JP2010198817A - 省電力電源アダプタ - Google Patents

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謙 青山
Kazuyo Ozawa
和代 小澤
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一広 大橋
Takayuki Kadaka
孝之 香高
Hirokazu Honma
博和 本間
Fusao Terada
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Abstract

【課題】電気機器の待機時間を判別し、学習し、設定し、待機電力を節減する機能と電力計測・表示機能を有する電源アダプタを提供することで電力節減し、環境問題への貢献をすることである。
【解決手段】省電力電源アダプタは、入力接続部、出力接続部、使用量計測部、電気の供給または遮断を行うスイッチ、表示部、CPU制御部、電源を有し、CPU制御部が有する待機時間制御部が電気機器の待機時間の始めと終わりを決定し、待機時間において、スイッチをOFFして、前記電気機器が消費する待機電力を低減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気機器の待機時間を判別し、学習し、設定し、待機電力を節減する機能と電力計測・表示機能を有する省電力電源アダプタに関するものである。
従来は、電気コンセントには、多数の電気機器が接続されて電力を消費してきたが、環境問題がクローズアップし、電力節減運動が企業の事務所、工場、家庭などで開始され、機器毎の消費電力を監視するようになってきている。そのような背景に合わせて、電気コンセントや電気接続端子と電気機器の間に介挿する電力計測・表示を行う電源アダプタに関する提案が多数行われている。
特許文献1には、計測表示手段を備えたコンセント形交流計測機器が提案されている。
電流、電力、積算電力量を計測・表示できる。特許文献2から特許文献7には、外部電源との接続をON・OFFするスイッチがついていて、諸条件に応じて電源の断続を行っている。特許文献2、特許文献3、特許文献8には、積算電力量から電力料金、二酸化炭素量換算値を計算し提供している。特許文献6、特許文献9、特許文献10から特許文献12には、識別符号またはIDTAGを有し、個別のコンセントを識別できるものが提案されている。さらに計測した電力量等を通信する手段を持つものとして、特許文献3から特許文献5、特許文献9から特許文献14が提案され、そのうち、特許文献3から特許文献5、特許文献8、特許文献12、特許文献14には、電力線通信手段が提示されている。このように、電気コンセントや電気接続端子と電気機器の間に介挿する電力計測・表示を行う電源アダプタには多くの提案がなされているのは、環境問題が熱い課題になっている証である。
電気機器の省電力化においては、さらに、待機時間における電気機器の電力消費が課題にあがっている。これらの機器では、常時、制御機器部や表示部の電源が入っていて、すぐに目的の動作できるようになっている。そのため、目的の動作時の電力より少ないが、いつでも電力を消費している。特に電気機器の制御を司る制御部は常時動作していることが多い。又、待機電力とは呼ばないが、同様な無駄では、シュレッダでは、切断のたびにモータが起動されている。切断ごとの間は、例え1秒でも、モータは止まり、次の切断の紙が入ると、紙の挿入を検知して、モータが起動する。起動電力は、切断動作より電力を食うので、電力を余分に消費している。この間は、逆に少ない電力で回転を維持しておいた方がよい。上記のような待機時間や停止時間における電気機器の電力消費を低減するものとしては、提案が見られない。特許文献15には、待機時間の記述があるが、この中では、人体を感知する人体感知手段と電源を開閉するスイッチを有し、人体の消失を感知してからスイッチを開にするまでの時間を待機時間としているので、上記の待機時間とは別物である。
特開平7−218555 特開2002−98715 特開2002−44748 特開2002−365312 特開2003−88004 特開2006−149075 特開2007−221972 特開2007−329719 特開平11−144177 特開2001−236582 特開2006−244818 特開2006−245983 特開平6−300790 特開2001−256585 特開2005−276595
本発明の課題は、電気機器の待機時間を判別し、学習し、設定し、待機電力を節減する機能と電力計測・表示機能を有する電源アダプタを提供することで電力節減し、環境問題への貢献をすることである。
本発明にかかる省電力電源アダプタは、入力接続部、出力接続部、使用量計測部、電気の供給または遮断を行うスイッチ、表示部、CPU制御部、電源を有し、CPU制御部が有する待機時間制御部が電気機器の待機時間の始めと終わりを決定し、待機時間において前記電気機器が消費する待機電力を低減する。以下説明する。
