JP2000266789A - 自家発電の表示装置 - Google Patents

自家発電の表示装置

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JP2000266789A
JP2000266789A JP11074528A JP7452899A JP2000266789A JP 2000266789 A JP2000266789 A JP 2000266789A JP 11074528 A JP11074528 A JP 11074528A JP 7452899 A JP7452899 A JP 7452899A JP 2000266789 A JP2000266789 A JP 2000266789A
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Nobuki Goto
伸希 後藤
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明の目的は、使用電力と自家発電との
電力量の比較が行ない易く、例えば、消費電力の管理を
行ない易い自家発電の表示装置を提供することである。 【解決手段】 自家発電システムを備えた居所において
自家発電に関する表示を行なう自家発電の表示装置1で
ある。そして、居所における使用電力量と自家発電量と
の割合に関する割合表示を行なう割合表示部2が備わる
構成とした。また、居所における使用電力量を自家発電
量が上回る売電状態となった場合に、該売電状態である
ことを表示する売電表示灯3も設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自家発電システ
ムを備えた居所において自家発電に関する表示を行なう
自家発電の表示装置に関する。
【0002】
【背景の技術】以前より、商用交流電力系統と自家発電
(例えば太陽電池発電)とを連係させて並列的に負荷に
電力を供給する電力需給システムが実用化されている。
このような電力需給システムでは、自家発電の電力が使
用電力に満たない場合に商用交流電力系統から負荷に電
力を供給する一方、自家発電の電力が使用電力を上回っ
た場合に余った電力を外部に送電し電力会社等に売却す
ると云ったシステム内容になっている。
【0003】上記のような電力需給システムの分野で
は、例えば特開平10−201106号公報に開示の太
陽光発電モニターシステムのように、使用電力、売電力
および自家発電等の各電力をメーター表示する装置など
が開発され使用されている。従来の自家発電に関する表
示装置は、例えば、使用電力の電力、自家発電の発電力
並びに売電力の電力をそれぞれ個別に、針の振れや棒グ
ラフ表示又は数値表示等で表すメータが備わるものであ
る。また、これら各発電力を所定期間積算して数値等で
表示する積算表示を行なうものも開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在、省エ
ネルギー対策が一般家庭にまで普及されている。そし
て、例えば、夏の日中など電力消費のピーク時に空調の
設定温度を調節して使用電力を下げたり、掃除機の使用
などを電力消費のピーク時を外して行なうなどの省エネ
対策が行なわれている。また、家庭用ボイラーの駆動を
夜間など電力消費が少なく電力料金の安い時間帯に行な
い、電気料金の節省を図るなどの対策も一般的である。
【0005】一方、太陽電池発電などの自家発電システ
ムを備えた住居等では、自家発電の電力が時間帯や天気
等の外的要因により大きく左右されることもあり、上記
一般的な省エネ対策が適当に当てはまらない場合が起こ
りえる。即ち、自家発電の発電力が多い時には電力消費
を差控える必要が余りなく、また、夜間は電力料金が安
い時間帯であるものの自家発電の発電力が殆どない時間
帯であることから夜間の電力消費を少なくした方が経済
的だったりする。
【0006】そこで、自家発電に関する表示装置の表示
を確認することで、適宜電力消費を管理することが考え
られる。しかしながら、従来の自家発電に関する表示装
置では、自家発電の電力のみが表示される構成であった
り、或いは、使用電力の電力や自家発電の電力をそれぞ
れ別個に表示する構成であったため、消費電力を管理す
る上で参照しにくいと云う課題があった。
【0007】即ち、自家発電の電力の絶対値が分って
も、使用電力の電力が分らなければ節電すべきか否か区
別がつかない。また、自家発電と使用電力のそれぞれの
電力が個別に分っていても、いちいちそれらを見比べて
節電すべきか否かを頭の中で考える必要があり、不慣れ
な人にとって大変難しい作業であった。また、電力を絶
対値で表示するため、使用電力と自家発電と共に電力が
小さい場合には、小さい値どうしで比較しなくてはなら
ずその比較が行ない難いと云う課題もあった。
