JP2002317671A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JP2002317671A JP2001119103A JP2001119103A JP2002317671A JP 2002317671 A JP2002317671 A JP 2002317671A JP 2001119103 A JP2001119103 A JP 2001119103A JP 2001119103 A JP2001119103 A JP 2001119103A JP 2002317671 A JP2002317671 A JP 2002317671A
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多気筒エンジンの気筒間の回転数変動を平滑
化するように各気筒毎への燃料噴射量を補償する不均量
補償制御を行う噴射量制御において、安定したエンジン
回転数制御を実現することのできる蓄圧式燃料噴射装置
を提供する。 【解決手段】 多気筒エンジンの各気筒毎の回転数変動
の偏差が第1所定値β以下となった以降は、その当該気
筒の回転数変動の偏差が第2所定値α以上となるまでそ
の当該気筒の不均量補償制御を中止し、前回迄に学習記
憶した学習記憶量で気筒間の回転数変動を平滑化するよ
うに当該気筒への燃料噴射量を補正することにより、回
転数変動の偏差が第1所定値β以下となって安定した当
該気筒の学習記憶量は、僅かな外乱で更新されることは
ない。したがって、多気筒エンジンの各気筒毎の回転数
変動を安定化させることができるので、安定したエンジ
ン回転数制御を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多気筒エンジンの
各気筒毎の回転速度変動の偏差に応じて、気筒間の回転
速度変動を平滑化するように各気筒に対応して取り付け
たインジェクタの開弁期間を個別に制御することが可能
な燃料噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、多気筒ディーゼルエンジン
(以下多気筒エンジンと言う)は、各気筒間の爆発力の
バラツキによる各気筒の爆発行程毎の回転速度変動によ
ってエンジン振動が発生する。特に、多気筒エンジンの
無負荷状態、つまりアイドル安定状態においては、その
エンジン振動、騒音が運転者(ドライバー)に不快感を
与える場合がある。そして、多気筒エンジンの気筒間の
回転速度変動は、各気筒毎のインジェクタの個体差によ
る気筒間の燃料噴射量と多気筒エンジンの燃焼要因のバ
ラツキによって発生することが知られている。
【0003】そこで、多気筒エンジンの気筒間の回転速
度変動を減少させて多気筒エンジン全体のエンジン振動
を減少させる目的で、多気筒エンジンの各気筒の爆発行
程毎の回転速度変動を検出し、気筒間の回転速度変動を
平滑化するように、各気筒毎への最適な燃料噴射量を個
々に調整する不均量補償制御(FCCB学習制御)が実
施されている。この不均量補償制御は、多気筒エンジン
のアイドル安定状態を検出している時に、多気筒エンジ
ンの各気筒の爆発行程毎の回転速度変動を検出し、各気
筒毎の回転速度変動の検出値と全気筒の回転速度変動の
平均値とを比較し、気筒間の回転速度変動を平滑化する
ように、多気筒エンジンの各気筒への燃料噴射量を補償
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の多気
筒エンジンの気筒間の回転速度変動を平滑化するよう
に、各気筒毎への最適な燃料噴射量を個々に調整する不
均量補償制御は、一般的に多気筒エンジンのアイドル安
定状態を検出している時に、運転者(ドライバー)の不
快感を解消する目的で、常時実施されている。すなわ
