JP2002310028A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JP2002310028A JP2001114257A JP2001114257A JP2002310028A JP 2002310028 A JP2002310028 A JP 2002310028A JP 2001114257 A JP2001114257 A JP 2001114257A JP 2001114257 A JP2001114257 A JP 2001114257A JP 2002310028 A JP2002310028 A JP 2002310028A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニードル弁の閉弁期間中のリフトロックピス
トンの動きを把握することにより次回のニードル弁の開
弁時における実際の燃料噴射特性を目標燃料噴射特性に
一致させる。 【解決手段】 噴孔1とその噴孔1を開閉するためのニ
ードル弁2とが設けられ、圧力制御弁13が中間リフト
位置に配置されてニードル弁2のリフト量が大きくなる
高リフト噴射モードと、圧力制御弁13がフルリフト位
置に配置されてニードル弁2のリフト量が小さくなる低
リフト噴射モードとが設定され、リフトしたニードル弁
2が突き当たるためのリフトロックピストン8が設けら
れる。例えばニードル弁2とリフトロックピストン8と
を互いに掛止することにより、ニードル弁2とリフトロ
ックピストン8との間隔が広がるのが抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料噴射装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料を噴射するための噴孔と、そ
の噴孔を開閉するための噴孔開閉弁とを具備し、噴孔開
閉弁のリフト量が大きい高リフト噴射モードと、噴孔開
閉弁のリフト量が小さい低リフト噴射モードとが設定さ
れ、リフトした噴孔開閉弁が突き当たるためのリフトロ
ック部材を設けた燃料噴射装置が知られている。この種
の燃料噴射装置の例としては、例えば特開平8−334
072号公報に記載されたものがある。特開平8−33
4072号公報に記載された燃料噴射装置では、高リフ
ト噴射モードと低リフト噴射モードとを切換えることに
より、燃料噴射率が切換えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平8−
334072号公報に記載された燃料噴射装置では、噴
孔開閉弁の開弁期間中にリフトロック部材は第一位置及
び第二位置のいずれかに配置され得る。そのため、特開
平8−334072号公報に記載された燃料噴射装置で
は、噴孔開閉弁の閉弁期間中においてもリフトロック部
材が第一位置及び第二位置のいずれかに配置され得ると
言える。ところが、噴孔開閉弁の閉弁期間中にリフトロ
ック部材が第一位置に配置されるか、あるいは、第二位
置に配置されるかにより、次回の噴孔開閉弁の開弁時に
おける燃料噴射特性は異なってしまう。従って、次回の
噴孔開閉弁の開弁時における実際の燃料噴射特性を目標
燃料噴射特性に一致させるためには、噴孔開閉弁の閉弁
期間中におけるリフトロック部材の動きを拘束するか、
あるいは、推定することが必要であると言える。しかし
ながら、特開平8−334072号公報には、噴孔開閉
弁の閉弁期間中におけるリフトロック部材の動きを拘束
する点も、推定する点も開示されていない。そのため、
特開平8−334072号公報に記載された燃料噴射装
置では、噴孔開閉弁の閉弁期間中におけるリフトロック
部材の動きを把握できないために次回の噴孔開閉弁の開
弁時における実際の燃料噴射特性を目標燃料噴射特性に
一致させることができないおそれがあった。
【0004】前記問題点に鑑み、本発明は噴孔開閉弁の
閉弁期間中のリフトロック部材の動きを把握することに
より次回の噴孔開閉弁の開弁時における実際の燃料噴射
特性を目標燃料噴射特性に一致させることができる燃料
噴射装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、燃料を噴射するための噴孔と、その噴孔を開閉
するための噴孔開閉弁とを具備し、噴孔開閉弁のリフト
量が大きい高リフト噴射モードと、噴孔開閉弁のリフト
量が小さい低リフト噴射モードとが設定され、リフトし
た噴孔開閉弁が突き当たるためのリフトロック部材を設
けた燃料噴射装置において、噴孔開閉弁とリフトロック
部材との間隔が広がるのを抑制するための抑制手段を設
けたことを特徴とする燃料噴射装置が提供される。
【0006】請求項2に記載の発明によれば、噴孔開閉
弁とリフトロック部材とを互いに掛止することにより、
噴孔開閉弁とリフトロック部材との間隔が広がるのを機
械的に抑制することを特徴とする請求項1に記載の燃料
噴射装置が提供される。
【0007】請求項3に記載の発明によれば、高リフト
噴射モードで燃料が噴射された後、リフトロック部材を
噴孔開閉弁側に移動させる制御を実行することにより、
噴孔開閉弁とリフトロック部材との間隔が広がるのを抑
制することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置
が提供される。
【0008】請求項1〜3に記載の燃料噴射装置では、
噴孔開閉弁とリフトロック部材との間隔が広がるのを抑
制するための抑制手段が設けられる。詳細には、噴孔開
閉弁とリフトロック部材とを互いに掛止することによ
り、噴孔開閉弁とリフトロック部材との間隔が広がるの
が機械的に抑制されるか、あるいは、高リフト噴射モー
ドで燃料が噴射された後、リフトロック部材を噴孔開閉
弁側に移動させる制御を実行することにより、噴孔開閉
弁とリフトロック部材との間隔が広がるのが抑制され
る。そのため、噴孔開閉弁の閉弁期間中に噴孔開閉弁と
リフトロック部材とを比較的近くに配置しておきたいに
もかかわらず、噴孔開閉弁とリフトロック部材との間隔
が広がってしまうのに伴って次回の噴孔開閉弁の開弁時
における実際の燃料噴射特性と目標燃料噴射特性とが異
なってしまうのを抑制することができる。すなわち、噴
孔開閉弁の閉弁期間中のリフトロック部材の動きを把握
することにより次回の噴孔開閉弁の開弁時における実際
の燃料噴射特性を目標燃料噴射特性に一致させることが
できる。
【0009】請求項4に記載の発明によれば、リフトロ
ック部材を噴孔開閉弁側に移動させる制御を実行する時
に噴孔開閉弁を閉弁状態のまま維持することを特徴とす
る請求項3に記載の燃料噴射装置が提供される。
【0010】請求項4に記載の燃料噴射装置では、例え
ばメイン噴射終了後のアフター噴射を実行すべきでない
ときには、リフトロック部材を噴孔開閉弁側に移動させ
る制御を実行する時に噴孔開閉弁が閉弁状態のまま維持
される。そのため、アフター噴射の実行を回避しつつ、
噴孔開閉弁の閉弁期間中のリフトロック部材の動きを把
握することにより次回の噴孔開閉弁の開弁時における実
際の燃料噴射特性を目標燃料噴射特性に一致させること
ができる。
【0011】請求項5に記載の発明によれば、リフトロ
ック部材を噴孔開閉弁側に移動させる制御を実行する時
に噴孔開閉弁を開弁させることを特徴とする請求項3に
記載の燃料噴射装置が提供される。
【0012】請求項5に記載の燃料噴射装置では、例え
ばメイン噴射終了後のアフター噴射を実行することが要
求されるときには、リフトロック部材を噴孔開閉弁側に
移動させる制御を実行する時に噴孔開閉弁が開弁せしめ
られ、アフター噴射が実行される。そのため、アフター
噴射の要求を満足しつつ、噴孔開閉弁の閉弁期間中のリ
フトロック部材の動きを把握することにより次回の噴孔
開閉弁の開弁時における実際の燃料噴射特性を目標燃料
噴射特性に一致させることができる。
【0013】請求項6に記載の発明によれば、燃料を噴
