JP2002310772A - 多機能型ガスカウンタおよび多機能型ガスメータ - Google Patents

多機能型ガスカウンタおよび多機能型ガスメータ

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JP2002310772A JP2001154733A JP2001154733A JP2002310772A JP 2002310772 A JP2002310772 A JP 2002310772A JP 2001154733 A JP2001154733 A JP 2001154733A JP 2001154733 A JP2001154733 A JP 2001154733A JP 2002310772 A JP2002310772 A JP 2002310772A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床暖房装置やガスファンヒータによるガス使
用量の積算値をカウント可能な多機能型ガスメータを提
案すること。 【解決手段】 多機能型ガスメータ1は、多機能型ガス
メータ本体2と表示器3を有している。多機能型ガスメ
ータ本体2は、電子式のガス流量積算値カウンタとし
て、通常積算値カウンタ23の他に、特定器具積算値カ
ウンタ20と、長時間積算値カウンタ25、大流量積算
値カウンタ26、指定時間積算値カウンタ27および指
定温度時積算値カウンタ28を備えている。特定器具積
算値カウンタ20により、ガス使用量が最初に多く、時
間経過に伴って段階的に減少していくような床暖房装置
やガスファンヒータでのガス使用量の積算値を算出で
き、これらの積算値に基づき、特定のガス器具によるガ
ス使用料の値引き、特定時間帯におけるガス料金の割引
等といった課金システムを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスメータから供
給されるガス流量に基づき各種の積算値を算出可能な多
機能型ガスカウンタに関するものである。また、本発明
は、このような多機能型ガスカウンタを備えた多機能型
ガスメータ、表示装置、および伝送装置に関するもので
ある。さらに、本発明は、このような多機能型ガスカウ
ンタを備えたセンタ局が通信回線を介してガスメータに
接続された構成の多機能型ガスメータシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なガスメータは、住宅等のガス供
給管を流れるガス流量を検出する流量検出部と、この流
量検出部の検出出力に基づきガス流量を計量する計量部
と、計量されたガス流量の積算値をカウントする機械式
および電子式の積算値カウンタと、ガス流量積算値を表
示する表示部を備えている。ガス使用料は、定期的に、
ガス流量積算値に、単位ガス流量当たりの料金を掛け合
わせることにより算出され、各消費者に請求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ガス会社にと
っては、ガスの売上を伸ばしたり、あるいは、特定のガ
ス器具の拡販を図る方法として、ガス使用料として特別
な料金設定システムを採用することが考えられる。
【0004】例えば、ガス使用量の多い消費者には割引
料金を適用して、ガス消費の促進を図ったり、拡販対象
のガス器具、例えばガスファンヒータが使用されている
場合には、使用ガス料金を値引く等の方法が考えられ
る。
【0005】また、床暖房装置やGHP(ガスヒートポ
ンプ)等が使用される場合のガス料金を値引きして、そ
の普及を図ることにより、年間を通じてガス使用量の均
一化を図り、全体としてのガス使用量を多くすることに
より、配送コスト等の低減化も実現できるものと考えら
れる。
【0006】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
ガス料金の設定を多様化できるようにするために、通常
のガス流量の積算値以外のガス流量の積算値、特に、床
暖房装置やガスファンヒータ等のように、使用開始時に
はガス流量が多く、その後はガス流量が低下するような
ガス器具によるガス使用量の積算値をカウント可能な多
機能型ガスカウンタを提案することにある。
【0007】また、本発明の課題は、このような多機能
型ガスカウンタを備えた多機能型ガスメータ、表示装置
および伝送装置を提案することにある。
【0008】さらに、本発明の課題は、このような多機
能型ガスカウンタを備えたセンタ局と、通信回線を介し
て当該センタ局に接続されたガスメータとを有する多機
能型ガスメータシステムを提案することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、ガスメータから供給されるガス流量に
基づき、カウント動作を行う複数の電子式の積算値カウ
ンタを有する多機能型ガスカウンタであって、前記積算
値カウンタの一つとして特定器具積算値カウンタを備え
ており、この特定器具積算値カウンタは、ガス流量が第
1の流量以上の状態で第1の時間幅以上に亘り、しかる
後に、前記第1の流量よりも少ない第2の流量以上の状
態で前記第1の時間幅よりも長い第2の時間幅以上に亘
った場合において、前記第1の流量に達した時点から前
記第2の流量を下回った時点までのガス流量の積算値で
ある特定器具積算値をカウントすることを特徴としてい
る。
【0010】ここで、前記積算値カウンタには、長時間
積算値カウンタと、大流量積算値カウンタと、指定時間
積算値カウンタと、指定温度時積算値カウンタのうちの
少なくとも一つが含まれていることが望ましい。
【0011】前記長時間積算値カウンタは、ガス流量が
所定流量以上で、所定時間以上にわたる場合における当
該ガス流量の積算値である長時間積算値をカウントする
ためのものである。また、前記大流量積算値カウンタ
は、ガス流量が所定流量以上の場合における当該ガス流
量の積算値である大流量積算値をカウントするためのも
のである。さらに、前記指定時間積算値カウンタは、指
定された時間におけるガス流量の積算値である指定時間
積算値をカウントするためのものである。前記指定温度
時積算値カウンタは、指定された温度におけるガス流量
の積算値である指定温度時積算値をカウントするための
ものである。
【0012】本発明の多機能型ガスカウンタは、更に、
前記積算値カウンタによる積算値を表示するための積算
値表示部と、この積算値表示部に表示される積算値の種
類を切り換える表示切り換え用ボタンとを備えているこ
とが望ましい。
【0013】また、前記積算値カウンタによる積算値
を、通信回線を介して送信するための通信部を有してい
ることが望ましい。通信回線として配線工事などが不要
な無線通信回線を利用することができる。
【0014】本発明の多機能型ガスカウンタをガスメー
タに内蔵することにより、多機能型ガスメータを構成す
ることができる。この多機能型ガスメータは、ガス流量
を計量する計量部と、計量されたガス流量の積算値をカ
ウントする通常積算値カウンタと、上記構成の多機能型
