JP2002319433A - 非水系電解液二次電池及びそれに用いる非水系電解液 - Google Patents
非水系電解液二次電池及びそれに用いる非水系電解液Info
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Abstract
二次電池を提供する。 【解決手段】 リチウムを吸蔵・放出することが可能な
負極及び正極と非水溶媒にリチウム塩を溶解してなる電
解液とを備えた非水系電解液二次電池において、(1)
負極は、X線回折における格子面(002面)のd値が
0.335〜0.34nmの範囲である炭素質材料を含む
ものであること、(2)非水溶媒が、比誘電率25以上
の溶媒を70容量%以上含有すること、及び(3)電解
液中に非イオン性フッ素系界面活性剤が添加されている
こと、を特徴とする非水系電解液二次電池。
Description
電池及びそれに使用する非水系電解液に関する。
い、高いエネルギー密度を持つリチウム二次電池の需要
が高まってきている。更に、リチウム二次電池の適用分
野の拡大に伴い、電池特性の一層の向上も要望されてい
る。
は、高容量化を達成できる電池として古くから盛んに研
究が行われているが、金属リチウムが充放電の繰り返し
によりデンドライト状に成長し、最終的には正極に達し
て、電池内部において短絡が生じてしまうことが、実用
化を阻む最大の技術的な課題となっていた。
出することが可能な炭素質材料を用いた非水系電解液二
次電池が、提案されている。このような非水系電解液二
次電池では、リチウムが金属状態で存在しないため、デ
ンドライトの形成が抑制され、電池寿命と安全性を向上
させることができる。炭素質材料としては、例えばコー
クス、人造黒鉛、天然黒鉛等があり、特に人造黒鉛、天
然黒鉛等の黒鉛系炭素質材料を用いた非水系電解液二次
電池は、高容量化の要求に応えるものとして注目されて
いる。近年、さらなる高容量化のために、電極をプレス
して単位体積あたりの電極活物質重量を増加させる試み
や、電極の厚みを増加させて集電体などの電極材料以外
の部材が占める体積を減少させる試みがなされている。
しかし、これらの手法を用いることにより、電極の有効
表面積が減少し、急速充放電等の高負荷使用時に、電極
活物質が本来有している性能を発揮できないという問題
がある。
液二次電池では、非水系電解液の溶媒として通常、プロ
ピレンカーボネートやエチレンカーボネート等の環状カ
ーボネート、ジメチルカーボネートやエチルメチルカー
ボネート等の鎖状カーボネート、γ−ブチロラクトン、
γ−バレロラクトン等の環状カルボン酸エステル等が、
混合して用いられる。これらの環状カーボネート及び環
状カルボン酸エステル類は、比誘電率が大きく沸点も高
いため、リチウムイオンの解離能や電池の高温安定性の
面では有用であるものの、一般に高粘度であり、表面張
力も大きいため、電池部材、特に表面自由エネルギーが
小さい部材への含浸性が悪く、界面におけるリチウムイ
オンの拡散性が低下し、充放電特性が低下するという問
題がある。
3651公報ではフルオロポリオキシエチレンエーテル
を電解液に添加し、充放電特性を改善する試みがなされ
ている。しかし、フルオロポリオキシエチレンエーテル
のフルオロアルキル基の炭素数が多い場合、またポリオ
キシエチレン鎖が長い場合は、電解液の電極への含浸性
を向上させる効果はあるものの、それ自体が電極表面あ
るいは電解液中におけるリチウムイオンの拡散の抵抗と
なってしまい、充放電特性は逆に低下してしまう。
な状況に対して、非水系電解液の電池部材への含浸性を
高め、高容量かつ急速充放電特性に優れた非水系電解液
二次電池を提供することを目的とする。
水系電解液二次電池において、非水系電解液の表面張力
を低下させて、電解液の電極への含浸性を向上させるこ
