JP2002319855A - 電子機器の出力信号制御回路 - Google Patents

電子機器の出力信号制御回路

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JP2002319855A
JP2002319855A JP2001125520A JP2001125520A JP2002319855A JP 2002319855 A JP2002319855 A JP 2002319855A JP 2001125520 A JP2001125520 A JP 2001125520A JP 2001125520 A JP2001125520 A JP 2001125520A JP 2002319855 A JP2002319855 A JP 2002319855A
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voltage
pmos
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Tomonori Moriya
友紀 森谷
Yukio Aoki
幸夫 青木
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部バスを介し接続される相手機器のバイア
ス電圧を検出する事で、相手機器の電源ON/OFFを
判定し、自己のバイアス電圧出力時の電流値を制御し、
過電流に起因する外部バスとの間のインタフェース系回
路の素子の破壊を防止可能な電子機器の出力信号制御回
路の提供。 【解決手段】 バイアス検出回路3aの制御信号s1が
“L”で定電圧出力回路2aの出力段のPMOS8のゲ
ートN4が電源電圧端子VDDに接続され、PMOS8
が遮断し出力端子N2からは接続される大容量コンデン
サを所定時間で充電する最小のソース電流が出力され、
過大電流での出力段のPMOS5〜PMOS8の破壊防
止が可能で、電子機器1bのケーブル駆動インタフェー
ス回路のPMOSの寄生ダイオードの順方向電流により
ケーブル駆動インタフェース回路のPMOSのp+拡散
面積で決まる電流許容値を越える電流密度は発生せず、
ケーブル駆動インタフェース回路の出力段素子のPN接
合の破壊防止が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部バスを介して
互いに接続される電子機器の外部バスへの出力信号を制
御する電子機器の出力信号制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばコンピュータとハードディスクド
ライブ間を、IEEE1394シリアルバスなどの外部
バスで接続し、これらの電子機器間でデータの授受を行
なって電子機器を作動させることが行なわれており、図
6においては、電子機器1aが外部バスB1を介して電
子機器1bと接続され、この電子機器1bが外部バスB
2を介して、さらに他の電子機器1cとも接続された場
合が示されている。この場合、外部バスとして使用され
るIEEE1394シリアルバスは、2対のシールドツ
イストペアを備えたケーブルで構成されている。
【0003】電子機器1a〜1cには、外部バスB1、
B2に対する信号の授受を行なうための基本構成とし
て、バスの初期化、送受信データのエンコード・デコー
ド、バイアス電圧の検出及び出力などのビット単位の伝
送を行なう物理層IC10a〜10c、フレーム単位で
の透過的なビット伝送を行なうリンク層IC11a〜1
1c及び全体の動作を制御するCPU12a〜12cが
設けられている。また、図示はしないが、物理層ICに
は、相手電子機器が外部バスに出力するバイアス電圧を
検出するバイアス検出回路と、自己の電子機器のバイア
ス電圧を外部バスに出力する定電圧出力回路とが設けら
れている。
【0004】ここで、電子機器1aには電源電圧が供給
されていて、電子機器1aが通常動作状態にあり、この
状態で電子機器1bが電源電圧OFFの状態から、電源
電圧がONの状態となると、電子機器1bの物理層IC
10b、リンク層IC11b及びCPU12bに電源電
圧が供給され、電子機器1bが通常動作を開始する。こ
のようにして、電子機器1bが通常動作を開始すると、
電子機器1bの定電圧出力回路から、外部バスB1にバ
イアス電圧が出力される。この電子機器1bから出力さ
れるバイアス電圧が、電子機器1aのバイアス検出回路
で検出され、電子機器1aに電子機器1bの通常動作開
始の情報が入力される。
【0005】一方、電子機器1a、1bが通常動作を行
なっている状態から、電子機器1bの電源電圧がOFF
になると、物理層IC10b、リンク層IC11b及び
CPU12bへの電源電圧の供給が遮断され、電子機器
1bは低インピーダンスの負荷として、外部バスB1を
構成するケーブルを介して電子機器1aに接続されるこ
とになる。
【0006】この場合、通常動作状態にある電子機器1