ガスカウンタとを有する構成とされる。
【0015】この場合においても、前記積算値カウンタ
による積算値を表示するための表示器を有し、この表示
器が、積算値表示部と、この積算値表示部に表示される
積算値の種類を切り換える表示切り換え用ボタンとを備
えた構成とすることが望ましい。
【0016】また、前記積算値カウンタによる積算値を
通信回線を介して送信するための通信部を有しているこ
とが望ましい。この通信部を、無線通信回線を介して積
算値を送信する無線通信部とすることができる。
【0017】また、本発明の多機能型ガスカウンタを、
ガスメータの計測値を表示するための表示装置に内蔵す
ることもできる。
【0018】さらに、本発明の多機能型ガスカウンタ
を、ガスメータによって計量されたガス流量を通信回線
を介して送信するために用いる伝送装置に内蔵すること
もできる。
【0019】この場合、ガスメータとの間の通信を無線
通信により行うように構成することができる。すなわ
ち、ガスの消費場所に設置される多機能型ガスメータシ
ステムとして、ガス流量を計量する計量部および計量さ
れたガス流量の積算値をカウントする通常積算値カウン
タを備えたガスメータと、このガスメータで計量された
ガス流量などを通信回線を介してセンタ装置に送信する
伝送装置とを有し、前記ガスメータおよび前記伝送装置
のうちの一方を、上記構成の多機能型ガスカウンタを備
えた構成のものを採用した場合において、前記ガスメー
タと前記伝送装置の間の通信を無線通信により行うこと
ができる。
【0020】この場合において、前記ガスメータに接続
されていると共に前記多機能型ガスカウンタを内蔵した
無線機と、前記伝送装置に接続されている無線機とを備
え、これらの無線機の間で無線通信を行うように構成す
ることができる。
【0021】逆に、前記伝送装置に接続されていると共
に前記多機能型ガスカウンタを内蔵した無線機と、前記
ガスメータに接続されている無線機とを備え、これらの
無線機の間で無線通信を行うように構成することもでき
る。
【0022】また、かかる多機能型ガスカウンタ内蔵無
線機は、前記積算値カウンタによる積算値を表示するた
めの表示器を有し、この表示器は、積算値表示部と、こ
の積算値表示部に表示される積算値の種類を切り換える
表示切り換え用ボタンとを備えた構成とすることが望ま
しい。
【0023】一方、本発明の多機能型ガスカウンタを、
ガス流量を計量する計量部および計量されたガス流量の
積算値をカウントする通常積算値カウンタを備えたガス
メータと、このガスメータに対して通信回線を介して接
続されているセンタ装置とを有する構成のガスメータシ
ステムにおけるセンタ局の側に配置することもできる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用した多機能型ガスカウンタを備えた多機能型ガス
メータを詳細に説明する。
【0025】(多機能型ガスメータ)図1は、本発明を
適用した多機能型ガスメータのシステム構成図である。
本例の多機能型ガスメータシステム1は、多機能型ガス
メータ本体2と、ここに接続されている外付けの表示器
3から構成されており、これらの間で電文通信が行われ
る。多機能型ガスメータ本体2には、複数の電子式の積
算値カウンタが内蔵されている。表示器3は、必要に応
じて多機能型ガスメータ本体2の各積算値カウンタによ
る積算値を呼び出して、表示可能となっている。
【0026】表示器3の取り付け場所は、図2(a)に
示すように、多機能型ガスメータ本体2から離れた場
所、例えば、住宅の壁等とすることができる。あるい
は、図2(b)に示すように、表示器3を多機能型ガス
メータ本体2の前面に直接取り付けることもできる。
【0027】図3は、本例の多機能型ガスメータシステ
ム1における多機能型ガスメータ本体2および表示器3
の内部構成を示す概略ブロック図である。この図に示す
ように、多機能型ガスメータ本体2は、通常のガスメー
タと同様に、ガス流通部(図示せず)を流れるガス流量
を計量する機械式計量部21と、この機械式計量部21
に機械的に連結され、計量結果に基づきガス流量の通常
の積算値をカウントする機械式カウンタ22と、機械式
計量部21の計量結果に基づき、ガス流量の通常の積算
値をカウントする電子式の通常積算値カウンタ23と、
マイクロコンピュータから構成される制御部24とを有
している。
【0028】さらに、多機能型ガスメータ本体2には多
機能型ガスカウンタが内蔵されており、本例の多機能型
ガスカウンタは、制御部24の制御の下に動作する電子
式の長時間積算値カウンタ25と、大流量積算値カウン
タ26と、指定時間積算値カウンタ27と、指定温度時
積算値カウンタ28と、特定器具積算値カウンタ20と
を備えている。
【0029】これらの電子式の積算値カウンタ20、2
3、25〜28の積算値は、制御部24の制御の下に、
通信部29を介して、表示器3の側に伝送可能となって
いる。
【0030】表示器3は、マイクロコンピュータから構
成される制御部31と、液晶表示部32と、多機能型ガ
スメータ本体2の側から各種の積算値を受信する通信部
33と、液晶表示部32の表示切り換えを行うための表
示切り換えボタン34を備えている。例えば、表示切り
換えボタン34の操作に応じて、液晶表示部32に表示
される積算値が、通常積算値、長時間積算値、大流量積
算値、指定時間積算値、指定温度時積算値、特定器具積
算値の順にサイクリックに切り換わるように構成されて
いる。
【0031】次に、図4〜図7を参照して、5つの積算
値カウンタ20、25〜28について詳細に説明する。
【0032】(長時間積算値カウンタ25)まず、図4
には長時間積算値をカウントするための長時間積算値カ
ウンタ25の動作を示してある。この長時間積算値カウ
ンタ25は、GHP等の特定ガス器具を使用している時
のガスの従量単価を別料金とするために、一定流量以上
のガス流量で、一定時間以上にわたりガスが使用された
場合のガス流量の積算値をカウントするためのものであ
る。
【0033】例えば、図4(a)に示すように、ガス流
量がQ以上である使用状態が、一定時間T以上に亘る場
合に、長時間積算値カウンタ25が積算値をカウントす
るものとする。図においては、流量Q以上の時間が一定
時間Tよりも長い時間tにわたっており、この場合に
は、網掛け部分が長時間積算値となり、この面積分に相
当するガス量が長時間積算値カウンタ25に加算され
る。
【0034】図4(b)のフローチャートに従って積算
動作を説明する。まず、ガス流量が設定値Qを超えた時
に、その時点の積算値Csを記憶する(ステップST
1)。次に、ガス流量が設定値Qを下回った時、その時
点の積算値Ceを記憶する(ステップST2)。次に、
継続時間tが設定時間T以上の場合には、t時間内の積
算値(Ce−Cs)を長時間積算カウンタ25に加算す
る(ステップST3)。しかるに、継続時間tが設定時
間T未満の場合には、長時間積算値カウンタ25への加
算は行わない。
【0035】このようなカウント動作を行う長時間積算
