JP2002317052A - 改質ポリエチレンテレフタレートの製造方法および改質ポリエチレンテレフタレート製造装置 - Google Patents
改質ポリエチレンテレフタレートの製造方法および改質ポリエチレンテレフタレート製造装置Info
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Abstract
チレンテレフタレート製造装置および改質ポリエチレン
テレフタレートの製造方法を提供すること。 【解決手段】改質ポリエチレンテレフタレート製造装置
は、ほぼ円筒形の本体と、該本体の側面上方に開口部を
有し該本体の内部に流動体を本体の周方向に導入可能に
設けられた導入管とを有し、本体内壁の面積の1〜10
0%が結晶性樹脂により被覆されている。改質ポリエチ
レンテレフタレートの製造方法は、上記改質ポリエチレ
ンテレフタレート製造装置を用い、該製造装置の導入管
からポリエチレンテレフタレートのペレットを風力輸送
にて導入して、ポリエチレンテレフタレートのペレット
が本体の内壁を被覆する結晶性樹脂に連続的または断続
的に接触しながら旋回しつつ落下させることによって、
ポリエチレンテレフタレートのペレットの表面に結晶性
樹脂を付着させる。
Description
タレート製造装置および改質ポリエチレンテレフタレー
トの製造方法に関する。
水、酒、各種飲用茶、食用油、液体調味料などの液体を
充填する容器の素材として、種々のプラスチック素材が
用いられている。なかでもポリエチレンテレフタレート
(PET)は、透明性、ガスバリア性、耐熱性および機
械的強度に優れているため、飲料用中空成形容器の形成
素材として多用されている。
する際には、加熱滅菌処理された飲料などが高温の状態
で充填されることが多い。このときに高温の充填物によ
って中空成形容器が白濁したり、収縮、膨張するなどの
変形を起こしたり、変形により自立性を損なったりする
などの問題を生じないよう、中空成形容器には充分な耐
熱性が要求される。
スチック素材は、耐熱性とともに透明性を兼ね備えるこ
とが強く要求される。またさらに、中空成形容器の製造
にあたっては、高速で製造することが望まれており、生
産性良く製造することのできるプラスチック素材が求め
られている。高速で中空成形容器を製造するためにプラ
スチック素材には、加熱結晶化速度が高く、結晶化速度
などの品質のバラツキが少ないものが求められている。
形条件幅が狭くなったり、原料プラスチックの品質のバ
ラツキが多いと成形体製造時の歩留りが低くなる。した
がって、上記のような中空成形体の製造に用いられるプ
ラスチック素材は、成形効率、成形条件などに合った結
晶化速度を有しかつ品質が一定であることが望ましい。
こうした要請から、ポリエチレンテレフタレートに種々
の配合剤を加えて、結晶化速度を調整する方法が種々提
案されている。
リエチレンテレフタレートのチップをポリエチレンから
なる配管または棒状または網状の部材が内部に設置され
た気力輸送配管に通して、ポリエチレンテレフタレート
表面にポリエチレンを添加しポリエチレンテレフタレー
トの結晶化速度をコントロールする方法が提案されてい
る。しかしこの公報にはポリエチレンテレフタレートを
ポリエチレン部材に接触させる際の条件については詳述
されていない。
てなされたものであって、結晶性樹脂の含有量の制御が
容易で、かつ結晶性樹脂の含有量のばらつきが少ない改
質ポリエチレンテレフタレートが得られる改質ポリエチ
レンテレフタレート製造装置および改質ポリエチレンテ
レフタレートの製造方法を提供することを目的としてい
る。
レート製造装置は、ほぼ円筒形の本体と、該本体の側面
上方に開口部を有し該本体の内部に流動体を本体の周方
向に導入可能に設けられた導入管とを有し、上記本体は
直径がほぼ250〜1000mm、高さがほぼ250〜
1000mmの範囲にあり、本体内壁の面積の1〜10
0%が結晶性樹脂により被覆されていることを特徴とし
ている。
レンテレフタレート製造装置は、断面形状が四角以上の
多角であるほぼ角筒形の本体と、該本体の側面上方に開
口部を有し該本体の内部に流動物を本体の周方向に導入
可能に設けられた導入管とを有し、上記本体は断面の対
角線の最大値がほぼ250〜1000mm、高さがほぼ
250〜1000mmの範囲にあり、本体内壁の面積の
1〜100%が結晶性樹脂により被覆されていることを
特徴としている。