aから外部バスB1へのバイアス電圧の出力に際して
は、低インピーダンスの負荷が接続される外部バスB1
に安定したバイアス電圧を供給するために、出力電流値
が制限されない状態でのバイアス電圧の供給が行なわれ
る。
【0007】物理層IC10aに設けられている従来の
定電圧出力回路2は、図7に示すように、基準電圧発生
回路から出力される基準電圧が入力端子N1に入力さ
れ、対応する定電圧が出力端子N2から出力されるよう
に構成されているが、出力端子N2には発振を防止する
ために、大容量値のコンデンサが接続されている。
【0008】また、定電圧出力回路2には、基準電圧発
生回路から出力される基準電圧によって、導通状態が制
御されるnチャネルMOSトランジスタ(以下NMOS
と略記する)NMOS1と、出力端子N2から出力され
る定電圧によって、導通状態が制御されるNMOS2と
が設けられ、NMOS1と電源電圧端子VDDとの間に
は、カレントミラー構成のpチャネルMOSトランジス
タ(以下PMOSと略記する)PMOS1、PMOS2
が接続され、NMOS2と電源電圧端子VDDとの間に
は、カレントミラー構成のPMOS3、PMOS4が接
続されている。
【0009】ここで、PMOS1、PMOS2はコンダ
クタンスgmが等しくなるように設計され、PMOS
3、PMOS4については、定電圧出力回路2の出力段
のPMOS5、PMOS6、NMOS5及びNMOS6
のゲートを速やかに充電或いは放電し、負荷電流の変動
などによる電圧降下に対する定電圧出力回路2の補償動
作を速やかに行なわせるために、PMOS4のコンダク
タンスgm4は、PMOS3のコンダクタンスgm3よ
りも大きく設計されている。
【0010】バイアス電圧供給端子VBPから、PMO
S7とPMOS8にバイアス電圧が印加され、バイアス
電圧供給端子VBNから、NMOS7とNMOS8にバ
イアス電圧が供給されるが、PMOS7とPMOS8に
対しては、(1)式で与えられるバイアス電圧が印加さ
れ、NMOS7とNMOS8に対しては、(2)式で与
えられるバイアス電圧が印加される。ここで、Vdsは
ドレイン−ソース間電圧、Vgsはゲート−ソース間電
圧、Vthp、Vthnは閾値電圧である。
【0011】 −Vds>−(Vgs−Vthp) ・・(1)
【0012】 Vds>Vgs−Vthn ・・(2)
【0013】また、定電圧出力回路2のバイアス電圧供
給端子VBP、VBNには、図8に示すように、PMO
S10、PMOS12及びNMOS11と、PMOS1
1、NMOS10及びNMOS12とが、電源電圧端子
VDDとアース間に互いに並列に接続されたバイアス電
圧供給回路が接続されていて、このバイアス電圧供給回
路のPMOS12のゲートからバイアス電圧がバイアス
電圧供給端子VBPに供給され、NMOS10のゲート
からバイアス電圧がバイアス電圧供給端子VBNに供給
される。
【0014】定電圧出力回路2では、出力端子N2の電
圧が入力端子N1の電圧よりも高いと、NMOS2のゲ
ート電圧が高くなり、PMOS3に流れる電流が増加
し、PMOS3とカレントミラーを構成するPMOS4
に流れる電流は、PMOS3とPMOS4の駆動力比
(チャネル幅Wと実効チャネル長Lとの比:W/L)に
応じて増加する。このために、PMOS5とPMOS6
のゲート電圧が高められ、PMOS5とPMOS6が遮
断方向に駆動されるので、出力端子N2の電圧は低下す
る方向に制御される。一方、出力端子N2の電圧が、入
力端子N1の電圧よりも低い場合には、PMOS5Pと
PMOS6のゲート電圧が低くなり、PMOS5とPM
OS6が導通方向に駆動れるので、出力端子N2の電圧
は上昇する。このようにして、定電圧出力回路2は、出
力端子N2の電圧が入力端子N1の電圧に等しくなるよ
うに制御され、出力端子N2からは常に基準電圧発生回
路から出力される基準電圧V1に等しい定電圧が出力さ
れる。
【0015】前述したように、定電圧出力回路2の出力
端子N2には大容量値のコンデンサが接続されているの
で、このコンデンサをIEEE1394規格で定められ
た所定時間内に充電し安定した出力を得るために、定電
圧出力回路2の出力段のPMOS5、PMOS6、PM
OS7及びPMOS8と、NMOS5、NMOS6、N
MOS7及びNMOS8とには、コンダクタンスgmの
大きなトランジスタが選択されている。
【0016】また、図6の物理層IC10a、10b、
10cには、図9に出力段の構成を示すプッシュプル型
の出力段回路を備えたケーブル駆動インタフェース回路
が設けられており、この出力段回路は、前述した各シー
ルドツイストペアのケーブルの各線にそれぞれ接続され
る出力端子OUT、XOUTに電流を供給するソース側
のトランジスタPMOS13、PMOS14、PMOS
15及びPMOS16と、出力端子OUT、XOUTか
らの電流を取り込むシンク側のトランジスタNMOS1
3、NMOS14、NMOS15及びNMOS16とを
備えている。
【0017】この場合、PMOS13とPMOS14の
