JP2002311226A - カラーフィルタの製造方法、カラーフィルタ、及び液晶素子 - Google Patents

カラーフィルタの製造方法、カラーフィルタ、及び液晶素子

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JP2002311226A
JP2002311226A JP2001116540A JP2001116540A JP2002311226A JP 2002311226 A JP2002311226 A JP 2002311226A JP 2001116540 A JP2001116540 A JP 2001116540A JP 2001116540 A JP2001116540 A JP 2001116540A JP 2002311226 A JP2002311226 A JP 2002311226A
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Katsuhiko Takano
勝彦 高野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーフィルタに識別コードを記してカラー
フィルタの製造履歴管理を行うカラーフィルタ製造ライ
ンに対しての投資を抑え、かつ効率的なカラーフィルタ
製造が可能となるカラーフィルタの製造方法、及びカラ
ーフィルタ、さらには該カラーフィルタを用いた液晶素
子を提供することを目的とする。 【解決手段】 カラーフィルタ識別コードとして、目視
読み取り可能なカラーフィルタ識別コードである目視用
コードと、コード識別装置での読み取りが可能なカラー
フィルタ識別コードである装置用コードと、を共に記
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子に利
用されるカラーフィルタの製造方法、カラーフィルタ、
及び液晶素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示素子などに利用されるカ
ラーフィルタは、カラーフィルタ毎に識別コードを付け
て集中管理装置に登録すると共に、各工程におけるカラ
ーフィルタ個々の製造履歴と検査履歴を集中管理装置に
記憶させる事によりカラーフィルタの製造履歴管理を行
なっていた。このようなカラーフィルタ及び管理システ
ムは、例えば特開平9−105895号公報、特開平1
1−101907号公報、特開平11−133225号
公報などに公開されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カラーフィルタ識別コードはバーコードや2次元コード
といった自動識別コードで形成されていた。
【0004】自動識別コードを使用した方式は、全自動
化された製造・検査ラインを敷いた製造工場では、製造
装置毎や検査装置毎に自動識別コードを読み取るコード
識別装置を設置し、自動的にカラーフィルタ識別コード
を読み取り、カラーフィルタ識別コードに結びつけて製
造履歴と検査履歴を集中管理装置に記憶させる事ができ
る為、オペレーターの手を煩わす事も無く製造履歴管理
が可能である。しかし、その反面、コード識別装置を全
ての製造装置及び検査装置に設置しなければならず、設
備投資が膨らむことになり、また、カラーフィルタ基板
を製造ラインから抜き取ってしまった場合、基板の特定
が目視ではできないという課題が有った。さらに、ユー
ザーからの緊急の問い合わせに対しても、基板の特定が
しずらい為に基板ごとの詳細な調査を行なうことが困難
という問題も有していた。
【0005】一方、カラーフィルタ識別コードを目視読
み取り可能な英数字で形成した場合には、コード識別装
置への投資が不要であるとともにオペレーターが目視で
基板の識別ができる為、何処ででもカラーフィルタの識
別が可能である反面、製造工程でカラーフィルタ個々の
製造履歴と検査履歴を集中管理装置に記憶させる際に、
オペレーターがホストコンピュータに識別コードを入力
しなければカラーフィルタの製造履歴管理ができず、非
効率的であるという問題を有していた。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、カラーフィルタに識別コードを記してカ
ラーフィルタの製造履歴管理を行うカラーフィルタ製造
ラインに対しての投資を抑え、かつ効率的なカラーフィ
ルタ製造が可能となるカラーフィルタの製造方法、及び
カラーフィルタ、さらには該カラーフィルタを用いた液
晶素子を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、透明基板上の、遮光層及び
複数色の着色層を少なくとも形成して表示に使用する表
示領域以外の所定の位置に、個々のカラーフィルタを識