ン、ポリプロピレン、エチレン・不飽和カルボン酸共重
合体およびポリアミドから選ばれる少なくとも1種の樹
脂であることが好ましい。本発明に係る改質ポリエチレ
ンテレフタレートの製造方法は、ポリエチレンテレフタ
レートのペレットを結晶性樹脂に対して5〜40m/s
の速度で該結晶性樹脂に接触させて結晶性樹脂を含有す
るポリエチレンテレフタレートを得ることを特徴として
いる。
ン、ポリプロピレン、エチレン・不飽和カルボン酸共重
合体およびポリアミドから選ばれる少なくとも1種の樹
脂であることが好ましい。本発明に係る改質ポリエチレ
ンテレフタレートの製造方法の態様には、上記改質ポリ
エチレンテレフタレート製造装置を用い、該製造装置の
導入管からポリエチレンテレフタレートのペレットを風
力輸送にて導入して、ポリエチレンテレフタレートのペ
レットが本体内壁を被覆する結晶性樹脂に連続的または
断続的に接触しながら旋回しつつ落下させることによっ
て、ポリエチレンテレフタレートのペレットの表面に結
晶性樹脂を付着させる方法がある。
レート製造装置に導入されるポリエチレンテレフタレー
トのペレットの重量(kg)と風力輸送に用いられる気
体の体積(Nm3)との比率が0.1〜15(kg/N
m3)の範囲であることが好ましい。本発明では、ポリ
エチレンテレフタレートのペレットを結晶性樹脂に接触
させる際の速度および結晶性樹脂の種類の少なくとも1
つを変更することにより、改質ポリエチレンテレフタレ
ート中の結晶性樹脂の含有量を0.1〜10,000p
pbの範囲で制御することができる。
トの製造方法により、例えば示差走査熱量計にて測定し
た際の昇温時の結晶化温度が132℃〜160℃の範囲
にある改質ポリエチレンテレフタレートを製造すること
ができる。
レンテレフタレート製造装置および改質ポリエチレンテ
レフタレートの製造方法について具体的に説明する。改質ポリエチレンテレフタレート製造装置 まず、本発明に係る改質ポリエチレンテレフタレート製
造装置について図面を参照しつつ説明する。
レンテレフタレート製造装置の一例を示す上面図であ
り、(B)は同側面図である。図2(A)は本発明に係
る改質ポリエチレンテレフタレート製造装置の一例を示
す概略斜視図であり、(B)は他の例を示す概略斜視図
である。図1に示すように本発明に係る改質ポリエチレ
ンテレフタレート製造装置は、ほぼ円筒形の本体1と、
該本体の側面上方に開口部を有し該本体の内部に流動体
を本体の周方向に導入可能に設けられた導入管3とを有
している。図1では改質ポリエチレンテレフタレート製
造装置は、本体1下部に下方に向かって直径が減少する
ように形作られている円錐部2を有しているが、該円錐
部2はなくてもよい。また図1では本体1の上部は解放
されているが、本発明では本体1の上部は少なくとも一
部が板状部材、網状部材などにより覆われていてもよ
く、全体が板状部材、網状部材などにより覆われていて
もよい。
が、断面形状が四角以上の多角である角筒形であっても
よく、例えば図2(B)に示すように断面が六角形であ
ってもよい。本体1が円筒状である場合、断面形状は楕
円であってもよいが、ほぼ真円であることが好ましく、
本体1が角筒形である場合、断面形状は各辺の長さが互
いに異なる多角形であってもよいが、ほぼ正多角形であ
ることが好ましい。
(D)、断面が多角形である場合は対角線の最大値がほ
ぼ250〜1000mm、好ましくはほぼ250〜40
0mmの範囲にあり、高さ(H)がほぼ250〜100
0mm、好ましくはほぼ400〜700mmの範囲にあ
ることが望ましい。本体1の直径および高さが上記の範
囲内であると、改質ポリエチレンテレフタレート製造装
置は、比較的小さな設備となる。
は、本体1の内壁の面積の1〜100%、好ましくは5
〜40%が結晶性樹脂により被覆されている。本発明で
用いられる結晶性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレンなどのポリオレフィン、エチレン・不飽和カル
ボン酸共重合体、ポリアミドなどが挙げられる。
らなる単数または複数のシートを図2(A)、(B)の
斜線を付した本体1の内壁に貼付することにより行うこ
とができる。複数のシートを貼付する場合は、本体1の
内壁に連続するようにまたは不連続に貼付することがで
きる。なお図2(A)および(B)中斜線を付した部分
は、本体1の内壁の結晶性樹脂により被覆されてもよい
部分を示す。
