JP2002314707A - つながり感を伝える通信端末、通信方法および通信システム - Google Patents

つながり感を伝える通信端末、通信方法および通信システム

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JP2002314707A
JP2002314707A JP2001118952A JP2001118952A JP2002314707A JP 2002314707 A JP2002314707 A JP 2002314707A JP 2001118952 A JP2001118952 A JP 2001118952A JP 2001118952 A JP2001118952 A JP 2001118952A JP 2002314707 A JP2002314707 A JP 2002314707A
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sensor
unit
communication terminal
sensor information
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JP2001118952A
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Yoshihiro Ito
良浩 伊藤
Asami Miyajima
麻美 宮島
Takumi Watanabe
琢美 渡邊
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手の存在情報を知る場合に、人の思考が中
断されず、また、相手の存在感をリアルタイムで抱くこ
とができ、しかも、相手の存在情報を知る場合に、人の
手を煩わすことがないつながり感を伝える通信端末を提
供することを目的とするものである。 【解決手段】 センサ部が取得したセンサ情報を、通信
網に送信する送信部と、上記通信網を介して、上記相手
装置が送信した上記センサ情報を受信する受信部と、上
記受信部が受信した上記センサ情報に応じた動作を実行
する動作実行部とを有し、遠隔地の人の動きまたは環境
に関する情報に応じた動作を、上記動作実行部が実行す
ることによって、上記遠隔地の人の動きを半明示的に伝
達する通信端末である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人の存在、動き、
または環境に関する情報をセンサ部が検出し、センサ情
報を出力し、相手装置との間で上記センサ情報を送受信
する通信端末である。
【0002】
【従来の技術】従来の通信システムを使用する場合、た
とえば電話をかける場合、電話にでた相手は、互いに会
話することによって、人の存在を直接的に感じる。
【0003】この場合、電話にでた相手は、直前まで行
なっていた思考を中断させて応対するので、電話にでる
直前まで実行していた作業が中断されるという問題があ
る。
【0004】相手の思考を中断させないようにするに
は、電話の代わりに、電子メールを使用すればよい。電
子メールは、相手の都合が良いときに読むことができる
ので、相手の思考を中断することがない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子メール
は、リアルタイム性に之しいので、相手がそこに在席し
ているとか、存在感等をリアルタイムで抱くことができ
ないという問題がある。
【0006】この問題を解決するため、「携帯電話にお
ける思いやりコミュニケーションを可能とするサービス
を開発」平成12年11月P1株式会社富士通研究所P
ress Release等のサービスが開発されてい
るが、人の状態を自動的に把握するシステムではないの
で、その操作が複雑であり、実用性に乏しいという問題
がある。
【0007】すなわち、上記従来例は、相手の存在を知
る場合に、人の思考が中断されるという問題があり、ま
た、相手の存在感をリアルタイムで抱くことができない
という問題があり、しかも、相手の存在情報を知る場合
に、人の手を煩わし、煩雑であるという問題がある。
【0008】本発明は、相手の存在情報を知る場合に、
人の思考が中断されず、また、相手の存在感をリアルタ
イムで抱くことができ、しかも、相手の存在情報を知る
場合に、人の手を煩わすことがないつながり感を伝える
通信端末を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、人の存在、動
き、または環境に関する情報をセンサ部が検出し、セン
サ情報を出力し、相手装置との間で上記センサ情報を送
受信する通信端末であって、上記センサ部が取得したセ
ンサ情報を、通信網に送信する送信部と、上記通信網を
介して、上記相手装置が送信した上記センサ情報を受信
する受信部と、上記受信部が受信した上記センサ情報に
応じた動作を実行する動作実行部とを有し、遠隔地の人
の動きまたは環境に関する情報に応じた動作を、上記動
作実行部が実行することによって、上記遠隔地の人の動
きを半明示的に伝達する通信端末である。
【0010】
【発明の実施の形態および実施例】[第1の実施例] <スタンドアローン型通信システム>図1は、本発明の
第1の実施例であるつながり感を伝える通信システムC
S1を示すシステム構成図である。
【0011】つながり感を伝える通信システムCS1
は、通信端末100と、通信網NT1と、通信網NT1
によって通信端末100と繋がった相手の通信端末10
0aとによって構成されている。
【0012】通信端末100は、人の存在、動き、また
は環境に関する情報をセンサ部が検出し、センサ情報を
出力し、相手装置との間で上記センサ情報を送受信する
通信端末であり、遠隔地の人の動きまたは環境に関する
情報に応じた動作を、動作実行部が実行することによっ
て、遠隔地の人の動きを半明示的に伝達する通信端末で
