JP2002317554A - 鋼製足場板 - Google Patents

鋼製足場板

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JP2002317554A
JP2002317554A JP2001120830A JP2001120830A JP2002317554A JP 2002317554 A JP2002317554 A JP 2002317554A JP 2001120830 A JP2001120830 A JP 2001120830A JP 2001120830 A JP2001120830 A JP 2001120830A JP 2002317554 A JP2002317554 A JP 2002317554A
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JP
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top plate
steel
plate
scaffold
groove
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Eiichi Aikawa
映一 合川
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YUKO MAINTENANCE KK
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YUKO MAINTENANCE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用する鋼板を薄肉厚化することができ、軽
量で材料コストの低減ができ、高所での取り扱いも安全
である鋼製足場板を提供する。 【解決手段】 鋼板を用いた足場板の天板6に下面側へ
凹入する溝状の横リブ10を、天板6の幅方向に長く、
かつ、長さ方向に所定の間隔で複数設け、上記横リブ1
0の底部に切れ目13を長さ方向に沿って設け、この切
れ目13の両端に拡径孔14が連ねて設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設工事の仮設
足場やローリングタワー、室内足場等に用いるための鋼
製足場板に関する。
【0002】
【従来の技術】各種建物や土木等の建設工事に使用され
る一般的な仮設枠組足場用の足場板には、周知のよう
に、大別して木製と鋼製があるが、木製に比べて鋼製の
足場板は、耐久性や安全性に優れているので多用されて
いる。
【0003】鋼製足場板には二つのタイプがあり、その
一つは、鋼板を用い、平面長方形となる天板の両側に下
面側への折り曲げ部を設けて強度を与え、天板の上面に
滑り止め手段を施して足場板単体とし、二枚の足場板単
体を並列状に結合し、両端にそれぞれ一対のフックを設
けた構造になっている。また、他の一つは、上記足場板
単体と略同様の断面構造を有した長尺の一枚物からな
り、両端にフックのない歩み板と称されるタイプであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鋼製足場板
は、その上面に人や資材が載るため、十分な強度が要求
され、特に天板は人が歩いても撓むことのないようにし
なければならず、従って、従来の鋼製足場板は、使用す
る鋼板の板厚を厚くして強度を確保しているため、材料
コストが高くつくだけでなく、全体の重量が重くなり、
高所での取り扱いが不安定となり安全上において問題が
ある。
【0005】そこで、この発明の課題は、足場板の材料
である鋼板を薄肉厚化することができ、軽量で材料コス
トの低減ができ、高所での取り扱いも安全である鋼製足
場板を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、天板に下面側へ凹入する溝状の
横リブを、天板の幅方向に長く、かつ、長さ方向に所定
の間隔で複数設け、上記横リブの底部に切れ目を長さ方
向に沿って設け、この切れ目の両端に拡径孔を連ねて設
けた構成を採用したものである。
【0007】ここで、溝状の横リブは、プレス成形によ
って天板に形成され、天板を補強することによって、天
板に撓みが発生するのを防ぎ、これにより、天板の板厚
を薄くすることができ、足場板全体の軽量化が可能にな
る。また、溝状の横リブをプレス成形すると、天板の材
料が引きこまれることで天板に歪みが発生することにな
るが、溝状の横リブの底部に該当する位置に予め切れ目
を入れておくと、この切れ目が開くことで天板の材料の
引き込みを少なくし、天板に歪みが発生するのを防止す
ることができる。
【0008】また、切れ目の両端に設けた円径の拡径孔
は、天板にかかる荷重等により、切れ目の両端から溝状
の横リブの底部に亀裂が発生するのを有効に防止するこ
とができ、このような溝状の横リブを設ける鋼製足場板
としては、両端にフックを設けたタイプでも、長尺の歩
み板のタイプの何れであってもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0010】図1乃至図3に示す第1の実施の形態にお
いて、鋼製足場板1は、鋼板を用いた二枚の足場板単体
2、2を並列させ、その両端において、両足場板単体
2、2にわたる断面コ字状の端部カバー材3を外嵌固定
し、両足場板単体2、2を結合すると共に、両端部カバ
ー材3の両側端部にそれぞれフック4を突設し、両足場
板単体2、2の下面で各折り曲げ部の間を複数の補強杆
5で結合した構造のタイプを示している。
【0011】図2と図3のように、上記足場板単体2、
