JPH11119847A - パワーコンディショナおよび分散型電源システム - Google Patents

パワーコンディショナおよび分散型電源システム

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JPH11119847A
JPH11119847A JP9288246A JP28824697A JPH11119847A JP H11119847 A JPH11119847 A JP H11119847A JP 9288246 A JP9288246 A JP 9288246A JP 28824697 A JP28824697 A JP 28824697A JP H11119847 A JPH11119847 A JP H11119847A
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JP
Japan
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power
display
power conditioner
output data
unit
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Application number
JP9288246A
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English (en)
Inventor
Masao Mabuchi
雅夫 馬渕
Nobuyuki Toyoura
信行 豊浦
Yoshihiro Ueda
佳弘 上田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単位時間毎の出力データを簡単に把握できるよ
うにして、利便性を高める。 【解決手段】任意に設定した単位期間毎のパワーコンデ
ィショナ2の出力データを算出手段7Aで算出して表示
手段3A等において表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池や燃料電
池等の発電源が発生させた直流電力を交流電力に変換す
るパワーコンディショナ、およびパワーコンディショナ
が組み込まれる分散型電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、太陽光発電等による分散型電源と
系統電源(商用電源)とを連系し、太陽光発電によって
家庭内の機器(負荷)に電力を供給して余った電力を系
統電源に逆潮流する一方、太陽光発電だけでは電力を賄
えない場合には、系統電源側から供給する太陽光発電シ
ステムが開発されている。このようなシステムは、次の
ように構成されている。すなわち、太陽光発電システム
は、太陽電池と、太陽電池が発生させた直流電力を系統
電源に同期した交流電力に変換する電力変換手段とを備
えており、さらには、太陽電池の出力を、逆流を防止し
た状態で電力変換手段に接続する接続箱(ダイオードや
開閉器で構成されている)と、系統電源の異常を検知し
て系統電源との接続状態を入切制御する保護手段とを備
えており、このように構成された太陽光発電システムに
おいて、電力変換手段,保護手段などがパワーコンディ
ショナと称されている。
【0003】このように構成された太陽光発電システム
に対して、現在、設置時に補助金が下りるモニター制度
が通商産業省によって実施されている。このモニター制
度を希望するユーザには、このモニター制度を享受する
条件として、定期的(例えば1カ月毎)に発電電力量を
報告する義務が課されている。
【0004】そのため、パワーコンディショナには、上
記報告に必要となるデータとして、総積算発電電力量
(各パワーコンディショナが設置された以降の発電量を
積算したもの)を記憶して表示する構成を備えており、
これによって上記報告のための記録作業を行うようにし
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな表示構成を備えた太陽光発電システムにも次のよう
な課題があった。すなわち、従来の太陽光発電システム
では、上記報告に必要なデータとして、総積算発電電力
量(太陽光発電システムの設置時からの現在までに至る
発電電力量の総積算値)だけを記憶して表示している。
そのため、ユーザは、各報告期間の起点と終点時点にお
ける総積算発電電力量を表示から読み取って記録したう
えで、終点データから起点データを減算することで各報
告期間の積算発電電力量(以下、単位期間発電電力量と
いう)を算出していた。しかしながら、これでは、デー
タの読み取り間違いや計算間違いが発生する可能性があ
り、必ずしも正確な報告データ(報告期間における単位
