JP2002319533A - 転写露光方法、転写露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

転写露光方法、転写露光装置及びデバイス製造方法

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JP2002319533A
JP2002319533A JP2001125563A JP2001125563A JP2002319533A JP 2002319533 A JP2002319533 A JP 2002319533A JP 2001125563 A JP2001125563 A JP 2001125563A JP 2001125563 A JP2001125563 A JP 2001125563A JP 2002319533 A JP2002319533 A JP 2002319533A
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Noriyuki Hirayanagi
徳行 平柳
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Nikon Corp
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    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/143Electron beam

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レチクルの歪を短時間・高精度・安価に補正
することのできる転写露光方法等を提供する。 【解決手段】 レチクル10上に複数のアライメントマ
ーク51及び計測用マーク53を形成しておき、露光装
置とは異なる検査装置81を用いて前記複数の計測用マ
ーク53の内の全部又は大半の位置を検出してレチクル
変形データ1を得、記憶部83に記憶する。また、レチ
クル10を露光装置に搭載した後に、複数のアライメン
トマーク51の内の一部の位置を検出してレチクル変形
データ2を得、記憶部82に記憶する。両レチクル変形
データを用いて、各サブフィールドの位置及び/又は変
形を補正しながら露光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感応基板上にレチ
クル(マスク)のパターンを転写露光する転写露光方
法、転写露光装置及びデバイス製造方法に関する。特に
は、レチクルの歪(変形)を短時間・高精度・安価に補
正することのできる転写露光方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】電子線露光を例にとって従来技術を説明
する。電子線露光は、紫外光を用いる露光よりも高解像
度が得られるが、スループットが低いのが欠点とされて
おり、その欠点を解消すべく様々な技術開発がなされて
きた。現在では、セルプロジェクション等と呼ばれる、
デバイスパターン中の限られた種類の図形部分を繰り返
し転写露光する方式(図形部分一括露光方式と呼ぶ)が
実用化されている。しかしこの方式も、本格的な半導体
チップの量産工程におけるウェハ露光に応用するにはス
ループットが1桁程度低い。
【0003】上記の図形部分一括露光方式よりも飛躍的
に高スループットをねらう電子線露光方式として、一個
の半導体チップ全体の回路パターン(チップパターン)
を備えたレチクルに電子線を照射し、その照射範囲のパ
ターンの像を投影レンズにより縮小転写する電子線縮小
転写装置が提案されている。この種の装置の光学系で
は、レチクル上のチップパターンの全範囲に一括して電
子線を照射して一度にチップパターン全体を転写できる
ほどに広い低収差の視野は通常得られない。そこで、チ
ップパターン全体領域を多数の小領域(サブフィール
ド)に分割してレチクル上に形成し、各サブフィールド
毎にパターンを順次転写し、ウェハ上では各サブフィー
ルドの像(イメージフィールド)をつなげて配列するこ
とにより全回路パターンを転写する、との提案もなされ
ている(分割投影露光方式、例えば米国特許第5,260,15
1 号、特開平8−186070号参照)。
【0004】この分割投影露光方式に用いるレチクルと
しては、シリコンウェハを加工した、ステンシル式とメ
ンブレイン式の2方式が検討されている。このうち、特
に有力と考えられているものは、厚さ1〜5μm程度の
Si膜に孔明きパターンが微細加工されたいわゆる散乱
ステンシルレチクルである。
【0005】ところで、上記レチクルは、電子ビーム描
画→エッチング等のプロセスで製作するが、製作時に歪
(変形)が生じることがある。また、レチクルを露光装
置内のレチクルステージ上の静電チャック等にローディ
ング(搭載)するときにも歪が生じることがある。この
まま露光を行うと感応基板上には歪んだパターンが投影
されることになり、パターンの重ね合わせ精度やつなぎ
合わせ精度の低下を招くという問題がある。そのため、
このレチクルの歪を管理することが精度管理の点で重要
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、レチクルの歪
を計測し、その計測データに基づいて投影光学系の倍率
・回転・位置等のパラメータを調節して歪を補正しなが
ら露光することが提案されている。
【0007】例えば、レチクルの薄膜間の梁の部分に位
置計測マークを設けて、座標測定装置等の検査装置を用
いたり露光装置そのものの中でそのマークを計測し、そ
の計測データを用いて歪を補正する手法がある。また、
レチクルの薄膜上に位置計測マークを設けて、露光装置
内で該マークに電子線を照射してマーク位置や寸法を計
測し、その計測データを用いて補正を行う手法がある。
なお、上述の補正手法に関しては、特開平11−308
