JP2003244849A - 発電機システムの制御システム - Google Patents

発電機システムの制御システム

Info

Publication number
JP2003244849A
JP2003244849A JP2002036681A JP2002036681A JP2003244849A JP 2003244849 A JP2003244849 A JP 2003244849A JP 2002036681 A JP2002036681 A JP 2002036681A JP 2002036681 A JP2002036681 A JP 2002036681A JP 2003244849 A JP2003244849 A JP 2003244849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
data
generator
generator system
commercial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002036681A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Hibi
真二 日比
Masayoshi Tokiwa
昌良 常盤
Toshinobu Fujisawa
俊暢 藤澤
Tadanobu Kanemoto
忠達 金元
Hiroshi Yoshimoto
博 吉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd, Yanmar Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2002036681A priority Critical patent/JP2003244849A/ja
Priority to DE60308487T priority patent/DE60308487T2/de
Priority to CNB038060523A priority patent/CN100370674C/zh
Priority to AT03739651T priority patent/ATE340429T1/de
Priority to US10/504,396 priority patent/US6927499B2/en
Priority to KR10-2004-7012669A priority patent/KR20040083513A/ko
Priority to EP03739651A priority patent/EP1482617B1/en
Priority to PCT/JP2003/001140 priority patent/WO2003069758A1/ja
Priority to AU2003245118A priority patent/AU2003245118A1/en
Priority to ES03739651T priority patent/ES2274250T3/es
Publication of JP2003244849A publication Critical patent/JP2003244849A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/14Combined heat and power generation [CHP]
    • Y02E40/72
    • Y02T10/166
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/12Monitoring or controlling equipment for energy generation units, e.g. distributed energy generation [DER] or load-side generation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の発電機ユニットを利用して発電機シス
テムを構成すると、発電機ユニットと系統連系用のイン
バータとが別ユニット化されているので、商用電力と発
電電力の電力値・電力量を管理する電力管理システムを
新たに構築する必要がある。 【解決手段】 発電機システム1を構成する各装置を制
御する制御ユニット5は、インバータ6a・6bより送
信された商用および発電電力値の検出データに基づい
て、商用電力と、発電電力と、負荷電力とに関する、各
電力値および各電力量のデータを算出すると共に、これ
らの算出データと前記検出データとを記憶可能に構成
し、発電機システム1に、有線または無線により接続さ
れる操作表示器28を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散型発電機を備
え、商用電源と系統連系可能に構成した発電機システム
を制御する制御システムに関し、特に、制御システムを
利用した電力管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力消費機器(負荷)への電力供
給のために、電力会社により供給される商用電力系統
に、商用電源に対する分散型発電機の発電電力系統を接
続可能とした発電機システムが、使用されるようになっ
ている。負荷側への供給電力は、発電機システム内部に
備えたインバータにより、分散型発電機の発電電力と商
用電力とを合わせて、負荷側の需要電力と一致するよう
に制御されている。このような電力供給のシステムは、
分散型発電機の発電電力系統と、商用電力系統とを、連
系して行っていることから、系統連系システムといわれ
ている。前記発電機システムには、動力源(原動機)と
して、ガスエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関
が適用されている。
【0003】前述したような発電機システムは、動力源
および発電機を主とした発電機ユニットと、発電機ユニ
ットの出力を商用電力と系統連系する系統連系用のイン
バータとを別ユニット化して、両ユニットを合わせて発
電機システムが構成されている。発電機ユニットは単体
で、電力供給可能である。発電機の出力側にコンバータ
を設けて、直流電力を供給可能としたり、コンバータの
下流側にインバータを設けて、交流電力を供給可能とさ
れる。このような発電機ユニットは公知のものであり、
例えば工事現場等の電力源として用いられる。そして、
従来においては、このような発電機ユニットに、系統連
系用のインバータを付設することで、系統連系可能な発
電機システムを構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、発電
機システムを構成する際に、既存の発電機ユニットを利
用するようにしているが、このような構成とすると、シ
ステム全体が大型化してしまう。また、発電機ユニット
と系統連系用のインバータとが別ユニット化されている
ので、商用電力と発電電力の電力値・電力量を管理する
電力管理システムを新たに構築する必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。
