JP2002308505A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP2002308505A JP2002308505A JP2001112184A JP2001112184A JP2002308505A JP 2002308505 A JP2002308505 A JP 2002308505A JP 2001112184 A JP2001112184 A JP 2001112184A JP 2001112184 A JP2001112184 A JP 2001112184A JP 2002308505 A JP2002308505 A JP 2002308505A
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Abstract
おいて,画像形成処理の高速化,又は装置自体の小型化
のために,シート材に形成されたインクの乾燥工程又は
乾燥機構が省略される場合等がある。この場合,排出中
のシート材が垂れ下がることによって,その垂れ下がっ
た先端部分が既に排出されているシート材と擦れ合うこ
とで画像形成品質を落とす場合がある。 【解決手段】 シート材の排出機構である排出部Pが,
駆動源に接続されて回動駆動される排出ローラ50と,
該排出ローラ50と接するように上方に設けられる従動
ローラ51と,従動ローラ51よりも下方に設けられ且
つシート材搬出方向に見て排出ローラ50よりも下流側
に設けられる従動ローラ52とを具備し,排出ローラ5
0及び従動ローラ51でシート材を挟持する接点と,従
動ローラ52がシート材と接する接点との軌跡が波状の
曲線になるように構成される。
Description
の回動によって,インクジェットによる画像形成された
シート材を排出する排出機構を具備する画像形成装置に
関するものである。
って,インクジェットにより画像形成されたシート材を
排出する排出機構を具備するインクジェットプリンタな
どの画像形成装置がある。このようなインクジェットプ
リンタは,多くのシート材に画像形成し得るよう,画像
形成と画像形成後のシート材の排出を高速化するため,
或いは,装置全体の小型化のために,シート材上に形成
されたインクの乾燥工程又は乾燥機構を省略したものが
多い。しかし,このように乾燥工程又は乾燥機構を省略
したため以下のような問題が生じる可能性がある。例え
ば,図9に示すように,排出ローラ505及びスターロ
ーラ506によって排出中のシート材502の先端部分
501が,排出されたシート材を収納する収納トレイ5
04上に既に排出されたシート材503の画像形成面
(上面)を擦る場合がある。つまり,シート材502の
先端部分501がシート材503の画像形成面上の未乾
燥インクを伸ばす状態となり,シート材503の画像形
成品質を落とすことになる。
避ける技術として,例えば米国特許4,794,854
号明細書には,排出中のシート材が完全に排出されるま
で,シート材の両端部を2本の支持レールで支持して該
シート材を空中に浮かせた状態にし,その状態でシート
材が完全に排出された後に上記支持レールが作動して,
シート材を直下の収納トレイに落下させるものが開示さ
れている。この場合,シート材が完全に排出された後に
落下されるので,排出中のシート材が収納トレイ上のシ
ート材の画像形成面を擦ることが無く,更に上記排出中
の時間を未乾燥インクの乾燥に当てることができるの
で,画像品質を良好に保つことが可能となる。しかし,
上記収納トレイの構造は,上記2本の支持レールとその
作動部材とを具備するものとなるので,収納トレイを含
めた装置全体が大型化してしまう。このような装置の大
型化は,インクジェットプリンタなどの画像形成装置の
パーソナルユースという観点からは逸脱したものであ
り,ユーザにとっての使い勝手を良くするものとは言え
ない。そこで,本発明は上記事情を鑑みてなされたもの
であり,その目的とするところは,従来のインクジェッ
ト方式の画像形成装置と同様な大きさで,画像形成品質
を乱すことの無い画像形成装置を提供することである。
ーラの回動によって,インクジェットにより画像形成さ
れたシート材を排出する排出機構を具備する画像形成装
置において,上記排出ローラと協働して上記シート材を
排出するための従動ローラが,上記排出ローラ及び上記
従動ローラと接する上記シート材上の接点の軌跡が上記
シート材の排出方向より見て曲線となるように設けられ
てなることを特徴とする画像形成装置として構成されて
いる。このように構成されているので,排出ローラより
排出されるシート材の断面の形状が曲線状に変形される
ので,シート材に腰をつけた状態となり,シート材が排