50号、特開平11−142121号、特開平2000
−124114号等に開示されている。
【0008】しかし、レチクルの歪の要因が多岐にわた
るため、上述の補正方法を単独で用いるのみでは、補正
効果が十分に得られないという問題がある。そこで、上
述の梁の部分のマークと薄膜上のマークの両者の計測デ
ータを重ね合わせて歪の補正を行うことも考えられる。
しかし、両者を単に重ね合わせただけでは、同一の要因
による歪を2重に補正してしまうという問題がある。
【0009】さらに、上述の補正法方法においては、レ
チクル上の全てのマークを計測し、レチクル上の全サブ
フィールドの位置誤差を把握するには、検査時間が長く
なって検査コストが増大えるという問題がある。
【0010】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、レチクルの歪を短時間・高精度・安価に補
正することのできる転写露光方法等を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の転写露光方法は、 感応基板上に転写すべ
きデバイスパターンを小領域(サブフィールド)に分割
してレチクル上に形成し、 該レチクルを、前記サブフ
ィールド毎にエネルギ線で照明し、 該サブフィールド
を通過又は反射したエネルギ線を前記感応基板上のしか
るべき位置に投影結像させ、 該感応基板上では、各サ
ブフィールドのパターンの像を繋ぎ合わせることにより
前記デバイスパターン全体を転写する露光方法であっ
て、 前記レチクル上に複数の位置検出用マークを形成
しておき、 露光装置とは異なる検査装置を用いて前記
複数のマークの内の全部又は大半の位置を検出してレチ
クル変形データ1を得、 前記レチクルを前記露光装置
に搭載した後に、前記複数のマークの内の一部の位置を
検出してレチクル変形データ2を得、 両レチクル変形
データを用いて、各サブフィールドの位置及び/又は変
形を補正しながら露光することを特徴とする。
【0012】露光装置内で、レチクル上に分散して配置
された各マークの座標を計測してレチクルの現状の変形
データを把握し、このデータに基づいて各サブフィール
ドの位置・寸法補正を行うこととすれば、最も高い補正
精度を得ることができる。しかし、この方法では、露光
装置内のマーク座標計測に時間がかかってしまい、露光
装置のスループットの低下を引き起こしてしまう。そこ
で、かなりの部分のマークの座標計測を露光装置外の検
査装置で行い、露光装置内では一部のマークのみ座標計
測を行うことで露光装置内での計測時間を短くし、スル
ープットの向上を図る。このとき、検査装置で得られた
変形データと露光装置で得られた変形データを用いて各
サブフィールドの位置を補正するので、レチクルの歪を
比較的高精度に補正することができる。
【0013】前記転写露光方法においては、 前記レチ
クル変形データ1を線形成分1Lと非線形成分1NLと
に分け、 前記レチクル変形データ2を線形成分2Lと
非線形成分2NLとに分け、 前記データ1の非線形成
分1NLと前記データ2の線形成分2Lとを用いて、各
サブフィールドの位置及び/又は変形を補正しながら露
光することが好ましい。
【0014】検査装置で得られた変形データと露光装置
で得られた変形データのうち、重複する成分を取り除い
て補正を行うので、レチクルの歪を短時間・高精度に補
正することができる。
【0015】前記転写露光方法においては、 前記デー
タ1から各サブフィールドの回転誤差及び直交度誤差を
算出し、 前記データ2の線形成分2Lからサブフィー
ルドの倍率誤差を算出し、 前記算出した誤差の内、全
て又は幾つかを用いて、各サブフィールドの位置及び/
又は変形を補正しながら露光することが好ましい。
【0016】検査装置と露光装置内では温度環境が異な
る場合が想定されるため、レチクルの熱膨張等を考慮す
ると、倍率誤差等のパラメータは露光装置内で計測した
ほうが補正精度が向上する。なお、このとき、線形成分
は露光装置内で計測し、非線形成分を検査装置で計測す
ることにより、2重補正を防ぎ、高精度な位置補正を期
待できる。
【0017】前記転写露光方法においては、 同一の製
造プロセスにより複数枚のレチクルを作製する場合にお
いて、 該複数のレチクルの内の1枚を用いて、前記変
形データを検出し、 他のレチクルを用いて露光を行う
際にも、前記変形データを用いることもできる。
【0018】同一の製造プロセスにより作製された複数
のレチクル間では、それらの歪に再現性のある場合がか
なりある。そこで、そのような複数のレチクルの内のあ
る一枚のレチクルを検査して算出した補正データを他の
レチクルの露光時にも用いることで、レチクルの検査時
間を短縮でき検査コストを低く抑えることができる。
【0019】本発明の転写露光装置は、 感応基板上に
転写すべきデバイスパターンが小領域(サブフィール
ド)に分割されて形成されたレチクルを載置するレチク
ルステージと、 該レチクル上の前記サブフィールド毎
にエネルギ線を照明する照明光学系と、 該サブフィー
ルドを通過又は反射したエネルギ線を前記感応基板上の
しかるべき位置に投影結像させる投影光学系と、 前記
感応基板を載置する感応基板ステージと、 前記レチク
ルステージ上に載置されたレチクルの変形を検出する手
段と、 各部を制御する制御部と、 を具備し、 前記
感応基板上で前記サブフィールド毎のパターンの像を繋
ぎ合わせることにより前記デバイスパターン全体を転写
する露光装置であって、 前記制御部が、 露光装置と
は異なる検査装置を用いて検出したレチクル変形データ
1を記憶する第1の記憶部と、 前記レチクルを露光装
置に搭載した後に検出したレチクル変形データ2を記憶
する第2の記憶部と、 前記両レチクル変形データを用
いて、各サブフィールドの位置及び/又は変形を補正す
る補正部と、 を有することを特徴とする。