【0006】即ち、請求項1においては、商用電力系統
と分散電源用発電機による発電電力系統とを、インバー
タにより系統連系可能とした発電機システムにおいて、
該発電機システムを制御する制御システムであって、イ
ンバータは、商用電源の商用電力値と発電機の発電電力
値とに関するデータを検出可能とし、発電機システムを
構成する各装置を制御する制御ユニットは、インバータ
より送信された前記検出データに基づいて、商用電力
と、発電電力と、負荷電力とに関する、各電力値および
各電力量のデータを算出すると共に、これらの算出デー
タと前記検出データとを記憶可能に構成したものであ
る。
【0007】請求項2においては、商用電力系統と分散
電源用発電機による発電電力系統とを、インバータによ
り系統連系可能とした発電機システムにおいて、該発電
機システムを制御する制御システムであって、発電機シ
ステムは、商用電源の商用電力値と発電機の発電電力値
とに関するデータを検出可能とし、発電機システムの入
出力手段である操作表示器は、画像表示装置と、前記各
データの処理プログラムとを備え、前記各データを処理
プログラムにより図表化して、画像表示装置上に表示可
能としたものである。
【0008】請求項3においては、発電機の動力源を運
転するための燃料の流量や重量等のデータが制御ユニッ
トに送信され、該制御ユニットにより燃料消費量が算出
され、発電機システムの入出力手段である操作表示器
は、画像表示装置と、前記各データの処理プログラムと
を備え、前記各データを処理プログラムにより図表化し
て、画像表示装置上に表示可能としたものである。
【0009】請求項4においては、発電機システムを構
成する各装置を制御する制御ユニットと、発電機システ
ムの内外の少なくとも一方に設けた操作表示器とを、デ
ータ送信可能に接続したものである。
【0010】請求項5においては、前記発電機システム
の操作表示器を、データ記憶手段またはデータ記録手段
へデータ送信可能に構成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下で、本発明の一実施例として
の発電機システム1について説明する。なお、本発明の
適用は、発電機出力をコンバータおよびインバータによ
り電力変換する構成とした発電機システムであれば可能
であり、本実施例の発電機システム1に限定されるもの
ではない。例えば、発電機の駆動源を熱源として利用し
たコージェネレーションシステムに、適用してもよい。
【0012】これより、本発明の一実施例を、図1を用
いて説明する。図1は発電機システム1の回路図であ
る。発電機システム1は、主として動力源4、商用電源
40に対する分散型電源である発電機3とから構成さ
れ、発電機3の出力側には、発電機3の発電電力を電力
変換するコンバータ21a・21b、インバータ6a・
6bが設けられている。また、これらの各装置を制御す
るための制御システム2が、発電機システム1には設け
られている。制御システム2は、各装置を制御する制御
ユニット5と、制御ユニット5の入出力手段である操作
表示器28とを備えている。加えて、制御ユニット5に
制御される機器類としては、前記の動力源4、発電機
3、インバータ6a・6bの他に、ラジエータ7に設け
たラジエータファン7a、換気用ファン15、冷却水ポ
ンプ16等がある。
【0013】動力源4は内燃機関であり、機械室(図示
せず)に配置される。動力源4の燃料としては、軽油、
灯油、重油等の液体、あるいは天然ガス、都市ガス、下
水消化ガス等の気体があり、図示せぬ外部の燃料タン
ク、あるいはインフラから燃料供給配管49を通して動
力源4に燃料が供給される。また燃料配管49には燃料
流量計50が配設され、動力源4の燃料消費量に関する
データを検知し、制御システム2に該データが送信され
る。このデータは燃料の単価と合わせて用いることで、
発電電力の各時間帯における単価、あるいは所定期間の
平均単価を計算することが可能である。なお、本実施例
では燃料消費量を検知する方法として流量を検知する方
法を用いたが、他にもタンク等に燃料を補充する場合に
タンク重量の変化を検知する方法等が考えられ、限定さ
れるものではない。また、動力源4のラジエータ7は熱
交換室(図示せず)に配置される。そして、機械室およ
び熱交換室の室内空気の冷却は、換気用ファン15によ
り外気を取り込んで、これらの室内へ通風することによ
り行われる。
【0014】発電機システム1内には、冷却水路8が形
成されており、動力源4の冷却水がラジエータ7を循環
するようにしている。ラジエータ7にはラジエータファ
ン7aが設けられており、該ラジエータファン7aの駆
動によりラジエータ7を通過する冷却水を冷却するよう
にしている。
【0015】動力源4にはスタータ10が備えられてお
り、該スタータ10への電力供給は、後述する負荷電力
系統U3・V3(発電電力系統U2・V2を含む)から
トランス11を介して行われている。なお、スタータ1
0はバッテリから電力供給とする構成としてもよい。
【0016】発電機3は、動力源4の駆動シャフトにつ
ながる回転軸12に、直流電源で励磁される界磁巻線を
有する回転子(図示しない)を備え、固定子(図示しな
い)に備えた電機子から、三相出力を取り出す構成とし
ている。発電機3には、電機子として電機子巻線20a
・20bが備えられており、電機子は三相電力を出力す
る2巻線としている。電機子巻線20a・20bの配置
は、分巻型、タンデム型のいずれの配置でも良い。そし
て、前記界磁巻線(回転子)の回転により電磁誘導を発
生させ、電機子巻線20a・20bにそれぞれ電圧が生
じるようにしている。該電機子巻線20a・20bに
は、3つの出力端子が設けられており、該電機子巻線2
0a・20bより三相電力が出力される。なお発電機3
では、回転子に界磁巻線を備え、固定子に電機子を備え
る構成(回転界磁型)としたが、回転子に電機子を備
え、固定子に界磁巻線を備える構成(回転電機子型)ま
たは、回転子に永久磁石を備え、固定子に電機子を備え
る構成としてもよい。
【0017】発電機3には自動電圧調整装置(以下、A
VR)14が備えられており、前記界磁巻線への供給電
力を制御するようにしている。該AVR14は、界磁巻
線によって励磁される磁場の大きさを調節して、電機子
巻線20a・20bから出力される電圧値を一定とす
る。
【0018】発電機3からの三相出力30a・30bは
それぞれ、AC/DC変換を行うコンバータ21a・2
1bにより整流・平滑された後、インバータ6a・6b
の直流入力部に接続される。そして、該インバータ6a
・6bから発電電力系統U2・V2が出力され、該出力
と、後述する商用電力系統との系統連系が行われる。な
お、本実施例の発電機システム1は、図1に示すよう
に、単相3線の商用電力系統との系統連系を行った場合
の実施例である。発電機システム1と系統連系する商用
電力系統としては、単相3線に限定されるものではな
く、三相3線の商用電力系統との系統連系を行うように
してもよい。
【0019】外部商用電源40からは、単相三線200
Vの商用電力系統U1・O1・V1が引かれている。該
商用電力系統U1・V1間には200Vの電位差があ
り、商用電力系統O1は中性線とし、商用電力系統U1
・O1間および商用電力系統O1・V1間には100V
