JP2002314762A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

Info

Publication number
JP2002314762A
JP2002314762A JP2001110542A JP2001110542A JP2002314762A JP 2002314762 A JP2002314762 A JP 2002314762A JP 2001110542 A JP2001110542 A JP 2001110542A JP 2001110542 A JP2001110542 A JP 2001110542A JP 2002314762 A JP2002314762 A JP 2002314762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
carriage
reading
read
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001110542A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Miki
隆司 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001110542A priority Critical patent/JP2002314762A/ja
Publication of JP2002314762A publication Critical patent/JP2002314762A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリッジを駆動させる機械部に負担をかけ
ることなく、対象物の画像の読み取り時間を短縮化す
る。 【解決手段】 制御部6が、インターフェース5を介し
て、パソコン11からの読み取り範囲を指定する信号を
受信する。制御部6が、受信した信号に基づき、ステッ
ピングモータ71および72を制御し、キャリッジ31
読み取り範囲の一端に移動させ、キャリッジ32を読み
取り範囲の中央部に移動させた後、キャリッジ31を読
み取り範囲の中央部に移動させ、キャリッジ32を読み
取り範囲の他端に移動させるとともに、キャリッジ31
および32に原稿を1ラインずつ読み取らせる。読み取
られた画像データが、画像処理部4において、読み取り
範囲に対応する画像データに合成され、インターフェー
ス5を介してパソコン11に供給され、指定されたスキ
ャン範囲の画像が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原稿の画像の読
み取り時間を短縮することができる画像読取装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、イメージスキャナは、パーソナル
コンピュータの普及に伴い、オフィスばかりではなく、
一般家庭にも広く普及している。イメージスキャナに
は、フラットベッドイメージスキャナ、シートフィード
イメージスキャナ、フィルムイメージスキャナなど様々
な種類のものがあるが、その中でも、フラットベットイ
メージスキャナは、現在最も広く普及しているイメージ
スキャナである。
【0003】フラットベッドイメージスキャナとは、複
写機と同様に、読み取り対象となる原稿を、ガラス製の
原稿台の上に載置して読み取る種類のイメージスキャナ
である。このフラットベッドイメージスキャナには、光
学系の違いにより、縮小光学系方式のものと、密着光学
系方式のものとがある。
【0004】密着光学系方式のフラットベッドスキャナ
は、スキャナ本体を薄型化できるばかりではなく、US
Bケーブルを介して、パーソナルコンピュータから電力
を供給できるため、非常に利便性の高いものとなってい
る。さらに、利便性を高めるべく、近年、画像の読み取
り時間の短縮化が、要求されている。これは、従来のフ
ラットベッドイメージスキャナにおいては、例えば、A
4用紙サイズの読み取り対象をフルカラーで読み込んだ
場合、解像度などにも依るが、通常使用する解像度の範
囲では、画像の読み取りに10秒弱から数10秒の時間
を必要としていたためである。
【0005】したがって、画像読み取り時間の短縮化を
図るべく、読み取り装置(以下、キャリッジ)の移動速
度を高速化するとともに、プロセッサの処理速度を高速
化することが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フラットベ
ッドイメージスキャナにおいては、プロセッサを高速化
したとしても、キャリッジの移動速度の高速化によっ
て、次のような問題が生じる。
【0007】すなわち、フラットベッドイメージスキャ
ナは、キャリッジを機械的に駆動される構成、すなわち
ステッピングモータが、ドライブベルトを介して、キャ
リッジを移動させる構成を有するため、キャリッジの移
動速度の高速化には物理的な限度がある。
【0008】さらには、キャリッジの移動速度をいたず
らに高速化すると、これにより読み取る画像の質の低下
を招いてしまうため、読み取り画像の質を一定以上に保
つには、キャリッジの移動速度を制限する必要もある。