とにより、課題を解決するものである。
る。 〔1〕リチウムを吸蔵・放出することが可能な負極及び
正極と非水溶媒にリチウム塩を溶解してなる電解液とを
備えた非水系電解液二次電池において、(1)負極は、
X線回折における格子面(002面)のd値が0.33
5〜0.34nmの範囲である炭素質材料を含むものであ
ること、(2)非水溶媒が、比誘電率25以上の溶媒を
70容量%以上含有すること、及び(3)電解液中に非
イオン性フッ素系界面活性剤が添加されていること、を
特徴とする非水系電解液二次電池。
なくとも一種が、下記一般式(I):
はパーフルオロアルキル基、Xは非イオン性のH、C、
O、N、P及びSから選ばれる1種類以上の元素からな
る分子量200以下の2価の連結基、mはオキシエチレ
ンのユニット数である)で示される、パーフルオロアル
キル基を有するポリオキシエチレンエーテルであって、
mが2〜10であり、かつRfの炭素数が2〜10であ
る、上記の非水系電解液二次電池。
能であり、かつ負極はX線回折における格子面(002
面)のd値が0.335〜0.34nmの範囲である炭素
質材料を含むものである、負極及び正極と組み合わせて
使用するための二次電池用非水系電解液であって、非水
溶媒にリチウム塩を溶解してなり、該非水溶媒が比誘電
率25以上の溶媒を70容量%以上含有し、かつ該電解
液中に非イオン性フッ素系界面活性剤が添加されている
ことを特徴とする非水系二次電池用電解液。
詳細に説明する。本発明の非水系電解液二次電池は、リ
チウムを吸蔵・放出することが可能な、X線回折におけ
る格子面(002面)のd値が0.335〜0.34nm
の範囲である炭素質材料を含む負極と、正極と、比誘電
率25以上の溶媒を70容量%以上含有する非水溶媒に
リチウム塩を溶解してなる電解液とを備え、電解液中に
非イオン性フッ素系界面活性剤が添加されていることを
特徴とする。
オン性フッ素系界面活性剤は、界面活性剤の疎水基であ
る炭化水素基の水素原子を全部あるいは一部、フッ素原
子で置換したものであり、表面張力を低下させる効果が
非常に大きい。また、耐熱性、耐薬品性、耐酸化性に優
れ、電池内での分解が少ないという利点がある。イオン
性のフッ素系界面活性剤は電解液への溶解性が十分でな
いため、本発明では、非イオン性のフッ素系界面活性剤
を用いる。このような非イオン性フッ素系界面活性剤は
特に限定されず、例えば、パーフルオロアルキルポリオ
キシエチレンエタノール、パーフルオロアルキルカルボ
ン酸エステル、部分フッ素化アルキルポリオキシエチレ
ンエタノール、部分フッ素化アルキルカルボン酸エステ
ル等が挙げられる。これらの中で、パーフルオロアルキ
ルポリオキシエチレンエタノール及びパーフルオロアル
キルカルボン酸エステルが好ましい。
面活性剤は、少なくとも一種が、下記一般式(I):
非イオン性のH、C、O、N、P及びSから選ばれる1
種以上の元素からなる分子量200以下の2価の連結
基、Rfはパーフルオロアルキル基、mはオキシエチレ
ンのユニット数である)で示される、パーフルオロアル
キル基を有するポリオキシエチレンエーテルであって、
mが2〜10であり、かつRfの炭素数が2〜10であ
ることができる。
ポリオキシエチレンエーテルは、mが2未満又は10を
越えるオキシレンユニット数のものを、副生物として含
んでいてもよく、Rfの炭素数が2未満又は10を越え
るパーフルオロアルキル基を、副生物として含んでいて
もよい。副生物の合計量は、副生物を含むポリオキシエ
チレンエーテルの総重量に対して、通常10重量%以下
であり、好ましくは5重量%以下、更に好ましくは2重
量%以下である。
エチレンエーテルのパーフルオロアルキル基Rfは、ア
ルキル基の水素原子が全てフッ素原子に置換されたもの