射するための噴孔と、その噴孔を開閉するための噴孔開
閉弁とを具備し、噴孔開閉弁のリフト量が大きい高リフ
ト噴射モードと、噴孔開閉弁のリフト量が小さい低リフ
ト噴射モードとが設定され、リフトした噴孔開閉弁が突
き当たるためのリフトロック部材を設けた燃料噴射装置
において、リフトロック部材の動きを推定し、推定され
たリフトロック部材の動きに基づいて目標燃料噴射特性
を補正することを特徴とする燃料噴射装置が提供され
る。
【0014】請求項6に記載の燃料噴射装置では、リフ
トロック部材の動きが推定され、その推定されたリフト
ロック部材の動きに基づいて目標燃料噴射特性が補正さ
れる。そのため、噴孔開閉弁の閉弁期間中におけるリフ
トロック部材の動きが把握されず、次回の噴孔開閉弁の
開弁時における目標燃料噴射特性が補正されないのに伴
って次回の噴孔開閉弁の開弁時における実際の燃料噴射
特性と目標燃料噴射特性とが異なってしまうのを抑制す
ることができる。すなわち、噴孔開閉弁の閉弁期間中の
リフトロック部材の動きを把握することにより次回の噴
孔開閉弁の開弁時における実際の燃料噴射特性を目標燃
料噴射特性に一致させることができる。
【0015】請求項7に記載の発明によれば、低リフト
噴射モードでの燃料噴射から高リフト噴射モードでの燃
料噴射に切換えられた場合には、燃料噴射要求が出され
てから実際に燃料噴射が開始するまでに要する時間が徐
々に長くなるようにリフトロック部材が移動すると推定
することを特徴とする請求項6に記載の燃料噴射装置が
提供される。
【0016】請求項7に記載の燃料噴射装置では、低リ
フト噴射モードでの燃料噴射から高リフト噴射モードで
の燃料噴射に切換えられた場合には、燃料噴射要求が出
されてから実際に燃料噴射が開始するまでに要する時間
が徐々に長くなるようにリフトロック部材が移動すると
推定される。そのため、低リフト噴射モードでの燃料噴
射から高リフト噴射モードでの燃料噴射に切換えられた
場合に、燃料噴射要求が出されてから実際に燃料噴射が
開始するまでに要する時間が徐々に長くなるようにリフ
トロック部材が移動すると推定されない燃料噴射装置に
比べ、実際の燃料噴射特性を目標燃料噴射特性に精度良
く一致させることができる。
【0017】請求項8に記載の発明によれば、低リフト
噴射モードでの燃料噴射から高リフト噴射モードでの燃
料噴射に切換えられた場合には、燃料噴射が開始してか
ら燃料噴射率が変化するまでに要する時間が徐々に長く
なるようにリフトロック部材が移動すると推定すること
を特徴とする請求項6に記載の燃料噴射装置が提供され
る。
【0018】請求項8に記載の燃料噴射装置では、低リ
フト噴射モードでの燃料噴射から高リフト噴射モードで
の燃料噴射に切換えられた場合には、燃料噴射が開始し
てから燃料噴射率が変化するまでに要する時間が徐々に
長くなるようにリフトロック部材が移動すると推定され
る。そのため、低リフト噴射モードでの燃料噴射から高
リフト噴射モードでの燃料噴射に切換えられた場合に、
燃料噴射が開始してから燃料噴射率が変化するまでに要
する時間が徐々に長くなるようにリフトロック部材が移
動すると推定されない燃料噴射装置に比べ、実際の燃料
噴射特性を目標燃料噴射特性に精度良く一致させること
ができる。
【0019】請求項9に記載の発明によれば、高リフト
噴射モードでの燃料噴射から低リフト噴射モードでの燃
料噴射に切換えられた場合には、燃料噴射要求が出され
てから実際に燃料噴射が開始するまでに要する時間が徐
々に短くなるようにリフトロック部材が移動すると推定
することを特徴とする請求項6に記載の燃料噴射装置が
提供される。
【0020】請求項9に記載の燃料噴射装置では、高リ
フト噴射モードでの燃料噴射から低リフト噴射モードで
の燃料噴射に切換えられた場合には、燃料噴射要求が出
されてから実際に燃料噴射が開始するまでに要する時間
が徐々に短くなるようにリフトロック部材が移動すると
推定される。そのため、高リフト噴射モードでの燃料噴
射から低リフト噴射モードでの燃料噴射に切換えられた
場合に、燃料噴射要求が出されてから実際に燃料噴射が
開始するまでに要する時間が徐々に短くなるようにリフ
トロック部材が移動すると推定されない燃料噴射装置に
比べ、実際の燃料噴射特性を目標燃料噴射特性に精度良
く一致させることができる。
【0021】請求項10に記載の発明によれば、高リフ
ト噴射モードにおいて燃料噴射期間が長い燃料噴射から
燃料噴射期間が短い燃料噴射に切換えられた場合には、
燃料噴射要求が出されてから実際に燃料噴射が開始する
までに要する時間が徐々に短くなるようにリフトロック
部材が移動すると推定することを特徴とする請求項6に
記載の燃料噴射装置が提供される。
【0022】請求項10に記載の燃料噴射装置では、高
リフト噴射モードにおいて燃料噴射期間が長い燃料噴射
から燃料噴射期間が短い燃料噴射に切換えられた場合に
は、燃料噴射要求が出されてから実際に燃料噴射が開始
するまでに要する時間が徐々に短くなるようにリフトロ
ック部材が移動すると推定される。そのため、高リフト
噴射モードにおいて燃料噴射期間が長い燃料噴射から燃
料噴射期間が短い燃料噴射に切換えられた場合に、燃料
噴射要求が出されてから実際に燃料噴射が開始するまで
に要する時間が徐々に短くなるようにリフトロック部材
が移動すると推定されない燃料噴射装置に比べ、実際の
燃料噴射特性を目標燃料噴射特性に精度良く一致させる
ことができる。
【0023】請求項11に記載の発明によれば、高リフ
ト噴射モードにおいて燃料噴射期間が長い燃料噴射から
燃料噴射期間が短い燃料噴射に切換えられた場合には、
燃料噴射が開始してから燃料噴射率が変化するまでに要
する時間が徐々に短くなるようにリフトロック部材が移
動すると推定することを特徴とする請求項6に記載の燃
料噴射装置が提供される。
【0024】請求項11に記載の燃料噴射装置では、高
リフト噴射モードにおいて燃料噴射期間が長い燃料噴射
から燃料噴射期間が短い燃料噴射に切換えられた場合に
は、燃料噴射が開始してから燃料噴射率が変化するまで
に要する時間が徐々に短くなるようにリフトロック部材
が移動すると推定される。そのため、高リフト噴射モー
ドにおいて燃料噴射期間が長い燃料噴射から燃料噴射期
間が短い燃料噴射に切換えられた場合に、燃料噴射が開
始してから燃料噴射率が変化するまでに要する時間が徐
々に短くなるようにリフトロック部材が移動すると推定
されない燃料噴射装置に比べ、実際の燃料噴射特性を目
標燃料噴射特性に精度良く一致させることができる。
【0025】請求項12に記載の発明によれば、高リフ
ト噴射モードにおいて燃料噴射期間が短い燃料噴射から
燃料噴射期間が長い燃料噴射に切換えられた場合には、
燃料噴射要求が出されてから実際に燃料噴射が開始する
までに要する時間が徐々に長くなるようにリフトロック
部材が移動すると推定することを特徴とする請求項6に
記載の燃料噴射装置が提供される。
【0026】請求項12に記載の燃料噴射装置では、高
リフト噴射モードにおいて燃料噴射期間が短い燃料噴射
から燃料噴射期間が長い燃料噴射に切換えられた場合に
は、燃料噴射要求が出されてから実際に燃料噴射が開始
するまでに要する時間が徐々に長くなるようにリフトロ
ック部材が移動すると推定される。そのため、高リフト
噴射モードにおいて燃料噴射期間が短い燃料噴射から燃
料噴射期間が長い燃料噴射に切換えられた場合に、燃料
噴射要求が出されてから実際に燃料噴射が開始するまで
に要する時間が徐々に長くなるようにリフトロック部材
が移動すると推定されない燃料噴射装置に比べ、実際の
燃料噴射特性を目標燃料噴射特性に精度良く一致させる
ことができる。
【0027】請求項13に記載の発明によれば、高リフ
ト噴射モードにおいて燃料噴射期間が短い燃料噴射から
燃料噴射期間が長い燃料噴射に切換えられた場合には、
燃料噴射が開始してから燃料噴射率が変化するまでに要
する時間が徐々に長くなるようにリフトロック部材が移
