JP2002309508A - 道路橋用伸縮装置 - Google Patents
道路橋用伸縮装置Info
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】耐荷強度が高く許容伸縮量の大きな道路橋用伸
縮装置4を得る。 【解決手段】道路橋用伸縮装置4は、道路橋の継目長手
方向に延びる一対の横板5,5と、各横板5をそれぞれ
支持して継目長手方向に延びる一対の縦板6,6とを備
え、横板5,5は、相対する片側が橋長方向に出入りし
た凹凸形状に形成されて、互いの凹部11と凸部12と
が道路橋本体1の伸縮を許容する遊隙9を形成するよう
に対向し、縦板6は、横板5の各凸部12の中間部を支
持するように該凸部12の中間部下面に結合されて継目
長手方向に延びている。
縮装置4を得る。 【解決手段】道路橋用伸縮装置4は、道路橋の継目長手
方向に延びる一対の横板5,5と、各横板5をそれぞれ
支持して継目長手方向に延びる一対の縦板6,6とを備
え、横板5,5は、相対する片側が橋長方向に出入りし
た凹凸形状に形成されて、互いの凹部11と凸部12と
が道路橋本体1の伸縮を許容する遊隙9を形成するよう
に対向し、縦板6は、横板5の各凸部12の中間部を支
持するように該凸部12の中間部下面に結合されて継目
長手方向に延びている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は橋梁や高架道路に適
用する道路橋用伸縮装置に関する。
用する道路橋用伸縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路橋用伸縮装置として、フィンガージ
ョイントと呼ばれるものが知られている。これは、図5
に示すように、相対向する縦板(ウェブプレート)a
と、各縦板aの上に溶接された片側櫛歯状の横板(フェ
イスプレート)bとを備えている。横板b,bは、互い
の凸部同士が噛み合っている。つまり、この横板b,b
は互いの凹部と凸部とが道路橋本体の伸縮を許容する遊
隙cを形成するように対向している。縦板aの背部には
後打ちコンクリートdが打設されている。
ョイントと呼ばれるものが知られている。これは、図5
に示すように、相対向する縦板(ウェブプレート)a
と、各縦板aの上に溶接された片側櫛歯状の横板(フェ
イスプレート)bとを備えている。横板b,bは、互い
の凸部同士が噛み合っている。つまり、この横板b,b
は互いの凹部と凸部とが道路橋本体の伸縮を許容する遊
隙cを形成するように対向している。縦板aの背部には
後打ちコンクリートdが打設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記フィンガージョイ
ントは、横板bの凸部の突出量を大きくすれば、縦板間
が広くなっても凸部同士が噛み合った状態を保つから、
伸縮量が大きな道路橋に対しても適用することができ
る。
ントは、横板bの凸部の突出量を大きくすれば、縦板間
が広くなっても凸部同士が噛み合った状態を保つから、
伸縮量が大きな道路橋に対しても適用することができ
る。
【0004】しかし、横板bの凸部は片持ち支持になっ
ているから、その突出量が大きくなると、自動車の輪荷
重を受けた際に凸部の根元部分に大きな応力が加わっ
て、折損し易くなる。これに対して、凸部と縦板aとを
リブで結び、輪荷重を凸部からリブを介して縦板aに伝
えるようにして、凸部の折損を防止することもできる
が、凸部の先端から縦板aの下端に至る大きな、しかも
厚肉のリブが必要になる。
ているから、その突出量が大きくなると、自動車の輪荷
重を受けた際に凸部の根元部分に大きな応力が加わっ
て、折損し易くなる。これに対して、凸部と縦板aとを
リブで結び、輪荷重を凸部からリブを介して縦板aに伝
えるようにして、凸部の折損を防止することもできる
が、凸部の先端から縦板aの下端に至る大きな、しかも
厚肉のリブが必要になる。
【0005】また、凸部の先端に輪荷重が作用したとき
には、縦板aが前傾して後打ちコンクリートdから離れ