【0020】本発明のデバイス製造方法は、上記いずれ
かの態様の転写露光方法を用いるリソグラフィー工程を
含むことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ説明す
る。本発明は、電子線等の荷電粒子線をエネルギ線に用
いる露光技術に限定されるわけではなく、紫外線やX線
等を用いる露光にも適用できるが、ここでは、電子線露
光を例にとって説明する。まず、分割転写方式の電子線
投影露光技術の概要を図面を参照しつつ説明する。
【0022】図2は、分割転写方式の電子線投影露光装
置の光学系全体における結像関係及び制御系の概要を示
す図である。光学系の最上流に配置されている電子銃1
は、下方に向けて電子線を放射する。電子銃1の下方に
は2段のコンデンサレンズ2、3が備えられており、電
子線は、これらのコンデンサレンズ2、3によって収束
されブランキング開口7にクロスオーバーC.O.を結像す
る。
【0023】二段目のコンデンサレンズ3の下には、矩
形開口4が備えられている。この矩形開口(照明ビーム
成形開口)4は、レチクル10の一つのサブフィールド
(露光の1単位となるパターン小領域)を照明する照明
ビームのみを通過させる。この開口4の像は、レンズ9
によってレチクル10に結像される。
【0024】ビーム成形開口4の下方には、ブランキン
グ偏向器5が配置されている。同偏向器5は、必要時に
照明ビームを偏向させてブランキング開口7の非開口部
に当て、ビームがレチクル10に当たらないようにす
る。ブランキング開口7の下には、照明ビーム偏向器8
が配置されている。この偏向器8は、主に照明ビームを
図2の横方向(X方向)に順次走査して、照明光学系の
視野内にあるレチクル10の各サブフィールドの照明を
行う。偏向器8の下方には、照明レンズ9が配置されて
いる。照明レンズ9は、レチクル10上にビーム成形開
口4を結像させる。
【0025】レチクル10は、実際には(図3を参照し
つつ後述)光軸垂直面内(X−Y面)に広がっており、
多数のサブフィールドを有する。レチクル10上には、
全体として一個の半導体デバイスチップをなすパターン
(チップパターン)が形成されている。もちろん、複数
のレチクルに1個の半導体デバイスチップをなすパター
ンを分割して配置しても良い。レチクル10は移動可能
なレチクルステージ11上に載置されており、レチクル
10を光軸垂直方向(XY方向)に動かすことにより、
照明光学系の視野よりも広い範囲に広がるレチクル上の
各サブフィールドを照明することができる。レチクルス
テージ11には、レーザ干渉計を用いた位置検出器12
が付設されており、レチクルステージ11の位置をリア
ルタイムで正確に把握することができる。
【0026】レチクル10の下方には投影レンズ15及
び19並びに偏向器16が設けられている。レチクル1
0の1つのサブフィールドを通過した電子線は、投影レ
ンズ15、19、偏向器16によってウェハ23上の所
定の位置に結像される。ウェハ23上には、適当なレジ
ストが塗布されており、レジストに電子線のドーズが与
えられ、レチクル上のパターンが縮小されてウェハ23
上に転写される。
【0027】レチクル10とウェハ23の間を縮小率比
で内分する点にクロスオーバーC.O.が形成され、同クロ
スオーバー位置にはコントラスト開口18が設けられて
いる。同開口18は、レチクル10の非パターン部で散
乱された電子線がウェハ23に到達しないよう遮断す
る。
【0028】ウェハ23の直上には反射電子検出器22
が配置されている。この反射電子検出器22は、ウェハ
23の被露光面やステージ上のマークで反射される電子
の量を検出する。例えばレチクル10上のマークパター
ンを通過したビームでウェハ23上のマークを走査し、
その際のマークからの反射電子を検出することにより、
レチクル10とウェハ23の相対的位置関係を知ること
ができる。
【0029】ウェハ23は、静電チャック(図示され
ず)を介して、XY方向に移動可能なウェハステージ2
4上に載置されている。上記レチクルステージ11とウ
ェハステージ24とを、互いに逆の方向に同期走査する
ことにより、投影光学系の視野を越えて広がるチップパ
ターン内の各部を順次露光することができる。なお、ウ
ェハステージ24にも、上述のレチクルステージ11と
同様の位置検出器25が装備されている。
【0030】上記各レンズ2、3、9、15、19及び
各偏向器5、8、16は、各々のコイル電源制御部2
a、3a、9a、15a、19a及び5a、8a、16
aを介してコントローラ(制御部)31によりコントロ
ールされる。また、レチクルステージ11及びウェハス
テージ24も、ステージ制御部11a、24aを介し
て、コントローラ31により制御される。ステージ位置
検出器12、25は、アンプやA/D変換器等を含むイ
ンターフェース12a、25aを介してコントローラ3
1に信号を送る。また、反射電子検出器22も同様のイ
ンターフェース22aを介してコントローラ31に信号
を送る。
【0031】コントローラ31は、ステージ位置の制御
誤差を把握し、その誤差を像位置調整偏向器16で補正
する。これにより、レチクル10上のサブフィールドの
縮小像がウェハ23上の目標位置に正確に転写される。
そして、ウェハ23上で各サブフィールド像が繋ぎ合わ
されて、レチクル上のチップパターン全体がウェハ上に
転写される。
【0032】次に、分割転写方式の電子線投影露光に用
いられるレチクルの詳細例について、図3を参照しつつ
説明する。図3は、電子線投影露光用のレチクルの構成
例を模式的に示す図である。(A)は全体の平面図であ
り、(B)は一部の斜視図であり、(C)は一つの小メ
ンブレイン領域の平面図である。このようなレチクル
は、例えばシリコンウェハに電子線描画・エッチングを
行うことにより製作できる。
【0033】図3(A)には、レチクル10における全