であり、表面張力を低下させる効果が非常に大きく、電
解液の電極への含浸性を高めることができる。また、耐
熱性、耐薬品性、耐酸化性に優れ、電池内での分解が少
ないという利点がある。パーフルオロアルキル基Rf
は、電池内においてリチウムイオンの拡散を妨げないよ
うにするため、Rfの炭素数が2〜10であるものが用
いられ、好ましくは4〜8である。
エチレンエーテルのオキシエチレンユニット数mは、電
池内においてリチウムイオンの拡散を妨げないようにす
るため、mが2〜10であるものが用いられ、好ましく
は2〜8、より好ましくは2〜6である。
エチレンエーテルにおける、パーフルオロアルキル基と
ポリオキシエチレン鎖の連結基であるXは、イオン性で
あると電解液への溶解性が十分でないため、非イオン性
のものが好ましい。また、化合物の安定性の面から、水
素、炭素、酸素、窒素、リン及び硫黄から選ばれる1種
以上の元素から構成されるものが好ましい。また、リチ
ウムイオン拡散性の面から、分子量は200以下のもの
が好ましい。連結基Xとしては、例えばアルキレン、N
−アルキルスルホンアミド、モノヒドロキシアルキレ
ン、エーテル、チオエーテル、アミン、カルボン酸エス
テル、リン酸エステル、硫酸エステル等が挙げられ、中
でもアルキレン、N−アルキルスルホンアミド、モノヒ
ドロキシアルキレンが好ましい。アルキレン基、モノヒ
ドロキシアルキレン基の場合、その炭素数は1〜8が好
ましく、より好ましくは1〜6であり、特に好ましくは
1〜4である。N−アルキルスルホンアミド基の場合、
窒素原子に結合しているアルキル基の炭素数は、1〜6
が好ましく、より好ましくは1〜4である。
活性剤の添加量は非水溶媒の総重量に対して0.001
〜2重量%であることが好ましく、より好ましくは0.
001〜1.0重量%である。更に、電池性能上、特に
好ましいのは0.001〜0.2重量%の範囲である。
は、比誘電率25以上の溶媒を、非水溶媒の全容量に対
して70容量%以上含有するものを使用する。比誘電率
25以上の溶媒の含有率は、好ましくは80容量%以
上、より好ましくは90容量%以上である。
において使用する非水溶媒を構成する溶媒の種類は、特
に限定されず、例えば、エチレンカーボネート、プロピ
レンカーボネート等の環状カーボネート、ジメチルカー
ボネート、ジエチルカーボネート、ジ−n−プロピルカ
ーボネート、エチルメチルカーボネート等の鎖状カーボ
ネート(炭素数1〜4のアルキル基を有するものが好ま
しい)、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロ
フラン等の環状エーテル、ジメトキシエタン、ジメトキ
シメタン等の鎖状エーテル、γ−ブチロラクトン、γ−
バレロラクトン等の環状カルボン酸エステル、酢酸メチ
ル、プロピオン酸エチル等の鎖状カルボン酸エステル、
スルホラン、ジエチルスルホン、ジメチルサルファイ
ト、ジエチルサルファイト等の含硫黄有機溶媒、リン酸
トリメチル、リン酸トリエチル等の含リン有機溶媒等
を、混合して使用することができる。
比誘電率25以上の溶媒を非水溶媒の全容量に対して7
0容量%以上含有し、かつ引火点が70℃以上であるよ
うな溶媒の組合せが、高温安定性の面から好ましい。よ
り好適には比誘電率25以上の溶媒を80容量%以上含
有し、かつ引火点が80℃以上であるような溶媒の組合
せであり、中でも引火点が90℃以上であるような組合
せが、特に好ましい。
カーボネート、プロピレンカーボネート等の環状カーボ
ネート又はγ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン等
の環状カルボン酸エステルから選択することが好まし
い。特に好ましいのは、エチレンカーボネートを、非水
溶媒の全容量に対して20容量%以上含有する場合であ