【0008】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、使用電力と自家発電との電力の比較が行ない易
く、例えば、消費電力の管理を行ない易い自家発電の表
示装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】なお、次の手段の説明
中、かぎ括弧により実施の形態に対応する構成を1例と
して例示する。実施の形態と同一の単語を使用している
場合には符号のみ記す。上記課題を解決するため、請求
項1記載の発明は、図1および図2に示すように、自家
発電システムを備えた居所において自家発電に関する表
示を行なう自家発電の表示装置〔100〕であって、居
所における使用電力と自家発電力との割合に関する割合
表示を行なう割合表示手段〔割合表示部2〕を備えた構
成とした。
【0010】この請求項1記載の発明によれば、上記割
合表示により、そのものずばり使用電力と自家発電力と
の割合を一目で認識することが出来る。従って、例え
ば、自家発電力に応じて電力消費量の調整を行なう場合
に大いに参考とすることが出来る。また、使用電力や自
家発電力が小さい値であれ大きい値であれ、割合表示手
段にはそれらの割合に関する表示が行なわれるので、電
力の絶対値の大小によらない正確な比較が出来る。即
ち、使用電力と自家発電力との絶対値を互いに比較する
場合、電力が共に小さい値の場合など比較の誤差が大き
くなり比較しにくいと云った不都合があるが、この発明
では割合そのものが表示されるので上記不都合が回避さ
れる。
【0011】ここで、上記居所とは、例えば1戸の住
居、又はマンションやビルなどの1区画などである。上
記割合表示とは、例えば、使用電力と自家発電力との百
分率の数値表示、該百分率をグラフ等の図表で示す表示
など、種々の態様がありえる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の自
家発電の表示装置〔100〕において、自家発電の発電
力を監視する自家発電監視手段〔発電監視盤93〕と、
前記居所における使用電力を監視する使用電力監視手段
〔配電監視盤91〕と、前記自家発電監視手段と使用電
力監視手段のそれぞれの検出出力に基づき自家発電力と
使用電力との割合に関する割合量を演算する演算手段
〔CPU81〕とを備え、前記割合表示が、前記演算手
段〔CPU81〕で演算された前記割合量に基づいて行
なわれる構成とした。
【0013】この請求項2記載の発明によれば、上記自
家発電監視手段、使用電力監視手段および演算手段によ
り、確実に割合表示を行える構成を実現できる。ここ
で、自家発電監視手段や使用電力監視手段は、具体的に
は、配電盤の各系統の配電路に接続される電力トランス
デューサ等から実現される。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の自家発電の表示装置〔100〕において、前記割合
表示手段〔割合表示部2〕が、グラフ表示により前記割
合表示を行なう構成とした。この請求項3記載の発明に
よれば、使用電力と自家発電力との割合を直感的に認識
することができ、例えば、電力消費量を調整する際に参
考しやすい。ここで、グラフ表示とは、棒グラフや円グ
ラフなど、種々の図表表示があり得る。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れかに記載の自家発電の表示装置〔100〕において、
居所における使用電力を自家発電力が上回る売電状態と
なった場合に、該売電状態であることを表示する売電表
示手段〔売電表示灯3a〜3c〕を備えた構成とした。
一般に自家発電している環境において、使用電力の一部
を自家発電で補っている状態と、自家発電力が使用電力
を上回り売電される状態とでは状況が大きく異なり、自
家発電している人にとって気にかかるところである。そ
こで、この請求項4記載の発明によれば、上記売電表示
手段により売電中か否かが明確に確認できるので、自家
発電を行なっている人の要望に応えることが出来る。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れかに記載の自家発電の表示装置〔100〕において、
自家発電力から使用電力を差し引いた売電力を所定期間
積算する売電力積算手段〔CPU81〕と、前記売電力
を所定期間積算した売電積算量に関する表示を行なう売
電力積算表示手段〔デジタル表示部5〕とを備えている
構成とした。この請求項5記載の発明によれば、売電力
の積算された値も確認できるので、電気料金など経済的
な確認を行なう場合に都合が良い。
【0017】ここで、上記の売電力を積算する所定期間
とは、例えば、時間単位若しくは1日単位の期間、1ヶ
