JP2000309032A - 樹脂アンテナ製造方法 - Google Patents

樹脂アンテナ製造方法

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JP2000309032A
JP2000309032A JP11118711A JP11871199A JP2000309032A JP 2000309032 A JP2000309032 A JP 2000309032A JP 11118711 A JP11118711 A JP 11118711A JP 11871199 A JP11871199 A JP 11871199A JP 2000309032 A JP2000309032 A JP 2000309032A
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resin
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antenna
molded
manufacturing
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JP11118711A
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Akira Tabuchi
明 田渕
Akiyoshi Inubushi
昭嘉 犬伏
Hiroshi Shibuya
博 渋谷
Hiroyuki Kadode
宏之 門出
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Otsuka Chemical Co Ltd
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Otsuka Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで、放射効率良好な厚い樹脂アンテ
ナを得る樹脂アンテナ製造方法を提供する。 【解決手段】 樹脂で形成した誘電体の第1表面に放射
導体を設けるとともに第2表面に接地導体を設けた樹脂
アンテナの製造方法であって、第1表面S11を含む第
1成形部分11を、厚さ0.5mm以上8mm以下で第
1表面S11が平滑表面になるように樹脂成形により成
形する工程と、第2表面S12を含む第2成形部分12
を、第2表面S12が平滑表面となるように、樹脂射出
成形により、予め射出成形金型内に第1成形部分11を
設置して第1成形部分11に重ねて成形する工程と、第
1成形部分11の第1表面S11上に放射導体6を設け
る工程と、第2成形部分12の第2表面S12上に接地
導体7を設ける工程とを含む樹脂アンテナ製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘電体の第1の表
面に放射導体を設けるとともに第2の表面に接地導体を
設けたアンテナ、特に該誘電体が樹脂で形成されている
所謂樹脂アンテナの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、誘電体として樹脂を用いて形成さ
れた所謂樹脂アンテナが提案されている。樹脂アンテナ
は、樹脂を誘電体とし、これを放射導体と接地導体で挟
着した構造のものであり、必要に応じてマイクロストリ
ップ、中心コンタクト、外部導線等が接続されてアンテ
ナ回路が形成される。
【0003】かかる樹脂アンテナは、軽量で、形状自由
性に優れていることから、従来の誘電体としてセラミッ
クを使用する所謂セラミックアンテナに代わって、携帯
電話用アンテナ、GPS(Global Positi
oning System)装置用アンテナ、船舶無線
用アンテナ等として広く採用されるに到っている。樹脂
アンテナは前記のとおり軽量で形状自由性に優れている
が、利点として、さらに射出成形を利用して大量生産で
きる点を挙げることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、樹脂アンテ
ナにおいては、樹脂誘電体の厚さが厚くなるほど、無負
荷値Qが減少し、放射効率ηが向上するため、放射効率
を向上させるために誘電体部分をできるだけ厚くしたい
という要請がある。例えば、周波数1GHz(30cm
長)を扱う、誘電率εγ=2.55の円形MSA(円形
マイクロストリップアンテナ)についてみると、誘電体
層厚さ6mmでη=約78%、誘電体層厚さ1.2cm
でη=約93%、誘電体層厚さ2.4cmでη=約97
%となり、僅かな誘電体層厚さの違いが放射効率ηに大