る、横板bの縦板aより背部に突出した部分が後打ちコ
ンクリートdから浮き上がる、という力(縦板aの下端
を中心とするモーメント)が当該フィンガージョイント
に働く。従って、上記リブを用い、あるいは横板を厚肉
にして凸部の耐荷強度を高めても、凸部の突出量が大き
い場合は、上記力が大きなものになるから、フィンガー
ジョイントの道路橋本体に対する定着強度を確保するこ
とが難しくなる。特に上述の如き大きなリブを用いる
と、そのことによって、伸縮装置の縦板aより突出した
部分の重量増を招き、道路橋本体への定着強度を確保す
ることがさらに難しくなる。
には、縦板aが前傾して後打ちコンクリートdから離れ
る、横板bの縦板aより背部に突出した部分が後打ちコ
ンクリートdから浮き上がる、という力(縦板aの下端
を中心とするモーメント)が当該フィンガージョイント
に働く。従って、上記リブを用い、あるいは横板を厚肉
にして凸部の耐荷強度を高めても、凸部の突出量が大き
い場合は、上記力が大きなものになるから、フィンガー
ジョイントの道路橋本体に対する定着強度を確保するこ
とが難しくなる。特に上述の如き大きなリブを用いる
と、そのことによって、伸縮装置の縦板aより突出した
部分の重量増を招き、道路橋本体への定着強度を確保す
ることがさらに難しくなる。
【0006】例えば、鋼桁の上に床版を形成した鋼橋の
場合は、図5に示す例のように、縦板aの下端に底板e
を設け、この底板eを鋼桁に結合してフィンガージョイ
ントを道路橋本体に定着させることもできるが、その場
合でも、凸部に大きな輪荷重が作用すると、横板bと縦
板aとの溶接が外れ、あるいは縦板aと底板eとの溶接
が外れて、横板bが道路橋本体から外れる、という問題
がある。鋼桁のないコンクリート橋にあっては、上述の
如き底板による定着を図ることができず、アンカーバー
による定着となるから、フィンガージョイントの定着強
度の確保が特に難しくなる。
場合は、図5に示す例のように、縦板aの下端に底板e
を設け、この底板eを鋼桁に結合してフィンガージョイ
ントを道路橋本体に定着させることもできるが、その場
合でも、凸部に大きな輪荷重が作用すると、横板bと縦
板aとの溶接が外れ、あるいは縦板aと底板eとの溶接
が外れて、横板bが道路橋本体から外れる、という問題
がある。鋼桁のないコンクリート橋にあっては、上述の
如き底板による定着を図ることができず、アンカーバー
による定着となるから、フィンガージョイントの定着強
度の確保が特に難しくなる。
【0007】このように、フィンガージョイントでは、
凸部が折損し易くなる、道路橋本体への定着強度を確保
することが難しくなると、いう問題があり、上記凸部の
突出量を大きくすることができず、許容伸縮量をそれほ
ど大きくすることができないという問題がある。
凸部が折損し易くなる、道路橋本体への定着強度を確保
することが難しくなると、いう問題があり、上記凸部の
突出量を大きくすることができず、許容伸縮量をそれほ
ど大きくすることができないという問題がある。
【0008】また、凸部の突出量が大きくなると、相対
する縦板aの間隔が広くなる。この縦板間は雨水が橋下
に落下しないようにシールする必要があるが、その間隔
が広くなると、シールが難しくなる。例えば、縦板間に
ゴム材を充填してシールしようとすると、大量のゴム材
が必要になるとともに、そのシールゴム材の重量が大き
くなり、バックアップが難しくなる。また、相対する縦
板aをゴム板で連結してシールすることもできるが、そ
の場合でも幅広のゴム板が必要になるとともに、上述の
如き大きなリブを設ける場合はこのリブと干渉しないよ
うにゴムシール板を配置することが難しい。
する縦板aの間隔が広くなる。この縦板間は雨水が橋下
に落下しないようにシールする必要があるが、その間隔
が広くなると、シールが難しくなる。例えば、縦板間に
ゴム材を充填してシールしようとすると、大量のゴム材
が必要になるとともに、そのシールゴム材の重量が大き
くなり、バックアップが難しくなる。また、相対する縦
板aをゴム板で連結してシールすることもできるが、そ