値カウンタ25を用いることにより、使用ガス器具を特
定することができる。例えば、図4(c)の表の左欄お
よび中欄に示すようにQ、Tの値を設定すれば、該当ガ
ス器具として、右欄に示すようなガス器具を該当ガス器
具として特定できる。
【0036】(大流量積算値カウンタ26)図5には大
流量積算値をカウントするための大流量積算値カウンタ
26の動作を示してある。この大流量積算値カウンタ2
6は、ガス給湯器等の特定ガス器具を使用している時の
ガスの従量単価を別料金とするために、一定流量以上の
ガス流量の積算値をカウントするためのものである。
【0037】例えば、図5(a)に示すように、ガス流
量がQ以上の場合に、網掛け部分の面積に相当するガス
流量の積算値が、大流量積算値カウンタ26によりカウ
ントされる。
【0038】図5(b)のフローチャートに従って積算
動作を説明する。まず、ガス流量が設定値Qを超えた時
に、その時点の積算値Csを記憶する(ステップST1
1)。次に、ガス流量が設定値Qを下回った時、その時
点の積算値Ceを記憶する(ステップST12)。次
に、積算値(Ce−Cs)を大流量積算値カウンタ26
に加算する(ステップST13)。
【0039】このようなカウント動作を行う大流量積算
値カウンタ26を用いることにより、使用ガス器具を特
定することができる。例えば、図5(c)の表の左欄に
示すようにQの値を設定すれば、該当ガス器具として、
右欄に示すようなガス器具を該当ガス器具として特定で
きる。
【0040】(指定時間積算値カウンタ27)図6には
指定時間積算値をカウントするための指定時間積算値カ
ウンタ27の動作を示してある。この指定時間積算値カ
ウンタ27は、夜間、土日休日、指定の季節のガスの従
量単価を別料金とするために、指定時間の積算値をカウ
ントするためのものである。
【0041】例えば、図6(a)に示すように、時刻t
1およびt2で規定される指定時間帯(網掛け部分)の
ガス流量の積算値が、指定時間積算値カウンタ27によ
ってカウントされる。
【0042】図6(b)のフローチャートに従って説明
すると、まず、指定時間t1になった時に、その時点の
積算値Csを記憶する(ステップST21)。次に、指
定時間t2になった時、その時点の積算値Ceを記憶す
る(ステップST22)。次に、指定時間帯である時間
t1からt2までの積算値(Ce−Cs)を指定時間積
算値カウンタ27に加算する(ステップST23)。
【0043】図6(c)には、時間幅の設定例を表にし
てある。この表の左欄には特別料金が開始される指定時
間t1の例を示してあり、中欄には特別料金の指定が解
除される指定時間t2の例を示してある。これらの指定
時間は、内蔵タイマ、内蔵カレンダにより設定できる。
また、後述(図10参照)のように通信機能を備えてお
り、センタ側と通信可能な場合には、センタ側からの指
示により、都度、時間帯を設定することも可能である。
表の右欄には、該当時間帯の料金と、指定時間の設定方
法を示してある。
【0044】(指定温度時積算値カウンタ28)図7に
は指定温度時積算値をカウントするための指定温度時積
算値カウンタ28の動作を示してある。この指定温度時
積算値カウンタ28は、低温時(GHP、ストーブ使用
時)、高温時(GHP使用時)に、ガスの従量単価を別
料金とするために、特定温度時の積算値をカウントする
ためのものである。
【0045】例えば、図7(a)に示すように、夏等の
ように冷房が使用されることが想定される場合、外気温
が指定温度T以上の場合に、使用されるガス流量の積算
値(図の網掛け部分)が、積算値カウンタ28によって
カウントされる。
【0046】図7(b)のフローチャートに従って説明
すると、まず、指定温度Tを超えた時、その時点の積算
値Csを記憶する(ステップST31)。次に、指定温
度Tを下回った時、その時点の積算値Ceを記憶する
(ステップST32)。次に、積算値(Ce−Cs)を
指定温度時積算値カウンタ28に加算する(ステップS
T33)。
【0047】図7(c)には、指定温度の設定例を表に
してある。外気温度が10度以下の場合には、一般に暖
房用ガス器具が使用され、これが特別料金とされる。ま
た、外気温が23度以上の場合は一般に冷房用ガス器具
が使用され、これも特別料金とされる。
【0048】(特定器具積算値カウンタ20)上記のよ
うに、給湯器などの大型ガス器具を使用した場合には、
一定流量以上のガスが使用されるので、その時のガス使
用量は大流量積算値カウンタ26によりカウントされ
る。また、ガスストーブ等のように長時間に亘り利用さ
れるガス器具を使用した場合には、一定流量以上で一定
時間以上に亘りガスが使用されるので、その時のガス使
用量は長時間積算値カウンタ25によりカウントされ
る。しかしながら、床暖房装置やガスファンヒータ等の
ガス器具によるガス使用量を、上記の各カウンタ25な
いし29によりカウントすることができない。
【0049】例えば、図8に示すように、床暖房装置を
使用した場合のガスの使われ方は、最初は部屋が冷えて
いるので大流量(流量Q1以上の流量)のガスが使用さ
れる(使用開始時点t1から時点t2までの第1の時間
幅T1)。しかし、その後、部屋が暖まると、小流量
(流量Q1未満であって、流量Q2以上の流量)のガス
が長時間使用される(時点t2から使用終了時点t3ま
での第2の時間幅T2)。
【0050】本例では、このようなガス使用パターンの
ガス器具を特定器具と呼び、この特定器具によるガス使
用量をカウントするために、特定器具積算値カウンタ2
0が備わっている。このカウンタ20を用いれば、床暖
房装置やガスファンヒータ等の特定器具を使用している
時のガスの従量単価を別料金として課金、清算すること
が可能になる。
【0051】ここで、特定器具の一つであるガスファン
ヒータを例に挙げて、本例の特定器具積算値カウンタ2
0による具体的なカウント動作を説明する。一例として
取り上げる市販のガスファンヒータは、木造住宅6畳ま
で、鉄筋コンクリート住宅9畳までの暖房に適したもの
であり、ガス消費量が2100ないし600kcal/
hであり、急速暖房時のガス消費量が2800kcal
/hとされている。ガスファンヒータの機能としては、
急速暖房モードとセーブ運転モードがあり、急速暖房モ
ードは、スイッチがオンされると、30分間急速暖房を
行なうことにより、室温を一気に設定温度まで暖めるた
めのモードである。セーブ運転モードは、室温が設定温
度に到達して30分後に、サーモ設定温度を1℃低めに
切換えて運転制御を行い、1時間後には更に1℃低めに
切換えて運転制御を行なうという制御動作を繰り返し、
体に感じない程度にパワーを段階的に下げながら省電力
運転を行なうモードである。
【0052】図9(a)にはこのように駆動制御される
ガスファンヒータの典型的なガス使用流量パターンを示
してある。この図に示すように、ガスファンヒータが使
用されていることを判別するために、第1のガス流量Q
1、第2のガス流量Q2、第1の時間幅T1および第2
の時間幅T2を採用し、第1のガス流量Q1以上で第1
