JP2002309148A - ボールペン用油性インキ組成物 - Google Patents

ボールペン用油性インキ組成物

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JP2002309148A
JP2002309148A JP2002024005A JP2002024005A JP2002309148A JP 2002309148 A JP2002309148 A JP 2002309148A JP 2002024005 A JP2002024005 A JP 2002024005A JP 2002024005 A JP2002024005 A JP 2002024005A JP 2002309148 A JP2002309148 A JP 2002309148A
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Japan
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oil
ink composition
ink
ball
manufactured
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JP2002024005A
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English (en)
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Tetsuya Hattori
哲也 服部
Katsuhisa Asada
浅田  勝久
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Pilot Ink Co Ltd
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Pilot Ink Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙面のみならず、ガラスやプラスチック等の
非浸透材料や布帛等の繊維材料といった様々な被筆記面
に対して良好な筆跡を形成することができる油性ボール
ペンに有用なインキ組成物を提供する。 【解決手段】 着色剤、主溶剤として蒸気圧が5.0〜
50mmHg(20℃)のn−プロピルアルコール、イ
ソプロピルアルコール、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル等の有機溶剤、及び、剪断減粘性付与剤を含
有するボールペン用油性インキ組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボールペン用油性イ
ンキ組成物に関する。更に詳細には紙面、非浸透材料、
繊維材料等から形成される、あらゆる被筆記面に対して
良好な筆跡を描くことのできるボールペン用油性インキ
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より油性インキを用いるボールペン
は、インキ収容管の先端にボールを抱持する金属製チッ
プを嵌合したボールペンレフィルを軸筒に内蔵する簡易
な構造のものが主に用いられている。前記構造の油性ボ
ールペンは安価である反面、チップが下向き状態、所
謂、倒立状態においてボールとチップの間隙からインキ
が垂れることを防止するため、ボールとチップの間隙を
小さくすると共に、インキ粘度を常温で数千乃至数万m
Pa・s程度の高粘度としている。このため、筆記感が
重く、且つ、筆跡が薄い傾向にある。また、筆記先端部
から有機溶剤が蒸発して筆跡がかすれることを防止する
ために、有機溶剤は揮発し難い高沸点の有機溶剤が用い
られている。前述した従来のボールペン用インキは、紙
面への筆記を目的としたものであり、筆跡の乾燥性につ
いてはインキ中の有機溶剤が紙内部に浸透するため、実
用上の問題を生じることはないものの、非浸透性材料に
筆記すると有機溶剤が浸透しないため、筆跡を手触する
と未乾燥のインキが手に付着したり、或いは、筆記面上
の筆跡を形成していない空白部分を汚染する等の不具合
を生じる。また、軽い筆記感と濃い筆跡濃度を得るため
に、インキ中に剪断減粘性付与剤を添加すると共にイン
キを低粘度化する試みがなされているものの、前記非浸
透性材料への筆記には十分な性能を備えていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した従
来のボールペン用油性インキの欠点を解消するために鋭
意検討した結果、少なくとも着色剤、主溶剤として蒸気
圧が5.0〜50mmHg(20℃)の有機溶剤、剪断
減粘性付与剤を含有することにより、紙面のみならず、
ガラスやプラスチック等の非浸透材料、更には、布帛等
の繊維材料にも適用でき、良好な筆跡を描くことのでき
る油性ボールペンに有用なインキ組成物を提供しようと
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、着色剤、主溶
剤として蒸気圧が5.0〜50mmHg(20℃)の有
機溶剤、及び、剪断減粘性付与剤を少なくとも含有して
なるボールペン用油性インキ組成物を要件とする。更に
は、前記有機溶剤がアルコール類、グリコールエーテル
類、炭化水素類から選ばれる一種又は二種以上の溶剤で
あること、前記有機溶剤がn−プロピルアルコール、イ
ソプロピルアルコール、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテルか選ばれる溶剤であること、前記剪断減粘性
付与剤が架橋型ポリマーであること、3.84S-1の剪
断速度におけるインキ粘度が100mPa・s(20
℃)以上であり、且つ、剪断減粘指数が0.3〜0.9
であること等を要件とする。
【0005】本発明は、揮発し易い20℃における蒸気
圧が5.0〜50mmHgの有機溶剤を主溶剤として用
いることによって、ガラスやプラスチック等の非浸透性
材料に筆記しても、筆跡の乾燥性に優れる。蒸気圧が
5.0〜50mmHg(20℃)の有機溶剤としては、
エチルアルコール(45)、n−プロピルアルコール
(14.5)、イソプロピルアルコール(32.4)、
n−ブチルアルコール(5.5)、イソブチルアルコー
ル(8.9)、sec−ブチルアルコール(12.
