位置が
(a)付近でないならば、第80ステップに進み風向ル
ーバー13の位置が(b)付近かを確認する。そして、
風向ルーバー13の位置が(b)付近ならば、第81ス
テップに進み風向ルーバー13を高速移動で運転させ
る。風向ルーバーの位置が(b)付近でないならば、第
82ステップに進み風向ルーバー13の位置が(c)付
近かを確認する。そして、風向ルーバー13の位置が
(c)付近ならば、第83ステップに進み風向ルーバー
13を低速移動で運転させる。風向ルーバーの位置が
(c)付近でないならば、第84ステップに進み風向ル
ーバー13の位置を確認し、風向ルーバー13の位置が
(a)付近ならば、第85ステップに進み循環モーター
を中回転で運転させる。風向ルーバーの位置が(a)付
近でないならば、第86ステップに進み風向ルーバー1
3の位置が(b)付近かを確認する。そして、風向ルー
バー13の位置が(b)付近ならば、第87ステップに
進み循環モーターを小回転で運転させる。風向ルーバー
の位置が(b)付近でないならば、第88ステップに進
み風向ルーバー13の位置が(c)付近かを確認する。
そして、風向ルーバー13の位置が(c)付近ならば、
第89ステップに進み循環モーターを高回転で運転させ
る。風向ルーバーの位置が(c)付近でないならば、第
75ステップに戻る。
【0067】上記構成により、風向ルーバー13の向き
による循環風速の失速を防ぎ、かつ、往復動作での温風
の通過回数による乾燥むらを防止することにより乾燥運
転をさらに効率化することができる。
【0068】(実施例5)以下、換気乾燥運転時におけ
るスイングモードの制御方法について説明する。
【0069】図2に示すリモコン操作部31の「乾燥」
の運転モードを操作すると、循環ファンの「強」モード
であるモード表示ランプ35bを点灯させる。そして、
乾燥運転初期の衣類11の水分量が多い時は、風向ルー
バーのスイング速度を遅めに設定し、制御手段4にあら
かじめ記憶された時間が経過し、ある程度衣類11の水
分量が少なくなったとき(乾燥運転後期)に、スイング
速度が早まるように設定している。
【0070】さらに、乾燥初期の衣類11の水分量が多
い時(乾燥運転初期)から乾燥終了時の仕上げまで(乾
燥運転後期)、風量は風向ルーバー13が往復動作する
中央付近よりも、両端付近が多くなるように循環ファン
のモーターの回転数を上げるように制御している。ま
た、設定後の残時間を表示する時間表示ランプにより、
乾燥終了までの残時間がわかるようになっている。そし
て、予め設定している設定終了時間が経過すると、自動
的に運転が停止するように設定している。前記一連のプ
ログラムを制御手段4のマイクロコンピュータにて行
う。
【0071】また、設定時間が経過する前であっても、
運転中のモード指令用スイッチ(乾燥スイッチ35)が
再度、操作されると運転を停止させる。
【0072】次に図7に示すチャートに基づいて本実施
例における制御方法について説明する。
【0073】まず、乾燥運転の始まりであるスタートと
なる第301ステップより始まり、換気手段ON(第3
02ステップ)、加熱手段ON(第303ステップ)、
タイマーONし、タイマーをスタートする。(第304
ステップ)次に、第305ステップに進み風向の設定を
スイングモードにするかしないかを判断し、スイングモ
ードにしないならば第306ステップに進み風向ルーバ
ー13を固定し、スイングモードにするならば第307
ステップに進み乾燥運転の初期か後期かを判断し、初期
でないならば(すなわち後期)第308ステップに進み
風向ルーバー13の往復動作を高速で行う。乾燥運転初
期ならば、第309ステップに進み風向ルーバー13の
往復動作を低速で行う。そして、乾燥運転初期・後期・
風向ルーバー固定いずれの場合も第310ステップに進
み、風向ルーバー13の位置を確認し、風向ルーバー1
3の位置が(a)付近ならば、第311ステップに進み
循環モーターの回転数を(中)で運転させる。風向ルー
バーの位置が(a)付近でないならば、第312ステッ
プに進み風向ルーバー13の位置が(b)付近かを確認
する。そして、風向ルーバー13の位置が(b)付近な
らば、第313ステップに進み循環モーターの回転数を
(小)で運転させる。風向ルーバーの位置が(b)付近
でないならば、第314ステップに進み風向ルーバー1
3の位置が(c)付近かを確認する。そして、風向ルー
バー13の位置が(c)付近ならば、第315ステップ
に進み循環モーターの回転数を(高)で運転させる。風
向ルーバーの位置が(c)付近でないならば、第305
ステップに戻る。
【0074】上記構成により、乾燥むらを防止し、乾燥
運転時間を短縮することができる。
【0075】(実施例6)以下、換気乾燥運転時におけ
る制御方法について述べる。
【0076】図2に示すリモコン操作部31の「乾燥」
の運転モードを操作すると、循環ファンの「強」モード
であるモード表示ランプ35bを点灯させる。そして、