の時間幅T1以上に亘ってガスが使用され、しかる後
に、第1のガス流量Q1よりも少なく第2のガス流量Q
2以上で第2の時間幅T2以上に亘ってガスが使用され
た場合に、ガスファンヒータが使用されていると判断し
て、ガス流量が第1のガス流量Q1を越えた時点から第
2のガス流量Q2を下回った時点までのガス流量の積算
値を特定器具積算値カウンタ20でカウントするように
している。
【0053】本例では、第1のガス流量Q1を2000
kcal/hとし、第2のガス流量Q2を500kca
l/hとし、第1の時間幅T1を30分間とし、第2の
時間幅T2を90分間としている。なお、これらの値は
一例であり、本発明をこれらの値に限定することを意図
するものではない。また、特定器具のガス使用パターン
を判別するために、複数組の上記Q1、Q2、T1、T
2を予め記憶しておき、これらに基づき複数種類の特定
器具を判別することも可能である。
【0054】図9(b)のフローチャートに従って説明
すると、まず、ガス流量が第1のガス流量Q1を超えた
時(時点t1)に、その時点の積算値C1を記憶する
(ステップST41)。次に、ガス流量が値Q1を下回
った時(時点t2)、時点t1から時点t2までの時間
幅が第1の時間幅T1(=30分間)未満の場合には、
積算処理を中止し、以上の場合には処理を継続する(ス
テップST2)。図9(a)の例では時間幅が60分間
であるので処理を継続する。
【0055】次に、ガス流量が第2のガス流量Q2を下
回った時点(時点t3)における積算値C3を記憶する
(ステップST43)。ここで、時点t2から時点t3
までの時間幅が第2の時間幅T2(=90分間)以上の
場合には、積算値(C3−C1)を算出し、この値を、
特定器具積算値カウンタ20に加算する(ステップST
44)。時間幅が第2の時間幅T2未満の場合には特定
器具積算値カウンタ20によるカウントは行なわない。
図9(a)の例では時間幅が90分間であるのでカウン
ト動作が行われる。このようにして、ガスファンヒータ
によるガス使用量の積算値が特定器具積算値カウンタ2
0によってカウントされる。
【0056】ここで、本例では特定器具によるガス使用
状態を判別するために、値Q1、Q2、T1、T2を採
用している。すなわち、ガス使用パターンが二段階で変
化するガス器具を特定器具として判別している。より精
度良く、特定器具を判別するために、判別用のガス流量
としてQ1、Q2よりも多い数のガス流量を規定し、T
1、T2よりも多い数の時間幅を規定してもよい。この
ようにすれば、多段階、あるいはガス使用量が使用開始
時から漸減するようなパターンの特定器具を精度良く判
別でき、各特定器具毎のガス使用量の積算値をカウント
することが可能になる。
【0057】なお、一般的には、図10に示すように、
上記構成の多機能型ガスメータ1には、その多機能型ガ
スメータ本体2に通信用の伝送装置(NCU)5が接続
され、公衆回線6を介して、センタ7の側の管理コンピ
ュータシステム8との間で通信が可能な多機能型ガスメ
ータシステム4とされる。ここで、公衆回線6は、NT
Tの電話回線網、携帯電話回線網、PHS回線網、コン
ピュータ通信網などの回線を意味している。
【0058】(多機能型ガスカウンタ内蔵型表示装置)
次に、図11には、本発明を適用した多機能型ガスカウ
ンタ内蔵型表示装置を備えた多機能型ガスメータシステ
ムのシステム構成例を示してある。この多機能型ガスメ
ータシステム10では、一般的に使用されているガスメ
ータ12に接続されている表示装置13に多機能型ガス
カウンタ14が内蔵されている。ガスメータ12と表示
装置13の間は電文通信が行われる。
【0059】図12には、本例のシステム10における
ガスメータ12と表示装置13の内部構成を示す概略ブ
ロックを示してある。この図に示すように、ガスメータ
12は従来から使用されている一般的なものであり、ガ
ス流通部(図示せず)を流れるガス流量を計量する機械
式計量部21と、この機械式計量部21に機械的に連結
され、計量結果に基づきガス流量の通常の積算値をカウ
ントする機械式カウンタ22と、機械式計量部21の計
量結果に基づき、ガス流量の通常の積算値をカウントす
る電子式の通常積算値カウンタ23と、マイクロコンピ
ュータから構成される制御部124とを有している。ま
た、表示装置13との間で通信を行うための通信部29
を有している。
【0060】表示装置13は、マイクロコンピュータか
ら構成される制御部131と、液晶表示部132と、ガ
スメータ12の側から各種の積算値を受信する通信部1
33と、液晶表示部132の表示切り換えを行うための
表示切り換えボタン134を備えている。例えば、表示
切り換えボタン134の操作に応じて、液晶表示部13
2に表示される積算値が、通常積算値、長時間積算値、
大流量積算値、指定時間積算値、指定温度時積算値、特
定器具積算値の順にサイクリックに切り換わるように構
成されている。
【0061】これに加えて、表示装置13は多機能型ガ
スカウンタ14を内蔵しており、この多機能型ガスカウ
ンタ14は、制御部131の制御の下に動作する電子式
の通常積算値カウンタ23Aと、長時間積算値カウンタ
25と、大流量積算値カウンタ26と、指定時間積算値
カウンタ27と、指定温度時積算値カウンタ28と、特
定器具積算値カウンタ20を備えている。
【0062】これらの電子式の積算値カウンタ23A、
25、26、27、28、20は、通信部133を介し
てガスメータ12の側から供給されるガス流量の計量情
報に基づき、各積算値のカウントを行う。通常積算値カ
ウンタ23Aは通常積算値カウンタ23と同一構成であ
り、また、各積算値カウンタ25、26、27、28お
よび20は、図4〜図9を参照して説明したものと同一
であるので、それらの説明は省略する。
【0063】表示装置13は更に、伝送装置(NCU)
136、センタ(図示せず)等の上位に向けて、通常積
算値、長時間積算値、大流量積算値、指定時間積算値、
指定温度時積算値等のデータを通信により供給するため
の通信部135を備えている。この通信部135は、制
御部131の制御の下で、上位から多機能型ガスカウン
タ14への通信を受け、ガスメータ12から受信した情
報を上位に向けて転送する。さらには、この通信部13
5は、上位からガスメータ12に対する通信も受けるよ
うになっている。
【0064】ここで、この通信部135と伝送装置13
6との間の通信は、PHSなどの無線通信網を利用して
行うことができる。この場合には、通信部135を無線
通信部として構成し、伝送装置136の側にも無線通信
部を組み込めばよい。
【0065】この構成の多機能型ガスカウンタ14が内
蔵された表示装置13を用いる場合には、既存のガスメ
ータに接続して使用できるので、便利である。
【0066】図13には多機能型ガスメータシステムの
構成例を示してあり、このシステムでは、上記の多機能
型ガスカウンタ内蔵型表示装置13が備わっている。こ
の図に示すシステム100は、ガスメータ12に接続さ