の場合でも幅広のゴム板が必要になるとともに、上述の
如き大きなリブを設ける場合はこのリブと干渉しないよ
うにゴムシール板を配置することが難しい。
【0009】また、縦板aの背部に後打ちコンクリート
dを打設した際、横板bの下面、特に縦板aと横板bと
のなす隅部に空気が残ってコンクリートが充分に行き渡
らず、そこに空隙を生ずるという問題がある。
dを打設した際、横板bの下面、特に縦板aと横板bと
のなす隅部に空気が残ってコンクリートが充分に行き渡
らず、そこに空隙を生ずるという問題がある。
【0010】すなわち、本発明の課題は、凸部の耐荷力
を高めることにある。
を高めることにある。
【0011】また、本発明の別の課題は、伸縮装置の道
路橋本体あるいは橋台への定着強度の確保を容易にする
ことにある。
路橋本体あるいは橋台への定着強度の確保を容易にする
ことにある。
【0012】また、本発明の別の課題は、凸部の耐荷力
を高めることによって、その突出量を大きくすること、
そして、そのことによって許容伸縮量の大きな伸縮装置
を実現することにある。
を高めることによって、その突出量を大きくすること、
そして、そのことによって許容伸縮量の大きな伸縮装置
を実現することにある。
【0013】また、本発明の別の課題は、凸部の突出量
を大きくしても、シールが難しくならないようにするこ
とにある。
を大きくしても、シールが難しくならないようにするこ
とにある。
【0014】また、本発明の別の課題は、後打ちコンク
リートの打設不良の問題を解決することにある。
リートの打設不良の問題を解決することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述の如き
噛み合い形式の伸縮装置における片持ち支持の問題、縦
板間隔が過剰に広くなるという問題、並びにコンクリー
ト充填不良の問題について検討して、横板の凸部を縦板
で直接支持する、という新規な着想を得て、本発明を完
成するに至ったものである。
噛み合い形式の伸縮装置における片持ち支持の問題、縦
板間隔が過剰に広くなるという問題、並びにコンクリー
ト充填不良の問題について検討して、横板の凸部を縦板
で直接支持する、という新規な着想を得て、本発明を完
成するに至ったものである。
【0016】すなわち、本発明は、道路橋の継目長手方
向に延び、相対する片側は橋長方向に出入りした凹凸形
状に形成され、互いの凹部と凸部とが道路橋本体の伸縮
を許容する遊隙を形成するように対向した一対の横板
と、上記各横板をそれぞれ支持して継目長手方向に延び
る一対の縦板とを備えた道路橋用伸縮装置において、上
記縦板のうちの少なくとも一方は、上記横板の各凸部を
支持するように各凸部の下面に結合されて継目長手方向
に延びていることを特徴とする。
向に延び、相対する片側は橋長方向に出入りした凹凸形
状に形成され、互いの凹部と凸部とが道路橋本体の伸縮
を許容する遊隙を形成するように対向した一対の横板
と、上記各横板をそれぞれ支持して継目長手方向に延び
る一対の縦板とを備えた道路橋用伸縮装置において、上
記縦板のうちの少なくとも一方は、上記横板の各凸部を
支持するように各凸部の下面に結合されて継目長手方向
に延びていることを特徴とする。
【0017】本発明では、凸部の突出量を大きくして
も、縦板より前方に突出した部分のみが片持ち支持にな
るだけで、凸部の全長が片持ち支持になるわけではな
い。従って、凸部の先端に自動車の輪荷重が加わって
も、その荷重は凸部下面の縦板で受けられるから、凸部
の根元に大きな応力が作用することがなくなる。また、
凸部の片持ち支持の長さが短くなる分、凸部の先端に輪
荷重が作用したときに当該伸縮装置を道路橋本体や橋台
から引き離す方向に働くモーメントは小さなものにな
る。
も、縦板より前方に突出した部分のみが片持ち支持にな
るだけで、凸部の全長が片持ち支持になるわけではな
い。従って、凸部の先端に自動車の輪荷重が加わって
も、その荷重は凸部下面の縦板で受けられるから、凸部
の根元に大きな応力が作用することがなくなる。また、