7)、tert−ブチルアルコール(30.6)、te
rt−アミルアルコール(13.0)等のアルコール系
有機溶剤、エチレングリコールモノメチルエーテル
(8.5)、エチレングリコールジエチルエーテル
(9.7)、エチレングリコールモノイソプロピルエー
テル(6.0)、プロピレングリコールモノメチルエー
テル(7.6)等のグリコールエーテル系有機溶剤、n
−ヘプタン(35.0)、n−オクタン(11.0)、
イソオクタン(41.0)、メチルシクロヘキサン(3
7.0)、エチルシクロヘキサン(10.0)、トルエ
ン(24.0)、キシレン(5.0〜6.0)、エチル
ベンゼン(7.1)等の炭化水素系有機溶剤、メチルイ
ソブチルケトン(16.0)、メチルn−プロピルケト
ン(12.0)、メチルn−ブチルケトン(12.
0)、ジ−n−プロピルケトン(5.2)等のケトン系
有機溶剤、蟻酸n−ブチル(22.0)、蟻酸イソブチ
ル(33.0)、酢酸n−プロピル(25.0)、酢酸
イソプロピル(48.0)、酢酸n−ブチル(8.
4)、酢酸イソブチル(13.0)、プロピオン酸エチ
ル(28.0)、プロピオン酸n−ブチル(45.
0)、酪酸メチル(25.0)、酪酸エチル(11.
0)等のエステル系有機溶剤を例示できる。なお、括弧
内の数字は20℃におけるそれぞれの有機溶剤の蒸気圧
を示す。前記有機溶剤のうち、好適にはアルコール類、
グリコールエーテル類、炭化水素類から選ばれる溶剤が
用いられ、特にアルコール類のうちn−プロピルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、グリコールエーテル類
のうちプロピレングリコールモノメチルエーテルが併用
する種々の樹脂や各種添加剤の溶解性に優れるため好適
に用いられる。前記有機溶剤は溶剤中50重量%以上用
いられる。また、前記溶剤を2種以上併用して用いるこ
ともできる。
【0006】その他、蒸気圧が5.0mmHg未満、或
いは、50mmHgを越える溶剤であっても、所望によ
り添加することができ、例えば、ベンジルアルコール、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ベンジルグリコール、エチレングリコー
ルモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシ
ルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノフェニルエーテル、プロピレングリ
コールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノ
フェニルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチル
エーテル、ジプロピレングリコールモノフェニルエーテ
ル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、ト
リプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロ
ピレングリコールモノフェニルエーテル、乳酸メチル、
乳酸エチル、γ−ブチロラクトン等を挙げることができ
る。
【0007】また、本発明のボールペン用油性インキ組
成物には剪断減粘性付与剤を添加してなる。前記剪断減
粘性付与剤を添加することによって、不使用時のボール
とチップの間隙からのインキ漏れだしを防止したり、筆
記先端部を上向き(正立状態)で放置した場合のインキ
の逆流を防止することができる。尚、本発明のボールペ
ン用油性インキ組成物は、20℃でのE型粘度計による
3.84S-1の剪断速度におけるインキ粘度が100m
Pa・s(20℃)以上であり、且つ、剪断減粘指数が
0.3〜0.9であることが好ましく、前記した粘度範
囲及び剪断減粘指数を示すことによって、更にインキ漏
れだし、インキの逆流を防止することができる。また、
着色剤として顔料を用いた場合には、前記顔料の凝集・
沈降を抑制することができる。インキ粘度が100mP
a・s未満では剪断減粘性による効果が適正でなく、イ
ンキ吐出性及び筆跡性能に支障を来すこともある。な