動すると推定することを特徴とする請求項6に記載の燃
料噴射装置が提供される。
【0028】請求項13に記載の燃料噴射装置では、高
リフト噴射モードにおいて燃料噴射期間が短い燃料噴射
から燃料噴射期間が長い燃料噴射に切換えられた場合に
は、燃料噴射が開始してから燃料噴射率が変化するまで
に要する時間が徐々に長くなるようにリフトロック部材
が移動すると推定される。そのため、高リフト噴射モー
ドにおいて燃料噴射期間が短い燃料噴射から燃料噴射期
間が長い燃料噴射に切換えられた場合に、燃料噴射が開
始してから燃料噴射率が変化するまでに要する時間が徐
々に長くなるようにリフトロック部材が移動すると推定
されない燃料噴射装置に比べ、実際の燃料噴射特性を目
標燃料噴射特性に精度良く一致させることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施形態について説明する。
【0030】図1は本発明の燃料噴射装置の第一の実施
形態の部分断面側面図である。図1に示す燃料が噴射さ
れないモードにおいては、噴孔開閉弁としてのニードル
弁のリフト量がゼロになっている。図1において、1は
燃料を噴射するための噴孔、2は噴孔1を開閉するため
のニードル弁である。第一の実施形態では、ニードル弁
2は上側にリフトするように配置されている。3はニー
ドル弁2を開弁側(図1の上側)に付勢するための燃料
溜り室3である。4はニードル弁2を閉弁側(図1の下
側)に付勢するための第一制御室、5はニードル弁2を
閉弁側(図1の下側)に付勢するためのスプリング、6
は第一制御室4内に流入する燃料量を設定するための第
一インレットオリフィス、7は第一制御室4から流出す
る燃料量を設定するための第一アウトレットオリフィス
である。
【0031】8は上側にリフトしたニードル弁2が突き
当たるためのリフトロックピストンである。リフトロッ
クピストン8は第一制御室4内の圧力とスプリング5と
によって上側に付勢されている。9はリフトロックピス
トン8を下側に付勢するための第二制御室、10はリフ
トロックピストン8を下側に付勢するためのスプリング
である。つまり、第一の実施形態では、リフトロックピ
ストン8は、第一制御室4内の圧力とスプリング5とに
よって上側に付勢されると同時に、第二制御室9内の圧
力とスプリング10とによって下側に付勢され、バラン
スせしめられている。
【0032】11は第二制御室9内に流入する燃料量を
設定するための第二インレットオリフィス、12は第二
制御室から流出する燃料量を設定するための第二アウト
レットオリフィスである。13は第一制御室4内の圧力
及び第二制御室9内の圧力を制御するための圧力制御弁
である。第一の実施形態では、圧力制御弁13は下側に
リフトするように配置されている。14は圧力制御弁1
3を収容する制御弁室、15は制御弁室14内に流入す
る燃料量を設定するための第三インレットオリフィスで
ある。第三インレットオリフィス15はニードル弁2の
閉弁速度を確保するために設けられているが、他の実施
形態では、この第三インレットオリフィス15を排除す
ることも可能である。16は圧力制御弁13を駆動する
ためのピエゾ式アクチュエータである。第一の実施形態
では、圧力制御弁13を駆動するためにピエゾ式アクチ
ュエータが用いられているが、他の実施形態では、圧力
制御弁13を駆動するために他の任意のアクチュエータ
を使用可能である。
【0033】図1に示す噴孔1から燃料が噴射されない
モードにおいては、圧力制御弁13のリフト量がゼロと
され、そのため、制御弁室14内の燃料がリターン通路
に流出できなくなり、制御弁室14、第一制御室4及び
第二制御室5内の圧力が上昇する。その結果、ニードル
弁2が閉弁側(図1の下側)に付勢され、ニードル弁2
のリフト量はゼロになっている。尚、図1に示すよう
に、このモードにおいてリフトロックピストン8が、噴
孔1から比較的遠い第一位置ではなく、噴孔1に比較的
近い第二位置に配置されるように、第一インレットオリ
フィス6、第一アウトレットオリフィス7、スプリング
5の荷重、第二インレットオリフィス11、第二アウト
レットオリフィス12及びスプリング10の荷重は設定
されている。
【0034】図2はニードル弁のリフト量が比較的小さ
い低リフト噴射モードを示した図1と同様の図である。
図2に示すように、ニードル弁2のリフト量が比較的小
さくされる低リフト噴射モードにおいては、圧力制御弁
13がフルリフト位置に配置される。そのため、第二制
御室9内の燃料が第二アウトレットオリフィス12及び
制御弁室14を介してリターン通路に流出できるように
なり、第二制御室9内の圧力が減少する。一方、第一制
御室5内の圧力及び燃料溜り室3内の圧力は図1に示し
た場合と同様である。その結果、ニードル弁2及びリフ
トロックピストン8が上側に移動し、ニードル弁2が中
間リフト位置に配置されると共に、リフトロックピスト
ン8が噴孔1から比較的遠い第一位置に配置される。
【0035】図3はニードル弁のリフト量が比較的大き
い高リフト噴射モードを示した図1と同様の図である。
図3に示すように、ニードル弁2のリフト量が比較的大
きくされる高リフト噴射モードにおいては、圧力制御弁
13が中間リフト位置に配置される。そのため、図2に
示した場合と同様に、第二制御室9内の燃料が第二アウ
トレットオリフィス12及び制御弁室14を介してリタ
ーン通路に流出できるようになり、第二制御室9内の圧
力が減少する。その結果、図2に示した場合と同様に、
リフトロックピストン8が上側に移動し、リフトロック
ピストン8が噴孔1から比較的遠い第一位置に配置され
る。更に、第一制御室4内の燃料も第一アウトレットオ
リフィス7及び制御弁室14を介してリターン通路に流
出できるようになり、第一制御室4内の圧力が減少す
る。その結果、ニードル弁2が図2に示した場合よりも
更に上側に移動し、ニードル弁2がフルリフト位置に配
置される。
【0036】上述したように、噴孔1から燃料が噴射さ
れないモードにおいては、リフトロックピストン8が噴
孔1に比較的近い第二位置に配置されるように、第一イ
ンレットオリフィス6、第一アウトレットオリフィス
7、スプリング5の荷重、第二インレットオリフィス1
1、第二アウトレットオリフィス12及びスプリング1
0の荷重は設定されている。ところが、図3に示した高
リフト噴射モードから図1に示した燃料が噴射されない
モードに切換えられる場合、つまり、圧力制御弁13が
中間リフト位置からゼロリフト位置に移動される場合、
第二制御室9内の圧力よりも第一制御室4内の圧力の方
が回復(増加)しやすいという傾向がある。そのため、
ニードル弁2とリフトロックピストン8との間隔が広が
りやすいという傾向がある。図3に示した高リフト噴射
モードから図1に示した燃料が噴射されないモードに切
換えられる場合に、ニードル弁2とリフトロックピスト
ン8との間隔が図1に示した間隔よりも広がってしまう
と、次回に図1に示した燃料が噴射されないモードか
ら、図2に示した低リフト噴射モード又は図3に示した
高リフト噴射モードに切換えられるときに、ニードル弁
2の挙動が予定されている挙動からずれてしまう。
【0037】また、図2に示した低リフト噴射モードか
ら図1に示した燃料が噴射されないモードに切換えられ
る場合、つまり、圧力制御弁13がフルリフト位置から
ゼロリフト位置に移動される場合にも、第二制御室9内
の圧力よりも第一制御室4内の圧力の方が回復(増加)
しやすいという傾向があり、ニードル弁2とリフトロッ
クピストン8との間隔が広がりやすいという傾向があ
る。図2に示した低リフト噴射モードから図1に示した
燃料が噴射されないモードに切換えられる場合に、ニー
ドル弁2とリフトロックピストン8との間隔が図1に示
した間隔よりも広がってしまうと、次回に図1に示した
燃料が噴射されないモードから、図2に示した低リフト
噴射モード又は図3に示した高リフト噴射モードに切換