請求項1記載の発明は、省電力電源アダプタであって、外部の電気配線に繋がる電気接続具に電気接続するための入力接続部と、
使用する電気機器の電気接続具を繋ぐ出力接続部と、
両者の間に直列に介挿された電流計と並列に介挿された電圧計を有する使用量計測部と、
前記使用量計測部と前記入力接続部の間、又は、前記出力接続部の間に接続され、電気の供給または遮断を行うスイッチと、
表示部と、
前記使用量計測部の計測の制御と、前記計測された電流と電圧から電力及び電力積の計算と、前記表示部への前記計算結果の表示の制御と、前記スイッチのON・OFFの制御とを行うCPU制御部と、
これらの稼働のための電力を供給する電源と、を有し、
前記CPU制御部は、待機時間制御部とパラメータ設定部を有し、前記使用量計測部の計測した電流及び電圧から電力を計算し、前記待機時間制御部は、前記電力の値から前記電気機器の待機時間の始めと終わりを決定し、待機時間の始めには前記スイッチをOFFし、電源を遮断し、待機時間の終わりには、前記スイッチをONし、電源を接続することで、待機時間において前記電気機器が消費する待機電力を低減し、
前記パラメータ設定部は、前記計算された電力が比較されるために予め設定される電力の閾値、電力の時間的下降傾斜の閾値、待機時間の始め時刻、待機時間の終わりの時刻、待機時間の終わりを算定するための待機時間の始め時刻に加算される所定の時間、短い稼働停止について待機時間扱いをしないための待機時間の始めの時刻に加算される所定の時間のうち少なくとも一つを設定するものであることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の省電力電源アダプタにおいて、前記待機時間の始めの時刻は、
1) 前記パラメータ設定部に予め設定した時刻
2) 前記計算された電力の値が予め前記パラメータ設定部に設定した閾値より小さくなった時刻
3) 前記計算された電力の値の時間的下降傾斜が予め前記パラメータ設定部に設定した傾斜値より大きくなった時刻
のいずれか一つで決定し、
待機時間の終わりの時刻は、
4) 前記パラメータ設定部に予め設定した時刻
5) 待機時間の始め時刻から所定の時間経過後の時刻
のいずれか一つで決定することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の省電力電源アダプタにおいて、
前記待機時間の始めの時刻から、予め前記パラメータ設定部に設定した所定時間より長く、前記計算された電力の値が、待機時間に対応して予め前記パラメータ設定部に設定された値を下回り、継続した場合に真の待機時間の開始と決定することで短い稼働停止には待機時間扱いをしないことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタにおいて、前記スイッチを駆動する手動スイッチを有することで、前記待機時間の始めと終わりにおける前記スイッチのOFFとON動作を手動により可能とすることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタにおいて、前記出力接続部に電気機器のプラグを差し込んで、前記パラメータ設定部に前記電気機器又は使用者に応じたキー符号をセットすると、前記スイッチが入る状態になり、前記プラグを抜くと、前記プラグを差し込んでも新たにキー符号をセットしない限り、電源は入らないようにすることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタにおいて、前記電気機器の電源ON状態からOFF状態になり、再度ON状態への変化を検知する回路を前記電気機器が有し、前記電気機器から電力線通信または電波により、前記電源アダプタに設けられた受信部に前記検知信号を送信して、前記CPU制御部に前記スイッチのON動作を行わせることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタにおいて、前記使用量計測部において読み込んだ電流値又は電圧値又は前記計算された電力値のデータ又は/及び、内蔵された温度センサ又は/及び震度センによる安全センサが読み込んだデータが、予め前記パラメータ設定部に設定した閾値に比較して異常である場合は、前記CPU制御部が前記スイッチをOFFする処置又は前記電気機器のプラグを外す処置を行うことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタにおいて、前記CPU制御部は、前記計算された電力、電力積、換算された電気料金、換算された二酸化炭素排出量、安全データのいずれかを前記メモリに集積し、これらの値を時刻に対して履歴表示することを可能としたことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の省電力電源アダプタにおいて、前記パラメータ設定部に予め設定された月間または時点の電力積目標をパラメータ設定した場合に、時点ごとに計測された電力積を履歴表示し、合わせて、各時点における目標値又は月間の目標の時点按分値を表示することで、両者を表示上で比較することを可能としたことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1から請求項9のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタにおいて、複数個の前記入力接続部、複数個の前記出力接続部、複数個の前記使用量計測部と、これらに共有した一つの表示部、一つのCPU制御部、一つの電源を有することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項1から請求項10のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタにおいて、複数の前記入力接続部は、壁コンセント又は/及びテーブルタップの複数の電気端子間隔と同じ間隔と対応サイズで配置することで、差し込みにより、壁コンセント又は/及びテーブルタップと一体接続を可能としたことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項1から請求項11のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタにおいて、前記表示部は、表示を有効にした場合のみ表示し、表示をしないスリープ状態を可能とすることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項1から請求項12のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタにおいて、前記スイッチは、ONとOFFの切り換えの瞬間のみ電力を消費し、同じ状態を保持しているときは電力を消費しないものであることを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項1から請求項13のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタにおいて、外部のコンピュータとのデータ入出力端子を有することを特徴とする。
以上の様に構成されているので、本発明の省電力電源アダプタは、これに接続される電気機器の待機電力を低減することができる。
本発明にかかる省電力電源アダプタの一実施態様を示す図である。 本発明にかかる省電力電源アダプタにおいて待機時間の待機電力を低減する待機時間制御部110の動作を説明する図である。 図3は、モータの起動がある電気機器の消費電力と時間の関係を示す図である。
発明を実施するための最良の形態として、外部の電気配線に繋がる電気接続具に電気接続するための入力接続部と、使用する電気機器の電気接続具を繋ぐ出力接続部と、両者の間に直列に介挿された電流計と並列に介挿された電圧計を有する使用量計測部と、前記使用量計測部と前記入力接続部の間、又は、前記出力接続部の間に接続され、電気の供給または遮断を行うスイッチと、表示部と、前記使用量計測部の計測の制御と、前記計測された電流と電圧から電力及び電力積の計算と、前記表示部への前記計算結果の表示の制御と、前記スイッチのON・OFFの制御とを行うCPU制御部と、これらの稼働のための電力を供給する電源と、を有し、前記CPU制御部は、待機時間制御部とパラメータ設定部を有し、前記使用量計測部の計測した電流及び電圧から電力を計算し、前記待機時間制御部は、前記電力の値から前記電気機器の待機時間の始めと終わりを決定し、待機時間の始めには前記スイッチをOFFし、電源を遮断し、待機時間の終わりには、前記スイッチをONし、電源を接続することで、待機時間において前記電気機器が消費する待機電力を低減するものである。以下に実施態様をもって説明する。
図1は、本発明にかかる省電力電源アダプタの一実施態様を示す図である。外部のコンセント等の入力接続具10に電気接続するための入力接続部101とそれを外部の電気機器に出力するための出力接続部102と、両者の間に介挿された使用量計測部103と、使用量計測部103と入力接続部101の間又は出力接続部102の間に接続され、電気の供給または遮断を行うスイッチ104と、使用量計測部103の計測を行い、スイッチ104のON・OFFを制御するCPU制御部105と液晶などによる表示部106とこれらを駆動する電源107を有している。
使用量計測部103は、入力接続部101と出力接続部102との間に流れる電流を計測するために、両者の間に直列に入った電流計103Aと、入力接続部101と出力接続部102との間の往復の2線間に並列に入った電圧計103Bを有していて、両者の計測値からその時点の電力が求められる。
CPU制御部105は、タイマ108、メモリ109を有するものであり、待機時間制御部110と各種のパラメータを設定するパラメータ設定部111を有している。