の電位差が生じるようにしている。商用電力系統U1・
V1に、発電機システム1からの発電電力系統U2・V
2が並列接続される。発電電力系統U2・V2間の電位
差もインバータ6a・6bにより200Vとしており、
商用電力系統U1・V1と電位差を合わせて電力が供給
される。そして、商用電力系統U1・V1と発電電力系
統U2・V2との系統連系が行われている。以上のよう
にして系統連系された負荷電力(負荷電力系統U3・O
3・V3)が、電力消費機器(以下、単相負荷)24・
24・・・へ供給されている。
【0020】また、商用電力系統U1・V1には、カレ
ントトランスCT1・CT2が設けられており、該商用
電力系統U1・V1を通過して単相負荷24・24・・
・へ供給される商用電力の電流値が、インバータ6aで
検出されるようにしている。商用電力系統U1・V1の
電流値は、前記単相負荷24・24・・・での電力消費
量に応じて変化する。そして、単相負荷24・24・・
・側へ電力(負荷電力)を安定的に供給するために、イ
ンバータ6a・6bから発電電力を供給して、単相負荷
24・24・・・へ入力する負荷電力の値が一定となる
ようにしている。このため、前記カレントトランスCT
1・CT2で検出された商用電力系統U1・V1の電流
値に応じて、インバータ6a・6bより適切な発電電力
が発電電力系統U2・V2に出力されるようにしてい
る。
【0021】複数台(本実施例では2台)のインバータ
6a・6bは、マルチドロップ方式で通信可能に接続さ
れている。インバータ6aは、検出された商用電力系統
U1・V1の電流値に基づき、必要とされる出力設定値
(電力値)を算出する。そしてインバータ6aは、該出
力設定値を他のインバータ6bにも送信する。インバー
タ6bでは、送信された出力設定値となるように出力制
御が行われる。
【0022】以上の系統連系によって行われる発電機シ
ステム1の動作の具体例を以下に説明する。 (1)単相負荷側の消費電力が増加した場合 負荷電力系統U3・O3・V3における需要電力が増加
し、これに応じて商用電力系統U1・O1・V1に流れ
る商用電力が増加する。ここで、負荷電力系統とは、前
記商用電力系統と前記発電電気系統とが系統連系された
ものである。そして、商用電力系統U1・V1の商用電
力の増加値は、カレントトランスCT1・CT2により
検出される電流値の増加量とインバータ6aの出力部で
検出される電圧値の積として算出される。インバータ6
aは、それに応じて発電電力系統U2・V2の発電電力
を増大させるように、インバータ6a・6bを制御す
る。
【0023】(2)単相負荷側の消費電力が減少した場
合 負荷電力系統U3・O3・V3における需要電力が減少
し、これに応じて商用電力系統U1・O1・V1に流れ
る商用電力が減少する。そして、商用電力系統U1・V
1の商用電力の減少値は、カレントトランスCT1・C
T2により検出される電流値の減少量とインバータ6a
の出力部で検出される電圧値の積として算出される。そ
してインバータ6aは、それに応じて発電電力系統U2
・V2の発電電力を減少させるように、インバータ6a
・6bを制御する。
【0024】これより、制御システム2を利用した電力
管理システムについて説明する。制御システム2は、発
電機システム1の制御機構として機能する他に、発電電
力および負荷電力等の電力を管理する電力管理システム
として機能する。制御システム2の制御ユニット5は、
発電機システム1を構成する各装置の駆動制御を行うと
共に、各電力系統の電力値や電力量値の算出および記憶
が可能となるように構成されている。制御ユニット5に
は、記憶手段としてのメモリや、算出手段としての演算
装置(CPU)が備えられている。発電機システム1に
おいて、電力に関し、直接検出されるデータは、次の三
つである。インバータ6aは、前述したように、カレン
トトランスCT1・CT2を介して、商用電力の電流値
を検出可能である。このようにして検出された商用電力
に関する検出データは、インバータ6aより制御ユニッ
ト5に送信されて、制御ユニット5に記憶される。ま
た、インバータ6a・6bは、これらの装置内に設けた
回路を利用して、該インバータ6a・6bで電力変換さ
れて出力される発電電力の電流値および電圧値を、検出
可能である。そして、このようにして検出された発電電
力に関する検出データも、制御ユニット5に送信され
て、制御ユニット5に記憶される。
【0025】次に、前記検出データを基にして算出され
るデータについて説明する。商用電源系統U1・V1の
商用電力と、発電電力系統U2・V2発電電力とを合わ
せた電力は、負荷電力系統U3・V3の負荷電力であ
る。制御ユニット5は、商用電力と発電電力とに関する
前記検出データより、前記演算装置で演算を行うこと
で、負荷電力値を算出可能である。負荷電力値に関する
算出データは、制御ユニット5に記憶される。
【0026】前記の各電力に関するデータの検出および
算出により、各電力量の算出が、制御ユニット5におい
て可能である。電力量は電力の時間積分として与えられ
るものであり、本実施例では、所定時間(本実施例では
一時間)毎に、該所定時間内に負荷側へ向けて供給され
た電力量が、制御ユニット5で算出されるようにしてい
る。そして、算出された商用電力値および発電電力値よ
り、制御ユニット5において、それぞれ商用電力量、発
電電力量が算出され、前記算出された負荷電力値より、
負荷電力量が算出される。これらの各電力量に関する算
出データは、制御ユニット5に記憶される。
【0027】以上をまとめると、インバータ6aが検出
した商用電力値と発電電力値とに関するデータが、制御
ユニット5に送信されて、制御ユニット5に記憶され
る。本実施例においては、商用電力値と発電電力値とに
関するデータは、商用電流値と、発電電流値および発電
電圧値の検出データである。また、制御ユニット5は、
各電力値のデータと、各電力量のデータとを算出し、こ
れらの算出データも制御ユニット5に記憶される。本実
施例では、各電力値のデータとは、商用電力値、発電電
力値、負荷電力値のデータであり、各電力量のデータと
は、商用電力量、発電電力量、負荷電力量のデータであ
る。
【0028】以上のように、系統連系用のインバータ6
a・6bを設けた発電機システム1を構成するので、動
力源4および発電機3を主とした既存の発電機ユニット
に、系統連系用のインバータを付設することで発電機シ
ステムを構成する場合と比べて、装置全体をコンパクト
化することができる。また、系統連系用のインバータ6
a・6bを一体化した発電機システム1を構成するの
で、発電機システム1の各装置が同一の制御ユニット5
により制御される構成であり、発電機システム1の制御
システムを利用するだけで、新たな装置を付け加えるこ
となく、電力管理システムを構成することができる。し
たがって、コスト削減に繋がると共に、新たな配設スペ
ースを必要としない。
【0029】また、動力源4の燃料消費量に関するデー
タを燃料流量計50にて検知し、該データを制御ユニッ
ト5に送信し、予め、既知の燃料単価(円・立方メート
ルまたは、円/リットル)を制御ユニット5に入力して
おくことで、これらの積として燃料費(円/月、あるい
は円/時間)を計算する事が可能である。加えて、制御
