JP2002312567A - 顧客情報管理装置、顧客情報管理システム、顧客情報管理方法、および記録媒体 - Google Patents

顧客情報管理装置、顧客情報管理システム、顧客情報管理方法、および記録媒体

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JP2002312567A
JP2002312567A JP2001114244A JP2001114244A JP2002312567A JP 2002312567 A JP2002312567 A JP 2002312567A JP 2001114244 A JP2001114244 A JP 2001114244A JP 2001114244 A JP2001114244 A JP 2001114244A JP 2002312567 A JP2002312567 A JP 2002312567A
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JP
Japan
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customer information
seller
customer
management device
information management
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JP2001114244A
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Ayumi Kitajima
歩 北島
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客情報を効率的に管理できる顧客情報管理
装置を提供する。 【解決手段】 顧客情報管理装置2は、顧客情報データ
ベース231と、販売者情報データベース232と、認
証サーバ21と、WWWサーバ22と、管理サーバ24
とを備えている。認証サーバ21は、販売者が所有する
販売者端末3からのアクセスがあった場合、アクセスし
た販売者端末3から送信された認証情報と販売者情報デ
ータベース232に記憶された販売者の認証情報とを照
合して一致した場合に、販売者を認証する。管理サーバ
24は、認証サーバ21により認証された販売者の販売
者端末3から通信回線5を介して送信された更新顧客情
報に基づいて、顧客情報データベース231が記憶する
顧客情報を更新する。WWWサーバ22は、認証サーバ
21により認証された販売者の販売者端末3へ、顧客情
報データベース231に記憶された顧客情報を通信回線
5を介して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客情報を管理す
る顧客情報管理装置、顧客情報管理システム、顧客情報
管理方法、および記録媒体に関する。
【0002】
【背景の技術】従来より、住宅の販売を行うディーラの
営業担当者は、担当した顧客に関する情報を、管理装置
のデータベースなどに登録して管理するようにしてい
る。各営業所にはそれぞれ管理装置が設けられており、
その営業所に所属する営業担当者が担当した顧客のデー
タが、営業担当者毎に管理されているのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一人の顧客
に対して二人の営業者が接している場合などに、営業者
間で顧客情報のやりとりが円滑に行われにくい、という
問題が従来より生じていた。また、異なる営業所に所属
する営業者が、それぞれ同じ顧客に接している場合など
には、異なる営業所に同じ顧客の情報がそれぞれ管理さ
れていることになり、情報管理の効率が悪い、という問
題が生じていた。
【0004】本発明の課題は、顧客情報を効率的に管理
できる顧客情報管理装置、顧客情報管理システム、顧客
情報管理方法、および記録媒体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば、図1に示すよう
に、顧客情報を管理する顧客情報管理装置2であって、
前記顧客情報を記憶する顧客情報データベース231
と、販売者の認証情報を記憶する認証情報データベース
(販売者情報データベース232)と、前記販売者が所
有する販売者端末3からのアクセスがあった場合、アク
セスした前記販売者端末3から送信された認証情報と、
前記認証情報データベース232に記憶された認証情報
と、を照合して一致した場合に、販売者を認証する販売
者認証手段(認証サーバ21)と、前記販売者認証手段
21により販売者を認証した際に、認証された前記販売
者の販売者端末3から通信回線5を介して送信された更
新顧客情報に基づいて、前記顧客情報データベース23
1が記憶する顧客情報を更新する第1の顧客情報更新手
段(管理サーバ24)と、前記販売者認証手段21によ
り販売者を認証した際に、認証された前記販売者の販売
者端末3へ、前記顧客情報データベース231に記憶さ
れた顧客情報を前記通信回線5を介して送信する顧客情
報送信手段(WWWサーバ22)と、を備えることを特
徴とする。
【0006】ここで、販売者とは、営業担当者や、資料
配付担当者等、販売業務に関わる者を意味する。また、
認証情報としては、例えば、IDやパスワード、販売者
名、これらの組合せなど、販売者を認証する情報であれ
ば、どのような情報であっても良い。
【0007】また、顧客情報とは、顧客に関する情報全
般を意味し、具体的には、例えば、顧客の氏名や住所な
どの基礎情報、顧客が販売者に対して起こしたアクショ
ン(資料請求など)の履歴である行動履歴情報、顧客に
関する業務を担当した販売者の情報などが挙げられる。
また、更新顧客情報は、顧客情報データベース231が
記憶する顧客情報(既に記憶されている顧客情報と、今
後記憶される顧客情報とを含む)を、第1の顧客情報更