きく影響することが分かる。
【0005】しかしながら、射出成形を利用して樹脂ア
ンテナを形成する場合、誘電体部分の厚さが制約される
という問題がある。すなわち、樹脂の射出成形で形成す
る誘電体部分は、厚すぎると、成形後の樹脂収縮時に無
視できない所謂ヒケ(凹み等)や反りが発生し、表面平
滑性が損なわれる。放射導体や接地導体を設ける面の表
面平滑性、特に放射導体を設ける面の表面平滑性が損な
われると、そのような面に放射導体や接地導体を設けて
アンテナを形成しても高周波領域においてアンテナの種
々の特性に影響を及ぼし、アンテナにとって致命的な欠
陥となる。
【0006】現在の射出成形技術では、ヒケや反りを抑
制して表面平滑性を得ようとすると、射出成形できる部
材の厚さの上限は8mm程度である。そのため従来の樹
脂アンテナは厚さ8mm程度までで形成されている。そ
れより大きい厚さの樹脂アンテナは、押し出し成形によ
り形成された板状体を複数枚接着積層して誘電体とした
り、樹脂ブロックを切削加工することで厚い誘電体を得
る等して製作されている。しかしこの製造方法は量産性
に劣り、製造コストが高くつく。
【0007】そこで本発明は、低コストで、放射効率良
好な厚い樹脂アンテナを得る樹脂アンテナ製造方法を提
供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、次の、、及びの四つのタイプの樹
脂アンテナ製造方法を提供する。 第1の樹脂アンテナ製造方法 樹脂で形成した誘電体の第1表面に放射導体を設けると
ともに第2表面に接地導体を設けた樹脂アンテナの製造
方法であって、(1)前記第1表面を含む第1成形部分
を、厚さ0.5mm以上8mm以下で該第1表面が平滑
表面になるように樹脂成形により成形する工程と、
(2)前記第2表面を含む第2成形部分を、該第2表面
が平滑表面となるように、樹脂射出成形により、予め射
出成形金型内に前記第1成形部分を設置して該第1成形
部分に重ねて成形する工程と、(3)前記第1成形部分
の第1表面上に放射導体を設ける工程と、(4)前記第
2成形部分の第2表面上に接地導体を設ける工程と、を
含むことを特徴とする樹脂アンテナ製造方法。
【0009】この樹脂アンテナ製造方法によると、低コ
ストで、放射効率良好な厚い樹脂アンテナを得ることが
できる。すなわち、第1成形部分及び第2成形部分の二
つの部分を積層して誘電体部分を形成するので、それだ
け誘電体部分を厚くでき、それにより所望の放射効率を
達成できる。それでいて、放射導体が表面平滑な第1成
形部分の第1表面に設けられるとともに接地導体も表面
平滑な第2成形部分の第2表面に設けられるので、特
に、放射導体が、ヒケや反り等が十分抑制される厚さ
0.5mm以上8mm以下に形成された第1成形部分の
十分平滑な第1表面に設けられるので、高周波領域にお
いてもアンテナ特性の劣化がない。また、かかる利点を
有する樹脂アンテナを、押し出し成形により得た数枚の
板状体の接着積層とか、樹脂ブロックの機械加工等の手
間を要すること無く、低コストで製造することができ
る。
【0010】この樹脂アンテナの製造方法においては、
前記第1成形部分を成形する工程又は前記第2成形部分
を成形する工程において成形金型内に導電性コンタクト
を設置して該第1又は第2の成形部分を成形してもよ
い。 第2の樹脂アンテナ製造方法 樹脂で形成した誘電体の第1表面に放射導体を設けると
ともに第2表面に接地導体を設けた樹脂アンテナの製造
方法であって、(1)前記第1表面を含む第1成形部分
を、厚さ0.5mm以上8mm以下で該第1表面が平滑
表面になるように樹脂成形により成形する工程と、
(2)前記第1表面、第2表面のいずれも含まない第2
成形部分を、樹脂射出成形により、予め射出成形金型内
に前記第1成形部分を設置して該第1成形部分に重ねて
成形する工程と、(3)前記第2表面を含む第3成形部
分を、厚さ1mm以上6mm以下で該第2表面が平滑表
面となるように、樹脂射出成形により、予め射出成形金
型内に前記第1成形部分及び第2成形部分を設置して、
該第2成形部分に重ねて成形する工程と、(4)前記第
1成形部分の第1表面上に放射導体を設ける工程と、
(5)前記第3成形部分の第2表面上に接地導体を設け
る工程と、を含むことを特徴とする樹脂アンテナ製造方
法。
【0011】この樹脂アンテナ製造方法によっても、低
コストで、放射効率良好な厚い樹脂アンテナを得ること
ができる。すなわち、第1成形部分、第2成形部分及び
第3成形部分の三つの部分を積層して誘電体部分を形成
するので、それだけ誘電体部分を厚くでき、特に第2成