凸部の片持ち支持の長さが短くなる分、凸部の先端に輪
荷重が作用したときに当該伸縮装置を道路橋本体や橋台
から引き離す方向に働くモーメントは小さなものにな
る。
【0018】このため、凸部の耐荷強度を損なうことな
く、また、当該伸縮装置の道路橋本体や橋台への定着強
度の確保を難しくすることなく、その突出量を大きくす
ることが可能になり、許容伸縮量の大きな伸縮装置を実
現することができる。また、縦板と凸部の先端側とを結
ぶリブを設ける場合でも、そのリブは小さなものでよ
い。そうして、縦板は凸部を支持するから、相対する縦
板の間隔が従来よりも狭くなり、この縦板間のシールが
容易になる。
く、また、当該伸縮装置の道路橋本体や橋台への定着強
度の確保を難しくすることなく、その突出量を大きくす
ることが可能になり、許容伸縮量の大きな伸縮装置を実
現することができる。また、縦板と凸部の先端側とを結
ぶリブを設ける場合でも、そのリブは小さなものでよ
い。そうして、縦板は凸部を支持するから、相対する縦
板の間隔が従来よりも狭くなり、この縦板間のシールが
容易になる。
【0019】また、道路橋には、道路橋本体がその中央
部に大きな荷重が加わったときに両端部の支承を支点と
して下方へ撓み、橋桁の端が浮き上がる、いわゆる桁の
回転という現象がある。この桁の回転に対しては、縦板
の、横板の相隣る凸部間に位置する部分の上端を凸部下
面よりも低くすることによって、一方の横板の凸部が他
方の縦板に衝突することを避けることができる。
部に大きな荷重が加わったときに両端部の支承を支点と
して下方へ撓み、橋桁の端が浮き上がる、いわゆる桁の
回転という現象がある。この桁の回転に対しては、縦板
の、横板の相隣る凸部間に位置する部分の上端を凸部下
面よりも低くすることによって、一方の横板の凸部が他
方の縦板に衝突することを避けることができる。
【0020】また、上記縦板を横板の各凸部の中間部下
面に結合して、該横板の凹部位置に該横板と縦板とによ
って孔(窓)を形成すれば、後打ちコンクリート打設時
に当該孔から空気が上方へ抜けるため、コンクリートが
横板の下面全体に十分に行き渡り、当該伸縮装置と後打
ちコンクリートとの一体化が図れ、該伸縮装置の定着強
度の確保に有利になる。
面に結合して、該横板の凹部位置に該横板と縦板とによ
って孔(窓)を形成すれば、後打ちコンクリート打設時
に当該孔から空気が上方へ抜けるため、コンクリートが
横板の下面全体に十分に行き渡り、当該伸縮装置と後打
ちコンクリートとの一体化が図れ、該伸縮装置の定着強
度の確保に有利になる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、縦板が
横板の各凸部を支持するように該凸部の下面に結合され
ているから、凸部の耐荷強度の確保並びに当該伸縮装置
の定着強度の確保に有利になり、従って、凸部の突出量
を大きくして許容伸縮量を大きくすることが容易にな
り、また、相対する縦板の間隔が従来よりも狭くなるか
ら、この縦板間のシールが容易になる。
横板の各凸部を支持するように該凸部の下面に結合され
ているから、凸部の耐荷強度の確保並びに当該伸縮装置
の定着強度の確保に有利になり、従って、凸部の突出量
を大きくして許容伸縮量を大きくすることが容易にな
り、また、相対する縦板の間隔が従来よりも狭くなるか
ら、この縦板間のシールが容易になる。
【0022】また、縦板における相隣る凸部間の部分の
上端を凸部下面よりも低くしたものによれば、桁の回転
を生じたときの凸部と縦板との衝突が避けられ、耐久性
の向上の有利になる。
上端を凸部下面よりも低くしたものによれば、桁の回転
を生じたときの凸部と縦板との衝突が避けられ、耐久性
の向上の有利になる。
【0023】また、縦板を横板の各凸部の中間部下面に
結合して、該縦板と横板の凹部とによって孔を形成した
ものによれば、後打ちコンクリートの打設不良を解消
し、当該伸縮装置の定着強度を高める上で有利になる。
結合して、該縦板と横板の凹部とによって孔を形成した
ものによれば、後打ちコンクリートの打設不良を解消