別するためのカラーフィルタ識別コードを記し、その後
の製造工程及び検査工程において、個々のカラーフィル
タの製造履歴及び検査履歴と、前記カラーフィルタ識別
コードと、を対応させて集中管理装置に記憶させる事に
よりカラーフィルタの製造履歴及び検査履歴の管理を行
うカラーフィルタの製造方法であって、前記カラーフィ
ルタ識別コードとして、目視読み取り可能なカラーフィ
ルタ識別コードである目視用コードと、コード識別装置
での読み取りが可能なカラーフィルタ識別コードである
装置用コードと、を共に記すことを特徴とする。
【0008】上記課題を解決するための請求項2に記載
の発明は、前記表示領域を複数有し、カラーフィルタを
多面取りする透明基板上の前記表示領域以外の所定の位
置に、多面取りする個々のカラーフィルタを識別するた
めのカラーフィルタ識別コードを記し、その後の製造工
程及び検査工程において、個々のカラーフィルタの製造
履歴及び検査履歴と、前記カラーフィルタ識別コード
と、を対応させて集中管理装置に記憶させる事によりカ
ラーフィルタの製造履歴及び検査履歴の管理を行うカラ
ーフィルタの製造方法であって、前記カラーフィルタ識
別コードとして、目視読み取り可能なカラーフィルタ識
別コードである目視用コードと、コード識別装置での読
み取りが可能なカラーフィルタ識別コードである装置用
コードと、を共に記すことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のカラーフィルタの製造方法において、前記目視
用コードとして英数字を用い、前記装置用コードとして
2次元コードを用いたことを好ましい態様として含むも
のである。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1から3
のうちのいずれか1項に記載のカラーフィルタの製造方
法において、遮光層を形成する工程において、遮光層と
同じ材料を用いて前記カラーフィルタ識別コードを記す
領域を形成し、該領域の所定の部分の前記材料を、後の
工程において除去することによって前記カラーフィルタ
識別コードを記すことを好ましい態様として含むもので
ある。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1から4
のうちのいずれか1項に記載のカラーフィルタの製造方
法において、前記検査工程における検査履歴と、前記カ
ラーフィルタ識別コードとを対応させて前記集中管理装
置に記憶させる方法が、自動検査装置での検査結果に対
応させて前記カラーフィルタ識別コードを前記集中管理
装置に記憶させる工程においては、前記カラーフィルタ
識別コードをコード識別装置を用いて読み取り、コード
識別装置を備えていない検査装置での検査結果に対応さ
せて前記カラーフィルタ識別コードを前記集中管理装置
に記憶させる工程においては、前記カラーフィルタ識別
コードを目視によって読み取り、夫々の検査履歴と対応
させて前記集中管理装置に記憶させることを好ましい態
様として含むものである。
【0012】上記課題を解決するための請求項6に記載
の発明は、透明基板上の、遮光層及び複数色の着色層を
少なくとも形成して表示に使用する表示領域以外の所定
の位置に、個々のカラーフィルタを識別するためのカラ
ーフィルタ識別コードが記されたカラーフィルタにおい
て、前記カラーフィルタ識別コードとして、目視読み取
り可能なカラーフィルタ識別コードである目視用コード
と、コード識別装置での読み取りが可能なカラーフィル
タ識別コードである装置用コードと、が共に記されてい
ることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
のカラーフィルタにおいて、前記目視用コードとして英
数字が記され、前記装置用コードとして2次元コードが
記されていることを好ましい態様として含むものであ
る。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項6又は7
に記載のカラーフィルタにおいて、前記カラーフィルタ
識別コードは、前記遮光層と同じ材料を用いて記されて
いることを好ましい態様として含むものである。
【0015】上記課題を解決するための請求項9に記載
の発明は、前記表示領域を複数有し、カラーフィルタを
多面取りする透明基板上の前記表示領域以外の所定の位
置に、多面取りする個々のカラーフィルタを識別するた
めのカラーフィルタ識別コードが記されたカラーフィル
タにおいて、前記カラーフィルタ識別コードとして、多
面取りするカラーフィルタのそれぞれに対応する、前記
目視用コード及び前記装置用コードが共に記されている
ことを特徴とする。
【0016】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載のカラーフィルタにおいて、前記目視用コードとして