ゲートには、ケーブル駆動インタフェース回路が駆動可
能か否かを示す制御信号Enableが入力され、PM
OS13とPMOS14は制御信号Enableにより
制御され、NMOS13、NMOS14のゲートには、
ケーブル駆動データData、XDataがそれぞれ入
力され、NMOS13はケーブル駆動データDataで
制御され、NMOS14はケーブル駆動データXDat
aで制御される。さらに、PMOS15とPMOS16
のゲートには、バイアス電圧供給端子VBPから、すで
に説明した(1)式に示すバイアス電圧が供給され、N
MOS15とNMOS16のゲートには、バイアス電圧
供給端子VBNから、すでに説明した(2)式に示すバ
イアス電圧が供給され、常にCMOSトランジスタ技術
における飽和領域で動作している。
【0018】ところで、ケーブル駆動回路のPMOS1
3、PMOS14、PMOS15及びPMOS16のバ
ックゲートは、電源電圧端子VDDに接続されており、
それぞれに寄生ダイオードDが存在している。通常動作
の場合には、電源電圧端子VDDに供給される電源電圧
は、出力端子OUT、XOUTに発生する電圧よりも高
く、寄生ダイオードDは逆方向にバイアスされており、
回路に対して悪影響が発生することはない。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明した従来の
定電圧出力回路では、定電圧出力回路2の出力段のPM
OS5、PMOS6、PMOS7及びPMOS8と、N
MOS5、NMOS6、NMOS7及びNMOS8とに
は、コンダクタンスgmの大きなトランジスタが選択さ
れ高電流を導通するので、定電圧出力回路2に、外部バ
スを介して電源が遮断された電子機器が接続され、低イ
ンピーダンスの負荷が接続された状態になると、安定し
た電圧を供給するために、無制限に電流を流出するの
で、定電圧出力回路2の出力段のトランジスタが破壊さ
れるおそれがある。
【0020】また、例えば図6に示す電子機器1aが通
常動作状態で、電子機器1bの電源がOFFの場合に
は、電子機器1aから出力されるバイアス電圧とその出
力電流によって、電子機器1bのケーブル駆動インタフ
ェース回路の出力段のPMOSの寄生ダイオードDの順
方向へ電流が流れ込み、バイアス電圧からPN接合の順
方向電圧分だけ降下した電圧が電子機器1bの電源電圧
端子VDDに供給される。 この場合、寄生ダイオード
Dは順方向にバイアスされており、流入電流に制限がな
ければ、ケーブル駆動インタエース回路の出力段のPM
OSのp+拡散面積で決まる電流許容値を越える電流密
度が発生し、ケーブル駆動インタフェース回路の出力段
のトランジスタのPN接合が破壊されるおそれがある。
【0021】このようにして、図6に示す接続状態の場
合で説明すると、電子機器1a、1b、1cの物理層I
C10a、10b、10cに設けられる定電圧出力回路
からは、外部バスB1、B2を介して接続される相手電
子機器の電源がOFFで、低インピーダンスの負荷が接
続される状態になると、安定した出力電圧を供給するた
めに、電流値制限のない大電流が出力されることにな
り、大電流の流出によって定電圧出力回路の出力段のト
ランジスタが破壊されるおそれがある。同時に、通常動
作状態にある電子機器が、外部バスB1、B2を介して
電源がOFFの電子機器に接続される場合、定電圧出力
回路から出力される電流値制限のない大電流が、ケーブ
ル駆動インタフェース回路の順方向にバイアスされた寄
生ダイオードに流れるため、ケーブル駆動インタフェー
ス回路の出力段のトランジスタのPN接合が破壊される
おそれがある。
【0022】本発明は、前述したような外部バスを介し
て互いに接続される電子機器の動作の現状に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、相手機器と外部バスを介
して接続される電子機器で、相手機器のバイアス電圧を
検出して、自己のバイアス電圧の出力時の電流値を制御
することにより、定電圧出力回路の出力段のトランジス
タやケーブル駆動インタフェース回路の出力段のトラン
ジスタの破壊を防止可能な電子機器の出力信号の出力制
御回路を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、外部バスを介して互いに接
続される電子機器にそれぞれ設けられ、前記外部バスへ
の出力信号を制御する電子機器の出力信号制御回路であ
り、相手側の電子機器が、前記外部バスに出力する相手
バイアス電圧を検出するバイアス検出回路と、前記外部
バスへ自己バイアス電圧を出力する定電圧出力回路と、
前記バイアス検出回路によって、前記相手バイアス電圧
が検出されると、前記定電圧出力回路に対して、出力電
流に制限をかけずに、前記自己バイアス電圧を出力する
第1モードを設定し、前記バイアス検出回路によって、
前記相手バイアス電圧が検出されないと、前記定電圧出
力回路に対して、出力電流に制限をかけて、前記自己バ