し、当該伸縮装置の定着強度を高める上で有利になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0025】図1に示す道路橋継目部の構造において、
1は道路橋本体、2は橋面舗装、3は道路橋本体1の遊
間、4は遊間3を塞ぐように設けられた道路橋用伸縮装
置である。道路橋用伸縮装置4は、一対の横板5,5
と、この横板5,5をそれぞれ支持する縦板6,6とを
備えている。道路橋本体1の端部には切欠段部7が形成
されていて、縦板6の背部の切欠段部7に後打ちコンク
リート8が路面高さまで打設されている。
1は道路橋本体、2は橋面舗装、3は道路橋本体1の遊
間、4は遊間3を塞ぐように設けられた道路橋用伸縮装
置である。道路橋用伸縮装置4は、一対の横板5,5
と、この横板5,5をそれぞれ支持する縦板6,6とを
備えている。道路橋本体1の端部には切欠段部7が形成
されていて、縦板6の背部の切欠段部7に後打ちコンク
リート8が路面高さまで打設されている。
【0026】横板5,5は、横に並んで道路橋の継目長
手方向に延び、相対する片側は橋長方向に櫛歯状に出入
りした凹凸形状に形成され、互いの凹部11と凸部12
とが道路橋本体1の伸縮を許容する遊隙9を形成するよ
うに対向している。横板5の反対側も橋長方向に出入り
した凹凸形状に形成されている。
手方向に延び、相対する片側は橋長方向に櫛歯状に出入
りした凹凸形状に形成され、互いの凹部11と凸部12
とが道路橋本体1の伸縮を許容する遊隙9を形成するよ
うに対向している。横板5の反対側も橋長方向に出入り
した凹凸形状に形成されている。
【0027】縦板6は、図2にも示すように、横板5の
各凸部12を支持するように該凸部12の中間部の下側
に配置されて継目長手方向に延び、各凸部12の中間部
下面に結合されている。縦板6は、図3及び図4にも示
すように、横板5の相隣る凸部12,12の間に位置す
る部分の上端6aが凸部12の下面よりも低くなってい
る。また、横板5の凹部11の位置には該横板5と縦板
6とによって孔(上方に開口した窓)19が形成されて
いる。
各凸部12を支持するように該凸部12の中間部の下側
に配置されて継目長手方向に延び、各凸部12の中間部
下面に結合されている。縦板6は、図3及び図4にも示
すように、横板5の相隣る凸部12,12の間に位置す
る部分の上端6aが凸部12の下面よりも低くなってい
る。また、横板5の凹部11の位置には該横板5と縦板
6とによって孔(上方に開口した窓)19が形成されて
いる。
【0028】横板5の櫛歯状凸部12の下面と縦板6と
はリブ13によって連結されている。一方、横板5の反
対側に突出した凸部14の下面と縦板6ともリブ15に
よって連結されている。また、横板5の下面にはL字状
のアンカーバー16が結合され、その水平部が背部に突
出している。一方、縦板6の背面にも直棒状のアンカー
バー17が結合されて背部に水平に突出している。
はリブ13によって連結されている。一方、横板5の反
対側に突出した凸部14の下面と縦板6ともリブ15に
よって連結されている。また、横板5の下面にはL字状
のアンカーバー16が結合され、その水平部が背部に突
出している。一方、縦板6の背面にも直棒状のアンカー
バー17が結合されて背部に水平に突出している。
【0029】図1に示すように、後打ちコンクリート8
の、孔19から露出した部分の上面は、凸部12の下面
よりも低く形成されている。
の、孔19から露出した部分の上面は、凸部12の下面
よりも低く形成されている。
【0030】相対する縦板6,6間はゴムシール板18
によってシールされている。このゴムシール板18は、
中央が撓み、両側部は縦板6の下を通って縦板6の背面
に回り、該背面に結合されている。
によってシールされている。このゴムシール板18は、
中央が撓み、両側部は縦板6の下を通って縦板6の背面
に回り、該背面に結合されている。
【0031】施工は、切欠段部7が形成されている道路
橋本体1,1の遊間位置に、ゴムシール板18が結合さ