出方向に対して垂れ下がること無く排出されることにな
る。したがって,排出中のシート材の先端部分が,既に
排出されたシート材の画像形成面を擦りながら排出され
ることが無くなり,画像形成品質を乱すことが無くな
る。また,前記曲線が波状に形成されるように前記従動
ローラが複数設けられるように構成することが望まし
い。このように前記従動ローラが設けられることによっ
て,シート材の腰をより確実につけることが可能とな
り,シート材が排出方向に対して垂れ下がること無く排
出されることになる。
が,前記シート材の排出方向に見て前記排出ローラより
も下流側に設けられても良い。このように構成されるこ
とによって,インクジェットヘッドの走査に合わせてシ
ート材が間欠搬送されるような弱い搬送力でシート材を
排出するインクジェットプリンタなどの画像形成装置に
おいて,排出ローラより下流側に設けられる従動ローラ
の回転の慣性を利用することによって,排出ローラから
完全に排出されて推進力が得られないシート材の後端部
を更に送り出すことで,最終的にシート材を確実に排出
することが可能となる。したがって,シート材の後端部
が排出ローラ近傍に留まることが無くなる
ェットによる画像形成処理を行うプラテン上に複数のリ
ブが設けられることが望ましい。このようにプラテン上
に複数のリブを設けることによって,平面のプラテン上
でシート材を搬送,排出する場合に比較して,シート材
の動摩擦係数が抑えられてスムーズにシート材を搬送,
排出することが可能となる。更に,上記リブによるシー
ト材の搬送方向を一定に保つ効果も期待できる。また,
前記複数のリブの高さが,前記シート材に画像形成処理
が行われる部分では均一で,該画像形成処理が行われる
部分より排出ローラ側においては前記曲線の形状に応じ
て変化してなるように構成されても良い。上述のように
上記リブの高さが定められることで,インクジェットヘ
ッドによる画像形成処理が行われる部分において,イン
クジェットヘッド先端とシート材表面の距離を一定に保
つことができて画像形成品質を向上させると共に,排出
ローラ側において,曲線状に変形されたシート材の断面
形状に応じてリブの高さを変化させるので,シート材を
無理なく変形させて搬送,排出することが可能となる。
て前記シート材を挟持して排出するニップ部分の排出速
度が,前記シート材を供給する供給速度と等しくなるよ
うに,前記排出ローラの回転数が調整されることが望ま
しい。この場合,シート材排出時に最もシート材を排出
する力が掛かる箇所が上記ニップ部分である場合に,該
ニップ部分の排出速度と上記供給速度とが等しくなるの
で,シート材がプラテン上で詰まったり,上記速度の相
違による不用意な折り曲げ等が無くなる。また,前記排
出ローラの最大径の部分における前記シート材の排出速
度が,前記シート材を供給する供給速度と等しくなるよ
うに,前記排出ローラの回転数が調整されても良い。こ
の場合も上述同様に,シート材の排出時に最もシート材
を排出する力が掛かる箇所が上記排出ローラの最大径の
部分である場合に,該部分の排出速度と上記供給速度と
が等しくなるので,シート材がプラテン上で詰まった
り,上記速度の相違による不用意な折り曲げ等が無くな
る。
発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の
理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本
発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を
限定する性格のものではない。ここに,図1は本発明の
実施の形態に係る画像形成装置Aの概略構成図,図2は
画像形成装置Aにおいてシート材の排出を行う排出部P
の側面図,図3は図2をA−A方向より見た正面図,図
4は画像形成装置Aのプラテン部Qを上面より見た平面
図,図5はリブSの側面図,図6はリブTの側面図,図
7はインジェットヘッドが走査する領域のリブの正面断
面図,図8は排出部P近傍のリブの正面断面図,図9は
従来の技術による画像形成装置のシート材の排出状況説
明図,図10は本発明の実施の形態に係る画像形成装置
Aのシート材排出状況説明図,図11は図10をシート
材をD−D方向より見た正面図である。
係る画像形成装置Aの概略構成について説明する。この
画像形成装置Aはインクジェット方式で画像形成を行う
装置である。画像形成装置Aは,紙,OHP等のシート
材に対してインクを走査しながら噴射して画像形成を行
うインクジェットヘッド10(以下,略して「インクヘ
ッド10」と称する。)と,画像形成するシート材を収
納する供給トレイ30と,該供給トレイ30よりシート