体のパターン分割配置状態が示されている。同図中に多
数の正方形41で示されている領域が、一つのサブフィ
ールドに対応したパターン領域を含む小メンブレイン領
域(厚さ0.1μm 〜数μm)である。図3(C)に示
すように、小メンブレイン領域41は、中央部のパター
ン領域(サブフィールド)42と、その周囲の額縁状の
非パターン領域(スカート43)とからなる。サブフィ
ールド42は転写すべきパターンの形成された部分であ
る。スカート43はパターンの形成されてない部分であ
り、照明ビームの縁の部分が当たる。パターン形成の形
態としては、メンブレインに孔開き部を設けるステンシ
ルタイプと、電子線の高散乱体からなるパターン層をメ
ンブレイン上に形成する散乱メンブレンタイプとがあ
る。
【0034】一つのサブフィールド42は、現在検討さ
れているところでは、レチクル上で0.5〜5mm角程度
の大きさを有する。投影の縮小率を1/5とすると、サ
ブフィールドがウェハ上に縮小投影された投影像の大き
さは、0.1〜1mm角である。小メンブレイン領域41
の周囲の直交する格子状のグリレージと呼ばれる部分4
5は、レチクルの機械強度を保つための、例えば厚さ
0.5〜1mm程度の梁である。グリレージ45の幅は、
例えば0.1mm程度である。なお、スカート43の幅
は、例えば0.05mm程度である。
【0035】図3(A)に示すように、図の横方向(X
方向)に多数の小メンブレイン領域41が並んで一つの
グループ(エレクトリカルストライプ44)をなし、そ
のようなエレクトリカルストライプ44が図の縦方向
(Y方向)に多数並んで1つのメカニカルストライプ4
9を形成している。エレクトリカルストライプ44の長
さ(メカニカルストライプ49の幅)は照明光学系の偏
向可能視野の大きさによって制限される。なお、一つの
エレクトリカルストライプ44内における隣り合うサブ
フィールド間に、スカートやグリレージのような非パタ
ーン領域を設けない方式も検討されている。
【0036】メカニカルストライプ49は、X方向に並
列に複数存在する。隣り合うメカニカルストライプ49
の間にストラット47として示されている幅の太い梁
は、レチクル全体のたわみを小さく保つためのものであ
る。ストラット47はグリレージ45と一体である。
【0037】現在有力と考えられている方式によれば、
1つのメカニカルストライプ(以下単にストライプと呼
ぶ)49内のX方向のサブフィールド42の列(エレク
トリカルストライプ44)は電子線偏向により順次露光
される。一方、ストライプ49内のY方向の列は、連続
ステージ走査により順次露光される。
【0038】次に、本発明の1実施例に係るレチクルに
おける位置検出用マーク配置について説明する。図11
は、本発明の1実施例に係るレチクルの1つのストライ
プにおける位置検出用マーク配置を模式的に示す平面図
(ウェハ側すなわち電子線下流側から見た図)である。
この例のレチクルのストライプ49には、サブフィール
ドを含む多数の小メンブレイン領域41が縦横に配列さ
れている。なお以下の説明では、小メンブレイン領域の
ことをサブフィールドともいう。
【0039】これらのサブフィールド41のうち最外周
の1列41aは、位置検出用マーク(荷電粒子線アライ
メントマーク)の専用領域である。これらのサブフィー
ルド41aは、デバイス形成用のパターンを有せず、ア
ライメントマーク(パターン)51のみが形成されてい
る。アライメントマーク51は、複数の帯状の開孔を有
するステンシル型のラインアンドスペースパターンであ
る。アラインメントマーク51は、X方向に延びるもの
とY方向に延びるものがペアとなっている。一方、最外
周部のサブフィールド41aを除く内側のサブフィール
ド41bは、通常のデバイス形成用のパターンを有す
る。アライメントマーク51の位置は、露光装置内で、
電子線を用いて検出される。
【0040】隣り合うサブフィールド41の間のグリレ
ージの底の部分45′には、別の位置検出用マーク(計
測用マーク)53が形成されている。この計測用マーク
53は、十字形をしており、シリコン基板の表面にCr
やTa等を蒸着することにより形成されている。計測用
マーク53は、デバイスパターンを有する1つのサブフ
ィールド41bの周囲の4カ所に形成されており、設計
上は4つの計測用マーク53の中心位置がその中のサブ
フィールド41bの中心位置と合致している。また、縦
・横に並ぶ計測用マーク53は、レチクルの座標に沿っ
て、ある等しい間隔で並んでいる。計測用マーク53の
位置は、検査装置を使用して露光装置外で検出される。
【0041】マーク53や51は、レチクルの製作プロ
セス(電子線描画、蒸着、エッチング等)において同時
に形成されるので、その位置精度はレチクルのパターン
精度と同様に高い。
【0042】次に、露光装置内におけるアライメントマ
ーク51の検出方法について説明する。図4は、アライ
メントマーク51の検出方法を説明する図である。図4
においては、図2に示した露光装置の要部である電子銃
1、コンデンサレンズ2、レチクル10、ウェハステー
ジ24が示してある。ここで、レチクル10のサブフィ
ールド(メンブレン領域)には、位置検出用のアライメ
ントマーク(開口部)51が設けられており、ウェハス
テージ24には、位置検出用の基準マークMが設けられ
ている。なお、基準マーク(例えば重金属膜)Mも、ア
ライメントマーク51と同様にX方向及びY方向に延び
るラインアンドスペース型である。また、レチクル10
は、レチクルステージ11に載置されており、レチクル
ステージ11には、ステージ位置を検出する位置検出器
12及び装置全体を制御するコントローラ(制御部)3
1が配置されている。
【0043】ウェハステージ24の上方には反射電子検
出器22が配置されている。反射電子検出器22は、例
えば、電子ビームEBの通路の周りに計4個配置するこ
とができる。この反射電子検出器22は、ウェハステー