お、剪断減粘指数(n)は、剪断応力値(T)及び剪断
速度値(j)の如き粘度計による流動学測定から得られ
る実験式T=Kjn (Kは非ニュートン粘性係数)にあ
てはめることによって計算される値である。
【0008】前記剪断減粘性付与剤としては、従来より
公知の化合物を用いることが可能である。以下に剪断減
粘性付与剤を例示する。架橋型アクリル樹脂〔BF G
ood rich社製、商品名:カーボポール934、
同940、同941、同1342、同EZ−1、同ET
2020、ペミュレンTR−1、同TR−2、日本純薬
(株)製、商品名:ジュンロンPW110、同PW11
1、同PW115、レオジック250H、同252L、
同305L、同306L、同830L、同835H、エ
レメンティスジャパン社製、商品名:レオレート10
1、和光純薬(株)製、商品名:ハイビスワコー10
3、同104、同105、同204、同304、東亜合
成(株)製、商品名:アロンA20P、住友精化(株)
製、商品名:アクペックHV−501、同HV−50
4、同HV−505、三洋化成(株)製、商品名:サク
リスA−1、同C−1、同L─1、同N−1、ローム&
ハース社製、商品名:プライマルG111、同RM5、
同TT935、クラリアントポリマー社製、商品名:レ
オビスCR、同CRX、同DP6−3902〕、架橋型
アクリル樹脂のエマルションタイプ〔ローム&ハース社
製、商品名:プライマルASE60、同TT615、ク
ラリアントポリマー社製、商品名:ビスカレックスHV
−30、同VG−2、同AT−55、同AT−77、エ
レメンティスジャパン社製、商品名:レオレート1、同
430、同450、第一工業製薬(株)製、商品名:ス
ーパーフレックスVF、同VM、東亜合成(株)製、商
品名:アロンB300、同A7070、サンノプコ社
製、商品名:SNシックナー613、同615、同61
8、同630、同632、同633、同634、同63
5、同636、同650、同A813、同A815、同
A818、同A850、BASF社製、商品名:コラク
ラールP、同D〕、非架橋型アクリル樹脂〔日本純薬
(株)製、商品名:アロンビスS、同SS、同GL、同
M、同MS、同AH、同AH105〕、架橋型N−ビニ
ルカルボン酸アミド重合体又は共重合体、具体的には、
N−ビニルカルボン酸アミド又はN−メチル−N−ビニ
ルカルボン酸アミドの重合体、前記N−ビニルカルボン
酸アミド又はN−メチル−N−ビニルカルボン酸アミド
と(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸ナトリウ
ム、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル
酸ブチル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アク
リル酸ステアリル、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシブチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、塩化トリメチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート、アクリルアミド、スルフォプ
ロピルアクリルアミド、スルフォブチルアクリルアミ
ド、ソジウムスルフォプロピルアクリルアミド、ソジウ
ムスルフォブチルアクリルアミド、アクリロニトリル、
エチルビニルエーテル、メチルビニルケトン、エチルビ
ニルケトン、酢酸ビニル、アリルスルフォン酸ナトリウ
ム、N−ビニル−2−ピロリドン、マレイン酸、マレイ
ン酸ナトリウム、イタコン酸、イタコン酸ナトリウムの
共重合体〔日本純薬(株)製、商品名:レオジックGX
205、昭和電工(株)製、商品名:ノニオレックスN
A−010、同NA−150、同NA−500、ビアッ
クGE−191、同GE−167、同GX300〕、非
架橋型N−ビニルカルボン酸アミド重合体又は共重合体
〔日本純薬(株)製、商品名:ジュリマーAC−10H
SHP、同AC−10LP〕、非架橋型N−ビニルカ
ルボン酸アミド重合体又は共重合体の水溶液〔日本純薬