あり、動作実行装置M1と、センサSE1とを有し、通
信端末100の近傍に人P1が存在する。
【0013】図2は、上記実施例における通信端末10
0を構成する動作実行装置M1とセンサSE1との具体
例を示す図である。
【0014】動作実行装置M1は、受信部が受信したセ
ンサ情報に応じた動作を実行する動作実行部の例であ
り、メインボード110と、モータ制御ボード140
と、モータ141と、モータ141によって変形、移動
する光ファイバOF1と、LED制御ボード150と、
光ファイバOF1を照明するLED151と、スピーカ
160とを有する。
【0015】メインボード110は、CPU111と、
通信コントローラ112と、メモリ113と、音源11
4とを有し、通信線Lに接続されている。
【0016】通信コントローラ112は、センサ部が取
得したセンサ情報を、通信網に送信する送信部の例であ
り、通信網を介して、相手装置が送信した上記センサ情
報を受信する受信部の例である。
【0017】センサSE1は、人の存在、動き、または
環境に関する情報を検出するセンサ部の例であり、速度
センサ120と、タッチセンサ130とを有する。
【0018】速度センサ120は、超音波センサ121
と、速度センサボード122とを有する。タッチセンサ
130は、電極131と、タッチセンサボード132と
を有する。
【0019】相手の通信端末100aは、基本的には、
通信端末100と同じであり、自分の装置100と相手
の装置100aとを区別するために、符号の末尾にaを
付し、相手の装置であることを明確にしてある。つま
り、相手の通信端末100aは、動作実行装置M1a
と、センサSE1aを有し、相手の通信端末100aの
近傍には、相手の人P1aが存在している。また、相手
の通信端末100aの具体例は、図2に示す通信端末1
00の具体例と同様である。
【0020】図3は、上記実施例における速度センサ1
20を構成する超音波センサ121と速度センサボード
122との具体例を示すブロック図である。
【0021】超音波センサ121は、超音波センサ本体
と、超音波発信部121tと、超音波受信部121rと
を有する。
【0022】速度センサボード122は、一時記憶部1
23と、演算部124と、外部インタフェース125
と、バス126とを有する。
【0023】図4は、上記実施例におけるタッチセンサ
130を構成する電極131とタッチセンサ130との
具体例を示す図である。
【0024】電極131には、人の手Hが触れられ、タ
ッチセンサボード132は、電位検出部133と外部イ
ンタフェース134とを有する。
【0025】図5は、上記実施例における通信端末10
0が送受信するセンサ情報を格納するパケットを示す図
である。
【0026】上記パケットは、送信元アドレス161
と、送信先アドレス162と、センサ情報163とを有
する。また、センサ情報163は、センサ種別情報16
4と、属性情報165との2つの領域によって構成され
ている。
【0027】つまり、通信コントローラ112は、速度
センサが計測した人の移動速度が、予め設定された一定
の値以上であるときに、速度情報と送信元アドレスと
を、相手の通信端末100a(相手装置)に送信する送
信部の例である。
【0028】また、通信コントローラ112は、人がタ
ッチセンサに接触したことを検出しているときに、上記
接触していることを示す情報と送信元アドレスとを、相
手装置に送信する送信部の例である。
【0029】動作実行装置M1は、モータと、上記モー
タによって駆動される被駆動部材とを具備し、受信した
上記速度情報の大きさに応じて、上記モータの回転速度
を制御し、上記被駆動部材の揺れ方を変化させ、上記被
駆動部材の揺れによって、上記送信元における人の動き
を、受信側で表現する動作実行部の例である。
【0030】また、動作実行装置M1は、複数のLED
と、光ファイバと、上記光ファイバを駆動するモータと
を具備し、受信した上記速度情報の大きさに応じて、上
記モータの回転速度を制御し、上記光ファイバの揺れ方
を変化させ、また、送信元のアドレス情報に応じて、上
記LEDの光の強さまたは光り方を制御する動作実行部
の例である。
【0031】スピーカ160は、人が送信元において上
記タッチセンサに接触したことを示す接触情報を受信す
ると、予め設定された音を、上記スピーカから出力する
ことによって、上記送信元に設置されているタッチセン
サへの接触状況を、受信側で表現するスピーカの例であ
る。
【0032】また、上記実施例において、通信網経由で
接続を受け入れるアドレス、データの送信先アドレス、
モータの回転速度、LEDの発光パターン、スピーカか
ら鳴らす音を設定可能である。
【0033】上記実施例において、センサ部として、赤
外線CCDカメラを設けた場合、一定の時間間隔で撮影
した2枚の画像の差分をとり、温度変化の激しい部分が
一定量以上であれば、その温度変化の合計値と、送信元
アドレスとを、所定の相手に通信する。
【0034】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0035】通信端末100、100aは、センサ情報
の送信機能と受信機能をともに持っているが、以下の説
明において、相手の通信端末100aが相手の人P1a
の動作を検出し、この検出したデータを自分の通信端末
100に送信し、センサ情報に応じて通信端末100に
おいて、光ファイバOF1を動かす場合について説明す
る。つまり、相手の通信端末100aが送信側端末であ
り、自分の通信端末が受信側端末である場合について説
明する。
【0036】まず、上記実施例において、相手の通信端
末100aにおける送信動作について説明する。
【0037】図6は、上記実施例において、相手の通信
端末(送信側端末)100aの動作を示すフローチャー
トである。
【0038】通信端末100aを動作させると、動作実
行装置M1aにおける速度センサ120とタッチセンサ
130とがセンシングを開始する(S1)。