2は、平面長方形となる天板6の両側に、下面側への屈
曲片7と、この屈曲片7の下端から連なった内向片8と
からなる折り曲げ部9を設け、天板6には、幅方向に長
く下面側へ凹入する複数の溝状の横リブ10と、幅方向
の両側の位置に長さ方向の全長にわたる下面側への溝形
縦リブ11と、上記各溝状の横リブ10の間の位置で上
面側に突出する滑り止め用の突部12がそれぞれ設けら
れている。
【0012】上記溝状の横リブ10の底部には、切れ目
13が長さ方向に沿って設けられ、切れ目13の両端に
円形の拡径孔14が連ねて設けられている。
【0013】上記溝状の横リブ10は、天板6に対して
プレス成形することにより、断面皿形や円弧状に形成さ
れる。この横リブ10を加工する前に、天板6のリブを
形成する部分で底部に該当する位置に、予め横リブ10
の全長よりも少し短い長さのスリットと、その両端に拡
径孔14を加工しておき、この状態で天板6に横リブ1
0をプレス成形することにより、スリットが広がること
で幅のある切れ目13が形成されることになる。
【0014】上記天板6の下面側へ凹入する溝状の横リ
ブ10と溝形縦リブ11は、天板6の撓み発生を防止す
る機能があり、この溝状の横リブ10を天板6の長さ方
向に所定の間隔で設け、かつ、溝形縦リブ11を天板6
の長さ方向に沿って設けると、天板6の強度が向上し、
その分、足場板単体2の形成に用いる鋼板の厚みを薄く
することができ、また、天板6の途中に溝状の横リブ1
0をプレス成形すると、天板6の材料が横リブ10の部
分に引きこまれることで天板6に歪みが発生することに
なるが、溝状の横リブ10の底部に該当する位置に予め
スリットを入れておくと、このスリットが開くことで切
れ目13となり、横リブ10部分への天板6の材料の引
き込みを少なくし、これにより、プレス成形時に天板6
に歪みが発生するのを防止することができる。
【0015】さらに、切れ目13の両端に設けた拡径孔
14は、天板6にかかる荷重等により、切れ目13の両
端から溝状の横リブ10の底部に亀裂が発生するのを有
効に防止することになる。
【0016】ちなみに、一例として、足場板単体2の幅
を240mm、長さは建枠等への架設条件に合わせたも
のとすると共に、使用する鋼板の板厚は0.8mm、溝
状の横リブ10は、長さが160mm、上端開口幅が3
0mm、底部の幅が20mm、深さは6mmに設定さ
れ、天板6の長さ方向への配置間隔は75mmピッチと
し、また、溝形縦リブ11は、上端開口幅が20mm、
底部の幅が15mm、深さは4mmに設定され、拡径孔
14は直径が6mmに設定されている。
【0017】図4に示す第2の実施の形態において、鋼
製足場板1は、両端にフックのない一枚物の歩み板と称
されるタイプを示し、長い帯板状となる天板6の両側に
断面コ字状の側縁材21を固定し、両端に端部カバー材
22を外嵌固定し、上記天板6に、第1の実施の形態と
同様、底部に切れ目13とその両端に拡径孔14を有す
る多数の横リブ10と、各横リブ10間に滑り止め用の
突部12とを設けた構造になっている。
【0018】この発明の鋼製足場板は、上記のような構
成であり、天板6に下面側へ凹入する溝状の横リブ10
を設けたので、天板6の強度が向上し、荷重がかかって
も撓みの発生がなく、その分、足場板の形成に用いる鋼
板の厚みを薄くすることができ、鋼製足場板1全体の軽
量化が実現でき、材料コストの低減だけでなく、高所で
の取り扱いも安全になる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、天板
に下面側へ凹入する溝状の横リブを設けたので、天板の
強度向上により、荷重がかかっても撓みの発生がなく、
その分、足場板単体の形成に用いる鋼板の厚みを薄くし
て足場板全体の軽量化が実現でき、材料コストの低減と
共に高所での取り扱いも安全になる。
【0020】また、溝状の横リブの底部に切れ目を長さ
方向に沿って設けたので、横リブを天板に対してプレス
成形する時、天板の材料が横リブの部分に引きこまれる
ことで歪みが発生するのを防止することができ、天板に
歪みのない鋼製足場板を得ることができる。
【0021】さらに、切れ目の両端に拡径孔を連ねて設
けたので、天板に荷重がかかることで切れ目の端部から
溝状の横リブの底部に亀裂が生じるのを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す鋼製足場板の底面図
【図2】(A)は同上に用いる足場板単体の底面図、
(B)は同横断面図
【図3】(A)は足場板単体の斜視図、(B)は同上の
要部を示す平面図、(C)は(B)の矢印c−cの拡大
縦断面図
【図4】第2の実施の形態を示す鋼製足場板の平面図
【符号の説明】
1 鋼製足場板 2 足場板単体 3 端部カバー材 4 フック 5 補強杆 6 天板 7 屈曲片 8 内向片 9 折り曲げ部 10 溝状の横リブ 11 溝形縦リブ 12 滑り止め用の突部 13 切れ目 14 拡径孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板に下面側へ凹入する溝状の横リブ
    を、天板の幅方向に長く、かつ、長さ方向に所定の間隔
    で複数設け、上記横リブの底部に切れ目を長さ方向に沿
    って設け、この切れ目の両端に拡径孔を連ねて設けた鋼
    製足場板。
JP2001120830A 2001-04-19 2001-04-19 鋼製足場板 Pending JP2002317554A (ja)

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