(株)製、商品名:ジュリマーAC−10H、同SH−
8〕、水添ヒマシ油、脂肪酸アマイドワックス、酸化ポ
リエチレンワックス等のワックス〔楠本化成(株)製、
商品名:ディスパロン6500、同6600、同690
0−20X、同6810−20X、6840−10X、
同6850−20X、同A603−20X、同A650
−20X、同A670−20M、同NS5010、同N
S5025、同NS5210、共栄社化学(株)製、商
品名:ターレンBA600、同5200−25、同54
00−25、同5500−25、同6200−20、同
ED−2020、同7200−20、同KU−700、
同750、同KY2000、同KY5020、同830
0−20、同8700−20、同8900−25、同D
O−530、同VA−750B、同VA−800、同8
200−20、フローノンSH290、同HR−2N
T、同ED1000、同SA1000、同SP−100
0、同EDM−10、伊藤製油(株)製、商品名:AS
A T1、同T20、同T20F、同T20SF、同T
25、同T51、同T75F、同T250F、同T35
0F、同T450F、同T1000、同T1700、同
T300−20Y、同T380−20X、エレメンティ
スジャパン社製、商品名:THIXCIN R、同S
R、同ST、同PLUS、ディスパロン305、同41
10、同4300、日産ズードヘミー社製、商品名:A
DVITRO100、RHEOCIN〕、ステアリン
酸、パルミチン酸、オクチル酸、ラウリン酸のアルムニ
ウム塩等、脂肪酸金属塩。ジベンジリデンソルビトール
〔新日本理化(株)製、商品名:ゲルオールD、同
T〕、デキストリン脂肪酸エステル〔カイハツ化学社
製、商品名:レオパールKE〕、N−アシルアミノ酸系
化合物〔味の素(株)製、商品名:GP−1〕、スメク
タイト系無機化合物〔コープケミカル社製、商品名:ル
ーセンタイトSPN、同SEN、エレメンティスジャパ
ン社製、Bentone27、同34、同38、同SD
−1、同SD−2、Baragel、Benathi
x〕、モンモリロナイト系無機化合物〔日産ズードヘミ
ー社製、商品名:チキソゲルVP、同VZ、同MP、M
P100、同MP250、同MPG、同MPZ、同9A
5、同EZ100、同EZ200、エレメンティスジャ
パン社製、Bentone120、同128、同50
0、Baragel 10、同24〕、ベントナイト系
無機化合物〔エレメンティスジャパン社製、Bento
ne52、同57、同760、同TPG、同A140、
同1000、Baragel10、同24、同300
0〕、ヘクトライト系無機化合物〔エレメンティスジャ
パン社製、BentoneSD−3〕、シリカ〔日本ア
エロジル社製、商品名:アエロジル130、同200、
同200V、同200CF、同300、同300CF、
同380、同812、同R972、同R974、同RX
200、RY200、同R202、同COK84〕、シ
オノギ製薬(株)製、商品名:カープレックス♯67、
同♯80、同FSP1、同FSP2、同FSP3、同F
SP4、同FSP5、富士シリシア社製、商品名:サイ
リシア250、同250N、同310P、同320、同
350〕、前記剪断減粘性付与剤を添加することによっ
て筆跡の滲みを抑制することができるため、紙面は勿
論、浸透性の高い布帛等の繊維材料材に筆記しても筆跡
は滲むことなく、良好な筆跡を形成できる。
【0009】着色剤として用いられる染料は、例えば、
カラーインデックスにおいてソルベント染料として分類
される有機溶剤可溶性染料が挙げられる。前記ソルベン
ト染料の具体例としては、バリファーストブラック38
06(C.I.ソルベントブラック29)、同3807
(C.I.ソルベントブラック29の染料のトリメチル
ベンジルアンモニウム塩)、スピリットブラックSB
(C.I.ソルベントブラック5)、スピロンブラック
GMH(C.I.ソルベントブラック43)、バリファ
ーストレッド1308(C.I.ベーシックレッド1の
染料とC.I.アシッドイエロー23の染料の造塩
体)、バリファーストイエローAUM(C.I.ベーシ
ックイエロー2の染料とC.I.アシッドイエロー42
の染料の造塩体)、スピロンイエローC2GH(C.
