JP2002316085A - サックバックバルブ - Google Patents

サックバックバルブ

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JP2002316085A JP2001124197A JP2001124197A JP2002316085A JP 2002316085 A JP2002316085 A JP 2002316085A JP 2001124197 A JP2001124197 A JP 2001124197A JP 2001124197 A JP2001124197 A JP 2001124197A JP 2002316085 A JP2002316085 A JP 2002316085A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】倒立状態でのダイアフラム周囲からの泡抜けを
良好にすること。 【解決手段】サックバックバルブは、液体の流路2と、
流路2の途中に設けられたサックバック室10に受圧面
9aが露呈するダイアフラム9と、ダイアフラム9を変
位させるピストンロッド15aとを備える。サックバッ
ク室10は、流路2の内径より大きい内径を有する。サ
ックバック室10の底壁10aには、流路2の中心部へ
向かう傾斜が付与される。ダイアフラム9は、ロッド1
5aが下死点に位置するときにサックバック室10を最
小容積とする状態となり、ロッド15aが上死点に位置
するときにサックバック室10を最大容積とするサック
バック状態となる。サックバック状態での受圧面9a
は、流路2の内周面と同位置かそれより流路2の中心側
へ張り出した位置に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、半導体
の製造装置において半導体ウエハに薬液等の液体を供給
する回路に使用されるサックバックバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサックバックバルブとして、レジ
スト液等の薬液を流す流路と、その流路に受圧面が露呈
してサックバックを行うダイアフラムと、このダイアフ
ラムを変位させるピストン等の作動体とを備えたものが
ある。このようなサックバックバルブは、例えば、半導
体ウエハに薬液を塗布する塗布ノズルと、薬液供給源と
の間に介在され、作動体によりダイアフラムを変位させ
て流路の容積を変化させるようになっている。これによ
り不要な薬液がノズルから半導体ウエハ上に垂れ落ちる
のを防いでいる。
【0003】特開平7−77285号公報には、この種
のサックバックバルブの一例が開示されている。図6に
示すように、このサックバックバルブでは、作動体51
をステップモータ52の出力軸53の進退により往復動
させることにより、ダイアフラム54を変位させるよう
になっている。このサックバックバルブでは、ダイアフ
ラム54の外径が流路55の内径よりも大きく設定され
ている。このダイアフラム54が、流路55の途中に設
けられたサックバック室56に対応して配置されてい
る。従って、サックバック室56の一部は、流路55の
両脇から張り出した張出空間を構成することになる。
【0004】実公平8−10399号公報(実開平3−
22570号)には、この種のサックバックバルブの他
の一例が開示されている。図7に示すように、このサッ
クバックバルブでは、作動体としてのピストン57を作
動流体により往復動させることにより、ダイアフラム5
4を変位させるようになっている。このサックバックバ
ルブでは、ダイアフラム54の受圧面54aが流路55
の流れ方向に沿った内周壁面55a上に配置されてい
る。これにより、ダイアフラム54の受圧面54aと流
路55の流れ方向に沿った内周壁面55aとの間にデッ
ドスペースを形成させないで、デッドスペースによる液
溜まりや泡溜まりができるのを防いでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示す
従来のサックバックバルブは、流路55の途中にサック
バック室56を有することから、その張出空間が流路5
5を流れる液体に対して泡溜まりとなるおそれのあるこ
とも考えられた。仮に、万が一、張出空間が泡溜まりと
なった場合、サックバック時における液吸引の安定性
や、液流量の調整精度の低下が問題となる。これらは、
例えば、サックバックバルブを、薬液の塗布ノズルと薬
液供給源との間に設けて使用した場合に、塗布ノズルに
よる薬液の切れや、薬液の塗布量調整に影響を及ぼすお
それが考えられる。
【0006】ここで、サックバックバルブにおいて、液
体は流路55を流れ、サックバック室56を通過してい
くものであり、張出空間が泡溜まりとなることは、実際
には考え難いことである。しかし、従来のサックバック
バルブでは、取付向きや流体の供給圧力等が各種使用条
件に応じて変えられることがある。例えば、従来のサッ
クバックバルブでは、図6を正立状態として、この正立
状態から全体を90度回転させて垂直状態で使用した
り、正立状態から全体を180度回転させた倒立状態で
使用したりすることがある。これら条件の違いによっ
て、万が一、張出空間に泡が入りかけても、それらを抜
