JP3505453B2 - 燃料噴射制御装置 - Google Patents

燃料噴射制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、インジェクタか
ら噴射される燃料圧力(燃圧)およびインジェクタの弁
体の開弁駆動時間を制御して、運転状態に応じた燃料量
を内燃機関に供給する燃料噴射制御装置に関し、特に無
駄な電力消費を防止するとともに、インジェクタの弁体
開閉時の動作時間を短縮して燃料制御量のダイナミック
レンジを十分に拡大させた燃料噴射制御装置に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】一般に、筒内噴射式の車輌用内燃機関の
内燃機関の燃料噴射制御装置は、圧縮行程中の高圧気筒
内に燃料が噴射されることから、インジェクタからの燃
圧が高い値に制御されている。 【0003】したがって、この種の燃料噴射制御装置に
おいては、インジェクタを開閉駆動する弁体への燃圧の
影響が無視できないので、インジェクタの駆動制御を燃
圧に応じて行うことが望ましい。 【0004】また、筒内噴射式の燃料噴射制御装置にお
いては、燃料噴射時期の制約が厳しいうえ、広い燃料制
御量のダイナミックレンジが要求されている。 【0005】そこで、インジェクタの弁体開閉時の動作
時間を短縮しつつ燃料制御量のダイナミックレンジを拡
大させるために、燃圧を可変設定するのみならず、開弁
初期動作における過励磁期間を燃圧に応じて可変設定し
て開弁動作時間を変える方法が考えられる。 【0006】このように、弁体開弁時の過励磁期間を燃
圧に応じて制御するとともに、弁体が全開位置まで移動
した後に保持電流制御を行う装置は、本願と同一出願人
の先行技術(特願平11−112014号)に具体的に
記載されている。 【0007】すなわち、燃圧に応じて過励磁期間を可変
設定する場合、燃圧が高い場合には、インジェクタの弁
体開弁に要する比較的大きな励磁電流を通電するための
過励磁期間を設定することにより、弁体の開弁時間を最
短化する。 【0008】また、燃圧が低い場合には、開弁時の過剰
な励磁電流を抑制するために、開弁用の過励磁期間を必
要最小限の期間に設定し、閉弁時には、過励磁期間後の
保持電流制御期間中で閉弁動作させる。 【0009】これにより、高燃圧時の最大燃料制御量を
確保するとともに、低燃圧時の最小燃料制御量を小さく
設定することができるので、燃圧を可変することも含め
て、燃料制御量のダイナミックレンジを拡大させること
ができる。 【0010】ここで、インジェクタの弁体には、バネの
付勢力のみならず、燃圧に応じた反力(閉弁方向の力)
が作用するので、高い燃圧による反力に打ち勝って開弁
状態を保持するために、保持電流値は、高い燃圧に相当
する反力に対抗し得る十分な吸引力を発生させる電流値
に設定されている。 【0011】しかしながら、低い燃圧時においては、イ
ンジェクタの弁体に作用する反力が小さいので、高い燃
圧時に対処するために設定された保持電流値は過剰状態
となる。 【0012】このような保持電流過剰状態において、弁
体を保持電流制御状態から閉弁制御する場合には、過剰
励磁状態からの閉弁動作となるので、励磁電流を遮断し
ても、電磁コイルの残留磁束(開弁保持力)が消滅する
まで長い時間がかかり、閉弁動作を早く制御することが
できない。 【0013】以下、上記先行技術を従来例として、図3
〜図5を参照しながら、具体的に説明する。図3は過励
磁期間を燃圧に応じて可変設定した燃料噴射制御装置を
示す機能ブロック図である。 【0014】図3において、噴射制御手段1は、ECU
(電子式制御ユニット)からなり、燃料噴射制御装置の
本体を構成している。噴射制御手段1は、インジェクタ
2、各種センサ3および燃圧レギュレータ手段4を有
し、運転状態に応じてインジェクタ2を駆動制御し、適
