JP2002320654A - 足載台進退機構 - Google Patents
足載台進退機構Info
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Abstract
座部下方から略水平位置に出没し得るよう設けた足載台
を、前方へ突出させた状態で任意或いは自動的に前後へ
移動調節或いは連続前後移動できるようにした足載台進
退機構を提供する。 【解決手段】 背凭れ部5と座部4を有し、座部4前
部には出没機構を介してその前端に前方に出没可能な足
載台1を設けた椅子において、前記足載台1に摺動機構
2を設けると共に、足載台1を座部前方で自動的に前後
に摺動移動させる摺動プログラムを備え、選択指定され
た摺動プログラムに応じて足載台が前後に摺動移動する
ようにし、使用者が足載台1を好みの位置に摺動させて
リラックスした姿勢で椅子に着座する事ができるように
すると共に、足載台1上に載置された施療者の足部に自
動的に摩り施療や連続摩り膨縮施療を施す事ができるよ
う構成する。
Description
子の座部前部に配備される足載台に摺動手段を設け、足
載台を任意或いは自動的にスライドできるようにして、
使用者の脚部或いは好みに応じて足載台を進退調節でき
るようにした足載台進退機構に関するものである。
を配備すると共に座部下方から前方へ伸設されるパンタ
グラフ状或はシリンダー状の出没機構を設け、該出没機
構の前端に足載台を取り付けて、足載台を手動で前方へ
出没自在に構成したものや、リクライニング機構を利用
して、手動や電動により傾倒自在に構成した背凭れ部の
下部に前記出没機構の後端が枢着され、その前端に足載
台を取着して背凭れ部の傾倒に連動して足載台を前方へ
出没自在に構成したもの等があり、これらは一般的に古
くから利用されているものである。
げて脚部を保持するのであるが、脚部を保持した状態で
脚部自体にマッサージを施すことができるよう、該足載
台の内部にバイブレータや可回転ローラ−の他、膨張や
収縮を繰り返し行う袋体等を装備したものも有り、これ
らも一般市場に出回っているものである。
従来の椅子及びマッサージ椅子にあっては、背凭れ部に
おいては使用者が仰臥姿勢や着座姿勢を任意に選択で
き、また、足載部においても、使用者が任意に足載台を
出没させて使用できるため、比較的楽な姿勢で着座して
マッサージを施すことができ、利便で快適なものでは有
るが、特に足載台に脚部を載置する場合に、足載台の長
さが一定であるために使用者の脚部長さの個人差に対応
できず、安定した位置に脚部のふくらはぎ部分を載置す
ることができず、楽な姿勢とは言えない状態になる場合
があった。
台を使用する場合において、老人層にとっては問題が少
ないのであるが、近年の若年層のような比較的に長い脚
をこの足載台に載上した場合には、その先端からふくら
はぎにかけてのかなりの部分が、該足載台からはみ出し
て不安定な状態になってしまうという結果になってい
た。
閉没時に座部前端から下垂れるように構成されているた
め、該足載台の奥行長さが床部と座部間の寸法に限定さ
れてしまうことにあった。
であり、座部前部に座部下方から略水平位置に出没し得
る足載台を設けた椅子及びマッサージ椅子において、該
足載台を前方へ突出させた状態で足載台を任意或いは自
動的に伸縮できるようにし、使用者の脚部或いは好みに
応じて足載台を適宜に進退調節或いは連続前後移動でき
るようにした足載台進退機構を提供する事を目的とす
る。
台進退機構は、背凭れ部と座部を有し、座部前部には出
没機構を介してその前端に前方に出没可能な足載台を設
けた椅子において、前記足載台に摺動機構を設けると共
に、足載台を座部前方で自動的に前後に摺動移動させる
摺動プログラムを備え、選択指定された摺動プログラム
に応じて足載台が前後に摺動移動するよう構成した事を
特徴とするものである。
形成し、各凹部内側壁に空気供給機構からの圧空給排に
より膨縮し得る空気袋を各々配設した構成である事を特
徴とするものである。
前記足載台を元位置に退没収納させるよう構成した事を
特徴とするものである。
より次のような作用をもたらすものである。すなわち、
本発明の足載台進退機構においては、座部前部に出没機
構を介してその前端に前方に出没可能に接続された足載
台を、摺動機構で前後移動させる事ができると共に、該
足載台を選択指定された施療プログラムに応じて座部前
方で自動的に前後に摺動移動させるよう構成した事によ
り、各使用者が、座部前部に略水平状態に突出させた足
載台を好みの位置に摺動させてリラックスした姿勢で椅
子に着座する事ができると共に、足載台上に載置された
施療者の足部に自動的に摩り施療を施す事ができる。
の凹部を形成し、該凹部内側壁には、空気供給機構から
の圧空給排により膨縮し得る空気袋を配設した構成にす
る事により、使用者が座部前部に略水平状態に突出させ
た足載台を好みの位置に摺動させてリラックスした姿勢
で椅子に着座し、足部に足載台の空気袋の膨縮で空圧マ
ッサージを行なわせる事ができ、また、施療プログラム
に応じて座部前方で自動的に前後に摺動移動させながら
空気袋を膨縮させる事で、足載台の空気袋の膨縮で足部
の広範囲に順次連続した空圧マッサージを繰返し行なわ
せる事ができる。
終了時に、前記足載台を元位置に退没収納させるよう構
成した事により、元位置に復帰した後に足載台を収納さ
せる為、足載台の退没時における足載台と床面との激突
や接触を常に防止できる
を、図面に示す一実施例に基づいてこれを詳細に説明す
る。図1は、本発明の足載台進退機構を使用した椅子の
一実施例を示す斜面図であり、図2は本発明の足載台進
退機構を使用した椅子の足載台を突出させた状態の一実