ち、少なくとも1つの当該気筒の回転速度変動の偏差が
所定値以下となって安定した状態でも、気筒間の回転速
度変動が平滑化するまで不均量補償制御が実施されるた
め、僅かな外乱でも各気筒毎への燃料噴射量が更新され
てしまう。これにより、各気筒毎への燃料噴射量がいつ
までたっても安定せず、アイドル回転数の安定化を妨げ
てしまうという問題が生じる。
【0005】
【発明の目的】本発明は、安定したエンジン回転速度制
御を実現することのできる燃料噴射装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、多気筒エンジンの各気筒毎の回転速度変動の偏
差が第1所定値以下となった以降は、その当該気筒の回
転速度変動の偏差が第2所定値以上となるまでその当該
気筒の不均量補償制御を中止し、前回迄に学習記憶した
学習記憶量(噴射量補正量)で気筒間の回転速度変動を
平滑化するように当該気筒への燃料噴射量を補正するよ
うにしている。すなわち、多気筒エンジンの各気筒毎の
回転速度変動の偏差が第1所定値以下となった以降は、
その当該気筒の回転速度変動の偏差が第2所定値以上と
なるまで前回迄に学習記憶した学習記憶量(噴射量補正
量)に基づいて、気筒間の回転速度変動を平滑化するよ
うに当該気筒に対応して取り付けたインジェクタの開弁
期間を個別に制御している。それによって、回転速度変
動の偏差が第1所定値以下となった当該気筒の学習記憶
量は、僅かな外乱で更新されることはない。したがっ
て、多気筒エンジンの各気筒毎の回転速度変動を安定化
させることができるので、安定したエンジン回転速度制
御を実現することができる。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、エンジン
回転速度が所定値以下の時に、気筒間の回転速度変動を
平滑化するように、各気筒毎への最適な燃料噴射量を個
々に調整する不均量補償制御を実行することにより、多
気筒エンジンのアイドル安定状態において、多気筒エン
ジンの各気筒間の爆発力のバラツキによるエンジン振動
や騒音を抑えることができる。また、請求項3に記載の
発明によれば、車両の走行速度が所定値以下の時に、気
筒間の回転速度変動を平滑化するように、各気筒毎への
最適な燃料噴射量を個々に調整する不均量補償制御を実
行することにより、特に車両の停車状態において、多気
筒エンジンの各気筒間の爆発力のバラツキによるエンジ
ン振動や騒音を抑えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】[実施例の構成]図1ないし図6
は本発明の実施例を示したもので、図1は蓄圧式燃料噴
射装置の燃料配管系を示した図で、図2は蓄圧式燃料噴
射装置の制御系を示した図である。
【0009】本実施例の蓄圧式燃料噴射装置は、多気筒
ディーゼルエンジン(以下多気筒エンジンと略す)の各
気筒に対応して取り付けられた複数のインジェクタ1〜
4と、高圧燃料を蓄圧するサージタンクの一種であるコ
モンレール5と、燃料タンク6から汲み上げた燃料を加
圧してコモンレール5に吐出する可変吐出量型高圧供給
ポンプ(燃料噴射ポンプ:以下高圧供給ポンプと略す)
7と、複数のインジェクタ1〜4および高圧供給ポンプ
7を電子制御する電子制御式コントロールユニット(以
下ECUと言う)10とを備えた電子制御方式の燃料噴
射システムである。
【0010】複数個(本例では4個)のインジェクタ1
〜4は、多気筒エンジンの各気筒の燃焼室内に高圧燃料
を噴射供給する燃料噴射ノズルとアクチュエータとして
の電磁弁とが一体化された電磁式燃料噴射弁である。そ
して、各インジェクタ1〜4から多気筒エンジンへの燃
料噴射量および燃料噴射時期等は、アクチュエータとし
ての電磁弁(噴射期間可変手段)11〜14への通電お
よび通電停止をECU10で電子制御することにより決