月間や1年間など、種々の期間が含まれる。また、何日
から何日までなどユーザーが設定可能にすることも可能
である。また、上記の売電積算量に関する表示とは、そ
の数値表示、グラフ表示等、売電積算量に関する表示で
あれば種々の態様が含まれる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何
れかに記載の自家発電の表示装置〔100〕において、
自家発電力から使用電力を差し引いた売電力を所定期間
積算する売電力積算手段〔CPU81〕と、自家発電の
電力を電力会社等に売り渡す際の単価を記憶する記憶手
段〔売電単価データ記憶領域83a〕と、所定期間積算
した売電力に単価を積算した売電料金に関する表示を行
なう売電料金表示手段〔デジタル表示部5〕とを備えて
いる構成とした。
【0019】この請求項6記載の発明によれば、売電の
料金自体が表示されるので、電気料金などの確認を行な
う場合に都合が良い。ここで、上記の売電料金に関する
表示とは、その数値表示、グラフ表示等、売電料金に関
する表示であれば種々の態様が含まれる。また、上記の
単価を記憶する記憶手段は、単価の変動に応じて記憶値
をユーザー等により設定変更可能なものにすると好まし
い。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の
実施の形態の太陽電池発電の表示装置100における表
示盤1を示す正面図である。この発明の実施の形態の太
陽電池発電(自家発電)の表示装置100は、住居など
に設けられた太陽電池パネルによる太陽電池発電と商用
交流電力系統とを連係させて並列的に負荷に電力を供給
する電力需給システムにおいて、該電力需給システムに
接続され太陽電池発電に関する表示を行なう装置であ
る。
【0021】この表示装置100は、図1の表示盤(表
示パネル)1と、図2の内部回路等により構成される。
表示盤1には、割合表示手段である割合表示部2、売電
表示手段である売電表示灯3a〜3c、メニュー表示部
4、デジタル表示部5、選択表示部6などが設けられて
いる。
【0022】割合表示部2は、住居内の全使用電力に対
する太陽電池発電による発電力の比率を帯状グラフによ
り表示するもので、表示内容を示す「現在使用電力と発
電の割合」と云うタイトル表示と、例えば液晶表示器や
複数のLED(Light Emitting Diode)等から構成され
「0%」から「100%」まで細かい目盛間隔で表示変
更可能な帯状グラフ表示部21、該帯状グラフ表示部2
1の目盛(例えば「0%,25%,50%,75%,1
00%」など)を示す目盛表示とを備えて構成される。
売電表示灯3a〜3cは、それぞれ例えば3つのLED
などから構成され、太陽電池発電による発電力が住居内
の全使用電力より上回った場合に点灯作動し、下回った
場合に消灯作動するものである。この実施の形態では、
売電表示灯として複数個(例えば3個)の売電表示灯3
a〜3cが設けられ、売電力が小さいときに点灯する表
示灯の数が少なく、売電力が大きいときに点灯する表示
灯の数が多くなるように制御され、売電力の大小も確認
できるようになっている。売電表示灯3a〜3cの横に
は、該表示灯3a〜3cが売電中か否かを示す「売電
中」の文字表示3Aがされている。なお、この実施の形
態では、売電表示灯を複数設けたが1つのみの構成とし
ても良い。また、売電表示灯を複数設ける場合でも、図
1のように横に並列的に並んだ構成とせず、例えば半径
の異なるドーナツ状や円状の複数の表示灯を同一点を中
心に配置した構成としても良い。そして、売電力が小さ
ければ中心部のみの表示灯を点灯させ、大きくなるに従
って中心から離れた部分まで点灯させていくようにして
も良い。この構成により、売電力と売電表示灯の点灯の
大きさとがリンクされ、売電力の大きさの認識が直感的
に容易に行なえる。その他、売電表示手段の形式(表示
態様や形状など)は種々の変形例があり得る。
【0023】メニュー表示部4は、デジタル表示部5の
表示内容が何かを示すもので、例えば内部にLED等を
備えた2個の表示部41,42を備えてなる。そして、
デジタル表示部5で売電力の積算表示が行なわれている
場合には表示部41が点灯し、売電料金の表示が行なわ
れている場合には表示部42が点灯するようになってい
る。これら各表示部41,42には、デジタル表示部5
の表示内容を示す「売電積算」や「売電料金」等のタイ
トル表示が行なわれている。デジタル表示部5は、例え
ば全桁で少数点表示可能な5桁の7セグメント表示器な
どから構成され、使用電力の数値表示、売電力の積算数
値の表示、売電料金の表示等、各種数値表示を行なうも
のである。すなわち、該デジタル表示部5により売電力
積算表示手段および売電料金表示手段が構成されてい
る。
【0024】選択表示部6は、デジタル表示部5の表示