【0039】速度センサ120は、超音波発信部121
tから超音波を前方に発信し、この発信された超音波
は、前方に存在する物体で反射し、超音波受信部121
rに入力する。このときに、発信から入力するまでの時
間T0[s]が計測され、この計測された時間が、演算
部124に送られる。演算部124では、音速V[m/
s]と時間T0とから、物体までの距離L0[m]を求
める。この距離データL0[m]は、一時記憶部123
に記憶される。前回の測定からT[s]後、速度センサ
120は、上記と同様の測定を行ない、物体までの距離
L1[m]を測定する。
【0040】次に、演算部124は、先程、一時記憶部
123に格納した距離データL0と距離L1とに基づい
て、物体の平均移動速度(L1−L0)/T[m/s]
を求め、この求めた結果を、外部インタフェース125
を介して送信する。
【0041】タッチセンサ130は、電極131とタッ
チセンサボード132とによって構成され、タッチセン
サボード132は、電位検出部133と外部インタフェ
ース134とによって構成されている。
【0042】電極131には、一定の電圧が印加され、
ここで、人の手Hが電極131に触れると、電極131
の電位が変動し、電位検出部133が、その電位変動を
検出する。このときに、電位検出部133は、外部イン
タフェース134を介して、人が触れたという情報を送
信する。
【0043】また、相手の人P1aが、相手の通信端末
100aのセンサSE1aの検出エリアに入ると、上記
方法によって、速度センサ120が、人P1aの移動速
度を検出し、この検出された移動速度を、速度センサボ
ード122がデジタル化し、メインボード110に送
る。メインボード110に送られた速度情報が、ある一
定の速度A以上であるか否かを、CPU111が判断し
(S2)、その速度以上である場合に、送信するパケッ
トのセンサ情報163が構成される(S4)。
【0044】次に、センサ情報163に、送信元アドレ
ス161と送信先アドレス162とが添付される(S
5)。このときに、送信先アドレス162は、予めメモ
リ113に設定されている値を使用する。
【0045】最後に、構成されたセンサ情報パケット
を、通信コントローラ112が通信線Lに送信する(S
6)。
【0046】一方、人P1aの移動速度が一定の速度A
以下であれば(S2)、タッチセンサ130が押されて
いるか否かを判定する(S3)。タッチセンサ130が
押されていなければ(S3)、速度センサ120の値が
再びチェックされる(S2)。タッチセンサ130が押
されていれば(S3)、タッチセンサ情報は、メインボ
ード110に送られ、送信するパケットのセンサ情報1
63を、CPU111が構成する(S4)。
【0047】次に、センサ情報163に、送信元アドレ
ス161と送信先アドレス162とが添付される(S
5)。このときに、送信先アドレス162は、メモリ1
13に予め設定されている値を使用する。最後に、構成
されたセンサ情報パケットを、通信コントローラ112
が通信線Lに送信する(S6)。
【0048】次に、上記実施例において、通信端末(受
信側端末)100における受信動作について説明する。
【0049】図7は、上記実施例において、通信端末1
00の動作を示すフローチャートである。
【0050】相手の通信端末100aから受信したセン
サ情報パケットは、通信網NT1を介して、通信端末1
00に送信される。通信端末100は、センサ情報パケ
ットを受信し(S11)、通信端末100のCPU11
1は、受信したパケットの送信先アドレス162を判別
する(S12)。送信先アドレス162が通信端末10
0以外のアドレスであれば、そのパケットを廃棄し(S
15)、次のパケットを受信するまで再び待機する。
【0051】送信先アドレス162が、相手の通信端末
100aのアドレスであれば(S13)、CPU111
は、送信元アドレス161を判別し(S14)、このと
きに、メモリ113に予め設定されている受信許可アド
レスリストの中に、送信元アドレス161が存在すれ
ば、ステップS14に進む。このときに、受信許可アド
レスリストの中に、送信元アドレス161が存在してい
なければ、そのパケットを廃棄し(S15)、次のパケ
ットを受信するまで再び待機する。
【0052】CPU111が、センサ種別情報164を
判別し、速度センサであれば(S14)、送信元アドレ
スを再び取得し(S21)、この取得された送信元アド
レスに基づいて、メモリ113に予め設定されている対
応表から、LEDの発光パターンを読み取り(S2
2)、LED制御ボード150にパターン信号を送り、
LED151を発光させる(S23)。
【0053】また、これと並列して、センサ属性情報1
65に格納されている速度情報を取得する(S24)。
この速度情報は、メモリ113に予め設定されている対
応表に応じて、モータ141の回転速度に変換され、モ
ータ制御ボード140に、この情報が送られ、モータ1
41を回転する(S25)。
【0054】これらの一連の動作を通じて、モータ14
1に接続されている光ファイバが揺れ、これによって、
通信端末100の近傍に位置する人P1が、通信相手の
動きを知ることができる。また、LED151の発光パ
ターンを見ることによって、通信相手の通信端末がどの
通信端末であるかを知ることができる。
【0055】一方、センサ種別情報がタッチセンサであ
れば(S14)、送信元アドレスを再び取得し(S2
6)、これに応じて、メモリ113に予め設定されてい
る対応表に基づいて、送信元アドレスに対応する音声を
読み取り(S27)、音源114に音声信号を送り、ス
ピーカ160を鳴らす(S28)。これによって、通信
端末100の近傍に位置する人P1は、相手の通信端末
100a側で誰かが通信端末100aを触ったことを知
ることができる。
【0056】上記実施例の具体的な適用例として、通信
端末100aを、遠隔地に住む独居老人の家に設置し、
その子供夫婦の家に通信端末100を設置する場合が考