乾燥初期の衣類11の水分量が多い時は、制御手段4に
あらかじめ記憶した風向ルーバー位置(6段階の設定が
可能/例えば図10(あ)の位置)に風向ルーバー13
を固定し、その位置にて制御手段4にあらかじめ記憶し
た時間(例えば30秒間)だけ集中的に温風を吹きかけ
記憶した時間経過(30秒)後、次の記憶した風向ルー
バー位置(例えば(い)の位置)にてあらかじめ記憶し
た時間(例えば30秒間)だけ集中的に温風を吹きかけ
る制御を以後繰り返し、部分的に急激に乾燥させる。そ
の後、換気乾燥運転開始からあらかじめ記憶した時間
(A)経過後(例えば20分後)、実施例4で説明した
往復動作を行い衣類の乾燥むらを防止する。
【0077】そして、あらかじめ設定した運転終了設定
時間(B)(例えば40分)が経過すると、自動的に運
転が停止するようになっている。(図8参照)また、運
転終了設定時間(例えば40分)が経過する前であって
も、運転中のモード指令用スイッチ(乾燥スイッチ3
5)が再度、操作されると運転を停止させる。
【0078】また、運転終了設定後の残時間を表示する
時間表示ランプが設けられ、乾燥終了時間までの残時間
がわかるようになっている。
【0079】次に図9に示すチャートに基づいて本実施
例における制御方法について説明する。
【0080】まず、乾燥運転の始まりであるスタートと
なる第201ステップより始まり、換気手段ON(第2
02ステップ)、加熱手段ON(第203ステップ)、
タイマーONし、タイマーをスタートする(第204ス
テップ)。
【0081】次に、第205ステップに進み、制御手段
にあらかじめ記憶した風向ルーバー位置(例えば(あ)
の位置)に風向ルーバーを固定し、かつ制御手段にあら
かじめ記憶した時間(例えば30秒間)だけ集中的に温
風を吹きかけ記憶した時間経過(30秒)後、第206
ステップに進み次のあらかじめ記憶した風向ルーバー位
置(例えば(い)の位置)に風向ルーバーを固定し、あ
らかじめ記憶した時間(例えば30秒間)だけ集中的に
温風を吹きかける。記憶した時間経過(30秒)後、第
207ステップに進み次のあらかじめ記憶した風向ルー
バー位置(例えば(う)の位置)に風向ルーバーを固定
し、あらかじめ記憶した時間(例えば30秒間)だけ集
中的に温風を吹きかけ記憶した時間経過(30秒)後、
第208ステップに進み次のあらかじめ記憶した風向ル
ーバー位置(例えば(え)の位置)に風向ルーバーを固
定し、あらかじめ記憶した時間(例えば30秒間)だけ
集中的に温風を吹きかけ記憶した時間経過(30秒)
後、第209ステップに進み次のあらかじめ記憶した風
向ルーバー位置(例えば(お)の位置)に風向ルーバー
を固定し、あらかじめ記憶した時間(例えば30秒間)
だけ集中的に温風を吹きかけ記憶した時間経過(30
秒)後、第210ステップに進み次のあらかじめ記憶し
た風向ルーバー位置(例えば(か)の位置)に風向ルー
バーを固定し、あらかじめ記憶した時間(例えば30秒
間)だけ集中的に温風を吹きかける。
【0082】次に第211ステップに進み換気乾燥運転
開始からあらかじめ記憶した時間(A)が経過したかを
判断し、経過していないならば第205ステップに戻
り、経過しているならば第212ステップに進み風向ル
ーバー13の往復動作を始める。
【0083】次に第213ステップに進み風向ルーバー
13の位置を確認し、風向ルーバー13の位置が(あ)
または(い)付近ならば、第214ステップに進み循環
モーターの回転数を(中)で運転させる。次に第215
ステップに進み風向ルーバー13を低速移動させ第22
2ステップに進む。風向ルーバーの位置が(あ)または
(い)付近でないならば、第216ステップに進み風向
ルーバー13の位置が(う)または(え)付近かを確認
する。そして、風向ルーバー13の位置が(う)または
(え)付近ならば、第217ステップに進み循環モータ
ーの回転数を(小)で運転させる。次に第218ステッ
プに進み風向ルーバー13を高速移動させ第222ステ
ップに進む。風向ルーバーの位置が(う)または(え)
付近でないならば、第219ステップに進み風向ルーバ
ー13の位置が(お)または(か)付近かを確認する。
【0084】そして、風向ルーバー13の位置が(お)
または(か)付近ならば、第220ステップに進み循環
モーターの回転数を(高)で運転させる。次に第221
ステップに進み風向ルーバー13を低速移動させ第22
2ステップに進む。風向ルーバーの位置が(お)または
(か)付近でないならば、第222ステップに進みあら
かじめ設定した時間(運転終了設定時間B−換気乾燥運
転開始からあらかじめ記憶した時間A)が経過したかを
判断し、経過していないならば第213ステップに戻
り、経過しているならば第223ステップに進み運転を
終了させる。
【0085】上記構成により、乾燥むらを防止し、乾燥
運転時間を短縮することができる。
【0086】なお、制御パターンは上記実施例に限ら
ず、例えば風向ルーバー位置も4段階にするなど6段階