えられるときに、ニードル弁2の挙動が予定されている
挙動からずれてしまう。
【0038】そこで第一の実施形態では、図2に示した
低リフト噴射モード又は図3に示した高リフト噴射モー
ドから図1に示した燃料が噴射されないモードに切換え
られる時にニードル弁2によってリフトロックピストン
8の動きを拘束することにより、次回に図1に示した燃
料が噴射されないモードから図2に示した低リフト噴射
モード又は図3に示した高リフト噴射モードに切換えら
れる時にニードル弁2の挙動を予定されている挙動に一
致させ、実際の燃料噴射特性を目標燃料噴射特性に一致
させるようにしている。
【0039】図4は図1〜図3に示したニードル弁及び
リフトロックピストンの拡大図である。図4において、
8aはリフトロックピストンの第一部分、8bはリフト
ロックピストンの第二部分、8cはリフトロックピスト
ンの第三部分である。図4に示すように、第一の実施形
態のリフトロックピストンは、第一部分8a、第二部分
8b、第三部分8cに分割可能に構成されている。図1
〜図4に示すように、第一の実施形態では、図2に示し
た低リフト噴射モード又は図3に示した高リフト噴射モ
ードから図1に示した燃料が噴射されないモードに切換
えられる時、ニードル弁2とリフトロックピストン8と
が互いに掛止するため、ニードル弁2によってリフトロ
ックピストン8の動きが拘束され、ニードル弁2とリフ
トロックピストン8との間隔が広がってしまうのが抑制
される。
【0040】図5は第一の実施形態の変形例のニードル
弁の拡大図、図6は第一の実施形態の変形例のニードル
弁及びリフトロックピストンの拡大図である。図5及び
図6において、2aはニードル弁の第一部分、2bはニ
ードル弁の第二部分、8dはリフトロックピストンの第
一部分、8eはリフトロックピストンの第二部分であ
る。図1〜図3、図5及び図6に示すように、第一の実
施形態の変形例においても、図2に示した低リフト噴射
モード又は図3に示した高リフト噴射モードから図1に
示した燃料が噴射されないモードに切換えられる時、ニ
ードル弁2とリフトロックピストン8とが互いに掛止す
るため、ニードル弁2によってリフトロックピストン8
の動きが拘束され、ニードル弁2とリフトロックピスト
ン8との間隔が広がってしまうのが抑制される。
【0041】第一の実施形態及びその変形例によれば、
ニードル弁2とリフトロックピストン8との間隔が広が
るのを抑制するための抑制手段(8b,8c,2b,8
e)が設けられる。詳細には、ニードル弁2とリフトロ
ックピストン8とを互いに掛止することにより、ニード
ル弁2とリフトロックピストン8との間隔が広がるのが
機械的に抑制される。そのため、ニードル弁2の閉弁期
間中にニードル弁2とリフトロックピストン8とを比較
的近くに配置しておきたいにもかかわらず、ニードル弁
2とリフトロックピストン8との間隔が広がってしまう
のに伴って次回のニードル弁2の開弁時における実際の
燃料噴射特性と目標燃料噴射特性とが異なってしまうの
を抑制することができる。すなわち、ニードル弁2の閉
弁期間中のリフトロックピストン8の動きを拘束して把
握することにより次回のニードル弁2の開弁時における
実際の燃料噴射特性を目標燃料噴射特性に一致させるこ
とができる。
【0042】以下、本発明の燃料噴射装置の第二の実施
形態について説明する。図7は本発明の燃料噴射装置の
第二の実施形態の部分断面側面図である。図7に示す燃
料が噴射されないモードにおいては、噴孔開閉弁として
のニードル弁のリフト量がゼロになっている。図7にお
いて、図1〜図3に示した参照番号と同一の参照番号は
図1〜図3に示した部品又は部分と同一の部品又は部分
を示しており、202は噴孔1を開閉するためのニード
ル弁である。第二の実施形態では、ニードル弁202は
上側にリフトするように配置されている。208は上側
にリフトしたニードル弁202が突き当たるためのリフ
トロックピストンである。リフトロックピストン208
は第一制御室4内の圧力とスプリング5とによって上側
に付勢されている。第二の実施形態では、リフトロック
ピストン208は、第一制御室4内の圧力とスプリング
5とによって上側に突き当てられるか(図9参照)、第
二制御室9内の圧力とスプリング10とによって下側に
突き当てられるようになっている(図7、図8参照)。
212は第二制御室9から流出する燃料量を設定するた
めの第二アウトレットオリフィスである。
【0043】図7に示す噴孔1から燃料が噴射されない
モードにおいては、圧力制御弁13のリフト量がゼロと
され、そのため、制御弁室14内の燃料がリターン通路
に流出できなくなり、制御弁室14、第一制御室4及び
第二制御室5内の圧力が上昇する。その結果、ニードル
弁202が閉弁側(図7の下側)に付勢され、ニードル
弁202のリフト量はゼロになっている。尚、図7に示
すようにこのモードにおいてリフトロックピストン20
8が、噴孔1から比較的遠い第一位置、つまり、上側に
突き当てられた位置ではなく、噴孔1に比較的近い第二
位置、つまり、下側に突き当てられた位置に配置される
ように、第一インレットオリフィス6、第一アウトレッ
トオリフィス7、スプリング5の荷重、第二インレット
オリフィス11、第二アウトレットオリフィス212及
びスプリング10の荷重は設定されている。
【0044】図8はニードル弁のリフト量が比較的小さ
い低リフト噴射モードを示した図7と同様の図である。
図8に示すように、ニードル弁202のリフト量が比較
的小さくされる低リフト噴射モードにおいては、圧力制
御弁13がフルリフト位置に配置される。そのため、第
一制御室4内の燃料が第一アウトレットオリフィス7及
び制御弁室14を介してリターン通路に流出できるよう
になり、第一制御室4内の圧力が減少する。一方、第二
制御室9内の圧力及び燃料溜り室3内の圧力は図7に示
した場合と同様である。その結果、ニードル弁202が
上側に移動してリフトロックピストン208に突き当て
られ、中間リフト位置に配置される。その時、リフトロ
ックピストン208は噴孔1から比較的近い第二位置に
配置されたままである。つまり、リフトロックピストン
208は下側に突き当てられたままである。
【0045】図9はニードル弁のリフト量が比較的大き
い高リフト噴射モードを示した図7と同様の図である。
図9に示すように、ニードル弁2のリフト量が比較的大
きくされる高リフト噴射モードにおいては、圧力制御弁
13が中間リフト位置に配置される。そのため、図8に
示した場合と同様に、第一制御室4内の燃料が第一アウ
トレットオリフィス7及び制御弁室14を介してリター
ン通路に流出できるようになり、第一制御室4内の圧力
が減少する。その結果、図8に示した場合と同様に、ニ
ードル弁202がリフトロックピストン208に突き当
たるまで上側に移動する。更に第二制御室9内の燃料も
第二アウトレットオリフィス212及び制御弁室14を
介してリターン通路に流出できるようになり、第二制御
室9内の圧力が減少する。その結果、リフトロックピス
トン208が噴孔1から比較的遠い第一位置、つまり、
上側に突き当てられた位置に配置される。つまり、高リ
フト噴射モードにおいては、ニードル弁202は、噴孔
1から比較的遠い第一位置に配置されたリフトロックピ
ストン208に突き当てられ、フルリフト位置に配置さ
れる。
【0046】上述したように、噴孔1から燃料が噴射さ
れないモードにおいては、リフトロックピストン208
が噴孔1に比較的近い第二位置に配置されるように、第
一インレットオリフィス6、第一アウトレットオリフィ
ス7、スプリング5の荷重、第二インレットオリフィス
11、第二アウトレットオリフィス212及びスプリン
グ10の荷重は設定されている。ところが、図9に示し
た高リフト噴射モードから図7に示した燃料が噴射され
ないモードに切換えられる場合、つまり、圧力制御弁1
3が中間リフト位置からゼロリフト位置に移動される場