新手段24が新規登録、変更、削除する際に基とされる
データである。
【0008】請求項1記載の発明によれば、顧客情報管
理装置2は、前記第1の顧客情報更新手段24を備えて
いるので、販売者端末3から通信回線5を介して送信さ
れた更新顧客情報に基づいて、第1の顧客情報更新手段
24が、顧客情報データベース231が記憶する顧客情
報を更新する。したがって、販売者は、販売者端末3を
通信回線5に接続するだけで、どこにいても、更新顧客
情報を顧客情報管理装置2へ送信して顧客情報を更新で
きる。
【0009】これにより、異なる販売拠点(例えば、営
業所など)それぞれで顧客情報を管理していた従来と異
なり、異なる販売拠点に属する販売者が有する顧客情報
を販売者から収集して、一つの顧客情報データベース2
31にまとめることができる。したがって、従来と異な
り、異なる販売拠点に同じ顧客の情報がそれぞれ管理さ
れるようなことがなく、効率的に顧客情報を管理でき
る。
【0010】また、販売者認証手段21により認証され
た販売者の販売者端末3から送信された更新情報に基づ
いて顧客情報を更新するので、認証された販売者によっ
てのみ顧客情報が更新されることになる。したがって、
顧客情報が不特定の他人によって更新されるのを防止で
き、顧客情報データベース231の保護を図れる。
【0011】さらに、顧客情報管理装置2は前記顧客情
報送信手段22を備えているので、顧客情報データベー
ス231に記憶された顧客情報を、顧客情報送信手段2
2が販売者端末3へ通信回線5を介して送信する。した
がって、販売者は、販売者端末3を通信回線5に接続す
るだけで、どこにいても顧客情報を閲覧できる。
【0012】また、例えば、一人の顧客に対して複数の
販売者が接している場合などにおいて、複数の販売者そ
れぞれから提供される更新顧客情報に基づいて更新され
た顧客情報が、顧客情報データベース231に記憶され
るので、販売者は、自ら提供した顧客情報を閲覧できる
のは勿論のこと、他の販売者が提供した顧客情報も閲覧
できる。したがって、一人の顧客に関する情報を複数の
販売者の間で共有でき、営業活動に役立てることができ
る。
【0013】また、販売者認証手段21により認証され
た販売者の販売者端末3へ顧客情報を送信するので、認
証された販売者のみが顧客情報を閲覧することができ
る。したがって、顧客情報が不特定の他人によって閲覧
されることがなく、顧客情報データベース231の顧客
情報の流出を防止できる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の顧
客情報管理装置において、顧客が所有する顧客端末4か
ら通信回線5を介して送信された更新顧客情報に基づい
て、顧客情報データベース231が記憶する顧客情報を
更新する第2の顧客情報更新手段(管理サーバ24)を
備えることを特徴とする。
【0015】ここで、顧客端末4から更新顧客情報が送
信される場合としては、顧客端末4から更新顧客情報に
相当するデータを直接送信する場合は勿論のこと、顧客
端末4が顧客情報管理装置2へデータを送信することで
起こしたアクションに基づき発生する情報が送信される
場合なども含まれる。この例としては、例えば、顧客端
末4のキーボードなどがホームページ上で資料請求を行
った場合に発生する「資料請求を行った」という行動履
歴情報などが挙げられる。
【0016】請求項2記載の発明によれば、顧客情報管
理装置2は前記第2の顧客情報更新手段24を備えてい
るので、顧客端末4から通信回線5を介して送信された
更新顧客情報に基づいて、第2の顧客情報更新手段24
が、顧客情報データベース231が記憶する顧客情報を
更新する。したがって、顧客端末4から送信された更新
顧客情報に基づき顧客情報が自動的に更新されることに
なるので、顧客端末4から提供された更新顧客情報を、
販売者が販売者端末3により顧客情報管理装置2へ送信
する手間を省略できる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の顧客情報管理装置において、顧客情報データベー
ス231が記憶する顧客情報は、この顧客情報の更新履
歴を含むことを特徴とする。
【0018】ここで、更新履歴とは、顧客情報の更新内
容を含むデータであり、例えば、顧客自身が起こしたア
クション等の顧客自身の動向、販売者が顧客を訪問し
た、資料を送付した等の、顧客の周辺環境の動向などが
含まれる。
【0019】請求項3記載の発明によれば、顧客情報は
その更新履歴を含むので、顧客情報データベース231
において、顧客自身の動向や、顧客の周辺環境の動向な
どを管理できる。よって販売者は、これらの更新履歴を
販売者端末3上で確認して、営業活動に役立たせること
ができる。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の顧客情報管理装置において、顧客情報デ
ータベース231が記憶する顧客情報は、顧客に関する
業務を担当した販売者の販売者側情報を含むことを特徴
とする。
【0021】ここで、顧客に関する業務には、例えば、
営業担当者による営業、資料配付担当者による資料送付
などがあるが、これらの例に限定されるものではなく、
顧客に関する業務全般が含まれるものとする。
【0022】請求項4記載の発明によれば、顧客情報が
前記販売者側情報を含むので、販売者は、顧客情報デー
タベース231に記憶されたある顧客に属する顧客情報
を販売者端末3上で確認する際に、その顧客を担当した
他の販売者がいるかどうかを確認できる。したがって、
他の販売者が前記顧客を担当している場合に、例えば、
前記顧客についての情報を前記他の販売者に直接質問し
たりすることで、前記顧客についてのイメージをより明
確にでき、よって営業活動をより効果的に行うことが可
能となる。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の顧客情報管理装置と、販売者が所有する
