JP2002319818A - 誘電体レンズ及びその製造方法 - Google Patents

誘電体レンズ及びその製造方法

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JP2002319818A
JP2002319818A JP2001124346A JP2001124346A JP2002319818A JP 2002319818 A JP2002319818 A JP 2002319818A JP 2001124346 A JP2001124346 A JP 2001124346A JP 2001124346 A JP2001124346 A JP 2001124346A JP 2002319818 A JP2002319818 A JP 2002319818A
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dielectric sheet
sheet
lens
molten
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Yutaka Nonogaki
裕 野々垣
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q15/00Devices for reflection, refraction, diffraction or polarisation of waves radiated from an antenna, e.g. quasi-optical devices
    • H01Q15/02Refracting or diffracting devices, e.g. lens, prism
    • H01Q15/08Refracting or diffracting devices, e.g. lens, prism formed of solid dielectric material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q19/00Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic
    • H01Q19/06Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using refracting or diffracting devices, e.g. lens

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程を簡略化できるとともに、誘電体シ
ートの剥がれや隙間によるアンテナ特性の劣化を防止で
きる誘電体レンズを提供する。 【解決手段】 焦点を結ぶ軸線方向に径の異なる第1〜
第4誘電体シート1a〜1dを積層してなる誘電体レン
ズ1において、上記第1誘電体シート1aを溶融した誘
電体材料を所定の圧力下で射出して冷却固化することに
より形成し、上記第2誘電体シート1bを上記第1誘電
体シート1a上に溶融した誘電体材料を射出して冷却固
化することにより第1誘電体シート1aに溶着接合する
よう形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波,ミリ
波の高周波域で使用される誘電体レンズ及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】アンテナ,あるいはレーダー等の電波の
送受信に用いられる誘電体レンズは、送信時には電波の
指向性を高め、また受信時には微弱な電波を集束させる
機能を有している。この種の誘電体レンズは、ポリプロ
ピレン等の合成樹脂材料を射出成形により半球状に一体
成形するのが一般的である。
【0003】ところで、誘電体レンズを射出成形により
一体成形する場合、成形体自体の肉厚が厚い上に、成形
体が中心部の肉厚に対して外周部の肉厚が小さいという
偏った形状を有することから、冷却固化する際に収縮差
が生じ、所望の形状に成形し難く、また表面部と内部と
で比誘電率に差が生じ、その結果アンテナ利得が劣化す
る場合がある。さらに樹脂成形においては冷却時間が肉
厚の2乗に比例することから、厚肉品ほど冷却時間が長
くなり、生産性が低いという問題がある。
【0004】また、他の方法として、例えば、特開平9
−130137号公報には、誘電体レンズ原布から直径
の異なる複数個の誘電体シートをプレス成形し、該各誘
電体シートを直径の大きい順に積層するとともに、接着
剤により貼り合わせるものも提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に誘電体レンズを射出成形により一体成形する場合、成
形体自体の肉厚が厚い上に、成形体が中心部の肉厚に対
して外周部の肉厚が小さいという偏った形状を有するこ
とから、冷却固化する最に収縮差が生じ、所望の形状に
成形し難く、また表面部と内部とで比誘電率に差が生
じ、その結果アンテナ利得が劣化する場合がある。
【0006】また、成形時に、ゲート口に対して、キャ
ビティ部が大きい空間を有するために、ジェッティング