合、第二制御室9内の圧力よりも第一制御室4内の圧力
の方が回復(増加)しやすいという傾向がある。そのた
め、ニードル弁202とリフトロックピストン208と
の間隔が広がりやすいという傾向がある。図9に示した
高リフト噴射モードから図7に示した燃料が噴射されな
いモードに切換えられる場合に、このようにニードル弁
202とリフトロックピストン208との間隔が広がっ
てしまうと、次回に図7に示した燃料が噴射されないモ
ードから、図8に示した低リフト噴射モード又は図9に
示した高リフト噴射モードに切換えられるときに、ニー
ドル弁202の挙動が予定されている挙動からずれてし
まう。
【0047】図10はニードル弁とリフトロックピスト
ンとの間隔が広がりやすい傾向を示した図である。図1
0に示すように、時間t6に、図9に示した高リフト噴
射モードから図7に示した燃料が噴射されないモードに
切換えるために圧力制御弁13が中間リフト位置からゼ
ロリフト位置に移動されると、時間t8に、リフトロッ
クピストン208のリフト量及びニードル弁202のリ
フト量が減少し始める。ところが、第二制御室9内の圧
力よりも第一制御室4内の圧力の方が回復(増加)しや
すいという傾向があるため、ニードル弁202のリフト
量の減少速度よりもリフトロックピストン208のリフ
ト量の減少速度の方が遅くなり、その結果、ニードル弁
202とリフトロックピストン208との間隔が広がっ
てしまう(時間t8〜時間t9)。
【0048】そこで第二の実施形態では、図9に示した
高リフト噴射モードで燃料が噴射された後、リフトロッ
クピストン208を噴孔側(ニードル弁側)に強制的に
移動させる制御を実行することにより、次回に図7に示
した燃料が噴射されないモードから図8に示した低リフ
ト噴射モード又は図9に示した高リフト噴射モードに切
換えられる時にニードル弁202の挙動を予定されてい
る挙動に一致させ、実際の燃料噴射特性を目標燃料噴射
特性に一致させるようにしている。
【0049】図11は第二の実施形態の圧力制御弁のリ
フト量とリフトロックピストンのリフト量とニードル弁
のリフト量との関係を示した図である。図11に示すよ
うに、時間t6に、図9に示した高リフト噴射モードか
ら図7に示した燃料が噴射されないモードに切換えるた
めに圧力制御弁13が中間リフト位置からゼロリフト位
置に移動されると、時間t8に、リフトロックピストン
208のリフト量及びニードル弁202のリフト量が減
少し始める。第二の実施形態では、第二制御室9内の圧
力よりも第一制御室4内の圧力の方が回復(増加)しや
すいため、ニードル弁202のリフト量の減少速度より
もリフトロックピストン208のリフト量の減少速度の
方が遅くなり、その結果、ニードル弁202とリフトロ
ックピストン208との間隔が広がりやすい(時間t8
〜時間t9)という傾向に鑑み、ニードル弁202のリ
フト量がゼロになった後(時間t9以降)においてもリ
フトロックピストン208のリフト量を迅速に減少させ
るべく、時間t8”から時間t9の間、圧力制御弁13
がフルリフト位置に配置される。圧力制御弁13がフル
リフト位置に配置される期間(時間t8”〜時間t9)
が比較的短いため、図8に示したようにニードル弁20
2はリフトしないものの、圧力制御弁13がフルリフト
位置に配置されることにより、第一制御室4内の燃料が
第一アウトレットオリフィス7及び制御弁室14を介し
てリターン通路に流出し、その結果、リフトロックピス
トン208が迅速に下側に突き当てられる(図8参
照)。
【0050】図12は第二の実施形態の変形例の圧力制
御弁のリフト量とリフトロックピストンのリフト量とニ
ードル弁のリフト量との関係を示した図である。図12
に示すように、時間t6に、図9に示した高リフト噴射
モードから図7に示した燃料が噴射されないモードに切
換えるために圧力制御弁13が中間リフト位置からゼロ
リフト位置に移動されると、時間t8に、リフトロック
ピストン208のリフト量及びニードル弁202のリフ
ト量が減少し始める。第二の実施形態の変形例では、第
二制御室9内の圧力よりも第一制御室4内の圧力の方が
回復(増加)しやすいため、ニードル弁202のリフト
量の減少速度よりもリフトロックピストン208のリフ
ト量の減少速度の方が遅くなり、その結果、ニードル弁
202とリフトロックピストン208との間隔が広がり
やすい(時間t8〜時間t9)という傾向に鑑み、ニー
ドル弁202のリフト量がゼロになった後(時間t9以
降)においてもリフトロックピストン208のリフト量
を迅速に減少させるべく、時間t8”から時間t10の
間、圧力制御弁13がフルリフト位置に配置される。圧
力制御弁13がフルリフト位置に配置される期間(時間
t8”〜時間t10)が図11に示した場合よりも長い
ため、図8に示したようにニードル弁202がリフト
し、アフター噴射が実行される(時間t10以降)。ま
た、圧力制御弁13がフルリフト位置に配置されること
により、第一制御室4内の燃料が第一アウトレットオリ
フィス7及び制御弁室14を介してリターン通路に流出
し、その結果、リフトロックピストン208が迅速に下
側に突き当てられる(図8参照)。
【0051】第二の実施形態によれば、ニードル弁20
2とリフトロックピストン208との間隔が広がるのを
抑制するための抑制手段が設けられる。詳細には、高リ
フト噴射モードで燃料が噴射された後、図11に示した
ように、時間t8”〜時間t9にリフトロックピストン
208をニードル弁側(図7〜図9の下側)に移動させ
る制御を実行することにより、ニードル弁202とリフ
トロックピストン208との間隔が広がるのが抑制され
る。そのため、図7に示すようにニードル弁202の閉
弁期間中にニードル弁202とリフトロックピストン2
08とを比較的近くに配置しておきたいにもかかわら
ず、ニードル弁202とリフトロックピストン208と
の間隔が広がってしまうのに伴って次回のニードル弁2
02の開弁時における実際の燃料噴射特性と目標燃料噴
射特性とが異なってしまうのを抑制することができる。
すなわち、ニードル弁202の閉弁期間中のリフトロッ
クピストン208の動きを把握することにより次回のニ
ードル弁202の開弁時における実際の燃料噴射特性を
目標燃料噴射特性に一致させることができる。
【0052】また第二の実施形態によれば、例えばメイ
ン噴射(図11の時間t3〜時間t9)終了後のアフタ
ー噴射を実行すべきでないときには、リフトロックピス
トン208をニードル弁側に移動させる制御を実行する
時にニードル弁202が閉弁状態のまま維持される(時
間t10以降)。そのため、アフター噴射の実行を回避
しつつ、ニードル弁202の閉弁期間中のリフトロック
ピストン208の動きを把握することにより次回のニー
ドル弁202の開弁時における実際の燃料噴射特性を目
標燃料噴射特性に一致させることができる。
【0053】第二の実施形態の変形例によれば、ニード
ル弁202とリフトロックピストン208との間隔が広
がるのを抑制するための抑制手段が設けられる。詳細に
は、高リフト噴射モードで燃料が噴射された後、図12
に示したように、時間t8”〜時間t10にリフトロッ
クピストン208をニードル弁側(図7〜図9の下側)
に移動させる制御を実行することにより、ニードル弁2
02とリフトロックピストン208との間隔が広がるの
が抑制される。そのため、図7に示すようにニードル弁
202の閉弁期間中にニードル弁202とリフトロック
ピストン208とを比較的近くに配置しておきたいにも
かかわらず、ニードル弁202とリフトロックピストン
208との間隔が広がってしまうのに伴って次回のニー
ドル弁202の開弁時における実際の燃料噴射特性と目
標燃料噴射特性とが異なってしまうのを抑制することが
できる。すなわち、ニードル弁202の閉弁期間中のリ
フトロックピストン208の動きを把握することにより
次回のニードル弁202の開弁時における実際の燃料噴