定される。なお、インジェクタ1〜4の開弁時期から閉
弁時期までの噴射期間が長い程、各気筒の燃焼室内に噴
射される燃料噴射量が多くなり、インジェクタ1〜4の
弁体の開弁時期から閉弁時期までの噴射期間が短い程、
各気筒の燃焼室内に噴射される燃料噴射量が少なくな
る。
【0011】コモンレール5は、比較的に高い(大気圧
の1000倍以上の)圧力(コモンレール圧力)の高圧
燃料を蓄える一種のサージタンクで、高圧パイプ8を介
して各インジェクタ1〜4に接続されている。なお、各
インジェクタ1〜4、コモンレール5および高圧供給ポ
ンプ7から燃料タンク6への燃料のリターン配管9は、
コモンレール5内のコモンレール圧力が、限界蓄圧圧力
を超えることがないようにプレッシャリミッタ15から
も圧力を逃がせるように構成されている。
【0012】高圧供給ポンプ7は、多気筒エンジンのク
ランク軸の回転に伴って回転することで、燃料タンク6
内の燃料を燃料フィルター16を介在した燃料配管17
を経て汲み上げるフィードポンプ(図示せず)を内蔵
し、このフィードポンプにより吸い出された燃料を加圧
して高圧燃料を圧送するサプライポンプよりなる。この
高圧供給ポンプ7には、アクチュエータとしての電磁弁
19が取り付けられている。その電磁弁19は、ECU
10からの制御信号により電子制御されることにより、
高圧供給ポンプ7から燃料配管18を経てコモンレール
5への高圧燃料の圧送量を調整することで、各インジェ
クタ1〜4から多気筒エンジンの燃焼室内に燃料噴射す
る噴射圧力を変更する噴射圧力可変手段である。
【0013】ECU10は、本発明の回転速度検出手
段、回転速度変動算出手段、噴射量補正量更新記憶手
段、第1噴射量補正手段、第2噴射量補正手段に相当す
るもので、制御処理、演算処理を行うCPU、各種の制
御プログラムおよびデータを保存するROM、入力デー
タを保存するRAM、入力回路、出力回路、電源回路お
よびインジェクタ駆動回路(インジェクタドライブ回
路:以下EDUと言う)20等より構成されている。本
実施例のEDU20は、ECU10より出力される制御
信号(例えば制御パルス信号)を受けて、ECU10で
算出された燃料噴射時期(開弁時期)、燃料噴射量(噴
射期間)に応じて開弁、閉弁させるように、各インジェ
クタ1〜4の各電磁弁11〜14への通電状態を制御す
る。
【0014】そして、ECU10に入力する基本センサ
としては、多気筒エンジンのカム軸の回転角を検出して
燃料噴射する気筒を判別するための気筒判別センサ2
1、多気筒エンジンのクランク軸の回転角を検出するク
ランク角センサ22、アクセルペダルの踏み込み量(ア
クセル開度)を検出するアクセル開度センサ23、多気
筒エンジンの冷却水温を検出する冷却水温センサ24、
多気筒エンジンが吸入する吸入空気の温度を検出する吸
気温センサ25、コモンレール5内に蓄圧された高圧燃
料の燃料圧力(噴射圧力、コモンレール圧力)を検出す
る燃料圧センサ26等がある。
【0015】気筒判別センサ21は、多気筒エンジンの
カム軸に対応して回転するシグナルロータ(例えばクラ
ンク軸が2回転する間に1回転する回転体)と、このシ
グナルロータに設けられた各気筒に対応した凸状歯と、
この凸状歯の接近と離間によってカム軸回転パルス(気
筒判別パルス信号)を発生するピックアップとを備えて
いる。そして、多気筒エンジンの第1気筒♯1の第1ピ
ストンの位置を検出するための基準気筒パルス信号
(G)を発生する凸状歯は、他の気筒の凸状歯よりも回
転方向の幅が広く設けられているか、あるいは複数の凸
状歯よりなる。具体的には、クランク軸回転パルス信号
(NE)が2回発生する間隔よりも基準気筒パルス信号
(G)は長く設けられ、他の気筒判別パルス信号(G)
はクランク軸回転パルス信号(NE)が2回発生する間
隔よりも短く設けられている。