期間発電電力量)が得られるとは限らなかった。さらに
は、過去の報告データの控えを取っておかなければ、過
去の報告データを再度点検して現在の報告データとの間
の比較検討を行うこともできなかった。そのうえ、たと
え、過去の報告データの控えを取っておいたとしても、
報告データの変動をダイナミックに理解することはでき
ず、このようなダイナミックな変動を理解するために
は、過去の報告データを時間軸に沿った表形態にすると
いったようなデータの加工処理が必要であり、その作業
が面倒なものであった。
【0006】したがって、本発明においては、単位時間
毎のパワーコンディショナの出力データを把握しやすく
して利便性を高めることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、太陽電池や燃料電池等の発電源が発生させた直
流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナであ
って、任意に設定した単位期間毎の出力データを算出す
る算出手段を有することに特徴を有しており、これによ
り次のような作用を有する。すなわち、算出手段が算出
した単位期間毎の出力データを取り出せば、この出力デ
ータを表示する等の操作を行うことができる。
【0008】本発明の請求項2の記載の発明は、請求項
1に係るパワーコンディショナであって、前記算出手段
が算定した単位時間毎の出力データを記憶する記憶手段
を更に有していることに特徴を有しており、これにより
次のような作用を有する。すなわち、単位期間毎の交流
電力出力データを記憶手段で記憶しているのでこれらデ
ータが消去することがなくなり、何時でも取り出すこと
ができる。
【0009】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
に係るパワーコンディショナであって、前記単位時間毎
の出力データを表示する表示手段を更に備えていること
に特徴を有しており、これにより次のような作用を有す
る。すなわち、表示手段を目視することで、単位時間毎
の出力データを確認することができる。
【0010】本発明の請求項4記載の発明は、請求項3
に係るパワーコンディショナであって、前記表示手段
は、所望の単位期間の出力データを数値表示する表示形
態、および複数の単位期間毎の出力データをグラフ形態
で表示する表示形態にして表示するものであることに特
徴を有しており、これにより次のような作用を有する。
すなわち、必要に応じて、単位期間毎の出力データを数
値で表示したり、グラフ形態にして表示したりすること
ができる。
【0011】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
3に係るパワーコンディショナであって、前記表示手段
は、パワーコンディショナとは分離して設けられてお
り、かつ、この表示手段には、前記算出手段が算出した
出力データを外部に通信する通信手段を備えることに特
徴を有しており、これにより次のような作用を有する。
すなわち、出力データを外部のデータ処理装置や表示装
置等に通信することで、出力データに対する管理や各種
情報処理を容易に行うことができる。また、表示手段の
表示の大きさや表示形態に束縛されることなく、外部の
表示装置に自由に単位時間毎の交流電力出力データを表
示することができるようになる。しかも、大型であって
設置場所が限られるパワーコンディショナではなく、小
型であって、居間等の出入りが容易な場所に簡単に設置
することができる表示手段に出力手段を設けているの
で、出力データの取り出し操作が容易になる。
【0012】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1記載のパワーコンディショナであって、前記発電源か
ら独立した駆動用電力を前記算出手段に供給する電源供
給手段を更に有することに特徴を有しており、これによ
り、次のような作用を有する。すなわち、発電源による
発電状態にかかわることなく単位期間の出力データ(期
間計測を含む)の算定動作を行うことができる。
【0013】本発明の請求項7に記載の発明は、太陽電
池や燃料電池等の発電源が発生させた直流電力を交流電
力に変換するパワーコンディショナを有する分散型電源
システムであって、任意に設定した単位期間毎における
前記パワーコンディショナの出力データを算出する算出
手段を有することに特徴を有しており、これにより次の
ような作用を有する。すなわち、算出手段が算出した単
位期間毎の出力データを取り出せば、この出力データを
表示する等の操作を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0015】第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態の分散型電源システ