内容として何が選択されているかを示すもので、例え
ば、LED等からなる4個の表示灯61〜64と、これ
ら4個の表示灯61〜64の横にデジタル表示部5の表
示内容を示すタイトル表示(例えば「現在kW」「月積
算kWh」「総積算kWh」「前月積算kWh」など)
とを備えてなる。また、選択表示部6は、現在値に関す
る第1区画6Aと、積算値に関する第2区画6Bとに区
分けされている。
【0025】図2には、表示装置100の回路構成の概
略ブロック図を示す。表示装置100の回路構成は、同
図に示すように、CPU(Central Processing Unit )
80、ROM(Read Only Memory)82、記憶装置83
およびインターフェース84等を、バス86を介して接
続して構成される。インターフェース84には、配電監
視盤91、給電監視盤92、発電監視盤93などが接続
される。CPU80は、ROM82内に記憶された制御
プログラムや制御データに従って、配電監視盤91、給
電監視盤92および発電監視盤93からの出力信号を受
けて配電の各分岐線ごとの使用電力、電力会社からの給
電力、太陽電池発電の発電力などを認識し、所定期間の
積算など各種演算処理を行なうと共に、表示盤1へ表示
出力を行なって表示盤1の表示制御を行なう。また、図
示しない操作部からの操作信号を入力して該操作信号に
基づき表示盤1の表示制御を行なったりする。
【0026】記憶装置83は、例えば、RAM(Random
Access Memory)やEEPROM(Electrically Erasa
ble and Programmable ROM)又はEPROM(Erasable
andProgrammable ROM)などからなり、CPU80の作
業領域や各種データの記憶領域を提供する。記憶装置8
3には、売電力の単価を示す売電力単価データの記憶領
域83a、売電力の1ヶ月間の積算過程のデータが記憶
される記憶領域83b、売電力の先月1ヶ月間の積算デ
ータが記憶される記憶領域83c、リセット操作時から
の売電力の総積算データが記憶される記憶領域83dな
どが設けられる。
【0027】配電監視盤91は、住居内に電力を供給す
る各分岐線ごとに電力トランスデューサなどを接続して
構成され、これら各分岐線ごとに供給電力をアナログ信
号に変換して出力する。給電監視盤92は、電力会社か
ら住居内に商用交流電力が供給される幹線に電力トラン
スデューサなどを接続して構成され、これら幹線からの
供給電力をアナログ信号に変換して出力する。発電監視
盤93は、太陽電池パネルから住居内に供給される発電
線に電力トランスデューサなどを接続して構成され、こ
れら発電線からの供給電力をアナログ信号に変換して出
力する。
【0028】次に、上記構成の太陽電池発電の表示装置
100の処理内容や操作方法について説明する。通常時
には、CPU81の制御により、表示盤1の割合表示部
2には現時点での全使用電力に対する太陽発電力の比率
を示す割合表示が行なわれ、また、デジタル表示部5に
は現時点での全使用電力の数値表示が行なわれる。即
ち、CPU81の制御により、配電監視盤91と発電監
視盤93からの出力により現時点での全使用電力と発電
力とが認識されて、これらの割合演算が行なわれ、該演
算結果に基づき帯状グラフ表示部21の表示が変更され
る。ここで、発電力が全使用電力を上回る売電状態にな
った場合には、売電表示灯3a〜3cの作動信号が出力
されて売電表示灯3a〜3cが点灯する。
【0029】また、通常時には、CPU81の制御によ
り、デジタル表示部5に全使用電力の数値を示す表示信
号が出力される。そして、デジタル表示部5には全使用
電力の数値が表示されるので、メニュー表示部4の点灯
はなく、選択表示部は現在表示の表示灯61が点灯され
る。
【0030】CPU81は、上記の表示制御を行なうと
共に売電状態になった場合に、売電力の積算処理を行な
う。積算処理は売電力を時間で積算して記憶領域83b
の売電月積算データを更新していくことで行なわれる。
積算処理は、例えば月の初日からの売電力を1ヶ月間積
算していく処理である。月の変わりには記憶領域83b
の売電月積算データが売電前月積算データとして記憶領
域83cに移す。また、同時に、装置のリセット時から
積算されている記憶領域83dの売電総積算データに売
電前月積算データを加算して更新する。
【0031】図示しないメニューキー(操作部)を操作
して、表示メニューを売電積算表示に選択すると、CP
U81の制御によりデジタル表示部5の表示内容が、今
月内の売電力の積算値の表示に変更される。即ち、記憶
領域83bの売電月積算データが読み込まれて該数値の
表示信号がデジタル表示部5に出力される。この状態で
売電力が発生して売電月積算データが更新されると、該
更新に従ってデジタル表示部5の表示も更新されてい
