JP2000194980A - ガス、電気などの使用状態監視方法及びその装置 - Google Patents

ガス、電気などの使用状態監視方法及びその装置

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JP2000194980A
JP2000194980A JP10374344A JP37434498A JP2000194980A JP 2000194980 A JP2000194980 A JP 2000194980A JP 10374344 A JP10374344 A JP 10374344A JP 37434498 A JP37434498 A JP 37434498A JP 2000194980 A JP2000194980 A JP 2000194980A
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gas
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Ryutaro Nishihara
柳太郎 西原
Sho Nasu
翔 那須
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ENERGY CONSERVATION CENTER JAPAN
ENERGY CONSERVATION CT JAPAN
NIPPON BEND CO Ltd
NIPPON BENDEINGU KK
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ENERGY CONSERVATION CENTER JAPAN
ENERGY CONSERVATION CT JAPAN
NIPPON BEND CO Ltd
NIPPON BENDEINGU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】供給ラインから連続的に供給されるガス、電気
ガスなどの使用量を、使用者が随時監視できる使用状態
監視方法及びその装置を提供する。 【解決手段】供給ラインから連続的に供給されるガス、
電気、水道などの少なくとも瞬間使用量を検出し、検出
した使用量を無線送信し、受信手段18が前記無線送信さ
れた信号を受信すると、予め記憶20する目標値と比較
し、表示21させることからなり、前記使用量が目標値を
予め定めた値以上越えると警告22を発するようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ガス、電気、水道
など、連続的に供給されるエネルギーや資材の使用(消
費)状態を監視する方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス、電気、水道などは連続的且つ無制
限に供給されるため、スイッチや元栓を切り(又は締
め)忘れるなど、無駄に消費されるおそれがある。かか
る無駄な消費は、消費者自身の経済に係わる問題として
節約が求められることの外に、ガス、電気、水道などを
生産・消費する場合に発生する炭酸ガスによる地球温暖
化など、地球環境に及ぼす悪影響があるなどの問題があ
る。したがって、これら資源の有効利用を図ることの重
要性が年々高まっていることは周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガス、電
気、水道などの料金計算用のメーターは、一般に、セッ
トされてからの積算値を表示するように造られており、
無駄を省くために使用状態を把握するための手段として
不便である。
【0004】本発明は、以上の問題に着目してなされた
ものであり、供給ラインから連続的に供給されるガス、
電気、水道などの使用量を、使用者が随時監視すること
ができるようにしたガス、電気などの使用状態監視方法
及びその装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明のガス、電気などの使用状態監視方法は、供
給ラインから連続的に供給されるガス、電気、水道など
の少なくとも瞬間使用量を検出し、検出した使用量を無
線送信し、受信手段が前記無線送信された信号を受信す
ると、予め記憶する目標値と比較し、表示させることか
らなり、前記使用量が目標値を予め定めた値以上越える
と警告を発するものである。
【0006】前記使用量は、瞬間使用量、所定期間、例
えば月内の積算値などを意味し、また前記使用量の表示
は、瞬間使用量、その積算値によることの外、該積算値
を料金に換算して表示することができる。
【0007】前記使用量の表示には特に限定はなく、数