ムである太陽光発電システムの構成を示すシステム図で
あり、図2(a)は表示手段の表示形態の一例を示す平
面図であり、図2(b)は表示手段の他の表示形態を示
す平面図である。
【0016】この太陽光発電システムは、屋根等の屋外
に配置される太陽電池1と、屋根裏や階段下倉庫等に配
置されるパワーコンディショナ2Aと、居間等のユーザ
が表示確認しやすい位置に配置された表示手段3Aとを
備えている。
【0017】パワーコンディショナ2Aは、その入力側
が太陽電池1に接続されている一方、その出力側が系統
電源4に接続されており、太陽電池1が発生させた直流
電力を系統電源4に同期した交流電力に変換して系統電
源4に出力している。具体的には、パワーコンディショ
ナ2Aは、電力変換手段(主としてインバータで構成さ
れている)と、系統電源4の異常を検知して系統電源4
との間の接続状態を入切制御する保護手段(主として異
常検知センサやスイッチ部で構成されている)とを備え
ているが、電力変換手段および保護手段については図示
省略している。
【0018】このように構成されたパワーコンディショ
ナ2Aは、さらに、パワーコンディショナ2A自身の駆
動用電力を太陽電池1の出力電力より作成する制御電源
5と、制御部6とを備えている。制御部6は、パワーコ
ンディショナ2Aの動作の制御を行うほか、次のような
手段を備えている。すなわち、制御部6は、算定手段7
Aと、この算定手段7Aが算定して各種データを記憶す
る記憶手段8Aとを備えている。
【0019】算定手段7Aは、この太陽光発電システム
が設置されたのちの総積算発電電力量の積算操作と、単
位期間毎の積算発電電力量の算定操作を行って、記憶手
段8Aにその結果を記憶させている。算定手段7Aにお
ける各算定操作の詳細は後述する。
【0020】表示手段3Aは、パワーコンディショナ2
Aに制御線および電力線により接続されており、図2に
示すように、その表面にLEDや液晶表示器等の表示本
体9と、表示本体9の表示切り換え等の操作を行う表示
切換スイッチ10とを設けている。表示本体9は、パワ
ーコンディショナ2Aによる交流電力出力データを表示
する数量データ表示部9aと運転/停止状態や故障の有
無を表示する運転状態表示部9bとを備えている。
【0021】なお、図1において、符号11は、系統電
源4や太陽電池1の出力電力の一部を蓄える蓄電手段で
あり、12は、系統電源4に停電等の異常が発生したか
否かを監視する系統電源監視手段であり、13は、自立
運転出力端子(コンセント)であり、この自立運転出力
端子13は、パワーコンディショナ2Aで作成された交
流電力を系統電源4に供給することなく別途出力する端
子であり、系統電源監視手段12において系統電源4に
異常が発生したことを検知した場合に、蓄電手段11で
蓄えた蓄電力を元にしてパワーコンディショナ2Aで作
成されたバックアップ電力を出力するようになってい
る。
【0022】このように構成された太陽光発電システム
では、ユーザが交流電力出力データを容易に把握できる
ように、次の示す各種の表示を行うことができる。
【0023】まず、図示しない入力手段を介してユーザ
が任意の単位期間を設定する。単位期間としては、1年
間、1カ月、1週間、1日、1時間、1分等が考えられ
るが、通商産業省が実施しているモニター制度の享受条
件として、発電電力量の報告義務が課されている期間で
ある1カ月が単位時間の一例として挙げられる。
【0024】単位期間を設定したのち、太陽電池1が発
生させた直流電力を、パワーコンディショナ2Aにおい
て系統電源4に同期した交流電力に変換して出力する動
作を継続して行う。このとき同時に、パワーコンディシ
ョナ2Aから出力する交流電力出力データを元にして算
定手段7Aにおいて次のような操作を行う。すなわち、
算定手段7Aは、この太陽光発電システムが設置された
のちの総積算発電電力量の積算操作を設置当初から継続
して行ってその積算結果を記憶手段8Bで更新記憶させ
る。さらに算定手段7Aは、記憶手段8Bに記憶させて
いる総積算発電電力量を呼び出したうえで、その総積算
発電電力量を元にして単位期間毎の積算発電電力量を算
定して記憶手段8Aに記憶させる。
【0025】記憶手段8Aで記憶している各種データは
次のような表示形態にして表示手段3Aに表示される。
第1の表示形態は、記憶手段8Aが記憶している総積算
発電電力量を数値データとして、表示本体9aにデジタ
ル表示ないしはアナログ表示する。図2(a)では例と
してデジタル表示を例示している。第2の表示形態は、
任意の単位期間(例えば、現在時点に最も近い単位期
間)の積算発電電力量を数値データとして、表示本体9
aにデジタル表示ないしはアナログ表示する。第3の表