を起こしやすく、このため内部の比誘電率が不均一とな
る。加えて、肉厚が厚いとボイドが発生し、同様に内部
の比誘電率が不均一となる。これらが原因でアンテナ利
得が劣化する場合もある。さらに、偏った形状を有する
ために材料の流動挙動が複雑になり、それに影響されて
材料中の誘電特性を左右するセラミックス自体も不均一
になり、アンテナ利得が劣化する。
【0007】上記従来の複数個の誘電体シートを貼り合
わせた構造とした場合には、例えば高温下で使用すると
誘電体シートが剥がれたり,隙間が生じたりするおそれ
があり、アンテナ特性が劣化するという懸念がある。
【0008】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、製造工程を簡略化してコストを低減できると
ともに、誘電体シートの剥がれや隙間によるアンテナ特
性の劣化を防止できる誘電体レンズ及びその製造方法を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、焦点
を結ぶ軸線方向に少なくとも第1,第2誘電体シートを
積層してなり、第1誘電体シートは溶融した誘電体材料
を金型内に所定の圧力下で射出して冷却固化することに
より形成されたものであり、上記第2誘電体シートは上
記第1誘電体シートが配置された金型内に溶融した誘電
体材料を射出して冷却固化することにより形成されたも
のであることを特徴としている。
【0010】請求項2の発明は、請求項1において、上
記第1誘電体シートと第2誘電体シートとの境界に接合
面積を増やす凹凸部が形成されていることを特徴として
いる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、上記第1誘電体シートと第2誘電体シートとの界面
に機械的結合力を高める嵌合部が形成されていることを
特徴としている。
【0012】請求項4の発明は、焦点を結ぶ軸線方向に
少なくとも第1,第2誘電体シートを積層してなる誘電
体レンズの製造方法において、第1誘電体シートに対応
した形状の金型内に溶融した誘電体材料を所定の圧力下
で射出した後冷却固化することにより第1誘電体シート
を形成する第1成形工程と、内部に配設された上記第1
誘電体シートとで上記第2誘電体シートに対応した形状
をなす金型内に溶融した誘電体材料を所定の圧力下で射
出した後冷却固化することにより上記第2誘電体シート
を上記第1誘電体シートに溶着するように形成する第2
成形工程とを備えたことを特徴としている。
【0013】
【発明の作用効果】請求項1の発明にかかる誘電体レン
ズによれば、射出成形により形成した第1誘電体シート
上に第2誘電体シートを重ねて射出成形することによ
り、各シートでの成形を行うことで、肉厚の差もない一
定な形状の成形が行なえ、冷却固化する際に収縮差が生
じにくく、所望の形状に成形し、比誘電率に差が生じに
くくなる。その結果、アンテナ利得を向上させることが
できる。
【0014】また、成形時に、ゲート口に対して、キャ
ビティ部が平面空間を有するために、ジェッティングを
起こしにくく、また、肉厚も薄くなるためボイドが発生
しなくなり、これらの原因によるアンテナ利得の劣化を
防止できる。さらに、平面空間に材料を流し込むことで
流動挙動が一定方向になり、材料中の誘電特性を左右す
るセラミックス自体も均一になり、アンテナ利得の劣化
を防止できる。
【0015】そして第1,第2誘電体シートの接合が、
第2誘電体シートを射出成形する際に、第1誘電体シー
トが再溶融することによりなされているので、両誘電体
シートの溶着接合が容易に実現され、一体成形と同等の
機械特性も維持でき、剥離等の問題を確実に防止でき
る。
【0016】請求項2の発明では、第1誘電体シートと
第2誘電体シートとの界面に接合面積を増やす凹凸部を
形成したので、接合強度を高めることができ、剥離等の
問題を確実に防止できる。
【0017】請求項3の発明では、第1誘電体シートと
第2誘電体シートとの界面に機械的結合力を高める嵌合
部を形成したので、両誘電体シートの結合強度をさらに
高めることができる。
【0018】請求項4の発明では、金型に溶融した誘電
体材料を射出して第1誘電体シートを形成した後、該第
1誘電体シートが配設された金型に溶融した誘電体材料
を射出したので、アンテナ利得を向上でき、かつ確実に
溶着接合することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0020】図1及び図2は、請求項1,2の発明の一
実施形態(第1実施形態)による誘電体レンズを説明す
るための図であり、図1は誘電体レンズの断面図、図2
(a)〜図2(d)は誘電体レンズの製造工程を示す工
程図である。
【0021】本実施形態の誘電体レンズ1は、焦点を結
ぶ軸線方向に直径の異なる第1,第2,第3,第4誘電
体シート1a,1b,1c,1dを半球状をなすように
積層して構成されている。この各誘電体シート1a〜1
dはポリプロピレン等の熱可塑性樹脂,あるいはセラミ
ックスと熱可塑性樹脂との複合材料からなるものであ
り、各誘電体シート1a〜1dの厚さtは使用周波数の
1/4λに設定されている。なお、各誘電体シートの肉
