JP2002320553A - 電気調理器 - Google Patents

電気調理器

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JP2002320553A
JP2002320553A JP2001129930A JP2001129930A JP2002320553A JP 2002320553 A JP2002320553 A JP 2002320553A JP 2001129930 A JP2001129930 A JP 2001129930A JP 2001129930 A JP2001129930 A JP 2001129930A JP 2002320553 A JP2002320553 A JP 2002320553A
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JP
Japan
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lid
plate
pot
case
cooking
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Application number
JP2001129930A
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English (en)
Inventor
Sadayuki Doi
貞幸 土井
Masami Fukumoto
正美 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋の内面に光輝度反射面を設けて美味しい焼
物調理を行うものである。 【構成】 ヒータ3を設けたケース2と、ヒータにより
加熱される鍋 或はプレート7と、この鍋或はプレート
の上面を覆う蓋9を備え、蓋の内面に光輝度反射面10
を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所謂ホットプレー
トと呼ばれる様なプレートの上面で焼肉やホットケーキ
等の焼物調理を行う電気調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】焼肉やホットケーキを焼くようにしたホ
ットプレートは、古くから商品化されており、プレート
の上面に載せた肉やホットケーキの生地をプレートの下
面に密着して設けたヒータにより加熱するようにしてい
る。
【0003】一方、焼物調理中は、プレートの上面を蓋
により覆ってプレートの輻射熱が放出するのを防いでプ
レートと蓋との間の空間の温度を高め焼物の調理時間を
早めるようにしている。(特開平8−247474号公
報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般的に肉
やハンバーグ等の調理物は、動物性脂肪が多く焼物調理
中に調理物から油分が流出しプレート面に溜まるだけで
なく、前述の空間内に飛散する。
【0005】特に、最近はヒータのハイパワー化が進み
1300Wから1350Wの消費電力となり、空間内を
飛散する油分が蓋の内面に付着して蓋の反射率が低下
し、プレートから発する輻射熱を有効に利用することが
できない欠点がある。
【0006】具体的には、プレートの加熱によって空間
の温度が上昇するものの調理物の加熱は、プレートから
直接伝わる直接加熱と空間内の雰囲気加熱となり、プレ
ートに直接接触する調理面は十分に加熱されるが上面は
焼き目等がつかず美味しさが劣った。
【0007】勿論、一般の蓋は、ステンレスやアルミニ
ウムにより形成され、例えばステンレスで形成されたも
のにあっては、焼物調理開始前には光沢を保っており、
図2の破線に示す様に反射率が高いが、焼物調理の進行
と共に油分がステンレスに付着しプレート表面温度が焼
物調理に適した約200度に達すると急激に減少し、殆
んど輻射熱の反射による調理物表面の所謂照り焼き効果
が得られない。
【0008】本発明は、蓋の内面に高温度でも反射率が
高い反射面を設けて美味しい焼物調理を行うものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケースと、こ
のケース内に設けたヒータにより加熱される鍋或はプレ
ートと、この鍋或はプレートの上面を覆うニッケル製の
蓋とを備え、前記プレートの上面に調理物を載せて焼物
調理を行うものにおいて、前記蓋の内面に光輝度反射面
を設けたものである。
【0010】また、前記光輝度反射面は、蓋の内面の略
全域に設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の電気調理器の断面図、図2は
蓋の内面の光沢度の変化を示す光沢度−加熱温度の関係
図である。
【0012】(1)は調理器本体、(2)は合成樹脂よ
りなるケース、(3)は前記ケースの内底部に収納固定
したヒータ、(4)は前記ヒータの下方に配置固定した
遮熱板、(5)は前記ケース内の一部に固定し温度調節
ツマミ(6)により外部から操作可能にしたサーモスタ
ット、(7)は前記ケース(2)内に収納自在に設けた
鍋で、対向する側辺に把手(8)(8)を取り付けてお
り、収納時には底面が前記ヒータ(3)に密着する。
(9)は前記鍋の上面を覆う所謂スーパーニッケルと呼