示形態は、連続した複数の単位期間における積算発電電
力量を記憶手段8Aから呼び出して、それら積算発電電
力量のデータをグラフ形態にして表示本体9aに表示す
る。第1,第2の表示形態は図2(a)にその例が示さ
れており、第3の表示形態は図2(b)にその例が示さ
れている。図2(b)では、横軸は時間軸を示し、縦軸
は発電電力量を示している。なお、図2(b)では、グ
ラフ形態の例として折れ線グラフの表示形態を示した
が、棒線グラフ等の他のグラフ形態であってもよいのは
いうまでもない。
【0026】これら表示形態の切り換えは、表示切り換
えスイッチ10を操作(例えば、押圧操作)することで
行う。また、以上のような表示動作の制御は、表示手段
7Aが有する制御部(図示省略)で行っても良いし、パ
ワーコンディショナ2Aが有する制御部6で行ってもよ
い。
【0027】このような表示を行うことで、必要に応じ
て、任意の単位期間における積算発電電力量を数値表示
したりグラフ表示することができるので、設定した単位
期間毎の積算発電電力量データを簡単にしかも正確に把
握することができる。
【0028】以上説明した構成では、制御部6をパワー
コンディショナ2A側に設けていたが、制御部6を表示
手段3A側に設けても、さらには、制御部6を構成する
記憶手段8Aを表示手段3A側に設けても同様の動作を
行うことができるのはいうまでもない。
【0029】第2の実施の形態 図3は、本実施の形態の太陽光発電システムの構成図で
ある。
【0030】本実施の形態の太陽光発電システムは、太
陽電池1、パワーコンディショナ2B、表示手段3B、
蓄電手段11、自立運転出力端子13といった構成を備
えており、これらの構成は、基本的には第1の実施の形
態と同様であるので、第1の実施の形態と同様の構成に
ついては、説明は省略する。
【0031】この太陽光発電システムは、表示手段3B
の構成に特徴がある。表示手段3Bは、第1の実施の形
態における表示手段3Aと同様の構成を備えた表示手段
本体3aと、算定手段7Bと、記憶手段8Bと、電源供
給手段としての電池14とを備えている。算定手段7B
および記憶手段8Bの構成については、第1の実施の形
態のパワーコンディショナ2Aが有する算定手段7Aお
よび記憶手段8Aと同様である。電池14は、太陽電池
1から独立して算定手段7Bおよび記憶手段8Bに駆動
用電源を供給している。
【0032】なお、本実施の形態では、表示手段3B側
に、算定手段7Bおよび記憶手段8Bを配置したので、
パワーコンディショナ2B側には、算定手段および記憶
手段は設けられていない。
【0033】ところで、従来の太陽光発電システムで
は、昼間発電する期間と夜間発電しない期間とを1日の
サイクルとして仮定したうえで、このサイクルを何度繰
り返すかにより日数計算を行うことはできる。しかしな
がら、そのようにして計算した日数計算はあまり正確な
ものとはならない。そのうえ、昼間であっても、太陽電
池1からの電力供給が不安定であるために、1時間単位
等の細かなサイクルで期間計算することはできなかっ
た。
【0034】これに対して、本実施の形態の太陽光発電
システムでは、算定手段7Bを駆動する電池14を別途
設けているために、算定手段7Bが行う計時動作に必要
な駆動電力が電池14から常時供給される。そのため、
夜間等の太陽電池1が直流電力を出力していない期間で
あっても、計時動作を行うことができ、積算発電電力量
の算出が正確になる。さらには、算定手段7Bが有する
計時機構と電池14とを用いれば、表示手段本体3aに
時計表示を行うこともできる。
【0035】なお、本実施の形態では、算定手段7B,
記憶手段8Bおよび電池14を表示手段3Bに設けてい
たが、これらを、パワーコンディショナ2Bに設けても
よいのはいうまでもない。
【0036】第3の実施の形態 図4は本発明の第3の実施の形態の太陽光発電システム
の構成を示す図である。本実施の形態の太陽光発電シス
テムは、太陽電池1、パワーコンディショナ2C、表示
手段3C、蓄電手段11、自立運転出力端子13といっ
た構成を備えており、これらの構成は、基本的には第1
の実施の形態と同様であるので、同様の部分の構成につ
いては、説明を省略する。また、この本実施の形態にお
いて、第1,第2の実施の形態と同様、算定手段や記憶
手段を備えもよい。これらの手段を備える場合、第1の
実施の形態のように、パワーコンディショナ2C側に設
けてもよいし、第2の実施の形態のように、表示手段3
C側に設けてもよい。さらには、第2の実施の形態と同
様、算定手段の駆動電源を供給する電池を設けてもよ
い。
【0037】本実施の形態は、表示手段3Cに、交流電
力出力データ(積算発電電力量や総積算発電電力量な
ど)を外部に通信する通信手段である通信端子15を備
えていることに特徴がある。
