JPS6013554Y2 - 建築用構造体 - Google Patents
建築用構造体Info
- Publication number
- JPS6013554Y2 JPS6013554Y2 JP821779U JP821779U JPS6013554Y2 JP S6013554 Y2 JPS6013554 Y2 JP S6013554Y2 JP 821779 U JP821779 U JP 821779U JP 821779 U JP821779 U JP 821779U JP S6013554 Y2 JPS6013554 Y2 JP S6013554Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rib
- portions
- expanded
- band
- bending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、所謂エキスバンドメタルを特定形状に加工し
た一対の折曲金属板を特定形状に接合した建築用構造体
に関する。
た一対の折曲金属板を特定形状に接合した建築用構造体
に関する。
金属板に所定の切込み部を多数設け、この金属板を所定
の方向に拡張させることにより上記切込み部を空間部と
なした、所謂エキスバンドメタルは、一般にロール成形
により製作されるが、製作上の要請から把持部が必要と
され、そのため、成形品には第１図に示す如くリブが残
ることになる。
の方向に拡張させることにより上記切込み部を空間部と
なした、所謂エキスバンドメタルは、一般にロール成形
により製作されるが、製作上の要請から把持部が必要と
され、そのため、成形品には第１図に示す如くリブが残
ることになる。
そして、このエキスバンドメタルは、構造材として使用
した場合には、応力伝達上上記のリブ部とエキスバンド
部との連結部に応力集中が生じ、この連結部で破損し易
い欠点を有していた。
した場合には、応力伝達上上記のリブ部とエキスバンド
部との連結部に応力集中が生じ、この連結部で破損し易
い欠点を有していた。
本考案は、製作上不可避であり、構造材として使用した
場合に欠点となるリブ部を積極的に構造上の補強部分と
して活用した建築用構造体を提供するものである。
場合に欠点となるリブ部を積極的に構造上の補強部分と
して活用した建築用構造体を提供するものである。
即ち、本考案の建築用構造体は、エキスバンド部と、同
一側に先端に突出したリブ部とを所定間隔で以て交互に
一体的に配してなる網状金属板の該リブ部を該リブ部内
で折曲して、一つのリブ部を突端としその両側のエキス
バンド部を傾斜部とする突条部を多数並列形成した一対
の折曲金属板を、それぞれ突条部を相対向させ、該突条
部の突端をなすリブ部で接合してなるものであり、その
まま、又は適当な面材と組み合わせて建築用パネルとし
て用いることができる他、必要に応じコンクリートパネ
ルの筋材として用いることもでき、その際、エキスバン
ド部とリブ部との連結部を応力伝達上問題にないように
しであるため、従来のエキスバンドメタルの如く折曲部
での欠損の惧れはなく、その上リブ部が補強材として機
能するため、充分な耐力を有し、各荷重を負担すること
ができる。
一側に先端に突出したリブ部とを所定間隔で以て交互に
一体的に配してなる網状金属板の該リブ部を該リブ部内
で折曲して、一つのリブ部を突端としその両側のエキス
バンド部を傾斜部とする突条部を多数並列形成した一対
の折曲金属板を、それぞれ突条部を相対向させ、該突条
部の突端をなすリブ部で接合してなるものであり、その
まま、又は適当な面材と組み合わせて建築用パネルとし
て用いることができる他、必要に応じコンクリートパネ
ルの筋材として用いることもでき、その際、エキスバン
ド部とリブ部との連結部を応力伝達上問題にないように
しであるため、従来のエキスバンドメタルの如く折曲部
での欠損の惧れはなく、その上リブ部が補強材として機
能するため、充分な耐力を有し、各荷重を負担すること
ができる。
以下に、本考案の建築用構造体を、図示に示す実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
１はエキスバンド部、２はリブ部、３は該エキスバンド
部１と該リブ部２との連結部で、エキスバンド部１とリ
ブ部２とは交互に一体的に配してあり、全体で網状金属
板を形成しており、連結部３は何れも折曲されていない
。
部１と該リブ部２との連結部で、エキスバンド部１とリ
ブ部２とは交互に一体的に配してあり、全体で網状金属
板を形成しており、連結部３は何れも折曲されていない
。
４は、一つのリブ部２を突端とし、その両側のエキスバ
ンド部１，１を傾斜部とする突条部で、隣り合う二つの
突条部４，４の間には、一つの平板状のエキスバンド部
１が配してあり、突条部４のエキスバンド部１と（傾斜
部）と平板状のエキスバンド部１との間のリブ部２は、
リブ部２内に折曲部５を設けて上記突条部４を形成し得
るようになしである。
ンド部１，１を傾斜部とする突条部で、隣り合う二つの
突条部４，４の間には、一つの平板状のエキスバンド部
１が配してあり、突条部４のエキスバンド部１と（傾斜
部）と平板状のエキスバンド部１との間のリブ部２は、
リブ部２内に折曲部５を設けて上記突条部４を形成し得
るようになしである。
即ち、折曲部５は、エキスバンド部１及びエキスバンド
部１とリブ部２との連結部３の部分には一切設けず、切
込みを全く有しない金属板内に設けである。
部１とリブ部２との連結部３の部分には一切設けず、切
込みを全く有しない金属板内に設けである。
