JP2002308547A - 既存建物内への新設エレベータの設置構造 - Google Patents

既存建物内への新設エレベータの設置構造

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JP2002308547A
JP2002308547A JP2001115243A JP2001115243A JP2002308547A JP 2002308547 A JP2002308547 A JP 2002308547A JP 2001115243 A JP2001115243 A JP 2001115243A JP 2001115243 A JP2001115243 A JP 2001115243A JP 2002308547 A JP2002308547 A JP 2002308547A
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elevator
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building
opening
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JP2001115243A
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English (en)
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Tomoyuki Ogawa
智之 小川
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G23/00Working measures on existing buildings
    • E04G23/02Repairing, e.g. filling cracks; Restoring; Altering; Enlarging
    • E04G23/0266Enlarging

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存建物の延べ床面積、建築面積を変えるこ
となく、低コスト且つ短期間で新設エレベータを設置す
ると共に、工事中に雨の影響を受けないようにする。 【解決手段】 既存建物1内に新設エレベータを設置す
る構造であって、床スラブ9に開口11を設けて該開口
11にエレベータシャフト10を配置すると共に、エレ
ベータレール用支柱13の基礎となるエレベータピット
16を既存建物1の基礎1aとは別途に設置し、且つ、
エレベータレール用支柱13を既存建物1に対して上下
方向に相対移動可能に該既存建物1に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存建物内に新設
エレベータを設置する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、バリアフリー、荷物の搬送方法の
多様化を実現するためにエレベータが設置されていない
例えば低層の既存集合住宅等にもエレベータが必要にな
りつつある。このような要望に応えるものとして、例え
ば特開平11−256691号公報に示すように、住居
棟の外部にエレベータを設置して、該エレベータ建屋と
住居棟とを連絡可能にしたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、新設エレベータの敷地スペースが無
い場合や外部の景観上の問題がある場合等には、対応す
ることができず、また、施工コストが高くつくと共に施
工期間も長くなり、更には、雨天の場合には工事ができ
ないという問題がある。
【0004】本発明はこのような不都合を解消するため
になされたものであり、既存建物の延べ床面積、建築面
積を変えることなく、低コスト且つ短期間で新設エレベ
ータを設置することができると共に、工事中に雨の影響
を受けることがない既存建物内への新設エレベータの設
置構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、既存建物内に新設エレベー
タを設置する構造であって、床スラブに開口を設けて該
開口にエレベータシャフトを配置すると共に、エレベー
タレール用支柱の基礎となるエレベータピットを前記既
存建物の基礎とは別途に設置し、且つ、前記エレベータ
レール用支柱を前記既存建物に対して上下方向に相対移
動可能に該既存建物に連結したことを特徴とする。
【0006】請求項2に係る発明は、既存建物内に新設
エレベータを設置する構造であって、吹き抜け部分にエ
レベータシャフトを配置すると共に、エレベータレール
用支柱の基礎となるエレベータピットを前記既存建物の
基礎とは別途に設置し、且つ、前記エレベータレール用
支柱を前記既存建物に対して上下方向に相対移動可能に
該既存建物に連結したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の
一例である既存建物内への新設エレベータの設置構造を
説明するための説明図、図2は図1のA−A線断面図、
図3は既存建物の平面図、図4は本発明の他の実施の形
態である既存建物内への新設エレベータの設置構造を説
明するための平面図である。
【0008】図1〜図3を参照して、図において符号1
は既設建物である4階建ての大学講義棟であり、既設建
物1内には研究室2、講義室3a,3b、通路4、階段
5、吹き抜け部6及びホール7等が各階に設けられてい
る。ホール7は講義室3aに隣接配置されており、最上
階屋根8を除くホール7の床スラブ9にはエレベータシ
ャフト10を形成するための略正方形状の開口11が講
義室3aの既存壁部12に隣接して形成されている。