【0038】本実施の形態では、表示手段3Cに通信端
子15を備えることにより、この通信端子15と、外部
のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置αや外部表
示装置βの通信端子γとを接続すれば、パワーコンディ
ショナ2Cの交流電力出力データ(総積算発電電力量,
単位期間の積算発電電力量)を外部のパーソナルコンピ
ュータαや外部表示装置βに通信することができるよう
になっている。そのため、交流電力出力データに対する
管理や各種情報処理を容易に行うことができるうえ、表
示手段3Cの表示形態にとらわれることなく、交流電力
出力データを外部の表示装置に自由に表示することもで
きる。
【0039】しかも、本実施の形態では、通信端子15
を表示手段3Cに設けている。表示手段3Cは、パワー
コンディショナ2Cとは分離した小型の装置であるの
で、居間等、表示手段3Cに対する操作がやりやすい場
所に簡単に設置することができる。本実施の形態では、
このような特徴を備えた表示手段3Cに通信端子15を
設けているので、通信端子15に対する接続操作を容易
に行うことができる。
【0040】第4の実施の形態 図5は本発明の第4の実施の形態の太陽光発電システム
の構成を示す図であり、図6は、表示手段の構成を示す
平面図である。本実施の形態の太陽光発電システムは、
太陽電池1、パワーコンディショナ2D、表示手段3
D、蓄電手段11、自立運転出力端子13といった構成
を備えており、これらの構成は、基本的には第1の実施
の形態と同様であるので、同様の部分の構成について
は、説明を省略する。また、この実施の形態では、第
1,第2の実施の形態と同様、算定手段や記憶手段を備
えてもよい。これらの手段を備える場合、第1の実施の
形態のように、パワーコンディショナ2D側に設けても
よいし、第2の実施の形態のように、表示手段3D側に
設けてもよい。さらには、第2の実施の形態と同様、算
定手段の駆動電源を供給する電池を設けてもよい。
【0041】本実施の形態では、表示手段3Dに、タイ
マー計時手段16と、タイマー計時手段16に連動する
ブザー警報手段17とを備えていることに特徴がある。
さらには、表示手段3Dの表面には、タイマー時間設定
ボタン18と、タイマースタートボタン19とタイマー
ストップボタン20とを備えていることに特徴がある。
【0042】本実施の形態では、表示手段3Dに、上記
したようなタイマー機構16,17,18,19,20
を備えることで、表示手段3Dをタイマーとして用いる
ことができる。すなわち、タイマー時間設定ボタン18
を操作することで、タイマー設定時間を入力する。設定
したタイマー設定時間は表示本体9aに表示すれば、容
易に確認することができる。タイマー時間を設定したの
ち、タイマースタートボタン19を操作することで、タ
イマー計時を開始する。そして、タイマー計時がタイマ
ー設定時間に達すれば、ブザー警報手段14を鳴らして
使用者に報告する。タイマー計時を中断する場合には、
タイマーストップボタン20を操作すればよい。なお、
ブザー14による報告のほか、表示手段3Dの表示を点
滅される等の操作によりタイマー計時終了を報告するこ
ともできる。
【0043】本実施の形態の太陽光発電システムでは、
表示手段3Dをキッチン等に設置すれば、表示手段3D
が有するタイマー機構を、料理等の作業時における計時
用のタイマーとして利用することができる。
【0044】以上説明した各実施の形態では、算出する
パワーコンディショナの出力データとして、単位時間毎
の積算発電電力量を一例としていたが、算出するパワー
コンディショナの出力データとしては、この他、直流電
力,直流電圧,直流電力量,発電電力,発電電力量,交
流電圧,系統周波数,発電時間,異常により停止してい
た時間等が例として挙げられる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、算出手段
が算出した単位期間毎の出力データを取り出して表示す
る等の操作を行えば、単位時間毎の出力データを正確に
しかも簡単に把握することができる。しかも、複数の単
位期間毎の出力データを、グラフ形態にして表示する表
示形態で表示すれば、単位時間毎の出力データを連続し
たデータとして、ダイナミックに把握するすることがで
きる。
【0046】また、算出手段が算出した出力データを外
部に通信する通信手段を更に備えれば、出力データを外
部のデータ処理装置や表示装置等に通信することが可能
となり、出力データに対する管理や各種情報処理を容易
に行うことができる。さらには、表示手段の表示の大き
さや表示形態に束縛されることなく、外部の表示装置に
自由に単位時間毎の出力データを表示することができる