I.ベーシックイエロー2の染料の有機酸塩)、スピロ
ンバイオレットCRH(C.I.ソルベントバイオレッ
ト8−1)、バリファーストバイオレット1701
(C.I.ベーシックバイオレット1とC.I.アシッ
ドイエロー42の染料の造塩体)、スピロンレッドCG
H(C.I.ベーシックレッド1の染料の有機酸塩)、
スピロンピンクBH(C.I.ソルベントレッド8
2)、ニグロシンベースEX(C.I.ソルベントブラ
ック7)、オイルブルー613(C.I.ソルベントブ
ルー5)、ネオザポンブルー808(C.I.ソルベン
トブルー70)等が挙げられる。
【0010】顔料としては、カーボンブラック、群青、
二酸化チタン顔料等の無機顔料、アゾ系顔料、フタロシ
アニン系顔料、インジゴ顔料、チオインジゴ顔料、スレ
ン顔料、キナクリドン系顔料、アントラキノン系顔料、
スロン系顔料、ジケトピロロピロール系顔料、ジオキサ
ジン系顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、イソイ
ンドリノン系顔料等の有機顔料、アルミニウム粉やアル
ミニウム粉表面を着色樹脂で処理した金属顔料、透明又
は着色透明フィルムに金属蒸着膜を形成した金属光沢顔
料、蛍光顔料、蓄光性顔料、芯物質として天然雲母、合
成雲母、ガラス片、アルミナ、透明性フィルム片の表面
を酸化チタン等の金属酸化物で被覆したパール顔料等が
挙げられる。前記着色剤は1種又は2種以上を混合して
用いてもよく、インキ組成中3乃至40重量%の範囲で
用いられる。
【0011】更に、本発明のボールペン用油性インキ組
成物には、オレイン酸等の高級脂肪酸、長鎖アルキル基
を有するノニオン性界面活性剤、ポリエーテル変性シリ
コーンオイル、チオ亜燐酸トリ(アルコキシカルボニル
メチルエステル)やチオ亜燐酸トリ(アルコキシカルボ
ニルエチルエステル)等のチオ亜燐酸トリエステル等の
潤滑剤を必要により添加することもできるが、特に、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル又はポリオキシエチ
レンアルキルアリールエーテルのリン酸モノエステル、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル又はポリオキシエ
チレンアルキルアリールエーテルのリン酸ジエステル、
或いは、それらの金属塩、アンモニウム塩、アミン塩、
アルカノールアミン塩等を用いるとボール受け座の摩耗
防止効果に優れる。
【0012】更に、前記ボールペン用油性インキは、筆
跡の滲み抑制、定着性向上、堅牢性付与等の目的で以下
の樹脂を用いることができる。具体的には、ケトン樹
脂、ケトン−ホルムアルデヒド樹脂、アミド樹脂、アル
キッド樹脂、ロジン変性樹脂、ロジン変性フェノール樹
脂、フェノール樹脂、キシレン樹脂、ポリビニルピロリ
ドン、α−及びβ−ピネン・フェノール重縮合樹脂、ポ
リビニルブチラール樹脂、アクリル樹脂等を例示でき
る。
【0013】また、所望によりカルナウバワックス、キ
ャンデリラワックス、ライスワックス、みつろう、オゾ
ケライト、セレシン、モンタンワックス、モンタン酸ワ
ックス、モンタンエステルワックス等のワックス類を添
加することもできる。
【0014】本発明のボールペン用油性インキ組成物
は、ボールペンチップを筆記先端部に装着した筆記具の
ボールペンに充填される。ボールペン自体の構造、形状
は特に限定されるものではなく、例えば、軸筒内にイン
キ組成物を充填したインキ収容管を有し、該インキ収容
管はボールを先端部に装着したチップに連通しており、
さらにインキの端面には逆流防止用の液栓が密接してい
るボールペンを例示できる。
【0015】前記ボールペンチップについて更に詳しく
説明すると、金属製のパイプの先端近傍を外面より内方
に押圧変形させたボール抱持部にボールを抱持してなる
チップ、或いは、金属材料をドリル等による切削加工に
より形成したボール抱持部にボールを抱持してなるチッ
プ、金属又はプラスチック製チップ内部に樹脂製のボー
ル受け座を設けたチップ、或いは、前記チップに抱持す
るボールをバネ体により前方に付勢させたもの等を適用
できる。又、前記ボールは、超硬合金、ステンレス鋼、
ルビー、セラミック、樹脂、ゴム等の0.3〜30.0
mm径程度のものが適用できる。なお、本発明のインキ
を充填する筆記具は、ボールと同様の転動作用により筆
跡を形成させる、転動機構を筆記先端部に備えたものを
含む。
【0016】前記インキ組成物を収容するインキ収容管
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
レンテレフタレート、ナイロン等の熱可塑性樹脂からな