【0016】したがって、気筒判別センサ21は、上述
のような構成を採用することにより、カム軸の回転に伴
って、図3(a)および図3(b)に示したような波形
信号を出力する。つまり、第1気筒♯1の第1ピストン
が噴射直前の位置に達した時に幅広の基準気筒パルス信
号(G)または複数の基準気筒パルス信号(G)が出力
され、その後に、第3気筒♯3の第3ピストンが噴射直
前の位置に達した時に幅狭の気筒判別パルス信号(G)
が出力され、第4気筒♯4の第4ピストンが噴射直前の
位置に達した時に幅狭の気筒判別パルス信号(G)が出
力され、第2気筒♯2の第2ピストンが噴射直前の位置
に達した時に幅狭の気筒判別パルス信号(G)が出力さ
れる。
【0017】クランク角センサ22は、本発明の回転速
度検出手段に相当するもので、多気筒エンジンのクラン
ク軸に対応して回転するシグナルロータ(例えばクラン
ク軸が1回転する間に1回転する回転体)と、このシグ
ナルロータに多数形成されたクランク角検出用の凸状歯
と、これらの凸状歯の接近と離間によってクランク軸回
転パルス信号(NEパルス信号:NE)を発生するピッ
クアップとを備えている。そのシグナルロータには、基
準気筒パルス信号(G)の発生直後の位置に幅広の欠歯
信号(D)を発生させるための欠歯(凸状歯が1つ欠け
た部分)が形成されている。この欠歯は、180°対向
した位置にも形成されており、第1気筒♯1の第1ピス
トンを検出する基準気筒パルス信号(G)の発生直後
と、第4気筒♯4の第4ピストンを検出する気筒判別パ
ルス信号(G)の発生直後に、欠歯信号(D)が発生す
るように設けられている。
【0018】したがって、クランク角センサ22は、上
述のような構成を採用することにより、クランク軸の回
転に伴って、図3(a)および図3(b)に示したよう
な波形信号を出力する。つまり、第1気筒♯1の第1ピ
ストンの位置を判別するための基準気筒パルス信号
(G)が出力された直後と、第4気筒♯4の第4ピスト
ンの位置を判別するための気筒判別パルス信号(G)が
出力された直後に欠歯信号(D)を発生する以外は、所
定角度で連続した幅狭のクランク軸回転パルス信号(N
E)を繰り返して出力する。
【0019】ここで、ECU10は、多気筒エンジンの
定常運転時には、気筒判別センサ21より入力した気筒
判別パルス信号(G)およびクランク角センサ22より
入力したクランク軸回転パルス信号(NE)を基準にし
て、インジェクタ1〜4の燃料噴射時期(開弁時期)や
燃料圧送ポンプの吐出量(燃料圧送期間)を算出するこ
とで、最適な噴射圧力(目標圧力)に保持するように高
圧供給ポンプ7の電磁弁19への通電タイミングを制御
する。また、ECU10は、多気筒エンジンの運転状
態、つまりクランク角センサ22より入力したクランク
軸回転パルス信号(NE)より検出(演算)したエンジ
ン回転数(NE)とアクセル開度センサ23より入力し
たアクセル開度(ACCP)と冷却水温センサ24より
入力した冷却水温(THW)と吸気温センサ25より入
力した吸気温度(THA)とから燃料噴射量を算出し、
算出した燃料噴射量を達成するために、運転状態毎にコ
モンレール5内の燃料圧力から算出された噴射量指令値
に応じて、各インジェクタ1〜4の電磁弁11〜14を
個別に駆動することで、多気筒エンジンが運転される。
【0020】ここで、本実施例のECU10は、多気筒
エンジンのアイドル安定状態の時に、多気筒エンジンの
各気筒の爆発行程毎の回転速度変動を検出し、多気筒エ
ンジンの各気筒毎の回転速度変動の検出値と全気筒の回
転速度変動の平均値とを比較し、多気筒エンジンの気筒
間の回転速度変動を平滑化するように、多気筒エンジン
の各気筒毎への最適な燃料噴射量を個々に調整する不均
量補償制御(FCCB学習制御)を実施するように構成
されている。