【0009】以上のような理由により、従来、フラット
ベッドイメージスキャナの画像読み取り時間の短縮化を
図ることは、困難とされている。
【0010】したがって、この発明の目的は、読み取り
画像の画質を低下することなく、画像の読み取り時間の
短縮化を図ることができる画像読取装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、読み取り範囲の画像を読み取る複
数の画像読取手段と、複数の画像読取手段を制御し、複
数の画像読取手段に読み取り範囲の画像を読み取らせる
制御手段と、複数の画像読取手段により読み取られた画
像データを処理する画像処理手段と、を備えることを特
徴とする画像読取装置である。
【0012】上述のように構成されたこの発明による画
像読取装置によれば、複数の画像読取手段が、読み取り
範囲の画像を読み取り、画像処理手段が、複数の画像読
取手段により読み取られた画像データを処理するため、
画像読取手段の移動速度を無理に高速化することなく、
画像読み取り時間を短縮できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の
一実施形態におけるイメージスキャナ1の概略構成を示
すブロック図である。図1に示すように、この発明の一
実施形態においては、イメージスキャナ1に対して、パ
ーソナルコンピュータ(以下、パソコン)11が接続ケ
ーブルを介して接続されている例について説明する。
【0014】また、パソコン11には、イメージスキャ
ナ1を管理するためのドライバーソフトと、読み取り範
囲を指定するとともに、イメージスキャナ1からパソコ
ン11に対して転送されてくる画像データに基づき、画
像を表示するためのアプリケーションソフトとが、予め
インストールされている。
【0015】このイメージスキャナ1は、図1に示すよ
うに、ガラス台2、キャリッジ3、画像処理部4、イン
ターフェース5、制御部6およびステッピングモータ7
を備える。ここでは、便宜上、キャリッジ3が2つの場
合について、図示および説明を行うが、キャリッジ3の
数は、これに限定されるものではない。
【0016】ガラス台2は、画像を読み込む対象を、こ
の発明の一実施形態においては原稿8を、載置するため
の原稿台である。
【0017】キャリッジ31および32は、ガラス台2に
載置された原稿を読み取るものであり、同一の構成を有
する。また、この発明の一実施形態においては、キャリ
ッジ31および32は、密着光学系方式のものである。す
なわち、キャリッジ3を小型化できるとともに、キャリ
ッジ3における消費電力を低減化できる。したがって、
パソコン11からイメージスキャナ1に対して、接続ケ
ーブルを介して電力を供給することも可能である。な
お、キャリッジ3は、この例に限られるものではなく、
縮小光学系方式のものにしてもよい。
【0018】画像処理部4は、キャリッジ31および32
より供給された信号を処理し、インターフェース5に供
給する。具体的には、キャリッジ31および32より供給
されたそれぞれのアナログデータをデジタルデータに変
換するとともに、デジタルデータに変換されたそれぞれ
のデータを、読み取り範囲に対応する画像データへ合成
して、インターフェース5に供給する。
【0019】インターフェース5は、パソコン11との
接続を可能にするものであり、この発明の一実施形態で
は、イメージスキャナ1からパソコン11にデータを高
速で転送するため、インターフェースとして、IEEE
1394が用いられる。なお、インターフェースは、こ
れに限られるものではなくUSB(Universal SerialBu
s)、SCSI(Small Computer Interface)あるいは
IEEE1284などをインターフェースとして用いて
もよい。また、イメージスキャナ1とパソコン11との
間のデータ転送を、無線により行うようにしてもよい。
例えば、無線によるIEEE1394により、データ転
送を行うようにしてもよい。
【0020】制御部6は、イメージスキャナ1に備えら
れた各部を制御する。例えば、制御部6は、パソコン1
1からインターフェース5を介して供給される、読み取
り範囲を指定する信号に基づき、どのような読み取り動
作を行うのが時間的に最適かを判断する。そして、この
判断に基づき、後述するステッピングモータ71および
2を駆動させ、ドライブベルト(図示せず)を介し
て、キャリッジ31および32を移動させる。この発明の
一実施形態においては、どのような読み取り動作を行う
のが時間的に最適かの判断は、読み取り範囲が規定値以
上であるか否かを判断することである。具体的には、読
み取り範囲がキャリッジ31および32が接触してしまう
ほどの大きさであるか否かを判断することである。以下
に、読み取り範囲が規定値以上の場合における、キャリ
ッジ31および32それぞれの初期位置および初期位置か
らの動作と、読み取り範囲が規定値以下の場合におけ
る、キャリッジ31および32それぞれの初期位置および
初期位置からの動作とを示す。なお、以下には、便宜
上、読み取り範囲として、原稿全体が指定された場合に
ついて図示および説明をする。
【0021】図2は、読み取り範囲が規定値以上の場合