値による表示の外、折線グラフ、棒グラフなどのグラフ
により表示することができる。グラフによる表示は、使
用傾向を直観的に把握することができるため、ガス、電
気、水道などの設備管理者を置くビルや工場などで実施
した場合に有効な手段である。
【0008】前記警告手段には特に限定はないが、数
字、文字、音、光、色の少なくともいずれか又はこれら
を組み合わせた手段を用いることができる。
【0009】以上の目的を達成するための本発明のガ
ス、電気などの使用状態監視装置は、連続的に供給され
るガス、電気、水道などの使用量を検出する測定部、及
び、該測定部から所定距離離れた位置に配置され、且つ
前記使用量の監視結果を表示する表示部からなり、前記
測定部は、前記使用量の少なくとも瞬間使用量を検出す
る検出手段及び前記検出値を無線送信する送信手段から
なり、前記表示部は、前記無線送信の受信手段、前記瞬
間値及び積算値の少なくともいずれかの供給目標値を記
憶する手段、該目標値に対する前記使用量を比較して表
示する手段、前記使用量が前記目標値を予め定めた値以
上越えると警告を発する警告手段を設けたものである。
【0010】前記瞬間使用量の瞬間には特に厳密な意味
はなく、本発明の目的である監視に支障を生じない程度
に短時間のものであればよく、例えば1分当たり使用量
であってもよく、これより大きな時間当たりの使用量で
あってもよい。また使用量を料金に換算して表示させる
ことができる。
【0011】ラインから供給される本発明の対象物は、
特に限定されず、電気以外はガス、水道の外の流体にも
本発明を適用することができる。そして使用量の測定方
法は、それぞれの対象物に一般に使用される流量測定法
を用いることができる。ガス、水道などは一般には容量
計によって流量を回転に変換して積算される。したがっ
て、この回転を電気パルスなどに変換することにより、
電気の使用量と全く同様に処理することができる。前記
無線通信手段は、通常電波を使用する。但し本発明はこ
れに限定されず、例えば遠赤外線など、他の送信手段を
用いることもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付の図を参照し、実施の形
態を示して本発明を具体的に説明する。
【0013】第1の実施の形態による電気など使用状態
監視装置は、住宅、店舗など、電気設備管理者がいない
需要家に適した電力使用状態監視によって実施したもの
であり、測定部1(図1)及び表示部2(図2)からな
り、単相3線式に適用したものである。なお、図1に示
す符号3は3線式の引込み線である。
【0014】そして電流測定は、各配線(単相)4に分
電する前の3本の引込み線の内の2本に取り付けた変流
器5によって行い、電圧測定は、測定部1の電源コード
6を配線4のいずれかに取り付けたコンセント7に接続
し、電源電圧Ve を測定した。なお、図1に示す符号8
は分電盤を、9はブレーカーを、また10は負荷回路をそ
れぞれ表している。
【0015】電源電圧Ve と瞬間電流Ii の測定手段
は、測定回路11において、前記電源電圧Ve と、変流器
5が出力する瞬間電流Ii に対応する出力電圧Vi とを
基準電圧Vs と比較し、デジタル変換した電圧V及び各
相ごとの電流Iを検出し、演算回路12に与える。なお、
図1に示す符号13は、基準電圧発生回路である。
【0016】演算回路12は、マイクロコンピュータから
なり、前記電圧Vと電流Iの積の1秒間の平均値を演算
し、この値の1分間(通信周期)の平均値をもって電力
の瞬間使用量(瞬時電力)P(kW)とし、この値を1
分ごとに積算(合計)することによって積算使用量(電
力量)ΣP(kWh)を算出し、1分間ごとに、前記瞬
間使用量Pと積算使用量ΣPとを無線送信回路14の送信
アンテナ15から送信するようにした。なお図1に示す符
号16はインパルスノイズの保護回路を、17は電源回路を
それぞれ表す。
【0017】表示部2が無線受信回18が信号を受信する
と、該信号はマイクロコンピュータからなる演算回路19
に与えられる。演算回路19は、必要とするデータ(例え
ば使用量の料金換算手段など)を記憶回路20から取り出
し、以下に説明するような演算結果を表示回路21及び警
報器22に与えると共に、記憶回路20に記憶するデータの
更新などを行う。なお、図2に示す符号23は受信アンテ
ナを、24は電源回路を、25は交流電源用アダプタを、26
はコネクター、27は光スイッチをそれぞれ表す。光スイ
ッチ27は、一定の明るさとなると警報器22に通じる回路
をオンする光センサを備えたスイッチであり、夜間に警
報が鳴らないようにしたものである。
【0018】第1の実施の形態で行った演算は、積算使