れている伸縮装置4を配置し、切欠段部7に後打ちコン
クリート8を打設すればよい。その際、コンクリートは
横板5の凸部14の両側の相対的に凹んだ凹部からも当
該凸部14の下面に回るため、該凸部14の下面へのコ
ンクリートの回りが良い。そうして、後打ちのコンクリ
ートが横板5の下面に回わると、縦板6と横板5とによ
って形成された孔(窓)19から空気が抜けるため、該
コンクリートが横板5の下面全体に滞りなく行き渡るこ
とになる。
橋本体1,1の遊間位置に、ゴムシール板18が結合さ
れている伸縮装置4を配置し、切欠段部7に後打ちコン
クリート8を打設すればよい。その際、コンクリートは
横板5の凸部14の両側の相対的に凹んだ凹部からも当
該凸部14の下面に回るため、該凸部14の下面へのコ
ンクリートの回りが良い。そうして、後打ちのコンクリ
ートが横板5の下面に回わると、縦板6と横板5とによ
って形成された孔(窓)19から空気が抜けるため、該
コンクリートが横板5の下面全体に滞りなく行き渡るこ
とになる。
【0032】従って、上記伸縮装置4においては、凸部
12は縦板6より前方に突出した部分のみが片持ち支持
になるだけで、凸部12の中間部より根元側は縦板6及
び後打ちコンクリート8によって下面が支えられてい
る。このため、凸部12の先端に自動車の輪荷重が加わ
っても、凸部12の根元に大きな応力が作用することが
なくなる。また、凸部12の先端に輪荷重が加わったと
きの縦板6の下端を中心とするモーメントも軽減され、
当該伸縮装置4の道路橋本体1に対する定着強度の確
保、耐久性の向上に有利になる。
12は縦板6より前方に突出した部分のみが片持ち支持
になるだけで、凸部12の中間部より根元側は縦板6及
び後打ちコンクリート8によって下面が支えられてい
る。このため、凸部12の先端に自動車の輪荷重が加わ
っても、凸部12の根元に大きな応力が作用することが
なくなる。また、凸部12の先端に輪荷重が加わったと
きの縦板6の下端を中心とするモーメントも軽減され、
当該伸縮装置4の道路橋本体1に対する定着強度の確
保、耐久性の向上に有利になる。
【0033】一方、道路橋本体1の伸びにより相対する
横板5,5の凸部12,12同士の噛み合いが深くなっ
てくると、凸部12は縦板6の低くなった上端6aを越
えて相手側の横板の凹部11に進入することができる。
つまり、縦板6が凸部の中間部下面に結合されていて
も、そのことは伸縮性には影響を与えず、凸部12の全
長が噛み合い伸縮に利用される。
横板5,5の凸部12,12同士の噛み合いが深くなっ
てくると、凸部12は縦板6の低くなった上端6aを越
えて相手側の横板の凹部11に進入することができる。
つまり、縦板6が凸部の中間部下面に結合されていて
も、そのことは伸縮性には影響を与えず、凸部12の全
長が噛み合い伸縮に利用される。
【0034】また、桁の回転現象を生じても、縦板6の
上端6aが凸部12の下面よりも低くなっているから、
この高低差で桁の回転が許容され、一方の横板5の凸部
12が他方の縦板6に衝突することが避けられる。
上端6aが凸部12の下面よりも低くなっているから、
この高低差で桁の回転が許容され、一方の横板5の凸部
12が他方の縦板6に衝突することが避けられる。
【0035】よって、上記伸縮装置4によれば、横板5
の凸部12の耐荷力を損なうことなく、また、道路橋本
体1(又は橋台)に対する定着強度の確保を難しくする
ことなく、凸部12の突出量を大きくして許容伸縮量の
大きな伸縮装置を実現することができる。また、リブ1
3を設ける場合でも、小さなものでよく、伸縮装置4の
重量増を招かない。そうして、縦板6は凸部12を支持
するから、相対する縦板6,6の間隔が従来よりも狭く
なり、シールが容易になる。しかも、縦板6と横板5に
よって孔(窓)19を形成したから、後打ちコンクリー
トの打設不良の問題が解消され、上記定着強度の確保に
有利になる。
の凸部12の耐荷力を損なうことなく、また、道路橋本
体1(又は橋台)に対する定着強度の確保を難しくする
ことなく、凸部12の突出量を大きくして許容伸縮量の