れている多機能型ガスカウンタ14が内蔵された表示装
置13に通信用の伝送装置(NCU)5が接続され、公
衆回線6を介して、センタ7側の管理コンピュータシス
テム8との間で通信が可能となっている。
【0067】(多機能型ガスカウンタ内蔵型伝送装置)
図14には、本発明を適用した多機能型ガスカウンタを
内蔵した伝送装置を備えた多機能型ガスメータシステム
の構成例を示してある。この多機能型ガスメータシステ
ム120は、一般的に使用されているガスメータ12
と、多機能型ガスカウンタ内蔵型伝送装置121を有し
ている。
【0068】図15には、本例の多機能型ガスメータシ
ステム120におけるガスメータ12と多機能型ガスカ
ウンタ内蔵型伝送装置121の内部構成を示す概略ブロ
ックを示してある。この図に示すように、ガスメータ1
2は従来から使用されている一般的なものであり、図1
2に示すガスメータと同一であるので、対応する部分に
は同一の番号を付し、それらの説明は省略する。
【0069】伝送装置121は、マイクロコンピュータ
から構成される制御部122と、液晶表示部123と、
ガスメータ12の側との間で送受信を行うための通信部
125と、公衆回線等を介して不図示のセンタ側との間
で送受信を行うための通信部127と、液晶表示部12
3の表示切り換えを行うための表示切り換えボタン12
6を備えている。例えば、表示切り換えボタン126の
操作に応じて、液晶表示部123に表示される積算値
が、通常積算値、長時間積算値、大流量積算値、指定時
間積算値、指定温度時積算値、特定器具積算値の順にサ
イクリックに切り換わるように構成されている。
【0070】これに加えて、伝送装置121は多機能型
ガスカウンタ14を内蔵しており、この多機能型ガスカ
ウンタ14は、制御部122の制御の下に動作する電子
式の長時間積算値カウンタ25と、大流量積算値カウン
タ26と、指定時間積算値カウンタ27と、指定温度時
積算値カウンタ28と、特定器具積算値カウンタ20を
備えている。
【0071】これらの電子式の積算値カウンタ25、2
6、27、28および20は、通信部125を介してガ
スメータ12の側から供給されるガス流量の計量情報に
基づき、各積算値のカウントを行う。各積算値カウンタ
25、26、27、28および20は、図4〜図9を参
照して説明したものと同一であるので、それらの説明は
省略する。
【0072】なお、通信部127は、制御部122の制
御の下で、上位から多機能型ガスカウンタ14への通信
を受け、ガスメータ12から受信した情報を上位に向け
て転送する。さらには、この通信部127は、上位から
ガスメータ12に対する通信も受けるようになってい
る。
【0073】この構成の多機能型ガスカウンタ14が内
蔵された伝送装置121を用いた場合には、既存のガス
メータに接続して使用できるので、便利である。
【0074】図16には上記の多機能型ガスカウンタ内
蔵型伝送装置121を備えた多機能型ガスメータシステ
ムの構成例を示してある。この図に示す多機能型ガスメ
ータシステム140は、ガスメータ12に接続されてい
る多機能型ガスカウンタ14が内蔵された伝送装置12
1に公衆回線6を介してセンタ7側の管理コンピュータ
システム8との間で通信が可能となっている。
【0075】(多機能型ガスカウンタ内蔵型センタ装
置)図17(a)には、本発明を適用した多機能型ガス
カウンタ内蔵型センタ装置を備えた多機能型ガスメータ
システムの構成例を示してある。この多機能型ガスメー
タシステム150は、一般的に使用されているガスメー
タ12と、このガスメータ12に接続されている一般的
な伝送装置151と、公衆回線6を介して当該伝送装置
151に接続されているセンタ装置152とを有してい
る。
【0076】図18には、本例の多機能型ガスメータシ
ステム150におけるセンタ装置152と伝送装置15
1の内部構成を示す概略ブロックを示してある。この図
に示すように、伝送装置151は従来から使用されてい
る一般的なものであり、マイクロコンピュータから構成
される通信制御部153と、公衆回線6を介してセンタ
装置152との間でデータの送受信を行うための通信部
154と、ガスメータ12との間で電文通信を行うため
の通信部155を備えている。
【0077】これに対して、センタ装置152は、マイ
クロコンピュータあるいはパーソナルコンピュータ/ワ
ークステーションから構成される制御部156と、液晶
表示部157と、公衆回線6を介して伝送装置151の
側との間で送受信を行うための通信部158と、上位機
器(図示せず)との間で通信を行うための通信部159
と、液晶表示部157の表示切り換えを行うための表示
切り換えボタン160を備えている。表示切り換えボタ
ン160の操作に応じて、液晶表示部157に表示され
る積算値が、通常積算値、長時間積算値、大流量積算
値、指定時間積算値、指定温度時積算値、特定器具積算
値の順にサイクリックに切り換わるように構成されてい
る。
【0078】これに加えて、センタ装置152は多機能
型ガスカウンタ14を内蔵しており、この多機能型ガス
カウンタ14は、制御部156の制御の下に動作する電
子式の長時間積算値カウンタ25と、大流量積算値カウ
ンタ26と、指定時間積算値カウンタ27と、指定温度
時積算値カウンタ28と、特定器具積算値カウンタ20
を備えている。
【0079】これらの電子式の積算値カウンタ25、2
6、27、28および20は、ガスメータ12の側から
伝送装置151および公衆回線6を経由して供給される
ガス流量の計量情報に基づき、各積算値のカウントを行
う。各積算値カウンタ25、26、27、28および2
0は、図4〜図9を参照して説明したものと同一である
ので、それらの説明は省略する。
【0080】この構成の多機能型ガスカウンタ内蔵型の
センタ装置152を用いる場合には、既存の伝送装置お
よびガスメータに接続して使用できるので便利である。
【0081】なお、センタ装置152においては、図1
7(b)に示すように、多機能型ガスカウンタ14の機
能をソフトウエアにより実現するようにしてもよい。こ
のような多機能型ガスカウンタ機能を備えたセンタ側ソ
フトウエアがインストールされたセンタ165を用いる
場合にも同様な作用効果が得られる。
【0082】次に、図19(a)、(b)には、図17
(a)、(b)に示すシステムに、更に上位の機器が接
続された構成のシステム構成例を示してある。これらの
システム171、172においては、センタ装置152
およびセンタ装置165の上位に、それぞれ上位センタ
あるいは管理用コンピュータ173が接続された構成と
なっている。
【0083】(多機能型ガスカウンタ内蔵無線機)図2
0には、本発明を適用した多機能型ガスカウンタを内蔵
した無線機を備えた多機能型ガスメータシステムの構成
例を示してある。この多機能型ガスメータシステム18
0は、ガス消費場所に設置されるものであり、一般的に
使用されているガスメータ181と、ここに接続された
多機能型ガスカウンタ内蔵無線機182と、一般的に使
用されている伝送装置183と、この伝送装置183に