ート製造装置は、本体の高さ、直径、本体内壁を被覆す
る結晶性樹脂の種類、被覆面積などを適宜変更すること
によりポリエチレンテレフタレートに添加する結晶性樹
脂の割合を調整することができる。また本発明に係る改
質ポリエチレンテレフタレート製造装置は、本体内部を
ポリエチレンテレフタレートのペレットが旋回するの
で、本体内壁を被覆する結晶性樹脂に接触する確率が高
くなるため装置が小型になり取り扱いやすい。
法 本発明係る改質ポリエチレンテレフタレートの製造方法
では、ポリエチレンテレフタレートのペレットを結晶性
樹脂に対して5〜40m/sの速度で該結晶性樹脂に接
触させて結晶性樹脂を含有するポリエチレンテレフタレ
ートを得ている。
結晶性樹脂に接触させる方法としては、例えばポリエチ
レンテレフタレートのチップを結晶性樹脂からなる部材
が存在する空間内で、結晶性樹脂からなる部材と衝突接
触させる方法がある。ここでいう空間とは、例えばポリ
エチレンテレフタレートのペレットを風力輸送する配
管、ポリエチレンテレフタレートのペレットを貯蔵する
サイロなどいう。この空間内にシート状、棒状、網状な
どの成形体からなる部材を設置し、空間内にポリエチレ
ンテレフタレートのチップを導入することによりポリエ
チレンテレフタレートのチップを結晶性樹脂からなる部
材と接触させるか、または風力輸送の配管の内壁の少な
くとも一部を結晶性樹脂で形成し、この配管にポリエチ
レンテレフタレートのチップを通過させることにより、
ポリエチレンテレフタレートのチップを結晶性樹脂から
なる部材と接触させる。より具体的には、風力輸送の配
管または重力落下配管の一部、振動篩のパンチング板な
どの一部を結晶性樹脂としたり結晶性樹脂でライニング
するかまたはマグネットキャッチャーのマグネット部の
少なくとも一部を結晶性樹脂でライニングすることが挙
げられる。
レンテレフタレート製造装置を用いることが好ましい。
上記改質ポリエチレンテレフタレート製造装置を用た方
法では、ポリエチレンテレフタレートのペレットは導入
管から本体内部に周方向に輸送気体と共に導入され、ポ
リエチレンテレフタレートのペレットが本体の内壁を被
覆する結晶性樹脂に連続的または断続的に接触しながら
旋回しつつ落下することにより、ポリエチレンテレフタ
レートのペレットの表面に結晶性樹脂が付着して改質ポ
リエチレンテレフタレートが製造される。
ト製造装置を用たポリエチレンテレフタレートのペレッ
トと結晶性樹脂との接触方法における、ペレットの軌跡
の一例を図3に示す。図3(A)は装置内のペレットの
軌跡の一例を上部から見た図であり、(B)は装置内の
ペレットの軌跡の一例を斜め上から見た図である。S 1
ないしS3は本体内壁に貼付された結晶性樹脂製シート
を示し、破線はペレットの軌跡を示す。なお図3(B)
では結晶性樹脂製シートは省略してある。
図3に示すように本体内壁に貼付された結晶性樹脂製シ
ートS1ないしS3に断続的接触しながら旋回しつつ落下
する。これにより、ポリエチレンテレフタレートのペレ
ットの表面に結晶性樹脂が付着して改質ポリエチレンテ
レフタレートが製造される。ポリエチレンテレフタレー
トのペレットは結晶性樹脂に対して通常5〜40m/
s、好ましくは10〜35m/s、より好ましくは15
〜30m/sの速度で接触することが望ましい。ポリエ
チレンテレフタレートのペレットが結晶性樹脂に接触す
る速度が上記範囲にあると、結晶性樹脂がペレットに充
分付着し、かつ結晶性樹脂からなる部材およびペレット
が破損するおそれがない。また特殊なブロアなどを用い
る必要がなく経済的である。
装置に導入されるポリエチレンテレフタレートのペレッ
トの重量(kg)と、風力輸送に用いられる気体の体積
(Nm2)との比率は0.1〜15、好ましくは1〜1
0の範囲であることが望ましい。本発明に係る改質ポリ
エチレンテレフタレートの製造方法では、本体の高さ、
直径、本体内壁を被覆する結晶性樹脂の種類、被覆面
積、ポリエチレンテレフタレートのペレットを本体に導
入する際の流速、ペレットと風力輸送に用いられる気体
の体積との比率などを適宜変更することによりポリエチ
レンテレフタレートに添加する結晶性樹脂の割合を調整
することができる。
ばらつきが少ないポリエチレンテレフタレートを製造す
ることができる。改質ポリエチレンテレフタレート 上記のようにして製造される改質ポリエチレンテレフタ
レート(ペレット)は、ポリエチレンテレフタレートと