までなら任意に選択可能である。
【0087】また、実験等により決定した任意の動作パ
ターンでも同様に実施可能であり、また乾燥状態の判定
を運転時間により制御したが、センサー等により乾燥状
態を判定しても同様に実施可能であることは言うまでも
ない。
【0088】(実施例7)以下、換気乾燥運転時におけ
るスイングモードの制御方法について説明する。
【0089】図11に示すように、浴室換気乾燥機12
にスライドスイッチ39を設けている。スライドスイッ
チ39はスイングモードの往復動作範囲を全体/右側/
左側の3段階に切り換え可能で、使用者があらかじめ衣
類11の設置位置等に応じて設定しておくことができる
ようになっている。
【0090】例えば、通常、循環用空気吐出口8に設け
た風向ルーバー13を往復動作させる場合は、あらかじ
め記憶した往復動作範囲14にて往復動作を行う。しか
し、図11に見られるように浴室換気乾燥機12の設置
場所によっては、あらかじめ記憶した往復動作範囲14
の一部にしか衣類11が吊り下げられず、あらかじめ記
憶した往復動作範囲14のほとんどの領域において温風
があたらず乾燥効率が著しく低下してしまうような場合
には、あらかじめスライドスイッチ39を任意(本実施
例では左側)の位置に設定し、乾燥運転をスタートさせ
れば、任意の往復動作範囲15(左側)で風向ルーバー
13を往復動作させることができる。
【0091】上記構成により、浴室換気乾燥機の設置場
所や衣類の吊り下げ位置によらず最適な方向に温風を吹
出し可能とし、浴室換気乾燥機の設置場所も柔軟に対応
でき、かつ乾燥むらが生じにくく乾燥効率の高い浴室換
気乾燥機を提供することができる。
【0092】なお、本実施例では乾燥運転をスタートさ
せる前にスライドスイッチ39を任意の位置に設定した
が、乾燥運転をスタートさせた後にスライドスイッチ3
9を任意の位置に設定しても作用効果はかわらない。
【0093】また、本実施例では、浴室換気乾燥機上の
スライドスイッチにより動作範囲を設定したが、スイッ
チはスライドスイッチに限るものではなく、スライドス
イッチの切換段階も3段階に限定されるものではない。
【0094】また、制御手段に接続されるリモコン操作
部により動作範囲を設定することも可能である。
【0095】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吹出し方
向による吹出し風速の失速をなくし衣類の位置による温
風の当たり方を均等にでき、乾燥むらが生じにくく乾燥
効率の高い浴室換気乾燥機の制御方法を提供できる。
【0096】また、乾燥むらの生じやすい部分に集中的
に温風を当てることができる。
【0097】また、浴室換気乾燥機の設置状態に適した
方向に温風を吹出し可能とし、浴室の多様化による浴室
換気乾燥機の設置場所について柔軟に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜4の浴室換気乾燥機の制御
方法の構成を示す概略図
【図2】同実施例1、実施例5、実施例6の浴室換気乾
燥機の制御方法のリモコン操作部の構成を示す概略図
【図3】同実施例1の浴室換気乾燥機の制御方法を示す
フローチャート
【図4】同実施例2の浴室換気乾燥機の制御方法を示す
フローチャート
【図5】同実施例3の浴室換気乾燥機の制御方法を示す
フローチャート
【図6】同実施例4の浴室換気乾燥機の制御方法を示す
フローチャート
【図7】同実施例5の浴室換気乾燥機の制御方法を示す
フローチャート
【図8】同実施例6の浴室換気乾燥機の制御方法を示す
タイムチャート
【図9】同実施例6の浴室換気乾燥機の制御方法を示す
フローチャート
【図10】同実施例6の浴室換気乾燥機の制御方法の構
成を示す概略図
【図11】同実施例7の浴室換気乾燥機の制御方法の構
成を示す概略図
【図12】従来の浴室暖房乾燥機と浴室の構成を示す概
略図
【符号の説明】
1 換気手段 2 循環手段 3 加熱手段 4 制御手段 5 換気用空気吸込口 6 排気口 7 循環用空気吸込口 8 循環用空気吐出口 9 浴室 11 衣類 12 浴室換気乾燥機 13 風向ルーバー 14 あらかじめ記憶した往復動作範囲 15 任意の往復動作範囲 31 リモコン操作部 39 スライドスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F26B 3/04 F26B 3/04 4L019 9/02 9/02 A 21/04 21/04 A 25/00 25/00 A (72)発明者 山本 一成 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 持田 正幸 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 Fターム(参考) 3L056 BD07 BE01 BF01 3L058 BD03 BE05 BG04 BG05 3L060 AA03 AA08 CC08 CC19 EE45 3L072 AA05 AB06 AE03 AG05 3L113 AA01 AB02 AC01 AC48 AC49 AC52 AC53 AC54 AC63 AC67 AC72 AC78 BA14 CB01 CB24 CB25 CB34 CB35 DA10 DA11 DA16 4L019 BA02 BA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室の上部に設けた浴室換気乾燥機内