厚,及び積層数は任意に設定でき、例えば誘電体シート
を2層とした場合には、各層の厚さはレンズ肉厚の1/
2となる。
【0022】上記各誘電体シート1a〜1dはそれぞれ
射出成形により形成されたものである。即ち、溶融した
誘電体材料を所定の圧力下で射出して冷却固化すること
により第1誘電体シート1aを形成し、この冷却固化し
た第1誘電体シート1aの上面に溶融した誘電体材料を
所定の圧力下で射出して冷却固化することにより第2誘
電体シート1bを接合形成し、該第2誘電体シート1b
の上面に上記同様の射出成形により第3誘電体シート1
cを接合形成するとともに、該第3誘電体シート1cの
上面に同じく射出成形により第4誘電体シート1dを接
合形成したものである。
【0023】そして上記射出成形によって各誘電体シー
ト1a〜1dの界面aには溶融固化層が形成され、これ
により各誘電体シート1a〜1d同士が溶着接合してい
る。上記溶融固化層は第1誘電体シート1a上に溶融し
た誘電体材料を射出して第2誘電体シート1bを形成す
る際に、第1誘電体シート1aの接合面が再溶融し、こ
れにより両者が相互に溶着して形成されたものであり、
一体に射出成形された場合と同等の機械的及びアンテナ
特性を有している。また第2誘電体シート1bと第3誘
電体シート1cとの界面a,及び第3誘電体シート1c
と第4誘電体シート1dとの界面aについても上記同様
に溶融固化層が形成されている。
【0024】次に上記誘電体レンズの一製造方法を図2
(a)〜図2(d)に基づいて説明する。
【0025】まず、第1誘電体シート1aに対応したキ
ャビティ形状を有する上,下金型10a,10b内に溶
融した誘電体材料を所定の圧力下で射出した後、冷却固
化し、第1誘電体シート1aを形成する(第1成形工程
(a))。次に上記下金型10bの上面に上記第1誘電
体シート1aとで第2誘電体シート1bに対応したキャ
ビティ形状を有する上金型10cを配置し、該上金型1
0cと第1誘電体シート1aとで形成されたキャビティ
内に溶融した誘電体材料を射出した後、冷却固化し、こ
れにより第1誘電体シート1aの上面に第2誘電体シー
ト1bを接合形成する(第2成形工程(b))。このと
きに第1誘電体シート1aの接合面が再溶融し、両接合
面が溶着して上述の溶融固化層aが形成される。
【0026】次いで上記下金型10bの上面に第3誘電
体シート1cに対応した上金型10dを配置し、該上金
型10cと第1,第2誘電体シート1a,1bとで形成
されたキャビティ内に溶融した誘電体材料を射出し、こ
の後冷却固化し、これにより第2誘電体シート1bの上
面に第3誘電体シート1cを接合形成する(第3成形工
程(c))。最後に、上記下金型10bの上面に第4誘
電体シート1dに対応した上金型10eを配置し、該上
金型10eと第1,第2,第3誘電体シート1a,1
b,1cとで形成されたキャビティ内に溶融した誘電体
材料を射出し、この後冷却固化し、これにより第3誘電
体シート1cの上面に第4誘電体シート1dを接合形成
する(第4成形工程(d))。このようにして半球状の
誘電体レンズ1が製造される。
【0027】このように本実施形態の誘電体レンズ1に
よれば、射出成形により形成した第1誘電体シート1a
の上面に溶融誘電体材料を直接射出して第2誘電体シー
ト1bを接合形成し、該第2誘電体シート1bに上記同
様に射出成形により第3誘電体シート1cを接合形成
し、さらに該第3誘電体シート1cに射出成形により第
4誘電体シート1dを接合形成したので、従来の各誘電
体シートの形成、各誘電体シートの積層,接合を射出成
形のみで行なうことができ、製造工程を簡略化でき、生
産性を向上できるとともに、コストを低減できる。
【0028】また本実施形態では、射出成形した第1誘
電体シート1aに同じく射出成形により第2誘電体シー
ト1bを直接溶着接合するという溶着接合方式を採用し
たので、従来の接着剤による接着に比べて接合強度を高
めることができ、高温下においても剥がれたり,隙間が
生じたりすることはなく、優れたアンテナ特性を長期間
に渡って保持することができる。
【0029】
【表1】
【0030】表1は、150℃の高温下に放置した時の
貼り合わせ界面が剥がれるまでの時間を測定した結果を
示す。表1からも明らかなように、従来の誘電体シート
を貼り合わせたレンズの場合は、100時間で剥がれが
発生している。これに対して、本実施形態の射出成形に
より接合したレンズの場合は、500時間放置しても剥
がれの問題は全く生じていない。
【0031】本実施形態では、第1〜第4誘電体シート
1a〜1dの各界面aにシートの接合面同士の溶着によ
る溶融固化層を形成したので、各誘電体シート1a〜1
dの接合強度をさらに向上することができ、剥離等の問
題を確実に防止でき、品質に対する信頼性を向上でき
る。
【0032】さらに各誘電体シートを直接溶着したの
で、一体に射出成形する場合に比べてアンテナ特性を向
上させることができ、かつ、同等の機械特性を維持する
ことができる。ちなみに、一体形成した場合にはアンテ
ナ利得は27〜28dBiであるのに対して、本実施形
態ではアンテナ利得を30〜32dBiと向上できる。
【0033】図3及び図4は、請求項2の発明の一実施