用量ΣPのと目標値との比を求め、該比較結果から以下
に示す省エネ度表示のための演算、積算使用量ΣPを契
約料金に換算する演算、該演算結果と目標値の表示回路
21への出力、料金計算締切り日(月締め)の23時59分に
達すると積算使用量ΣPの前月実績と記憶回路20に入力
された前年の当月実績値に更新、当月料金をゼロにする
動作などである。
【0019】第1の実施の形態の電力使用状態監視装置
の停電対策を以下に説明する。測定部1には、図1に示
すとおり記憶手段がなく、停電すると積算使用量ΣPは
失われ、通電後は新たに検出された瞬間使用量Pの新た
な積算が開始される。これに対して前記のとおり表示部
2には記憶回路20が設けられており、電源が切れてもそ
れまでのデータが記憶されている。
【0020】したがって、停電後に給電が再開された場
合、演算回路19は、新たに送信された積算使用量ΣPT2
が、記憶回路20に記憶される積算使用量ΣPT1より小さ
い(ΣPT2<ΣPT2)場合には停電があったと認識し、
その間の積算(電気料の加算)をせず、且つ月締めまで
の目標値は、給電開始時点の目標値から停電発生時点の
目標値値を差し引いた値を表示するように、予め演算回
路19をプログラムした。但し以上の停電保証は、記憶手
段としてRAMメモリを使用しているため、停電期間が
一定期間以上、例えば3か月以上長くなると困難とな
る。
【0021】第1の実施の形態の表示部2は、図3〜5
に示すとおり正三角柱を倒した形状をしており、表示パ
ネル29には、図6に示すとおり、当月電気料の現在値表
示エリア29a、目標値エリア29b、8個の発行ダイオー
ドを横に並べた省エネインジケータ29並びに切換え用押
しボタン29d及び29eを設けたものである。なお、表示
部は複数箇所に設けることもできる。
【0022】現在値表示エリア29a及び目標値表示エリ
ア29bは、5桁の数字及び文字(カタカナ、アルファベ
ットなど)を液晶表示するものである。前記押しボタン
29dは、戻しバネによって常時押し上げられた状態に保
持され、戻しバネに抗して押し下げると、その間、現在
値表示エリア29a及び目標値表示エリア29bの表示デー
タが前月の実績及び目標値に切り替わるように形成され
ている。また押しボタン29eは、時刻の設定及び修正、
目標値,料金換算データなどの入力及び更新、その他必
要とする制御値,データなどを入力するためのものであ
る。また図4に示す符号28は前記光スイッチ27に周囲の
光を導入するための透光窓である。
【0023】なお図3〜5に示す表示部2の外形、現在
値表示エリア29aの前記表示態様及び押しボタン29d,
29eは説明のためのものであり、これによって本発明を
限定的に解釈されるべきではない。例えば表示部2を壁
掛け型としたり、現在値表示エリア29aに瞬間使用量P
及びその目標値を表示する表示窓を設けたり、押しボタ
ン29eのボタン数を複数個、テンキー仕様(例えば裏側
に)とするなど、各種の形態で実施することができる。
【0024】前記省エネインジケータ cは、8個のL
ED(緑1,緑2,緑3,黄1,黄2,橙1,赤1,赤2)を横に配置し
たものであり、演算回路19が行う省エネ度E(現在積算
使用量÷目標値)の演算結果を次の基準にしたがって点
灯するようにした。
【0025】 省エネ度E 点灯LED 0.00≦E<0.60 緑1-LED 0.60≦E<0.70 緑1-及び緑2-LED 0.70≦E<0.80 緑1-、緑2-及び緑3-LED 0.80≦E<0.85 緑1-、緑2-、緑3-及び黄1-LED 0.85≦E<0.90 緑1-、緑2-、緑3-、黄1-及び黄2-LED 0.90≦E<1.00 緑1-、緑2-、緑3-、黄1-、黄2-及び橙1-LED 1.00≦E<1.20 緑1-、緑2-、緑3-、黄1-、黄2-、橙1-及び赤1-LED 1.20≦E 全LED点灯 更に演算回路19が行う他の表示のための演算として、以
下の演算を行うようにした。
【0026】積算使用量ΣPの表示中に何らかの異常、
例えば受信データが上限を超過したり、受信データを1
日以上受信しないなどの異常を検知した場合には、現在
値表示エリア29aに“ Error”を、また目標値表示エリ
ア29bにエラー要因コード、例えば前者を“10" と表示
し、後者を"11"と表示する。
【0027】また、表示部2が正常に作動している場合
には、目標値表示エリア29bの10 0 桁表示の右したの
ドットを一定周期(例えば30秒)で点滅させ、測定部
1からのデータを受信する毎に現在値表示エリア29aの
100 桁表示の右したのドットを30秒周期で点滅させ
るようにした。
【0028】更に、演算回路19は、現在の使用量が目標