における、キャリッジ31および32の読み取り開始位置
の一例を示す。図2に示すように、キャリッジ31が原
稿の一端に移動し、キャリッジ32が原稿の中央部に移
動する。
【0022】次に、キャリッジ31および32が同一方
向、すなわち原稿の他端に向けて、同時に移動を開始
し、原稿の画像を取り込む。そして、キャリッジ31
原稿の中央部に到達し、キャリッジ32が原稿の他端に
到達したら、キャリッジ31および32は、初期位置に戻
り待機する。
【0023】すなわち、読み取り範囲が規定値以上の場
合には、キャリッジ31および32のそれぞれは、原稿を
キャリッジの個数により分割した領域のそれぞれを読み
取る。この一実施形態においては、キャリッジ31およ
び32のそれぞれは、原稿を2等分に分割した領域のそ
れぞれを読み取る。
【0024】図3Aは、読み取り範囲が規定値以下の場
合における、キャリッジ31および32の読み取り開始位
置の一例を示す。図3Aに示すように、キャリッジ31
が原稿の一端に移動し、キャリッジ32が原稿の他端に
移動する。
【0025】そして、まず、キャリッジ31が、原稿の
他端に向けて、すなわちキャリッジ32の方向に向けて
移動する。その後、わずかの時間差をおいて、キャリッ
ジ32が原稿の一端に向けて、すなわちキャリッジ32
方向に向けて移動する。
【0026】そして、図3Bに示すように、キャリッジ
1が読み取り対象の中央部に到達し、初期位置に戻
る。その後、図3Cに示すように、キャリッジ32がわ
ずかな時間遅れて、原稿の中央部に到達し、初期位置に
戻る。これにより、キャリッジ31および32は、互いに
干渉することなく、原稿を読み込むことができる。
【0027】また、原稿がキャリッジ31および32が接
触してしまうほどの大きさである場合には、読み取りに
要する絶対的な時間が短いため、キャリッジ31および
2のいずれか一方により、原稿を読み取るようにして
もよい。
【0028】ステッピングモータ7は、制御部6からの
制御信号に基づき、ドライブベルトを(図示せず)介し
て、キャリッジ3を移動させるためのものである。具体
的には、ステッピングモータ71がキャリッジ31をドラ
イブベルト(図示せず)を介して移動させ、ステッピン
グモータ72がキャリッジ32をドライブベルト(図示せ
ず)を介して移動させる。
【0029】図4は、この発明の一実施形態であるイメ
ージスキャナにより、画像読み取りを行うための動作を
説明するためのフローチャートである。
【0030】ステップS1において、制御部6は、イン
ターフェース5から供給される信号に基づき、パソコン
11で仮読み取り(以下、プレスキャン)が要求された
か否かを判断する。プレスキャンのための要求がなされ
たと判断した場合には、ステップS2に進む。
【0031】ステップS2において、制御部6は、ステ
ッピングモータ71を駆動し、キャリッジ31を移動させ
るとともに、キャリッジ31を制御し、ガラス台2の全
ての範囲を読み取らせる。すなわち、キャリッジ31
プレスキャンを行わせる。このプレスキャンデータが、
画像処理部4およびインターフェース5を介して、パソ
コン11に供給され、プレスキャンのイメージが表示さ
れる。
【0032】ステップS3において、制御部6は、イン
ターフェース5から供給される信号に基づき、パソコン
11において読み取り範囲が選択されたか否かを判断す
る。読み取り範囲が選択された場合には、ステップS4
に進む。
【0033】ステップS4において、制御部6は、読み
取り範囲が規定値以上か否かを判断する。読み取り範囲
が規定値以上の場合には、ステップS5に進み、読み取
り範囲が規定値以下の場合には、ステップS7に進む。
【0034】ステップS5において、制御部6は、ステ
ッピングモータ71および72を駆動し、キャリッジ31
および32を、図2に示した読み取り開始位置に移動さ
せる。
【0035】ステップS6において、制御部6は、ステ
ッピングモータ71および72を駆動し、キャリッジ31
および32を、図2を用いて説明したように、移動させ
るとともに、キャリッジ31および32を制御し、原稿を
1ラインずつ読み取らせる。この画像データが、画像処
理部4において、原稿全体に対応する画像データへ合成
され、インターフェース5を介して、パソコン11に供
給され、読み取られた原稿のイメージが表示される。
【0036】ステップS7において、制御部6は、ステ
ッピングモータ71および72を制御し、キャリッジ31
および32を、図3Aに示した読み取り開始位置に移動
させる。
【0037】ステップS8において、制御部6は、ステ
ッピングモータ71および72を駆動し、キャリッジ31
および32を、図3Bおよび図3Cを用いて説明したよ
うに、移動させるとともに、キャリッジ31および32
制御し、原稿を1ラインずつ読み取らせる。この画像デ
ータが、画像処理部4において、原稿全体に対応する画
像データへ合成され、インターフェース5を介して、パ
ソコン11に供給され、読み取られた原稿のイメージが
表示される。
【0038】以上説明したように、この発明の一実施形
態によれば、複数のキャリッジ3が、読み取り範囲の画
像を読み込み、画像処理部4が、複数のキャリッジ3に