イアス電圧を出力する第2モードを設定するモード選択
設定回路とを有することを特徴とするものである。
【0024】このような手段によると、バイアス検出回
路によって相手バイアス電圧が検出されると、モード選
択設定回路によって、定電圧出力回路に対して、出力電
流に制限をかけずに自己バイアス電圧を出力する第1モ
ードが設定され、バイアス検出回路によって相手バイア
ス電圧が検出されないと、モード選択設定回路によっ
て、定電圧出力回路に対して、出力電流に制限をかけて
自己バイアス電圧を出力する第2モードが設定されて、
外部バスへバイアス電圧が出力されるので、外部バイア
スを介して、互いに接続される一方の電子機器が、電源
ONの通常動作状態で、他方の電子機器が電源OFFと
なると第2モードが設定され、一方の電子機器は、出力
電流に制限をかけたバイアス電圧を外部バスに出力し、
過大電流の流出による定電圧出力回路の出力段の回路素
子の破壊や、外部バスの駆動インタフェース回路の出力
段の回路素子の破壊が生じることが防止される。
【0025】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、外部バ
スがIEEE規格のシリアルバスであることを特徴とす
るものである。
【0026】このような手段によると、外部バスをIE
EE規格のシリアルバスとして、請求項1記載の発明で
の作用が実行される。
【0027】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1記載の発明において、バイア
ス検出回路、定電圧出力回路、及びモード選択設定回路
が、CMOSで構成されていることを特徴とするもので
ある。
【0028】このような手段によると、請求項1記載の
発明での作用に加えて、バイアス検出回路、定電圧出力
回路、及びモード選択設定回路がCMOSで構成されて
いるので、微細化による高集積化が行なわれ、低電圧動
作による低消費電力での作動によって電力コストが削減
される。
【0029】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、請求項1記載の発明において、モード
選択設定回路は、定電圧出力回路の出力段のpチャネル
型MOSトランジスタ及びnチャネル型MOSトランジ
スタのゲートに接続される複数のスイッチのON−OF
Fにより、第1モード或いは第2モードの選択設定を行
なうように構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0030】このような手段によると、モード選択設定
回路が、定電圧出力回路の出力段のpチャネル型MOS
トランジスタ及びnチャネル型MOSトランジスタのゲ
ートに接続される複数のスイッチのON−OFFによ
り、第1モード或いは第2モードの選択設定を行なうこ
とによって、請求項1記載の発明での作用が実行され
る。
【0031】同様に前記目的を達成するために、請求項
5記載の発明は、請求項4記載の発明において、スイッ
チがMOSトランジスタにより構成されるスイッチ回路
であることを特徴とするものである。
【0032】このような手段によると、請求項4記載の
発明での作用に加えて、スイッチがMOSトランジスタ
により構成されるので、第モード或いは第2モードの選
択設定が高速度且つ高精度に行なわれる。
【0033】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]本発明の第
1の実施の形態を、図1ないし図4を参照して説明す
る。図1は本実施の形態の要部の構成を示す説明図、図
2は本実施の形態の物理層の内部構成を示すブロック
図、図3は本実施の形態の定電圧出力回路の構成を示す
回路図、図4は図3のスイッチの構成を示す回路図であ
る。
【0034】本実施の形態では、図1に示すように、電
子機器1aが、2対のシールドツイストペアS1、S2
を備えたケーブルで構成されるIEEE(The In
stitute of Electtrical an
d ElectronicsEngineers,In
c)1394シリアルバスを外部バスB1とし、電子機
器1bと、この外部バスB1を介して接続されている場
合について、電子機器1aを中心にして説明を行なう。
ここでは、電子機器1aからシールドツイストペアS1
に、抵抗を介してバイアス電圧Vb1が入力され、電子
機器1bからシールドツイストペアS2に、抵抗を介し
てバイアス電圧Vb2が入力されるように構成されてい
る。電子機器1aには物理層IC10aが設けられ、こ
の物理層IC10aには、同一基板上にpチャネルMO
SトランジスタとnチャネルMOSトランジスタとが配
設されたCMOS(Complementary MO
S:相補形MOS)構成により、定電圧出力回路2aと
バイアス検出回路3aとがオンチップで集積形成された
ICが搭載配設されている。同様に、電子機器1bには
物理層IC10bが設けられ、この物理層IC10bに