ジ24上のマークMで反射される反射電子eの量を検出
する。反射電子検出器22には、レチクル10の歪を計
測する歪計測部62が接続されている。歪計測部62に
は、また、ステージ位置を検出する位置検出器12が接
続されており、反射電子量と共に、レチクルステージ1
1の位置をリアルタイムに把握できる。
【0044】計測時には、レチクル10のアライメント
マーク51が形成されたサブフィールド41の1つに電
子ビームEBを照射する。このアライメントマーク51
を通過した電子ビームEBで基準マークM上を2次元的
に走査する。その際、基準マークMからの反射電子eを
反射電子検出器22で検出する。そして、歪計測部62
において、反射電子eの検出信号とレチクルステージ1
1の位置とから、アライメントマーク51の実際の位置
が計測される。その後、コントローラ31において、そ
の実測値と設計上のアライメントマーク51の位置デー
タとから誤差が算出される。さらに、同様の計測を他の
サブフィールドについても行うことで、レチクル10の
歪を把握することができる。
【0045】次に、本発明の実施の形態に係る転写露光
装置の制御系について説明する。図1は、本発明の実施
の形態に係る転写露光装置の制御系を示すブロック図で
ある。図1には、計測用マーク53とアライメントマー
ク51とを備えるレチクル10(図11参照)が示され
ている。計測用マーク53は露光装置外に配置された検
査装置81で検出され、アライメントマーク51は歪計
測部62(図4参照)で検出される。両検出データは、
制御部(コントローラ)31に入力される。制御部31
には、検査装置81の検出データを記憶する記憶部83
と、歪計測部62の検出データを記憶する記憶部82
と、両データから露光位置補正量を算出する補正部84
とが設けられている。補正部84には、記憶部82、8
3の検出データを参照し、露光位置補正量を算出する演
算部85と、算出されるデータを記憶する記憶部(サブ
フィールド位置座標テーブル)86と、偏向器16(図
2参照)等に指令を出す指令部87と、が設けられてい
る。
【0046】ここで、レチクルに生じる歪(変形)の種
類について説明する。図5は、レチクルに生じる誤差の
種類を示す図である。図5(A)は回転誤差を示す図で
あり、図5(B)は直交度誤差を示す図であり、図5
(C)は倍率誤差を示す図である。図5は、レチクルの
サブフィールド41内の歪を示した図である。各図に
は、歪が生じる前のサブフィールド41及び計測用マー
ク53(図11参照)が破線で示されている。
【0047】図5(A)には、回転誤差歪の生じた後の
サブフィールド41′及び計測用マーク53′が実線で
示されている。この図では、例えば、サブフィールド4
1の中心点を軸に右回りにθだけ回転した状態が示され
ている。基のサブフィールド41内のある点の座標を
(x、y)とすると、回転誤差歪の生じた後のサブフィ
ールド41′内のその点の座標は(cosθ x−sinθ
y、sinθ x+cosθ y)となる。
【0048】図5(B)には、直交度誤差歪の生じた後
のサブフィールド41′及び計測用マーク53′が実線
で示されている。この図では、角度ωだけサブフィール
ド41の直交度が歪み、サブフィールド41´が平行四
辺形状になった状態が示されている。基のサブフィール
ド41上のある点の座標を(x、y)とすると、直交度
誤差歪の生じた後のサブフィールド41′上のその点の
座標は(x−tanω y、y)となる。
【0049】図5(C)には、倍率誤差歪の生じた後の
サブフィールド41′及び計測用マーク53′が実線で
示されている。この図では、例えば、レチクルが熱で膨
張してサブフィールド41が大きくなった状態が示され
ている。X方向の倍率誤差をSX、Y方向の倍率誤差を
Yとする。基のサブフィールド41の大きさを1×1
とすると、回転誤差歪の生じた後のサブフィールド4
1′の大きさは(1+SX)×(1+SY)となる。
【0050】本発明の実施の形態に係る転写露光方法に
おいては、これらの誤差を行列を用いた式で示した変換
モデルを作成する。
【数1】 ただし、歪み前の座標を(x、y)とし、歪み後の座標
を(X、Y)とする。また、OX、OYは、サブフィール
ドの中心位置のずれを示す。
【0051】ところで、レチクルに生じる誤差には、線
形成分と非線形成分とがある。図6は、レチクルに生じ
る誤差の線形成分と非線形成分について説明する図であ
る。図6には、検査装置を使用して露光装置外で検出さ
れた計測用マーク53の測定結果の一例が示されてい
る。図6の一定の間隔で配置されている格子は、レチク
ルの設計データを示すものであり、グリレージの底の部
分45′の中心線73である。したがって、その交点
は、歪がなければ本来、計測用マーク53の存在する箇
所である。
【0052】図6の黒点は、検出された計測用マーク5
3′の中心位置を示すものであり、ほぼ全て設計データ
からずれている。この誤差量(変形データ)は、厳密に
は全ての点で異なるが、その誤差の内には、近接する複
数のサブフィールドの中でほぼ等しい向き・大きさを有
する線形成分71が存在する。また、誤差量からこの線
形成分71を差し引いたものが、各点毎に向き・大きさ
の異なる非線形成分72である。
【0053】図7は、レチクルに生じる誤差の非線形成
分のみを抽出した図である。図7には、3900μm×
3900μmの大きさを有するサブフィールド41が縦
横12個ずつ、計144個配置されたストライプが示さ
れている。各サブフィールド41間には、一定の間隔で
配置されている格子状のグリレージの底の部分45′の
中心線73が示されている。中心線73の交点付近に
は、検出された計測用マーク53′から線形成分71
(図6参照)を差し引いた点53´NL(非線形成分)
が示されている。図から判るように、点53´NLは、
中心線73の交点付近でランダムであるが、許容値以下
になった。