販売者端末とが、通信回線によって接続されて構成され
る顧客情報管理システムであって、前記販売者端末3
は、前記通信回線5を介して前記顧客情報管理装置2へ
更新顧客情報を送信する更新顧客情報送信手段と、前記
顧客情報管理装置2から前記通信回線5を介して送信さ
れた顧客情報を出力する顧客情報出力手段と、を備える
ことを特徴とする。
【0024】請求項5記載の発明によれば、販売者端末
3は前記更新顧客情報送信手段を備えているので、販売
者は、販売者端末3を通信回線5に接続するだけで、ど
こにいても、更新顧客情報を顧客情報管理装置2へ送信
して顧客情報を更新できる。また、販売者端末3は前記
顧客情報出力手段を備えているので、販売者は、販売者
端末3を通信回線5に接続するだけで、どこにいても、
顧客情報を閲覧できる。
【0025】請求項6記載の発明は、顧客情報を管理す
る顧客情報管理方法であって、顧客情報を管理する顧客
情報管理装置2へ、販売者が所有する販売者端末3から
アクセスがあった場合、前記顧客情報管理装置2が、ア
クセスした前記販売者端末3から送信された認証情報
と、前記顧客情報管理装置2が備える認証情報データベ
ース232に記憶された販売者の認証情報と、を照合し
て一致した場合に、販売者を認証するステップと、前記
顧客情報管理装置2が販売者を認証した際に、前記顧客
情報管理装置2が、認証された前記販売者の販売者端末
3から通信回線5を介して送信された更新顧客情報に基
づいて、前記顧客情報管理装置2が備える顧客情報デー
タベース231が記憶する顧客情報を更新するステップ
と、前記顧客情報管理装置2が販売者を認証した際に、
前記顧客情報管理装置2が、認証された前記販売者の販
売者端末3へ、前記顧客情報データベース231に記憶
された顧客情報を前記通信回線5を介して送信するステ
ップと、を含むことを特徴とする。請求項6記載の発明
によれば、請求項1記載の発明と同様の効果が得られ
る。
【0026】請求項7記載の発明は、顧客情報を管理す
る、コンピュータが実行可能なプログラムを格納した記
録媒体であって、顧客情報を管理する顧客情報管理装置
2へ、販売者が所有する販売者端末3からアクセスがあ
った場合、前記顧客情報管理装置2が、アクセスした前
記販売者端末3から送信された認証情報と、前記顧客情
報管理装置2が備える認証情報データベース232に記
憶された販売者の認証情報と、を照合して一致した場合
に、販売者を認証するために必要なコンピュータが読み
取り可能なプログラムコードと、前記顧客情報管理装置
2が販売者を認証した際に、前記顧客情報管理装置2
が、認証された前記販売者の販売者端末3から通信回線
5を介して送信された更新顧客情報に基づいて、前記顧
客情報管理装置2が備える顧客情報データベース231
が記憶する顧客情報を更新するために必要なコンピュー
タが読み取り可能なプログラムコードと、前記顧客情報
管理装置2が販売者を認証した際に、前記顧客情報管理
装置2が、認証された前記販売者の販売者端末3へ、前
記顧客情報データベース231に記憶された顧客情報を
前記通信回線5を介して送信するために必要なコンピュ
ータが読み取り可能なプログラムコードと、を含むプロ
グラムを格納することを特徴とする。請求項7記載の発
明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果が得られ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0028】まず、構成を説明する。本発明の実施の形
態例の顧客情報管理システムは、販売者である住宅販売
施行ディーラが、住宅商品の購入を希望する顧客や、住
宅商品を既に購入した顧客などの顧客情報を管理するの
に使用されるシステムである。
【0029】図1に示すように、顧客情報管理システム
1は、顧客情報を管理する顧客情報管理装置2と、ディ
ーラの営業担当者や資料配付担当者などが所有する販売
者端末3と、顧客が所有する顧客端末4と、を備えて構
成されている。販売者端末3、顧客端末4は、電話回線
網や専用線などの通信回線5を介して、顧客情報管理装
置2へ接続されている。
【0030】顧客情報管理装置2は、認証サーバ21、
WWWサーバ22、データベースサーバ23、管理サー
バ24、通信部25、端末装置26などを備えている。
これら各装置は、LAN27により接続されている。
【0031】データベースサーバ23は、顧客情報デー
タベース231、販売者情報データベース232、We
bページ情報データベース233などを備えている。
【0032】顧客情報データベース231には、顧客に
関する情報である顧客情報が、顧客毎に記憶されてい
る。顧客情報には、例えば、顧客の氏名、住所、電話番
号、年齢、勤務先などの基礎情報、住宅購入予定時期、
建築地、住宅購入に関する本人のコメントなどの希望情
報、住宅購入に関するイベントへの参加履歴、資料請求
履歴などの行動履歴情報、顧客を担当した営業担当者や
資料配付担当者の氏名、所属、社員番号、顧客への訪問
日、成約までのステップランク、成約日、顧客に対する
営業担当者の所感などの販売者側情報、などが含まれて
いる。
【0033】また、それぞれの顧客情報には、その情報
の更新内容である更新履歴が含まれている。更新履歴の
例としては、例えば、上述した顧客の行動履歴や、顧客
に対する営業者の所感についての変更内容、営業担当者
による顧客への訪問履歴などが挙げられる。また、それ
ぞれの顧客情報には、その顧客情報の閲覧・編集が許可
されている販売者の情報が含まれている。
【0034】販売者情報データベース232には、販売
者である営業担当者や資料配付担当者の情報である販売
者情報が、各販売者毎に記憶されている。販売者情報に
は、例えば、営業担当者や資料配付担当者の氏名、所
属、社員番号、さらには、販売者の認証情報である販売
者ID、パスワードが含まれている。すなわち、販売者