【0021】具体的には、クランク角センサ22より入
力したクランク軸回転パルス信号の間隔時間を計算する
ことで、多気筒エンジンの各気筒の爆発行程毎の瞬時回
転速度を算出し、BTDC90°CA〜ATDC90°
CA間のクランク軸回転パルス信号の間隔時間の最大値
を当該気筒の瞬時回転速度の最低回転速度(以下最低回
転数と言う:Nl)として読み込む。また、BTDC9
0°CA〜ATDC90°CA間のクランク軸回転パル
ス信号の間隔時間の最小値を当該気筒の瞬時回転速度の
最高回転速度(以下最高回転数と言う:Nh)として読
み込む。
【0022】そして、これらの計算を各気筒毎に行った
後に、各気筒毎の最高回転数(Nh)と各気筒毎の最低
回転数(Nl)との気筒毎回転数差分(ΔNk)を算出
する。これにより、多気筒エンジンの各気筒毎の回転速
度変動の検出値を算出する。そして、多気筒エンジンの
全気筒の回転数差分(ΣΔNk)の平均値を算出する。
つまり、多気筒エンジンの全気筒の回転速度変動を平均
化して、全気筒の回転速度変動の平均値を算出した後
に、各気筒毎の回転速度変動の検出値と全気筒の回転速
度変動の平均値から各気筒毎の回転速度変動の偏差(d
ΔNk)を算出する。そして、多気筒エンジンの各気筒
間の回転速度変動が平滑化するように、多気筒エンジン
の各気筒毎への燃料噴射量を補正している。
【0023】[実施例の噴射量制御方法]次に、本実施
例の蓄圧式燃料噴射装置の噴射量制御方法を図1ないし
図6に基づいて簡単に説明する。ここで、図4および図
5は蓄圧式燃料噴射装置の噴射量制御方法を示したフロ
ーチャートである。
【0024】イグニッションスイッチが投入(IG・O
N)されると、図4のルーチンが起動する。先ず、各種
センサからエンジンパラメータを取り込む。具体的に
は、気筒判別パルス信号(G)、クランク軸回転パルス
信号(NE)、アクセル開度(ACCP)、冷却水温
(THW)や吸気温度(THA)等を読み込む(エンジ
ン回転速度検出手段:ステップS1)。
【0025】次に、クランク角センサ22より入力した
クランク軸回転パルス信号(NE)の間隔時間を計測す
ることによって算出されるエンジン回転数(NE)と、
アクセル開度センサ23より入力したアクセル開度(A
CCP)と、冷却水温センサ24より入力した冷却水温
(THW)と、吸気温センサ25より入力した吸気温度
(THA)から、多気筒エンジンの各気筒の燃焼室内に
噴射する各気筒毎のインジェクタ(INJ)1〜4の噴
射量指令値(基本制御量:q)を算出する(噴射量演算
手段:ステップS2)。次に、気筒判別センサ21より
入力した気筒判別パルス信号(G)とクランク角センサ
22より入力したクランク軸回転パルス信号(NE)と
から、燃料を噴射する気筒を判別する(気筒判別手段:
ステップS3)。
【0026】次に、多気筒エンジンの各気筒毎の回転速
度変動を検出するアイドル安定状態(エンジン回転数が
所定値以下、例えば850rpm程度のアイドル回転
数)に有るか否かを判別する(アイドル安定状態検出手
段:ステップS4)。この判定結果がYESの場合、つ
まりアイドル安定状態で有ると判別した場合には、多気
筒エンジンの各気筒毎の最高回転数(Nh)と各気筒毎
の最低回転数(Nl)との気筒毎回転数差分(ΔNk)
を算出する。つまり、多気筒エンジンの各気筒毎の回転
速度変動の検出値を算出する(回転速度変動検出手段:
ステップS5)。次に、多気筒エンジンの全気筒の回転
数差分(ΣΔNk)の平均値を算出する。つまり、多気
筒エンジンの全気筒の回転速度変動の平均値を算出する
(ステップS6)。次に、多気筒エンジンの各気筒毎の
回転速度変動の検出値と全気筒の回転速度変動の平均値
から各気筒毎の回転速度変動の偏差(dΔNk)を算出
する(回転速度変動算出手段:ステップS7)。
【0027】次に、多気筒エンジンの各気筒毎の回転速