接続された無線機184とを有しており、ガスメータ1
81と伝送装置183の間の通信が、多機能型ガスカウ
ンタ内蔵無線機182と無線機184との間の無線通信
により行われるようになっている。
【0084】これら無線機182および184は、例え
ば、PHSを用いることができる。この場合、伝送装置
1台に対して複数箇所のガスメータから計量値などが供
給されるので、PHSの無線親機を伝送装置の側に接続
し、無線子機をガスメータの側に接続することができ
る。
【0085】図21には、本例の多機能型ガスメータシ
ステム180におけるガスメータ181および多機能型
ガスカウンタ内蔵無線機182の内部構成を示す概略ブ
ロックを示してある。この図に示すように、ガスメータ
181は従来から使用されている一般的なものであり、
図12に示すガスメータと同一であるので、対応する部
分には同一の番号を付し、それらの説明は省略する。
【0086】多機能型ガスカウンタ内蔵無線機182
は、マイクロコンピュータから構成される制御部122
Aと、液晶表示部123Aと、ガスメータ181の側と
の間で送受信を行うための通信部125Aと、伝送装置
183の側の無線機184との間で無線により通信を行
うための無線通信部127Aと、液晶表示部123Aの
表示切り換えを行うための表示切り換えボタン126A
を備えている。例えば、表示切り換えボタン126Aの
操作に応じて、液晶表示部123Aに表示される積算値
が、通常積算値、長時間積算値、大流量積算値、指定時
間積算値、指定温度時積算値、特定器具積算値の順にサ
イクリックに切り換わるように構成されている。
【0087】また、多機能型ガスカウンタ14Aを内蔵
しており、この多機能型ガスカウンタ14Aは、制御部
122Aの制御の下に動作する電子式の長時間積算値カ
ウンタ25Aと、大流量積算値カウンタ26Aと、指定
時間積算値カウンタ27Aと、指定温度時積算値カウン
タ28Aと、特定器具積算値カウンタ20Aを備えてい
る。
【0088】これらの電子式の積算値カウンタ25A、
26A、27A、28Aおよび20Aは、通信部125
Aを介してガスメータ181の側から供給されるガス流
量の計量情報に基づき、各積算値のカウントを行う。各
積算値カウンタ25A、26A、27A、28Aおよび
20Aは、図4〜図9を参照して説明した積算値カウン
タ25ないし28、および20と同一であるので、それ
らの説明は省略する。
【0089】なお、無線通信部127Aは、制御部12
2Aの制御の下で、ガスメータ181から受信した情報
および積算値を、無線機184を介して伝送装置183
に供給する。また、この無線通信部127Aは、伝送装
置183からのガスメータ181に対する通信も受ける
ようになっている。
【0090】図22には上記の多機能型ガスメータシス
テム180を備えた多機能型ガスメータ集中監視システ
ムの構成例を示してある。この図に示す多機能型ガスメ
ータ集中監視システム190では、多機能型ガスメータ
システム180の伝送装置183が公衆回線6Aを介し
てセンタ7A側の管理コンピュータシステム8Aに接続
され、管理コンピュータシステム8Aによって集中監視
が可能となっている。
【0091】次に、図23には、多機能型ガスカウンタ
内蔵無線機が伝送装置の側に接続されている多機能型ガ
スメータシステムの例を示してある。この多機能型ガス
メータシステム200は、一般的に使用されているガス
メータ201と、ここに接続された無線機202と、伝
送装置203と、この伝送装置に接続された多機能型ガ
スカウンタ内蔵無線機204とを有しており、無線機2
02および多機能型ガスカウンタ内蔵無線機204の間
の無線通信を介して、ガスメータ201と伝送装置20
3との間で情報の送受が行われるようになっている。
【0092】この場合、伝送装置の側に接続されている
多機能型ガスカウンタ内蔵無線機をPHS無線親機と
し、ガスメータの側に接続されている無線機をPHS無
線子機とすることができる。
【0093】図24には、本例の多機能型ガスメータシ
ステム200における伝送装置203と、多機能型ガス
カウンタ内蔵無線機204の内部構成を示す概略ブロッ
クを示してある。この図に示すように、伝送装置203
は従来から使用されている一般的なものであり、制御部
205と、多機能型ガスカウンタ内蔵無線機204との
間で通信を行うための通信部206と、公衆回線などを
介してセンタ(図示せず)との間で通信を行うための通
信部207を備えている。
【0094】多機能ガスカウンタ内蔵無線機204は、
マイクロコンピュータから構成される制御部122B
と、液晶表示部123Bと、伝送装置203の側との間
で送受信を行うための通信部125Bと、ガスメータの
側の無線機202との間で無線通信を行うための無線通
信部127Bと、液晶表示部123Bの表示切り換えを
行うための表示切り換えボタン126Bを備えている。
例えば、表示切り換えボタン126Bの操作に応じて、
液晶表示部123Bに表示される積算値が、通常積算
値、長時間積算値、大流量積算値、指定時間積算値、指
定温度時積算値、特定器具積算値の順にサイクリックに
切り換わるように構成されている。
【0095】また、多機能型ガスカウンタ14Bを内蔵
しており、この多機能型ガスカウンタ14Bは、制御部
122Bの制御の下に動作する電子式の長時間積算値カ
ウンタ25Bと、大流量積算値カウンタ26Bと、指定
時間積算値カウンタ27Bと、指定温度時積算値カウン
タ28Bと、特定器具積算値カウンタ20Bを備えてい
る。
【0096】これらの電子式の積算値カウンタ25B、
26B、27B、28Bおよび20Bは、通信部125
Bを介してガスメータ201の側から供給されるガス流
量の計量情報に基づき、各積算値のカウントを行う。各
積算値カウンタ25B、26B、27B、28Bおよび
20Bは、図4〜図9を参照して説明した積算値カウン
タ25ないし28、および20と同一であるので、それ
らの説明は省略する。
【0097】図25には上記の多機能型ガスメータシス
テム200を備えた多機能型ガスメータ集中監視システ
ムの構成例を示してある。この図に示す多機能型ガスメ
ータ集中監視システム210では、多機能型ガスメータ
システム200の伝送装置203が公衆回線6Bを介し
てセンタ7B側の管理コンピュータシステム8Bに接続
され、管理コンピュータシステム8Bよって集中監視が
可能となっている。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多機能型
ガスカウンタ、並びに、多機能型ガスカウンタを内蔵し
た多機能型ガスメータ、表示装置、伝送装置および多機
能型ガスメータシステムは、異なる条件でのガス流量の
積算値をカウント可能な電子式の積算値カウンタを有し
ている。特に、ガス使用量が時間経過に応じて少なくと
も二段階に変化するパターンの特定器具によるガス使用
量積算値をカウント可能な特定器具積算値カウンタを有
している。
【0099】従って、当該積算値カウンタによる積算値