結晶性樹脂からなり、結晶性樹脂を改質ポリエチレンテ
レフタレート中に通常0.1〜10,000ppb、好
ましくは0.5〜5,000ppb、さらに好ましくは
0.8〜2,000ppbの量で含有している。
ば、延伸成形体、特に高い透明性を有するボトルを効率
よく成形することができる。また、上記の範囲内の量で
結晶性樹脂を含有すると、得られる成形体の結晶化速度
がポリエチレンテレフタレートを単独で用いて製造され
たボトルよりも速くなり、ボトルを効率よく、かつ一定
の品質で生産することが可能になる。
エチレンテレフタレートの固有粘度(IV)は、通常
0.52〜0.90dl/g、好ましくは0.65〜
0.85dl/g、特に好ましくは0.70〜0.82
dl/gの範囲にあることが好ましく、このような固有
粘度(IV)を有するポリエチレンテレフタレートから
形成された成形体は、ガスバリア性、耐圧性、耐熱性に
優れている。
は、成形した際に透明性が高いことが好ましく、図5に
示すような段付き角板を成形して測定するヘイズ値が、
通常0.5〜30%、特に1〜20%の範囲にあること
が好ましい。さらにまた、改質ポリエチレンテレフタレ
ートは、成形した際に密度が高い方が耐圧性が高くなる
ので好ましい。密度は成形時で通常1.34〜1.40
g/cm3、特に1.35〜1.39g/cm3の範囲に
あることが好ましい。
は、ボトルなどの中空成形容器を効率よく製造すること
ができるような適切な結晶化温度を有している。具体的
には、昇温時の結晶化温度(Tcc)が通常、132〜
160℃、好ましくは140〜155℃である。ポリエ
チレンテレフタレートに少量の結晶性樹脂が含まれた改
質ポリエチレンテレフタレートでは、ブロー成形時にポ
リエチレンテレフタレートが加熱昇温結晶化する際に結
晶性樹脂が結晶化の核として作用するものと推定され、
結晶化速度を速めているものと考えられる。
フタレートおよび結晶性樹脂について説明する。ポリエチレンテレフタレート 本発明で用いられるポリエチレンテレフタレートは、テ
レフタル酸またはそのエステル誘導体(例えば低級アル
キルエステル、フェニルエステルなど)から導かれる単
位と、エチレングリコールまたはそのエステル誘導体
(例えばモノカルボン酸エステルエチレンオキサイドな
ど)から導かれる単位とから形成されている。
に応じてテレフタル酸以外のジカルボン酸類から導かれ
る単位および/またはジオール類から導かれる単位を2
0モル%以下の量で含有していてもよい。このようなテ
レフタル酸以外のジカルボン酸類として具体的には、フ
タル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフ
ェニルジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸
などが挙げられる。これらのジカルボン酸類から導かれ
る単位は1種または2種以上含まれていてもよい。
類として具体的には、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、テトラエチレングリコール、トリメチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオー
ル、ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキ
サメチレングリコール、ドデカメチレングリコール、ポ
リエチレングリコールなどの脂肪族類;シクロヘキサン
ジメタノールなどの脂環族ジオール類;ビスフェノール
類;ハイドロキノンなどの芳香族ジオール類などが挙げ
られる。これらのジオール類から導かれる単位は1種ま
たは2種以上含まれていてもよい。
フタレートは、必要に応じて、トリメシン酸、ピロメリ
ット酸、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパ
ン、トリメチロールメタン、ペンタエリスリトールなど
の多官能化合物から導かれる単位を少量例えばジカルボ
ン酸成分100モル%に対して2モル%以下の量で含ん
でいてもよい。
のジエチレングリコール(DEG)単位の割合は、ポリ
エチレンテレフタレート中、通常0.5〜2.0重量
%、好ましくは0.8〜1.6重量%である。DEG単
位の含有割合が0.5重量%以上であると、成形後のボ
トル胴部の透明性が良好となる傾向がある。また、2.