６は、上述の如く、網状金属板のリブ部２を折曲して形
成した一対の折曲金属板のそれぞれの突条部４を相対向
させてそれぞれ接合した接合部で、この接合部６は、通
常、スポット溶接又はシーム溶接により形成される。
成した一対の折曲金属板のそれぞれの突条部４を相対向
させてそれぞれ接合した接合部で、この接合部６は、通
常、スポット溶接又はシーム溶接により形成される。
尚、本考案の建築用構造体を構成する折曲金属板は、エ
キスバンド部の成形と同時にロール成形することにより
仕上げることができる。
キスバンド部の成形と同時にロール成形することにより
仕上げることができる。
また、折曲金属板の両端部７，７は、図示の如く、断面
コ字状に仕上げることにより、パネルとして効果的な形
状となすことができる。
コ字状に仕上げることにより、パネルとして効果的な形
状となすことができる。
本考案の構造体は、建物の建築に際し、そのまま、又は
適当な面材等と組合せて、壁パネル、床パネル、屋根パ
ネル等として使用できるもので、エキスバンド部とリブ
部との連結部を応力伝達上問題のないようになしである
ため、従来のエキスバンドメタルの如く折曲部での欠損
の惧れはなく、その上リブ部が補強材として機能するた
め、充分な耐力を有し、各荷重を負担することができる
。
適当な面材等と組合せて、壁パネル、床パネル、屋根パ
ネル等として使用できるもので、エキスバンド部とリブ
部との連結部を応力伝達上問題のないようになしである
ため、従来のエキスバンドメタルの如く折曲部での欠損
の惧れはなく、その上リブ部が補強材として機能するた
め、充分な耐力を有し、各荷重を負担することができる
。
また、上記の構造体は、必要に応じ、筋材として、型枠
を設置してコンクリートを打設することにより、鉄筋コ
ンクリートパネルを構成することもできる。
を設置してコンクリートを打設することにより、鉄筋コ
ンクリートパネルを構成することもできる。
そして、その際、エキスバンド部の網目構造によりコン
クリートとの一体化が効果的に行われ、また必要に応じ
Ｕ字形のリブ内に補強鉄筋を嵌合させることにより筋材
としての機能を更に向上させることもできる。
クリートとの一体化が効果的に行われ、また必要に応じ
Ｕ字形のリブ内に補強鉄筋を嵌合させることにより筋材
としての機能を更に向上させることもできる。
第１図は、従来のエキスバンドメタルの一部を示す斜視
図、第２図は、本考案の一実施例の要部を示す斜視図、
第３図は、第２図に示す例の全体の概略図を示す側面図
である。 １・・・・・・エキスバンド部、２・・・・・・リブ部
、３・・・・・・連結部、４・・・・・・突条部、５・
・・・・・折曲部。
図、第２図は、本考案の一実施例の要部を示す斜視図、
第３図は、第２図に示す例の全体の概略図を示す側面図
である。 １・・・・・・エキスバンド部、２・・・・・・リブ部
、３・・・・・・連結部、４・・・・・・突条部、５・
・・・・・折曲部。
Claims (1)
- エキスバンド部と、同一側に先端の突出した断面形状が
Ｕ字形のリブ部とを所定間隔で以て交互に一体的に配し
てなる網状金属板の該リブ部をエキスバンド部との連結
部を何れも折曲せずに折曲して、一つのリブ部を突端と
しその両側のエキスバンド部を傾斜部とする突条部を、
隣り合う二つの突条部の間にそれぞれ一つの平板状のエ
キスバンド部を配して多数並列形成した一対の折曲金属
板を、それぞれの突条部を相対向させ、該突条部の突端
をなすリブ部で一体的に接合してなる、建築用構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP821779U JPS6013554Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 建築用構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP821779U JPS6013554Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 建築用構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55111645U JPS55111645U (ja) | 1980-08-06 |
| JPS6013554Y2 true JPS6013554Y2 (ja) | 1985-04-30 |
Family
ID=28816926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP821779U Expired JPS6013554Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 建築用構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6013554Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101356326A (zh) * | 2006-05-31 | 2009-01-28 | 三协立山铝股份有限公司 | 桁架材料以及立体桁架斜材的制造方法 |
-
1979
- 1979-01-24 JP JP821779U patent/JPS6013554Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55111645U (ja) | 1980-08-06 |
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