は、定電圧出力回路2bとバイアス検出回路3bとがオ
ンチップで集積形成されたCMOS構成のICが搭載配
設されている。
【0035】ここで、電子機器1aの物理層IC10a
と電子機器1bの物理層IC10bとは同一の構成を有
し、図2に物理層IC10aを取り上げて説明すると、
物理層10aには物理層10a内部で使用される基準電
圧V1、V2を、それぞ発生する出力端子t1、t2を
備えた基準電圧発生回路5が設けられ、基準電圧発生回
路5の出力端子t2には、外部バスB1に出力される電
子機器1bのバイアス電圧を検出し、検出結果に基づき
制御信号s1を出力するバイアス検出回路3aが接続さ
れている。また、基準電圧発生回路5の出力端子t1に
は、制御信号s1に基づいて、出力電流に制限をかけな
い第1モード(通常動作モード)と、出力電流に制限を
かけた第2のモード(電流制限モード)との何れかを選
択して、バイアス電圧を外部バスB1に出力する定電圧
出力回路2aが接続され、定電圧出力回路2aにはバイ
アス検出回路3aの制御信号s1の出力端子が接続され
ている。ここで、基準電圧V1は外部バスB1に出力さ
れるバイアス電圧値に設定され、基準電圧V2は外部バ
スB1を介して接続される電子機器1bとの基準接地レ
ベル差も考慮して、電子機器1bが出力するバイアス電
圧を検出できる最適値に設定されている。
【0036】さらに、物理層10aには、外部バスB1
に接続されてケーブル駆動インタフェース回路6が設け
られ、このケーブル駆動インタフェース回路6は、従来
回路の説明に使用した図9を流用して説明すると、電子
機器1aのCPUで生成される外部バスB1のシールド
ツイストペアS1の駆動データDataと、シールドツ
イストペアS2の駆動データXDataとを取込み、取
り込んだ駆動データに基づいて、シールドツイストペア
S1、S2に、それぞれ出力端子OUT、XOUTから
ケーブル駆動信号を出力し各種のデータ伝送を行なう機
能を有している。
【0037】ところで、本実施の形態の定電圧出力回路
2a、2bは同一構成であり、図3に定電圧出力回路2
aを取り上げて説明すると、この定電圧出力回路2a
は、すでに図7を参照して説明した従来の定電圧出力回
路2に対して、すでに説明した制御信号s1によって開
閉制御されるスイッチSW1〜SW4が新に設けられ、
PMOS7のゲートN3は、スイッチSW1を介してバ
イアス電圧供給端子VBPに接続され、スイッチSW2
を介してPMOS8のゲートN4に接続され、さらに、
スイッチSW2とSW4を介して電源電圧端子VDDに
接続されている。また、PMOS8のゲートN4はスイ
ッチSW3を介して電圧供給端子VBPに接続され、ス
イッチSW4を介して電源電圧端子VDDに接続されて
いる。
【0038】これらのスイッチSW1〜SW4は、制御
信号s1の論理値が“0”の場合は、スイッチSW1と
スイッチSW4がONとなり、同時にスイッチSW2と
スイッチSW3がOFFになり、制御信号の論理値が
“1”の場合は、スイッチSW1とスイッチSW3がO
Nとなり、同時にスイッチSW2とスイッチSW4がO
FFになるように構成されている。また、スイッチSW
1〜SW4は、図4に示すように、PMOS17、NM
OS17、PMOS18及びNMOS18で構成され、
制御信号s1によって、入力端子INと出力端子OUT
間がON−OFF制御されるスイッチ回路で構成されて
いる。
【0039】本実施の形態では、PMOS7は、発振を
防止するために出力端子N2に接続される大容量値のコ
ンデンサを、所定の時間で充電し安定した出力を得るこ
とができる最小のコンダクタンスgmを有するように選
択設計され、PMOS7、PMOS8全体のコンダクタ
ンスgmが、PMOS5、PMOS6のそれと等しくな
るように設計されている。
【0040】本実施の形態の定電圧出力回路のその他の
部分の構成は、すでに、図7を参照して説明した従来の
定電圧出力回路と同一であり、また、本実施の形態のバ
イアス電圧供給回路とケーブル駆動インタフェース回路
を含むその他の部分の構成はは、従来の回路と同一なの
で重複する説明は行なわない。
【0041】このような構成の本実施の形態の定電圧出
力回路の動作を、外部バスB1を介して互いに接続され
る電子機器1aと電子機器1bについて、電子機器1a
を中心にして説明する。外部バスB1を介して接続され
る相手の電子機器1bが、外部バスB1に出力するバイ
アス電圧が、図2に示すバイアス検出回路3aで検出さ
れると、バイアス検出回路3aでは、検出したバイアス
電圧を基準電圧発生回路5から入力される基準電圧V2
と比較し、バイアス電圧が基準電圧V2よりも低レベル
であると判定すると、バイアス検出回路3aから出力さ
れる制御信号s1の論理値が“0”となる。このため
に、定電圧出力回路2aには、論理値が“0”の制御信
号s1が入力され、図3において、スイッチSW1とス
イッチSW4がONとなり、スイッチSW2とスイッチ