ユニット5で、算出した発電電力値のデータと、該デー
タより算出した発電電力量のデータと、算出した燃料消
費量のデータとから、発電機3で発生する電力の電力単
価を算出可能である。ユーザーは、自らの使用条件にお
ける実際のデータに基づいて、発電機3の電力単価を把
握することができ、消費者満足度が高められる。
【0030】前記操作表示器28は、制御ユニット5へ
制御指令を送信するための入力手段と、制御ユニット5
からのデータ送信を受けるための出力手段とを兼用する
入出力手段である。特に、操作表示器28は、発電機シ
ステム1を構成する一要素であり、発電機システム1の
内部に設けられる。制御ユニット5には、データ通信用
の出力端子が設けられており、入出力手段である操作表
示器28は、図1に示すように、有線の信号線を介し
て、制御ユニット5と通信可能に接続されている。操作
表示器28は、制御ユニット5から離間した位置に設け
て、リモート制御盤とすることが可能である。また、入
出力手段28を、一般に流通している汎用のパソコン3
5としてもよい。
【0031】また、発電機システム1の制御ユニット5
と、メーカー側の遠隔監視システム(中央遠隔監視セン
ター)の統括操作表示器29とを接続するために、発電
機システム1には無線通信用の通信アダプタ31が設け
られ、遠隔監視システムにも通信アダプタ31が設けら
れている。そして、制御ユニット5より、発電機システ
ム1の設置場所からは離間した遠隔地に位置する統括操
作表示器29に向けて、通信アダプタ31・31を介し
て、双方向通信可能としている。統括操作表示器29
は、操作表示器28が発電機システム1内に設けられる
のに対して、発電機システム1の外部に設けられる操作
表示器である。なお、制御ユニット5と統括操作表示器
29との間の通信手段は、無線通信に限定されるもので
はなく、電話線等の通信線を利用した有線通信としても
よい。
【0032】このような構成とすることにより、制御ユ
ニット5に記憶される前記検出データ、算出データ等の
電力に関するデータを、制御ユニット5の入出力手段で
ある操作表示器28、統括操作表示器29に送信可能で
ある。また、操作表示器28は、制御ユニット5より離
間して設置したリモート監視盤としたり、遠隔監視シス
テムの統括操作表示器29とすることが可能である。し
たがって、制御ユニット5から離間した位置より、前記
各データ(電力に関するデータ)の確認や、発電機シス
テム1の電力管理が可能である。また、本実施例では、
統括制御ユニット5より、操作表示器28・29の両方
へデータ送信可能としているが、いずれか一方のみに送
信可能とする構成でもよい。
【0033】操作表示器28に設けた画像表示装置32
に表示される図表について、図2から図7を用いて説明
する。図2は一時間毎の電力供給状況を示す一覧表であ
り、図3は一ヶ月間における商用・発電電力量および料
金の比較表であり、図4は一時間毎の商用・発電電力量
を比較するグラフであり、図5は一ヶ月毎の商用・発電
電力量を比較するグラフであり、図6は各電力系統によ
る現在供給電力値を示す電力系統概念図であり、図7は
各電力系統による月間供給電力量を示す電力系統概念図
である。また、以下の構成は、統括操作表示器29にお
いても同様である。
【0034】入出力手段である操作表示器28には画像
表示装置32が備えられ、操作表示器28に内蔵した処
理プログラムに基づいて、前記各データを図表化して、
画像表示装置32上に表示可能となるように構成されて
いる。
【0035】本実施例では、商用電源40の商用電流値
はカレントトランスCT1・CT2により検出し、発電
機3の発電電流値および電圧値はインバータ6a・6b
内部の回路により検出するようにしているが、この方法
に限定されるものではない。また、商用電力および発電
電力に関する検出データは、制御ユニット5で算出処理
が行われて、負荷電力値および電力量等に関する算出デ
ータが算出されるようにしているが、この方法に限定さ
れるものではない。例えば、前記入出力手段である操作
表示器28に、検出データが送信されて、操作表示器内
部に設けた演算装置および処理プログラムに基づいて、
前記算出データの算出が行われるようにしてもよい。
【0036】まず、図2に示す、一時間毎の商用・発電
電力量を比較表について説明する。前記処理プログラム
の作用により、前記算出データである商用電力量、発電
電力量、負荷電力量を、時間毎に並べた一覧表を、前記
画像表示装置32上に表示可能である。前記各電力量
は、前述したように、本実施例では一時間毎に算出され
た電力量であるので、前記一覧表においても、一時間毎
に並べて配置される。
【0037】このため、発電機システム1のユーザー
は、発電機3による発電電力量を認識することができ、
購入した商品である発電機システム1の効果を実感で
き、消費者満足度が高められる。
【0038】次に、図3に示す、一ヶ月間における商用
・発電電力量および料金の比較表について説明する。前
記処理プログラムの作用により、前記算出データである
一時間毎の商用電力量、発電電力量、負荷電力量を月間
で合計して、月間での各電力量を算出し、月間の各電力
量と料金の対応関係を一覧表にして、画像表示装置32
上に表示可能である。図3中に示される商用電力のkW
h当りの単価(買電力購入コスト)は、商用電力供給側
(電力会社)より情報提供を受けて、予め操作表示器2
8に記憶されている。また、発電電力のkWh当りの単
価は、動力源4の駆動に要する燃料のコスト等により算
出されるものであり、燃料消費量の増減等に応じて、制
御ユニット5により算出されるものである。なお、発電
電力におけるkWh当りの単価や料金は、発電機システ
ム1のランニングコストを意味するものである。
【0039】このような構成とすることにより、ユーザ
ーは、商用電力量と発電電力量との月間比較を行うこと
ができる。加えて、商用電力と発電電力との料金比較を
行うことが可能である。したがって、発電電力のランニ
ングコストと、商用電力の購入コストとを比較検討でき
るので、ユーザーは、発電機システム1のランニングメ
リットを確認することができる。なお、図3の例では、
月間比較の場合を示したが、日単位の比較や年単位の比
較も可能である。また、発電機システム1のランニング
メリット(買電力購入コスト−ランニングコスト)よ
り、発電機システム1の設備投資費用がどれだけの期間
で回収可能であるか、等を、操作表示器28で算出し、
ユーザーが認識することが可能である。
【0040】図4に示す、一時間毎の商用・発電電力量
を比較するグラフについて説明する。図4のグラフは、
図2に示す比較表をグラフ化したものである。横軸が一
時間単位の時間の変化を示し、縦軸は各電力量の変化を
示している。
【0041】このような構成とすることにより、ユーザ
ーは、各電力系統の供給電力量の比較を、一時間単位で
行うことができる。一日の内で、どの時間帯に負荷電力
が増減しているかを知ることができ、電力会社との契約
内容に応じて、もっともコスト低減となる発電パターン
などを知ることもできる。したがって、ユーザーが発電
機システム1の設備投資効果を認識することができる。
【0042】図5に示す、一ヶ月毎の商用・発電電力量
を比較するグラフについて、説明する。図5のグラフ