0重量%以下であると、耐熱性、結晶化促進効果が良好
である。
位の割合を上記範囲に調整する方法としては、ジエチレ
ングリコールを重合原料として使用する方法の他、反応
条件、添加剤を適宜選択することによって主原料である
エチレングリコールから副生するジエチレングリコール
の副生量を調整する方法が挙げられる。DEGの生成を
抑制する添加剤としては、塩基性化合物、例えばトリエ
チルアミンなどの3級アミン、水酸化テトラエチルアン
モニウムなどの4級アンモニウム塩、炭酸ナトリウムな
どのアルカリ金属化合物が挙げられる。
しては、硫酸などの無機酸、安息香酸などの有機酸が挙
げられる。上記のような本発明で用いられるポリエチレ
ンテレフタレートの固有粘度(IV)(フェノール/1,
1,2,2-テトラクロロエタン混合溶媒中で25℃で測定)
は、通常0.3〜2.0dl/g、好ましくは0.5〜
1.5dl/g、さらに好ましくは0.7〜1.2dl
/gであり、融点は通常210〜265℃、好ましくは
220〜260℃であり、ガラス転移温度は通常50〜
120℃、好ましくは60〜100℃である。
中の環状三量体の含有量、即ちオキシエチレンオキシテ
レフタロイル単位の環状三量体の含有量は、通常0.5
重量%以下、好ましくは0.4重量%以下であることが
望ましい。環状三量体の含量が0.5重量%以下のポリ
エチレンテレフタレートを用いると、樹脂組成物を成形
する際に、金型等が汚染されにくく、しかも成形体の胴
部が白化しにくいので好ましい。ポリエチレンテレフタ
レート中の環状三量体の含有量の含有量は、たとえば固
相重合温度を高くし、さらに重合時間を長くすることに
より低減することが可能である。
ペレットに後処理を行うと、射出成形時の生産性を低下
させる原因となる環状三量体の増加を抑制するために好
ましい。後処理は、通常40〜120℃、好ましくは5
0〜110℃で、通常1分〜10時間、好ましくは5分
〜5時間の間行う。本発明で用いられるポリエチレンテ
レフタレートは、上記のようなジカルボン酸とジオール
とから従来公知の方法により製造される。本発明では、
このようなポリエチレンテレフタレートとしては、通常
ペレット状で市販されている「原料ポリエチレンテレフ
タレート」が用いられるが、必要に応じて、原料ポリエ
チレンテレフタレートとともに「リプロポリエチレンテ
レフタレート」(再生ポリエチレンテレフタレート)が
用いられてもよい。具体的に、ポリエチレンテレフタレ
ート中には、「リプロポリエチレンテレフタレート」が
1〜50重量%の量で含有されていてもよい。
チレンテレフタレート」とは、ジカルボン酸と、ジオー
ルとからペレット状で製造され、加熱溶融状態で、成形
機を通過させて中空成形容器またはプリフォームなどに
成形された熱履歴を有しないポリエチレンテレフタレー
トである。また、「リプロポリエチレンテレフタレー
ト」は、このような原料ポリエチレンテレフタレートを
少なくとも1回加熱溶融状態で成形機を通過させたポリ
エチレンテレフタレートに再び熱を加えてペレタイズし
た熱履歴を有するポリエチレンテレフタレート(再生ポ
リエチレンテレフタレート)である。このように原料ポ
リエチレンテレフタレートを「加熱溶融状態で成形機を
通過させる」処理は、原料ポリエチレンテレフタレート
からなるペレット(チップ)を加熱溶融し、プリフォー
ム、中空成形容器などの所望形状に成形することによっ
て行われる。
はペレット状で用いられる。ポリエチレンテレフタレー
トのペレットの粒径は特に限定されないが、通常2.0
〜5.5mm、好ましくは2.2〜4.0mmの範囲で
ある。結晶性樹脂 本発明で用いられる結晶性樹脂としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、エチレン・
不飽和カルボン酸共重合体、ポリアミドなどから選ばれ
る少なくとも1種の樹脂が挙げられる。 (ポリエチレン)ポリエチレンとして具体的には、エチ
レンの単独重合体、またはエチレンとエチレン以外のα
-オレフィンとからなるエチレン・α-オレフィン共重合
体などが挙げられる。またこのポリエチレンの密度は、
0.88〜0.96g/cm3であることが望ましい。
的には、プロピレン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセ
ン、1-ヘプテン、1-オクテン、1-デセン、1-ドデセン、
1-ヘキサドデセン、4-メチル-1-ペンテン、2-メチル-1-
ブテン、3-メチル-1-ブテン、3,3-ジメチル-1-ブテン、
ジエチル-1-ブテン、トリメチル-1-ブテン、3-メチル-1
-ペンテン、エチル-1-ペンテン、プロピル-1-ペンテ
ン、ジメチル-1-ペンテン、メチルエチル-1-ペンテン、
ジエチル-1-ヘキセン、トリメチル-1-ペンテン、3-メチ
ル-1-ヘキセン、ジメチル-1-ヘキセン、3,5,5-トリメチ
ル-1-ヘキセン、メチルエチル-1-ヘプテン、トリメチル
-1-ヘプテン、ジメチルオクテン、エチル-1-オクテン、
メチル-1-ノネン、ビニルシクロペンテン、ビニルシク
ロヘキサン、ビニルノルボルナンなどが挙げられる。
重合体は、ランダム共重合体であってもブロック共重合
体であってもよい。このようなポリエチレンは、どのよ
うな方法によって製造されたものでもよく、たとえばチ
タン系触媒、クロム系触媒、バナジウム系触媒などの従