射特性を目標燃料噴射特性に一致させることができる。
【0054】また第二の実施形態の変形例によれば、例
えばメイン噴射(図12の時間t3〜時間t9)終了後
のアフター噴射を実行することが要求されるときには、
リフトロックピストン208をニードル弁側に移動させ
る制御を実行する時にニードル弁202が開弁せしめら
れ、アフター噴射が実行される(時間t10以降)。そ
のため、アフター噴射の要求を満足しつつ、ニードル弁
202の閉弁期間中のリフトロックピストン208の動
きを把握することにより次回のニードル弁202の開弁
時における実際の燃料噴射特性を目標燃料噴射特性に一
致させることができる。
【0055】以下、本発明の燃料噴射装置の第三の実施
形態について説明する。第三の実施形態の構成は、図7
〜図9に示した第二の実施形態の構成と同様である。従
って、第三の実施形態の構成においても、図9に示した
高リフト噴射モードから図7に示した燃料が噴射されな
いモードに切換えられる場合、つまり、圧力制御弁13
が中間リフト位置からゼロリフト位置に移動される場
合、第二制御室9内の圧力よりも第一制御室4内の圧力
の方が回復(増加)しやすいという傾向がある。そのた
め、ニードル弁202とリフトロックピストン208と
の間隔が広がりやすいという傾向がある。図9に示した
高リフト噴射モードから図7に示した燃料が噴射されな
いモードに切換えられる場合に、このようにニードル弁
202とリフトロックピストン208との間隔が広が
り、次回に図7に示した燃料が噴射されないモードか
ら、図8に示した低リフト噴射モード又は図9に示した
高リフト噴射モードに切換えられるときに、ニードル弁
202とリフトロックピストン208との間隔が広がっ
たことを考慮することなく燃料噴射を実行してしまう
と、実際の燃料噴射量が予定されている燃料噴射量から
ずれてしまう。
【0056】そこで第三の実施形態では、図9に示した
高リフト噴射モードから図7に示した燃料が噴射されな
いモードに切換えられる場合のリフトロックピストン2
08の動きが推定され、この推定されたリフトロックピ
ストン208の動きに基づいて目標燃料噴射特性(目標
燃料噴射量、目標燃料噴射開始時期、目標燃料噴射終了
時期)が補正される。
【0057】図13は第三の実施形態の圧力制御弁のリ
フト量とリフトロックピストンのリフト量とニードル弁
のリフト量との関係の一例を示した図である。図13に
示すように、第一回目の噴射(#1)において図9に示
した高リフト噴射モードにおける噴射が実行され、次い
で図7に示した燃料が噴射されないモードに切換えられ
ると、第一回目の噴射(#1)が実行される前よりもリ
フトロックピストン208とニードル弁202との間隔
が広がると推定される。次いで第二回目の噴射(#2)
において図9に示した高リフト噴射モードにおける噴射
が実行され、次いで図7に示した燃料が噴射されないモ
ードに切換えられると、第一回目の噴射(#1)が終了
した時よりもリフトロックピストン208とニードル弁
202との間隔が更に広がると推定される。次いで第三
回目の噴射(#3)において図9に示した高リフト噴射
モードにおける噴射が実行され、次いで図7に示した燃
料が噴射されないモードに切換えられると、第二回目の
噴射(#2)が終了した時よりもリフトロックピストン
208とニードル弁202との間隔が更に広がると推定
される。ところが、次いで第四回目の噴射(#4)にお
いて図9に示した高リフト噴射モードにおける噴射が実
行され、次いで図7に示した燃料が噴射されないモード
に切換えられても、リフトロックピストン208とニー
ドル弁202との間隔は、第三回目の噴射(#3)が終
了した時の間隔と同様になり、広がらなくなると推定さ
れる。
【0058】つまり第三の実施形態では、図13に示す
ように、第一回目の噴射(#1)と第二回目の噴射(#
2)と第三回目の噴射(#3)とで圧力制御弁13を同
様に制御すると、第一回目の噴射(#1)における実際
の燃料噴射量と第二回目の噴射(#2)における実際の
燃料噴射量と第三回目の噴射(#3)における実際の燃
料噴射量とがそれぞれ異なると推定される。従って第三
の実施形態では、第一回目の噴射(#1)における実際
の燃料噴射量と第二回目の噴射(#2)における実際の
燃料噴射量と第三回目の噴射(#3)における実際の燃
料噴射量とがそれぞれ等しくなるように、第一回目の噴
射(#1)と第二回目の噴射(#2)と第三回目の噴射
(#3)とで圧力制御弁13がそれぞれ異なるタイミン
グで制御される。このように圧力制御弁13を制御する
場合に、第三の実施形態では、例えば過去数回の目標燃
料噴射期間、コモンレール圧、今回の目標燃料噴射量、
機関回転数に対する補正マップが使用される。
【0059】詳細には第三の実施形態では、図13に示
した考え方に基づき、図8に示した低リフト噴射モード
での燃料噴射から図9に示した高リフト噴射モードでの
燃料噴射に切換えられた場合には、燃料噴射要求が出さ
れてから実際に燃料噴射が開始するまでに要する時間が
徐々に長くなり、しばらくして安定化するようにリフト
ロックピストン208が移動すると推定される。また、
図8に示した低リフト噴射モードでの燃料噴射から図9
に示した高リフト噴射モードでの燃料噴射に切換えられ
た場合には、燃料噴射が開始してから燃料噴射率が変化
するまでに要する時間が徐々に長くなり、しばらくして
安定化するようにリフトロックピストン208が移動す
ると推定される。
【0060】図14は第三の実施形態の圧力制御弁の駆
動パルスとリフトロックピストンのリフト量とニードル
弁のリフト量との関係の一例を示した図である。図14
に示すように、時間t20に図8に示した低リフト噴射
モードでの燃料噴射から図9に示した高リフト噴射モー
ドでの燃料噴射に切換えられた場合、第二回目の噴射
(#2)における燃料噴射要求が出されてから実際に燃
料噴射が開始するまでに要する時間Δt3は、第一回目
の噴射(#1)における燃料噴射要求が出されてから実
際に燃料噴射が開始するまでに要する時間Δt1よりも
長くなり、第二回目の噴射(#2)における燃料噴射が
開始してから燃料噴射率が変化するまでに要する時間Δ
t4は、第一回目の噴射(#1)における燃料噴射が開
始してから燃料噴射率が変化するまでに要する時間Δt
2よりも長くなると推定される。このような推定に基づ
き、第三の実施形態では、第一回目の噴射(#1)にお
ける実際の燃料噴射量と第二回目の噴射(#2)におけ
る実際の燃料噴射量とが等しくなるように補正が行われ
る。
【0061】更に第三の実施形態では、図13に示した
考え方に基づき、図9に示した高リフト噴射モードでの
燃料噴射から図8に示した低リフト噴射モードでの燃料
噴射に切換えられた場合には、燃料噴射要求が出されて
から実際に燃料噴射が開始するまでに要する時間が徐々
に短くなり、しばらくして安定化するようにリフトロッ
クピストン208が移動すると推定される。図15は第
三の実施形態の圧力制御弁の駆動パルスとリフトロック
ピストンのリフト量とニードル弁のリフト量との関係の
他の例を示した図である。図15に示すように、時間t
30に図9に示した高リフト噴射モードでの燃料噴射か
ら図8に示した低リフト噴射モードでの燃料噴射に切換
えられた場合、第二回目の噴射(#2)における燃料噴
射要求が出されてから実際に燃料噴射が開始するまでに
要する時間Δt7は、第一回目の噴射(#1)における
燃料噴射要求が出されてから実際に燃料噴射が開始する
までに要する時間Δt5よりも短くなり、第二回目の噴
射(#2)において実際に燃料が噴射される期間Δt8
は、第一回目の噴射(#1)において実際に燃料が噴射
される期間Δt6よりも長くなると推定される。このよ
うな推定に基づき、第三の実施形態では、第一回目の噴
射(#1)における実際の燃料噴射量と第二回目の噴射
(#2)における実際の燃料噴射量とが等しくなるよう