は、一ヶ月毎の商用・発電電力量の比較および、負荷電
力量の増減を示すものである。横軸が一ヶ月単位の時間
の変化を示し、縦軸は各電力量の変化を示している。
【0043】このような構成とすることにより、ユーザ
ーは、各電力系統の供給電力量の比較を、一ヶ月単位で
行うことができる。一年の内で、どの月に負荷電力が増
減しているかを知ることができ、電力会社との契約内容
に応じて、もっともコスト低減となる発電パターンなど
を知ることもできる。したがって、ユーザーが発電機シ
ステム1の設備投資効果を認識することができる。
【0044】図6に示す、各電力系統による現在供給電
力値を示す電力系統概念図について説明する。前記処理
プログラムの作用により、画像表示装置32上に各電力
系統の概念図を表示すると共に、該概念図上に、それぞ
れの電力系統が供給する電力値を、電力系統毎に対応さ
せて表示可能である。画像表示装置32上に表示される
各電力値および燃料消費量は、前記検出データおよび算
出データを表示させたものであり、インバータ6aによ
る商用電流値と、発電電流値および発電電力値との検出
タイミング毎に更新されるものである。つまり、リアル
タイムに各電力値の変化が、画像表示装置32上に示さ
れる。
【0045】このような構成とすることにより、ユーザ
ーは、刻一刻と変化する各電力系統の供給電力の変化
を、自ら確認することが可能であり、消費者満足度が高
められる。また、供給される電力値が、概念図と対応し
て表示されるので、電力供給の様子をユーザーがイメー
ジとして把握しやすくなり、消費者満足度が高められ
る。
【0046】図7に示す、各電力系統による月間供給電
力量を示す電力系統概念図について説明する。前記処理
プログラムの作用により、画像表示装置32上に各電力
系統の概念図を表示すると共に、該概念図上に、それぞ
れの電力系統が供給する月間の電力量および燃料使用量
を、電力系統毎に対応させて表示可能である。月間の電
力量は、図3に示す一ヶ月間における商用・発電電力量
および料金の比較表の場合と同様であり、算出データで
ある一時間毎の各電力量を月間で合計して、月間での各
電力量を算出する。
【0047】このような構成とすることにより、月間の
各電力系統による供給電力量を、自ら確認することが可
能であり、消費者満足度が高められる。また、供給され
る電力量が、概念図と対応して表示されるので、月間で
の電力量の比較をユーザーがイメージとして把握しやす
くなり、消費者満足度が高められる。なお、比較の期間
は、月間に限定されるものではなく、日単位、年単位で
あってもよい。
【0048】制御ユニット5の入出力手段である操作表
示器28は、前記各データを発電機システム1の外部へ
取り出すための出力手段としても、利用可能に構成され
ている。操作表示器28は、データ記憶手段であるIC
カード(カード状デバイス)33への出力機構が設けら
れると共に、データ記録手段であるプリンタ34への出
力機構が設けられている。そして、ICカード33へ前
記各データを記憶させたり、プリンタ34に、前記各デ
ータの数値情報を印字したり、前記の図表(図2から図
7等)を画像出力することが可能である。
【0049】このような構成とすることにより、ICカ
ード33により前記各データを回収でき、発電機システ
ム1と通信可能に接続されていない機器にも、データを
読み取らせることが可能である。特に、制御ユニット5
や操作表示器28に内蔵されている処理プログラムとは
異なるデータ処理を行う場合などに、そのような処理プ
ログラムを内蔵したコンピュータに、ICカード33を
介してデータを読み取らせることで、様々な電力管理の
ためのデータ処理が可能である。また、プリンタ34に
前記各データの数値情報を印字したり、前記図表を画像
出力することで、ユーザーは操作表示器28の配設位置
で、電力供給や電力量の変化の様子を確認することがで
きる。特に、プリンタ34を設ける場合は、データおよ
び図表化されたデータの確認手段を主としてプリンタ3
4に依存することができ、例えば液晶画面を備えた画像
表示装置32を小型として、画像表示装置32のコスト
低減を実現することが可能である。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の如く、商用電力系統と分
散電源用発電機による発電電力系統とを、インバータに
より系統連系可能とした発電機システムにおいて、該発
電機システムを制御する制御システムであって、インバ
ータは、商用電源の商用電力値と発電機の発電電力値と
に関するデータを検出可能とし、発電機システムを構成
する各装置を制御する制御ユニットは、インバータより
送信された前記検出データに基づいて、商用電力と、発
電電力と、負荷電力とに関する、各電力値および各電力
量のデータを算出すると共に、これらの算出データと前
記検出データとを記憶可能に構成したので、系統連系用
のインバータを設けた発電機システムが構成され、原動
機および発電機を主とした既存の発電機ユニットに、系
統連系用のインバータを付設することで発電機システム
を構成する場合と比べて、装置全体をコンパクト化する
ことができる。また、系統連系用のインバータを一体化
した発電機システムを構成するので、発電機システムの
各装置が同一の制御ユニットにより制御される構成であ
り、発電機システムの制御システムを利用するだけで、
新たな装置を付け加えることなく、電力管理システムを
構成することができる。したがって、コスト削減にも繋
がる。
【0051】請求項2記載の如く、商用電力系統と分散
電源用発電機による発電電力系統とを、インバータによ
り系統連系可能とした発電機システムにおいて、該発電
機システムを制御する制御システムであって、発電機シ
ステムは、商用電源の商用電力値と発電機の発電電力値
とに関するデータを検出可能とし、発電機システムの入
出力手段である操作表示器は、画像表示装置と、前記各
データの処理プログラムとを備え、前記各データを処理
プログラムにより図表化して、画像表示装置上に表示可
能としたので、発電機システムのユーザーは、発電機に
よる発電電力量を認識することができ、購入した商品で
ある発電機システムの効果を実感でき、消費者満足度が
高められる。また、ユーザーは、商用電力量と発電電力
量との日単位、月単位、年単位等の期間比較を行うこと
ができる。加えて、商用電力と発電電力との料金比較を
行うことが可能である。したがって、発電電力のランニ
ングコストと、商用電力の購入コストとを比較検討でき
るので、ユーザーは、発電機システムのランニングメリ
ットを確認することができる。さらに、また、発電機シ
ステム1のランニングメリット(購入コスト−ランニン
グコスト)より、発電機システムの設備投資費用がどれ
だけの期間で回収可能であるか、等を、操作表示器で算
出し、ユーザーが認識することが可能である。また、各
電力値や電力量が概念図と対応して表示されるので、各
電力系統による電力供給の様子や各電力量の比較を、ユ
ーザーがイメージとして把握しやすくなり、消費者満足
度が高められる。
【0052】請求項3記載の如く、発電機の動力源を運
転するための燃料の流量や重量等のデータが制御ユニッ
トに送信され、該制御ユニットにより燃料消費量が算出
され、発電機システムの入出力手段である操作表示器