えられ、この場合、普段は、お互いの家庭の活動状況を
間接的に(半明示的に)表示し合うことによって、プラ
イバシーをあまり気にせずに、関係が途切れていないこ
とを実感することができる。また、通信端末を触りあう
ことによって、音でコミュニケーションを図ったり、別
のより直接的なコミュニケーション手続を使うきっかけ
を作ることができる。
【0057】また、上記実施例における動作実行装置M
1の動作が普段と著しく違っていたり、全く動作しない
場合には、親に何か起こったと、子供夫婦の家では、考
えることができ、直接コンタクトを取ってみる等の対策
を講じる契機になるので、独居老人の安全対策に役立
つ。
【0058】上記実施例において、光ファイバOF1、
OF1aの代わりに、他の棒、物体等、被駆動部材を使
用するようにしてもよい。
【0059】[第2の実施例] <クライアント−サーバ型通信システム>図8は、本発
明の第2の実施例であるクライアント−サーバ型のつな
がり感を伝える通信システムCS2を示すシステム構成
図である。
【0060】クライアント−サーバ型のつながり感を伝
える通信システムCS2は、通信端末200と、通信網
NT2と、サーバSV2と、相手の通信端末200aと
を有する。
【0061】通信端末200は、光ファイバOF2を駆
動する動作実行装置M2と、センサSE2とを有し、通
信端末200の近傍には、人P2が存在している。ま
た、相手の通信端末200aは、光ファイバOF2aを
駆動する動作実行装置M2aと、センサSE2aとを有
し、相手の通信端末200aの近傍には、相手の人P2
aが存在している。
【0062】つまり、クライアント−サーバ型のつなが
り感を伝える通信システムCS2は、人の存在、動き、
または環境に関する情報をセンサ部が検出し、センサ情
報を出力し、相手装置との間で上記センサ情報を送受信
する通信端末であって、上記センサ部が取得したセンサ
情報を、通信網に送信する送信部と、上記通信網を介し
て、上記相手装置が送信した上記センサ情報を受信する
受信部と、上記受信部が受信した上記センサ情報に応じ
た動作を実行する動作実行部とを具備し、遠隔地の人の
動きまたは環境に関する情報に応じた動作を、上記動作
実行部が実行することによって、上記遠隔地の人の動き
を半明示的に伝達する通信端末と、どのアドレスからの
データをどのアドレスヘ送信するかを決める経路表を有
するサーバとを有し、通信端末が送信したセンサ情報
を、上記サーバが最初に受信し、上記センサ情報を送る
べき通信端末のアドレスを、上記経路表に応じて、上記
サーバが決定し、上記センサ情報以外の情報に応じて新
しいセンサ情報を構成し、上記決定された通信端末に送
信する通信システムの例である。
【0063】この場合、上記サーバは、速度情報とモー
タの回転速度とを関連付けるデータベース、送信元アド
レスとLEDの発光パターンとを関連付けるデータベー
ス、送信元アドレスとスピーカから鳴らす音とを関連付
けるデータベースのうちの少なくとも1つのデータベー
スを有するサーバである。
【0064】図9は、上記実施例におけるサーバSV2
の構成を示す図である。
【0065】サーバSV2は、制御手段901と、入力
制御手段902と、出力制御手段903と、メインプロ
グラム910と、経路表データベース920と、発光パ
ターンデータベース921と、モータ制御パターンデー
タベース922と、音声パターンデータベース923
と、管理情報データベース924とを有する。
【0066】次に、クライアント−サーバ型のつながり
感を伝える通信システムCS2の動作について説明す
る。
【0067】図10は、クライアント−サーバ型のつな
がり感を伝える通信システムCS2における送信側端末
の動作を示すフローチャートである。
【0068】クライアント−サーバ型のつながり感を伝
える通信システムCS2における送信側の動作は、図1
0に示すように、通信システムCS1における動作と基
本的には同じである。通信システムCS1における動作
と異なる点は、通信端末が送信パケットを構成する(S
35)場合、その送信先アドレスが、常にサーバSV2
のアドレスになっている点である。
【0069】上記送信パケットを入力制御手段902か
ら受信したサーバSV2は、制御手段901を用いて、
メインプログラム910にパケットを送る。メインプロ
グラム910は、パケットを解析し、送信元アドレス1
61に対応する送信先アドレスを、経路表データベース
920から取得する。
【0070】次に、センサ種別情報を取得し、このセン
サ種別情報が速度センサであれば、送信元アドレス16
1に対応する発光パターンを、発光パターンデータベー
ス921から取得し、属性情報に格納されている速度情
報に対応するモータ制御パターンを、モータ制御パター
ンデータベース922から取得する。
【0071】また、センサ種別情報がタッチセンサが出
力した情報であれば、図5に示す送信元アドレス161
に対応する音声パターンを、音声パターンデータベース
923から取得する。
【0072】これらの情報から、送信先アドレスは、送
信先アドレス162に反映されるように、新しいパケッ
トを構成し、各種パターンデータは、属性情報165に
反映されるように、新しいパケットを構成し、対応する
送信先アドレスに送信する。また、送られてきたパケッ
トの情報は、受信した時間とともに、管理情報データベ
ース924に格納される。
【0073】次に、通信システムCS2の動作について
説明する。
【0074】図11は、クライアント−サーバ型のつな
がり感を伝える通信システムCS2における受信側端末
の動作を示すフローチャートである。
【0075】まず、受信側では、送信されてきたパケッ
トを受信し(S41)、送信先アドレスを判別し(S4
2)、送信先アドレスが、自分のアドレス以外のアドレ
スであれば、このパケットを廃棄する(S41)。
【0076】送信先アドレスが、自分のアドレスであれ
ば(S42)、CPU111は、センサ種別情報164