く。また、このときCPU81の制御により、メニュー
表示部4の表示部41が点灯され、選択表示部6の月積
算表示を示す表示灯61が点灯される。
【0032】表示メニューが売電積算表示のときに、図
示しない選択キー(操作部)を操作すると、デジタル表
示部5に表示される内容が、売電力の月積算データか
ら、総積算データ、次いで、前月積算データへとサイク
リックに変更されていく。総積算データの表示は、記憶
領域83dの売電積算データを読み込むことで行なわ
れ、前月積算データの表示は、記憶領域83cの売電前
積算データを読み込むことで行なわれる。また、このと
きCPU81の制御により、選択表示部6の表示が、月
積算の表示を示す表示灯61の点灯から総積算の表示を
示す表示灯62の点灯へと、次いで、前月の積算表示を
示す表示灯64の点灯へとサイクリックに移行される。
【0033】また、図示しないメニューキー(操作部)
を操作して、表示メニューを売電料金表示に選択する
と、CPU81の制御によりデジタル表示部5の表示内
容が、今月内の売電力の料金値の表示に変更される。即
ち、記憶領域83bの売電月積算データと記憶領域83
aの売電単価データが読み込まれると共に、これらの積
算演算が行なわれ、その結果値の表示信号がデジタル表
示部5に出力される。この状態で売電力が発生して売電
月積算データが更新されると、該更新に従ってデジタル
表示部5の表示も更新されていく。また、このときCP
U81の制御により、メニュー表示部4の表示部42が
点灯され、選択表示部6の月積算表示を示す表示灯61
が点灯される。
【0034】表示メニューが売電料金表示のときに、図
示しない選択キー(操作部)を操作すると、デジタル表
示部5に表示される内容が、売電力料金の月積算データ
から、総積算データ、次いで、前月積算データへとサイ
クリックに変更されていく。総積算データの表示は、記
憶領域83dの売電積算データを読み込んで売電単価デ
ータと積算することで行なわれ、前月積算データの表示
は、記憶領域83cの売電前積算データを読み込んで売
電単価データとを積算することで行なわれる。また、こ
のときCPU81の制御により、選択表示部6の表示
が、月積算の表示を示す表示灯61の点灯から総積算の
表示を示す表示灯62の点灯へと、次いで、前月の積算
表示を示す表示灯64の点灯へとサイクリックに移行さ
れる。
【0035】なお、記憶装置83の記憶領域83aに記
憶される売電単価データは、図示しないセットキーや選
択キーの操作等によりユーザーが書き換え可能になって
おり、売電力の単価が変更された場合には、その変更に
伴い書き換えることが出来るように構成されている。
【0036】以上のように、この実施の形態の太陽電池
発電の表示装置100によれば、割合表示部2の割合表
示により、そのものずばり使用電力と発電力との割合を
一目で認識することが出来る。従って、例えば、発電力
に応じて電力消費量の調整を行なう場合に大いに参考と
することが出来る。また、使用電力や発電力が小さい値
であれ大きい値であれ、割合表示部2にはそれらの割合
に関する表示が行なわれるので、正確な比較が出来る。
また、割合表示を帯状グラフ表示により行なうので、使
用電力と発電力との割合を直感的に認識することがで
き、電力消費量の調整の際に参考しやすい。
【0037】また、売電表示灯3a〜3cが売電中にな
った場合に点灯されるので、売電中か否かが明確に確認
でき、発電を行なっている人にとって気にかかる売電中
か否かの情報が一目で確認できる。また、売電力を所定
期間(現月内、前月の1ヶ月間、或いはリセット時から
の総期間)積算した売電力の積算データの表示が行なわ
れるので、電気料金など経済的な確認を行なう場合に都
合が良い。また、所定期間積算した売電力に単価を積算
した売電料金の表示が行なわれるので、電気料金などの
確認を行なう場合に特に都合が良い。
【0038】なお、本発明は、この実施の形態の太陽電
池発電の表示装置100に限られるものでなく、例え
ば、自家発電の種類は太陽電池発電いがいであっても良
いし、割合表示は帯状グラフの表示態様でなく円グラフ
の表示態様でも良いし、図表以外に数値の表示でも良
い。また、売電力の積算期間や料金表示の積算期間、売
電力積算表示や料金表示の表示態様、および、それら表
示方法や操作方法など、この実施の形態で具体的に示し
た細部構造および方法は、発明の主旨を逸脱しない範囲
で適宜変更可能である。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、割合表示
により、そのものずばり使用電力と自家発電力との割合
を一目で認識することが出来る。従って、例えば、自家
発電力に応じて電力消費量の調整を行なう場合に大いに
参考とすることが出来る。また、使用電力や自家発電力