SW3がOFFとなり、PMOS7のゲートN3がバイ
アス電圧供給端子VBPに接続され、PMOS8のゲー
トN4が電源電圧端子VDDに接続されるために、PM
OS8が遮断状態となって、出力電流が制限される第2
モードの動作が行なわれる。
【0042】この場合、出力端子N2からは、PMOS
7から出力されるソース電流のみが出力されるが、この
ソース電流は出力端子N2に接続されている大容量値の
コンデンサを所定の時間で充電するに必要な最小値に制
限設定されているので、過大電流が流れて出力段のPM
OS5、PMOS6、PMOS7及びPMOS8が破壊
することが防止される。同時に、電子機器1bのケーブ
ル駆動インタフェース回路のPMOSの寄生ダイオード
Dの順方向へ電流が流れ込み、バイアス電圧からPN接
合の順方向電圧分だけ降下した電圧が電子機器1bの電
源電圧端子VDDに供給されるが、流入電流がPMOS
7のソース電流に制限されているので、ケーブル駆動イ
ンタフェース回路のPMOSのp+拡散面積で決まる電
流許容値を越える電流密度が発生することはなく、ケー
ブル駆動インタフェース回路の出力段のトランジスタの
PN接合が破壊されることが防止される。
【0043】一方、外部バスB1を介して接続される相
手の電子機器1bが、外部バスB1に出力するバイアス
電圧が、バイアス検出回路3aによつて基準電圧V2よ
りも高レベルであると判定されると、バイアス検出回路
3aから出力される制御信号s1の論理値が“1”とな
る。このために、定電圧出力回路2aには、論理値が
“1”の制御信号s1が入力され、図3において、スイ
ッチSW1とスイッチSW3がONとなり、スイッチS
W2とスイッチSW4がOFFとなる。従って、PMO
S7のゲートN3とPMOS8のゲートN4がバイアス
電圧供給端子VBPに接続され、PMOS7とPMOS
8が出力電流が制限されない第1モードで作動する。
【0044】この第1モードでは、出力端子N2に接続
される大容量値のコンデンサの充電の駆動能力が高めら
れ、応答速度が向上して外部要因で発生するパルス電流
負荷による定電圧出力回路の出力電圧低下に対する補償
速度が高められ、常に安定した出力電圧が得られる。
【0045】このように、本実施の形態によると、図2
において、外部バスB1を介して接続される相手の電子
機器10bが外部バスB1に出力するバイアス電圧がバ
イアス検出回路3aで検出され、基準電圧発生回路5か
ら出力される基準電圧V2と比較され、検出されるバイ
アス電圧が基準電圧V2より低レベルであると、電子機
器1bが電源OFFであると判定し、バイアス検出回路
3aからは、論理値が“0”の制御信号s1が定電圧出
力回路2aに入力される。一方、バイアス検出回路3a
が検出するバイアス電圧が基準電圧V2よりも高レベル
であると、電子機器1bが電源ONであると判定し、バ
イアス検出回路3aからは、論理値が“1”の制御信号
s1が定電圧出力回路2aに入力される。
【0046】そして、図3に示す定電圧出力回路2aで
は、バイアス検出回路3aから出力される制御信号s1
の論理値が“0”であると、スイッチSW1とスイッチ
SW4がONとなり、スイッチSW2とスイッチSW3
がOFFとなり、PMOS7のゲートN3がバイアス電
圧供給端子VBPに接続され、PMOS8のゲートN4
が電源電圧端子VDDに接続されるために、PMOS8
が遮断状態となって、出力電流が制限される第2モード
の動作が行なわれ、出力端子N2からは、出力端子N2
に接続されている大容量値のコンデンサを所定の時間で
充電するに必要な最小値に制限設定されているPMOS
7からのソース電流のみが出力される。
【0047】このために、過大電流が流れて定電圧出力
回路2aの出力段のPMOS5、PMOS6、PMOS
7及びPMOS8が破壊することが防止可能になり、ま
た、電子機器1bのケーブル駆動インタフェース回路の
PMOSの寄生ダイオードDの順方向へ流れ込む電流
は、この電流値が制限されたソース電流のみで、バイア
ス電圧からPN接合の順方向電圧分だけ降下した電圧が
電子機器1bの電源電圧端子VDDに供給されても、ケ
ーブル駆動インタフェース回路のPMOSのp+拡散面
積で決まる電流許容値を越える電流密度は発生せず、ケ
ーブル駆動インタフェース回路の出力段のトランジスタ
のPN接合が破壊されることを防止することが可能にな
る。
【0048】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態を、図5を参照して説明する。図5は本実施の形
態の定電圧出力回路の構成を示す回路図である。
【0049】本実施の形態では、定電圧出力回路が、す
でに図3を参照して説明した第1の実施の形態の定電圧
出力回路とは異なる図5に示すような構成となってお
り、第1の実施の形態に対して、スイッチSW5〜SW
8が新に設けられ、NMOS7のゲートN5は、スイッ
チSW6を介してバイアス電圧供給端子VBNに接続さ
れ、さらに、スイッチSW5を介してNMOS8のゲー