図2は、本発明にかかる省電力電源アダプタにおいて待機時間の待機電力を低減する待機時間制御部110の動作を説明する図である。2−A、2−B、2−C、2−Dにおいて横軸に時刻、縦軸に計測された電力、又は電流又は電圧が取られている。使用量計測部103で計測したものをCPU制御部105が、時刻と計測値をメモリ109に格納し、表示部106に表示したものである。
2−Aにおいて、時刻Aから時刻B間は、電気機器が稼働し、消費電力も大きい値を示している。A以前とB以降の時間は、電気機器が本格稼働しない待機時間であり、消費電力は小さいが待機電力Xが消費されている。この待機電力Xは、例えば、夜間であったりすると長い時間で消費され無駄になっている。2−Bにおいて、待機時間制御部110が待機時間の始めと終わりを判定し、待機電力Xが消費されないようにCPU制御部105が、待機時間の始めにはスイッチ104をOFFし電源を遮断し、待機時間終了には、スイッチ104をONし、電源を接続する。各々以下のようにする。
待機時間の始めの決定は、以下のいずれかに基づき行う。
6) 夜間等所定の待機時間の始め時刻を設定する。20時等
7) 使用電力の測定値が予め設定した閾値より小さくなったとき
8) 使用電力の測定値の時間的下降傾斜が予め設定した傾斜値より大きいとき
待機時間の終わりの決定は、以下のいずれかに基づき行う。
9) 朝、業務開始などの所定の時刻を設定する。8時等
10)待機時間の始め時刻から所定の時間経過後の時とする。
勿論、待機時間の始めと終わりは、手動によりスイッチ104のOFFとON動作でも、後に示す電気機器での手動による稼働でも可能である。
2−Cにおいて、稼働時間と待機時間が決まってないで交互に来る場合を示している。
この場合には、2−Aと2−Bで決めた決定では瞬時の稼働停止にも待機時間と決定し対応してしまう。待機時間が所定の時間より短い場合は、スイッチ104はOFFしない方がよい場合がある。このような場合に、2−A、2−Bの場合と同様に、待機時間の始めの時刻の決定を行っただけでなく、加えて、待機時間の始めの時刻から予め設定した所定時間より長く、消費電力値が待機時間に対応して予め設定された値を下回り、継続した場合に真の待機時間の開始と決定する。このようにすることにより短い稼働停止には待機時間扱いをしないことが可能である。2−Dでは、このような扱いを行っているので、消費電力が低下して所定の時間後に真の待機時間開始として、スイッチ104をOFFし電力を零にしている。稼働停止が短い場合は、スイッチ104はONのままである。
尚、待機時間の終わりにより、稼働を開始する場合は、消費電力の大きい本格稼働の前に
電気機器の必要な部分を予め予備稼働する必要がある。これに備えて、待機時間の終わりが予め決まっている場合は、必要な時間だけ前に真の待機時間の終わりとして、電気機器を予備稼働しておくことができる。勿論、手動による予備稼働も可能である。
待機時間の終わりの時刻が定まっていないで、手動により電気機器が再度稼働させたい場合は、スイッチ104をOFFしたままで、電気機器の電源を入れることになり、当然、電気機器は稼働開始できない。この問題を改善するためには以下のいずれかの手段を用いる。
11)先にスイッチ104を稼働してから電気機器の稼働開始を行う。
12)電気機器の電源ON状態から、一旦OFF状態になり、再度ON状態への変化を検知する回路を電気機器に内蔵し、これはスイッチ104をOFFにより電力が供給されない場合にバッテリーで駆動する。電気機器から電力線通信または電波により、電源アダプタに設けられた受信部に送信して、CPU制御部105にスイッチ104のONを指令する。このようにして、スイッチ104を接続することが可能である。
図3は、モータの起動がある電気機器の消費電力と時間の関係を示す図であり、例えばシュレッダの稼働を想定する。3−Aでは、電力301Aの時間グラフから5回の稼働があったことが読み取れる。モータのような機器は、起動時に大きな電流が流れるので、起動
電力が大きい。停止と起動を何回も重ねると消費電力は大きくなる。電力積302Aが起動とともに大きく増えてしまう。3−Bでは、起動を1回にして、停止をせずに稼働を連続してしまった場合の電力301Bと電力積302Bを示している。このようにすると電力積が小さくできる。
CPU制御部105には、パラメータ設定部111があったが、待機時間と決定するためのパラメータ、例えば、使用電力の測定値が比較される予め設定する閾値、使用電力の測定値が比較される電力の時間的下降傾斜、待機時間の始め時刻、待機時間の終わりの時刻、待機時間の始め時刻から所定の経過時間、待機時間の始めの時刻から予め設定する所定時間などがある。電源アダプタとしてのその他のパラメータとしては、安全手段のための過大電流値、過大電圧値、センサ温度値がある。その他の設定としては、使用者、電気機器キーの設定が可能である。これを設定すると、使用者毎または電気機器毎の使用量計測集計が行え、他の使用を排除することも可能である。例えば、電源アダプタに電気機器のプラグを差し込んで、電気機器キー符号をセットすると、電源が入る状態になり、プラグを抜くと、プラグを差し込んでも新たにキー符号をセットしない限り、電源は入らないようにする。すなわち、あらかじめ設定されたキー符号を知っているメンバーのみの使用が可能となる。又、キー符号を電源アダプタに挿入するカード等で与えることもできる。パラメータ設定部は、表示部106を見ながら設定のためのキーを電源アダプタに有してもよいし、データ入出力端子112を介して外部のコンピュータから入力することもできる。