    に、換気用空気吸込口より浴室内空気を吸い込み、吸い
    込んだ空気を前記浴室外部に放出する排気口を設けた換
    気手段と、循環用空気吸込口から前記浴室内の空気を吸
    引して循環用空気吐出口から前記浴室内に循環する空気
    を加熱する加熱手段を送風経路上に設けた循環手段と、
    制御手段を設け、前記制御手段と前記浴室の入口等に備
    えたリモコン操作部とを双方向に通信可能に接続し、前
    記リモコン操作部を操作することにより前記循環用空気
    吐出口に設けた風向ルーバーをスイング(往復動作)さ
    せ、前記浴室内に吊り下げた衣類を乾燥させる浴室換気
    乾燥機の制御方法。
  2. 【請求項2】 換気乾燥運転時、スイングモード設定時
    の風向ルーバーの作動速度をモーター制御により、前記
    風向ルーバーの通過回数の多い中央付近では高速で移動
    し、通過回数の少ない両端付近では前記風向ルーバーを
    低速にて移動させ浴室内に吊り下げた衣類を乾燥させる
    請求項1記載の浴室換気乾燥機の制御方法。
  3. 【請求項3】 換気乾燥運転時、循環用空気吐出口に設
    けた風向ルーバーの位置により循環ファンのモーターの
    回転数を変更し、吹出し風速を可変するように制御しな
    がら、浴室内に吊り下げた衣類を乾燥させる請求項1記
    載の浴室換気乾燥機の制御方法。
  4. 【請求項4】 換気乾燥運転時、スイングモード設定時
    の風向ルーバーの作動速度をモーター制御により、前記
    風向ルーバーの通過回数の多い中央付近では高速移動か
    つ循環ファンのモーターの回転数を(小)とし、前記風
    向ルーバーの通過回数の少ない両端付近では前記風向ル
    ーバーを低速移動かつ循環ファンのモーターの回転数を
    (中)または(高)とするように制御し、浴室内に吊り
    下げた衣類を乾燥させる請求項1記載の浴室換気乾燥機
    の制御方法。
  5. 【請求項5】 換気乾燥運転時、乾燥運転初期の衣類の
    水分量が多い時は、風向ルーバーのスイング速度を遅め
    に設定し、制御手段にあらかじめ記憶した時間が経過
    し、衣類の水分量が少なくなったとき(乾燥運転後期)
    に、スイング速度が早まるように設定し、かつ運転初期
    から乾燥運転後期まで、風量は風向ルーバーが往復動作
    する中央付近よりも、両端付近が多くなるように循環フ
    ァンのモーターの回転数を上げるように制御し、浴室内
    に吊り下げた衣類を乾燥させる請求項1記載の浴室換気
    乾燥機の制御方法。
  6. 【請求項6】 換気乾燥運転時、乾燥運転初期の衣類の
    水分量が多い時は、制御手段にあらかじめ記憶した位置
    に風向ルーバーを固定し、この位置にて前記制御手段に
    あらかじめ記憶した時間だけ集中的に温風を吹きかけ前
    記記憶した時間経過後、次の記憶した風向ルーバー位置
    にてあらかじめ記憶した時間だけ集中的に温風を吹きか
    ける制御を以後繰り返し、部分的に急激に乾燥させその
    後、換気乾燥運転開始からあらかじめ記憶した時間経過
    後、前記風向ルーバーが往復動作を行うように制御し、
    前記浴室内に吊り下げた衣類を乾燥させる請求項1、4
    または5記載の浴室換気乾燥機の制御方法。
  7. 【請求項7】 換気乾燥運転時のスイングモードの往復
    動作範囲において、制御手段にあらかじめ記憶した動作
    範囲を浴室換気乾燥機に設けたスライドスイッチを切り
    換えることにより、任意の往復動作範囲に設定し、浴室
    内に吊り下げた衣類を乾燥させる請求項1記載の浴室換
    気乾燥機の制御方法。
JP2001127459A 2001-04-25 2001-04-25 浴室換気乾燥機の制御方法 Pending JP2002320799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001127459A JP2002320799A (ja) 2001-04-25 2001-04-25 浴室換気乾燥機の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001127459A JP2002320799A (ja) 2001-04-25 2001-04-25 浴室換気乾燥機の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002320799A true JP2002320799A (ja) 2002-11-05