る。
ボネート及び環状カルボン酸エステルから選ばれた非水
溶媒に、更にビニレンカーボネート、エチレンサルファ
イト、ビニルエチレンカーボネート、プロパンスルト
ン、フェニルエチレンカーボネート及び無水コハク酸、
無水マレイン酸、無水フタル酸、無水グルタル酸、無水
トリメリット酸等のカルボン酸無水物から選ばれる化合
物の一種以上の化合物を、上記非水溶媒の総重量に対し
て0.1〜7重量%、好適には0.2〜5重量%添加す
ることが特に好ましい。これらの中でも、特にビニレン
カーボネートの添加が好ましい。
リチウム塩を使用する。リチウム塩は、電解液の溶質と
して使用し得るものであれば、その種類は特に制限され
ない。例えばLiClO4、LiPF6、LiBF4等の
無機リチウム塩やLiCF3SO3、LiN(CF3S
O2)2、LiN(CF3CF2SO2)2、LiN(CF3
SO2)(C4F9SO2)、LiC(CF3SO2)3等の
含フッ素有機リチウム塩を使用することができる。中で
も、LiPF6又はLiBF4を使用することが好まし
い。これらのリチウム塩を、2種類以上混合して使用し
てもよい。
度は、0.5〜3.0モル/リットルであるのが好まし
い。溶質のモル濃度がこの範囲にあると、電解液の電気
伝導率が低くなることもなく、また、電池性能の低下傾
向もみられない。
負極活物質及び正極活物質と組み合わせてリチウム二次
電池とすることができる。
リチウムを吸蔵及び放出し得る、X線回折における格子
面(002面)のd値が0.335〜0.34nmの範囲
である炭素質材料を、負極材に含有する。このような炭
素質材料の具体例としては、黒鉛系炭素質材料、例えば
人造黒鉛、天然黒鉛等が挙げられる。好適には種々の原
料から得た易黒鉛性ピッチの高温熱処理によって製造さ
れた人造黒鉛、並びに黒鉛化メソフェーズ小球体、黒鉛
化メソフェーズピッチ系炭素繊維等の他の人造黒鉛及び
精製天然黒鉛、或いはこれらの黒鉛にピッチを含む種々
の表面処理を施した材料を使用することができる。
回折で求めた格子面(002面)のd値(層間距離)
が、0.335〜0.34nmであるものであり、0.3
35〜0.337nmであるものがより好ましく、0.3
35〜0.336nmであるものが特に好ましい。上記炭
素質材料中の灰分は、炭素質材料の総重量に対して1重
量%以下であるのが好ましく、0.5重量%以下である
のがより好ましく、0.1重量%以下であるのが特に好
ましい。また、学振法によるX線回折で求めた結晶子サ
イズ(Lc)は、30nm以上であるのが好ましく、50
nm以上であるのがより好ましく、100nm以上であるの
が特に好ましい。
乱法によるメジアン径は、1〜100μmであるのが好
ましく、3〜50μmであるのがより好ましく、5〜4
0μmであるのが更に好ましく、7〜30μmであるのが
特に好ましい。BET法比表面積は、0.3〜25.0
m2/gであるのが好ましく、0.5〜20.0m2/gである
のがより好ましく、0.7〜15.0m2/gであるのが更
に好ましく、0.8〜10.0m2/gであるのが特に好ま
しい。また、アルゴンイオンレーザー光を用いたラマン
スペクトル分析において、1580〜1620cm-1の範
囲のピークPA(ピーク強度IA)及び1350〜137
0cm-1の範囲のピークPB(ピーク強度IB)の強度比R
=IB/IAは、0〜1.2であるのが好ましく、158
0〜1620cm-1の範囲のピークの半値幅は26cm-1以
下、特に25cm-1以下であるのが好ましい。
度が高い炭素質材料(例えば格子面(002面)のd値
が0.335〜0.337nmの黒鉛系炭素質材料)を有
機物等と混合して焼成し、あるいはCVD法等を用いて
表面の一部又は全部に非晶質炭素を形成した材料を、炭
素質材料として好適に使用することができる。