正量の燃料を噴射させる。 【0015】インジェクタ2は、電磁コイルおよびバネ
により開閉駆動される弁体を有し、噴射制御手段1の制
御下で内燃機関に所定量の燃料を噴射する。なお、イン
ジェクタ2の弁体、弁体を開弁駆動するための電磁コイ
ル、および、弁体を閉弁復帰させるためのバネなどは、
図4を参照しながら後述する。 【0016】インジェクタ2の弁体は、非駆動時にはバ
ネの付勢力により閉成されており、電磁コイルへの通電
時にバネの付勢力に抗して開弁駆動される。また、イン
ジェクタ2の弁体は、前述のように、燃圧によっても閉
弁方向の反力を受ける。 【0017】各種センサ3は、たとえば、内燃機関の吸
気量Qaを検出する吸気量センサと、エンジン回転数N
eを検出する回転数センサと、インジェクタ2から噴射
される燃料の燃圧Pfを検出する燃圧センサとを含み、
内燃機関の運転状態を検出して噴射制御手段1に入力す
る。 【0018】燃圧レギュレータ手段4は、インジェクタ
2から噴射される燃料の燃圧Pfを調整する。インジェ
クタ駆動手段5は、電磁コイルを励磁してインジェクタ
2の弁体を開弁駆動する。ここでは、インジェクタ駆動
手段5が噴射制御手段1に含まれているが、インジェク
タ駆動手段5を噴射制御手段1の外部に設けてもよい。 【0019】また、噴射制御手段1は、燃圧制御部1
1、励磁電流制御部12、噴射タイマ13、過励磁タイ
マ14、過励磁期間制御部15および保持電流値制御部
16を具備している。 【0020】噴射制御手段1内の燃圧制御部11は、運
転状態に基づいて目標燃圧値を演算するとともに、目標
燃圧値に応じて燃圧レギュレータ手段4を制御する。こ
れにより、燃圧レギュレータ手段4は、運転状態に応じ
た所要の燃圧Pfをインジェクタ2に供給する。 【0021】励磁電流制御部12は、運転状態および燃
圧Pfに応じて噴射タイマ13および過励磁タイマ14
を制御し、さらにインジェクタ駆動手段5を介して、電
磁コイルに供給される励磁電流iおよび励磁時間を制御
し、インジェクタ2の開弁駆動時間を制御する。 【0022】噴射タイマ13は、インジェクタ2の弁体
の開弁駆動時間に対応した噴射パルスJを出力する。過
励磁タイマ14は、弁体の開弁駆動時間の初期の過励磁
期間に対応した過励磁パルスEを出力する。 【0023】過励磁期間制御部15は、燃圧Pfに応じ
て過励磁タイマ14の設定値を可変設定し、開弁制御時
に大電流の過励磁電流を供給するための過励磁期間を調
整する。 【0024】保持電流値制御部16は、弁体の開弁終了
後における電磁コイルの励磁電流を保持電流値ihとし
て設定し、保持電流値ihをインジェクタ駆動手段5に
入力する。 【0025】噴射制御手段1は、インジェクタ制御部を
構成しており、噴射制御手段1内の過励磁タイマ14お
よび過励磁期間制御部15は、弁体の開弁制御時に大電
流の過励磁電流を供給するための過励磁制御部を構成し
ている。 【0026】噴射制御手段1内の過励磁期間制御部15
および保持電流値制御部16により、インジェクタ2の
開弁制御時における電磁コイルの通電電流として、過励
磁用および保持用の2段階の励磁電流iが採用される。 【0027】すなわち、開弁初期の駆動制御時において
は、大きな励磁電流i(過励磁電流)を初期通電して弁
体の開弁動作時間を短縮し、開弁終了後には、開弁状態
を保持する程度の励磁電流i(最小保持電流)に低減し
て、電磁コイルの焼損を抑制し且つ電力消費量を低減さ
せる。 【0028】図4はたとえば特開平10−47208号
公報に記載された一般的なインジェクタ2の構造を示す
断面図である。図4において、インジェクタ2の一端に
は燃料供給管20が設けられており、燃料供給管20か
らは、燃圧レギュレータ手段4により燃圧制御された燃
料が供給される。 【0029】インジェクタ2のハウジング21内には、
