JP2002308108A - 階段昇降装置 - Google Patents

階段昇降装置

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JP2002308108A
JP2002308108A JP2001153209A JP2001153209A JP2002308108A JP 2002308108 A JP2002308108 A JP 2002308108A JP 2001153209 A JP2001153209 A JP 2001153209A JP 2001153209 A JP2001153209 A JP 2001153209A JP 2002308108 A JP2002308108 A JP 2002308108A
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Shoichi Anami
彰一 阿南
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Abstract

(57)【要約】 【目的】階段の昇降が滑らかに行え、しかも軽量かつコ
ンパクトで構造が簡単であり、あらゆる物体の階段移動
に使用できる階段昇降装置を提供する。 【構成】台車(1)は、荷物を載せる荷台(3)と一体
で垂直方向に立設された台車支柱に二個の平地走行車輪
(8)を備え、平地走行車輪(8)の車軸(6)と台車
支柱の接続部(4)に接続されて昇降装置本体(2)が
取付けられている。昇降装置本体(2)は台車の荷台
(3)下部にスライド移動して、積載物の重心が昇降装
置本体(2)の中央部になるため、物体の滑らかな移動
を可能にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鞄、キャリー、台
車、ショッピングカートのような荷車やベビーカー、車
椅子など、あらゆる運搬具に取付けて使用する階段昇降
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鞄や台車の底に複数のローラーを
取り付け、該ローラーに無端状のベルトを掛け渡し、そ
のベルトを周回させながら階段を昇降する技術があり、
特開昭62−16703号に開示されている。昇降装置
は鞄や台車の底部に取り付けてある。二輪台車の背面部
にソリを取り付けたものとか、二輪台車(キャリー)の
接地車輪を3個円形状に並べて2セット並設したものな
どがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の階段昇降装置
は、鞄や台車(四輪台車)の底部に取り付け二輪台車は
背面部等に取り付け固定されている。 イ、四輪昇降台車(底部取り付け)で階段昇降する場
合、階段の初段は牽引者が台車の前部を持ち上げなけれ
ばならず、重量物の場合は持ち上げるのが大変である。
また、持ち上げた時に積載物の重心が後方に移動するた
め、階段を昇りはじめて昇降装置の後部が階段のコーナ
ー部を離れるとき、(図5のAを参照)下方にあおられ
るため、前方の牽引者がそれを支えなければならず、牽
引者の負担が大きくなる等問題点があった。昇降装置を
荷台後方に突き出すように取り付ければ昇降時に安定す
るが、全体(荷台+昇降装置)が長くなり(図5のBを
参照)、コンパクト化には不向きである。 ロ、二輪台車(背面部取り付け)で階段昇降する場合、
昇降装置部分を階段の斜面に添わせると、牽引者の把手
(9)部分が低くなりすぎて牽引しずらくなり(図5の
Cを参照)、把手(9)を牽引者が牽引しやすい位置ま
で持ち上げると、昇降装置が階段のコーナー一段分にし
か接触しないため、滑らかな階段走行ができなくなる。
また、把手(9)を持ち上げると重心が後方に移動し、
積載物を垂直に持ち上げるような姿勢になり、軽く滑ら
かな牽引が出来なくなる等問題点があった(図5のDを
参照)。 ハ、車輪を3個円形状に取り付けたタイプの台車も上記
「ロ」と同じ問題点があった。
【0004】上記の問題点を解決するために、先に特許
出願してある、特願平11−80228の申請中の昇降
装置があるが、上記申請中の技術は部品数が多く、本発
明は、昇降装置の取り付け位置と取り付け方法の改善
と、更に機能的な昇降装置を提供することにあり、階段
の昇降がスムーズに行え、しかも軽量でコンパクトであ
り、構造が簡単で低コストに製造でき、鞄やキャリーの
ような荷車にこだわらず、あらゆる物体の階段移動に使
用できる階段昇降装置である。
【0005】
【課題を解決するための手段】イ、上記の目的を達成す
るため本発明は、昇降装置本体(2)は台車(1)の背
面部に取り付けセットする(図1のAを参照)。 ロ、昇降装置本体(2)は台車(1)の荷台(3)下部
方向にスライド移動できる(図2のBを参照)。 ハ、昇降装置本体(2)は昇降装置に設けてある接続支
柱(5)によって台車(1)の背部支柱の接続部(4)
に接続されている。台車の車軸(6)は昇降装置本体
(2)に設けてあるスライド支持板(7)により保持さ
れ、車軸(6)はスライド支持板(7)に沿って上下に