チまでのコールタールピッチや、乾留液化油などの石炭
系重質油や、常圧残油、減圧残油等の直留系重質油、原
油、ナフサなどの熱分解時に副生する分解系重質油(例
えばエチレンヘビーエンド)等の石油系重質油が挙げら
れる。また、これらの重質油を200〜400℃で蒸留
して得られた固体状残査物を、1〜100μmに粉砕し
たものも用いることができる。更に塩化ビニル樹脂や、
焼成によりフェノール樹脂やイミド樹脂となるこれらの
樹脂前駆体も用いることがきる。
は、回転羽根を用いたかき混ぜ式混合機、ニーダー、櫂
形練り混ぜ機、ロール形練り混ぜ機などの練り混ぜ式混
合装置等を使用することができ、また、容器自身の回転
により混合するV形混合機、円筒形混合機、二重円錐形
混合機、更には、混合羽根を用いたリボン形混合機や、
回転パドルを用いたパドルドライヤ等も使用することが
できる。
と有機物との混合物を、不活性ガス雰囲気で焼成して、
表面の一部又は全部に非晶質炭素を形成した材料を、炭
素質材料として使用することができる。不活性ガスとし
ては、窒素、アルゴンなどを用いることができる。ま
た、焼成温度は400〜2000℃の範囲が好ましく、
700〜1500℃の範囲がより好ましい。
可能な他の負極材を更に混合して使用することもでき
る。炭素質材料以外のリチウムを吸蔵・放出可能な負極
材としては、例えば、酸化スズ、酸化ケイ素等の金属酸
化物材料、更にはリチウム金属並びに種々のリチウム合
金があげられる。これらの負極材は二種類以上混合して
用いてもよい。
法は、特に限定されない。例えば、負極材に、必要に応
じて結着剤、増粘剤、導電材、溶媒等を加えてスラリー
状とし、集電体の基板に塗布し、乾燥することにより負
極を製造することができる。また、負極材をそのままロ
ール成形してシート電極としたり、圧縮成形によりペレ
ット電極とすることもできる。
は、電極製造時に使用する溶媒や電解液に対して安定な
材料であれば、特に限定されない。その具体例として
は、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレ
ン、スチレン・ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブタ
ジエンゴム等が挙げられる。
としては、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロ
ース、ヒドロキシメチルセルロース、エチルセルロー
ス、ポリビニルアルコール、酸化スターチ、リン酸化ス
ターチ、カゼイン等が挙げられる。
としては、銅やニッケル等の金属材料、グラファイト、
カーボンブラック等の炭素質材料が挙げられる。
ッケル、ステンレス等の金属を使用することができ、薄
膜に加工しやすいという点及びコストの点から、銅箔が
好ましい。
は、正極活物質として、リチウムを吸蔵・放出可能な材
料を使用することができ、例えばリチウムコバルト酸化
物、リチウムニッケル酸化物、リチウムマンガン酸化物
等のリチウム遷移金属複合酸化物が挙げられる。
の負極の製造方法に準じて製造することができる。ま
た、その形状は、必要に応じて結着剤及び導電剤と共に
混合した後、集電体に塗布したシート電極、及びプレス
成形を施したペレット電極とすることができる。
ニウム、チタン、タンタル等の金属又はその合金を使用
することができるが、中でもアルミニウム又はその合金
が軽量であるため、エネルギー密度の点から特に好まし
い。
極及びセパレーターをスパイラル状にしたシリンダータ
イプ、ペレット電極及びセパレーターを組み合わせたイ
ンサイドアウト構造のシリンダータイプ、ペレット電極
及びセパレーターを積層したコインタイプ等があげられ
る。電池を構成するセパレーターには、ポリエチレン、