形部分を厚くして全体を厚くでき、それにより所望の放
射効率を達成できる。それでいて、放射導体が、ヒケや
反り等が十分抑制される厚さ0.5mm以上8mm以下
に形成された第1成形部分の十分平滑な第1表面に設け
られるとともに、接地導体も、第2成形部分の表面凹凸
を埋めて、且つ、第2表面の平滑性を得ることができる
厚さ1mm以上6mm以下に形成された第3成形部分の
平滑な第2表面に設けられるので、高周波領域において
もアンテナ特性の劣化がない。また、かかる利点を有す
る樹脂アンテナを、押し出し成形により得た数枚の板状
体の接着積層とか、樹脂ブロックの機械加工等の手間を
要すること無く、低コストで製造することができる。
【0012】この樹脂アンテナの製造方法においては、
前記第1成形部分を成形する工程又は前記第2成形部分
を成形する工程において成形金型内に導電性コンタクト
を設置して該第1又は第2の成形部分を成形してもよ
い。 第3の樹脂アンテナ製造方法 樹脂で形成した誘電体の第1表面に放射導体を設けると
ともに第2表面に接地導体を設けた樹脂アンテナの製造
方法であって、(1)前記第1表面、第2表面をいずれ
も含まない中芯部分を樹脂成形により成形する工程と、
(2)前記第1表面及び第2表面を含む被覆層を、厚さ
2mm以上8mm以下で該第1表面及び第2表面のそれ
ぞれが平滑表面となるように、樹脂射出成形により、予
め射出成形金型内に前記中芯部分を設置して、該中芯部
分に重ねて成形する工程と、(3)前記被覆層における
前記第1表面上に放射導体を設ける工程と、(4)前記
被覆層における前記第2表面上に接地導体を設ける工程
と、を含むことを特徴とする樹脂アンテナ製造方法。
【0013】この樹脂アンテナ製造方法によっても、低
コストで、放射効率良好な厚い樹脂アンテナを得ること
ができる。すなわち、中芯部分に被覆層を積層して誘電
体部分を形成するので、それだけ誘電体部分を厚くで
き、特に中芯部分を厚くして全体を厚くでき、それによ
り所望の放射効率を達成できる。それでいて、中芯部分
の表面凹凸を埋めて、且つ、第1及び第2表面の平滑性
を得ることができる厚さ2mm以上8mm以下に形成さ
れた被覆層の平滑な第1表面に放射導体が、第2表面に
接地導体がそれぞれ設けられるので、高周波領域におい
てもアンテナ特性の劣化がない。また、かかる利点を有
する樹脂アンテナを、押し出し成形により得た数枚の板
状体の接着積層とか、樹脂ブロックの機械加工等の手間
を要すること無く、低コストで製造することができる。
【0014】この樹脂アンテナの製造方法においては、
前記中芯部分を成形する工程において成形金型内に導電
性コンタクトを設置して該中芯部分を成形してもよい。 第4の樹脂アンテナ製造方法 樹脂で形成した誘電体の第1表面に放射導体を設けると
ともに第2表面に接地導体を設けた樹脂アンテナの製造
方法であって、(1)前記第1表面の一部を含む補助成
形部分を、厚さ0.5mm以上8mm以下で該第1表面
の一部が平滑表面になるように樹脂成形により成形する
工程と、(2)前記第1表面、第2表面をいずれも含ま
ない中芯部分を樹脂成形により成形する工程と、(3)
前記第1表面の残部及び第2表面を含む被覆層を、厚さ
2mm以上8mm以下で、該第1表面の残部が前記補助
成形部分の第1表面の一部に連続して平滑表面の第1表
面を形成するとともに該第2表面も平滑表面となるよう
に、樹脂射出成形により、予め射出成形金型内に前記補
助成形部分及び中芯部分を設置して、該中芯部分に重ね
て成形する工程と、(4)前記補助成形部分及び被覆層
により提供される前記第1表面上に放射導体を設ける工
程と、(5)前記被覆層における前記第2表面上に接地
導体を設ける工程と、を含むことを特徴とする樹脂アン
テナ製造方法。
【0015】この樹脂アンテナ製造方法によっても、低
コストで、放射効率良好な厚い樹脂アンテナを得ること
ができる。この樹脂アンテナ製造方法は前記第3の方法
の変形例であり、第1表面の一部を含む補助成形部分と
同第1表面の残部を含む被覆層により平滑な第1表面が
形成されるので、前記第3の方法において、被覆層を射
出成形するとき、成形金型内の第1表面を形成すべき部
分へ樹脂が十分入り込まないときや、その恐れのあると
きに採用して確実に第1表面を形成できる。
【0016】補助成形部分の厚さと被覆層の厚さが異な
るから、必要に応じ、中芯部分を成形するとき、この厚
さの差を吸収できる段差部分を中芯部分に形成してもよ
い。この樹脂アンテナの製造方法においては、前記中芯
部分を成形する工程において成形金型内に導電性コンタ
クトを設置して該中芯部分を成形してもよい。なお、上