Family

ID=18976326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001127459A Pending JP2002320799A (ja) 2001-04-25 2001-04-25 浴室換気乾燥機の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002320799A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004211961A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Sharp Corp 浴室空調装置
JP2006061526A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Yamaha Livingtec Corp 蒸気発生装置
JP2007024404A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Max Co Ltd 空調装置
JP2012215343A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Osaka Gas Co Ltd 浴室乾燥機
CN107726431A (zh) * 2017-11-14 2018-02-23 上海龙胜实业有限公司 一种浴霸用摆风和干湿区分联动驱动机构

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004211961A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Sharp Corp 浴室空調装置
JP2006061526A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Yamaha Livingtec Corp 蒸気発生装置
JP4553299B2 (ja) * 2004-08-30 2010-09-29 ヤマハリビングテック株式会社 蒸気発生装置
JP2007024404A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Max Co Ltd 空調装置
JP2012215343A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Osaka Gas Co Ltd 浴室乾燥機
CN107726431A (zh) * 2017-11-14 2018-02-23 上海龙胜实业有限公司 一种浴霸用摆风和干湿区分联动驱动机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4321682B2 (ja) 浴室換気乾燥機
JP2009061163A (ja) 衣類乾燥機
WO2006009171A1 (ja) 浴室空調装置
JP2003343892A (ja) 除湿乾燥装置
JP2002320799A (ja) 浴室換気乾燥機の制御方法
JP2010019519A (ja) 浴室用乾燥機
JP2007271191A (ja) 空調装置
JP2000225299A (ja) 電気衣類乾燥機
JP5408231B2 (ja) 空調装置
JP2001116275A (ja) 浴室暖房機
JP5114920B2 (ja) 浴室空調装置
JP3157494B2 (ja) 浴室暖房乾燥機
JP2006071222A (ja) 同時給排型浴室換気暖房乾燥機
JP2002066197A (ja) 換気機能付衣類乾燥機
JP2000051588A (ja) 部屋乾燥装置およびそれを用いた衣類乾燥装置
JPH0564700A (ja) 浴室衣類乾燥機
JP3522916B2 (ja) 浴室乾燥装置の運転方法及びその装置
JPH04353334A (ja) 衣類乾燥機能付空気調和機
JP4655803B2 (ja) 浴室空調装置
JP2006275345A (ja) 浴室空調装置
JPH0960941A (ja) 浴室空調装置
JP2001289450A (ja) 浴室暖房機
JPH11270863A (ja) 浴室乾燥機
JP3431217B2 (ja) 浴室乾燥機
JPH1085498A (ja) 乾燥装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040315

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070619