【0009】床スラブ9の開口11の既設壁部12側の
辺部及び該既設壁部12に直交する両辺部にはそれぞれ
エレベータレール用支柱13が立設されている。床スラ
ブ9の開口11の下面側の周囲4辺には補強用の鉄骨梁
14が取り付けられていると共に、最上階屋根8の下面
側にも該鉄骨梁14に対応する四角枠状の鉄骨梁15が
取り付けられており、各鉄骨梁14,15はエレベータ
レール用支柱13に連結されている。
【0010】エレベータシャフト10の最下階床面の下
側にはエレベータレール用支柱13を固定する基礎とし
ての凹型のエレベータピット16が既存建物1の基礎1
aとは別に設けられている。また、既設壁部12に直交
する両辺部に配置されたエレベータレール用支柱13の
外側部分及び開口11を間に挟んで既設壁部12に対向
する部分には壁部17,18が配置されており、壁部1
8には開閉扉19が設けられている。既設壁部12、壁
部17,18によって囲まれる空間によってエレベータ
シャフト10が形成され、各エレベータレール用支柱1
3の内側に新設エレベータ籠20が配置される。なお、
エレベータは油圧式、マシーンルームレス式、巻き上げ
式等のいずれも対応可能である。また、壁部17,18
としては、プレキャスト材、ALCパネル、化粧押出成
形版等を用いることができる。
【0011】ここで、この実施の形態では、壁部17,
18側に位置する鉄骨梁14,15に水平方向の軸線を
有するボルト径より大径のボルト挿通穴(図示せず。)
を形成して壁部17,18を鉄骨梁14,15にボルト
結合することにより両者を連結しており、これにより、
地震時の横揺れは既存建物1とエレベータシャフト10
が一体となり、また、両者が不等沈下した場合は、壁部
17,18と鉄骨梁14,15とを結合するボルトが該
ボルトより大径のボルト挿通穴をスライドしてエレベー
タレール用支柱13が既存建物1に対して上下方向に相
対移動するため、既存建物1とエレベータシャフト10
との間の垂直荷重の縁がきれることになる。
【0012】なお、施工手順の一例としては、床スラブ
9に開口部11を形成し、次いで、エレベータシャフト
10の最下階床面の下側に凹型のエレベータピット16
を設け、次いで、床スラブ9の開口11の下面側の周囲
4辺及び最上階屋根8の下面側に補強用の鉄骨梁14,
15を取り付け、次いで、エレベータレール用支柱13
を立設し、次いで、壁部17,18を取り付け、次い
で、鉄骨梁14,15に耐火被覆を施した後、エレベー
タ籠120を取り付ける。
【0013】このように、この実施の形態では、既設建
物1内に新設のエレベータを設置するようにしているの
で、既存建物1の延べ床面積、建築面積を変えることな
く、低コスト且つ短期間で新設エレベータを設置するこ
とができ、しかも、工事中に雨の影響を受けることがな
い。また、エレベータレール用支柱13を既存建物1に
対して上下方向に相対移動可能に該既存建物1に連結し
て既存建物1とエレベータシャフト10との間の垂直荷
重の縁をきっているため、新耐震基準(1981年)以
前の既存建物内にも好適に新設エレベータを設置するこ
とができる。
【0014】なお、上記実施の形態では、床スラブ9に
形成した開口11を利用してエレベータシャフト10を
形成した場合を例に採ったが、これに代えて、図4に示
すように、既存建物1の吹き抜け部6を利用して上記と
同様なエレベータシャフト10を形成するようにしても
よい。
【0015】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、既存建物の延べ床面積、建築面積を変えるこ
となく、低コスト且つ短期間で新設エレベータを設置す
ることができると共に、工事中に雨の影響を受けないよ
うにすることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である既存建物内へ
の新設エレベータの設置構造を説明するための説明図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】既存建物の平面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態である既存建物内への
新設エレベータの設置構造を説明するための平面図であ
る。
【符号の説明】
1…既存建物 6…吹き抜け部分 9…床スラブ 10…エレベータシャフト 11…開口 13…エレベータレール用支柱 16…エレベータピット 20…新設エレベータ籠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既存建物内に新設エレベータを設置する
    構造であって、床スラブに開口を設けて該開口にエレベ
    ータシャフトを配置すると共に、エレベータレール用支
    柱の基礎となるエレベータピットを前記既存建物の基礎
    とは別途に設置し、且つ、前記エレベータレール用支柱
    を前記既存建物に対して上下方向に相対移動可能に該既
    存建物に連結したことを特徴とする既存建物内への新設
    エレベータの設置構造。
  2. 【請求項2】 既存建物内に新設エレベータを設置する
    構造であって、吹き抜け部分にエレベータシャフトを配
    置すると共に、エレベータレール用支柱の基礎となるエ
    レベータピットを前記既存建物の基礎とは別途に設置
    し、且つ、前記エレベータレール用支柱を前記既存建物
    に対して上下方向に相対移動可能に該既存建物に連結し
    たことを特徴とする既存建物内への新設エレベータの設
    置構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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