け易くしておくことが望ましい。
【0007】ここで、サックバックバルブを垂直状態で
使用した場合には、流路55が垂直に配置されることか
ら、泡は流路55を垂直に抜け流れ、張出空間に溜まる
ことはない。一方、サックバックバルブを倒立状態で使
用した場合には、ダイアフラム54が下側に、張出空間
の底壁が上側に位置することになり、この底壁を利用し
て泡を抜け易くすることが可能である。
【0008】一方、図7に示す従来のサックバックバル
ブでは、正立状態で使用された場合に、ダイアフラム5
4の受圧面54aにデッドスペースができることを問題
にして、受圧面54aを流路55の内周壁面55a上に
配置することでデッドスペースを解消していた。ここ
で、同様のことが、図6に示す従来のサックバックバル
ブについても考えられることから、そのサックバック室
56に対応して配置されたダイアフラム54と流路55
との位置関係を特定しておくことが望ましい。
【0009】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であって、その第1の目的は、倒立状態におけるダイア
フラム周囲からの泡抜けを一層良好なものにすることを
可能にしたサックバックバルブを提供することにある。
又、この発明の第2の目的は、第1の目的に加え、ダイ
アフラムの受圧面が泡溜まりを生じさせることのないサ
ックバックバルブを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、液体が流れる流路と、そ
の流路に受圧面が露呈してサックバックを行うダイアフ
ラムと、そのダイアフラムを変位させるために往復動さ
せる作動体とを備えたサックバックバルブにおいて、ダ
イアフラムに対応して流路の途中に設けられ、流路の内
径より大きい内径を有するサックバック室と、サックバ
ック室の底壁に流路の中心部へ向かう傾斜を付与したこ
ととを備えたことを趣旨とする。
【0011】上記発明の構成によれば、作動体を往復動
させることにより、流路に露呈したダイアフラムの受圧
面が変位して、流路を流れる液体のサックバックが行わ
れる。ここで、流路の途中に設けられたサックバック室
は、流路の内径より大きい内径を有することから、流路
から張り出した張出空間が存在することになる。この張
出空間に、万が一、泡が入りかけても、それらを抜け易
くしておくことが望ましい。例えば、サックバックバル
ブを倒立状態で使用した場合、ダイアフラムの受圧面が
下側に、張出空間の底壁が上側に位置することになり、
この底壁を利用して泡の抜けを改善ずることが可能であ
る。この発明では、サックバック室の底壁に流路の中心
部へ向かう傾斜が付与されることから、張出空間の底壁
の傾斜に沿って泡が流路の中心部へ向かって案内される
ことになり、泡抜けが容易となる。
【0012】上記目的を達成するために、請求項2に記
載の発明は、請求項1に記載の発明において、ダイアフ
ラムは、作動体が下死点に位置するときにサックバック
室を最小容積とする状態になり、作動体が上死点に位置
するときにサックバック室を最大容積とするサックバッ
ク状態になることと、サックバック状態でのダイアフラ
ムの受圧面は、流路の内周面と同位置かそれより流路の
中心側へ張り出した位置に設定されることとを備えたこ
とを趣旨とする。
【0013】上記発明の構成によれば、請求項1に記載
の発明の作用に加え、ダイアフラムがサックバック室を
最大容積とするサックバック状態になるときにも、その
受圧面が流路の内周面と同位置かそれより流路の中心側
へ張り出した位置に設定されることから、流路に対して
凹みとなる空間が形成されることがない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のサックバックバル
ブを具体化した一実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。
【0015】図1に、正立状態のサックバックバルブ1
の断面図を示す。図2に、図1のA−A線に沿った断面
図を示す。サックバックバルブ1は、バルブボディ3と
シリンダ4とを含む。バルブボディ3には、液体が流れ
る流路2が設けられる。
【0016】バルブボディ3には、流路2に通じる一対
のポート5,6が設けられる。各ポート5,6には、管
継手7,8が設けられる。バルブボディ3には、流路2
に受圧面9aが露呈してサックバックを行うダイアフラ
ム9が設けられる。ダイアフラム9に対応して、バルブ
ボディ3には、サックバック室10が設けられる。サッ
クバック室10は、ダイアフラム9に対応して流路2の
途中に設けられるものであり、流路2の内径D1より大
きい内径D2を有する。サックバック室10は、流路2
を中心にその両脇に張り出した張出空間11を有する。
【0017】バルブボディ3とシリンダ4との間には、
管状のガイドワッシャ12が設けられる。ダイアフラム
9の外周部9bは、ガイドワッシャ12のフランジ12
aとバルブボディ3の段部3aとの間に挟持され、固定
される。図3には、その挟持部分を断面図に詳しく示
す。バルブボディ3の段部3aには、例えば、金属や硬
質樹脂よりなる剛体13が埋設されており、この剛体1
3にダイアフラム9の外周部9bが密着している。これ