安全手段は、使用量計測部103において電流値、電圧値を読み込み、温度センサ、震度センサ他の安全センサ113が対応する値を読み込んでいるので、パラメータ設定部111に設定した閾値に比較して異常である場合は、スイッチ104をOFFする処置又はプラグ20を外す処置をCPU制御部105が行う。尚、タイマ108は、通常の時計機能、時間のカウント機能などの計時機能を行うことは言うまでもない。
CPU制御部105は、使用量計測部103での電流と電圧の計測の制御、安全手段からのデータの入手、各種パラメータの設定、計測値とパラメータとの比較、計算による表示部への表示、スイッチのOFF・ON、データ入出力端子を介したコンピュータとのデータの交換などを行う。特に電力、電力積の表示、電気料金への換算、二酸化炭素排出量への換算、安全データなどを集積し、これらの値を時間に対して履歴表示(ログ機能)し、さらに、消費電力が大きい順に使用パターンを示す、今までの好ましい電気機器の使用モードなど、低消費電力化を支援する機能を行う。又、電源アダプタには、複数のコンセントを有する場合には、表示部、CPU制御部、安全サンサ、電源は1つで共有し、入力接続部、出力接続部、使用量計測部は、コンセントの数に対応するように複数あることが望ましく、各使用量計測部の計測値を表示する以外に、複数の使用量計測部での計測値を合算表示する機能をCPU制御部が行うことも可能である。尚、月間の使用目標をパラメータ設定すると、日にちや時間ごとに累積計測値が目標値をオーバしていないかを示してくれ、低電力化使用の目安を表示することも可能となる。
尚、壁コンセントやテーブルタップ側の各電気端子間隔と同じ間隔と対応サイズにし入力接続部を配置するとコンセントと電源アダプタが、差し込みにより一体接続できて便利である。
尚、さらに低消費電力化をするには、表示部106は、常時表示ではなく、表示を有効にした場合のみ表示し、後は、表示をしないスリープ状態にしておく方がよい。また、スイッチ104は、ONとOFFの切り換えの瞬間のみ電力を消費し、同じ状態を保持しているときは電力を消費しないものが好ましい。
以上のような本発明による省電力電源アダプタは、待機時間の電力消費を低減することが可能となり産業上利用性が極めて大きい。
10 外部のコンセント等の入力接続具
20 電気機器のプラグ
101 入力接続部
102 出力接続部
103 使用量計測部
103A 電流計
103B 電圧計
104 スイッチ
105 CPU制御部
106 表示部
107 電源
108 タイマ
109 メモリ
110 待機時間制御部
111 パラメータ設定部
112 データ入出力端子
113 安全センサ
301A、301B 電力
302A、302B 電力積

Claims (14)

  1. 外部の電気配線に繋がる電気接続具に電気接続するための入力接続部と、
    使用する電気機器の電気接続具を繋ぐ出力接続部と、
    両者の間に直列に介挿された電流計と並列に介挿された電圧計を有する使用量計測部と、
    前記使用量計測部と前記入力接続部の間、又は、前記出力接続部の間に接続され、電気の供給または遮断を行うスイッチと、
    表示部と、
    前記使用量計測部の計測の制御と、前記計測された電流と電圧から電力及び電力積の計算と、前記表示部への前記計算結果の表示の制御と、前記スイッチのON・OFFの制御とを行うCPU制御部と、
    これらの稼働のための電力を供給する電源と、を有し、
    前記CPU制御部は、待機時間制御部とパラメータ設定部を有し、前記使用量計測部の計測した電流及び電圧から電力を計算し、前記待機時間制御部は、前記電力の値から前記電気機器の待機時間の始めと終わりを決定し、待機時間の始めには前記スイッチをOFFし、電源を遮断し、待機時間の終わりには、前記スイッチをONし、電源を接続することで、待機時間において前記電気機器が消費する待機電力を低減し、
    前記パラメータ設定部は、前記計算された電力が比較されるために予め設定される電力の閾値、電力の時間的下降傾斜の閾値、待機時間の始め時刻、待機時間の終わりの時刻、待機時間の終わりを算定するための待機時間の始め時刻に加算される所定の時間、短い稼働停止について待機時間扱いをしないための待機時間の始めの時刻に加算される所定の時間のうち少なくとも一つを設定するものであることを特徴とする省電力電源アダプタ。
  2. 前記待機時間の始めの時刻は、