記第1から第4の樹脂アンテナ製造方法において、「樹
脂」とは、樹脂そのものは勿論のこと、誘電率調整材料
等を含む樹脂組成物をも含む概念である。
【0017】
【発明の実施の形態】前記の第1及び第2の樹脂アンテ
ナ製造方法における第1成形部分の厚さは、並びに第4
の樹脂アンテナ製造方法における補助成形部分の厚さ
は、第1表面を平滑表面とする上で8mm以下とするが
あまり薄すぎると、可撓性が増し、その後の射出成形工
程において強度が不足したり、形状を保持できなくなっ
たりするから、また、成形時に金型キャビティ内へ樹脂
が入りにくくなるから、0.5mm以上とする。
【0018】より好ましくは1mm以上8mm以下、さ
らに好ましくは1mm或いは2mm以上6mm以下であ
る。前記の第1及び第2の樹脂アンテナ製造方法におけ
る第1成形部分の成形、第3の樹脂アンテナ製造方法に
おける中芯部分の成形、第4樹脂アンテナ製造方法にお
ける補助成形部分や中芯部分の成形法としては、プレス
成形、射出成形、押出成形その他を採用できるが、後の
射出成形工程を引き続き連続的に実施する上では、射出
成形が好ましい。
【0019】前記の第1及び第2の樹脂アンテナ製造方
法における第1成形部分を形成する樹脂、第1の樹脂ア
ンテナ製造方法における第2成形部分を形成する樹脂、
第2の樹脂アンテナ製造方法における第3成形部分を形
成する樹脂、第3の樹脂アンテナ製造方法における被覆
層を形成する樹脂、第4の樹脂アンテナ製造方法におけ
る補助成形部分及び被覆層を形成する樹脂(要するに、
放射導体を設ける第1表面を提供する成形部分及び接地
導体を設ける第2表面を提供する成形部分を形成する樹
脂)としては、所定の誘電体部分を形成できるのであれ
ば特に制限はないが、耐熱性及び強度に優れた樹脂が好
ましく、次のものを例示できる。
【0020】熱可塑性芳香族ポリエステル樹脂、ポリフ
ェニレンサルファイド樹脂、シンジオタクチックポリス
チレン樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリエーテ
ルイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール
樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリエーテルサルホン樹脂、
ポリアミドイミド樹脂、ポリアリレート樹脂、5−メチ
ルペンテン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等の
熱可塑性樹脂や、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂
等の熱硬化性樹脂を挙げることができ、これらは2以上
のアロイであってもよい。
【0021】また上記例示した樹脂に、必要に応じ、誘
電正接の小さい繊維状又は粒子状の誘電体セラミックス
の1種又は2種以上配合して所望の誘電率に調整した樹
脂組成物であってもよい。かかる誘電体セラミックスと
しては、例えば、チタン酸バリウム、チタン酸ストロン
チウム、チタン酸カルシウム、チタン酸バリウムストロ
ンチウム、アモルファス酸化チタンとチタン酸アルカリ
土類金属塩との複合体、チタン酸ジルコン酸鉛、ワラス
トナイト、ゾノトライト等のケイ酸カルシウム、ホウ酸
マグネシウム、ホウ酸アルミニウム、ケイ酸亜鉛等の繊
維状物、粒子状物を挙げることができる。これら誘電体
セラミックスの配合量は、所望のアンテナ特性を得るよ
うに、例えば特開平9−205320号公報に記載の繊
維状誘電体の配合量決定方法に準じて設定することがで
きる。
【0022】すなわち、予め誘電率の測定された誘電体
材料、例えば誘電体セラミックの少なくとも一種以上の
繊維状物又は粒状物と樹脂を含む樹脂組成物から成形に
より誘電体部分を形成し、その第1表面に放射導体を第
2表面に接地導体を設けた樹脂アンテナを作り、このア
ンテナにおける共振周波数を測定することにより、誘電
率と共振周波数との関係を求め、次いで目的とする樹脂
アンテナにおいて所望の共振周波数を得るために必要な
誘電率に対応する誘電体繊維状物又は粒状物の樹脂に対
する配合量を決定すればよい。前記共振周波数の測定
は、樹脂アンテナをそれを搭載すべき実機器に搭載して
測定することが好ましい。
【0023】前記の誘電体セラミックスの繊維状物、粒
子状物の配合量は、樹脂に対し概ね85重量%までを例
示できる。また前記の第1及び第2の樹脂アンテナ製造
方法における第1成形部分を形成する樹脂、第1の樹脂
アンテナ製造方法における第2成形部分を形成する樹