は、画像表示装置と、前記各データの処理プログラムと
を備え、前記各データを処理プログラムにより図表化し
て、画像表示装置上に表示可能としたので、予め、既知
の燃料単価(円・立方メートルまたは、円/リットル)
を制御ユニットに入力しておくことで、これらの積とし
て燃料費(円/月、あるいは円/時間)を計算する事が
可能である。加えて、制御ユニットで、検出した発電電
力値のデータと、該データより算出した発電電力量のデ
ータと、算出した燃料消費量のデータとから、発電機で
発生する電力の電力単価を算出可能である。ユーザー
は、自らの使用条件における実際のデータに基づいて、
発電機の電力単価を把握することができ、消費者満足度
が高められる。
【0053】請求項4記載の如く、発電機システムを構
成する各装置を制御する制御ユニットと、発電機システ
ムの内外の少なくとも一方に設けた操作表示器とを、デ
ータ送信可能に接続したので、制御ユニットに記憶され
る前記検出データ、算出データ等の電力に関するデータ
を、制御ユニットの入出力手段である操作表示器に送信
可能である。また、操作表示器は、制御ユニットより離
間して設置したリモート監視盤としたり、遠隔監視シス
テムの統括操作表示器とすることが可能である。このよ
うな構成とすることにより、制御ユニットから離間した
位置より、前記各データ(電力に関するデータ)の確認
や、発電機システムの電力管理が可能である。
【0054】請求項5記載の如く、前記発電機システム
の操作表示器を、データ記憶手段またはデータ記録手段
へデータ送信可能に構成したので、データ記憶手段によ
り前記各データを回収でき、発電機システムと通信可能
に接続されていない機器にも、データを読み取らせるこ
とが可能である。特に、制御ユニットや操作表示器に内
蔵されている処理プログラムとは異なるデータ処理を行
う場合などに、そのような処理プログラムを内蔵したコ
ンピュータに、データ記憶手段を介してデータを読み取
らせることで、様々な電力管理のためのデータ処理が可
能である。また、データ記録手段に前記各データを記録
させることで、ユーザーは操作表示器の配設位置で、電
力供給や電力量の変化の様子を確認することができる。
特に、プリンタを設ける場合は、データおよび図表化さ
れたデータの確認手段を主としてプリンタに依存するこ
とができ、例えば液晶画面を備えた画像表示装置を小型
として、画像表示装置のコスト低減を実現することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】発電機システム1の回路図である。
【図2】一時間毎の商用・発電電力量を比較表である。
【図3】一ヶ月間における商用・発電電力量および料金
の比較表である。
【図4】一時間毎の商用・発電電力量を比較するグラフ
である。
【図5】一ヶ月毎の商用・発電電力量を比較するグラフ
である。
【図6】各電力系統による現在供給電力値を示す電力系
統概念図である。
【図7】各電力系統による月間供給電力量を示す電力系
統概念図である。
【符号の説明】
1 発電機システム 2 制御システム 3 (分散電源用)発電機 4 原動機 5 制御ユニット 6a・6b (系統連系用)インバータ 28 操作表示器 33 ICカード(データ記憶手段) 34 プリンタ(データ記録手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常盤 昌良 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 (72)発明者 藤澤 俊暢 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 (72)発明者 金元 忠達 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 (72)発明者 吉本 博 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 5G066 HA13 HB01 HB02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電力系統と分散電源用発電機による
    発電電力系統とを、インバータにより系統連系可能とし
    た発電機システムにおいて、該発電機システムを制御す
    る制御システムであって、インバータは、商用電源の商
    用電力値と発電機の発電電力値とに関するデータを検出
    可能とし、発電機システムを構成する各装置を制御する
    制御ユニットは、インバータより送信された前記検出デ
    ータに基づいて、商用電力と、発電電力と、負荷電力と
    に関する、各電力値および各電力量のデータを算出する
    と共に、これらの算出データと前記検出データとを記憶
    可能に構成したことを特徴とする発電機システムの制御
    システム。
  2. 【請求項2】 商用電力系統と分散電源用発電機による
    発電電力系統とを、インバータにより系統連系可能とし
    た発電機システムにおいて、該発電機システムを制御す
    る制御システムであって、発電機システムは、商用電源
    の商用電力値と発電機の発電電力値とに関するデータを
    検出可能とし、発電機システムの入出力手段である操作
    表示器は、画像表示装置と、前記各データの処理プログ
    ラムとを備え、前記各データを処理プログラムにより図
    表化して、画像表示装置上に表示可能としたことを特徴
    とする発電機システムの制御システム。
  3. 【請求項3】 発電機の動力源を運転するための燃料の
    流量や重量等のデータが制御ユニットに送信され、該制
    御ユニットにより燃料消費量が算出され、発電機システ
    ムの入出力手段である操作表示器は、画像表示装置と、
    前記各データの処理プログラムとを備え、前記各データ
    を処理プログラムにより図表化して、画像表示装置上に
    表示可能とした、ことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の発電機システムの制御システム。
  4. 【請求項4】 発電機システムを構成する各装置を制御
    する制御ユニットと、発電機システムの内外の少なくと
    も一方に設けた操作表示器とを、データ送信可能に接続
    したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか
    に記載の発電機システムの制御システム。
  5. 【請求項5】 前記発電機システムの操作表示器を、デ
    ータ記憶手段またはデータ記録手段へデータ送信可能に
    構成したことを特徴とする請求項2から請求項4のいず
    れかに記載の発電機システムの制御システム。
JP2002036681A 2002-02-14 2002-02-14 発電機システムの制御システム Pending JP2003244849A (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002036681A JP2003244849A (ja) 2002-02-14 2002-02-14 発電機システムの制御システム