施例を示す斜面図であり、図3は本発明の足載台進退機
構を使用した椅子を作動させて足載台を伸縮させた状態
の一実施例を示す斜面図であり、図4は本発明の足載台
進退機構を使用した椅子の一実施例を示す説明図であ
り、図5は本発明の足載台進退機構を使用した椅子の使
用状態を示す説明図であり、図6は本発明の足載台進退
機構における摺動機構の一実施例を示す説明図である。
ける摺動機構の摺動プログラムの作動回路を示すブロッ
ク図であり、図8は本発明の足載台進退機構における摺
動機構の摺動プログラムの一実施例を示すブロック図で
ある。
を使用した椅子の実施例を示しており、図面で示した椅
子は、背凭れ部5と座部4と肘掛部3とを有し、座部4
前部には出没機構を介してその前端に出没可能な足載台
1を設け、該足載台1が座部4下方から略水平位置に出
没し得るようにしたものを例示している。
示していないが、座部4の下部に位置するよう配設して
おり、該出没機構は、モータ等に噛合する螺子軸を備
え、該螺子軸の回転を非回転ナットに伝達してこれを前
方或いは後方へ移動させることができるようにし、これ
を回転リンク6に伝達して、該回転リンク6の先端に連
結される足載台1を出没できるようにしている。
椅子の足載台1に、図6に示すような摺動機構2を設け
ると共に、足載台1を座部前方で自動的に前後に摺動移
動させる摺動プログラムを備え、選択指定された摺動プ
ログラムに応じて足載台が前後に摺動移動するよう構成
したものを例示している。
には、図4及び図5に示すように、前記足載台1の下部
に足載台保持部材22を設け、該足載台保持部材22の
両側下部に摺動板23に嵌合して摺動し得る一対の摺動
棒21・21を設けて、該足載台1を安定保持させて手
動によって任意に前後摺動させる事ができるようにして
いる。
凹部13・13を形成したW字状に形成したものであ
り、図2に示す実施例では、該足載台1の各凹部13・
13内側壁に空気供給機構からの圧空給排により膨縮し
得る空気袋14・14を各々配設したものを例示してい
る。
示すように、前記足載台1を座部4の前方で自動的に前
後に摺動移動させる摺動プログラムを備えており、選択
指定された摺動プログラムに応じて、足載台1が自動的
に前後に摺動移動動作したり連続摺動移動するようにし
ている。
く、前述したように、足載台1と該足載台1の下部に配
設された足載台保持部材22の摺動板23に嵌合してこ
れを摺動可能にする両側一対の摺動棒21・21と、両
一対の摺動棒21・21間に配設されて足載台を前後動
させる駆動機構24とから成り、足載台1を安定保持し
ながら摺動棒21・21に支持されて前後移動させる事
ができるようにしている。
たように足載台1を前後移動させる為のものであり、該
駆動機構24は、例えば図6に示したように、座部4下
部に固定された出没螺子軸243を備えた電動アクチュ
エータ241と、足載台1の下部に固着され、前記アク
チュエータ241の螺子軸243と螺合する雌螺子部を
備えた螺合部材242とで構成され、螺子軸243の進
退に連動して足載台1を自動的に前後移動させる事がで
きるようにしている。
回路のブロック図で示したように、リモコンスイッチS
を操作する事で、選択指定された摺動動作を記憶回路で
記憶し、これを動作指示回路に転送される。そして、こ
の動作指示回路に送出されたデータは、マイクロコンピ
ュータからなる制御装置により制御されて、足載台1を
作動させて該足載台11を摺動プログラムに従って自動
的に摺動させる事ができるようにしている。
からの圧空給排により膨縮し得る空気袋14の膨縮を連
動させる事もでき、これにより、足載台1を連続摺動さ
せながら空気袋14の膨縮による施療を実施させる事が
できる。
うに選択指定された摺動動作の最終動作終了時に、前記
足載台を元位置に退没収納させるプログラムを備えてお
り、自動的に前後に連続摺動するようにしたプログラム
を選択した場合には、その最終動作終了時に足載台を退
没収納して停止するのである。
用する場合には、リモコンスイッチSを操作して足載台
1の前方移動を選択した場合には、この指定を記憶回路
で記憶した後、これを動作指示回路に転送し、該動作指
示回路のデータを制御装置に送出して、足載台1を自動
的に前方へ作動させて、適宜の前方位置で停止させる事
ができるのである。
1の後方移動を選択した場合には、この指定を記憶回路
で記憶した後、これを動作指示回路に転送し、該動作指
示回路のデータを制御装置に送出して、足載台1を自動
的に後方へ作動させて、適宜の後方位置で停止させる事
ができるのである。
台1の元位置復帰移動を選択した場合には、この指定を
記憶回路で記憶した後、これを動作指示回路に転送し、
該動作指示回路のデータを制御装置に送出して、足載台
1を収縮した状態にして停止する。
連続前後膨縮移動を選択した場合には、この指定を記憶
回路で記憶した後、これを動作指示回路に転送し、該動
作指示回路のデータを制御装置に送出して、足載台1を
前後に自動的に連続前後動させ、或いは足載台1を連続
前後移動させながら空気供給機構からの圧空給排により
空気袋14の膨縮を行なわせる連続膨縮移動を行なわ
せ、所定の施療を行わせた後、元位置に復帰させて停止
し、或いは元位置に復帰した後、足載台1を退没収納さ
せる事ができる。
子やマッサージ椅子の座部の前方で出没し得るように構
成する足載台を、その突出時に、さらに使用者の脚の長
さに合わせて進退移動させることのできる摺動プログラ
ムを設けて構成しているので、脚部が該足載台からはみ
出してリラックスした状態を維持できない従来のものと
は異なり、施療者の体長及び足の長さに適応できる椅子
やマッサージ椅子を提供する事ができ、リラックスでき