情報データベース232は、販売者の認証情報を記憶す
る認証情報データベースである。
【0035】Webページ情報データベース233に
は、顧客情報管理装置2側から販売者端末3へ送信され
るWebページデータが記憶されており、例えば、後述
する入力画面情報や、エクストラネットホームページト
ップ画面情報等、インターネット上におけるホームペー
ジの表示画面情報などが記憶されている。
【0036】認証サーバ21は、販売者の認証を行う販
売者認証手段である。認証サーバ21は、通信回線5を
介して販売者端末3から顧客情報管理装置2へアクセス
があった場合、販売者端末3から送信された販売者ID
およびパスワードと、販売者情報データベース232に
記憶された販売者IDおよびパスワードと、を照合し
て、全て一致した場合に販売者を認証する処理を行う。
また、認証サーバ21は、上述の認証処理を行うために
必要な、コンピュータが読み取り可能なプログラムコー
ドを含むプログラムを格納する記録媒体を備えている。
【0037】WWWサーバ22は、販売者端末3により
指定されたURL(Uniform Resource Locator)を受
信して、CGIプログラムを作動する。そして、顧客情
報データベース231から顧客情報を取得してHTML
変換し、これにより得られたHTML形式のデータを、
通信回線5を介して販売者端末3へ送信する。すなわ
ち、WWWサーバ22は、HTML形式のデータに含ま
れる顧客情報を送信する顧客情報送信手段である。
【0038】また、WWWサーバ22は、上述の送信処
理を行うために必要な、コンピュータが読み取り可能な
プログラムコードを含むプログラムを格納する記録媒体
を備えている。なお、販売者端末3と顧客情報管理装置
2との間のデータ通信は、SSL(Secure Socket La
yer)などで暗号化処理されている。
【0039】管理サーバ24は、販売者端末3や顧客端
末4から通信回線5を介して送信された更新顧客情報に
基づいて、顧客情報データベース231が記憶する顧客
情報を更新する処理を行う。すなわち、管理サーバ24
は第1および第2の顧客情報更新手段である。
【0040】ここで、更新顧客情報とは、顧客情報デー
タベース231が記憶する顧客情報(既に記憶されてい
る顧客情報と、今後記憶される顧客情報とを含む)を新
規登録、変更、削除する際に、基にされるデータであ
る。顧客端末4から送信される更新顧客情報としては、
例えば、顧客が起こしたアクション(例えば、ホームペ
ージ上での資料請求、質問、希望条件提示など)に基づ
いて発生する各種顧客情報(例えば、ホームページ上で
の入力フォームに入力された各種顧客情報など)などが
挙げられる。また、管理サーバ24は、上述の更新処理
を行うために必要な、コンピュータが読み取り可能なプ
ログラムコードを含むプログラムを格納する記録媒体を
備えている。
【0041】通信部25は、ルータなどを備えており、
販売者端末3、顧客端末4と顧客情報管理装置2との間
のデータ通信を行う。端末装置26は、例えば、パーソ
ナルコンピュータなどにより構成され、各サーバのメン
テナンスやデータ入力などを行う。
【0042】販売者端末3や顧客端末4は、図示しない
制御部、通信部、記憶装置、入力装置、出力装置などを
備えて構成されており、いわゆるインターネット接続が
可能な機能を有している。販売者端末3および顧客端末
4は、具体的には、例えば、固定的に設置されるデスク
トップ型のパーソナルコンピュータや、携帯可能なノー
トパソコンなどである。
【0043】制御部は、所定のプロトコルに従い、記憶
装置に記憶された制御プログラムを実行することによ
り、通信部、入力装置、出力装置の各動作制御を行う。
入力装置は、例えば、キーボードや、ポインタを移動さ
せるマウスなどにより構成されている。出力装置は、例
えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid
Crystal Display)などの表示装置等により構成され
ている。通信部は、例えば、モデムやルータなどを備え
ている。通信部により、顧客情報管理装置2との間でデ
ータ通信が可能とされている。
【0044】次に、上述の顧客情報管理システム1にお
ける顧客情報管理方法について、図2〜図7を参照して
説明する。
【0045】まず、図2に示すように、ステップS1
で、販売者端末3はURLなどのアクセスアドレスを指
定して、顧客情報管理装置2にアクセスする。すると、
顧客情報管理装置2のWWWサーバ22が、販売者ID
およびパスワードを入力するための入力画面情報をWe
bページ情報データベース233から取得して、販売者
端末3へ送信する。その後、販売者端末3の表示装置
が、制御部による表示制御に従い、WWWサーバ22か
ら送信された入力画面情報を、表示画面上にブラウザに
より表示する。
【0046】次に、ステップS2で、販売者端末3のキ
ーボード等が販売者IDおよびパスワードを入力し、入
力されたデータを販売者端末3が通信部を介して認証サ
ーバ21へ送信する。
【0047】次に、ステップS3で、認証サーバ21
は、販売者端末3から送信された販売者IDおよびパス
ワードが正しいかどうか判断する。販売者端末3から送
信された販売者IDおよびパスワードと、販売者情報デ
ータベース232に記憶された販売者IDおよびパスワ
ードと、を照合して全て一致した場合には、販売者を認
証し、ステップS4へ進む。照合の結果、一致しなかっ
た場合には、ステップS2へ戻る。
【0048】次に、ステップS4で、WWWサーバ22
が、エクストラネットホームページのトップ画面情報を
Webページ情報データベース233から取得して、販
売者端末3へ送信する。販売者端末3は、WWWサーバ
22から送信されたトップ画面情報を、ブラウザによっ
て表示画面上に表示する。
【0049】次に、ステップS5で、販売者端末3のマ