度変動の偏差(dΔNk)が第1所定値β以下に収束済
み(f=1)であるか否かを判別する(ステップS
8)。この判定結果がNOの場合には、各気筒毎の回転
速度変動の偏差(dΔNk)が第1所定値β(後述のα
よりも小さい値)以下か否かを判別する(ステップS
9)。この判定結果がNOの場合には、各気筒毎の回転
速度変動の偏差(dΔNk)が収束状態に無いとして、
偏差収束フラグをリセット(f=0)する(ステップS
10)。
【0028】次に、ステップS7で算出した値から今回
の当該気筒の噴射量補正量(Δqk)を算出し(ステッ
プS11)、当該気筒の前回までの噴射量補正量(ΣΔ
qki-1)と今回の噴射量補正量(Δqk)を更新(加
算)し、記憶する(噴射量補正量更新記憶手段:ステッ
プS12)。次に、基本制御量に学習記憶量を反映させ
る。つまり、ステップS2で算出したインジェクタ1〜
4の噴射量指令値(基本制御量:q)にステップS12
の噴射量補正量(学習記憶量:ΣΔqki)を加算し
(第1噴射量補正手段:ステップS13)、ステップS
13での噴射量制御量(q)を開弁指令値、閉弁指令値
に変換し、開弁指令値、閉弁指令値を出力段にセットす
る(ステップS14)。
【0029】ここで、噴射量指令値に噴射量補正量を増
量する場合には、各気筒毎のインジェクタ1〜4の開弁
時期(電磁弁11〜14の通電開始時期)を一定にし、
各気筒毎のインジェクタ1〜4の閉弁時期(電磁弁11
〜14の通電終了時期)のみを遅角させるようにして開
弁期間(噴射期間)を長くする噴射量補正制御を行う。
また、噴射量指令値に噴射量補正量を減量する場合に
は、各気筒毎のインジェクタ1〜4の開弁時期(電磁弁
11〜14の通電開始時期)を一定にし、各気筒毎のイ
ンジェクタ1〜4の閉弁時期(電磁弁11〜14の通電
終了時期)のみを進角させるようにして開弁期間(噴射
期間)を短くする噴射量補正制御を行う。
【0030】また、ステップS9の判定結果がYESの
場合には、偏差収束状態として偏差収束フラグをセット
(f=1)し(ステップS15)、前回迄の噴射量補正
量(学習記憶量:ΣΔqki)を取り出して今回の噴射
量補正量とし(第2噴射量補正手段:ステップS1
6)、前述のステップS13以降の処理を実行する。つ
まり、回転速度変動の偏差(dΔNk)が第1所定値β
以下に安定している当該気筒の前回迄の噴射量補正量
(学習記憶量:ΣΔqki)を取り出して今回の噴射量
補正量として噴射量補正を行う。
【0031】また、ステップS8の判定結果がYESの
場合には、多気筒エンジンの各気筒毎の回転速度変動の
偏差(dΔNk)が第2所定値α以上か否かを判別す
る。つまり、回転速度変動の偏差(dΔNk)が第1所
定値β以下に安定している当該気筒の回転速度変動の偏
差(dΔNk)が第2所定値α以上か否かを判別する
(ステップS17)。この判定結果がYESの場合に
は、前述のステップS10以降の処理を実行し、また、
ステップS17の判定結果がNOの場合には、前述のス
テップS16以降の処理を実行する。
【0032】また、ステップS4の判定結果がNOの場
合には、記憶してある噴射量補正量(学習記憶量:ΣΔ
qki)を取り出し(ステップS18)、エンジンパラ
メータに応じた補正係数{K=f(NE,q)}を算出
し(ステップS19)、ステップS18、S19で算出
した値から学習記憶量を修正して(ステップS20)、
今回の学習記憶量として、前記同様、ステップS13以
降の処理を実行する。
【0033】[実施例の効果]図6は学習制御する前
(初期)の各気筒毎の回転速度変動の偏差(dΔNk)
と気筒毎の噴射量補正量(学習記憶量:ΣΔqki)お
よび学習後の各気筒毎の回転速度変動の偏差(dΔN
k)と気筒毎の噴射量補正量(学習記憶量:ΣΔqk
i)を示した図である。