より読み取られた画像データを、読み取り範囲に対応す
る画像データへ合成するため、キャリッジ3の移動速度
を無理に高速化することなく、画像読み取り時間を短縮
できる。すなわち、キャリッジ3の動きを制御するステ
ッピングモータ7などの機械部分に負担をかけることな
く、画像読み取り時間を短縮できる。また、キャリッジ
3の移動速度を高速化する必要がないため、読み取り画
像の画質の低下することなく、画像読み取り時間を短縮
化できる。よって、短時間の読み取り時間で、高画質の
画像データを読み取ることが可能となる。さらに、複数
のキャリッジ3により、読み取り範囲を一度に読み取る
ため、従来のキャリッジの移動に必要としていた時間を
短縮化できる。よって、従来のプロセッサを高速化する
ことにより行われていた読み取り時間の短縮とは独立し
て、画像の読み取り時間の短縮化を図ることができる。
【0039】以上、この発明の一実施形態について具体
的に説明したが、この発明は、上述の一実施形態に限定
されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各
種の変形が可能である。
【0040】例えば、上述した一実施形態においては、
イメージスキャナ1に備えられた画像処理部4が、キャ
リッジ31および32から供給されるそれぞれの画像デー
タを、読み取り範囲に対応する画像データへ合成する例
について示したが、パソコン11において、この画像デ
ータの合成を行うようにしてもよい。
【0041】また、上述した一実施形態においては、こ
の発明をイメージスキャナに適用した例について示した
が、この発明を複写機、ファクシミリ機などに適用して
もかまわない。なお、複写機の場合には、制御部6が、
プレスキャンの信号に基づき、読み取り範囲(対象の大
きさ)を判断し、キャリッジ3の制御を行うようにす
る。
【0042】また、上述した一実施形態においては、イ
メージスキャナ1が2つのキャリッジを備える例につい
てしめしたが、イメージスキャナ1が3以上のキャリッ
ジ3を備えるようにしてもかまわない。具体的には、制
御部6は、読み取り範囲が規定値以上の場合には、キャ
リッジ3のそれぞれが、読み取り範囲をキャリッジの個
数により分割した領域のそれぞれを、読み取るように制
御する。また、読み取り範囲が規定値以下の場合には、
読み取り範囲の近傍に位置するキャリッジ3、もしくは
読み取り範囲内に位置するキャリッジ3により、読み取
り対象を読み取るようする。この際、この読み取り範囲
を、例えば2または1のキャリッジ3により読み取るよ
うにしてもよい。
【0043】また、この発明の一実施形態においては、
キャリッジ31が原稿の一端から画像を読み取り、キャ
リッジ32が原稿の中央部から原稿の画像を読み取る例
について示したが、キャリッジ31が原稿の一端から原
稿の画像を読み取り、キャリッジ32が原稿の他端から
原稿を読み取るようにしてもよい。この際、キャリッジ
2が、キャリッジ31の読み取り開始からわずかな時間
をおいて、読み取りを開始することにより、キャリッジ
1および32が干渉することなく、原稿の画像を読み取
ることができる。
【0044】また、この発明の一実施形態においては、
複数のキャリッジ3のそれぞれが、読み取り範囲をキャ
リッジの個数により等分割した領域のそれぞれを読み取
る例について示したが、分割した領域のそれぞれを読み
取るようにしてもよい。
【0045】また、上述した一実施形態においては、キ
ャリッジ3が、分割した領域を読み取る例について示し
たが、キャリッジ3が、分割した領域を読み取る際に、
分割した領域の境界部分を重複して読み取るようにして
もかまわない。これは、分割した領域同士をきれいにつ
なぎ合わせるためである。具体的には、画像処理部4
が、読み取り範囲の重複部分、あるいは読み取り範囲の
重複部分とその周辺の画像データを用いて、画像データ
の平均化処理を行うようにする。また、キャリッジ3に
備えられた電荷結合素子(CCD(Charge Coupled Dev
ice))あるいはリニアセンサなどのばらつきを、読み
取った画像に基づいて補正するためでもある。
【0046】また、画像処理部4が、重複部分の画像デ
ータを削除し、読み取り範囲に対応する画像データへ合
成する処理を行うようにしてもかまわない。これによ
り、キャリッジ3が、境界部分において読み取りエラー
をした場合にも、画像データを補間することがでる。
【0047】また、上述した一実施形態においては、こ
の発明をイメージスキャナに適用した例について示した
が、イメージスキャナおよび複写機などの複数の機能を
兼ね備えた複合機に、この発明を適用するようにしても
かまわない。
【0048】また、上述した一実施形態においては、キ
ャリッジ3が、最初にプレスキャンを行い、次にプレス
キャンの画像に基づき選択された読み取り範囲を読み取
る例について示したが、プレスキャンなしで、読み取り
を行うようにしてもかまわない。この場合には、キャリ
ッジ3が、以前指定された指定範囲を読み取る、パソコ
ン11側またはイメージスキャナ1側で予め指定された
読み取り範囲を読み取る、あるいはガラス台2の全ての
範囲を読み取るようにする。
【0049】また、上述した一実施形態においては、ユ