ウス等が、エクストラネットホームページ上で本人照会
を選択することで、販売者端末3が本人照会画面情報を
要求するURLを顧客情報管理装置2へ送信する。する
と、送信されたURLに該当する本人照会画面情報を、
WWWサーバ22がWebページ情報データベース23
3から取得して、販売者端末3へ送信する。
【0050】次に、ステップS6で、WWWサーバ22
から送信された本人照会画面情報を、販売者端末3の表
示装置がブラウザにより表示画面上に表示する。図4
は、本人照会画面情報の表示例である。本人照会画面A
には、販売者認証情報である販売者ID、パスワードを
入力するための入力欄A1・A2がそれぞれ設けられて
いる。
【0051】次に、ステップS7で、販売者端末3のキ
ーボード等が、本人照会画面Aの表示画面上で、入力欄
A1・A2に、それぞれ販売者ID、パスワードを入力
する。その後、マウスなどでポインタを照会ボタンA3
に重ねてワンクリックすると、販売者端末3が、顧客情
報管理装置2の認証サーバ21へ、入力された販売者I
D、パスワードのデータを送信する。
【0052】次に、ステップS8で、認証サーバ21
は、販売者端末3から送信された販売者IDおよびパス
ワードが正しいかどうか判断する。販売者端末3から送
信された販売者IDおよびパスワードと、販売者情報デ
ータベース232に記憶された販売者IDおよびパスワ
ードと、を照合して全て一致した場合には、販売者を認
証し、ステップS9へ進む。照合の結果、一致しなかっ
た場合には、ステップS6へ戻る。
【0053】次に、ステップS9で、WWWサーバ22
は基本操作画面情報をWebページ情報データベース2
33から取得して、販売者端末3へ送信する。販売者端
末3は、WWWサーバ22から送信された基本操作画面
情報を、ブラウザによって表示画面上に表示する。
【0054】図5は、基本操作画面情報の表示例であ
る。基本操作画面Bには、ステップS8で認証サーバ2
1により認証された販売者の所属・氏名を表示する表示
欄B1・B2、検索キーワードを入力するための入力欄
B3が設けられている。また、基本操作画面Bには、全
リスト一覧ボタンB5が設けられている。販売者端末3
のマウス等がポインタを全リスト一覧ボタンB5に重ね
てワンクリックすることで、認証された販売者が閲覧可
能な顧客情報全てを、WWWサーバ22が顧客情報デー
タベース231から取得してHTML変換し、販売者端
末3へ送信する処理を行うようになっている。
【0055】次に、図3に示すように、ステップS10
で、販売者端末3のキーボード等が、基本操作画面Bの
入力欄B3に検索キーワードを入力する。例えば、図3
に示すように、営業担当者が顧客を直接訪問した日とし
て「5月14日」と入力する。その後、マウス等がポイ
ンタを検索ボタンB4に重ねてワンクリックすると、販
売者端末3が、検索キーワードのデータを顧客情報管理
装置2のWWWサーバ22へ送信する。
【0056】すると、WWWサーバ22は、認証された
販売者が閲覧可能でかつ検索キーワードに該当する顧客
情報を、顧客情報データベース231から取得してHT
ML変換し、これを専用画面情報として、通信回線5を
介して販売者端末3へ送信する。
【0057】次に、ステップS11で、販売者端末3の
表示装置は、顧客情報を含む専用画面情報を、ブラウザ
により表示画面上に表示する。すなわち、前記表示装置
は、専用画面情報に含まれる顧客情報を出力する顧客情
報出力手段である。
【0058】図6は、専用画面情報の表示例である。専
用画面Cには、認証された販売者が閲覧可能でかつ検索
キーワードに該当する顧客情報が、顧客毎に表示されて
いる。検索結果表示欄C9には、顧客の氏名C91、住
所C92、電話番号C93、成約までのステップランク
C94、成約日C95が表示されている。また、検索結
果表示欄C9には、ステップランクC94および成約日
C95に隣接して、チェック欄C96が設けられてい
る。
【0059】このチェック欄C96に、販売者端末3の
マウス等がポインタを重ねてワンクリックすることで、
販売者端末3がチェック情報を管理サーバ24へ送信
し、送信されたチェック情報に基づき管理サーバ24が
顧客情報データベース231に記憶されたステップラン
ク、成約日に関する顧客情報を更新する処理を行うよう
になっている。
【0060】また、専用画面Cには、基本操作画面Bに
設けられた表示欄B1・B2、入力欄B3、検索ボタン
B4、全リスト一覧ボタンB5と同様の、表示欄C1・
C2、入力欄C3、検索ボタンC4、全リスト一覧ボタ
ンC5が設けられている。また、専用画面Cには、メー
ルリスト作成ボタンC6、CSVエクスポートボタンC
7、送信ボタンC8が設けられている。
【0061】メールリスト作成ボタンC6をワンクリッ
クすることで、販売者端末3が電子メールリストの作成
を要求するURLをWWWサーバ22へ送信し、WWW
サーバ22が検索結果表示欄C9に表示された顧客の電
子メールアドレスを顧客情報データベース231から取
得して電子メールリストを作成し、販売者端末3へ送信
する処理を行うようになっている。
【0062】また、CSVエクスポートボタンC7をワ
ンクリックすることで、管理サーバ24が検索結果表示
欄C9に表示された顧客の顧客情報を顧客情報データベ
ース231から取得するとともにCSV形式でデータを
保存し、このCSV形式のデータを販売者端末3へ送信
する処理を行うようになっている。
【0063】また、顧客の氏名C91をワンクリックし
て選択した後に、送信ボタンC8をワンクリックするこ
とで、選択された顧客の電子メールアドレス宛ての電子
メールデータを、販売者端末3が作成する処理を行うよ
うになっている。
【0064】次に、ステップS12で、販売者端末3の
マウス等が、ポインタを専用画面C上の氏名C91に重
ねてダブルクリックすると、販売者端末3がクリックし
た氏名C91の顧客に対応するURLを送信する。する