【0034】学習制御する前(初期)の各気筒毎の回転
速度変動の偏差(dΔNk)は、気筒♯1が第2所定値
+αよりも大きく、気筒♯3が第2所定値−αよりも大
きく、気筒♯4が第2所定値+αよりも大きく、気筒♯
2が第2所定値−αよりも大きいが、学習制御後は、気
筒♯1が第2所定値+αよりも小さくなり、気筒♯3が
第2所定値−αよりも小さくなり、気筒♯4が第2所定
値+αよりも小さくなり、気筒♯2が第2所定値−αよ
りも小さくなっている。ここで、本実施例の蓄圧式燃料
噴射装置における不均量補償制御(FCCB学習制御)
は、多気筒エンジンの各気筒毎の回転速度変動の偏差
(dΔNk)が第1所定値β以下で一旦完了し、再学習
は各気筒毎の回転速度変動の偏差(dΔNk)が第2所
定値α以上となったら学習後の状態から再実施される。
なお、α>βである。
【0035】以上のように、本実施例の蓄圧式燃料噴射
装置の噴射量制御方法においては、多気筒エンジンの気
筒毎の回転速度変動の偏差(dΔNk)が第1所定値
(β)以下となった以降は、その当該気筒の回転速度変
動の偏差(dΔNk)が第2所定値(α)以上となるま
で、当該気筒の不均量補償制御(FCCB学習制御)を
中断し、つまり第1所定値(β)以下となって回転速度
変動が比較的に安定した当該気筒の学習記憶量(噴射量
補正量)をホールド(学習終了)し、前回迄に学習記憶
した学習記憶量(噴射量補正量)で当該気筒への燃料噴
射量を算出するようにしている。つまり、前回迄に学習
記憶した学習記憶量(噴射量補正量)に基づいて、当該
気筒のインジェクタの開弁・閉弁時期を決定すること
で、僅かな外乱で当該気筒の噴射量補正量が更新される
ことはない。
【0036】したがって、各気筒毎のインジェクタの個
体差による気筒間の燃料噴射量と多気筒エンジンの燃焼
要因のバラツキによって多気筒エンジンの気筒間の回転
速度変動が発生しても、多気筒エンジンの各気筒毎の回
転速度変動を安定化させることができるので、安定した
回転数制御、特に安定したアイドル回転数制御を実現す
ることができる。特に、多気筒エンジンの無負荷状態、
つまりアイドル安定状態におけるエンジン振動や騒音を
低減できるので、エンジン振動や騒音によって運転者
(ドライバー)に不快感を与えることはない。
【0037】[他の実施例]本実施例では、本発明を、
高圧供給ポンプ7により加圧された高圧燃料を蓄圧する
コモンレール5を備えた多気筒ディーゼルエンジン用電
子制御方式の蓄圧式燃料噴射装置に適用した例を説明し
たが、本発明を、コモンレールを持たず、分配型燃料噴
射ポンプまたは列型燃料噴射ポンプとインジェクタ(燃
料噴射ノズル)を組み合わせた多気筒ディーゼルエンジ
ン用電子制御方式燃料噴射装置に適用しても良い。
【0038】本実施例では、多気筒エンジンとして4気
筒のディーゼルエンジンを適用した例を説明したが、多
気筒エンジンとして2気筒、6気筒または8気筒以上の
ディーゼルエンジンを採用しても良い。また、多気筒エ
ンジンとして2気筒以上のガソリンエンジンを採用して
も良い。この場合には、電磁式燃料噴射弁としてのイン
ジェクタは、各気筒の吸気ポートよりも上流側の吸気管
に取り付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓄圧式燃料噴射装置の燃料配管系を示した概略
構成図である(実施例)。
【図2】蓄圧式燃料噴射装置の制御系を示したブロック
図である(実施例)。
【図3】(a)、(b)は気筒判別センサおよびクラン
ク角センサの出力波形を示した図である(実施例)。
【図4】蓄圧式燃料噴射装置の噴射量制御方法を示した
フローチャートである(実施例)。
【図5】蓄圧式燃料噴射装置の噴射量制御方法を示した
フローチャートである(実施例)。
【図6】(a)は初期の各気筒毎の回転速度変動の偏差