材を取り出して画像形成を行うインクヘッド走査領域へ
搬送するためのローラ41〜47と,上記インクヘッド
走査領域及びシート材の搬送路となるプラテン70を含
むプラテン部Qと,該プラテン部Qよりシート材を排出
するための機構が構成されている排出部Pと,排出部P
より排出されるシート材を最終的に収納する収納トレイ
20とを具備して概略構成される。
3(正面図)を用いて説明する。排出部Pは,駆動源に
より回動する排出ローラ50と,該排出ローラ50と協
働してシート材を排出する2種類の従動ローラ51,5
2とを共に複数具備するシート材の排出機構である。複
数の排出ローラ50は,駆動源(不図示)に接続される
一本の駆動軸50aに等間隔に各々設けられ,更にシー
ト材と接する面が面50b,50cのように曲率を有す
るように形成されている。また,この排出ローラがシー
ト材と接触するのは上面側の面50bであり,図2の点
線は曲率を有する領域の端部を示している。次に,上記
従動ローラ51は,排出ローラ50の上面側の面50b
と接するように設けられている。したがって,排出ロー
ラ50の上面側の面50b及び従動ローラ51でシート
材を挟持し,上記駆動軸50aが回動駆動することによ
ってシート材がシート材排出方向へ排出される。従動ロ
ーラ52は,従動ローラ51よりも下方で,且つシート
材の排出方向に見て排出ローラ50よりも下流側(図2
参照)に設けられる。このように,排出ローラ50,従
動ローラ51,52がそれぞれ設けられることにより,
排出部Pより排出されるシート材を図2のA−A方向よ
り見た(即ち,シート材の排出方向の下流側より見た)
断面の形状は,排出ローラ50の面50b及び従動ロー
ラ51で挟持される部分では山型に,従動ローラ52と
接する部分では谷型に変形される。つまり,排出ローラ
50及び従動ローラ51,52と接するシート材上の接
点の軌跡の形状が,図11のように波状の曲線となる。
向(図10のD−D方向)より見た断面の形状が波状に
変形されることによって,シート材は「腰をつけた」状
態となる。この「腰をつけた」とは,図10に示すよう
に,排出部Pより排出されるシート材80が,図9の従
来例のようにシート材が垂れ下がること無く,排出方向
に対して突っ張っている状態を意味する。つまり,本発
明の実施の形態に係る画像形成装置Aは,排出部Pが上
述の構成を備えることによって,シート材80の後端部
を排出ローラ50及び従動ローラ51で挟持する部分よ
り完全に排出する。更に,排出ローラ50の下流側に設
けられる従動ローラ52の回転の慣性によって,シート
材80の後端部がシート材排出方向に送り出されるの
で,シート材80を収納トレイ20上のシート材90と
接触させること無く確実に排出することが可能となる。
上述では,従動ローラ52がシート材排出方向に見て排
出ローラ50よりも下流側に設けられているので,シー
ト材80の後端部を更に送り出すことでシート材80を
確実に収納トレイ20上へ排出できた。したがって,上
述のようにわざわざ従動ローラ52を設けなくとも,従
動ローラ51の少なくとも一部が従動ローラ52と同様
の役割を果たすように,シート材排出方向に見て排出ロ
ーラ50よりも下流側に設けられても良い。
参照)は,プラテン70上で間欠搬送されるシート材上
をシート材排出方向に対して垂直方向に走査しながらイ
ンクを噴射して画像形成を行う。この場合の重要な条件
としては,プラテン部Qにおいて,プラテン70上のシ
ート材とインクヘッド10の距離を一定にすることであ
る。つまり,上記距離が一定にならなければ,インクヘ
ッド10より噴射されるインクの焦点がシート材表面よ
り外れてしまうので良質な画像形成品質を保つことが困
難となるからである。一方,上述の実施の形態では,排
出部Pでシート材を変形させて「腰をつける」ことを行
っている。しかし,図1に示すように,シート材に画像
形成が行われるのは排出部Pの近傍にあるプラテン部Q
である。そのため,排出部Pで変形されたシート材の形
状が,シート材においてプラテン部Qに係る部分にまで
及んで画像形成に悪影響を与えることが考えられる。
とで,上記悪影響を解消する構造について図4から図8
を用いて以下に説明する。図4に示すように,2種類の
リブS,Tをプラテン70上に設ける。リブSは,各々
の排出ローラ50の最大径の部分に対応する位置に,シ
ート材排出方向に直線状に設けられる。リブTは,各排
出ローラ50の中間点に対応する位置に,リブS同様に
シート材排出方向に直線状に設けられる。このリブS,
Tは,図5,6に示すように,インクヘッド走査領域で
はその高さが2種類とも同一であり,シート材80を均
一に支持出来るようになっている(図7参照)。他方,