値を越えると、受信の都度警報音を複数回鳴らす信号を
警報器22に出力するように形成したので、警報器22は、
室内の明るさが一定値以上のときは前記光スイッチ27が
オンされているため、例えば断続音による警報音を発
し、電気使用量が目標値を越えていることを警告するよ
うにした。
【0029】以上説明した第1の実施の形態の電力使用
状態監視装置は、電力使用状態を前年同時刻の使用実績
と比較して数値、LED表示、音などにより表示するよ
うにしたので、測定器の操作ができない一般人も容易に
電力の使用状態を知ることができ、資源の節約など地球
規模で問題に寄与することを容易に行うことができる。
しかも前記目標値を外部入力手段で更新することができ
るようにしたので、節約目標を使用者自身が設定するこ
とができる。
【0030】第2の実施の形態のガス、電気などの使用
状態監視装置は、給電設備の管理者を置くビル、工場な
どに有利に適用できるものであり、測定部は図1に示す
ものと同様のものを複数使用し、表示部2は、図7に示
すようにパーソナルコンピュータ30を使用し、キーボー
ド31、マウス32によって命令、条件、データなどの入力
を可能にし、且つ大型ディスプレイ33によって、多くの
情報を表示できるようにしたものである。なお、図7に
示す符号34はスピーカー又はブザーを表す。また、図2
に示す部材と同様の部材には同じ符号を付し説明を使用
略した。
【0031】第2の実施の形態の表示部2は、無線受信
回路18が前記無線送信信号を受信すると、該信号はパー
ソナルコンピュータ(以下パソコン)30の演算部回路
(CPU)19に与えられる。演算回路19は、必要とする
データ(例えば使用量の料金換算手段など)をハードデ
ィスクその他の記憶回路20から取り出し、以下に説明す
るような演算結果を大型ディスプレイ33に与えると共
に、記憶回路20に記憶するデータの更新などを行う。
【0032】演算回路19が行う演算としては、積算使用
量ΣPと目標値との比較の演算、該比較結果から以下に
示す省エネ度の演算、検出時点での積算使用量ΣPを契
約料金に順次換算する演算、料金計算締切り日(月締
め)の23時59分に達すると記憶回路20に記憶する前年同
月実績積算使用量を今回得られた実績積算使用量ΣPに
更新と当月料金をリセットにする制御、前記各演算結果
の大型ディスプレイ33への出力などである。
【0033】図8は、パソコン30の演算結果を12イン
チサイズの液晶大型ディスプレイ33に表示した日実績画
面の一例を示したものである。図8において、大型ディ
スプレイ33の最下段には、左から順次測定器切替えボタ
ン35a、日実績選択ボタン35b、月実績選択ボタン35
c、年実績選択ボタン35d、エラー表示エリア36を表示
されている。各ボタン35a,35b,35c,35dは、マウ
ス又はキー(例えばファンクションキー)などにより選
択することができ、図8の画面は、No.1の測定部の日実
績が選択されていることを示している。
【0034】前記エラー表示は、何らかの異常、例えば
受信データが上限値(ペナルティ契約値)を超過した
り、受信データを1日以上受信しないなどの異常を検知
した場合には、例えばエラー表示エリア36に、前者の場
合にはエラー要因コードを“Error 10”によって、また
後者には“Error 11”によって表示する。
【0035】前記日実績表示画面は、左上から下に向か
って、日付37、実績使用料表示エリア38a(検出と同時
に表示)、対応する目標使用料表示エリア38b、検出時
点での単位時間(例えば30分)当たりの「(実績金額
−目標使用料)/目標使用料×100」の変動割合の実
績変動折線グラフ39a、監視時間帯についての目標使用
料折線グラフ39b及び実績使用料値折線グラフ39c、単
位時間(例えば30分)当たりの実績金額による日内電
力使用実績を示す日内実績棒グラフ40を示している。な
お図8に示す監視時間帯は午前8時から午後20時まで
の点線で表した範囲である。
【0036】また、画面右の上から下に向かって実績使
用料の省エネ度41a、省エネ度シンボルマーク41b及び
休日マーク42、前日の記録を表す囲いの中に、前日の省
エネ度シンボルマーク41b及び休日マーク42、前日実績
棒グラフ43a並びに前日目標棒グラフ43bをそれぞれ表
示している。なお、図8に示す符号41cは前日の省エネ
度を表す。また省エネ度シンボルマーク41bの一例を図
9に示す。
【0037】次に前記目標使用料折線グラフ39bの記載
方法について図10〜12によって説明する。図10は、監視
時間帯39に入る前の午前8時直前の各単位時間当たりの
目標値からの実績変動折線グラフ39aを表している。実