来周知のチーグラー型触媒を用いて製造されたものであ
ってもよく、またいわゆるメタロセン系触媒(例えばジ
ルコノセン化合物とアルミノオキサンとからなる触媒)
などを用いて製造されたものであってもよい。
造は、気相で行うこともできるし(気相法)、また液相
で行うこともできる(液相法)。本発明のポリエチレン
は、ASTM D1238によるMFR(190℃、2
160g荷重)が0.05〜50g/10分の範囲にある
ことが好ましい。 (ポリプロピレン)ポリプロピレンは、プロピレンの単
独重合体であっても、プロピレンと少量のオレフィン類
あるいはジエン類との共重合体であってもよい。
ン、3-メチル-1-ブテン、1-ヘキセン、ビニルシクロヘ
キセン、1-デセン、1-ヘキサデセン、シクロペンテンお
よびノルボルネンなどのオレフィン類などが挙げられ;
ジエン類としては、ヘキサジエン、オクタジエン、デカ
ジエン、ジシクロペンタジエン、5-エチリデン-2-ノボ
ノルネンなどが挙げられる。これらは2種以上がプロピ
レンと共重合していてもよい。
によるMFR(230℃、2160g荷重)が0.05
〜100g/10分の範囲にあることが好ましい。 (エチレン・不飽和カルボン酸共重合体)エチレン・不
飽和カルボン酸共重合体として具体的には、エチレン・
メタクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸共重合
体、エチレンとアクリル酸とメタクリル酸の三元共重合
体などが挙げられる。
体には、エチレンと(メタ)アクリル酸以外の成分を少
量共重合したものも含まれる。他の成分としては、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、
(メタ)アクリル酸-2-エチルヘキシル、(メタ)アク
リル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)
アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸グリシジ
ル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)ア
クリル酸ヒドロキシプロピルなど、(メタ)アクリル酸
などの不飽和カルボン酸エステルが挙げられる。
中の不飽和カルボン酸単位含量は、0.5〜20重量%
の範囲にあることが好ましく、1〜15重量%の範囲に
あることがさらに好ましく、5〜10重量%の範囲にあ
ることが特に好ましい。不飽和カルボン酸含量がこの範
囲内にあると、ポリエチレンテレフタレートの透明性を
保持しながら、改質ポリエチレンテレフタレート昇温時
の結晶化速度をばらつきが少なく向上させ得るという点
で好ましい。またエチレン・不飽和カルボン酸共重合体
は、共重合体中の不飽和カルボン酸単位含量により結晶
化速度を制御することもできる。
は、ASTM D 1238によるMFR(190℃、2
160g荷重)が通常0.05〜100g/10分、特に
0.1〜50g/10分の範囲にあることが好ましい。ま
た、エチレン・不飽和カルボン酸共重合体としては、該
共重合体が側鎖に有するカルボキシル基が金属と結合し
ていないものであってもよく、また少なくとも一部がカ
ルボン酸の金属塩の状態で存在するもの(アイオノマ
ー)であってもよい。
塩、リチウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩、亜
鉛塩、コバルト塩、ニッケル塩、マンガン塩、鉛塩、銅
塩などの2価の遷移金属塩、カルシウム塩、マグネシウ
ム塩などのアルカリ土類金属塩が好ましく、特に亜鉛塩
が、組成物の透明性を保持するという点で好ましい。金
属塩の種類は1種類でも複数でもよい。
アイオノマーである場合には、全カルボキシル基に対す
る金属と結合しているカルボキシル基の割合は特に限定
されるものではないが、通常3〜100%程度である。
エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体の製法として
は、例えばエチレンと(メタ)アクリル酸、必要に応じ
他のコモノマーを高圧ラジカル重合法により共重合さ
せ、所望により、前記金属陽イオンで中和処理する方法
が挙げられる。
ナイロン、6,6−ナイロン、6,10−ナイロン、11
−ナイロンおよびこれらの共重合物や混合物が挙げられ
る。これらの結晶性樹脂は、1種単独または2種以上組
み合わせて用いることができる。これらの中では、エチ
レン・不飽和カルボン酸共重合体、特にエチレン・(メ
タ)アクリル酸共重合体またはそのアイオノマーが好ま
しい。
リエチレンテレフタレートにそれ以外のものを添加する
と、成形時の透明性に関しては、元のポリエチレンテレ
フタレートよりも劣り、成形時のヘイズ値が高くなる。
ポリエチレンテレフタレートにポリプロピレンやポリエ
チレンを添加した場合においても、使用に差し支えない
透明性を保持しながらも、ポリエチレンテレフタレート
のみを成形した場合と比較すると、透明性が劣るもので
あった。
・不飽和カルボン酸共重合体を特定の量で用いることに
より、ポリエチレンテレフタレートの結晶化温度が成形
に好適な範囲に制御されるとともに、成形物の透明性を
ポリエチレンテレフタレートを単独で用いた場合と同等
に保持できるという効果が奏される。これは、エチレン