脂、第2の樹脂アンテナ製造方法における第3成形部分
を形成する樹脂、第3の樹脂アンテナ製造方法における
被覆層を形成する材料、前記第4の樹脂アンテナ製造方
法における補助成形部分及び被覆層を形成する樹脂に
は、必要に応じてオレフィン樹脂、エラストマー等の脆
性改良剤、ハロゲン系難燃剤、リン系難燃剤等の難燃
剤、ガラス繊維等の強化剤、窒化ホウ素等の離型剤、顔
料等の着色剤等を配合してもよい。
【0024】前記の第2の樹脂アンテナ製造方法におけ
る第2成形部分、第3及び第4の樹脂アンテナ製造方法
における中芯部分を形成する材料としては、所定の誘電
体部分を形成できるのであれば特に制限はなく、例えば
前記に示すと同様の材料を使用できる。本発明に係るい
ずれの樹脂アンテナ製造方法においても、前記第1表面
への放射導体の形成、第2表面への接地導体の形成は、
メッキ、印刷、放射導体パターンや接地導体パターンの
金属箔や金属薄板の接着(例えば金属箔や金属薄板と第
1、第2表面との間にホットメルト型接着剤層を介在さ
せての所謂ホットスタンプ)等により行える。放射導体
や接地導体の材質としては、例えば銅、金、銀、ニッケ
ル、酸化錫その他の導電性材料を挙げることができる。
【0025】本発明に係るいずれの樹脂アンテナ製造方
法においても、放射導体に電気的に接続されるべきを導
電性コンタクトをいずれかの成形部分を成形するときに
金型内に配置して組み込み成形してもよい。例えば、前
記第1、第2の樹脂アンテナ製造方法においては、前記
第1成形部分を成形する工程又は前記第2成形部分を成
形する工程において成形金型内に導電性コンタクトを設
置して該第1又は第2の成形部分を成形するようにして
もよい。また、第3及び第4の樹脂アンテナ製造方法に
おいては、前記中芯部分を成形する工程において成形金
型内に導電性コンタクトを設置して該中芯部分を成形す
るようにしてもよい。
【0026】また、導電性コンタクトは、樹脂アンテナ
製造後、接地導体に設けた孔に遊嵌させ、誘電体部分を
貫通させて放射導体に電気的に接続してもよい。また、
誘電体部分に放射導体へ通じる孔をあけ、その内周面に
導電性メッキを施し、且つ、放射導体にそれを電気的に
接続させ、これを導電性コンタクトとしてもよい。以下
図面を参照して本発明の実施例について説明する。 実施例1(図1参照) 図1に本発明に係る第1の樹脂アンテナ製造方法例を示
す。
【0027】先ず、図(A)に示すように、シンジオタ
クチックポリスチレン複合材を用いて射出成形により厚
さ5mm、直径が100mmよりやや小さい第1成形部
分11を成形する。この成形部分11は後述する導電性
コンタクト5の小径上端部51に嵌合できる孔111を
有している。上部は全体直径よりやや小径に形成されて
おり、その上面は、後述する放射導体6を貼着する平坦
平滑な第1表面S11となっている。
【0028】次に予め導電性コンタクト5の小径上端部
51に第1成形部分11をその孔111部分で嵌め、こ
れらを射出成形金型に設置する。そして図(B)に示す
ように、ポリブチレンテレフタレート複合材を用いて射
出成形により第2成形部分12を成形する。かくして第
2成形部分12が第1成形部分11の段付き周面を囲繞
するとともにコンタクト5を囲繞し、第1成形部分11
の下面に重ねて一体的に形成される。第2成形部分12
は厚さ7mm、直径100mmである。第2成形部分1
2の下面は、後述する接地導体7を貼着する平坦平滑な
第2表面S12となっている。導電性コンタクト5は第
2成形部分12に一体的に組み込まれ、コンタクト5の
上下の小径端部51、52は第1、第2の成形部分1
1、12より突出した状態にある。かくしてコンタクト
5を組み込んだ誘電体部分が形成される。
【0029】引き続き図(C)に示すように、第1表面
S11に放射導体6を貼着し、第2表面S12に接地導
体7を貼着して樹脂アンテナAとする。放射導体6は銅
箔の一方の面にホットメルト接着剤膜を、他方の面に剥
離可能の保護膜を形成したフィルムを放射導体パターン
に打ち抜き、これをコンタクト上端部51に電気的接続
を保つように嵌着させつつ第1表面S11に当てがい、
保護膜の上から加圧加熱してホットメルト接着剤膜部分
で第1表面S11に接着し、その後保護膜を剥離して得
る。放射導体6は、図5に示すように、一部を断ったル
ープ部分61と、該ループ部分61からループ中心へ向
かって延び、コンタクト5の小径上端部51に嵌着する
孔621を有する直線部分62からなっている。
【0030】接地導体7についても、銅箔の一方の面に
ホットメルト接着剤膜を、他方の面に剥離可能の保護膜
を形成したフィルムを接地導体パターンに打ち抜き、こ