と、WWWサーバ22は、URLに対応する顧客の顧客
情報を顧客情報データベース231から取得してHTM
L変換し、個人プロフィール画面情報として販売者端末
3へ送信する。
【0065】次に、ステップS13で、販売者端末3の
表示装置は、送信された個人プロフィール画面情報を、
ブラウザにより表示画面上に表示する。図7は、個人プ
ロフィール画面情報の表示例である。個人プロフィール
画面Dには、この顧客を担当した販売者の情報を表示す
る販売者側情報表示欄D2と、それ以外の顧客情報を表
示する顧客情報表示欄D1と、が設けられている。
【0066】顧客情報表示欄D1には、顧客の氏名、電
話番号などの基礎情報D11、住宅購入希望地域、購入
時期などの希望情報D12、イベント参加履歴、資料請
求などの顧客の行動履歴情報D13などが表示されてい
る。
【0067】また、販売者側情報表示欄D2には、顧客
を担当した営業担当者(HE:ホームエンジニア)の所
属D21、氏名D22、社員番号D23、顧客に対する
所感D24などの販売者側情報が表示されている。な
お、顧客を担当した販売者が複数存在する場合には、販
売者側情報表示欄D2に、複数の販売者それぞれの販売
者側情報が表示される。
【0068】また、個人プロフィール画面Dには、CS
VエクスポートボタンD4、送信ボタンD5が設けられ
ている。CSVエクスポートボタンD4をワンクリック
することで、管理サーバ24が顧客(「○野○雄」)の
顧客情報を顧客情報データベース231から取得すると
ともにCSV形式でデータを保存し、このCSV形式の
データを販売者端末3へ送信する処理を行うようになっ
ている。また、送信ボタンD5をワンクリックすること
で、この顧客の電子メールアドレス宛ての電子メールデ
ータを、販売者端末3が作成する処理を行うようになっ
ている。
【0069】次に、ステップS14で、販売者端末3
は、編集入力するかどうかを、販売者端末3のマウス等
がポインタを編集ボタンD3に重ねてワンクリックした
かどうかによって判断する。編集入力する場合には、ス
テップS15へ進み、編集入力しない場合には、処理を
終了する。
【0070】次に、ステップS15で、販売者端末3の
キーボード等が、個人プロフィール画面Dの表示画面上
で、新規事項を書き込んだり、顧客情報を書き換えた
り、削除したりする。その後、販売者端末3の通信部が
通信回線5を介して、前述の編集内容のデータを更新顧
客情報として顧客情報管理装置2へ送信する。すなわ
ち、前記通信部は、更新顧客情報を顧客情報管理装置2
へ送信する更新顧客情報送信手段である。
【0071】次に、ステップS16で、顧客情報管理装
置2の管理サーバ24が、編集内容のデータ(更新顧客
情報)に基づいて、顧客情報データベース231が記憶
する顧客情報を更新する。
【0072】なお、以上の顧客情報管理方法において、
ステップS11で、検索キーワードに該当する顧客情報
が多数表示された場合などには、さらに条件を絞り込む
ため、販売者端末3のキーボード等が検索キーワードを
追加して、この追加されたデータを顧客情報管理装置2
へ送信することができる。この場合には、WWWサーバ
22は、既に取得した顧客情報のうち、追加された検索
キーワードにも該当する顧客情報を再び取得してHTM
L変換し、これを専用画面情報として販売者端末3へ送
信する処理を行う。
【0073】また、ステップS15で、資料配付担当者
が所有する販売者端末3が、顧客を担当する新規の営業
担当者の氏名、社員番号などの販売者側情報を入力して
顧客情報管理装置2へ送信した場合には、ステップS1
6で、入力されたデータ(更新顧客情報)に基づいて、
顧客情報データベース231が記憶する顧客情報を管理
サーバ24が更新するとともに、前記顧客の顧客情報の
閲覧が許可されている販売者として、この新規の営業担
当者の情報を登録する処理を行う。これにより、前記新
規の営業担当者は、前述のステップS11において、こ
の顧客の個人プロフィールを閲覧できるようになる。
【0074】また、顧客端末4が、例えば、住宅販売施
行ディーラの企業ホームページなどにおいて、ホームペ
ージ上の入力フォームに顧客の基礎情報を入力し、通信
回線5を介して送信した場合には、顧客情報管理装置2
の管理サーバ24が、送信された基礎情報(更新顧客情
報)に基づいて、顧客情報データベース231が記憶す
る顧客情報を更新する処理を行う。
【0075】また、顧客端末4が、例えば、ホームペー
ジ上で資料請求を行ったりした場合には、「資料請求を
行った」という行動履歴情報に基づいて、管理サーバ2
4が自動的に、顧客情報データベース231が記憶する
顧客情報を更新する処理を行う。
【0076】以上のように、本実施の形態例の顧客情報
管理システム1、顧客情報管理装置2、および顧客情報
管理方法によれば、販売者端末3が、個人プロフィール
画面D上で入力した編集内容のデータを通信回線5を介
して顧客情報管理装置2へ送信し、送信された編集内容
のデータに基づいて、顧客情報データベース231が記
憶する顧客情報を管理サーバ24が更新する。
【0077】したがって、販売者は、販売者端末3を通
信回線5に接続するだけで、どこにいても、編集内容を
顧客情報管理装置2へ送信して顧客情報を更新できる。
これにより、異なる営業所に所属する営業担当者や資料
配付担当者が有する顧客情報を収集して、一つの顧客情
報データベース231にまとめることができ、顧客情報
を効率的に管理することができる。
【0078】また、WWWサーバ22は、顧客情報デー
タベース231に記憶された顧客情報を、通信回線5を
介して販売者端末3へ送信するので、販売者は、販売者
端末3を通信回線5に接続するだけで、どこにいても顧
客情報を閲覧できる。
【0079】また、一人の顧客に複数の販売者が接して
いる場合には、複数の販売者それぞれから提供される編
集内容に基づいて、顧客情報データベース231が記憶
する顧客情報が更新される。このため、販売者は販売者