ポリプロピレン等のポリオレフィンを原料とする多孔性
シート又は不織布等を使用することができる。
具体的態様について説明するが、本発明は、その要旨を
越えない限り、これらの実施例によって限定されるもの
ではない。
気下で、十分に乾燥を行ったLiBF4を溶質として用
い、エチレンカーボネートとγ−ブチロラクトンとの混
合物(2:8容量比)に、ビニレンカーボネートを上記
混合物の総重量に対して2重量%の割合で、また炭素数
が2〜10のパーフルオロアルキル基を有するフッ素化
アルキルポリオキシエチレンエタノール(Du Pont社
製、商品名ZONYL FSO-100)を、上記混合物の総重量に
対して0.2重量%の割合で溶解し、更にLiBF4を
1.5モル/リットルの割合で溶解して調製した。
折における格子面(002面)のd値が0.336nm、
結晶子サイズ(Lc)が100nm以上(652nm)、灰
分が0.07重量%、レーザー回折・散乱法によるメジ
アン径が12μm、BET法比表面積が7.5m2/g、ア
ルゴンイオンレーザー光を用いたラマンスペクトル分析
において1580〜1620cm-1の範囲のピークPA
(ピーク強度IA)及び1350〜1370cm-1の範囲
のピークPB(ピーク強度IB)の強度比R=IB/IAが
0.12、1580〜1620cm-1の範囲のピークの半
値幅が19.9cm-1である天然黒鉛粉末(関西熱化学社
製、商品名NG−7)95重量部にポリフッ化ビニリデ
ン5重量部を混合し、N−メチル−2−ピロリドンで分
散させてスラリー状としたものを負極集電体である厚さ
18μmの銅箔上に均一に塗布し、乾燥した後、直径1
2.5mmの円盤状に打ち抜いて負極とした。
O285重量部にカーボンブラック6重量部及びポリフ
ッ化ビニリデン(呉羽化学社製、商品名KF−100
0)9重量部を加えて混合し、N−メチル−2−ピロリ
ドンで分散し、スラリー状としたものを正極集電体であ
る厚さ20μmのアルミニウム箔上に均一に塗布し、乾
燥した後、直径12.5mmの円盤状に打ち抜いて正極と
した。
正極導電体を兼ねるステンレス鋼製の缶体に正極を収容
し、その上に電解液の含浸処理を行ったポリエチレン製
のセパレーターを介して負極を載置した。この缶体と負
極導電体を兼ねる封口板とを、絶縁用のガスケットを介
してかしめて密封し、コイン型電池を作製した。
トンとの混合物(2:8容量比)にビニレンカーボネー
トを、上記混合物の総重量に対して2重量%の割合で、
更にLiBF4を1.5モル/リットルの割合で溶解し
て調製したものを用いたこと以外は、実施例1と同様に
してコイン型電池を作製した。
ボネートとの混合物(5:5容量比)にビニレンカーボ
ネートを上記混合物の総重量に対して2重量%の割合
で、またフッ素化アルキルポリオキシエチレンエタノー
ル(Du Pont社製、商品名ZONYL FSO-100)を、上記混合
物の総重量に対して0.2重量%の割合で溶解し、更に
LiPF6を1.0モル/リットルの割合で溶解して調
製したものを用いたこと以外は、実施例1と同様にして
コイン型電池を作製した。
ボネートとの混合物(5:5容量比)にビニレンカーボ
ネートを、上記混合物の総重量に対して2重量%の割合
で、更にLiPF6を1.0モル/リットルの割合で溶
解して調製したものを用いたこと以外は、実施例1と同
様にしてコイン型電池を作製した。
した電池を、25℃において、0.8mAの定電流で充電
終止電圧4.2V、放電終止電圧3.0Vでの充放電を3
回行った後、0.8mA、4.2V上限の定電流定電圧法
で充電し、0.2C(0.8mA)、1C(4mA)、2C
(8mA)の放電電流で3Vまで放電する試験を行った。
ここで、1Cとは1時間で満充電できる電流値を表わ
し、0.2Cはその1/5の電流値で、また2Cはその