れをコンタクト下端部52に接触しないように遊嵌させ
つつ第2表面S12に当てがい、保護膜の上から加圧加
熱してホットメルト接着剤膜部分で第2表面S12に接
着し、その後保護膜を剥離して得る。接地導体7は、図
6に示すように、中央部にコンタクト下端部52に遊嵌
する孔71を有する円形状のものである。
【0031】なお、導電性コンタクト、放射導体及び接
地導体は、これからあと説明する他の実施例においても
同じものを採用する。 実施例2(図2参照) 図2に本発明に係る第2の樹脂アンテナ製造方法例を示
す。図(A)に示すように、先ず、熱可塑性芳香族ポリ
エステル樹脂複合材を用いて射出成形により厚さ1m
m、直径60mmの第1成形部分21を成形する。この
成形部分21は導電性コンタクト5の小径上端部51に
嵌合できる孔211を有している。上面は、放射導体6
を貼着する平坦平滑な第1表面S21となっている。
【0032】次に予め導電性コンタクト5の小径上端部
51に第1成形部分21をその孔211部分で嵌め、こ
れらを射出成形金型に設置する。そして図(B)に示す
ように、ポリエチレンテレフタレート樹脂複合材を用い
て射出成形により第2成形部分22を成形する。かくし
て第2成形部分22がコンタクト5を囲繞し、第1成形
部分21の下面に重ねて一体的に形成される。第2成形
部分22は厚さ3mm、直径60mmの部分221と厚
さ4mm、直径92mmの部分222とを積み重ねた形
状のものでである。導電性コンタクト5は第2成形部分
22に一体的に組み込まれ、コンタクト5の上下の小径
端部51、52は第1、第2の成形部分21、22より
突出した状態にある。
【0033】さらに、一体となった第1成形部分21、
第2成形部分22及びコンタクト5を射出成形金型に設
置し、そして図(C)に示すようにポリフェニレンサル
ファイド樹脂複合材を用いて射出成形により第3成形部
分23を成形する。かくして第3成形部分23がコンタ
クト5の下端部52の周りから第2成形部分22の側周
面にかけて該部分22に重ねて一体的に形成される。第
3成形部分23は厚さ4mmの被覆層に形成される。こ
の状態において、導電性コンタクト5の上下の小径端部
51、52は第1、第3の成形部分21、23より突出
している。第3成形部分23の下面は接地導体7を貼着
する平坦平滑な第2表面S22となっている。かくして
コンタクト5を組み込んだ誘電体部分が形成される。
【0034】引き続き図(D)に示すように、第1表面
S21に放射導体6を貼着し、第2表面S22に接地導
体7を貼着して樹脂アンテナBとする。 実施例3(図3参照) 図3に本発明に係る第3の樹脂アンテナ製造方法例を示
す。先ず、導電性コンタクト5を射出成形金型に設置
し、図(A)に示すようにポリブチレンテレフタレート
樹脂複合材を用いて射出成形により厚さ6mm、直径9
4mmの中芯部分31を成形する。かくしてコンタクト
5を上下端部51、52を残して囲繞した中芯部分31
が形成される。
【0035】次にこの中芯部分31を射出成形金型に設
置し、図(B)に示すようにシンジオタクチックポリス
チレン樹脂複合材を用いて射出成形により厚さ4mmの
被覆層32を中芯部分31を囲繞するように中芯部分3
1に重ねて成形する。かくしてコンタクト5を、その上
下端部51、52を残して内蔵した誘電体部分が形成さ
れる。 被覆層32のうちコンタクト上端部51の周囲
部分は平坦平滑な第1表面S31となっており、コンタ
クト下端部52の周囲部分は平坦平滑な第2表面S32
となっている。
【0036】次いで図(C)に示すように、第1表面S
31に放射導体6を貼着し、第2表面S32に接地導体
7を貼着して樹脂アンテナCとする。 実施例4(図4参照) 図4に本発明に係る第4の樹脂アンテナ製造方法例を示
す。図(A)に示すように、シンジオタクチックポリス
チレン樹脂複合材を用いて射出成形により厚さ0.5m
m、直径20mmの補助成形部分41を成形する。この
成形部分41は導電性コンタクト5の小径上端部51に
嵌合できる孔411を有している。上面は、放射導体6
を貼着する平坦平滑な第1表面S41の一部S411と
なっている。
【0037】また導電性コンタクト5を射出成形金型に
設置し、図(B)に示すようにポリカーボネート樹脂複
合材を用いて射出成形により厚さ3.5mm、直径86
mmの部分421と、厚さ4mm、直径96mmの部分
422を積み重ねた形状の中芯部分42を成形する。か
くしてコンタクト5を小径上端部51と大径部分の上端
部510並びに小径下端部52を残して囲繞した中芯部
分42が形成される。