スライド移動できる。 以上の構成からなる階段昇降装置。
【0006】
【作用】階段走行をするときは、昇降装置本体(2)を
少し後方に引き倒し(図1のB参照)その状態で階段を
昇り始めると昇降装置本体(2)は、台車(1)の荷台
(3)下部に滑り込み、車軸(6)が昇降装置本体
(2)のほぼ中央部で固定される(図2のBを参照)。
積載物の重心は昇降装置本体(2)の中心になり(図5
のEを参照)、階段走行が滑らかになるとともに、牽引
時のエネルギーが最小になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。なお、図1のAは昇降装置本体(2)を台車
(1)に取り付けセットした状態を示す図であり、図1
のBは昇降装置本体(2)を後方に少し倒した図であ
る。図2のAは昇降装置本体(2)の斜視図であり、図
2のBは昇降装置本体(2)を台車(1)の荷台(3)
下部にスライドさせ固定させた状態を横から見た図であ
る。図3のAは四輪台車を横から見た図であり、平地走
行は図の左方向に押して進み、階段は右方向に牽引者が
後ずさりしながら後ろ向に引き上げる(図5のAを参
照)。図3のBは小型のキャリーカートを横から見た図
であり、平地走行も階段走行も右方向に前向きで牽引す
る(図5のEを参照)。図3のCは大型二輪台車を横か
ら見た図であり、平地走行は左方向に押して走行し、階
段走行は右方向に後ろ向きで牽引する。
【0008】平地で荷物を運ぶ場合は、把手(9)を手
で持って斜めに傾けながら平地走行車輪(8)を転がし
て移動する(図3のBを参照)。次に階段を昇る場合
は、昇降装置本体(2)の上部を後方に倒すと、昇降装
置本体(2)は台車(1)の荷台(3)下部に滑り込
み、車軸(6)が昇降装置本体(2)に設けてあるスラ
イド支持板(7)を滑り、昇降装置本体(2)の中間部
に設けてある一次ストッパー(11)までスライド移動
する(図1のB参照)。この状態で、平地走行姿勢で牽
引者が階段を昇り始めると、車軸(6)はスライド支持
板(7)に設けてある二次ストッパー(12)まで移動
して固定される。固定された車軸(6)はストッパー止
め(13)に阻まれて外れなくなる。この状態で階段の
上り下りをしても、二次ストッパー(12)から車軸
(6)が外れることは無い(図2のBを参照)。
【0009】次に階段昇降台車で階段を下る場合を説明
する。昇降装置本体(2)の上部を後方に倒すと、昇降
装置本体(2)は台車(1)の荷台(3)下部に滑り込
み、車軸(6)がスライド支持板(7)を滑り、一次ス
トッパー(11)までスライド移動する(図1のB参
照)。この状態で、昇降装置本体(2)の上部に設けて
ある足踏み板(10)に足をかけ手前に引くと、車軸
(6)はスライド支持板(7)に設けてある二次ストッ
パー(12)まで、移動して固定される(図2のBを参
照)。この状態で階段を下ることが出来る。
【0010】次に階段を上り下りした後、元の状態にす
るには、台車(1)の荷台(3)部分を少し前に倒し、
昇降装置本体(2)の上部を台車支柱(14)方向に押
すだけで固定された車軸(6)はストッパー止め(1
3)から外れ元の位置に収納される(図4を参照)。以
上の事を特徴とする階段昇降装置である。
【0011】
【発明の効果】本発明の階段昇降装置は、鞄、キャリ
ー、台車、ショッピングカート、車椅子等車軸(6)が
露出した移動車であればすべてに取り付けが可能であ
り、階段昇降時に積載物の重心を、昇降装置の中央部に
持ってくることができるため、牽引時のエネルギーを最
小に押さえ、安定した階段昇降が可能になった。本発明
の階段昇降装置は構造が簡単で軽量かつコンパクトにす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の階段昇降台車(A)と昇降装置を後方
に倒した図(B)
【図2】本発明の階段昇降装置の斜視図(A)と走行状
態にセットした図(B)
【図3】各階段昇降台車の牽引状態を示す図
【図4】階段昇降台車を使用状態から元に収める事を示
す図
【図5】階段昇降状態を示す各台車の図
【符号の説明】
1 台車 2 昇降装置本体 3 荷台 4 接続部 5 接続支柱 6 車軸 7 スライド支持板 8 平地走行車輪 9 把手 10 足踏み板 11 一次ストッパー 12 二次ストッパー 13 ストッパー止め 14 台車支柱

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降装置本体(2)は接続支柱(5)によ
    って台車(1)の接続部(4)に接続され、台車の車軸
    (6)はスライド支持板(7)により保持され、昇降装
    置本体(2)が台車(1)の荷台(3)の下部方向にス
    ライド移動できることを特徴とする階段昇降装置。
JP2001153209A 2001-04-13 2001-04-13 階段昇降装置 Pending JP2002308108A (ja)

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