インクヘッド走査領域より排出ローラ側の領域において
は,リブTの高さのみが漸次低く(図6参照)なってい
るので,該領域において,シート材80の断面は排出部
Pで変形される波状の曲線になるように漸次変形され
る。上述のように上記リブS,Tがプラテン70上に設
けられているので,インクヘッド走査領域ではインクヘ
ッド10とシート材の距離を一定に保つと共に,インク
ヘッド走査領域より排出ローラ側では徐々にシート材を
曲線状に変形することが可能となる。したがって,プラ
テン部Qにおいてシート材を無理なく変形させて排出部
Pへ搬送して排出することが可能となる。
るシート材の供給速度と排出速度の関係について図1〜
3を用いて説明する。上記供給速度とは,供給トレイ3
0よりシート材をプラテン部Qに供給するローラ41〜
47(図1参照)の回転速度によって定まるものであ
る。一方,上記排出速度とは,シート材をプラテン部Q
より収納トレイ20へ排出する排出ローラ50(図2,
3参照)の回転数によって定まるものである。この上記
両速度が等しくならなければ,例えば,プラテン部Qに
おいてシート材が詰まったり,インクヘッド10による
画像形成が上手く行われない可能性がある。上述のよう
に,排出速度は排出ローラ50の回転速度によって定ま
るものであるが,特に画像形成装置Aの場合は,排出部
Pでシート材を変形させながら排出するものであるの
で,シート材を排出させる力が最も掛かる部分による排
出速度と上記供給速度とを等しくさせることが望まし
い。つまり,排出速度と供給速度を同期させなければ,
シート材をスムーズに搬送,排出することが出来ない。
そこで,例えば図3において,排出ローラ50の最大径
の部分でありシート材と接する部位50eによる排出力
が最も大きいならば,部位50eで発生するシート材の
排出速度と上記給紙速度とを等しくなるように排出ロー
ラ50の回転数を調節しても良い。また,排出部Pの各
部材の位置や調整によって,排出ローラ50及び従動ロ
ーラ51によってシート材を挟持して排出するニップ部
分50dによる排出力が最も大きいならば,ニップ部分
50dで発生するシート材の排出速度と上記供給速度と
を等しくなるように排出ローラ50の回転数を調整して
も良い。このようにすることで,プラテン部Qにおいて
シート材が詰まったり,不用意な折り曲げ等が無くな
る。
って,インクジェットにより画像形成されたシート材を
排出する排出機構を具備する画像形成装置において,上
記排出ローラと協働して上記シート材を排出するための
従動ローラが,上記排出ローラ及び上記従動ローラと接
する上記シート材上の接点の軌跡が上記シート材の排出
方向より見て曲線となるように設けられてなることを特
徴とする画像形成装置として構成されている。このよう
に構成されているので,排出ローラより排出されるシー
ト材の断面の形状が曲線状に変形されるので,シート材
に腰をつけた状態となり,シート材が排出方向に対して
垂れ下がること無く排出されることになる。したがっ
て,排出中のシート材の先端部分が,既に排出されたシ
ート材の画像形成面を擦りながら排出されることが無く
なり,画像形成品質を乱すことが無くなる。また,前記
曲線が波状に形成されるように前記従動ローラが複数設
けられるように構成することが望ましい。このように前
記従動ローラが設けられることによって,シート材の腰
をより確実につけることが可能となり,シート材が排出
方向に対して垂れ下がること無く排出されることにな
る。
が,前記シート材の排出方向に見て前記排出ローラより
も下流側に設けられても良い。このように構成されるこ
とによって,インクジェットヘッドの走査に合わせてシ
ート材が間欠搬送されるような弱い搬送力でシート材を
排出するインクジェットプリンタなどの画像形成装置に
おいて,排出ローラより下流側に設けられる従動ローラ
の回転の慣性を利用することによって,排出ローラから
完全に排出されて推進力が得られないシート材の後端部
を更に送り出すことで,最終的にシート材を確実に排出
することが可能となる。したがって,シート材の後端部
が排出ローラ近傍に留まることが無くなる
ェットによる画像形成処理を行うプラテン上に複数のリ
ブが設けられることが望ましい。このようにプラテン上
に複数のリブを設けることによって,平面のプラテン上
でシート材を搬送,排出する場合に比較して,シート材
の動摩擦係数が抑えられてスムーズにシート材を搬送,
排出することが可能となる。更に,上記リブによるシー
ト材の搬送方向を一定に保つ効果も期待できる。また,
前記複数のリブの高さが,前記シート材に画像形成処理
が行われる部分では均一で,該画像形成処理が行われる