英数字が記され、前記装置用コードとして2次元コード
が記されていることを好ましい態様として含むものであ
る。
【0017】請求項11に記載の発明は、請求項9又は
10に記載のカラーフィルタにおいて、前記カラーフィ
ルタ識別コードは、前記遮光層と同じ材料を用いて記さ
れていることを好ましい態様として含むものである。
【0018】請求項12に記載の発明は、一対の基板間
に液晶を挟持して成る液晶素子であって、一方の基板
が、請求項6から11のうちのいずれか1項に記載のカ
ラーフィルタであることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】(カラーフィルタの製造方法)ま
ず、図1を参照しながら、本発明のカラーフィルタの製
造方法を説明する。図1は本発明によるカラーフィルタ
の製造方法の一例の工程フローチャートである。最初に
基板として提供されるワークは、太矢印に沿って流れ、
加工及び自動検査をされる。基本的に自動検査は、図1
に示すように全数検査であるが、時間のかかる検査は全
数検査は不可能であるので、抜き取りで行われる。この
抜き取りのワークの流れは細矢印で示した。図1中で、
ITOはインジウム チン オキサイドの略である。
【0020】まずコード印字工程において、本発明に特
徴的な、目視読み取り可能なカラーフィルタ識別コード
である目視用コードと、コード識別装置での読み取りが
可能なカラーフィルタ識別コードである装置用コードと
を、透明基板上の表示領域以外の所定の位置に記してお
く。
【0021】なお、本発明において所定の位置とは、製
造ラインを組む最初の段階で位置を決めたら、その後は
その位置に記すという意味であり、最初にどの位置にす
るかは、識別装置の配置等を考慮し、適宜決めれば良
い。
【0022】このようにカラーフィルタ識別コードを記
しておけば、全数に対する大量処理を行う工程において
カラーフィルタ識別コードを読み取る際にはコード識別
装置によって装置用コードを自動で読み取ることがで
き、抜き取り検査のように少数処理のみで良い工程にお
いては手持ちのコード識別装置を用いたり、目視によっ
たりしてカラーフィルタ識別コードを読み取ることがで
きる。このため、前記のような手持ちのコード識別装置
などがない場合にも、これを新たに購入する必要がな
く、カラーフィルタ製造ラインに対しての投資を抑えら
れる。
【0023】例えば、各加工プロセス及び各自動検査装
置にはベリコードリーダー等のコード識別装置を備えて
おき、光学的にカラーフィルタ識別コードを自動で読み
取らせて、カラーフィルタ1面毎の情報として製造履歴
及び検査履歴の情報をホストコンピュータを通して集中
管理装置に記憶させる。また、抜き取り検査において
は、カラーフィルタ識別コードとして目視読み取りが可
能な目視用コードをも記してあるため、オペレーターが
この目視用コードを読みとり、検査結果と共にカラーフ
ィルタ識別コードをキーボード等の既存の入力手段によ
ってホストコンピュータに入力し集中管理装置に保存す
る事ができる。抜き取り検査において、各検査装置に手
持ちのコード識別装置等を備えることもできるが、新た
にこのような装置を導入すれば、製造ラインに対する投
資が膨らむことになり、この点でも本発明は優れてい
る。
【0024】透明基板上には、図4に示すように表示領
域を複数形成し、多面取りでカラーフィルタを製造する
ことが、低コスト化のために好ましい。この際には、カ
ラーフィルタ識別コードは、多面取りするカラーフィル
タの夫々に1対1に対応するコードを個別に記すことが
好ましい。このような構成によれば、後で個々のカラー
フィルタを切り離してしまった後にも、個別に識別が可
能となる。
【0025】また、目視用コードとして英数字を用い、
装置用コードとして2次元コードを用いることが好まし
い。
【0026】このような目視用コードは、書き込みが容
易であり、視認性も良く、万国共通に認識されるもので
ある。また、装置用コードが2次元コードであれば、記
載面積を小さくできる。しかしながら、本発明における
目視用コードは、目視による読み取りが可能であればと
くに限定されない。例えば、○や△のような記号などで
も構わない。また、装置用コードも、2次元コードに限
らず、バーコードでも構わない。なお、2次元コードと
しては、ベリコードやデータコード、QRコード、CP
コード等のコードが使用可能である。
【0027】ワークにカラーフィルタ識別コードを記す
方法としては、遮光層を形成する工程において、遮光層
と同じ材料を用いて前記カラーフィルタ識別コードを記
す領域を形成し、その領域の所定の部分の遮光層の材料
を、後の工程において除去することによって記すことが