を判別し(S43)、速度センサであれば、属性情報1
65に格納された発光パターンを取得し(S51)、L
ED制御ボード150にパターン信号を送り、LED1
51を発光する(S52)。
【0077】また、これと並列して、センサ属性情報1
65に格納されているモータ制御パターンを取得し(S
53)、モータ制御ボード140にこの情報を送り、モ
ータ141を回転させる(S54)。
【0078】上記これらの一連の動作を通じて、モータ
141に接続されている光ファイバOF2が揺れること
によって、通信端末200側の人P2は、通信相手の人
P2aの動きを知ることができる。また、LED151
の発光パターンに応じて、相手がどの通信端末であるか
を知ることができる。
【0079】一方、センサ種別情報がタッチセンサであ
れば(S43)、属性情報165に格納されている音声
パターンを取得し(S55)、音源114に音声パター
ンを送り、スピーカ160を鳴らす(S56)。これに
よって、通信端末200側の人P2は、通信端末200
a側で誰かが端末を触ったことを知ることができる。
【0080】通信システムCS2の具体的な適用事例と
して、通信端末200aを地域の家庭に設置し、サーバ
SV2を、市や村等の行政組織が管理するケースが考え
られる。特に、高齢化が進む山村等では、老人が突然倒
れた場合等、すぐに対処できなければ大事に至るという
場合が想定できるが、このようなときに、通信システム
CS2が設置されていれば、普段はプライバシーを殆ど
侵害しないが、何かあってしばらく動きがないときにだ
け、そのデータに基づいて、別の通信端末を持っている
人や、サーバSV2を管理する行政側が異変に気付くこ
とができ、適切に対処することができる。
【0081】[第3の実施例] <コンピュータ併用型通信システム>図12は、本発明
の第3の実施例であるコンピュータ併用型のつながり感
を伝える通信システムCS3を示すシステム構成図であ
る。
【0082】コンピュータ併用型のつながり感を伝える
通信システムCS3は、光ファイバOF3を具備する通
信端末300と、コンピュータC3と、通信網NT3
と、サーバSV3と、光ファイバOF3aを具備する相
手の通信端末300aと、コンピュータC3aとを有
し、通信端末300の近傍には人P3が存在し、相手の
通信端末300aの近傍には相手の人P3aが存在して
いる。
【0083】図13は、コンピュータ併用型のつながり
感を伝える通信システムCS3における通信端末300
を構成する動作実行装置M3とセンサSE3との具体例
を示す図である。
【0084】動作実行装置M1は、受信部が受信したセ
ンサ情報に応じた動作を実行する動作実行部の例であ
り、メインボード310と、モータ制御ボード340
と、モータ341と、モータ341によって変形、移動
する光ファイバOF3と、LED制御ボード350と、
光ファイバOF3を照明するLED351と、スピーカ
360とを有する。
【0085】メインボード310は、通信コントローラ
312と、音源314とを有し、通信線Lに接続されて
いる。
【0086】通信コントローラ312は、センサ部が取
得したセンサ情報を、通信網に送信する送信部の例であ
り、通信網を介して、相手装置が送信した上記センサ情
報を受信する受信部の例である。
【0087】センサSE3は、人の存在、動き、または
環境に関する情報を検出するセンサ部の例であり、タッ
チセンサ330と、速度センサ320とを有する。
【0088】タッチセンサ330は、電極331と、タ
ッチセンサボード332とを有する。速度センサ320
は、、超音波センサ321と、速度センサボード322
とを有する。
【0089】相手の通信端末300aは、基本的には、
通信端末300と同じであり、自分の装置300と相手
の装置300aとを区別するために、符号の末尾にaを
付し、相手の装置であることを明確にしてある。つま
り、相手の通信端末300aは、動作実行装置M3a
と、センサSE3aを有し、相手の通信端末300aの
近傍には、相手の人P3aが存在している。
【0090】コンピュータ併用型のつながり感を伝える
通信システムCS3が、通信システムCSと異なる点
は、動作実行装置M3、M3aがCPU、メモリを有し
ない点と、コンピュータC3、C3aを介して、通信線
Lに繋がっている点である。
【0091】送信側のセンサ情報通信端末300aにお
いて、情報通信端末300aにおける速度センサ320
とタッチセンサ330とが検出した情報は、デジタル化
され、メインボード310へ送られ、通信コントローラ
312によって、通信線Lを通して、コンピュータC3
aへそのまま送られる。コンピュータC3aは、通信シ
ステムCS1において、通信端末100のCPU111
が行った処理と同様の処理を実行し、送信するパケット
を構成し、通信網NT3へ送り出す。
【0092】一方、受信側のコンピュータC3は、パケ
ットを受け取ると、通信システムCS1において相手の
通信端末100aが行った処理と同様に、パケットを解
析し、最終的に音源314、LED制御ボード350、
モータ制御ボード340に送る情報だけを、通信線Lを
通して、情報端末300に送信し、これを受信した通信
コントローラ312は、それらの情報をそれぞれのボー
ドに振り分け、つながり感を伝える通信システムCS1
の場合と同様に、スピーカ360を鳴らし、LEDを光
らせ、モータ341を動かす。
【0093】[第4の実施例] <通信システムCS2と通信システムCS3との組み合
わせ>図14は、本発明の第4の実施例であるつながり
感を伝える通信システムCS4の構成を示す図である。
【0094】つながり感を伝える通信システムCS4
は、通信システムCS2におけるクライアントとして、
通信システムCS3における通信端末300を用いた通
信システムである。
【0095】通信システムCS4は、光ファイバOF4
を具備する通信端末400と、コンピュータC4と、通
信網NT4と、サーバSV4と、光ファイバOF4aを