に補正が行われる。
【0062】更に第三の実施形態では、図13に示した
考え方に基づき、図9に示した高リフト噴射モードにお
いて燃料噴射期間が長い燃料噴射から燃料噴射期間が短
い燃料噴射に切換えられた場合には、燃料噴射要求が出
されてから実際に燃料噴射が開始するまでに要する時間
が徐々に短くなり、しばらくして安定化するようにリフ
トロックピストン208が移動すると推定される。ま
た、図9に示した高リフト噴射モードにおいて燃料噴射
期間が長い燃料噴射から燃料噴射期間が短い燃料噴射に
切換えられた場合には、燃料噴射が開始してから燃料噴
射率が変化するまでに要する時間が徐々に短くなり、し
ばらくして安定化するようにリフトロックピストン20
8が移動すると推定される。
【0063】図16は第三の実施形態の圧力制御弁の駆
動パルスとリフトロックピストンのリフト量とニードル
弁のリフト量との関係の他の例を示した図である。図1
6に示すように、時間t40に図9に示した高リフト噴
射モードにおいて燃料噴射期間が長い燃料噴射から燃料
噴射期間が短い燃料噴射に切換えられた場合、第二回目
の噴射(#2)における燃料噴射要求が出されてから実
際に燃料噴射が開始するまでに要する時間Δt11は、
第一回目の噴射(#1)における燃料噴射要求が出され
てから実際に燃料噴射が開始するまでに要する時間Δt
9よりも短くなり、第二回目の噴射(#2)における燃
料噴射が開始してから燃料噴射率が変化するまでに要す
る時間Δt12は、第一回目の噴射(#1)における燃
料噴射が開始してから燃料噴射率が変化するまでに要す
る時間Δt10よりも短くなると推定される。このよう
な推定に基づき、第三の実施形態では、第一回目の噴射
(#1)における実際の燃料噴射量と第二回目の噴射
(#2)における実際の燃料噴射量とが等しくなるよう
に補正が行われる。
【0064】上述した場合とは逆に、図9に示した高リ
フト噴射モードにおいて燃料噴射期間が短い燃料噴射か
ら燃料噴射期間が長い燃料噴射に切換えられた場合に
は、燃料噴射要求が出されてから実際に燃料噴射が開始
するまでに要する時間が徐々に長くなり、しばらくして
安定化するようにリフトロックピストン208が移動す
ると推定される。また、図9に示した高リフト噴射モー
ドにおいて燃料噴射期間が短い燃料噴射から燃料噴射期
間が長い燃料噴射に切換えられた場合には、燃料噴射が
開始してから燃料噴射率が変化するまでに要する時間が
徐々に長くなり、しばらくして安定化するようにリフト
ロックピストン208が移動すると推定される。
【0065】第三の実施形態によれば、リフトロックピ
ストン208の動きが推定され、その推定されたリフト
ロックピストン208の動きに基づいて目標燃料噴射特
性が補正される。そのため、ニードル弁202の閉弁期
間中におけるリフトロックピストン208の動きが把握
されず、次回のニードル弁202の開弁時における目標
燃料噴射特性が補正されないのに伴って次回のニードル
弁202の開弁時における実際の燃料噴射特性と目標燃
料噴射特性とが異なってしまうのを抑制することができ
る。すなわち、ニードル弁202の閉弁期間中のリフト
ロックピストン208の動きを把握することにより次回
のニードル弁202の開弁時における実際の燃料噴射特
性を目標燃料噴射特性に一致させることができる。
【0066】
【発明の効果】請求項1〜3に記載の発明によれば、噴
孔開閉弁の閉弁期間中に噴孔開閉弁とリフトロック部材
とを比較的近くに配置しておきたいにもかかわらず、噴
孔開閉弁とリフトロック部材との間隔が広がってしまう
のに伴って次回の噴孔開閉弁の開弁時における実際の燃
料噴射特性と目標燃料噴射特性とが異なってしまうのを
抑制することができる。すなわち、噴孔開閉弁の閉弁期
間中のリフトロック部材の動きを把握することにより次
回の噴孔開閉弁の開弁時における実際の燃料噴射特性を
目標燃料噴射特性に一致させることができる。
【0067】請求項4に記載の発明によれば、アフター
噴射の実行を回避しつつ、噴孔開閉弁の閉弁期間中のリ
フトロック部材の動きを把握することにより次回の噴孔
開閉弁の開弁時における実際の燃料噴射特性を目標燃料
噴射特性に一致させることができる。
【0068】請求項5に記載の発明によれば、アフター
噴射の要求を満足しつつ、噴孔開閉弁の閉弁期間中のリ
フトロック部材の動きを把握することにより次回の噴孔
開閉弁の開弁時における実際の燃料噴射特性を目標燃料
噴射特性に一致させることができる。
【0069】請求項6に記載の発明によれば、噴孔開閉
弁の閉弁期間中におけるリフトロック部材の動きが把握
されず、次回の噴孔開閉弁の開弁時における目標燃料噴
射特性が補正されないのに伴って次回の噴孔開閉弁の開
弁時における実際の燃料噴射特性と目標燃料噴射特性と
が異なってしまうのを抑制することができる。すなわ
ち、噴孔開閉弁の閉弁期間中のリフトロック部材の動き
を把握することにより次回の噴孔開閉弁の開弁時におけ
る実際の燃料噴射特性を目標燃料噴射特性に一致させる
ことができる。
【0070】請求項7に記載の発明によれば、低リフト
噴射モードでの燃料噴射から高リフト噴射モードでの燃
料噴射に切換えられた場合に、燃料噴射要求が出されて
から実際に燃料噴射が開始するまでに要する時間が徐々
に長くなるようにリフトロック部材が移動すると推定さ
れない燃料噴射装置に比べ、実際の燃料噴射特性を目標
燃料噴射特性に精度良く一致させることができる。
【0071】請求項8に記載の発明によれば、低リフト
噴射モードでの燃料噴射から高リフト噴射モードでの燃
料噴射に切換えられた場合に、燃料噴射が開始してから
燃料噴射率が変化するまでに要する時間が徐々に長くな
るようにリフトロック部材が移動すると推定されない燃
料噴射装置に比べ、実際の燃料噴射特性を目標燃料噴射
特性に精度良く一致させることができる。
【0072】請求項9に記載の発明によれば、高リフト
噴射モードでの燃料噴射から低リフト噴射モードでの燃
料噴射に切換えられた場合に、燃料噴射要求が出されて
から実際に燃料噴射が開始するまでに要する時間が徐々
に短くなるようにリフトロック部材が移動すると推定さ
れない燃料噴射装置に比べ、実際の燃料噴射特性を目標
燃料噴射特性に精度良く一致させることができる。
【0073】請求項10に記載の発明によれば、高リフ
ト噴射モードにおいて燃料噴射期間が長い燃料噴射から
燃料噴射期間が短い燃料噴射に切換えられた場合に、燃
料噴射要求が出されてから実際に燃料噴射が開始するま
でに要する時間が徐々に短くなるようにリフトロック部
材が移動すると推定されない燃料噴射装置に比べ、実際
の燃料噴射特性を目標燃料噴射特性に精度良く一致させ
ることができる。
【0074】請求項11に記載の発明によれば、高リフ
ト噴射モードにおいて燃料噴射期間が長い燃料噴射から
燃料噴射期間が短い燃料噴射に切換えられた場合に、燃
料噴射が開始してから燃料噴射率が変化するまでに要す
る時間が徐々に短くなるようにリフトロック部材が移動
すると推定されない燃料噴射装置に比べ、実際の燃料噴
射特性を目標燃料噴射特性に精度良く一致させることが
できる。
【0075】請求項12に記載の発明によれば、高リフ
ト噴射モードにおいて燃料噴射期間が短い燃料噴射から
燃料噴射期間が長い燃料噴射に切換えられた場合に、燃
料噴射要求が出されてから実際に燃料噴射が開始するま
でに要する時間が徐々に長くなるようにリフトロック部
材が移動すると推定されない燃料噴射装置に比べ、実際
の燃料噴射特性を目標燃料噴射特性に精度良く一致させ
ることができる。
【0076】請求項13に記載の発明によれば、高リフ
ト噴射モードにおいて燃料噴射期間が短い燃料噴射から
燃料噴射期間が長い燃料噴射に切換えられた場合に、燃
料噴射が開始してから燃料噴射率が変化するまでに要す
る時間が徐々に長くなるようにリフトロック部材が移動
すると推定されない燃料噴射装置に比べ、実際の燃料噴