る余裕のある伸脚姿勢で着座して連続的に足載台を摺動
する事で摩り施療が行なえるものであり、しかも連続的
に足載台を摺動させながら空気袋を膨縮させる事で連続
膨縮施療をも施す事ができる。
施例を示す斜面図である。
台を突出させた状態の一実施例を示す斜面図である。
させて足載台を延伸させた状態の一実施例を示す斜面図
である。
施例を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
実施例を示す説明図である。
動プログラムの作動回路を示すブロック図である。
動プログラムの一実施例を示すブロック図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 背凭れ部と座部を有し、座部前部には出
没機構を介してその前端に前方に出没可能な足載台を設
けた椅子において、前記足載台に摺動機構を設けると共
に、足載台を座部前方で自動的に前後に摺動移動させる
摺動プログラムを備え、選択指定された摺動プログラム
に応じて足載台が前後に摺動移動するよう構成した事を
特徴とする足載台進退機構。 - 【請求項2】 前記足載台は、左右に一対の凹部を形成
し、各凹部内側壁に空気供給機構からの圧空給排により
膨縮し得る空気袋を各々配設した構成である事を特徴と
する請求項1記載の足載台進退機構。 - 【請求項3】 前記摺動プログラムの最終動作終了時
に、前記足載台を元位置に退没収納させるよう構成した
事を特徴とする請求項1及び請求項2記載の足載台進退
機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001128545A JP4753128B2 (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 足載台進退機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001128545A JP4753128B2 (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 足載台進退機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002320654A true JP2002320654A (ja) | 2002-11-05 |
JP4753128B2 JP4753128B2 (ja) | 2011-08-24 |
Family
ID=18977217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001128545A Expired - Lifetime JP4753128B2 (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 足載台進退機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4753128B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008132348A (ja) * | 2008-02-08 | 2008-06-12 | Family Co Ltd | マッサージ機 |
JP2011125736A (ja) * | 2011-02-23 | 2011-06-30 | Fuji Iryoki:Kk | 足載台進退機構 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50136994A (ja) * | 1974-04-19 | 1975-10-30 | ||
JPH03244459A (ja) * | 1990-02-23 | 1991-10-31 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ椅子 |
JPH08322895A (ja) * | 1995-06-06 | 1996-12-10 | Tec Corp | 椅子式エアーマッサージ機 |
JPH11290409A (ja) * | 1998-04-13 | 1999-10-26 | Family Kk | 椅子型マッサージ機 |
-
2001
- 2001-04-26 JP JP2001128545A patent/JP4753128B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
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JPS50136994A (ja) * | 1974-04-19 | 1975-10-30 | ||
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JP2008132348A (ja) * | 2008-02-08 | 2008-06-12 | Family Co Ltd | マッサージ機 |
JP2011125736A (ja) * | 2011-02-23 | 2011-06-30 | Fuji Iryoki:Kk | 足載台進退機構 |
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---|---|
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KR20230017102A (ko) | 기립 보조 기능을 갖는 안마의자 |
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