好ましい。そのため、図1に示すように加工プロセスの
最初に基板上に遮光層形成を行うことが好ましい。
【0028】このようにしてカラーフィルタ識別コード
を形成すれば、別の材料を用いて記すよりも、工程が少
なくて済む。さらに、遮光層の材料の除去をレーザを用
いて行えば、高速な除去が可能であり、カラーフィルタ
識別コードの形成が短時間で行えることにもなる。
【0029】さらに本発明においては、検査工程におけ
る検査履歴と、カラーフィルタ識別コードとを対応させ
て集中管理装置に記憶させる方法が、自動検査装置での
検査結果に対応させてカラーフィルタ識別コードを集中
管理装置に記憶させる工程においては、カラーフィルタ
識別コードをコード識別装置を用いて読み取り、コード
識別装置を備えていない検査装置での検査結果に対応さ
せてカラーフィルタ識別コードを集中管理装置に記憶さ
せる工程においては、カラーフィルタ識別コードを目視
によって読み取り、夫々の検査履歴と対応させて集中管
理装置に記憶させることが好ましい。
【0030】このようにすれば、カラーフィルタ製造ラ
インに対する投資を抑えて、検査履歴とカラーフィルタ
識別コードとを最大限効率的に集中管理装置に記憶させ
ることができる。
【0031】なお、図1に示した各加工プロセス及び各
検査装置と、ホストコンピュータ、集中管理装置との接
続形態は一例にすぎず、本発明はこの形態には限定され
ない。製造履歴や検査履歴と、上記のようにして読み取
ったカラーフィルタ識別コードとを対応させて集中管理
装置に効率的に記憶させることのできる接続形態であれ
ば良い。
【0032】次に、本発明のカラーフィルタの製造方法
の一例を、図1の工程フローチャートに沿って詳細に説
明する。
【0033】使用する透明基板には、通常カラーフィル
タ用として販売されている無アルカリ硝子基板であれば
全て使用可能である。
【0034】先ず、通常行われている方法によりCr膜
による遮光層パターンを図4に示すように4面取り分形
成し、それと同時に、表示領域以外の所定の位置に定め
られたカラーフィルタ識別コードを記す領域(図4の符
号3で示した領域)を、Crで塗りつぶしておく。
【0035】次に、カラーフィルタ識別コードを記す領
域を塗りつぶしたCrの一部をレーザービーム照射によ
り除去し、各カラーフィルタ毎に1対1に対応したカラ
ーフィルタ識別コードを、図3に示したような形態で英
数字とベリコードで形成する。また、このカラーフィル
タ識別コード形成とともに、製造履歴(製造装置のモニ
ター情報、通過時刻など)をホストコンピュータに入力
し、集中管理装置に記憶させる。
【0036】上記の実施形態では、カラーフィルタ識別
コードをCr膜によって形成したが、これに限らず黒色
顔料を添加した樹脂膜での形成も可能である。また、上
記実施形態では、カラーフィルタ識別コードの印字は遮
光層のパターニング後に行ったが、これに限らず遮光層
のパターニング前にレーザー描画によりレジスト露光を
行い、遮光層の現像と同時に識別コードを形成すること
も可能である。
【0037】次に、ワークにカラーフィルタの着色層を
形成する。着色層の形成は、顔料分散、フィルム転写、
電着、インクジェット法等現在知られているどの方式で
も対応可能である。尚、この工程での製造履歴も、コー
ド識別装置によってカラーフィルタ識別コードを読み取
り、これらを対応させてホストコンピュータを通して集
中管理装置に記録しておく。
【0038】着色層を赤色(R)、青色(B)、緑色
(G)3色形成した後、色ムラ検査、欠陥検査等の自動
検査及び膜厚、色度等の抜き取り検査を実施する。自動
検査装置にはコード識別装置を備え、検査結果はカラー
フィルタ識別コードに対応させて集中管理装置に記録す
る。抜き取り検査装置(色度測定、膜厚測定器)での検
査工程においては、手持ちのコード識別装置等がない場
合には、オペレーターがカラーフィルタに印字されてい
る英数字によるカラーフィルタ識別コードを目視で読み
取り、検査結果と共にホストコンピュータにキーボード
などで入力し、集中管理装置に記録する。
【0039】次に、保護膜、ITOを通常の方法で形成
後、自動欠陥検査及び抜き取り検査(シート抵抗、色度
測定等)を行い、前述したように各種情報(カラーフィ
ルタ識別コード、製造履歴、検査履歴等)をホストコン
ピュータに入力する。この工程でも、全数処理の装置で
はコード識別装置によってカラーフィルタ識別コードを
読み取り、抜き取り検査においては手持ちのコード識別
装置等がない場合には、オペレーターがカラーフィルタ
に印字されている英数字によるカラーフィルタ識別コー
ドを目視で読みとり検査結果と共にホストコンピュータ
に入力し、集中管理装置に記録する。
【0040】引き続き、スクライブ工程、出荷洗浄を経
た後、自動欠陥検査及び抜き取り検査(出荷検査)を行