射特性を目標燃料噴射特性に精度良く一致させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料噴射装置の第一の実施形態の部分
断面側面図である。
【図2】ニードル弁のリフト量が比較的小さい低リフト
噴射モードを示した図1と同様の図である。
【図3】ニードル弁のリフト量が比較的大きい高リフト
噴射モードを示した図1と同様の図である。
【図4】図1〜図3に示したニードル弁及びリフトロッ
クピストンの拡大図である。
【図5】第一の実施形態の変形例のニードル弁の拡大図
である。
【図6】第一の実施形態の変形例のニードル弁及びリフ
トロックピストンの拡大図である。
【図7】本発明の燃料噴射装置の第二の実施形態の部分
断面側面図である。
【図8】ニードル弁のリフト量が比較的小さい低リフト
噴射モードを示した図7と同様の図である。
【図9】ニードル弁のリフト量が比較的大きい高リフト
噴射モードを示した図7と同様の図である。
【図10】ニードル弁とリフトロックピストンとの間隔
が広がりやすい傾向を示した図である。
【図11】第二の実施形態の圧力制御弁のリフト量とリ
フトロックピストンのリフト量とニードル弁のリフト量
との関係を示した図である。
【図12】第二の実施形態の変形例の圧力制御弁のリフ
ト量とリフトロックピストンのリフト量とニードル弁の
リフト量との関係を示した図である。
【図13】第三の実施形態の圧力制御弁のリフト量とリ
フトロックピストンのリフト量とニードル弁のリフト量
との関係の一例を示した図である。
【図14】第三の実施形態の圧力制御弁の駆動パルスと
リフトロックピストンのリフト量とニードル弁のリフト
量との関係の一例を示した図である。
【図15】第三の実施形態の圧力制御弁の駆動パルスと
リフトロックピストンのリフト量とニードル弁のリフト
量との関係の他の例を示した図である。
【図16】第三の実施形態の圧力制御弁の駆動パルスと
リフトロックピストンのリフト量とニードル弁のリフト
量との関係の他の例を示した図である。
【符号の説明】
1…噴孔 2…ニードル弁 3…燃料溜り室 4…第一制御室 8…リフトロックピストン 9…第二制御室 13…圧力制御弁 14…制御弁室 16…ピエゾ式アクチュエータ
フロントページの続き Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 AC09 AD02 BA06 BA07 BA51 CC06T CC08Z CC14 CC61 CE13 CE16 CE27 DA01 DA06 DA08 DA09 DC18

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を噴射するための噴孔と、その噴孔
    を開閉するための噴孔開閉弁とを具備し、噴孔開閉弁の
    リフト量が大きい高リフト噴射モードと、噴孔開閉弁の
    リフト量が小さい低リフト噴射モードとが設定され、リ
    フトした噴孔開閉弁が突き当たるためのリフトロック部
    材を設けた燃料噴射装置において、噴孔開閉弁とリフト
    ロック部材との間隔が広がるのを抑制するための抑制手
    段を設けたことを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 噴孔開閉弁とリフトロック部材とを互い
    に掛止することにより、噴孔開閉弁とリフトロック部材
    との間隔が広がるのを機械的に抑制することを特徴とす
    る請求項1に記載の燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】 高リフト噴射モードで燃料が噴射された
    後、リフトロック部材を噴孔開閉弁側に移動させる制御
    を実行することにより、噴孔開閉弁とリフトロック部材
    との間隔が広がるのを抑制することを特徴とする請求項
    1に記載の燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】 リフトロック部材を噴孔開閉弁側に移動
    させる制御を実行する時に噴孔開閉弁を閉弁状態のまま
    維持することを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射装
    置。
  5. 【請求項5】 リフトロック部材を噴孔開閉弁側に移動
    させる制御を実行する時に噴孔開閉弁を開弁させること
    を特徴とする請求項3に記載の燃料噴射装置。
  6. 【請求項6】 燃料を噴射するための噴孔と、その噴孔
    を開閉するための噴孔開閉弁とを具備し、噴孔開閉弁の
    リフト量が大きい高リフト噴射モードと、噴孔開閉弁の
    リフト量が小さい低リフト噴射モードとが設定され、リ
    フトした噴孔開閉弁が突き当たるためのリフトロック部
    材を設けた燃料噴射装置において、リフトロック部材の
    動きを推定し、推定されたリフトロック部材の動きに基
    づいて目標燃料噴射特性を補正することを特徴とする燃
    料噴射装置。
  7. 【請求項7】 低リフト噴射モードでの燃料噴射から高
    リフト噴射モードでの燃料噴射に切換えられた場合に
    は、燃料噴射要求が出されてから実際に燃料噴射が開始
    するまでに要する時間が徐々に長くなるようにリフトロ
    ック部材が移動すると推定することを特徴とする請求項
    6に記載の燃料噴射装置。
  8. 【請求項8】 低リフト噴射モードでの燃料噴射から高
    リフト噴射モードでの燃料噴射に切換えられた場合に
    は、燃料噴射が開始してから燃料噴射率が変化するまで
    に要する時間が徐々に長くなるようにリフトロック部材
    が移動すると推定することを特徴とする請求項6に記載
    の燃料噴射装置。
  9. 【請求項9】 高リフト噴射モードでの燃料噴射から低
    リフト噴射モードでの燃料噴射に切換えられた場合に
    は、燃料噴射要求が出されてから実際に燃料噴射が開始
    するまでに要する時間が徐々に短くなるようにリフトロ
    ック部材が移動すると推定することを特徴とする請求項
    6に記載の燃料噴射装置。
  10. 【請求項10】 高リフト噴射モードにおいて燃料噴射
    期間が長い燃料噴射から燃料噴射期間が短い燃料噴射に
    切換えられた場合には、燃料噴射要求が出されてから実
    際に燃料噴射が開始するまでに要する時間が徐々に短く
    なるようにリフトロック部材が移動すると推定すること
    を特徴とする請求項6に記載の燃料噴射装置。
  11. 【請求項11】 高リフト噴射モードにおいて燃料噴射
    期間が長い燃料噴射から燃料噴射期間が短い燃料噴射に
    切換えられた場合には、燃料噴射が開始してから燃料噴
    射率が変化するまでに要する時間が徐々に短くなるよう
    にリフトロック部材が移動すると推定することを特徴と
    する請求項6に記載の燃料噴射装置。
  12. 【請求項12】 高リフト噴射モードにおいて燃料噴射
    期間が短い燃料噴射から燃料噴射期間が長い燃料噴射に
    切換えられた場合には、燃料噴射要求が出されてから実
    際に燃料噴射が開始するまでに要する時間が徐々に長く
    なるようにリフトロック部材が移動すると推定すること
    を特徴とする請求項6に記載の燃料噴射装置。
  13. 【請求項13】 高リフト噴射モードにおいて燃料噴射
    期間が短い燃料噴射から燃料噴射期間が長い燃料噴射に
    切換えられた場合には、燃料噴射が開始してから燃料噴
    射率が変化するまでに要する時間が徐々に長くなるよう
    にリフトロック部材が移動すると推定することを特徴と
    する請求項6に記載の燃料噴射装置。
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