る成形体が用いられる。更に、前記インキ収容管として
透明、着色透明、或いは半透明の成形体を用いることに
より、インキ色やインキ残量等を確認できる。前記イン
キ収容管にはチップを直接連結する他、接続部材を介し
て前記インキ収容管とチップを連結してもよい。尚、前
記インキ収容管はレフィルの形態として、前記レフィル
を軸筒内に収容するものでもよいし、先端部にチップを
装着した軸筒自体をインキ収容体として、前記軸筒内に
直接インキを充填してもよい。
【0017】前記インキ収容管に収容したインキ組成物
の後端にはインキ逆流防止体が充填される。前記インキ
逆流防止体組成物は不揮発性液体又は難揮発性液体から
なる。具体的には、ワセリン、スピンドル油、ヒマシ
油、オリーブ油、精製鉱油、流動パラフィン、ポリブテ
ン、α−オレフィン、α−オレフィンのオリゴマーまた
はコオリゴマー、ジメチルシリコーンオイル、メチルフ
ェニルシリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイ
ル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、脂肪酸変性シ
リコーンオイル等があげられ、一種又は二種以上を併用
することもできる。
【0018】前記不揮発性液体及び/又は難揮発性液体
には、ゲル化剤を添加して好適な粘度まで増粘させるこ
とが好ましく、表面を疎水処理したシリカ、表面をメチ
ル化処理した微粒子シリカ、珪酸アルミニウム、膨潤性
雲母、疎水処理を施したベントナイトやモンモリロナイ
トなどの粘土系増粘剤、ステアリン酸マグネシウム、ス
テアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ス
テアリン酸亜鉛等の脂肪酸金属石鹸、トリベンジリデン
ソルビトール、脂肪酸アマイド、アマイド変性ポリエチ
レンワックス、水添ひまし油、脂肪酸デキストリン等の
デキストリン系化合物、セルロース系化合物を例示でき
る。更に、前記液状のインキ逆流防止体組成物と、固体
のインキ逆流防止体を併用することもできる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明のボールペン用油性インキ
は、着色剤が染料の場合は、予め剪断減粘性付与剤を溶
解又は分散させた有機溶剤溶液中に染料、必要により樹
脂、各種添加剤を投入し、攪拌、溶解することにより調
製される。また、着色剤が顔料の場合は、予め剪断減粘
性付与剤を溶解又は分散させた有機溶剤溶液中に、必要
により樹脂、各種添加剤を投入して攪拌、溶解し、更
に、これとは別に調製した溶剤中に顔料を分散した分散
液を投入し、攪拌することにより調製される。
【0020】
【実施例】実施例インキ及び比較例インキの組成を表に
示す。尚、組成の数値は重量部を示す。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】表中の原料の内容を注番号に沿って説明す
る。 (1)C.I.ソルベントブラック7〔オリエント化学
工業(株)製、商品名:ニグロシンベースEX〕 (2)C.I.ソルベントブルー5〔オリエント化学工
業(株)製、商品名:オイルブルー613〕 (3)C.I.ベーシックレッド1〔保土谷化学工業
(株)製、商品名:スピロンレッドCGH、染料の有機
酸塩〕 (4)アルミ粉のミネラルスピリッツ分散体〔東洋アル
ミニウム(株)製、商品名:アルペースト65−06
6、固形分66%〕 (5)英国スターリング社製、商品名:フレアーF21
0P (6)架橋型合成ポリマー〔日本純薬(株)製、商品
名:レオジックGX205〕 (7)脂肪酸アマイドのベンジルアルコール分散体〔共
栄社化学(株)製、商品名:ターレンBA600、固形
分32%〕 (8)アルカリ架橋型アクリル樹脂の水分散体〔クラリ
アントポリマー社製、商品名:ビスカレックスHV−3
0、固形分30%〕 (9)合成スメクタイト〔コープケミカル(株)製、商
品名:ルーセンタイトSPN〕 (10)荒川化学工業(株)製、商品名:タマノル51
0 (11)ドイツ国ヒュルス社製、商品名:シンセチック
レジンSK (12)積水化学工業(株)製、商品名:エスレックB
L−1 (13)ドイツ国BASF社製、商品名:ルビスコール
K−30 (14)ジョンソンポリマー(株)製、商品名:ジョン
クリル682 (15)第一工業製薬(株)製、商品名:プライサーフ
A207H、ポリオキシエチレンアルキルエーテルのリ
ン酸モノエステルとポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルのリン酸ジエステルの混合物 (16)信越化学工業(株)製、商品名:シリコーンK