った後、前と同様な方法で各種情報(カラーフィルタ識
別コード、製造履歴、検査履歴等)をホストコンピュー
タに入力する。この工程では、基板をスクライブ工程で
4分割してしまっても、各カラーフィルタ毎に2次元コ
ードと英数字が印字してあるため、自動欠陥検査や出荷
検査時にカラーフィルタのカラーフィルタ識別コードが
確認できる。従って、4分割されたカラーフィルタ毎の
カラーフィルタ識別コードによって製造履歴や検査履歴
をホストコンピュータに入力し管理する事が出来る。
【0041】また、カラーフィルタ基板に形成された複
数面のうちの、ある面が不合格となっている基板が流れ
てくる場合もあるが、本発明においては、前工程の検査
結果をカラーフィルタ識別コードを使って参照し、後工
程検査を行なうか否か判断することが出来る。すなわ
ち、すでに前工程検査で不合格と判定された面を有する
カラーフィルタ基板は、次工程検査から不合格面の検査
を省略することが可能である。
【0042】(カラーフィルタ)次に、本発明のカラー
フィルタの具体的な実施の形態を図面を参照しながら説
明する。
【0043】図2は本発明によるカラーフィルタの一実
施形態を示す概略図である。図2において、1は透明基
板、2は表示領域、3は本発明に特徴的な態様で形成さ
れたカラーフィルタ識別コードである。図3は、この本
発明によるカラーフィルタ識別コードの模式図であり、
図2のカラーフィルタ識別コード3の拡大図も兼ねる。
図3において、4の部分は装置用コード、5の部分が目
視用コードである。
【0044】透明基板1上の表示領域2には、遮光層や
着色層などが形成されており、表示領域2以外の領域
に、コード識別装置での読み取りが可能なカラーフィル
タ識別コードである装置用コード4として自動識別コー
ドであるベリコードが、目視読み取り可能なカラーフィ
ルタ識別コードである目視用コード5として英数字によ
るコードが、遮光層と同じ材料を用いて記されている。
【0045】図4は、本発明によるカラーフィルタの他
の実施形態を示す概略図である。この形態においては、
透明基板1上に4つの表示領域2が形成されており、こ
れらを切り離すことで複数のカラーフィルタを製造する
ことができる。これら4つの表示領域2の周縁部の所定
の位置に、多面取りするカラーフィルタの夫々に対応す
る、ベリコードと英数字によるカラーフィルタ識別コー
ド3が、遮光層と同じ材料を用いて記されている。
【0046】このように、目視用コードと装置用コード
とが記されていることによって、カラーフィルタに何ら
かの問題が生じた時等、カラーフィルタ識別コードの参
照が必要となったときに、コード識別装置がある時には
それを用いて速やかにカラーフィルタ識別コードの参照
ができ、コード識別装置がない時にも目視によってカラ
ーフィルタ識別コードの参照ができる。これによって例
えば、カラーフィルタがメーカ側にある場合にはコード
識別装置を用いてカラーフィルタ識別コードを参照で
き、カラーフィルタが既に客側に渡っている場合におい
ても、客側で目視によってカラーフィルタ識別コードを
読み取り、電話や電子メールなどによってカラーフィル
タ識別コードをメーカ側に伝えることができ、メーカは
問題の原因究明などの対応を迅速に行うことが可能とな
る。
【0047】ここで、目視用コードは上記のように英数
字によって記すことが、視認性や、書き込みの容易性、
万国共通性などから好ましい形態であるが、本発明にお
ける目視用コードは、目視による読み取りが可能であれ
ばとくに限定されない。例えば、○や△のような記号な
どでも構わない。また、装置用コードも、2次元コード
が記載面積を小さくできること等から好ましいが、これ
に限らず、バーコードでも構わない。2次元コードとし
ては、例えばベリコードやデータコード、QRコード、
CPコード等のコードが使用可能である。
【0048】さらに、このようなカラーフィルタ識別コ
ードが遮光層と同じ材料を用いて記されていることで、
製造工程を増やすことなく、このようなカラーフィルタ
を価格の上昇を抑えて提供することができる。
【0049】また、さらに図4に示した多面取りする形
態によれば、生産効率の向上によって、このようなカラ
ーフィルタがより低価格で得られることになり好まし
い。
【0050】さらに好ましくは、カラーフィルタ識別コ
ードは、カラーフィルタを液晶素子に組み付けた後にも
見やすい位置に記すことである。これにより、最終製品
段階において問題が発生しても、その時点で容易にカラ
ーフィルタ識別コードを読み取ることができる。
【0051】(液晶素子)図5に本発明の液晶素子の一
実施形態の断面模式図を示す。本実施の形態は、上記本
発明の製造方法によって作製されたカラーフィルタを用
いて、TFT(薄膜トランジスタ)型カラー液晶素子を