大きな伸縮装置を実現することができる。また、リブ1
3を設ける場合でも、小さなものでよく、伸縮装置4の
重量増を招かない。そうして、縦板6は凸部12を支持
するから、相対する縦板6,6の間隔が従来よりも狭く
なり、シールが容易になる。しかも、縦板6と横板5に
よって孔(窓)19を形成したから、後打ちコンクリー
トの打設不良の問題が解消され、上記定着強度の確保に
有利になる。
【0036】なお、上記実施形態の凸部12は、その根
元から先端まで一定の幅で延びているが、反対側の凸部
14のような台形状のものであっても、正弦曲線状のも
のであってもよく、その形状は問わない。
元から先端まで一定の幅で延びているが、反対側の凸部
14のような台形状のものであっても、正弦曲線状のも
のであってもよく、その形状は問わない。
【0037】また、上記横板5の凸部12の反対側は凸
部14を形成せずに継目長手方向に直線状に延ばしても
よい。
部14を形成せずに継目長手方向に直線状に延ばしても
よい。
【0038】また、上記実施形態では相対する縦板6,
6のいずれもが横板5の凸部12の下面に結合されてい
るが、一方の縦板6のみを横板5の凸部12の下面に結
合し、他方の縦板6は横板5の凹部11よりも外側位置
に配置して、その上端を全長にわたって横板5に結合す
るようにしてもよい。
6のいずれもが横板5の凸部12の下面に結合されてい
るが、一方の縦板6のみを横板5の凸部12の下面に結
合し、他方の縦板6は横板5の凹部11よりも外側位置
に配置して、その上端を全長にわたって横板5に結合す
るようにしてもよい。
【0039】また、縦板間のシールは上記実施形態のゴ
ムシール板18に限らず、種々の方式を採用することが
でき、例えば、縦板間に樋を配設して橋下への漏水を防
止する方式、縦板間にゴムシール材、その他の充填材を
充填する方式などを採用することができる。
ムシール板18に限らず、種々の方式を採用することが
でき、例えば、縦板間に樋を配設して橋下への漏水を防
止する方式、縦板間にゴムシール材、その他の充填材を
充填する方式などを採用することができる。
【図1】本発明の実施形態に係る道路橋の継目部構造を
示す一部断面にした斜視図。
示す一部断面にした斜視図。
【図2】本発明の実施形態に係る道路橋用伸縮装置の平
面図。
面図。
【図3】同伸縮装置の一部を、アンカーを省略して下か
ら見た一部断面にした斜視図。
ら見た一部断面にした斜視図。
【図4】図2のA−A線断面図。
【図5】従来の道路橋用伸縮装置の一例を示す一部断面
にした斜視図。
にした斜視図。
1 道路橋本体 2 橋面舗装 3 遊間 4 伸縮装置 5 横板 6 縦板 6a 上端 7 切欠段部 8 後打ちコンクリート 9 遊隙 11 凹部 12 凸部 13 リブ 14 凸部 15 リブ 16 アンカー 17 アンカー 18 ゴムシール板 19 孔(窓)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D051 AA01 AC04 AF03 AF12 AG03 AH01 AH02 FA13 FA29 2D059 AA14 BB39 GG45
Claims (3)
- 【請求項1】 道路橋の継目長手方向に延び、相対する
片側は橋長方向に出入りした凹凸形状に形成され、互い
の凹部と凸部とが道路橋本体の伸縮を許容する遊隙を形
成するように対向した一対の横板と、 上記各横板をそれぞれ支持して継目長手方向に延びる一
対の縦板とを備え、 上記縦板のうちの少なくとも一方は、上記横板の各凸部
を支持するように各凸部の下面に結合されて継目長手方
向に延びていることを特徴とする道路橋用伸縮装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の道路橋用伸縮装置にお
いて、 上記横板の凸部の下面に結合された縦板は、該横板の相
隣る凸部間に位置する部分の上端が凸部下面よりも低く
なっていることを特徴とする道路橋用伸縮装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の道路橋用伸縮装置にお