トN6に接続され、NMOS8のゲートN6はスイッチ
SW8を介してバイアス電圧供給端子VBNに接続さ
れ、さらに、NMOS8のゲートN6は、スイッチSW
7を介してアースされ、NMOS7のゲートN5は、ス
イッチSW5とスイッチSW7を介してアースされてい
る。
【0050】これらのスイッチSW5〜SW8は、制御
信号s1の論理値が“0”の場合は、スイッチSW6と
スイッチSW7がONとなり、同時にスイッチSW5と
スイッチSW8がOFFになり、制御信号の論理値が
“1”の場合は、スイッチSW6とスイッチSW8がO
Nとなり、同時にスイッチSW5とスイッチSW7がO
FFになるように構成されている。
【0051】また、NMOS7は出力端子N2に接続さ
れている大容量値のコンデンサを所定時間内に放電する
ことができる最小のコンダクタンスgmを有するように
選択設計され、NMOS7、NMOS8のコンダクタン
スgmは、NMOS5とNMOS6のそれと等しくなる
ように選択設計されている。本実施の形態の定電圧出力
回路のその他の部分の構成、及び定電圧出力回路以外の
構成は、すでに説明した第1の実施の形態と同一なの
で、重複する説明は行なわない。
【0052】このような構成の本実施の形態の動作を、
本実施の形態に固有の動作のみを取り上げて説明する。
本実施の形態では、外部バスB1を介して接続される相
手の電子機器1bが、外部バスB1に出力するバイアス
電圧が、バイアス検出回路3aで検出されると、図2に
示すバイアス検出回路3aでは、検出したバイアス電圧
を基準電圧発生回路5から入力される基準電圧V2と比
較し、バイアス電圧が基準電圧V2よりも低レベルであ
ると判定すると、バイアス検出回路3aから出力される
制御信号s1の論理値が“0”となる。このために、図
5に示す定電圧出力回路には、論理値が“0”の制御信
号が入力され、スイッチSW6とスイッチSW7がON
となり、スイッチSW5とスイッチSW8がOFFとな
り、NMOS7のゲートN5がバイアス電圧供給端子V
BNに接続され、NMOS8のゲートN6がアースされ
るために、NMOS8が遮断状態となって、シンク電流
値が制限される第2モードの動作が行なわれる。
【0053】従って、出力端子N2におけるNMOS7
のシンク電流は、出力端子N2に接続されている大容量
値のコンデンサを所定の時間で放電するに必要な最小値
に制限設定され、過大電流が流れ込んで出力段のNMO
S5、NMOS6、NMOS7及びNMOS8が破壊す
ることが防止される。本実施の形態のその他の動作は、
すでに説明した第1の実施の形態の動作と同一なので、
重複する説明は行なわない。
【0054】このように本実施の形態によると、すでに
説明した第1の実施の形態で得られる効果に加えて、外
部バスB1を介して接続される電子機器1bが電源OF
Fとなり、定電圧出力回路に、論理値が“0”の制御信
号が入力されると、スイッチSW6とスイッチSW7が
ONとなり、NMOS7のゲートN5がバイアス電圧供
給端子VBNに接続され、NMOS8のゲートN6がア
ースされるために、NMOS8が遮断状態となって、シ
ンク電流値が制限される第2モードの動作が行なわれ、
出力端子N2から過大電流が流れ込んで出力段のNMO
S5、NMOS6、NMOS7及びNMOS8が破壊す
ることが防止可能になる。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の電子機器の出力信号制御
回路は、外部バスを介して互いに接続される電子機器に
それぞれ設けられており、バイアス検出回路、定電圧出
力回路及びモード選択設定回路を備え、バイアス検出回
路によって、外部バスを介して接続される相手電子機器
が、外部バスに出力する相手バイアス電圧が検出され、
定電圧出力回路から外部バスへ自己バイアス電圧が出力
されるが、バイアス検出回路によって、相手バイアス電
圧が検出されると、モード選択設定回路によって、定電
圧出力回路に対して、出力電流に制限をかけずに自己バ
イアス電圧を出力する第1モードが設定され、バイアス
検出回路によって、相手バイアス電圧が検出されない
と、モード選択設定回路によって、定電圧出力回路に対
して、出力電流に制限をかけて自己バイアス電圧を出力
する第2モードが設定されて外部バスへバイアス電圧が
出力される。このために、外部バイアスを介して、互い
に接続される一方の電子機器が、電源ONの通常動作状
態で、他方の電子機器が電源OFFとなると第2モード
が設定され、一方の電子機器は、出力電流に制限をかけ
たバイアス電圧を外部バスに出力するので、過大電流の
流出による定電圧出力回路の出力段の回路素子の破壊
や、外部バスの駆動インタフェース回路の出力段の回路
素子の破壊を防止することが可能になる。
【0056】請求項2記載の発明によると、外部バスを
IEEE規格のシリアルバスとして、請求項1記載の発
明で得られる効果が実現可能となる。