磁性体からなるコア22が一体的に設けられており、コ
ア22には、ボビン23を介して電磁コイル24が巻か
れている。 【0030】円筒形状のハウジング21の先端開口部に
は、燃料噴射用のオリフィス25aを有する弁座25が
設けられており、ハウジング21内には、ニードル形状
の弁体26が軸方向に移動可能に収納されている。 【0031】弁体26には、磁性体からなるアーマチュ
ア27が一体的に設けられており、アーマチュア27の
端面は、コア22の端面に対向配置されている。弁体2
6は、先端部がオリフィス25aに圧接する方向(閉弁
方向)に、バネ28によって付勢されている。 【0032】弁体26とハウジング21との間には、ス
ペーサ29が介在されている。電磁コイル24には、外
部に向けて設けられた端子30を介して、噴射制御手段
1からの励磁電流iが供給されるようになっている。 【0033】電磁コイル24に励磁電流iが流れると、
ハウジング21、コア22およびアーマチュア27から
なる磁気回路に磁束が発生して、弁体26とともにアー
マチュア27がコア22に吸引され、弁体26の先端部
とオリフィス25aとの間に隙間が生じて燃料が噴射さ
れる。 【0034】このとき、弁体26は、燃料供給管20側
から受ける燃圧Pf(反力)により、オリフィス25a
側(閉弁方向)に付勢されている。燃圧Pfによる反力
は、燃圧Pfが高くなるほど大きくなることは言うまで
もない。 【0035】図5は上記先行技術による燃圧Pf、噴射
パルスJおよび励磁電流iの時間変化をインジェクタ2
の弁体開度θとともに示す波形図である。図5におい
て、噴射パルスJのオン期間TJは、運転状態に応じて
設定されている。 【0036】また、過励磁パルスEのオン期間TE1
(励磁電流iの波形)は、過励磁タイマ14および過励
磁期間制御部15により、燃圧Pfに応じて可変設定さ
れている。 【0037】すなわち、燃圧Pfが高い場合の過励磁パ
ルスEのオン期間TE1は、比較的長く設定され、燃圧
Pfが低い場合の過励磁パルスEのオン期間TE2は、
オン期間TE1よりも短く設定されている。 【0038】大電流の過励磁電流ieは、開弁開始時の
過励磁期間Ti1またはTi2において供給される。開
弁終了後の保持電流値ih1は、保持電流値制御部16
によりインジェクタ駆動手段5を介して制御される。 【0039】インジェクタ2の弁体開度θは、噴射パル
スJのオンオフに応じて、オン(全開)またはオフ(全
閉)に制御される。 【0040】開弁時間q1、q2は、過励磁期間Ti
1、Ti2において弁体26がオフ(全閉)位置からオ
ン(全開)位置まで動作するのに要する時間であり、燃
圧Pfが高い場合ほど長くなり、q1>q2の関係が成
り立つ。 【0041】また、閉弁開始時間τ1、τ2は、噴射パ
ルスJのオフ時に弁体26が全開位置から全閉位置に向
けて戻り始めるまでの時間であり、燃圧Pfが低い場合
ほど長くなり、τ1<τ2の関係が成り立つ。 【0042】以下、図5の波形図を参照しながら、図3
および図4に示した従来装置の具体的な動作について説
明する。図5においては、燃圧Pfが大または小の2段
階に変化した場合の噴射パルスJ、過励磁パルスE、励
磁電流iおよびインジェクタ2の弁体開度θの各状態が
示されている。 【0043】まず、燃圧Pfが大の場合に注目して説明
する。噴射制御手段1内の燃圧制御部11および励磁電
流制御部12は、各種センサ3からのエンジン回転数N
e、燃圧Pfおよび吸気量Qaなどを主要な入力信号と
している。 【0044】励磁電流制御部12は、内燃機関の運転状
態を判別して、燃料の噴射時期および噴射量の制御情報
を演算し、噴射タイマ13および過励磁タイマ14を介
して、噴射パルスJおよび過励磁パルスEを生成する。 【0045】インジェクタ駆動手段5は、噴射パルス