ようになる。しかも、大型であって設置場所が限られる
パワーコンディショナではなく、小型であって、居間等
の出入りが容易な場所に簡単に設置することができる表
示手段に出力手段を備えることで、データの取り出し操
作が容易になり、その分、出力データの取り出し操作の
利便性が増すことになる。
【0047】また、前記発電源から独立した駆動用電力
を前記算出手段に供給する電源供給手段を更に備えれ
ば、発電源による発電状態にかかわることなく単位期間
の出力データ(期間計測を含む)の算出動作を行うこと
できるようになって単位時間毎の出力データを更に正確
に算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電シ
ステムの構成を示す図である。
【図2】第1の実施の形態の太陽光発電システムを構成
する表示手段をそれぞれ示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る太陽光発電シ
ステムの構成を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る太陽光発電シ
ステムの構成を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態の太陽光発電システ
ムの構成を示す図である。
【図6】第4の実施の形態の太陽光発電システムを構成
する表示手段を示す図である。
【符号の説明】
1 太陽電池 2A パワ
ーコンディショナ 3A 表示手段 4 系統
電源 5 制御電源 6 制御
部 7A 算出手段 8B 記憶
手段 10 表示切換スイッチ 14 電
池 2B パワーコンディショナ 3B 表示
手段 3a 表示手段本体 7B 算定
手段 8B 記憶手段 15 通信
端子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池や燃料電池等の発電源が発生さ
    せた直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショ
    ナであって、 任意に設定した単位期間毎におけるパワーコンディショ
    ナの出力データを算出する算出手段を有することを特徴
    とするパワーコンディショナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパワーコンディショナで
    あって、 前記算出手段が算出した単位時間毎の出力データを記憶
    する記憶手段を更に有することを特徴とするパワーコン
    ディショナ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のパワーコンディショナで
    あって、 前記単位時間毎の出力データを表示する表示手段を更に
    有することを特徴とするパワーコンディショナ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のパワーコンディショナで
    あって、 前記表示手段は、所望の単位期間の出力データを数値表
    示する表示形態、および複数の単位時間毎の出力データ
    をグラフ形態で表示する表示形態にして表示するもので
    あることを特徴とするパワーコンディショナ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のパワーコンディショナで
    あって、 前記表示手段は、パワーコンディショナとは分離して設
    けられており、 かつ、この表示手段には、前記算出手段が算出した出力
    データを外部に通信する通信手段を備えることを特徴と
    するパワーコンディショナ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のパワーコンディショナで
    あって、 前記発電源から独立した駆動用電力を前記算出手段に供
    給する電源供給手段を更に有することを特徴とするパワ
    ーコンディショナ。
  7. 【請求項7】 太陽電池や燃料電池等の発電源が発生さ
    せた直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショ
    ナを有する分散型電源システムであって、 任意に設定した単位期間毎における前記パワーコンディ
    ショナの出力データを算出する算出手段を有することを
    特徴とする分散型電源システム。
JP9288246A 1997-10-21 1997-10-21 パワーコンディショナおよび分散型電源システム Pending JPH11119847A (ja)

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