【0054】次に、本発明の1つの実施の形態に係る転
写露光方法について説明する。まず、レチクル全体の歪
によるサブフィールド配列補正について説明する。図
8、レチクル全体の歪によるサブフィールド配列補正方
法を示すフローチャートである。図8においては、ま
ず、レチクル製作後に、グリレージ下面45′(図11
参照)に配置している計測用マーク53(図11参照)
を、露光装置外で座標測定装置(検査装置)81(図1
参照)を用いて測定する(ステップ21)。これにより
レチクル作成時(レチクル描画、パターン加工プロセ
ス、レチクルの温度・応力変化)に発生した歪みを有す
るサブフィールドの座標(変形データ1)を計測する。
この計測ではレチクル作成時の誤差(一次歪み)をサブ
フィールド毎に測定することができる。なお、座標測定
装置は、光波干渉式座標測定機6i型(ニコン製)等を
用いることができる。
【0055】ここで、全て、もしくは幾つかのサブフィ
ールドの変形データ1を上述の行列を用いた式で表され
る変換モデルに当てはめる。それにより、回転誤差のパ
ラメータθ、直交度誤差のパラメータω、倍率誤差のパ
ラメータSX、SY、サブフィールドの中心位置のずれO
X、OYを算出する。以下、これらのパラメータを総称し
て仮補正パラメータ1と呼ぶ。仮補正パラメータ1は、
変換モデルに当てはめた変形データ1の数により、複数
算出される。これら複数の仮補正パラメータ1に最小2
乗法を用いることにより、モデルに最も整合する真の補
正パラメータ1を算出する(ステップ22)。なお、算
出された補正パラメータ1は、レチクル歪のうち線形な
成分であり、各サブフィールド全てについて計測しなく
ても、高精度な計測が可能である。
【0056】次に、上記の補正パラメータ1を代入した
変換モデルに、サブフィールドの理想格子のデータ(設
計データ)を当てはめることにより、変形データ1の線
形成分1L(図6参照)のみを抽出する(ステップ2
3)。
【0057】さらに、上記の計測された変形データ1か
ら線形成分1Lを差し引くことにより、変形データ1の
非線形成分1NL(図6、7参照)を算出する(ステッ
プ24)。
【0058】次に露光装置内でレチクルをレチクルステ
ージにチャッキングする、その後、ストライプ周辺のア
ライメントマーク専用サブフィールド41a(図11参
照)に配置したアライメントマーク51(図11参照)
の位置をTTR(Through The Reticle)方式で検出す
ることにより、ストライプ周辺の歪みを計測する(ステ
ップ31)。計測は、アライメントマーク51を透過し
た電子線でウェハステージ上の基準マークM(図4参
照)をスキャンすることにより行う。ここで計測される
歪みは露光装置内でレチクルをチャッキングする際に発
生する歪みなどを含む。この歪みデータ(座標)を変形
データ2と呼ぶ。なお、ここで計測される歪みはストラ
イプの全体的な歪みであり、サブフィールド毎の局所的
な歪みは直接的には計測できない。
【0059】ここで、全て、もしくは幾つかのサブフィ
ールドの変形データ2をパラメータの未知の状態の変換
モデルに当てはめる。それにより、露光装置内で測定し
た際の回転誤差のパラメータθ、直交度誤差のパラメー
タω、倍率誤差のパラメータSX、SY、サブフィールド
の中心位置のずれOX、OYを算出する。以下、これらの
パラメータを総称して仮補正パラメータ2と呼ぶ。仮補
正パラメータ2は、変換モデルに当てはめた変形データ
2の数により、複数算出される。これら複数の仮補正パ
ラメータ2に最小2乗法を用いることにより、モデルに
最も整合する真の補正パラメータ2を算出する(ステッ
プ32)。
【0060】次に、上記の補正パラメータ2を代入した
変換モデルに、サブフィールドの理想格子のデータ(設
計データ)を当てはめることにより、変形データ2の線
形成分2L(図6参照)のみを抽出する(ステップ3
3)。
【0061】ここで、補正パラメータ2を代入した変換
モデルに、先に算出した変形データ1の非線形成分1N
Lを当てはめることにより、露光装置内で計測用マーク
53を直接計測したのに極めて近いサブフィールド位置
座標データを得られる(ステップ34)。
【0062】ところで、全ての検査を露光装置内で行う
ことが望ましいが、スループットの低下等を引き起こ
す。そこで、本発明においては、線形成分は露光装置内
で計測し(線形成分2L)、非線形成分を検査装置で計
測する(非線形成分1NL)。ここで、線形成分を露光
装置内で計測するのは、検査装置と露光装置内では温度
環境が異なる場合が想定されるため、レチクルの熱膨張
等を考慮すると、倍率誤差等のパラメータは露光装置内
で計測したほうが補正精度が向上するからである。な
お、このとき、線形成分は露光装置内で計測し、非線形
成分を検査装置で計測することにより、2重補正を防
ぎ、高精度な位置補正を期待できる。
【0063】上記の計算によって求めた歪みを露光装置
のコントローラ31(図2参照)のサブフィールド位置
座標テーブル86(図1参照)に与える(ステップ3
5)。
【0064】続いて、図9を参照しつつ、サブフィール
ド内の線形歪みの補正について説明する。図9は、サブ
フィールド内の線形歪みの補正方法を示すフローチャー
トである。サブフィールド内の線形歪みは、そのサブフ
ィールド周辺の計測用マーク53(図11参照)の計測
結果から算出できる。ここで、サブフィールド内での誤
差要因の主たるものは、レチクル描画装置の誤差である
から、パターンの回転誤差や直交度誤差(図5参照)が
サブフィールド毎に異なっていることとなる。ここで、
倍率誤差(図5参照)も考えられるが、サブフィールド
毎に倍率が異なることは考えにくい。また、上述のよう
に、倍率誤差は温度環境による影響のほうが大きいと考
えられるため、倍率誤差の補正値は露光装置内で計測さ
れたデータを使用するほうが高精度な補正が期待でき
る。
【0065】したがって、サブフィールド内の線形歪み