構成した例である。図中、31は透明基板、32は遮光
層、33は着色部、34は保護層、35は透明導電膜、
36及び39は配向膜、37は対向基板、38は画素電
極、40は液晶である。部材31、32、33、34、
35、36の組み合わせである30がカラーフィルタに
対応する。
【0052】カラー液晶素子は、一般的にカラーフィル
タ30側の透明基板31と、対向基板37とを合わせ込
み、液晶40を封入することにより形成される。液晶素
子の一方の基板、図5においては対向基板37の内側
に、TFT(不図示)と画素電極38がマトリクス状に
形成されている。また、カラーフィルタ30側の基板3
1の内側には、画素電極38に対向する位置に、R、
G、Bが配列するように、カラーフィルタ30の着色部
33が形成され、その上に透明な共通電極である透明導
電膜35が形成される。遮光層32は、通常カラーフィ
ルタ30側に形成されるが、ブラックマトリクス オン
アレイタイプの液晶素子など、対向基板37側に形成
される場合もある。さらに、両基板の内側には配向膜3
6、39が形成されており、液晶分子を一定方向に配列
させている。これらの基板は、スペーサー(不図示)を
介して対向配置され、シール材(不図示)によって貼り
合わされ、その間隙に液晶40が充填される。
【0053】上記液晶素子は、透過型の場合には、基板
37及び画素電極38を透明素材で形成し、夫々の基板
の外側に偏光板を接着し、一般的に蛍光灯と散乱板とを
組み合わせたバックライトを用い、液晶化合物をバック
ライトの光の透過率を変化させる光シャッターとして機
能させることにより表示を行う。また、反射型の場合に
は、基板37或いは画素電極38を反射機能を備えた素
材で形成するか、或いは、基板37上に反射層を設け、
カラーフィルタ30の外側に偏光板を設け、カラーフィ
ルタ30側から入射した光を反射して表示を行う。
【0054】また、本発明の液晶素子においては、カラ
ーフィルタ以外の部材については従来の技術をそのまま
用いることができることは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、カラ
ーフィルタに識別コードを記してカラーフィルタの製造
履歴管理を行うカラーフィルタ製造ラインに対しての投
資を抑え、かつ効率的なカラーフィルタ製造が可能とな
るカラーフィルタの製造方法、及びカラーフィルタ、さ
らには該カラーフィルタを用いた液晶素子を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカラーフィルタの製造方法の一例
の工程フローチャートである。
【図2】本発明によるカラーフィルタの一実施形態を示
す概略図である。
【図3】本発明によるカラーフィルタ識別コードの模式
図である。
【図4】本発明によるカラーフィルタの他の実施形態を
示す概略図である。
【図5】本発明による液晶素子の一実施形態の断面模式
図である。
【符号の説明】
1 透明基板 2 表示領域 3 カラーフィルタ識別コード 4 装置用コード 5 目視用コード 30 カラーフィルタ 31 透明基板 32 遮光層 33 着色部 34 保護層 35 透明導電膜 36,39 配向膜 37 対向基板 38 画素電極 40 液晶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H048 BA02 BA11 BA12 BA45 BA55 BA62 BA64 BB01 BB02 BB42 2H091 FA02Y FA35Y FC01 FC16 FC30 LA12 LA30

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上の、遮光層及び複数色の着色
    層を少なくとも形成して表示に使用する表示領域以外の
    領域の所定の位置に、個々のカラーフィルタを識別する
    ためのカラーフィルタ識別コードを記し、その後の製造
    工程及び検査工程において、個々のカラーフィルタの製
    造履歴及び検査履歴と、前記カラーフィルタ識別コード
    と、を対応させて集中管理装置に記憶させる事によりカ
    ラーフィルタの製造履歴及び検査履歴の管理を行うカラ
    ーフィルタの製造方法であって、前記カラーフィルタ識
    別コードとして、目視読み取り可能なカラーフィルタ識
    別コードである目視用コードと、コード識別装置での読
    み取りが可能なカラーフィルタ識別コードである装置用
    コードと、を共に記すことを特徴とするカラーフィルタ
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記表示領域を複数有し、カラーフィル
    タを多面取りする透明基板上の前記表示領域以外の所定