形態(第2実施形態)による誘電体レンズを説明するた
めの図である。
【0034】本実施形態誘電体レンズは、第1〜第3誘
電体シート1a〜1cの接合面に直径方向に延びる複数
の凹溝2を形成して構成されている。この第1誘電体シ
ート1aに溶融した誘電体材料を射出することにより、
各凹溝2内に第2誘電体シート1bの一部が流入して凸
条が形成されることとなる。これにより両誘電体シート
1a,1bの接合面積を増大することができ、それだけ
接合強度を向上でき、剥離等の問題をより確実に防止で
きる。
【0035】図5,図6はそれぞれ上記第2実施形態の
変形例を示している。図5は、第1誘電体シート1aの
接合面に多数の凸部3を一体形成することにより第2誘
電体シートとの接合面積を増大させた例である。また、
図6は、第1誘電体シート1aに複数の貫通孔4を形成
することにより第2誘電体シートとの接合面積を増大さ
せた例である。この何れの変形例においても、接合強度
を向上でき、第2実施形態と同様の効果が得られる。
【0036】図7は、請求項3の発明の一実施形態(第
3実施形態)による誘電体レンズを説明するための図で
ある。
【0037】本実施形態の誘電体レンズは、第1〜第3
誘電体シート1a〜1cに下方ほど大径をなすテーパー
状の嵌合孔5を複数形成して構成されている。この第1
誘電体シート1aに溶融した誘電体材料を射出すること
により、各嵌合孔5内に第2誘電体シート1bの一部が
流入して嵌合部が形成されることとなる。これにより両
誘電体シート1a,1bの機械的結合力を高めることが
できるとともに、第2誘電体シート1bの冷却固化に伴
う収縮により両シートの間で締め付け力が加わり、結合
強度をさらに高めることができる。
【0038】図8は、上記第3実施形態の変形例を示し
ている。これは第1誘電体シート1aに段付き状の嵌合
孔6を複数形成した例であり、この場合にも機械的結合
力を高めることができ、第3実施形態と同様の効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の第1実施形態による誘電体レ
ンズを説明するための断面図である。
【図2】上記誘電体レンズの製造方法を説明するための
工程図である。
【図3】請求項2の発明の第2実施形態による誘電体レ
ンズを説明するための斜視図である。
【図4】上記誘電体レンズの断面図である。
【図5】上記第2実施形態の変形例を示す誘電体シート
の斜視図である。
【図6】上記第2実施形態の他の変形例を示す誘電体シ
ートの断面図である。
【図7】請求項3の発明の第3実施形態による誘電体レ
ンズを説明するための断面図である。
【図8】上記第3実施形態の変形例を示す誘電体シート
の断面図である。
【符号の説明】
1 誘電体レンズ 1a〜1d 第1〜第4誘電体シート 2 凹溝(凹凸部) 3 凸部(凹凸部) 4 貫通孔(凹凸部) 5,6 嵌合孔(嵌合部) a 界面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦点を結ぶ軸線方向に少なくとも第1,
    第2誘電体シートを積層してなり、第1誘電体シートは
    溶融した誘電体材料を金型内に所定の圧力下で射出して
    冷却固化することにより形成されたものであり、上記第
    2誘電体シートは上記第1誘電体シートが配置された金
    型内に溶融した誘電体材料を射出して冷却固化すること
    により形成されたものであることを特徴とする誘電体レ
    ンズ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第1誘電体シー
    トと第2誘電体シートとの境界に接合面積を増やす凹凸
    部が形成されていることを特徴とする誘電体レンズ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記第1誘電
    体シートと第2誘電体シートとの界面に機械的結合力を
    高める嵌合部が形成されていることを特徴とする誘電体
    レンズ。
  4. 【請求項4】 焦点を結ぶ軸線方向に少なくとも第1,
    第2誘電体シートを積層してなる誘電体レンズの製造方
    法において、第1誘電体シートに対応した形状の金型内
    に溶融した誘電体材料を所定の圧力下で射出した後冷却
    固化することにより第1誘電体シートを形成する第1成
    形工程と、内部に配設された上記第1誘電体シートとで
    上記第2誘電体シートに対応した形状をなす金型内に溶
    融した誘電体材料を所定の圧力下で射出した後冷却固化
    することにより上記第2誘電体シートを上記第1誘電体
    シートに溶着するように形成する第2成形工程とを備え
    たことを特徴とする誘電体レンズの製造方法。
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KR102102129B1 (ko) * 2018-11-23 2020-04-21 주식회사 센서뷰 고이득 안테나용 평면 렌즈 및 그 렌즈를 포함하는 안테나

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