については、検査装置内の計測データ(変形データ1)
から回転誤差や直交度誤差を算出し(ステップ41)、
露光装置内の計測データ(変形データ2)から倍率誤差
を算出する(ステップ42)。それらの算出値からサブ
フィールド毎に補正値を求め、補正しながら露光するこ
とにより、より高精度なレチクル歪み補正を行うことが
できる。
【0066】上記の計算によって求めた歪みを露光装置
のコントローラ31(図2参照)の各サブフィールド位
置座標テーブル86(図1参照)に与える(ステップ4
3)。
【0067】そして、ステップ35におけるサブフィー
ルド位置座標テーブルの変形データと、ステップ43に
おける各サブフィールド位置座標テーブルの変形データ
とを参照しつつ、偏向器、回転補正レンズ、倍率補正レ
ンズなどを用いて、露光位置及びサブフィールド補正し
ながら露光を行う(ステップ51)。
【0068】次に、本発明の他の実施の形態に係る転写
露光方法について説明する。上述のように、レチクル検
査装置を使用して計測用マーク53(図11参照)の位
置検出を行う場合、レチクル検出装置のスループットが
低いとレチクルコスト増大の要因となる。レチクル歪の
主な原因としては、レジスト応力等のレチクル作製プロ
セスによるもの、また、レチクル描画装置によるものに
大別される。
【0069】このうちレチクル作製プロセスによるもの
は、作製プロセスの管理をきちんと行うことで、レチク
ル毎に高い再現性が得られるはずである。したがって、
計測用マーク53の位置検出は、必ずしも露光に使用す
るレチクルそのものを検査する必要はなく、同じプロセ
スで作製されたと見なされる代表的なレチクルの検査デ
ータを流用することができる。このとき、数枚のレチク
ルの検査データを平均化したものを用いることもでき
る。これにより、露光するレチクルの全てを検査する必
要がなくなり、レチクルコストの増大を防ぐことができ
る。
【0070】次に上記説明した転写露光方法を利用した
デバイス製造方法の実施例を説明する。図10は、微小
デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネ
ル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製
造のフローを示す。
【0071】ステップ1(回路設計)では、半導体デバ
イスの回路設計を行う。ステップ2(マスク(レチク
ル)製作)では、設計した回路パターンを形成したマス
クを製作する。この時、パターンについて局部的にリサ
イズを施すことにより近接効果や空間電荷効果によるビ
ームボケの補正を行ってもよい。一方、ステップ3(ウ
ェハ製造)では、シリコン等の材料を用いてウェハを製
造する。
【0072】ステップ4(酸化)では、ウェハの表面を
酸化させる。ステップ5(CVD)では、ウェハ表面に
絶縁膜を形成する。ステップ6(電極形成)では、ウェ
ハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ7(イオ
ン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。ステッ
プ8(レジスト処理)では、ウェハに感光剤を塗布す
る。ステップ9(電子ビーム露光)では、ステップ2で
作ったマスクを用いて電子ビーム転写装置によって、マ
スクの回路パターンをウェハに焼付露光する。その際、
上述の露光方法を用いる。ステップ10(光露光)で
は、同じくステップ2で作った光露光用マスクを用い
て、光ステッパーによってマスクの回路パターンをウェ
ハに焼付露光する。この前又は後に、電子ビームの後方
散乱電子を均一化する近接効果補正露光を行ってもよ
い。
【0073】ステップ11(現像)では、露光したウェ
ハを現像する。ステップ12(エッチング)では、レジ
スト像以外の部分を選択的に削り取る。ステップ13
(レジスト剥離)では、エッチングがすんで不要となっ
たレジストを取り除く。ステップ4からステップ13を
繰り返し行うことによって、ウェハ上に多重に回路パタ
ーンが形成される。
【0074】ステップ14(組立)は、後工程と呼ば
れ、上の工程によって作製されたウェハを用いて半導体
チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシン
グ、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。ステップ15(検査)では、ステ
ップ14で作製された半導体デバイスの動作確認テス
ト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て
半導体デバイスが完成しこれが出荷(ステップ16)さ
れる。
【0075】以上図1〜図11を参照しつつ、本発明の
実施の形態に係る転写露光方法等について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、様々な変更を
加えることができる。
【0076】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、レチクルの歪を短時間・高精度・安価に補正
することのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る転写露光装置の制御
系を示すブロック図である。
【図2】分割転写方式の電子線投影露光装置の光学系全
体における結像関係及び制御系の概要を示す図である。
【図3】電子線投影露光用のレチクルの構成例を模式的
に示す図である。(A)は全体の平面図であり、(B)
は一部の斜視図であり、(C)は一つの小メンブレイン
領域の平面図である。
【図4】アライメントマーク51の検出方法を説明する
図である。
【図5】レチクルに生じる誤差の種類を示す図である。
図5(A)は回転誤差を示す図であり、図5(B)は直