端末3上で、自ら提供した顧客情報だけでなく、他の販
売者が提供した顧客情報も閲覧できる。したがって、一
人の顧客に関する情報を複数の販売者の間で共有でき、
営業活動に役立てることができる。
【0080】さらに、ステップS3・S8で認証サーバ
21により販売者を認証した後に、認証された販売者端
末3へWWWサーバ22が顧客情報を送信し、また、認
証された販売者端末3から送信された編集内容に基づい
て、顧客情報データベース231が記憶する顧客情報を
管理サーバ24が更新するので、顧客情報が不特定の他
人によって更新されたり、閲覧されたりするのを防止で
きる。
【0081】また、顧客端末4が、例えば、ホームペー
ジの入力フォーム上で入力した顧客の基礎情報などを通
信回線5を介して送信した際に、送信された基礎情報な
どに基づいて、顧客情報データベース231が記憶する
顧客情報を管理サーバ24が更新するので、自動的に顧
客情報が更新されることになる。したがって、顧客端末
4から提供された顧客情報を、販売者が販売者端末3に
より顧客情報管理装置2へ送信する手間を省略できる。
【0082】また、顧客情報はその更新履歴を含むの
で、顧客情報データベース231において、顧客の行動
履歴などの顧客自身の動向や、顧客に対する営業者の所
感、顧客への訪問履歴などの顧客の周辺環境の動向等を
管理できる。よって販売者は、これらの更新履歴を販売
者端末3上で確認して、営業活動に役立たせることがで
きる。
【0083】また、顧客情報には、その顧客を担当した
販売者の販売者側情報が含まれているので、販売者は、
販売者端末3上で、その顧客を担当した他の販売者がい
るかどうかを確認できる。したがって、他の販売者が顧
客を担当している場合に、例えば、前記顧客についての
情報を他の販売者に直接質問したりすることで、顧客に
ついてのイメージをより明確にでき、営業活動を効果的
に行うことが可能となる。
【0084】また、CSVエクスポートボタンC7・D
4をワンクリックすることで、顧客情報がCSV形式の
データとして販売者端末3へ送信されるので、顧客情報
データベース231に記憶された顧客情報を容易に販売
者端末3へ取り込んで、販売者端末3側で顧客情報を保
存できる。
【0085】また、専用画面Cや個人プロフィール画面
D上には送信ボタンC8・D5が設けられているので、
販売者端末3のマウスなどが送信ボタンC8・D5をワ
ンクリックするだけで、その顧客への電子メールデータ
を容易に作成できる。
【0086】また、販売者の認証を二回行う(ステップ
S3・S8)ので、販売者の閲覧・編集に関して二重に
防御でき、より顧客情報のセキュリティを図れる。ま
た、販売者によって閲覧・編集可能な顧客情報が制限さ
れているので、全く予期せぬ販売者によって顧客情報を
閲覧されたり編集されたりするのを防止できる。
【0087】なお、本実施の形態においては、販売者が
住宅販売施行ディーラであるものとしたが、これに限定
されるものではなく、全ての業種の販売者が、その顧客
の情報を管理するのに本発明を使用できるのは言うまで
もない。
【0088】
【発明の効果】請求項1、6、7記載の発明によれば、
異なる販売拠点に属する販売者が有する顧客情報を販売
者から収集して、一つの顧客情報データベースにまとめ
ることができ、効率的に顧客情報を管理できる。また、
顧客情報を不特定の他人によって更新されるのを防止で
きる。また、販売者はどこにいても顧客情報を閲覧でき
る。また、一人の顧客に関する情報を複数の販売者の間
で共有でき、営業活動に役立てられる。また、不特定の
他人によって顧客情報が閲覧されるのを防止できる。
【0089】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、顧客
端末から提供された更新顧客情報を、販売者が販売者端
末により顧客情報管理装置へ送信する手間を省略でき
る。
【0090】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこ
と、販売者は、顧客自身の動向や顧客の周辺環境の動向
などを販売者端末上で確認して、営業活動に役立たせる
ことができる。
【0091】請求項4記載の発明によれば、請求項1〜
3のいずれかに記載の発明と同様の効果が得られるのは
勿論のこと、販売者は、顧客を担当した他の販売者がい
るかどうかを確認できる。これにより、他の販売者に質
問したりすることで、顧客についてのイメージをより明
確にでき、営業活動をより効果的に行うことが可能とな
る。
【0092】請求項5記載の発明によれば、販売者は、
販売者端末を通信回線に接続するだけで、どこにいて
も、更新顧客情報を顧客情報管理装置2へ送信して顧客
情報を更新でき、また、顧客情報を閲覧できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態の顧客情報管理
システムを示す図である。
【図2】図1中の顧客情報管理システムによる顧客情報
管理処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1中の顧客情報管理システムによる顧客情報
管理処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】本人照会画面情報の表示例である。
【図5】基本操作画面情報の表示例である。
【図6】専用画面情報の表示例である。
【図7】個人プロフィール画面情報の表示例である。
【符号の説明】
1 顧客情報管理システム 2 顧客情報管理装置 3 販売者端末 4 顧客端末 5 通信回線 21 認証サーバ(販売者認証手段) 22 WWWサーバ(顧客情報送信手段) 24 管理サーバ24(第1の顧客情報更新手段、第
2の顧客情報更新手段) 231 顧客情報データベース 232 販売者情報データベース(認証情報データベー