具備する相手の通信端末400aと、コンピュータC4
aとを有し、通信端末400の近傍には人P4が存在
し、相手の通信端末400aの近傍には相手の人P4a
が存在している。
【0096】通信システムCS4において、センサ情報
の取得と送信部分と、センサ情報の受信と表示部分と
は、基本的には、通信システムCS3と同様である。ま
た、サーバSV4でのデータ処理は、基本的には、通信
システムCS2と同様である。
【0097】[第5の実施例] <別のセンサを利用>図15は、本発明の第5の実施例
であるつながり感を伝える通信システムCS5における
温度センサSE5の構成を示す図である。
【0098】温度センサSE5は、赤外線CCDセンサ
501と、一時記憶部502と、演算部503と、外部
インタフェース504と、バス505とを有する。
【0099】赤外線CCDセンサ501を構成する各素
子は、入射する赤外線量に応じた出力信号を、バス50
5を介して、一時記憶部502に記憶する。一定の時間
が経過した後に、同様の測定を再び行ない、その出力
も、一時記憶部502に記憶する。演算部503は、素
子毎に、上記2回の測定の差分を取り、温度変化の激し
い部分が、所定の割合を超えた場合、外部インタフェー
ス504を通して、その変化量の合計値を送信する。
【0100】これによって、人等の物体の移動を検出す
ることができる。
【0101】この温度センサSE5を、通信システムC
S1〜CS4における各速度センサの代わりに使用する
ようにしてもよく、また、両センサを併用するようにし
てもよい。
【0102】[第6の実施例] <別の動作実行装置を利用>図16は、本発明の第6の
実施例であるつながり感を伝える通信システムCS6の
構成を示す図である。
【0103】通信システムCS6は、通信システムCS
1において、動作実行装置M1において、モータ141
が光ファイバOF1、OF1aを動かす代わりに、ホー
ス621を介して、ポンプ620から泡630を、水槽
610の水611に送るものである。この場合、センサ
情報に応じて、ポンプ620を動かし、ホース621か
ら空気を送り込むことによって、水槽610の中に泡6
10が発生し、図16に示すように、泡630の激しさ
に応じて、通信元の状態を表示することができる。
【0104】また、LED640からの光641が乱反
射するので、その光具合によって、図16に示すよう
に、通信元の状態を表示することができる。
【0105】つまり、通信システムCS6において、そ
の動作実行部は、複数のLEDと、水槽と、上記水槽内
に設置されているホースと、上記ホースに接続されてい
るポンプと、スピーカとを具備する動作実行部の例であ
り、上記速度情報を受信した場合に、上記速度情報の大
きさに応じて、上記ポンプから出る空気量を制御するこ
とによって、上記水槽の中に発生する泡の量を変化さ
せ、また、送信元のアドレス情報に応じて、上記LED
の光の強さまたは光り方とを制御し、さらに、上記タッ
チセンサに接触したことを示す接触情報を受信したとき
に、予め設定された音を上記スピーカから鳴らすことに
よって、送信元の人の動きを表現する。
【0106】[第7の実施例]図17は、本発明の第7
の実施例であるつながり感を伝える通信システムCS7
の構成を示す図である。
【0107】通信システムCS7は、通信システムCS
6の変形例であり、通信システムCS6において、ポン
プ620とホース621との代わりに、モータ720と
ファン721とを設けたものである。
【0108】通信システムCS7において、水槽610
には、LED640からの光が当たるようにし、センサ
情報に応じてモータ720が回ることによって、ファン
721が水槽610の水611を攪拌し、LED640
からの光641を乱反射させるので、その光具合によっ
て、図17に示すように、通信元の状態を表示すること
ができる。
【0109】つまり、通信システムCS7において、そ
の動作実行部は、複数のLEDと、水槽と、上記水槽内
に設置されているファンと、上記ファンを回転させるモ
ータと、スピーカとを具備する動作実行部の例であり、
上記速度情報を受信した場合に、上記速度情報の大きさ
に応じて、上記ファンの回転速度を制御することによっ
て、上記水槽の中の水が波打つ大きさを変化させ、ま
た、送信元のアドレス情報に応じて、上記LEDの光の
強さまたは光り方を制御し、さらに、上記タッチセンサ
に接触したことを示す接触情報を受信したときに、予め
設定された音を上記スピーカから鳴らすことによって、
送信元の人の動きを表現する。
【0110】
【発明の効果】本発明によれば、相手の存在情報を知る
場合に、人の思考が中断されず、また、相手の存在感を
リアルタイムで抱くことができ、しかも、相手の存在情
報を知る場合に、人の手を煩わすことがないという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるつながり感を伝え
る通信システムCS1を示すシステム構成図である。
【図2】上記実施例における通信端末100を構成する
動作実行装置M1とセンサSE1との具体例を示す図で
ある。
【図3】上記実施例における速度センサ120を構成す
る超音波センサ121と測度センサボード122との具
体例を示すブロック図である。
【図4】上記実施例におけるタッチセンサ130を構成
する電極131とタッチセンサ130との具体例を示す
図である。
【図5】上記実施例における通信端末100が送受信す
るセンサ情報を格納するパケットを示す図である。
【図6】上記実施例において、相手の通信端末(送信側
端末)100aの動作を示すフローチャートである。
【図7】上記実施例において、通信端末100の動作を
示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施例であるクライアント−サ
ーバ型のつながり感を伝える通信システムCS2を示す
システム構成図である。
【図9】上記実施例におけるサーバSV2の構成を示す