部分より排出ローラ側においては前記曲線の形状に応じ
て変化してなるように構成されても良い。上述のように
上記リブの高さが定められることで,インクジェットヘ
ッドによる画像形成処理が行われる部分において,イン
クジェットヘッド先端とシート材表面の距離を一定に保
つことができて画像形成品質を向上させると共に,排出
ローラ側において,曲線状に変形されたシート材の断面
形状に応じてリブの高さを変化させるので,シート材を
無理なく変形させて搬送,排出することが可能となる。
て前記シート材を挟持して排出するニップ部分の排出速
度が,前記シート材を供給する供給速度と等しくなるよ
うに,前記排出ローラの回転数が調整されることが望ま
しい。この場合,シート材排出時に最もシート材を排出
する力が掛かる箇所が上記ニップ部分である場合に,該
ニップ部分の排出速度と上記供給速度とが等しくなるの
で,シート材がプラテン上で詰まったり,上記速度の相
違による不用意な折り曲げ等が無くなる。また,前記排
出ローラの最大径の部分における前記シート材の排出速
度が,前記シート材を供給する供給速度と等しくなるよ
うに,前記排出ローラの回転数が調整されても良い。こ
の場合も上述同様に,シート材の排出時に最もシート材
を排出する力が掛かる箇所が上記排出ローラの最大径の
部分である場合に,該部分の排出速度と上記供給速度と
が等しくなるので,シート材がプラテン上で詰まった
り,上記速度の相違による不用意な折り曲げ等が無くな
る。
略構成図。
排出部Pの側面図。
平面図。
面断面図。
出状況説明図。
シート材排出状況説明図。
図。
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の排出ローラの回動によって,イン
クジェットにより画像形成されたシート材を排出する排
出機構を具備する画像形成装置において,上記排出ロー
ラと協働して上記シート材を排出するための従動ローラ
が,上記排出ローラ及び上記従動ローラと接する上記シ
ート材上の接点の軌跡が上記シート材の排出方向より見
て曲線となるように設けられてなることを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項2】 前記曲線が波状に形成されるように前記
従動ローラが複数設けられてなる請求項1記載の画像形
成装置。 - 【請求項3】 前記従動ローラの少なくとも一部が,前
記シート材の排出方向に見て前記排出ローラよりも下流
側に設けられてなる請求項1,又は請求項2のいずれか
に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記シート材にインクジェットによる画
像形成処理を行うプラテン上に複数のリブが設けられて
なる請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成
装置。 - 【請求項5】 前記複数のリブの高さが,前記シート材
に画像形成処理が行われる部分では均一で,該画像形成
処理が行われる部分より排出ローラ側においては前記曲
線の形状に応じて変化してなる請求項4記載の画像形成
装置。 - 【請求項6】 前記排出ローラ及び前記従動ローラによ
って前記シート材を挟持して排出するニップ部分の排出
速度が,前記シート材を供給する供給速度と等しくなる
ように,前記排出ローラの回転数が調整されてなる請求
項1から請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記排出ローラの最大径の部分における
前記シート材の排出速度が,前記シート材を供給する供
給速度と等しくなるように,前記排出ローラの回転数が
調整されてなる請求項1から請求項5のいずれかに記載
の画像形成装置。
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JP3469216B2 JP3469216B2 (ja) | 2003-11-25 |
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ID=18963641
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Cited By (5)
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2001
- 2001-04-11 JP JP2001112184A patent/JP3469216B2/ja not_active Expired - Fee Related
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