ス)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客情報を管理する顧客情報管理装置で
    あって、 前記顧客情報を記憶する顧客情報データベースと、 販売者の認証情報を記憶する認証情報データベースと、 前記販売者が所有する販売者端末からのアクセスがあっ
    た場合、アクセスした前記販売者端末から送信された認
    証情報と、前記認証情報データベースに記憶された認証
    情報と、を照合して一致した場合に、販売者を認証する
    販売者認証手段と、 前記販売者認証手段により販売者を認証した際に、認証
    された前記販売者の販売者端末から通信回線を介して送
    信された更新顧客情報に基づいて、前記顧客情報データ
    ベースが記憶する顧客情報を更新する第1の顧客情報更
    新手段と、 前記販売者認証手段により販売者を認証した際に、認証
    された前記販売者の販売者端末へ、前記顧客情報データ
    ベースに記憶された顧客情報を前記通信回線を介して送
    信する顧客情報送信手段と、を備えることを特徴とする
    顧客情報管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の顧客情報管理装置におい
    て、 顧客が所有する顧客端末から通信回線を介して送信され
    た更新顧客情報に基づいて、顧客情報データベースが記
    憶する顧客情報を更新する第2の顧客情報更新手段を備
    えることを特徴とする顧客情報管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の顧客情報管理装
    置において、 顧客情報データベースが記憶する顧客情報は、この顧客
    情報の更新履歴を含むことを特徴とする顧客情報管理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の顧客情
    報管理装置において、 顧客情報データベースが記憶する顧客情報は、顧客に関
    する業務を担当した販売者の販売者側情報を含むことを
    特徴とする顧客情報管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の顧客情
    報管理装置と、販売者が所有する販売者端末とが、通信
    回線によって接続されて構成される顧客情報管理システ
    ムであって、 前記販売者端末は、前記通信回線を介して前記顧客情報
    管理装置へ更新顧客情報を送信する更新顧客情報送信手
    段と、前記顧客情報管理装置から前記通信回線を介して
    送信された顧客情報を出力する顧客情報出力手段と、を
    備えることを特徴とする顧客情報管理システム。
  6. 【請求項6】 顧客情報を管理する顧客情報管理方法で
    あって、 顧客情報を管理する顧客情報管理装置へ、販売者が所有
    する販売者端末からアクセスがあった場合、前記顧客情
    報管理装置が、アクセスした前記販売者端末から送信さ
    れた認証情報と、前記顧客情報管理装置が備える認証情
    報データベースに記憶された販売者の認証情報と、を照
    合して一致した場合に、販売者を認証するステップと、 前記顧客情報管理装置が販売者を認証した際に、前記顧
    客情報管理装置が、認証された前記販売者の販売者端末
    から通信回線を介して送信された更新顧客情報に基づい
    て、前記顧客情報管理装置が備える顧客情報データベー
    スが記憶する顧客情報を更新するステップと、 前記顧客情報管理装置が販売者を認証した際に、前記顧
    客情報管理装置が、認証された前記販売者の販売者端末
    へ、前記顧客情報データベースに記憶された顧客情報を
    前記通信回線を介して送信するステップと、を含むこと
    を特徴とする顧客情報管理方法。
  7. 【請求項7】 顧客情報を管理する、コンピュータが実
    行可能なプログラムを格納した記録媒体であって、 顧客情報を管理する顧客情報管理装置へ、販売者が所有
    する販売者端末からアクセスがあった場合、前記顧客情
    報管理装置が、アクセスした前記販売者端末から送信さ
    れた認証情報と、前記顧客情報管理装置が備える認証情
    報データベースに記憶された販売者の認証情報と、を照
    合して一致した場合に、販売者を認証するために必要な
    コンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、 前記顧客情報管理装置が販売者を認証した際に、前記顧
    客情報管理装置が、認証された前記販売者の販売者端末
    から通信回線を介して送信された更新顧客情報に基づい
    て、前記顧客情報管理装置が備える顧客情報データベー
    スが記憶する顧客情報を更新するために必要なコンピュ
    ータが読み取り可能なプログラムコードと、 前記顧客情報管理装置が販売者を認証した際に、前記顧
    客情報管理装置が、認証された前記販売者の販売者端末
    へ、前記顧客情報データベースに記憶された顧客情報を
    前記通信回線を介して送信するために必要なコンピュー
    タが読み取り可能なプログラムコードと、を含むプログ
    ラムを格納することを特徴とする記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009532814A (ja) * 2006-04-05 2009-09-10 ヴィザ インターナショナル サーヴィス アソシエイション 消費者の支払を強化する方法及びシステム
JP2009252008A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Rml Kk 営業支援システム

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