J、過励磁パルスEおよび保持電流値ihに基づいて、
電磁コイル24に対する励磁電流iを生成し、弁体26
を開閉制御して燃料噴射量を制御する。一方、燃圧レギ
ュレータ手段4は、運転状態に応じて燃圧Pfを制御す
る。 【0046】図5において、噴射パルスJのオン期間T
Jは、インジェクタ駆動手段5に対するオン指令期間で
ある。また、過励磁パルスEは、噴射パルスJの出力開
始と同時にオンとなり、オン期間TE1が設定される。 【0047】インジェクタ駆動手段5は、噴射パルスJ
および過励磁パルスEの同時入力中においては、過励磁
パルスEのオン期間TE1を優先し、過励磁期間Ti1
の励磁電流iとして過励磁電流ieを通電する。 【0048】過励磁パルスEのオン期間TE1が終了す
ると、過励磁電流ieの過励磁期間Ti1も終了する。
なお、図5においては、過励磁電流ieの電流波形を台
形状としているが、必ずしも図示された形状に限られる
ことはない。 【0049】過励磁期間Ti1における電磁コイル24
への過励磁電流ieの通電により、弁体26は比較的短
い開弁時間q1で開弁動作を完了し、弁体開度θは、全
閉位置から全開位置にシフトする。 【0050】続いて、保持電流値制御部16は、過励磁
パルスEのオン期間TE1が終了してから噴射パルスJ
のオン期間TJが終了するまでの期間において、あらか
じめ設定された保持電流値ih1により励磁電流iを制
御する。 【0051】このとき、保持電流値ih1は、燃圧Pf
が高い場合であっても対処できるように、弁体26を開
弁状態で保持するのに十分な必要最小限の値に設定され
ている。 【0052】次に、噴射パルスJのオン期間TJが終了
すると、インジェクタ駆動手段5からの励磁電流iの供
給が終了し、励磁電流iは、保持電流値ih1から0
[A]に遮断される。 【0053】励磁電流iの遮断により、弁体26は、バ
ネ28の付勢力で押し戻され、オン(全開)位置からオ
フ(全閉)位置に向けて閉弁動作を開始する。このとき
の閉弁開始時間τ1は、バネ28の付勢力のみならず、
励磁電流iを遮断する直前の保持電流値ih1の値と、
燃圧Pfにより弁体に作用する反力とのバランスなどに
よって決定する。 【0054】次に、燃圧Pfが小の場合の動作について
説明する。まず、過励磁パルスEのオン期間TE2(<
TE1)により、燃圧Pfが大の場合よりも短い過励磁
期間Ti2が設定される。 【0055】この場合、燃圧Pfにより弁体に作用する
反力(閉弁方向の力)が、燃圧Pfが大の場合よりも小
さくなるので、インジェクタ2の弁体開度θの開弁時間
q2は、燃圧Pfが大の場合の開弁時間q1よりも短く
なる。 【0056】一方、励磁電流遮断後の閉弁開始時間τ2
は、燃圧Pfによる反力が小さいことから、遮断直前の
保持電流値ih1が同一であっても、燃圧Pfが大の場
合の閉弁開始時間τ1よりも長くなる。 【0057】このように、燃圧Pfが大の場合に対応し
た保持電流値ih1を設定すると、燃圧Pfが小の場合
において、インジェクタの開弁時間q2は短くなり、閉
弁開始時間τ2は逆に長くなる。 【0058】特に、燃圧Pfが小の場合の閉弁開始時間
τ2は、保持電流値ih1により発生する磁束量が過剰
であることから、電磁コイル24の残留磁束の消滅時間
が長くなるので、顕著に長くなってしまう。 【0059】以上のことから、燃圧Pfが大の場合の有
効開弁期間TP1、燃圧Pfが小の場合の有効開弁期間
TP2は、それぞれ、以下の(1)式、(2)式により
与えられる。 【0060】TP1=TJ−q1+τ1 ・・・(1) TP2=TJ−q2+τ2 ・・・(2) 【0061】(1)式、(2)式において、前述のよう
に、開弁時間q1、q2の関係は、q1>q2であり、
閉弁開始時間τ1、τ2の関係は、τ1<τ2であるの
で、有効開弁期間TP1、TP2の関係は、TP1<T