と気筒毎の噴射量補正量を示した図で、(b)は学習後
の各気筒毎の回転速度変動の偏差と気筒毎の噴射量補正
量を示した図である(実施例)。
【符号の説明】
1 インジェクタ 2 インジェクタ 3 インジェクタ 4 インジェクタ 10 ECU(回転速度検出手段、回転速度変動算出手
段、噴射量補正量更新記憶手段、第1噴射量補正手段、
第2噴射量補正手段) 11 電磁弁 12 電磁弁 13 電磁弁 14 電磁弁 21 気筒判別センサ 22 クランク角センサ(回転速度検出手段) 23 アクセル開度センサ 24 冷却水温センサ 25 吸気温センサ 26 燃料圧センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G084 BA03 BA13 CA03 DA11 EA11 EB20 EB25 FA00 FA02 FA10 FA20 FA34 FA38 FA39 3G301 HA02 HA06 JA05 JA37 KA23 KA24 KB00 LB11 LC01 MA11 NA01 NA06 NA08 ND21 ND25 PA10A PB08A PE01A PE02A PE03A PE05A PE08A PF01A PF03A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)多気筒エンジンの各気筒に対応して
    取り付けられたインジェクタと、 (b)前記多気筒エンジンの各気筒の爆発行程毎の最高
    回転速度と最低回転速度を検出する回転速度検出手段
    と、 (c)前記各気筒の爆発行程毎の最高回転速度と最低回
    転速度とから、各気筒毎の回転速度変動を検出し、 各気筒毎の回転速度変動の検出値と全気筒の回転速度変
    動の平均値とから、各気筒毎の回転速度変動の偏差を算
    出する回転速度変動算出手段と、 (d)前記各気筒毎の回転速度変動の偏差に応じて、気
    筒間の回転速度変動を平滑化するように各気筒毎の学習
    記憶量を更新し記憶する噴射量補正量更新記憶手段と、 (e)前記各気筒毎の回転速度変動の偏差が第1所定値
    以下になるまで、今回学習記憶した各気筒毎の学習記憶
    量を用いて前記気筒間の回転速度変動を平滑化するよう
    に、前記各気筒毎への燃料噴射量を個々に補正する第1
    噴射量補正手段と、 (f)前記各気筒毎の回転速度変動の偏差が前記第1所
    定値以下となった時点で、前記各気筒毎の回転速度変動
    の偏差が前記第1所定値よりも大きい第2所定値以上と
    なるまで、前回迄に学習記憶した各気筒毎の学習記憶量
    を用いて前記気筒間の回転速度変動を平滑化するよう
    に、前記各気筒毎への燃料噴射量を個々に補正する第2
    噴射量補正手段とを備えたことを特徴とする燃料噴射装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の燃料噴射装置において、 エンジン回転速度が所定値以下の時に、前記気筒間の回
    転速度変動を平滑化するように、各気筒毎への最適な燃
    料噴射量を個々に調整する不均量補償制御を実行するこ
    とを特徴とする燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の燃料噴射
    装置において、 車両の走行速度が所定値以下の時に、前記気筒間の回転
    速度変動を平滑化するように、各気筒毎への最適な燃料
    噴射量を個々に調整する不均量補償制御を実行すること
    を特徴とする燃料噴射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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