DE60308487T DE60308487T2 (de) 2002-02-14 2003-02-04 Stromgenerator und entsprechendes system
CNB038060523A CN100370674C (zh) 2002-02-14 2003-02-04 发电装置及使用此发电装置的系统
AT03739651T ATE340429T1 (de) 2002-02-14 2003-02-04 Stromgenerator und entsprechendes system
US10/504,396 US6927499B2 (en) 2002-02-14 2003-02-04 Power generator and system comprising it
KR10-2004-7012669A KR20040083513A (ko) 2002-02-14 2003-02-04 발전장치 및 이것을 이용한 시스템
EP03739651A EP1482617B1 (en) 2002-02-14 2003-02-04 Power generator and system comprising it
PCT/JP2003/001140 WO2003069758A1 (en) 2002-02-14 2003-02-04 Power generator and system comprising it
AU2003245118A AU2003245118A1 (en) 2002-02-14 2003-02-04 Power generator and system comprising it
ES03739651T ES2274250T3 (es) 2002-02-14 2003-02-04 Generador de energia electrica y sistema que lo comprende.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002036681A JP2003244849A (ja) 2002-02-14 2002-02-14 発電機システムの制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003244849A true JP2003244849A (ja) 2003-08-29

Family

ID=27778500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002036681A Pending JP2003244849A (ja) 2002-02-14 2002-02-14 発電機システムの制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003244849A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005325765A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Daikin Ind Ltd コージェネレーションシステム推定運転コスト算出プログラム、コージェネレーションシステム推定運転コスト算出方法、およびコージェネレーションシステム推定運転コスト算出装置
JP2009213322A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Yanmar Co Ltd 分散電源装置
JP2011501436A (ja) * 2007-10-15 2011-01-06 エーエムピーティー, エルエルシー 高効率で遠隔制御可能な太陽エネルギーシステム
KR101147206B1 (ko) * 2010-10-06 2012-05-25 삼성에스디아이 주식회사 계통 연계형 전력 저장 시스템 및 이를 위한 통합 제어기
JP2016046883A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 三菱電機株式会社 太陽光発電システム

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS648832A (en) * 1987-04-10 1989-01-12 Internatl Koojienereishiyon Co Co-generation system
JPH02193530A (ja) * 1989-01-18 1990-07-31 Toshiba Corp 受電端逆送防止制御装置
JPH02150520U (ja) * 1989-05-25 1990-12-26
JPH04265625A (ja) * 1991-02-18 1992-09-21 Yamatake Honeywell Co Ltd 電力デマンド制御装置
JPH1131010A (ja) * 1997-07-09 1999-02-02 Fujita Corp コージェネレーションシステムの監視システム
JPH11119847A (ja) * 1997-10-21 1999-04-30 Omron Corp パワーコンディショナおよび分散型電源システム
JPH11225442A (ja) * 1998-02-05 1999-08-17 Matsushita Electric Works Ltd 太陽光発電システム
JP2000193696A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Energy Conservation Center Japan 電力使用状態監視方法及びその装置
JP2000266789A (ja) * 1999-03-18 2000-09-29 Misawa Homes Co Ltd 自家発電の表示装置
JP2000276219A (ja) * 1999-03-25 2000-10-06 Toshiba Corp プラント監視装置
JP2000304780A (ja) * 1999-04-21 2000-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発電電力量表示装置
JP2000304779A (ja) * 1999-04-23 2000-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電力変換装置
JP2001021594A (ja) * 1999-07-05 2001-01-26 Osaka Gas Co Ltd 複合形記録計
JP2001037241A (ja) * 1999-07-14 2001-02-09 Sanyo Electric Co Ltd 電源装置
JP2001112176A (ja) * 1999-10-08 2001-04-20 Hitachi Ltd 自家発電設備

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS648832A (en) * 1987-04-10 1989-01-12 Internatl Koojienereishiyon Co Co-generation system