図である。
【図10】クライアント−サーバ型のつながり感を伝え
る通信システムCS2における送信側端末の動作を示す
フローチャートである。
【図11】クライアント−サーバ型のつながり感を伝え
る通信システムCS2における受信側端末の動作を示す
フローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施例であるコンピュータ併
用型のつながり感を伝える通信システムCS3を示すシ
ステム構成図である。
【図13】通信システムCS3における通信端末300
を構成する動作実行装置M3とセンサSE3との具体例
を示す図である。
【図14】本発明の第4の実施例であるつながり感を伝
える通信システムCS4の構成を示す図である。
【図15】本発明の第5の実施例であるつながり感を伝
える通信システムCS5における温度センサSE5の構
成を示す図である。
【図16】本発明の第6の実施例であるつながり感を伝
える通信システムCS6の構成を示す図である。
【図17】本発明の第7の実施例であるつながり感を伝
える通信システムCS7の構成を示す図である。
【符号の説明】
CS1、CS2、CS3、CS4、CS5、CS6、C
S7…つながり感を伝える通信システム、 100、200、300、400…通信端末、 100a、200a、300a、400a…相手の通信
端末、 NT1、NT2、NT3、NT4…通信網、 SE1、SE2、SE3、SE4…センサ、 120…速度センサ、 130…タッチセンサ、 SE1a、SE2a、SE3a、SE4a…相手のセン
サ、 M1、M2、M3、M4、M5、M6…動作実行装置、 M1a、M2a、M3a、M4a…相手の動作実行装
置、 SV2、SV4…サーバ、 C3、C4…コンピュータ、 C3a、C4a…相手のコンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 琢美 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5E501 AA30 AB30 AC25 AC32 AC37 BA03 BA15 CA08 CB05 DA16 EA02 EA21 FA32 FB03 FB22 FB25 5K027 BB01 EE11 FF21 FF22 FF25 HH00 HH26 MM16 5K101 KK13 NN01 NN06 NN11 PP00

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の存在、動き、または環境に関する情
    報をセンサ部が検出し、センサ情報を出力し、相手装置
    との間で上記センサ情報を送受信する通信端末であっ
    て、 上記センサ部が取得したセンサ情報を、通信網に送信す
    る送信部と;上記通信網を介して、上記相手装置が送信
    した上記センサ情報を受信する受信部と;上記受信部が
    受信した上記センサ情報に応じた動作を実行する動作実
    行部と;を有し、遠隔地の人の動きまたは環境に関する
    情報に応じた動作を、上記動作実行部が実行することに
    よって、上記遠隔地の人の動きを半明示的に伝達するこ
    とを特徴とするつながり感を伝える通信端末。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記センサ部は、速度センサであり、 上記送信部は、上記速度センサが計測した上記人の移動
    速度が、予め設定された一定の値以上であるときに、速
    度情報と送信元アドレスとを、上記相手装置に送信する
    送信部であることを特徴とするつながり感を伝える通信
    端末。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記動作実行部は、モータと、上記モータによって駆動
    される被駆動部材とを具備し、受信した上記速度情報の
    大きさに応じて、上記モータの回転速度を制御し、上記
    被駆動部材の揺れ方を変化させ、上記被駆動部材の揺れ
    によって、上記送信元における人の動きを、受信側で表
    現することを特徴とするつながり感を伝える通信端末。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 上記動作実行部は、複数のLEDと、光ファイバと、上
    記光ファイバを駆動するモータとを具備し、受信した上
    記速度情報の大きさに応じて、上記モータの回転速度を
    制御し、上記光ファイバの揺れ方を変化させ、また、送
    信元のアドレス情報に応じて、上記LEDの光の強さま
    たは光り方を制御することを特徴とするつながり感を伝
    える通信端末。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 上記センサ部は、タッチセンサであり、 上記送信部は、上記人が上記タッチセンサに接触したこ
    とを検出しているときに、上記接触していることを示す
    情報と送信元アドレスとを、上記相手装置に送信する送
    信部であることを特徴とするつながり感を伝える通信端
    末。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記動作実行部は、スピーカを具備し、 上記人が送信元において上記タッチセンサに接触したこ
    とを示す接触情報を受信すると、予め設定された音を、
    上記スピーカから出力することによって、上記送信元に
    設置されているタッチセンサへの接触状況を、受信側で
    表現することを特徴とするつながり感を伝える通信端
    末。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 通信網経由で接続を受け入れるアドレス、データの送信
    先アドレス、モータの回転速度、LEDの発光パター