が小さい値であれ大きい値であれ、割合表示手段にはそ
れらの割合に関する表示が行なわれるので、正確な比較
が出来る。
【0040】請求項2記載の発明によれば、自家発電監
視手段、使用電力監視手段および演算手段により、請求
項1記載の割合表示を確実に行える構成を実現できる。
【0041】請求項3記載の発明によれば、割合表示を
グラフ表示により行なうことで、使用電力と自家発電力
との割合を直感的に認識することができ、電力消費量を
調整する際に参考しやすい。
【0042】請求項4記載の発明によれば、売電表示手
段により売電中か否かが明確に確認できるので、一般に
自家発電している環境において、使用電力の一部を自家
発電で補っている状態と、自家発電力が使用電力を上回
り売電される状態とでは状況が大きく異なり、自家発電
している人にとって気にかかるところであるが、これら
自家発電を行なっている人の要望に応えることが出来
る。
【0043】請求項5記載の発明によれば、売電力を所
定期間積算した売電積算量に関する表示が行なわれるの
で、電気料金など経済的な確認を行なう場合に都合が良
い。
【0044】請求項6記載の発明によれば、所定期間積
算した売電力に単価を積算した売電料金に関する表示が
行なわれるので、電気料金などの確認を行なう場合に都
合が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の太陽電池発電の表示装置
における表示盤を示す正面図である。
【図2】同、太陽電池発電の表示装置の回路構成の概略
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 太陽電池発電の表示盤 2 割合表示部(割合表示手段) 3a〜3c 売電表示灯(売電表示手段) 5 デジタル表示部(売電力積算表示手段、売電料
金表示手段) 81 CPU(演算手段、売電力積算手段、) 83a 売電単価データ記憶領域(単価を記憶する記憶
手段) 91 配電監視盤(使用電力監視手段) 92 給電監視盤 93 発電監視盤(自家発電監視手段) 100 太陽電池発電の表示装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自家発電システムを備えた居所において
    自家発電に関する表示を行なう自家発電の表示装置であ
    って、 居所における使用電力と自家発電力との割合に関する割
    合表示を行なう割合表示手段を備えたことを特徴とする
    自家発電の表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自家発電の表示装置にお
    いて、 自家発電の発電力を監視する自家発電監視手段と、 前記居所における使用電力を監視する使用電力監視手段
    と、 前記自家発電監視手段と使用電力監視手段のそれぞれの
    検出出力に基づき自家発電力と使用電力との割合に関す
    る割合量を演算する演算手段とを備え、 前記割合表示は、前記演算手段で演算された前記割合量
    に基づいて行なわれることを特徴とする自家発電の表示
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の自家発電の表示装
    置において、 前記割合表示手段は、グラフ表示により前記割合表示を
    行なうことを特徴とする自家発電の表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか記載の自家発電の
    表示装置において、 居所における使用電力を自家発電力が上回る売電状態と
    なった場合に、該売電状態であることを表示する売電表
    示手段を備えたことを特徴とする自家発電の表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の自家発電
    の表示装置において、 自家発電力から使用電力を差し引いた売電力を所定期間
    積算する売電力積算手段と、 前記売電力を所定期間積算した売電積算量に関する表示
    を行なう売電力積算表示手段とを備えたことを特徴とす
    る自家発電の表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の自家発電
    の表示装置において、 自家発電力から使用電力を差し引いた売電力を所定期間
    積算する売電力積算手段と、 自家発電の電力を電力会社等に売り渡す際の単価を記憶
    する記憶手段と、 所定期間積算した売電力に単価を積算した売電料金に関
    する表示を行なう売電料金表示手段とを備えたことを特
    徴とする自家発電の表示装置。
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