P2となり、燃圧Pfが小の場合の有効開弁期間TP2
が長くなってしまう。 【0062】したがって、燃圧Pfを低減することの主
目的(燃料流量の減少)を十分に発揮することができ
ず、燃圧Pfを減少制御しても、燃料制御量のダイナミ
ックレンジを要求通りに拡大することはできない。 【0063】 【発明が解決しようとする課題】従来の燃料噴射制御装
置は以上のように、燃圧に応じた過励磁期間の可変設定
により開弁時間を最適化してダイナミックレンジの拡大
を達成しているものの、燃圧によらず保持電流値を大き
な値に設定しているので、低い燃圧時には保持電流値が
過剰状態となって無駄な電力を消費するうえ、閉弁動作
が遅くなってしまい、燃料制御量のダイナミックレンジ
を十分に拡大することができないという問題点があっ
た。 【0064】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、無駄な電力消費を防止するとと
もに、インジェクタの弁体開閉時の動作時間(特に、閉
弁開始時間)を短縮して、燃料制御量のダイナミックレ
ンジを十分に拡大させた燃料噴射制御装置を得ることを
目的とする。 【0065】 【課題を解決するための手段】この発明に係る燃料噴射
制御装置は、内燃機関に所定量の燃料を噴射するために
電磁コイルおよびバネにより開閉駆動される弁体を有す
るインジェクタと、インジェクタから噴射される燃料の
燃圧を調整する燃圧レギュレータ手段と、インジェクタ
の弁体を開弁駆動するためのインジェクタ駆動手段と、
内燃機関の運転状態を検出する各種センサと、運転状態
に応じて燃圧レギュレータ手段およびインジェクタ駆動
手段を制御して、運転状態に応じた燃料量をインジェク
タから噴射させるための噴射制御手段とを備え、各種セ
ンサは、少なくとも燃圧を検出する燃圧センサを含み、
噴射制御手段は、運転状態および燃圧に応じて電磁コイ
ルの励磁電流および励磁時間を制御して、弁体の開弁駆
動時間を制御するインジェクタ制御部を含み、インジェ
クタ制御部は、弁体の開弁終了後における電磁コイルの
励磁電流を保持電流値として設定する保持電流値制御部
を含み、保持電流値制御部は、弁体の開弁状態を保持す
るための必要最小限の値に保持電流値を設定するととも
に、燃圧が高いほど保持電流値を大きい値に設定し、燃
圧が低いほど保持電流値を小さい値に設定する燃料噴射
制御装置において、保持電流値制御部は、励磁電流の遮
断時に弁体が全開位置から全閉位置まで移動するのに要
する全閉時間に応じて保持電流値を設定し、全閉時間が
短いほど保持電流値を大きい値に設定するものである。 【0066】 【0067】 【0068】 【0069】 【0070】 【0071】 【0072】 【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図について説明する。図1はこの発明の
実施の形態1を示す機能ブロック図であり、前述(図3
参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付し
て詳述を省略する。また、インジェクタ2の構造は、図
4に示した通りである。 【0073】図1において、過励磁期間制御部15は、
前述と同様に、過励磁電流が供給される過励磁期間を燃
圧Pfに応じて調整し、電磁コイル24(図4参照)の
励磁時間よりも短い必要最小限の範囲内で過励時期間を
可変設定し、燃圧Pfが高いほど過励時期間を長く設定
する。 【0074】また、前述と同様に、噴射制御手段1A内
の保持電流値制御部16Aは、弁体26の開弁状態を保
持するための必要最小限の値に保持電流値ihaを設定
する。 【0075】この場合、保持電流値制御部16Aは、燃
圧Pfを入力情報としており、燃圧Pfが高いほど保持
電流値ihaを大きい値に設定し、燃圧Pfが低いほど