により、ダイアフラム9の径方向の密着性の向上が図ら
れている。
【0018】シリンダ4の中空部14には、その軸線方
向に沿って、本発明の作動体としてのピストン15が往
復動可能に設けられる。ピストン15は、その外周に装
着されたシール16を介して中空部14に摺動自在に設
けられる。ピストン15の下方へ延びるピストンロッド
15aは、ガイドワッシャ12の中空部12bをその軸
線方向に沿って往復動可能に組み付けられる。ピストン
ロッド15aは、その外周に装着されたシール17を介
して中空部12bに摺動自在に設けられる。ガイドワッ
シャ12のフランジ12aとピストン15との間には、
圧縮スプリング18が介在される。圧縮スプリング18
により、ピストン15が上方へ付勢される。ピストンロ
ッド15aの下端には、ダイアフラム9の中央突部9c
が結合される。
【0019】シリンダ4の中空部14は、ピストン15
により上下二室14A,14Bに区画される。上側の作
動室14Aには、シリンダ4に設けられた作動通路19
を通じて作動流体が導入・導出される。一方、下側の大
気室14Bには、シリンダ4に設けられた大気通路20
を通じて大気が導入される。
【0020】従って、作動通路19を通じて作動室14
Aに作動流体が導入されることにより、ピストン15が
押されて下動し、ピストンロッド15aと共にダイアフ
ラム9の受圧面9aが下方へ変位する。一方、作動通路
19を通じて作動室14Aから作動流体が導出されるこ
とにより、圧縮スプリング18によりピストン15が押
されて上動し、ピストンロッド15aと共にダイアフラ
ム9の受圧面9aが上方へ変位する。このようにピスト
ン15の動きによりダイアフラム9の受圧面9aが変位
するようになっている。
【0021】シリンダ4の軸線上に位置するネジ孔4a
には、調節ネジ21が設けられる。調節ネジ21の下端
部のフランジ21aには、シール22が装着され、この
シール22により作動室14Aの密閉性が確保される。
このフランジ21aの下端は、ピストン15に当接可能
に設けられる。調節ネジ21の上端部は、シリンダ4の
上部に螺合されたキャップナット23を貫通して設けら
れる。この調節ネジ21の上端部には、摘み24が固定
される。
【0022】従って、摘み24の操作により調節ネジ2
1をネジ孔4aに螺合して進退させることにより、フラ
ンジ21aの作動室14Aに対す突出量が調節される。
これにより、ピストン15のストローク及びダイアフラ
ム9の受圧面9aの変位量が調節され、サックバック室
10におけるサックバック量が調節される。一旦調節が
完了した調節ネジ21は、キャップナット23の締め付
けにより固定される。
【0023】ここで、サックバック室10に関する特徴
を詳しく説明する。図4には、図1のB−B線に沿った
断面におけるサックバック室10の部分のみを断面図に
示す。前述したように流路2の両脇に張り出したサック
バック室10の張出空間11は、それぞれ受圧面9aに
対向する底壁10aを有する。これら底壁10aには、
流路2の中心部へ向かう所定角度θ1の傾斜が付与され
ている。
【0024】この実施の形態では、サックバック室10
でのダイアフラム9の配置が次のように設定される。即
ち、ダイアフラム9は、ピストン15が下死点に位置す
るときにサックバック室10を最小容積とする状態とな
り、ピストン15が上死点に位置するときにサックバッ
ク室10を最大容積とするサックバック状態となる。図
1,図4には、サックバック状態のダイアフラム9を示
す。ここで、サックバック状態でのダイアフラム9の受
圧面9aは、流路2の内周面と同位置かそれより流路2
の中心側へ張り出した位置に設定される。
【0025】以上説明したように本実施の形態のサック
バックバルブ1の構成によれば、図1に示す正立状態に
おいて、ピストン15を上下に作動させることにより、
流路2に露呈したダイアフラム9の受圧面9aが変位
し、サックバック室10の容積が変化して流路2を流れ
る液体のサックバックが行われる。
【0026】ここで、流路2の途中に設けられたサック
バック室10は、流路2の内径D1より大きい内径D2
を有することから、流路2から張り出した張出空間11
が存在する。この張出空間11に、万が一、泡が入りか
けても、それらを抜け易くしておくことが望ましい。例
えば、サックバックバルブ1を倒立状態(図1の正立状
態から180度回転させた状態)で使用した場合には、
ダイアフラム9の受圧面9aが下側に、張出空間11の
底壁10aが上側にそれぞれ位置することになり、この
底壁10aを利用して泡の抜けを改善することが可能で
ある。この実施の形態のサックバックバルブ1では、サ
ックバック室10の底壁10aに流路2の中心部へ向か
う傾斜が付与されることから、図5に示すように、倒立
状態において、底壁10aが流路2へ向けて上方へ傾く
ことになる。従って、サックバック室10に泡が入りか
けても、その泡が底壁10aの傾斜に沿って、図5に矢
印で示すように流路2の中心部へ向けて案内され、泡抜
けが容易となる。このため、従来のサックバックバルブ
に比べ、倒立状態におけるダイアフラム9の周囲からの
泡抜けを一層良好なものにすることができ、サックバッ
ク室10が泡溜まりとなることを未然に防止することが