    ン、スピーカから鳴らす音を設定可能であることを特徴
    とするつながり感を伝える通信端末。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 上記センサ部は、赤外線CCDカメラであり、 一定の時間間隔で撮影した2枚の画像の差分をとり、温
    度変化の激しい部分が一定量以上である場合に、その温
    度変化の合計値と、送信元アドレスとを、所定の相手に
    通信することを特徴とするつながり感を伝える通信端
    末。
  9. 【請求項9】 請求項5において、 上記動作実行部は、複数のLEDと、水槽と、上記水槽
    内に設置されているホースと、上記ホースに接続されて
    いるポンプと、スピーカとを具備し、 上記速度情報を受信した場合に、上記速度情報の大きさ
    に応じて、上記ポンプから出る空気量を制御することに
    よって、上記水槽の中に発生する泡の量を変化させ、 また、送信元のアドレス情報に応じて、上記LEDの光
    の強さまたは光り方とを制御し、 さらに、上記タッチセンサに接触したことを示す接触情
    報を受信したときに、予め設定された音を上記スピーカ
    から鳴らすことによって、送信元の人の動きを表現する
    ことを特徴とするつながり感を伝える通信端末。
  10. 【請求項10】 請求項5において、 上記動作実行部は、複数のLEDと、水槽と、上記水槽
    内に設置されているファンと、上記ファンを回転させる
    モータと、スピーカとを具備し、 上記速度情報を受信した場合に、上記速度情報の大きさ
    に応じて、上記ファンの回転速度を制御することによっ
    て、上記水槽の中の水が波打つ大きさを変化させ、 また、送信元のアドレス情報に応じて、上記LEDの光
    の強さまたは光り方を制御し、 さらに、上記タッチセンサに接触したことを示す接触情
    報を受信したときに、予め設定された音を上記スピーカ
    から鳴らすことによって、送信元の人の動きを表現する
    ことを特徴とするつながり感を伝える通信端末。
  11. 【請求項11】 請求項1において、 上記送信部は、上記センサ部が出力した上記センサ情報
    を格納したパケットを出力する送信部であり、 上記受信部は、受信した上記パケットを解析し、上記セ
    ンサ情報を取り出す受信部であることを特徴とする通信
    端末。
  12. 【請求項12】 人の存在、動き、または環境に関する
    情報をセンサ部が検出し、センサ情報を出力し、相手装
    置との間で上記センサ情報を送受信する通信端末であっ
    て、 上記センサ部が取得したセンサ情報を送信する送信部
    と;上記送信部が送信した上記センサ情報を受信し、こ
    の受信したセンサ情報を通信網ヘ送信し、一方、通信網
    を介して受信した信号を解析し、上記センサ情報を出力
    するコンピュータと;上記相手装置が送信した上記セン
    サ情報を、上記コンピュータから受信する受信部と;上
    記受信部が受信した上記センサ情報に応じた動作を実行
    する動作実行部と;を有し、遠隔地の人の動きまたは環
    境に関する情報に応じた動作を、上記動作実行部が実行
    することによって、上記遠隔地の人の動きを半明示的に
    伝達することを特徴とするつながり感を伝える通信端
    末。
  13. 【請求項13】 人の存在、動き、または環境に関する
    情報をセンサ部が検出し、センサ情報を出力し、相手装
    置との間で上記センサ情報を送受信する通信方法であっ
    て、 上記センサ部が取得したセンサ情報を、通信網に送信す
    る送信段階と;上記通信網を介して、上記相手装置が送
    信した上記センサ情報を受信する受信段階と;上記受信
    部が受信した上記センサ情報に応じた動作を実行する動
    作実行段階と;を有し、遠隔地の人の動きまたは環境に
    関する情報に応じた動作を、上記動作実行段階で実行す
    ることによって、上記遠隔地の人の動きを半明示的に伝
    達することを特徴とするつながり感を伝える通信方法。
  14. 【請求項14】 人の存在、動き、または環境に関する
    情報をセンサ部が検出し、センサ情報を出力し、相手装
    置との間で上記センサ情報を送受信する通信端末であっ
    て、上記センサ部が取得したセンサ情報を、通信網に送
    信する送信部と、上記通信網を介して、上記相手装置が
    送信した上記センサ情報を受信する受信部と、上記受信
    部が受信した上記センサ情報に応じた動作を実行する動
    作実行部とを具備し、遠隔地の人の動きまたは環境に関
    する情報に応じた動作を、上記動作実行部が実行するこ
    とによって、上記遠隔地の人の動きを半明示的に伝達す
    る通信端末と;どのアドレスからのデータをどのアドレ
    スヘ送信するかを決める経路表を有するサーバと;を有
    し、通信端末が送信したセンサ情報を、上記サーバが最
    初に受信し、上記センサ情報を送るべき通信端末のアド
    レスを、上記経路表に応じて、上記サーバが決定し、上
    記センサ情報以外の情報に応じて新しいセンサ情報を構
    成し、上記決定された通信端末に送信することを特徴と
    する通信システム。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 上記サーバは、速度情報とモータの回転速度とを関連付
    けるデータベース、送信元アドレスとLEDの発光パタ
    ーンとを関連付けるデータベース、送信元アドレスとス
    ピーカから鳴らす音とを関連付けるデータベースのうち
    の少なくとも1つのデータベースを有するサーバである
    ことを特徴とする通信システム。
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