    1) 前記パラメータ設定部に予め設定した時刻
    2) 前記計算された電力の値が予め前記パラメータ設定部に設定した閾値より小さくなった時刻
    3) 前記計算された電力の値の時間的下降傾斜が予め前記パラメータ設定部に設定した傾斜値より大きくなった時刻
    のいずれか一つで決定し、
    待機時間の終わりの時刻は、
    4) 前記パラメータ設定部に予め設定した時刻
    5) 待機時間の始め時刻から所定の時間経過後の時刻
    のいずれか一つで決定することを特徴とする請求項1記載の省電力電源アダプタ。
  3. 前記待機時間の始めの時刻から、予め前記パラメータ設定部に設定した所定時間より長く、前記計算された電力の値が、待機時間に対応して予め前記パラメータ設定部に設定された値を下回り、継続した場合に真の待機時間の開始と決定することで短い稼働停止には待機時間扱いをしないことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の省電力電源アダプタ。
  4. 前記スイッチを駆動する手動スイッチを有することで、前記待機時間の始めと終わりにおける前記スイッチのOFFとON動作を手動により可能とすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタ。
  5. 前記出力接続部に電気機器のプラグを差し込んで、前記パラメータ設定部に前記電気機器又は使用者に応じたキー符号をセットすると、前記スイッチが入る状態になり、前記プラグを抜くと、前記プラグを差し込んでも新たにキー符号をセットしない限り、電源は入らないようにすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタ。
  6. 前記電気機器の電源ON状態からOFF状態になり、再度ON状態への変化を検知する回路を前記電気機器が有し、前記電気機器から電力線通信または電波により、前記電源アダプタに設けられた受信部に前記検知信号を送信して、前記CPU制御部に前記スイッチのON動作を行わせることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタ。
  7. 前記使用量計測部において読み込んだ電流値又は電圧値又は前記計算された電力値のデータ又は/及び、内蔵された温度センサ又は/及び震度センによる安全センサが読み込んだデータが、予め前記パラメータ設定部に設定した閾値に比較して異常である場合は、前記CPU制御部が前記スイッチをOFFする処置又は前記電気機器のプラグを外す処置を行うことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタ。
  8. 前記CPU制御部は、前記計算された電力、電力積、換算された電気料金、換算された二酸化炭素排出量、安全データのいずれかを前記メモリに集積し、これらの値を時刻に対して履歴表示することを可能としたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタ。
  9. 前記パラメータ設定部に予め設定された月間または時点の電力積目標をパラメータ設定した場合に、時点ごとに計測された電力積を履歴表示し、合わせて、各時点における目標値又は月間の目標の時点按分値を表示することで、両者を表示上で比較することを可能としたことを特徴とする請求項8記載の省電力電源アダプタ。
  10. 複数個の前記入力接続部、複数個の前記出力接続部、複数個の前記使用量計測部と、これらに共有した一つの表示部、一つのCPU制御部、一つの電源を有することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタ。
  11. 複数の前記入力接続部は、壁コンセント又は/及びテーブルタップの複数の電気端子間隔と同じ間隔と対応サイズで配置することで、差し込みにより、壁コンセント又は/及びテーブルタップと一体接続を可能としたことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタ。
  12. 前記表示部は、表示を有効にした場合のみ表示し、表示をしないスリープ状態を可能とすることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタ。
  13. 前記スイッチは、ONとOFFの切り換えの瞬間のみ電力を消費し、同じ状態を保持しているときは電力を消費しないものであることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタ。
  14. 外部のコンピュータとのデータ入出力端子を有することを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか一つに記載の省電力電源アダプタ。

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