績変動折線グラフ39aは、±2.5%刻みで表し、図10
の表示は、午前7〜8時の間の実績がペナルティ料金使
用料の+30%以上に達していることを示している。な
おこのような場合、ブザー又はスピーカー34(図7)か
ら警報音を発するようにした。なお、実績変動折線グラ
フ39aに表示する×印はペナルティ料金使用料に電力消
費が上昇している場合を、△印は目標値を越える電力消
費が許容変動幅内であることを、○印は電力消費が目標
を下回っていることをそれぞれ示している。
【0038】午前8時に達すると、図11に示すとおり、
午前7時30分から30分間の実績変動折線グラフ39a及
び日内実績棒グラフ40を記入すると共に、監視時間帯39
内の積算電力使用料の目標使用料折線グラフ39bが描画
される。該目標使用料折線グラフ39bは、監視時間帯39
内を更に細かく実績によって表示することもできるが、
図11の例示は直線によって表示した。そして、実績値が
表示されると、図12に示すとおり、目標使用料折線グラ
フ39bを実績使用料折線グラフ39cに書き換えるように
した。なお、目標使用料折線グラフ39bと実績使用料折
線グラフ39cとの両方を並べて表示することもできる。
【0039】図13は月実績画面を示すものであり、日実
績に示すものと同様のものは同じ符号を付し説明を省略
する。図13において、画面の上半分は当月の実績を表
し、画面の下半分は前月実績を表し、また符号44は当月
日実績を、45aは当月積算使用料ΣPを、45bは当月目
標値をそれぞれ表す 前月実績は、対応する当月実績の符号にダッシュを付
し、対応関係を明確にした。また、データがフルスケー
ルを越えた場合、フルスケールまで表示するようにし
た。なお、前月実績の第1日の下の3文字アルファベッ
トTHUは、当日が木曜であることを示している。他の
曜日の場合も同様に英語による曜日の3桁までのアルフ
ァベットによって曜日を表示した。
【0040】図14は、年実績画面を示すものであり、図
13,14と同様の表示には同じ符号を付し説明を省略す
る。図12に示す棒グラフは実績と目標とを重ねて表示し
たことにより、実績値とその目標値との対比、これらの
月別実績の推移など各種の情報をコンパクトに表示する
ことができる。
【0041】なお、年実績画面は、当月までの13カ月
分を常に表示し、新たな月に入ると、最も古い月を消去
し、当月と前年同月を含む過去13カ月分とを比較でき
るようにした。なお、グラフの横軸の下に表示した1999
は表示画面の当月に当たる西暦年を表示するものである 以上の説明から容易に理解されるように、本実施の形態
の電力使用状態監視装置は、ビルの各フロア又はテナン
ト、もしくは工場の製造現場で電力を使用すると、瞬時
に監視担当者がその使用状態を把握することができ、原
因の究明、必要措置を早急に取ることが可能となり、コ
スト削減、資源保護などに大きく貢献することができ
る。
【0042】図15に示す第3の実施の形態は、水道の使
用状態監視装置によって行ったものであり、水道管の需
要家施設への引込み管46に容積型の流量計47の回転軸48
にパルス発生器49を取り付け、該パルス発生器49の出力
するパルスを測定部1に与えアンテナ15から図示しない
表示部2に無線送信するようにした。第3の実施の形態
の測定部1及び表示部2は実質的に図1に示す測定部1
及び図2に示す表示部2と同様のものを使用したので、
説明を省略する。以上説明した各実施の形態を適宜応用
することにより、電気・ガス・水道の外、液体又は気体
などラインを通じて供給される資材の供給、使用、消費
状態を常時監視することができ、コスト管理の外資源節
約に資することができる。以上の各説明は、いずれも例
示のためのものであり、これらの測定法及び演算法によ
り本発明が限定されると解釈されるべきではない。
【0043】
【発明の効果】以上説明した本発明のガス、電気などの
使用状態監視方法及びその装置は、実際にガス・電気・
水道など、ラインを通じて供給される資材、エネルギー
を使用する住宅、小店舗・町工場、ビル、工場などでの
使用状態を、測定位置と表示位置とが離れている場所で
あっても、使用と同時的に、また、複数の測定部がある
場合には集中的に監視することが可能となり、目標を越
えて大きな使用があった場合の対応を従来より遙に速
く、また合理的節約を行うことなどが可能となった。し
たがって、前記資材、エネルギーの使用コストの合理的
管理及び削減に資することができ、ひいては資源の有効
利用、地球環境の保全に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電気の使用状態監