ばれるニッケル製の蓋で、断面が低い山形形状を呈して
おり、少なくとも内面の略全域は鏡面加工して光輝度反
射面(10)を形成している。
【0013】(11)は前記蓋(9)の上面中央部に取
り付けたツマミ、(12)(12)は前記ケース(2)
の下部に設けた支持脚である。
【0014】次に使用状態について述べる。今、例えば
ハンバーグ(H)を焼く場合について説明する。蓋
(9)を取り去り、鍋(7)の底面にハンバーグ(H)
を載せた後、蓋(9)を閉め前記サーモスタット(5)
を介してヒータ(3)に通電し鍋(7)を加熱する。
【0015】鍋(7)の温度上昇に伴って鍋と蓋(9)
との間の空間(13)の雰囲気温度も上昇しハンバーグ
(H)の底面、上面、側面を加熱する。
【0016】一方、ハンバーグ(H)の上面は、直接鍋
(7)の底面と接触しておらず熱量が少ないが、鍋底か
らの輻射熱は図1の矢印の様に蓋(9)の内面に向って
放射され、その輻射熱は、光輝度反射面(10)から乱
反射してハンバーグ(H)の上面に当たり照り焼き状態
にする。
【0017】焼物調理は、一般的に200〜250度程
度の範囲が多く、この温度範囲における蓋(9)の内面
の光輝度反射面(10)の反射率(光沢度)は、図2の
実線に示す様に、ニッケルの材質とそれを加工した反射
面の特性により殆んど低下することがない。
【0018】前述の様に図2の破線で示したステンレス
は、200度以上の温度上昇によって薄黄色に変色し急
激に光沢が低下するが、ニッケルの場合は、その特質に
よって光沢を維持する。
【0019】尚、本実施例では、光輝度反射面を蓋の内
面に形成したが、外面に形成してもよく、この場合には
汚れの拭き取りが簡単で清潔感を奏でる。
【0020】また、本実施例では、焼物調理を行うもの
として鍋を例示したが、浅皿状のプレートであってもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上の様に本発明は、焼物調理を載せて
加熱調理する鍋或はプレートの上面を覆う蓋の内面に光
輝度反射面を設けたものであるから、蓋温度が200度
以上の焼物調理に適した温度まで上昇しても十分な光沢
面が維持され、蓋の光輝度反射面から反射する輻射熱が
調理物の上面を加熱し照り焼き効果が得られる。
【0022】また、光輝度反射面に多少の油が付着して
も拭き取りが簡単になる。
【0023】そして、前記光輝度反射面は、蓋の内面の
略全域に設けたものであるから、鍋或はプレート側の輻
射熱は蓋の内面の全域から反射するため、調理物の広範
囲に当たり調理時間を早めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気調理器の断面図である。
【図2】異なる金属で形成した蓋の内面の光沢度の変化
を示す光沢度−加熱温度の関係図である。
【符号の説明】
1 調理器本体 2 ケース 3 ヒータ 7 鍋 9 蓋 10 光輝度反射面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 正美 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4B040 AA02 AA03 AA08 AB05 AC03 AD04 AE08 AE13 CA05 CB16 GA20 JA04 JA12 4B055 AA13 BA22 CA24 DA02 DB02 FA09 FB03 FC20 FE10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケース内に設けたヒータ
    により加熱される鍋或はプレートと、この鍋或はプレー
    トの上面を覆うニッケル製の蓋とを備え、前記プレート
    の上面に調理物を載せて焼物調理を行うものにおいて、
    前記蓋の内面に光輝度反射面を設けたことを特徴とする
    電気調理器。
  2. 【請求項2】 前記光輝度反射面は、蓋の内面の略全域
    に設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気調理
    器。
JP2001129930A 2001-04-26 2001-04-26 電気調理器 Pending JP2002320553A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014075365A1 (zh) * 2012-11-19 2014-05-22 Lee Wen-Ching 一种食品烘烤设备及其速热结构
KR20210037965A (ko) * 2019-09-30 2021-04-07 스마트로스터(주) 휴대용 오븐장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014075365A1 (zh) * 2012-11-19 2014-05-22 Lee Wen-Ching 一种食品烘烤设备及其速热结构
KR20210037965A (ko) * 2019-09-30 2021-04-07 스마트로스터(주) 휴대용 오븐장치
KR102285732B1 (ko) * 2019-09-30 2021-08-04 스마트로스터 (주) 휴대용 오븐장치

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