・不飽和カルボン酸共重合体がポリエチレンテレフタレ
ートとの相溶性に優れるため、溶融状態から非晶状態に
急冷固化される際には、ポリエチレンテレフタレートに
対する核剤効果を示し得ないためであろうと考えられ
る。
レート製造装置は、装置が小型であり、ポリエチレンテ
レフタレート添加する結晶性樹脂の量の調整が容易であ
り、かつ均一に配合することができる。本発明に係る改
質ポリエチレンテレフタレートの製造方法は、結晶化速
度の調整が容易であり、かつ結晶化速度を均一化するこ
とができる。
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。 〔測定方法〕下記実施例において各種物性は以下のよう
にして測定した。
280℃で加熱し加水分解した。放冷後、高純度テレフ
タル酸で中和し、溶液をNo.5C濾紙にて濾過した。
得られた濾液1μlを、ヒューレットパッカード社製ガ
スクロマトグラフ(HP5890)に注入し、ジエチレ
ングリコール含量を定量した。
ールに溶解した後、テトラヒドロフランで再析出して濾
過して線状ポリエチレンテレフタレートを除いた後、次
いで得られた濾液を液体クロマトグラフィー(島津製作
所製 LC7A)に供給してポリエチレンテレフタレー
ト中に含まれる環状三量体の量を求め、この値を測定に
用いたポリエチレンテレフタレートの量で割って、ポリ
エチレンテレフタレート中に含まれる環状三量体含量
(重量%)とした。
0/50重量比)を用いて0.5g/dlの試料溶液を
調製し、25℃で測定した溶液粘度から固有粘度(I
V)を算出した。透明性(ヘイズ値) 乾燥試料をシリンダー温度275℃の射出成形機を用い
て金型温度10℃の条件で図5に示すような段付角板を
成形し、5mm厚部分の透明性をヘイズ値(白色光の光
線乱反射率)で比較した。
用して測定した。試料をサンプルパンに10mg秤量
し、室温から10℃/分の昇温速度で昇温し、その際に
発生する発熱ピークのピーク温度をTccとした。 〔装置〕図4に示すような改質ポリエチレンテレフタレ
ート製造装置を用いた。図4(A)は改質ポリエチレン
テレフタレート製造装置を示す上面図であり、(B)は
同概略斜視図である。なお図4(A)では装置下部の円
錐部に設けられている排出口は図示していない。装置は
SUS304製であり、本体の直径が320mm、高さ
が450mmであり、エチレン・メタクリル酸共重合体
からなるシートは図4のSの部分に取り付けた。シート
の高さ(h)は250mmである。
g、ジエチレングリコール含量が1.33重量%、環状
三量体含有量0.32重量%であるポリエチレンテレフ
タレートを50kg、表1に示す組成を有するエチレン
・メタクリル酸共重合体製シートを内壁に貼付した改質
ポリエチレンテレフタレート製造装置に、表1に示す条
件で空気輸送により導入し改質ポリエチレンテレフタレ
ートを製造した。得られた改質ポリエチレンテレフタレ
ートは装置の下からSUS304製の専用籠に回収し
た。
融後、射出成形して図5に示すような段付き角板を形成
し、この段付き角板について透明性およびTccを測定
した。結果を表1に示す。
V)が0.760dl/g、ジエチレングリコール含量
が1.33重量%、環状三量体含有量0.32重量%で
あるポリエチレンテレフタレートを用い、実施例1ない
し6と同様にして透明性およびTccを測定した。結果
を表2に示す。
いし6では、テスト原料(比較例1)に比べ、Tccが
低下し、またTccはエチレン・メタクリル酸共重合体
の含有量に相関していることがわかる。このことからエ
チレン・メタクリル酸共重合体の含有量を調整すること
により改質ポリエチレンテレフタレートのTccを制御
できると考えられる。
クリル酸共重合体からなるシートに代えて、SUS30
4製の板を使用したこと以外は実施例1〜6と同様にし
て改質ポリエチレンテレフタレートを製造した。得られ
た改質ポリエチレンテレフタレートのペレットを用い実
施例1ないし6と同様にして透明性およびTccを測定
した。結果を表2に示す。
下するが、エチレン・メタクリル酸共重合体を使用した
実施例1〜6よりもTccが高く、透明性は同等であっ
た。このことからエチレン・メタクリル酸共重合体を添
加することがより効果的であることがわかった。
示すように変えたこと以外は、実施例1〜6と同様にし
て改質ポリエチレンテレフタレートを製造した。得られ
た改質ポリエチレンテレフタレートを用い、実施例1な
いし6と同様にして透明性およびTccを測定した。結
果を表2に示す。
料)に比べてTccが低下した。また、ペレット流速、
ペレット流量を調整することで添加量が変化することか
ら、ペレット流速、ペレット流量を調整することにより
結晶化温度をコントロールできると考えられる。
すように変えたこと以外は、実施例1ないし6と同様に
して改質ポリエチレンテレフタレートを製造した。なお
本実施例では、ロングランテストを行った。1000k
g毎にサンプリングを行い、Tccを測定したところ1
46.2〜146.7℃の範囲であった。
タレートの製造装置の一例を示す上面図であり、(B)
は同側面図である。
ポリエチレンテレフタレート製造装置の概略斜視図であ
り、(B)は胴部が角筒状である本発明に係る改質ポリ
エチレンテレフタレート製造装置の概略斜視図である。
た図であり、(B)は装置内のペレットの軌跡を斜め上