に基づき、床暖房装置、ガスファンヒータ等のような特
定器具の使用に対して、多様なガス料金の課金システム
を採用することができる。この結果、特定のガス器具の
拡販や、一日、年間におけるガス使用量の平均化、ガス
使用量の多い顧客に対する優遇等を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した多機能型ガスメータの概略構
成例を示す概略構成図である。
【図2】(a)および(b)は、図1のシステムにおけ
る表示器の取り付け位置の例を示す説明図である。
【図3】図1の多機能型ガスメータの内部構成を示す概
略ブロック図である。
【図4】図1の多機能型ガスメータにおける長時間積算
値カウンタの動作を示すための説明図である。
【図5】図1の多機能型ガスメータにおける大流量積算
値カウンタの動作を示すための説明図である。
【図6】図1の多機能型ガスメータにおける指定時間積
算値カウンタの動作を示すための説明図である。
【図7】図1の多機能型ガスメータにおける指定温度時
積算値カウンタの動作を示すための説明図である。
【図8】図1の多機能型ガスメータにおける特定器具積
算値カウンタによりガス使用量の積算値がカウントされ
る床暖房装置のガス使用パターン例を示す説明図であ
る。
【図9】図1の多機能型ガスメータにおける特定器具積
算値カウンタによりガス使用量の積算値がカウントされ
るガスファンヒータのガス使用パターン例を示す説明
図、および特定器具積算値カウンタの動作を示す概略フ
ローチャートである。
【図10】図1の多機能型ガスメータを備えた多機能型
ガスメータシステムの一例を示すシステム構成図であ
る。
【図11】本発明を適用した多機能型ガスカウンタ内蔵
型表示装置を備えた多機能型ガスメータシステムを示す
概略構成図である。
【図12】図11の多機能型ガスメータシステムの内部
構成を示す概略ブロック図である。
【図13】図11の多機能型ガスカウンタ内蔵型表示装
置を備えた多機能型ガスメータシステムの変形例を示す
システム構成図である。
【図14】本発明を適用した多機能型ガスカウンタ内蔵
型伝送装置を備えた多機能型ガスメータシステムを示す
概略構成図である。
【図15】図14の多機能型ガスメータシステムの内部
構成を示す概略ブロック図である。
【図16】図14の多機能型ガスカウンタ内蔵型伝送装
置を備えた多機能型ガスメータシステムの変形例を示す
システム構成図である。
【図17】(a)および(b)は、それぞれ、本発明を
適用した多機能型ガスカウンタ内蔵型センタ装置および
多機能型ガウカウンタソフトを備えたセンタ装置を備え
た多機能型ガスメータシステムのシステム構成図であ
る。
【図18】図17(a)のセンタ装置の内部構成を示す
概略ブロック図である。
【図19】図15の多機能型ガスメータシステムの変形
例を示すシステム構成図である。
【図20】本発明により構成された多機能型ガスカウン
タ内蔵無線機を備えた多機能型ガスメータシステムの一
例を示す構成図である。
【図21】図20のシステムにおけるガスメータと多機
能型ガスカウンタ内蔵無線機の概略ブロック図である。
【図22】図20のシステムを備えた多機能型ガスメー
タ集中監視システムの例を示す概略構成図である。
【図23】本発明により構成された多機能型ガスカウン
タ内蔵無線機を備えた多機能型ガスメータシステムの一
例を示す構成図である。
【図24】図23のシステムにおける伝送装置と多機能
型ガスカウンタ内蔵無線機の概略ブロック図である。
【図25】図23のシステムを備えた多機能型ガスメー
タ集中監視システムの例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 多機能型ガスメータ 2 多機能型ガスメータ本体 3 表示器 4、100、120、140、150、171、17
2、180、190多機能型ガスメータシステム 5、136、151 伝送装置(NCU) 6、6A、6B 公衆回線 7、7A、7B センタ 8、8A、8B 管理コンピュータシステム 10 ガスメータシステム 12 ガスメータ 13 多機能型ガスカウンタ内蔵型の表示装置 14、14A、14B 多機能型ガスカウンタ 20、20A、20B 特定器具積算値カウンタ 21 機械式計量部 22 機械式カウンタ 23、23A 通常積算値カウンタ 24、31、122、124、131、153、156
制御部 25、25A、25B 長時間積算値カウンタ 26、26A、26B 大流量積算値カウンタ 27、27A、27B 指定時間積算値カウンタ 28、28A、28B 指定温度時積算値カウンタ 29、33、125、127、133、135、15
4、155、158、159 通信部 32、123、、123A、123B、132、157
液晶表示部 34、126、126A、126B、134、160
表示切り換えボタン 121 多機能型ガスカウンタ内蔵型の伝送装置 152 多機能型ガスカウンタ内蔵型のセンタ装置 165 多機能型ガスカウンタ機能ソフトを備えたセン
タ装置 173 上位センタ管理用コンピュータ等 182、184 多機能型ガスカウンタ内蔵無線機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08C 19/00 G08C 19/00 N (72)発明者 矢野 亮 長野県松本市和田3967番地10 東洋計器株 式会社内 (72)発明者 古厩 裕之 長野県松本市和田3967番地10 東洋計器株 式会社内 Fターム(参考) 2F030 CC13 CE02 CE09 CE22 CE23 CE25 2F031 AE09 AF04 2F073 AA08 AB01 BB01 BB09 BC01 BC02 CC03 FG01 GG01 GG05 GG09 2F075 GG04 GG14 GG16 GG17

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスメータから供給されるガス流量に基
    づき、カウント動作を行う複数の電子式の積算値カウン
    タを有する多機能型ガスカウンタであって、 前記積算値カウンタのうちの一つは特定器具積算値カウ
    ンタであり、 この特定器具積算値カウンタは、ガス流量が第1の流量
    以上の状態で第1の時間幅以上に亘り、しかる後に、前
    記第1の流量よりも少ない第2の流量以上の状態で前記
    第1の時間幅よりも長い第2の時間幅以上に亘った場合
    において、前記第1の流量に達した時点から前記第2の
    流量を下回った時点までのガス流量の積算値である特定
    器具積算値をカウントすることを特徴とする多機能型ガ
    スカウンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記積算値カウンタは、長時間積算値カウンタと、大流
    量積算値カウンタと、指定時間積算値カウンタと、指定
    温度時積算値カウンタのうちの少なくとも一つを含み、 前記長時間積算値カウンタは、ガス流量が所定流量以上