保持電流値ihaを小さい値に設定する。 【0076】また、保持電流値制御部16Aは、励磁電
流iの遮断時に弁体26が全開位置から全閉位置(弁体
開度θ=0)まで移動するのに要する全閉時間に応じて
保持電流値ihaを設定する。 【0077】すなわち、保持電流値制御部16Aは、全
閉時間が短いほど、弁体26の全閉方向への付勢力およ
び反力が大きいものと見なして、保持電流値ihaを大
きい値に設定することになる。 【0078】具体的には、保持電流値制御部16Aの記
憶手段(図示せず)には、弁体26の全閉時間と必要最
小限の保持電流値ihaとを対応させたマップデータが
あらかじめ格納されている。 【0079】したがって、保持電流値制御部16Aは、
バネ28の付勢力および燃圧Pfに対応した弁体26の
全閉時間をマップ演算し、マップデータを参照して保持
電流値ihaを決定する。 【0080】なお、バネ28の付勢力に対応した全閉時
間は、インジェクタ2の量産時に一定の計測データとし
て得られる。また、燃圧Pfに対応した全閉時間は、イ
ンジェクタ2のテスト時において、複数段階の燃圧Pf
に対する計測データとして得られ、あらかじめ保持電流
値制御部16Aに格納される。 【0081】さらに、マップデータ数の増大はコストア
ップを招くので、マップデータ内の保持電流値iha
は、各全閉時間毎に連続的に設定されるのではなく、弁
体26の制御に支障が生じない程度に削減されており、
全閉時間の範囲毎に2〜3段階程度に設定される。 【0082】たとえば、マップデータが3段階に設定さ
れた場合、保持電流値ihaは、大きい(上限付近の)
燃圧Pfに対応した(短い)全閉時間に対しては最大値
となり、中間の燃圧Pfに対応した全閉時間に対しては
中間値となり、小さい(下限付近の)燃圧Pfに対応し
た(長い)全閉時間に対しては最小値となる。 【0083】インジェクタ駆動手段5Aは、噴射パルス
J、過励磁パルスEおよび保持電流値ihaに基づいて
励磁電流iaを出力し、後述するように、インジェクタ
2を駆動する。 【0084】図2はこの発明の実施の形態1によるイン
ジェクタ2の制御動作を示す波形図であり、前述(図5
参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付し
て詳述を省略する。 【0085】この場合、燃圧Pfが低い場合において、
電磁コイル24に通電される励磁電流iaは、前述の保
持電流値ih1(破線参照)よりも、斜線部相当分だけ
低い保持電流値ih2に抑制されている。 【0086】このように、励磁電流iaの遮断時の保持
電流値ih2が小さく設定されることにより、残留磁束
が少なくなるので、閉弁開始時間τ3は、前述の閉弁開
始時間τ2(破線参照)よりも斜線部相当分だけ短くな
る。 【0087】以下、図2の波形図とともに前述の図4を
参照しながら、図1に示したこの発明の実施の形態1の
具体的な動作について説明する。なお、燃圧Pfが大の
場合の弁体26の開閉動作、および、燃圧Pfが小の場
合の開弁開始動作については、前述と同様なのでここで
は説明しない。 【0088】図2において、燃圧Pfが小の場合、開弁
終了後の電磁コイル24の励磁電流iaは、燃圧Pfに
応じて抑制された保持電流値ih2に制御され、噴射パ
ルスJのオン期間TJ経過後に遮断される。 【0089】また、インジェクタ2の閉弁開始時間τ3
は、励磁電流ia(保持電流値ih2)が0[A]に遮断
されてから、バネ28の付勢力および燃圧Pfの反力で
弁体26が全開位置から全閉位置に押し戻される動作に
よって決定される。 【0090】このとき、前述(破線および斜線部参照)
と比べて、保持電流値ih2が小さく、保持電流値ih
2により発生する磁束量の過剰成分が減少するので、残
留磁束の消滅時間が短くなり、閉弁開始時間τ3は前述
の閉弁開始時間τ2よりも短くなる。 【0091】すなわち、燃圧Pfが小の場合の有効開弁