【0038】次に導電性コンタクト5の小径上端部51
に補助成形部分41をその孔411部分で嵌めて中芯部
分42に当接させ、これら補助成形部分41と中芯部分
42を射出成形金型に設置する。そして図(C)に示す
ように熱可塑性芳香族ポリエステル樹脂複合材を用いて
射出成形により被覆層43を厚さ2mmで成形する。被
覆層43は中芯部分42を囲繞するように該中芯部分4
2に重ねて一体的に形成され、補助成形部41の周面ま
で及んでいる。かくしてコンタクト5を、その上下端部
51、52を残して内蔵した誘電体部分が形成される。
この被覆層43により第1表面の一部S411に平坦平
滑に連続する第1表面の残部S412が提供され、それ
らにより平坦平滑な第2表面S42が形成される。また
コンタクト下端部52の周囲部分は平坦平滑な第2表面
S42となっている。
【0039】次いで図(D)に示すように、第1表面S
41に放射導体6を貼着し、第2表面S42に接地導体
7を貼着して樹脂アンテナDとする。前記樹脂アンテナ
A〜Dのいずれも、放射効率良好な厚い樹脂アンテナで
あり、低コストで製造できる。また、放射導体6及び接
地導体7は平坦平滑な表面に設けられるので、高周波領
域においてもアンテナ促成の劣化がない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、低
コストで、放射効率良好な厚い樹脂アンテナを得る樹脂
アンテナ製造方法を提供することを課題とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図(A)から図(C)は、本発明に係る樹脂ア
ンテナ製造方法実施の1例を示す工程図である。
【図2】図(A)から図(D)は、本発明に係る樹脂ア
ンテナ製造方法実施の他の例を示す工程図である。
【図3】図(A)から図(C)は、本発明に係る樹脂ア
ンテナ製造方法実施のさらに他の例を示す工程図であ
る。
【図4】図(A)から図(D)は、本発明に係る樹脂ア
ンテナ製造方法実施のさらに他の例を示す工程図であ
る。
【図5】放射導体の平面図である。
【図6】接地導体の平面図である。
【符号の説明】
A、B、C、D 樹脂アンテナ 11、21 第1成形部分 12、22 第2成形部分 111 第1成形部分11の孔 211 第1成形部分21の孔 23 第3成形部分 31 中芯部分 32 被覆層 41 補助成形部 411 補助成形部の孔 42 中芯部分 43 被覆層 5 導電性コンタクト 51 コンタクト5の小径上端部 52 コンタクト5の小径下端部 510 コンタクト5の大径部分の上端部 6 放射導体 61 ループ部分 62 直線部部 621 直線部分62の孔 7 接地導体 71 接地導体の孔 S11、S21、S31、S41 第1表面 S411 第1表面41の一部 S412 第1表面41の残部 S12、S22、S32、S42 第2表面
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 67:00 103:04 B29L 31:34 (72)発明者 渋谷 博 徳島市川内町加賀須野463 大塚化学株式 会社徳島研究所内 (72)発明者 門出 宏之 徳島市川内町加賀須野463 大塚化学株式 会社徳島研究所内 Fターム(参考) 4F206 AA13 AA25 AB13 AD01 AH41 JA07 JB12 JB21 JF05 JN12 JW50 5J045 AB06 DA09 EA07 LA01 MA01 5J046 AA19 AB13 PA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂で形成した誘電体の第1表面に放射導
    体を設けるとともに第2表面に接地導体を設けた樹脂ア
    ンテナの製造方法であって、(1)前記第1表面を含む
    第1成形部分を、厚さ0.5mm以上8mm以下で該第
    1表面が平滑表面になるように樹脂成形により成形する
    工程と、(2)前記第2表面を含む第2成形部分を、該
    第2表面が平滑表面となるように、樹脂射出成形によ
    り、予め射出成形金型内に前記第1成形部分を設置して
    該第1成形部分に重ねて成形する工程と、(3)前記第
    1成形部分の第1表面上に放射導体を設ける工程と、
    (4)前記第2成形部分の第2表面上に接地導体を設け
    る工程と、を含むことを特徴とする樹脂アンテナ製造方
    法。
  2. 【請求項2】前記第1成形部分を成形する工程又は前記
    第2成形部分を成形する工程において成形金型内に導電
    性コンタクトを設置して該第1又は第2の成形部分を成