    の位置に、多面取りする個々のカラーフィルタを識別す
    るためのカラーフィルタ識別コードを記し、その後の製
    造工程及び検査工程において、個々のカラーフィルタの
    製造履歴及び検査履歴と、前記カラーフィルタ識別コー
    ドと、を対応させて集中管理装置に記憶させる事により
    カラーフィルタの製造履歴及び検査履歴の管理を行うカ
    ラーフィルタの製造方法であって、前記カラーフィルタ
    識別コードとして、目視読み取り可能なカラーフィルタ
    識別コードである目視用コードと、コード識別装置での
    読み取りが可能なカラーフィルタ識別コードである装置
    用コードと、を共に記すことを特徴とするカラーフィル
    タの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記目視用コードとして英数字を用い、
    前記装置用コードとして2次元コードを用いたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載のカラーフィルタの製造
    方法。
  4. 【請求項4】 遮光層を形成する工程において、遮光層
    と同じ材料を用いて前記カラーフィルタ識別コードを記
    す領域を形成し、該領域の所定の部分の前記材料を、後
    の工程において除去することによって前記カラーフィル
    タ識別コードを記すことを特徴とする請求項1から3の
    うちのいずれか1項に記載のカラーフィルタの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記検査工程における検査履歴と、前記
    カラーフィルタ識別コードとを対応させて前記集中管理
    装置に記憶させる方法が、自動検査装置での検査結果に
    対応させて前記カラーフィルタ識別コードを前記集中管
    理装置に記憶させる工程においては、前記カラーフィル
    タ識別コードをコード識別装置を用いて読み取り、コー
    ド識別装置を備えていない検査装置での検査結果に対応
    させて前記カラーフィルタ識別コードを前記集中管理装
    置に記憶させる工程においては、前記カラーフィルタ識
    別コードを目視によって読み取り、夫々の検査履歴と対
    応させて前記集中管理装置に記憶させることを特徴とす
    る請求項1から4のうちのいずれか1項に記載のカラー
    フィルタの製造方法。
  6. 【請求項6】 透明基板上の、遮光層及び複数色の着色
    層を少なくとも形成して表示に使用する表示領域以外の
    領域の所定の位置に、個々のカラーフィルタを識別する
    ためのカラーフィルタ識別コードが記されたカラーフィ
    ルタにおいて、前記カラーフィルタ識別コードとして、
    目視読み取り可能なカラーフィルタ識別コードである目
    視用コードと、コード識別装置での読み取りが可能なカ
    ラーフィルタ識別コードである装置用コードと、が共に
    記されていることを特徴とするカラーフィルタ。
  7. 【請求項7】 前記目視用コードとして英数字が記さ
    れ、前記装置用コードとして2次元コードが記されてい
    ることを特徴とする請求項6に記載のカラーフィルタ。
  8. 【請求項8】 前記カラーフィルタ識別コードは、前記
    遮光層と同じ材料を用いて記されていることを特徴とす
    る請求項6又は7に記載のカラーフィルタ。
  9. 【請求項9】 前記表示領域を複数有し、カラーフィル
    タを多面取りする透明基板上の前記表示領域以外の所定
    の位置に、多面取りする個々のカラーフィルタを識別す
    るためのカラーフィルタ識別コードが記されたカラーフ
    ィルタにおいて、前記カラーフィルタ識別コードとし
    て、多面取りするカラーフィルタのそれぞれに対応す
    る、前記目視用コード及び前記装置用コードが共に記さ
    れていることを特徴とするカラーフィルタ。
  10. 【請求項10】 前記目視用コードとして英数字が記さ
    れ、前記装置用コードとして2次元コードが記されてい
    ることを特徴とする請求項9に記載のカラーフィルタ。
  11. 【請求項11】 前記カラーフィルタ識別コードは、前
    記遮光層と同じ材料を用いて記されていることを特徴と
    する請求項9又は10に記載のカラーフィルタ。
  12. 【請求項12】 一対の基板間に液晶を挟持して成る液
    晶素子であって、一方の基板が、請求項6から11のう
    ちのいずれか1項に記載のカラーフィルタであることを
    特徴とする液晶素子。
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