JPH02193530A (ja) * 1989-01-18 1990-07-31 Toshiba Corp 受電端逆送防止制御装置
JPH02150520U (ja) * 1989-05-25 1990-12-26
JPH04265625A (ja) * 1991-02-18 1992-09-21 Yamatake Honeywell Co Ltd 電力デマンド制御装置
JPH1131010A (ja) * 1997-07-09 1999-02-02 Fujita Corp コージェネレーションシステムの監視システム
JPH11119847A (ja) * 1997-10-21 1999-04-30 Omron Corp パワーコンディショナおよび分散型電源システム
JPH11225442A (ja) * 1998-02-05 1999-08-17 Matsushita Electric Works Ltd 太陽光発電システム
JP2000193696A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Energy Conservation Center Japan 電力使用状態監視方法及びその装置
JP2000266789A (ja) * 1999-03-18 2000-09-29 Misawa Homes Co Ltd 自家発電の表示装置
JP2000276219A (ja) * 1999-03-25 2000-10-06 Toshiba Corp プラント監視装置
JP2000304780A (ja) * 1999-04-21 2000-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発電電力量表示装置
JP2000304779A (ja) * 1999-04-23 2000-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電力変換装置
JP2001021594A (ja) * 1999-07-05 2001-01-26 Osaka Gas Co Ltd 複合形記録計
JP2001037241A (ja) * 1999-07-14 2001-02-09 Sanyo Electric Co Ltd 電源装置
JP2001112176A (ja) * 1999-10-08 2001-04-20 Hitachi Ltd 自家発電設備

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005325765A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Daikin Ind Ltd コージェネレーションシステム推定運転コスト算出プログラム、コージェネレーションシステム推定運転コスト算出方法、およびコージェネレーションシステム推定運転コスト算出装置
JP2011501436A (ja) * 2007-10-15 2011-01-06 エーエムピーティー, エルエルシー 高効率で遠隔制御可能な太陽エネルギーシステム
JP2009213322A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Yanmar Co Ltd 分散電源装置
KR101147206B1 (ko) * 2010-10-06 2012-05-25 삼성에스디아이 주식회사 계통 연계형 전력 저장 시스템 및 이를 위한 통합 제어기
US8532833B2 (en) 2010-10-06 2013-09-10 Samsung Sdi Co., Ltd. Grid connected power storage system and integration controller thereof
JP2016046883A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 三菱電機株式会社 太陽光発電システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100370674C (zh) 发电装置及使用此发电装置的系统
US6255805B1 (en) Device for electrical source sharing
JP3403368B2 (ja) 電気機器モニタリングシステム及び動作異常警報システム
JP2002291162A (ja) 分散発電システムとそれを利用可能な電力供給システムおよび電力供給方法
JP4553961B2 (ja) エネルギー供給システム、エネルギー種別選択サーバ、及びエネルギー供給方法
EP1361639B1 (en) Power system having generator driven by engine
US20150160671A1 (en) Power supply for variable speed blowing devices with electrical energy management
JP2007006573A (ja) 電力供給システム
JP2006288014A (ja) エネルギー供給システム、および供給制御システム
Potter et al. Demand response advanced controls framework and assessment of enabling technology costs
JP2002125319A (ja) 系統連系型逆変換装置
JP2021112078A (ja) 電力供給システム、サーバ及び発電設備
JP2003244849A (ja) 発電機システムの制御システム
Ma et al. Energy-Saving Principles and Technologies for Induction Motors
JP2005278335A (ja) 電力託送運用計画作成支援システム及び電力託送運用計画作成支援プログラム
JP2005070959A (ja) 電力需要情報処理システム
JP2020198696A (ja) 電力供給システム及び、電力管理方法
JP7345371B2 (ja) 電力管理装置、電力管理方法及び電力管理プログラム
JP2003239806A (ja) コージェネレーションシステム
Abbi et al. Handbook on energy audit and environment management
WO2016139129A1 (en) Adjustable speed drive system
Khan et al. Demand response aggregation
JP3756443B2 (ja) 電力託送における発電電力制御装置
JP2003244997A (ja) 発電装置及び発電システム
EP3176900A2 (en) Power consumption reduction device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060718

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070413

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070717