ーザが、パソコン11を用いて、イメージスキャナ1を
操作する例について示したが、イメージスキャナ1自体
にイメージスキャナ1を操作するための操作部を設け、
この操作部を用いて、イメージスキャナ1を操作するよ
うにしてもかまわない。
【0050】また、上述した一実施形態においては、プ
レスキャンが、1つのキャリッジ3により行われる例に
ついて示したが、複数のキャリッジ3により行われるよ
うにしてもかまわない。具体的には、キャリッジ3が、
キャリッジ3の個数に応じた数の領域を、それぞれプレ
スキャンするようにする。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、イメージスキャナは、複数のキャリッジにより、対
象の指定された読み取り範囲を読み取り、それぞれのキ
ャリッジにより読み取られた画像データを処理して出力
するため、キャリッジの移動速度を無理に高速化するこ
となく、画像読み取り時間を短縮化できる。すなわち、
キャリッジの動きを制御する機械部に負担をかけること
なく、画像読み取り時間を短縮できる。
【0052】また、この発明によれば、キャリッジの移
動速度を高速化する必要がないため、読み取り画像の画
質の低下を招くことなく、画像読み取り時間を短縮化で
きる。よって、短時間の読み取り時間で、高画質の画像
データを読み取ることが可能となる。
【0053】さらに、この発明によれば、複数のキャリ
ッジにより、読み取り範囲を一度に読み取るため、従来
のキャリッジの移動に必要としていた時間を短縮化でき
る。よって、従来のプロセッサの高速化による読み取り
時間の短縮とは独立して、画像の読み取り時間の短縮化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態におけるイメージスキャナ
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態におけるイメージスキャ
ナのキャリッジの読み取り開始位置および動作を示す略
線図である。
【図3】この発明の一実施形態におけるイメージスキャ
ナのキャリッジの読み取り開始位置および動作を示す略
線図である。
【図4】この発明の一実施形態におけるイメージスキャ
ナにより、画像の読み取りを行うための動作を説明する
ためのフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・イメージスキャナ、2・・・ガラス台、3・・
・キャリッジ、4・・・画像処理部、5・・・インター
フェース、6・・・制御部、7・・・ステッピングモー
タ、8・・・原稿、11・・・パーソナルコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 FD01 FD03 FD08 5B047 AA01 BA02 BB02 BC15 CA08 CA12 CB09 CB18 5C072 AA01 BA10 BA15 BA20 EA05 MB01 MB04 RA06 WA04 WA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取り範囲の画像を読み取る複数の画
    像読取手段と、 上記複数の画像読取手段を制御し、上記複数の画像読取
    手段に上記読み取り範囲の画像を読み取らせる制御手段
    と、 上記複数の画像読取手段により読み取られた画像データ
    を処理する画像処理手段と、 を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記画像処理手段における画像データの処理は、上記複
    数の画像読取手段により読み取られた画像データを、上
    記読み取り範囲に対応する画像データへ合成する処理で
    あることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 さらに、上記画像処理部において合成された画像データ
    を外部機器に出力する出力手段を備えることを特徴とす
    る画像読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 さらに、入力手段を備え、上記制御手段が、上記入力手
    段を介して外部機器から受け取った信号に基づき、上記
    読み取り範囲を決定することを特徴とする画像読取装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 上記複数の画像読取手段は、上記画像読取手段の個数に
    応じた数の領域を、それぞれ読み取ることを特徴とする
    画像読取装置。
JP2001110542A 2001-04-09 2001-04-09 画像読取装置 Pending JP2002314762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001110542A JP2002314762A (ja) 2001-04-09 2001-04-09 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001110542A JP2002314762A (ja) 2001-04-09 2001-04-09 画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002314762A true JP2002314762A (ja) 2002-10-25