いて、 上記縦板のうちの少なくとも一方は、上記横板の各凸部
の中間部下面に結合されて、該横板の凹部位置に該横板
と縦板とによって孔が形成されていることを特徴とする
道路橋用伸縮装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001112305A JP2002309508A (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 道路橋用伸縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001112305A JP2002309508A (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 道路橋用伸縮装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002309508A true JP2002309508A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=18963747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001112305A Pending JP2002309508A (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 道路橋用伸縮装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002309508A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109267477A (zh) * | 2018-11-09 | 2019-01-25 | 重庆单轨交通工程有限责任公司 | 一种轨道梁接缝板及其座体模块及轨道梁接缝装置 |
| CN109930480A (zh) * | 2019-04-19 | 2019-06-25 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 暗锚悬臂梁式梳齿型桥梁伸缩装置 |
| KR102300099B1 (ko) * | 2021-03-25 | 2021-09-08 | 대창이엔지 주식회사 | 하중에 의한 파손을 방지한 일체형 교량용 신축이음 장치 |
-
2001
- 2001-04-11 JP JP2001112305A patent/JP2002309508A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109267477A (zh) * | 2018-11-09 | 2019-01-25 | 重庆单轨交通工程有限责任公司 | 一种轨道梁接缝板及其座体模块及轨道梁接缝装置 |
| CN109267477B (zh) * | 2018-11-09 | 2023-03-10 | 重庆单轨交通工程有限责任公司 | 一种轨道梁接缝板座体模块及轨道梁接缝装置 |
| CN109930480A (zh) * | 2019-04-19 | 2019-06-25 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 暗锚悬臂梁式梳齿型桥梁伸缩装置 |
| CN109930480B (zh) * | 2019-04-19 | 2024-03-26 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 暗锚悬臂梁式梳齿型桥梁伸缩装置 |
| KR102300099B1 (ko) * | 2021-03-25 | 2021-09-08 | 대창이엔지 주식회사 | 하중에 의한 파손을 방지한 일체형 교량용 신축이음 장치 |
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