交度誤差を示す図であり、図5(C)は倍率誤差を示す
図である。
【図6】レチクルに生じる誤差の線形成分と非線形成分
について説明する図である。
【図7】レチクルに生じる誤差の非線形成分のみを抽出
した図である。
【図8】レチクル全体の歪によるサブフィールド配列補
正方法を示すフローチャートである。
【図9】サブフィールド内の線形歪みの補正方法を示す
フローチャートである。
【図10】微小デバイス(ICやLSI等の半導体チッ
プ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマ
シン等)の製造のフローを示す。
【図11】本発明の1実施例に係るレチクルの1つのス
トライプにおける位置検出用マーク配置を模式的に示す
平面図(ウェハ側すなわち電子線下流側から見た図)で
ある。
【符号の説明】
10 レチクル 16 偏向器 31 コントローラ(制御部) 51 アライメントマーク 53 計測用マーク 62 歪計測部 81 検査装置 82、83 記憶部 84 補正部 85 演算部 86 記憶部(サブフィールド位置座標テーブル) 87 指令部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 516A Fターム(参考) 2F067 AA03 AA15 BB01 BB04 CC16 EE10 FF11 FF12 FF18 GG07 HH06 JJ05 KK08 PP12 QQ02 2F069 AA03 AA17 BB15 CC06 DD12 GG04 GG07 GG08 GG12 GG45 GG72 GG74 HH30 MM02 MM24 NN17 NN18 2H095 BA05 BA08 BD03 BD12 BD15 BD24 BD29 BE06 5F046 AA18 DB04 5F056 AA06 CA02 CC01 CC07 CD02 FA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感応基板上に転写すべきデバイスパター
    ンを小領域(サブフィールド)に分割してレチクル上に
    形成し、 該レチクルを、前記サブフィールド毎にエネルギ線で照
    明し、 該サブフィールドを通過又は反射したエネルギ線を前記
    感応基板上のしかるべき位置に投影結像させ、 該感応基板上では、各サブフィールドのパターンの像を
    繋ぎ合わせることにより前記デバイスパターン全体を転
    写する露光方法であって、 前記レチクル上に複数の位置検出用マークを形成してお
    き、 露光装置とは異なる検査装置を用いて前記複数のマーク
    の内の全部又は大半の位置を検出してレチクル変形デー
    タ1を得、 前記レチクルを前記露光装置に搭載した後に、前記複数
    のマークの内の一部の位置を検出してレチクル変形デー
    タ2を得、 両レチクル変形データを用いて、各サブフィールドの位
    置及び/又は変形を補正しながら露光することを特徴と
    する転写露光方法。
  2. 【請求項2】 前記レチクル変形データ1を線形成分1
    Lと非線形成分1NLとに分け、 前記レチクル変形データ2を線形成分2Lと非線形成分
    2NLとに分け、 前記データ1の非線形成分1NLと前記データ2の線形
    成分2Lとを用いて、各サブフィールドの位置及び/又
    は変形を補正しながら露光することを特徴とする請求項
    1記載の転写露光方法。
  3. 【請求項3】 前記データ1から各サブフィールドの回
    転誤差及び直交度誤差を算出し、 前記データ2の線形成分2Lからサブフィールドの倍率
    誤差を算出し、 前記算出した誤差の内、全て又は幾つかを用いて、各サ
    ブフィールドの位置及び/又は変形を補正しながら露光
    することを特徴とする請求項1又は2記載の転写露光方
    法。
  4. 【請求項4】 同一の製造プロセスにより複数枚のレチ
    クルを作製する場合において、 該複数のレチクルの内の1枚を用いて、前記変形データ
    を検出し、 他のレチクルを用いて露光を行う際にも、前記変形デー
    タを用いることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項
    記載の転写露光方法。
  5. 【請求項5】 感応基板上に転写すべきデバイスパター
    ンが小領域(サブフィールド)に分割されて形成された
    レチクルを載置するレチクルステージと、 該レチクル上の前記サブフィールド毎にエネルギ線を照
    明する照明光学系と、 該サブフィールドを通過又は反射したエネルギ線を前記
    感応基板上のしかるべき位置に投影結像させる投影光学
    系と、 前記感応基板を載置する感応基板ステージと、 前記レチクルステージ上に搭載されたレチクルの変形を
    検出する手段と、 各部を制御する制御部と、 を具備し、 前記感応基板上で前記サブフィールド毎のパターンの像
    を繋ぎ合わせることにより前記デバイスパターン全体を
    転写する露光装置であって、 前記制御部が、 露光装置とは異なる検査装置を用いて検出したレチクル
    変形データ1を記憶する第1の記憶部と、 前記レチクルを露光装置に搭載した後に検出したレチク
    ル変形データ2を記憶する第2の記憶部と、 前記両レチクル変形データを用いて、各サブフィールド
    の位置及び/又は変形を補正する補正部と、 を有することを特徴とする転写露光装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか1項記載の転写
    露光方法を用いるリソグラフィー工程を含むことを特徴
    とするデバイス製造方法。
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