2倍の電流値で、それぞれ満充電できる電流値を表わ
す。なお、放電負荷特性の優劣をみる指標としては、次
式で定義される放電率を用いた。この値が大きい方が負
荷特性に優れることになる。
0.2C放電容量)×100(%) 2C/0.2C放電率=(2C放電容量/0.2C放電
容量)×100(%)
示す。
を使用したために、セパレーターが全く含浸せず作動し
なかったが、実施例1〜2では非イオン性フッ素系界面
活性剤を添加したことにより電解液の表面張力が低下
し、セパレーター、正極及び負極への含浸性が増したた
め、正常に作動することができた。
り、高速充放電特性に優れた電池を作製することがで
き、非水系電解液二次電池の高性能化に寄与することが
できる。
Claims (9)
- 【請求項1】 リチウムを吸蔵・放出することが可能な
負極及び正極と非水溶媒にリチウム塩を溶解してなる電
解液とを備えた非水系電解液二次電池において、(1)
負極は、X線回折における格子面(002面)のd値が
0.335〜0.34nmの範囲である炭素質材料を含む
ものであること、(2)非水溶媒が、比誘電率25以上
の溶媒を70容量%以上含有すること、及び(3)電解
液中に非イオン性フッ素系界面活性剤が添加されている
こと、を特徴とする非水系電解液二次電池。 - 【請求項2】 非水溶媒の引火点が70℃以上である、
請求項1に記載の非水系電解液二次電池。 - 【請求項3】 比誘電率25以上の溶媒は、環状カーボ
ネート及び環状カルボン酸エステルからなる群から選ば
れる、請求項1又は2に記載の非水系電解液二次電池。 - 【請求項4】 非水溶媒はエチレンカーボネートを20
容量%以上含む、請求項3に記載の非水系電解液二次電
池。 - 【請求項5】 非イオン性フッ素界面活性剤の少なくと
も一種が、下記一般式(I): 【化1】 (式中、Rは、水素原子又はメチル基、Rfは、パーフ
ルオロアルキル基、Xは、非イオン性のH、C、O、
N、P及びSから選ばれる1種以上の元素からなる分子
量200以下の2価の連結基、mはオキシエチレンのユ
ニット数である)で示される、パーフルオロアルキル基
を有するポリオキシエチレンエーテルであって、mが2
〜10であり、かつRfの炭素数が2〜10である、請
求項1〜4のいずれか1項記載の非水系電解液二次電
池。 - 【請求項6】 式(I)のポリオキシエチレンエーテル
が、式(II): 【化2】 (式中、R、Rf及びmは、請求項5で定義したとおり
であり、R1、R2はそれぞれ独立した原子団、aは1
〜8の整数である)に相当する、請求項5記載の非水系
電解液二次電池。 - 【請求項7】 式(I)のポリオキシエチレンエーテル
が、式(III): 【化3】 (式中、Rは、Rf及びmは、請求項5で定義したとお
りであり、R3は炭素数1〜6のアルキル基である)に
相当する、請求項5記載の非水系電解液二次電池。 - 【請求項8】 リチウムを吸蔵・放出することが可能で
あり、かつ負極はX線回折における格子面(002面)
のd値が0.335〜0.34nmの範囲である炭素質材
料を含むものである、負極及び正極と組み合わせて使用
するための二次電池用非水系電解液であって、非水溶媒
にリチウム塩を溶解してなり、該非水溶媒が比誘電率2
5以上の溶媒を70容量%以上含有し、かつ該電解液中
に非イオン性フッ素系界面活性剤が添加されていること
を特徴とする非水系二次電池用電解液。 - 【請求項9】 非イオン性フッ素界面活性剤の少なくと
も一種が、前記一般式(I)で示される、パーフルオロ
アルキル基を有するポリオキシエチレンエーテルであっ
て、mが2〜10であり、かつRfの炭素数が2〜10
である、請求項8記載の非水系二次電池用電解液。
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