期間TP3は、以下の(3)式により与えられる。 【0092】TP1=TJ−q2+τ3 ・・・(3) 【0093】(3)式において、τ3<τ2であること
から、燃圧Pfが小さい場合の有効開弁期間TP3は、
前述の(2)式の有効開弁期間TP2よりも短くなる。
したがって、燃圧Pfの低下により、主目的である燃料
流量の減少とともに、燃料制御量のダイナミックレンジ
を拡大することができる。 【0094】また、弁体26の全開位置から全閉位置ま
での閉弁時間に応じて、保持電流値ihaを設定したの
で、必要最小限の保持電流値ihaを供給することがで
き、無駄な消費電力を抑制することができる。 【0095】また、保持電流値制御部16Aは、弁体2
6の全閉時間(バネ28の付勢力および燃圧Pfに対
応)と保持電流値ihaとを対応させたマップデータを
含み、マップデータ内の保持電流値ihaを、燃圧の範
囲毎に段階的に設定したので、保持電流値ihaを必要
最小限のデータ数に抑制することができ、コストアップ
を招くことなく、燃料量のダイナミックレンジを拡大す
ることができる。 【0096】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、各種センサ3内の個別センサとして、燃圧Pfを検
出するための燃圧センサを設けたが、燃圧制御部11を
燃圧センサとして機能させ、目標燃圧値を燃圧Pfに対
応した情報として過励磁期間制御部15および保持電流
値制御部16Aに入力してもよい。 【0097】この場合、過励磁期間制御部15および保
持電流値制御部16Aは、燃圧レギュレータ手段4の制
御目標(目標燃圧値)を燃圧Pfの検出値と見なし、目
標燃圧値に応じて、過励磁期間および保持電流値iha
を設定する。 【0098】このように、燃圧制御部11により演算さ
れる目標燃圧値を燃圧Pfの検出情報として用いること
により、燃圧センサを省略してコストダウンを実現する
ことができる。 【0099】実施の形態3.また、上記実施の形態1
(図2参照)では、燃圧Pfの大小に応じて、過励磁パ
ルスEおよび保持電流値ihaをそれぞれ2段階に可変
設定したが、燃圧Pfの違いに応じて、3段階以上の任
意段階に可変設定してもよい。 【0100】また、噴射制御手段1A内のメモリ容量お
よび製造コストに余裕がある場合には、燃圧Pfの大小
に応じて、過励磁パルスEおよび保持電流値ihaをそ
れぞれ連続的に可変設定してもよい。 【0101】実施の形態4.さらに、上記実施の形態1
では、燃圧Pfに応じて、保持電流値ihaのみならず
過励磁パルスEも可変設定したが、燃圧Pfに応じて保
持電流値ihaのみを可変設定してもよい。 【0102】この場合も、燃圧Pfが小さい場合におけ
る励磁電流iaの遮断時の閉弁開始時間TP3が短くな
るので、前述と同等の作用効果が得られることは言うま
でもない。 【0103】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、内燃
機関に所定量の燃料を噴射するために電磁コイルおよび
バネにより開閉駆動される弁体を有するインジェクタ
と、インジェクタから噴射される燃料の燃圧を調整する
燃圧レギュレータ手段と、インジェクタの弁体を開弁駆
動するためのインジェクタ駆動手段と、内燃機関の運転
状態を検出する各種センサと、運転状態に応じて燃圧レ
ギュレータ手段およびインジェクタ駆動手段を制御し
て、運転状態に応じた燃料量をインジェクタから噴射さ
せるための噴射制御手段とを備え、各種センサは、少な
くとも燃圧を検出する燃圧センサを含み、噴射制御手段
は、運転状態および燃圧に応じて電磁コイルの励磁電流
および励磁時間を制御して、弁体の開弁駆動時間を制御
するインジェクタ制御部を含み、インジェクタ制御部
は、弁体の開弁終了後における電磁コイルの励磁電流を