できる。
【0027】このため、サックバックバルブ1によるサ
ックバック時に液体の吸引を安定させることができ、液
流量の調整を正確なものにすることができる。従って、
例えば、サックバックバルブ1が、薬液の塗布ノズルと
薬液供給源との間に設けられ使用されても、サックバッ
ク室10に張出空間11があることによって塗布ノズル
による薬液の切れや、薬液の塗布量調整が不安定になる
ことはない。
【0028】又、この実施の形態では、ダイアフラム9
がサックバック室10を最大容積とするサックバック状
態になるときにも、その受圧面9aが流路2の内周面と
同位置かそれより流路2の中心側へ張り出した位置に設
定されることから、流路2の内周面に対して凹みとなる
空間が形成されることがない。このため、サックバック
バルブ1が正立状態に配置された状態で、サックバック
室10に配置されたダイアフラム9の受圧面9aが泡溜
まりを生じさせることを未然に防止することができる。
このことも、サックバック時の液体の吸引を安定化さ
せ、液体流量の調整を正確なものにすることに寄与す
る。
【0029】尚、この発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲
で構成の一部を適宜に変更して実施することもできる。
【0030】例えば、前記実施の形態では、サックバッ
ク室10の底壁10aの傾斜に関する構成と、同室10
におけるダイアフラム9の配置に関する構成とを組み合
わせたが、後者の配置に関する構成を省略することもで
きる。
【0031】又、前記実施の形態では、作動体としての
ピストン15を、ダイアフラム9を変位させるために作
動流体により往復動させる構成としたが、作動体を、ダ
イアフラムを変位させるために電気的構成による往復
動、例えば、ステップモータの出力軸の進退により往復
動させる構成とすることもできる。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載の発明の構成によれば、
サックバック室の張出空間の底壁の傾斜に沿って泡が流
路の中心部へ向けて案内され、泡抜けが容易となる。こ
のため、従来のサックバックバルブに比べ、倒立状態に
おけるダイアフラム周囲からの泡抜けを一層良好なもの
にすることができ、サックバック室が泡溜まりとなるこ
とを防止することができる。
【0033】請求項2に記載の発明の構成によれば、請
求項1に記載の発明の効果に加え、ダイアフラムがサッ
クバック状態になるときでも、流路の内周面に対して凹
みとなる空間が形成されない。このため、ダイアフラム
の受圧面が泡溜まりを生じさせることを未然に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態に係り、サックバックバルブを示
す縦断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】ダイアフラム外周部の挟持部分を示す断面図で
ある。
【図4】図1のB−B線に沿った断面でのサックバック
室部分を示す断面図である。
【図5】倒立状態におけるサックバック室を拡大して示
す断面図である。
【図6】従来のサックバックバルブを示す縦断面図であ
る。
【図7】従来のサックバックバルブを示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 サックバックバルブ 2 流路 9 ダイアフラム 9a 受圧面 10 サックバック室 10a 底壁 11 張出空間 15 ピストン(作動体) θ1 所定角度 D1 内径 D2 内径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F042 AA02 AA07 CB08 CB11 CB19 CB24 5F043 AA01 EE33

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体が流れる流路と、 前記流路に受圧面が露呈してサックバックを行うダイア
    フラムと、 前記ダイアフラムを変位させるために往復動させる作動
    体とを備えたサックバックバルブにおいて、 前記ダイアフラムに対応して前記流路の途中に設けら
    れ、前記流路の内径より大きい内径を有するサックバッ
    ク室と、 前記サックバック室の底壁に前記流路の中心部へ向かう
    傾斜を付与したこととを備えたことを特徴とするサック
    バックバルブ。
  2. 【請求項2】 前記ダイアフラムは、前記作動体が下死
    点に位置するときに前記サックバック室を最小容積とす
    る状態になり、前記作動体が上死点に位置するときに前
    記サックバック室を最大容積とするサックバック状態に
    なることと、 前記サックバック状態での前記ダイアフラムの受圧面
    は、前記流路の内周面と同位置かそれより前記流路の中
    心側へ張り出した位置に設定されることとを備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載のサックバックバルブ。
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