    形する請求項1記載の樹脂アンテナ製造方法。
  3. 【請求項3】樹脂で形成した誘電体の第1表面に放射導
    体を設けるとともに第2表面に接地導体を設けた樹脂ア
    ンテナの製造方法であって、(1)前記第1表面を含む
    第1成形部分を、厚さ0.5mm以上8mm以下で該第
    1表面が平滑表面になるように樹脂成形により成形する
    工程と、(2)前記第1表面、第2表面のいずれも含ま
    ない第2成形部分を、樹脂射出成形により、予め射出成
    形金型内に前記第1成形部分を設置して該第1成形部分
    に重ねて成形する工程と、(3)前記第2表面を含む第
    3成形部分を、厚さ1mm以上6mm以下で該第2表面
    が平滑表面となるように、樹脂射出成形により、予め射
    出成形金型内に前記第1成形部分及び第2成形部分を設
    置して、該第2成形部分に重ねて成形する工程と、
    (4)前記第1成形部分の第1表面上に放射導体を設け
    る工程と、(5)前記第3成形部分の第2表面上に接地
    導体を設ける工程と、を含むことを特徴とする樹脂アン
    テナ製造方法。
  4. 【請求項4】前記第1成形部分を成形する工程又は前記
    第2成形部分を成形する工程において成形金型内に導電
    性コンタクトを設置して該第1又は第2の成形部分を成
    形する請求項3記載の樹脂アンテナ製造方法。
  5. 【請求項5】樹脂で形成した誘電体の第1表面に放射導
    体を設けるとともに第2表面に接地導体を設けた樹脂ア
    ンテナの製造方法であって、(1)前記第1表面、第2
    表面をいずれも含まない中芯部分を樹脂成形により成形
    する工程と、(2)前記第1表面及び第2表面を含む被
    覆層を、厚さ2mm以上8mm以下で該第1表面及び第
    2表面のそれぞれが平滑表面となるように、樹脂射出成
    形により、予め射出成形金型内に前記中芯部分を設置し
    て、該中芯部分に重ねて成形する工程と、(3)前記被
    覆層における前記第1表面上に放射導体を設ける工程
    と、(4)前記被覆層における前記第2表面上に接地導
    体を設ける工程と、を含むことを特徴とする樹脂アンテ
    ナ製造方法。
  6. 【請求項6】前記中芯部分を成形する工程において成形
    金型内に導電性コンタクトを設置して該中芯部分を成形
    する請求項5記載の樹脂アンテナ製造方法。
  7. 【請求項7】樹脂で形成した誘電体の第1表面に放射導
    体を設けるとともに第2表面に接地導体を設けた樹脂ア
    ンテナの製造方法であって、(1)前記第1表面の一部
    を含む補助成形部分を、厚さ0.5mm以上8mm以下
    で該第1表面の一部が平滑表面になるように樹脂成形に
    より成形する工程と、(2)前記第1表面、第2表面を
    いずれも含まない中芯部分を樹脂成形により成形する工
    程と、(3)前記第1表面の残部及び第2表面を含む被
    覆層を、厚さ2mm以上8mm以下で、該第1表面の残
    部が前記補助成形部分の第1表面の一部に連続して平滑
    表面の第1表面を形成するとともに該第2表面も平滑表
    面となるように、樹脂射出成形により、予め射出成形金
    型内に前記補助成形部分及び中芯部分を設置して、該中
    芯部分に重ねて成形する工程と、(4)前記補助成形部
    分及び被覆層により提供される前記第1表面上に放射導
    体を設ける工程と、(5)前記被覆層における前記第2
    表面上に接地導体を設ける工程と、を含むことを特徴と
    する樹脂アンテナ製造方法。
  8. 【請求項8】前記中芯部分を成形する工程において成形
    金型内に導電性コンタクトを設置して該中芯部分を成形
    する請求項7記載の樹脂アンテナ製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003025374A (ja) * 2001-07-18 2003-01-29 Furukawa Electric Co Ltd:The 小型アンテナの製造方法
JP2007324641A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Fujicopian Co Ltd 非接触通信媒体のアンテナの端子部の形成方法および感熱型保護層剥離シート、金属蒸着層転写シート

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