視方装置の測定部の概要を説明するためのブロック回路
図である。
【図2】図1の実施の形態による電気の使用状態監視方
装置の表示部の概要を説明するためのブロック回路図で
ある。
【図3】図2に示す表示部の外観を示す正面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3の側面図である。
【図6】図2の表示パネルの詳細を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態による電気の使用状
態監視装置の表示部の概要を説明するためのブロック図
である。
【図8】図7の表示部のディスプレイが測定1の日実績
を表示する画面の一例を示した図である。
【図9】図8に示す省エネ度の各水準に使用したシンボ
ルマークの一例を示す図である。
【図10】図10〜12は図9に示す折線グラフを描画する様
子を説明するための図であり、図10は、目標使用料折線
グラフを描画する前の状態を示す図である。
【図11】図9に示す折線グラフを描画する時刻が監視時
間帯に達し、目標使用料折線グラフを描画した状態を示
す図である。
【図12】図9の折線グラフの描画時刻が実績値を入力す
る時刻に達し、目標使用料折線グラフを実績使用料折線
グラフに変更した状態を示す図である。
【図13】図7の表示部のディスプレイが測定1の月実績
を表示する画面の一例を示した図である。
【図14】図7の表示部のディスプレイが測定1の年実績
を表示する画面の一例を示した図である。
【図15】本発明の第3の実態の形態による水道の使用状
態監視装置の測定部の概要を説明するためのブロック回
路図である。
【符号の説明】
1 測定部 2 表示部 11 測定回路 12 演算回路 14 無線送信回路 15 送信アンテナ 18 無線受信回路 19 演算回路 20 記憶回路 21 表示回路 22 警報器 23 受信アンテナ
フロントページの続き (72)発明者 那須 翔 東京都中央区八丁堀3丁目19番9号 財団 法人省エネルギーセンター内 Fターム(参考) 2F030 CB03 CC02 CC13 CE09 CE25 CE27 2F069 AA96 BB40 CC10 DD17 GG11 GG72 HH30 NN06 QQ03 2F073 AA19 AA22 AB02 AB03 BB01 BC02 CC01 CC06 GG01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給ラインから連続的に供給されるガ
    ス、電気、水道などの少なくとも瞬間使用量を検出し、
    検出した使用量を無線送信し、受信手段が前記無線送信
    された信号を受信すると、予め記憶する目標値と比較
    し、表示させることからなり、前記使用量が目標値を予
    め定めた値以上越えると警告を発するようにしたガス、
    電気などの使用状態監視方法。
  2. 【請求項2】 前記使用量の表示が、所定期間の積算値
    による表示である請求項1記載のガス、電気などの使用
    状態監視方法。
  3. 【請求項3】 前記積算値を料金に換算して表示するよ
    うにした請求項2記載のガス、電気などの使用状態監視
    方法。
  4. 【請求項4】 前記使用量の表示をグラフによって表示
    するようにした請求項1、2又は3記載のガス、電気な
    どの使用状態監視方法。
  5. 【請求項5】 前記警告を、数字、文字、音、光、色の
    少なくともいずれかの手段によって行うようにした請求
    項1、2、3又は4記載のガス、電気などの使用状態監
    視方法。
  6. 【請求項6】 連続的に供給されるガス、電気、水道な
    どの使用量を検出する測定部、及び、該測定部から所定
    距離離れた位置に配置され、且つ前記使用量の監視結果
    を表示する表示部からなり、前記測定部は、前記使用量
    の少なくとも瞬間使用量を検出する検出手段及び前記検
    出値を無線送信する送信手段からなり、前記表示部は、
    前記無線送信の受信手段、前記瞬間値及び積算値の少な
    くともいずれかの供給目標値を記憶する手段、該目標値
    に対する前記使用量を比較して表示する手段、前記使用
    量が前記目標値を予め定めた値以上越えると警告を発す
    る警告手段を設けたガス、電気などの使用状態監視装
    置。
  7. 【請求項7】 前記表使用量の積算値を料金に換算して
    表示するようにした請求項6記載のガス、電気などの使
    用状態監視装置。
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