保持電流値として設定する保持電流値制御部を含み、保
持電流値制御部は、弁体の開弁状態を保持するための必
要最小限の値に保持電流値を設定するとともに、燃圧が
高いほど保持電流値を大きい値に設定し、燃圧が低いほ
ど保持電流値を小さい値に設定する燃料噴射制御装置に
おいて、保持電流値制御部は、励磁電流の遮断時に弁体
が全開位置から全閉位置まで移動するのに要する全閉時
間に応じて保持電流値を設定し、全閉時間が短いほど保
持電流値を大きい値に設定したので、無駄な電力消費を
防止するとともに、インジェクタの弁体開閉時の動作時
間を短縮して燃料制御量のダイナミックレンジを十分に
拡大させた燃料噴射制御装置が得られる効果がある。 【0104】 【0105】 【0106】 【0107】 【0108】 【0109】
【図面の簡単な説明】 【図1】 この発明の実施の形態1を示す機能ブロック
図である。 【図2】 この発明の実施の形態1によるインジェクタ
制御動作を示す波形図である。 【図3】 従来の燃料噴射制御装置を示す機能ブロック
図である。 【図4】 一般的なインジェクタの構造を示す断面図で
ある。 【図5】 従来の燃料噴射制御装置によるインジェクタ
制御動作を示す波形図である。 【符号の説明】 1A 噴射制御手段、2 インジェクタ、3 各種セン
サ、4 燃圧レギュレータ手段、5A インジェクタ駆
動手段、11 燃圧制御部、12 励磁電流制御部、1
3 噴射タイマ、14 過励磁タイマ、15 過励磁期
間制御部、16A 保持電流値制御部、24 電磁コイ
ル、26 弁体、28 バネ、E過励磁パルス、ia
励磁電流、ie 過励磁電流、iha、ih1、ih2
保持電流値、J 噴射パルス、Ne エンジン回転数、
Pf 燃圧、TE1、TE2、TJ オン期間、Ti
1、Ti2 過励磁期間、Qa 吸気量、q1、q2
開弁時間、θ 弁体開度、τ1、τ3 閉弁開始時間。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内燃機関に所定量の燃料を噴射するため
    に電磁コイルおよびバネにより開閉駆動される弁体を有
    するインジェクタと、 前記インジェクタから噴射される燃料の燃圧を調整する
    燃圧レギュレータ手段と、 前記インジェクタの弁体を開弁駆動するためのインジェ
    クタ駆動手段と、 前記内燃機関の運転状態を検出する各種センサと、 前記運転状態に応じて前記燃圧レギュレータ手段および
    前記インジェクタ駆動手段を制御して、前記運転状態に
    応じた燃料量を前記インジェクタから噴射させるための
    噴射制御手段とを備え、 前記各種センサは、少なくとも前記燃圧を検出する燃圧
    センサを含み、 前記噴射制御手段は、前記運転状態および前記燃圧に応
    じて前記電磁コイルの励磁電流および励磁時間を制御し
    て、前記弁体の開弁駆動時間を制御するインジェクタ制
    御部を含み、 前記インジェクタ制御部は、前記弁体の開弁終了後にお
    ける前記電磁コイルの励磁電流を保持電流値として設定
    する保持電流値制御部を含み、 前記保持電流値制御部は、 前記弁体の開弁状態を保持するための必要最小限の値に
    前記保持電流値を設定するとともに、 前記燃圧が高いほど前記保持電流値を大きい値に設定
    し、前記燃圧が低いほど前記保持電流値を小さい値に
    定する燃料噴射制御装置において、 前記保持電流値制御部は、 前記励磁電流の遮断時に前記弁体が全開位置から全閉位
    置まで移動するのに要する全閉時間に応じて前記保持電
    流値を設定し、 前記全閉時間が短いほど前記保持電流値を大きい値に設
    定する ことを特徴とする燃料噴射制御装置。
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