Family

ID=18962292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001110542A Pending JP2002314762A (ja) 2001-04-09 2001-04-09 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002314762A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004334873A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Datacard Corp 積み重ねられた製品を計数する装置
JP2015505046A (ja) * 2011-12-16 2015-02-16 リ−コール インコーポレーティッド ルミネッセンス撮像スキャナ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0576166U (ja) * 1992-03-16 1993-10-15 日立電子エンジニアリング株式会社 画像読取り装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0576166U (ja) * 1992-03-16 1993-10-15 日立電子エンジニアリング株式会社 画像読取り装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004334873A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Datacard Corp 積み重ねられた製品を計数する装置
JP2015505046A (ja) * 2011-12-16 2015-02-16 リ−コール インコーポレーティッド ルミネッセンス撮像スキャナ
US9809842B2 (en) 2011-12-16 2017-11-07 Li-Cor, Inc. Chemiluminescence compact imaging scanner

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7038818B2 (en) Method and apparatus for image processing method, and a computer product
JP5230373B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2007082033A (ja) 画像読取装置、画像形成装置及び画像読取制御方法
JP2001119589A (ja) 画像処理装置及びその方法、及び画像処理システム
US20050243387A1 (en) Image reading system, image reading apparatus, information processing apparatus, control method of image reading apparatus, control method of information processing apparatus and computer readable storage medium
JP2002314762A (ja) 画像読取装置
EP2180689B1 (en) Document reading apparatus
KR100490422B1 (ko) 프리-스캔 동작을 이용한 문서 스캐닝 방법
US8514466B2 (en) Image reader and image reading method
JP2003219085A (ja) 画像読み取り方法、画像読み取り装置及び制御装置
JP2002077596A (ja) 画像処理装置
JP5533280B2 (ja) 画像読取装置
KR100538214B1 (ko) 원고의 분할 스캐닝 방법
JPH1127452A (ja) 画像読取装置および画像読取方法
JP2001086287A (ja) 画像読取装置
JP2005234357A (ja) 画像読み取り装置
JPH118737A (ja) 画像入力装置、画像入力制御装置および記録媒体
JP2001292279A (ja) 画像処理装置
JPH11252320A (ja) 画像読み取り装置
JP2001274952A (ja) デジタル画像読み取り装置及び読み取り画像データの間引き処理方法
JP2002305629A (ja) 原稿読取装置
JP2000354136A (ja) 画像形成装置
JPH04369163A (ja) 画像読取装置
JP2001203833A (ja) 画像処理装置
JP2000354137A (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100629