F−615A (17)ライオンアクゾ(株)製、商品名:エソミンC
25 (18)花王(株)製、商品名:ルナックO−P
【0024】各実施例及び比較例のインキは、前記した
如きインキ調製法によって調製し、以下の試験を行っ
た。なお、筆記試験については、直径0.7mmのボー
ルを抱持するステンレススチール製チップがポリプロピ
レン製パイプの一端に嵌着されたボールペンに前記イン
キをそれぞれ充填して行った。なお、実施例においては
0.7mmのボールを用いたが、0.3〜30.0mm
のボールを抱持したステンレススチール製チップを所望
に応じて使用することが可能である。
【0025】A 筆跡乾燥性試験 各インキを常温、常湿度下で、ポリプロピレンフィルム
上に20ミルのバーコータにて塗布し、塗膜が乾燥する
までの時間を測定した。 B 非浸透材料への筆記試験 正常に筆記できることを確認した各ボールペンを用い
て、ガラス及びポリプロピレンフィルム上に筆記した。 C 繊維材料への筆記試験 正常に筆記できることを確認した各ボールペンを用い
て、綿布上に筆記した。 D キャップオフ試験 正常に筆記できることを確認した各ボールペンを、キャ
ップを外した状態で、常温、常湿度下で7日間放置した
後、紙面に筆記した。 E インキ安定性試験 各インキを透明性ガラス瓶中に所定量充填し、50℃で
30日間放置した後、インキの状態を顕微鏡で観察し
た。 上記した各試験のテスト結果を表に示す。
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】なお、表中の試験結果の評価基準は以下の
とおりである。 A 筆跡乾燥性試験 ◎:3分未満で筆跡が乾燥する。 ○:3分以上、5分未満で筆跡が乾燥する。 △:5分以上、10分未満で筆跡が乾燥する。 ×:10分以上経過しても筆跡が乾燥しない。 B 非浸透材料への筆記試験 ○:ガラス及びポリプロピレンフィルム上に筆跡を形成
できる。 △:ポリプロピレンフィルム上には筆跡を形成できるも
のの、ガラス上には筆記できない。 ×:ガラス及びポリプロピレンフィルム上に筆跡を形成
できない。 C 繊維材料への筆記試験 ◎:筆記直後の筆跡幅と、放置後の筆跡幅に変化がな
い。 ○:筆記直後の筆跡幅に対して、放置後の筆跡幅が僅か
に広がっている(元の筆跡幅に対して120%未満の筆
跡幅) △:筆記直後の筆跡幅に対して、放置後の筆跡幅が広が
っている(元の筆跡幅に対して120%以上、150%
未満の筆跡幅) ×:筆記直後の筆跡幅に対して、放置後の筆跡幅が大幅
に広がっている(元の筆跡幅に対して150%以上の筆
跡幅) D キャップオフ試験 ◎:10mm未満の筆記でかすれが解消される。 ○:10mm以上、50mm未満の筆記でかすれが解消
される。 △:50mm以上、200mm未満の筆記でかすれが解
消される。 ×:200mm以上筆記してもかすれが解消されない。 E インキ安定性試験 ○:初期と比較して変化なし。 △:下部に微量の沈降物を有する。 ×:表面に顕著な透明層を有する、或いは、下部に多量
の沈降物を有する。
【0029】
【発明の効果】本発明は、主溶剤として蒸気圧が5.0
〜50mmHg(20℃)の有機溶剤と、剪断減粘性付
与剤を含有することによって、様々な被筆記面に対して
良好な筆跡を形成することができる油性ボールペンに有
用なインキ組成物を提供できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色剤、主溶剤として蒸気圧が5.0〜
    50mmHg(20℃)の有機溶剤、及び、剪断減粘性
    付与剤を少なくとも含有してなるボールペン用油性イン
    キ組成物。
  2. 【請求項2】 前記有機溶剤がアルコール類、グリコー
    ルエーテル類、炭化水素類から選ばれる一種又は二種以
    上の溶剤である請求項1記載のボールペン用油性インキ
    組成物。
  3. 【請求項3】 前記有機溶剤がn−プロピルアルコー
    ル、イソプロピルアルコール、プロピレングリコールモ
    ノメチルエーテルから選ばれる溶剤である請求項1又は
    2記載のボールペン用油性インキ組成物。
  4. 【請求項4】 前記剪断減粘性付与剤が架橋型ポリマー
    である請求項1記載のボールペン用油性インキ組成物。
  5. 【請求項5】 3.84S-1の剪断速度におけるインキ
    粘度が100mPa・s(20℃)以上であり、且つ、
    剪断減粘指数が0.3〜0.9である請求項1乃至4の
    いずれかに記載のボールペン用油性インキ組成物。
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