から見た図である。
フタレート製造装置を示す上面図であり、(B)は同概
略斜視図である。
は、約6.5mmであり、B部の厚さは約5mmであ
り、C部の厚さは約4mmである。
Claims (9)
- 【請求項1】ほぼ円筒形の本体と、該本体の側面上方に
開口部を有し該本体の内部に流動体を本体の周方向に導
入可能に設けられた導入管とを有し、上記本体は直径が
ほぼ250〜1000mm、高さがほぼ250〜100
0mmの範囲にあり、本体内壁の面積の1〜100%が
結晶性樹脂により被覆されていることを特徴とする改質
ポリエチレンテレフタレート製造装置。 - 【請求項2】断面形状が四角以上の多角であるほぼ角筒
形の本体と、該本体の側面上方に開口部を有し該本体の
内部に流動物を本体の周方向に導入可能に設けられた導
入管とを有し、上記本体は断面の対角線の最大値がほぼ
250〜1000mm、高さがほぼ250〜1000m
mの範囲にあり、本体内壁の面積の1〜100%が結晶
性樹脂により被覆されていることを特徴とする改質ポリ
エチレンテレフタレート製造装置。 - 【請求項3】上記結晶性樹脂がポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン・不飽和カルボン酸共重合体およびポ
リアミドから選ばれる少なくとも1種の樹脂である請求
項1または2に記載の改質ポリエチレンテレフタレート
製造装置。 - 【請求項4】ポリエチレンテレフタレートのペレットを
結晶性樹脂に対して5〜40m/sの速度で該結晶性樹
脂に接触させて結晶性樹脂を含有するポリエチレンテレ
フタレートを得ることを特徴とする改質ポリエチレンテ
レフタレートの製造方法。 - 【請求項5】上記結晶性樹脂がポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン・不飽和カルボン酸共重合体およびポ
リアミドから選ばれる少なくとも1種の樹脂である請求
項4に記載の改質ポリエチレンテレフタレートの製造方
法。 - 【請求項6】請求項1または2に記載の改質ポリエチレ
ンテレフタレート製造装置を用い、該製造装置の導入管
からポリエチレンテレフタレートのペレットを風力輸送
にて導入して、ポリエチレンテレフタレートのペレット
が本体内壁を被覆する結晶性樹脂に連続的または断続的
に接触しながら旋回しつつ落下させることによって、ポ
リエチレンテレフタレートのペレットの表面に結晶性樹
脂を付着させることを特徴とする請求項4または5に記
載の改質ポリエチレンテレフタレートの製造方法。 - 【請求項7】上記改質ポリエチレンテレフタレート製造
装置に導入されるポリエチレンテレフタレートのペレッ
トの重量(kg)と風力輸送に用いられる気体の体積
(Nm 3)との比率が0.1〜15(kg/Nm3)の範
囲である請求項4ないし6のいずれか1項に記載の改質
ポリエチレンテレフタレートの製造方法。 - 【請求項8】ポリエチレンテレフタレートのペレットを
結晶性樹脂に接触させる際の速度および結晶性樹脂の種
類の少なくとも1つを変更することにより、改質ポリエ
チレンテレフタレート中の結晶性樹脂の含有量を0.1
〜10,000ppbの範囲で制御する請求項4ないし
7のいずれか1項に記載の改質ポリエチレンテレフタレ
ートの製造方法。 - 【請求項9】示差走査熱量計にて測定した際の昇温時の
結晶化温度が132℃〜160℃の範囲にある改質ポリ
エチレンテレフタレートを製造する請求項4ないし8の
いずれか1項に記載の改質ポリエチレンテレフタレート
の製造方法。
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JP2001122753A JP2002317052A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 改質ポリエチレンテレフタレートの製造方法および改質ポリエチレンテレフタレート製造装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016169332A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 三菱化学株式会社 | ポリエチレンテレフタレート樹脂ペレット及びその製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11172084A (ja) * | 1997-12-16 | 1999-06-29 | Mitsubishi Chemical Corp | ポリエチレンテレフタレート樹脂組成物の製造方法 |
JPH11209588A (ja) * | 1998-01-20 | 1999-08-03 | Mitsubishi Chemical Corp | 改質ポリエチレンテレフタレート樹脂の製造方法 |
JPH11209492A (ja) * | 1998-01-20 | 1999-08-03 | Mitsubishi Chemical Corp | 改質ポリエチレンテレフタレート樹脂の製造方法 |
-
2001
- 2001-04-20 JP JP2001122753A patent/JP2002317052A/ja active Pending
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