【0057】請求項3記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、バイアス検出回路、
定電圧出力回路、及びモード選択設定回路がCMOSで
構成されているので、微細化による高集積化が可能にな
ると共に、低電圧動作による低消費電力での作動によっ
て電力コストを削減することが可能になる。
【0058】請求項4記載の発明によると、モード選択
設定回路が、定電圧出力回路の出力段のpチャネル型M
OSトランジスタ及びnチャネル型MOSトランジスタ
のゲートに接続される複数のスイッチのON−OFFに
より、第1モード或いは第2モードの選択設定を行なう
ことによって、請求項1記載の発明で得られる効果を実
現することが可能になる。
【0059】請求項5記載の発明によると、請求項4記
載の発明で得られる効果に加えて、スイッチがMOSト
ランジスタにより構成されるので、第1モード或いは第
2モードの選択設定を高速度且つ高精度に行なうことが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の要部の構成を示す
説明図である。
【図2】同実施の形態の物理層の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】同実施の形態の定電圧出力回路の構成を示す回
路図である。
【図4】図3のスイッチの構成を示す回路図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の定電圧出力回路の
構成を示す回路図である。
【図6】電子機器の外部バスを介しての接続状態を示す
説明図である。
【図7】従来の定電圧出力回路の構成を示す回路図であ
る。
【図8】従来のバイアス電圧供給回路の構成を示す回路
図である。
【図9】従来のケーブル駆動インタフェース回路の要部
の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1a〜1c・・電子機器、2a、2b・・定電圧出力回
路、3a、3b・・バイアス検出回路、5・・基準電圧
発生回路、6・・ケーブル駆動インタフェース回路、1
0a、10b・・物理層IC、VDD・・電源電圧端
子、VBP、VBN・・バイアス電圧供給端子、s1・
・制御信号。
フロントページの続き Fターム(参考) 5H420 NA17 NA28 NB02 NB12 NB18 NB25 NB36 NC02 NC03 NC14 NC22 NC23 NC26 NE15 5J056 AA04 BB44 BB45 DD13 DD28 DD29 EE07 EE11 EE13 FF09 GG06 GG13 5K029 CC01 DD13 EE01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部バスを介して互いに接続される電子
    機器にそれぞれ設けられ、前記外部バスへの出力信号を
    制御する電子機器の出力信号制御回路であり、 相手側の電子機器が、前記外部バスに出力する相手バイ
    アス電圧を検出するバイアス検出回路と、 前記外部バスへ自己バイアス電圧を出力する定電圧出力
    回路と、 前記バイアス検出回路によって、前記相手バイアス電圧
    が検出されると、前記定電圧出力回路に対して、出力電
    流に制限をかけずに、前記自己バイアス電圧を出力する
    第1モードを設定し、前記バイアス検出回路によって、
    前記相手バイアス電圧が検出されないと、前記定電圧出
    力回路に対して、出力電流に制限をかけて、前記自己バ
    イアス電圧を出力する第2モードを設定するモード選択
    設定回路とを有することを特徴とする電子機器の出力信
    号制御回路。
  2. 【請求項2】 外部バスがIEEE規格のシリアルバス
    であることを特徴とする請求項1記載の電子機器の出力
    信号制御回路。
  3. 【請求項3】 前記バイアス検出回路、前記定電圧出力
    回路、及び前記モード選択設定回路が、CMOSで構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器の
    出力信号制御回路。
  4. 【請求項4】 前記モード選択設定回路は、前記定電圧
    出力回路の出力段のpチャネル型MOSトランジスタ及
    びnチャネル型MOSトランジスタのゲートに接続され
    る複数のスイッチのON−OFFにより、前記第1モー
    ド或いは前記第2モードの選択設定を行なうように構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器の
    出力信号制御回路。
  5. 【請求項5】 前記スイッチがMOSトランジスタによ
    り構成されるスイッチ回路であることを特徴とする請求
    項4記載の電子機器の出力信号制御回路。
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