    で、所定時間以上にわたる場合における当該ガス流量の
    積算値である長時間積算値をカウントするためのもので
    あり、 前記大流量積算値カウンタは、ガス流量が所定流量以上
    の場合における当該ガス流量の積算値である大流量積算
    値をカウントするためのものであり、 前記指定時間積算値カウンタは、指定された時間におけ
    るガス流量の積算値である指定時間積算値をカウントす
    るためのものであり、 前記指定温度時積算値カウンタは、指定された温度にお
    けるガス流量の積算値である指定温度時積算値をカウン
    トするためのものであることを特徴とする多機能型ガス
    カウンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記積算値カウンタによる積算値を表示するための積算
    値表示部と、この積算値表示部に表示される積算値の種
    類を切り換える表示切り換え用ボタンとを備えているこ
    とを特徴とする多機能型ガスカウンタ。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、 前記積算値カウンタによる積算値を、通信回線を介して
    送信するための通信部を有していることを特徴とする多
    機能型ガスカウンタ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記通信部は無線通信回線を介して積算値を送信する無
    線通信部であることを特徴とする多機能型ガスカウン
    タ。
  6. 【請求項6】 ガス流量を計量する計量部と、計量され
    たガス流量の積算値をカウントする通常積算値カウンタ
    と、請求項1または2に記載の多機能型ガスカウンタと
    を有することを特徴とする多機能型ガスメータ。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記積算値カウンタによる積算値を表示するための表示
    器を有し、 この表示器は、積算値表示部と、この積算値表示部に表
    示される積算値の種類を切り換える表示切り換え用ボタ
    ンとを備えていることを特徴とする多機能型ガスメー
    タ。
  8. 【請求項8】 請求項6または7において、 前記積算値カウンタによる積算値を通信回線を介して送
    信するための通信部を有していることを特徴とする多機
    能型ガスメータ。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記通信部は無線通信回線を介して積算値を送信する無
    線通信部であることを特徴とする多機能型ガスメータ。
  10. 【請求項10】 請求項1または2に記載の多機能型ガ
    スカウンタと、前記積算値カウンタによる積算値を表示
    するための積算値表示部と、この積算値表示部に表示さ
    れる積算値の種類を切り換える切り換え用ボタンとを有
    していることを特徴とする表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記積算値カウンタによる積算値を通信回線を介して送
    信するための通信部を有していることを特徴とする表示
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記通信部は無線通信回線を介して積算値を送信する無
    線通信部であることを特徴とする表示装置。
  13. 【請求項13】 ガスメータによって計量されたガス流
    量を通信回線を介して送信するために用いる伝送装置で
    あって、請求項1または2に記載の多機能型ガスカウン
    タを有していることを特徴とする伝送装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記積算値カウンタによる積算値を表示するための表示
    器を有し、 この表示器は、積算値表示部と、この積算値表示部に表
    示される積算値の種類を切り換える表示切り換え用ボタ
    ンとを備えていることを特徴とする伝送装置。
  15. 【請求項15】 請求項13において、 前記ガスメータとの間で無線通信を行う無線機を有して
    いることを特徴とする伝送装置。
  16. 【請求項16】 ガス流量を計量する計量部および計量
    されたガス流量の積算値をカウントする通常積算値カウ
    ンタを備えたガスメータと、このガスメータで計量され
    たガス流量などを通信回線を介してセンタ装置に送信す
    る伝送装置とを有し、 前記ガスメータおよび前記伝送装置のうちの一方は、請
    求項1または2に記載の多機能型ガスカウンタを備えて
    おり、 前記ガスメータと前記伝送装置の間の通信が無線通信に
    より行われることを特徴とする多機能型ガスメータシス
    テム。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 前記ガスメータに接続されていると共に前記多機能型ガ
    スカウンタを内蔵した無線機と、前記伝送装置に接続さ
    れている無線機とを備え、これらの無線機の間で無線通
    信が行われることを特徴とする多機能型ガスメータシス
    テム。
  18. 【請求項18】 請求項16において、 前記伝送装置に接続されていると共に前記多機能型ガス
    カウンタを内蔵した無線機と、前記ガスメータに接続さ
    れている無線機とを備え、これらの無線機の間で無線通
    信が行われることを特徴とする多機能型ガスメータシス
    テム。
  19. 【請求項19】 請求項17または18に記載の多機能
    型ガスカウンタが内蔵されている無線機。
  20. 【請求項20】 請求項19において、 前記積算値カウンタによる積算値を表示するための表示
    器を有し、 この表示器は、積算値表示部と、この積算値表示部に表
    示される積算値の種類を切り換える表示切り換え用ボタ
    ンとを備えていることを特徴とする無線機。
  21. 【請求項21】 ガス流量を計量する計量部および計量
    されたガス流量の積算値をカウントする通常積算値カウ
    ンタを備えたガスメータと、このガスメータに対して通
    信回線を介して接続されているセンタ装置とを有し、 前記センタ装置は、請求項1または2に記載の多機能型
    ガスカウンタを備えていることを特徴とする多機能型ガ
    スメータシステム。
  22. 【請求項22】 請求項21において、 前記センタ装置は前記積算値カウンタによる積算値を表
    示するための表示器を有し、 この表示器は、積算値表示部と、この積算値表示部に表
    示される積算値の種類を切り換える表示切り換え用ボタ
    ンとを備えていることを特徴とする多機能型ガスメータ
    システム。
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