JP2002307771A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2002307771A
JP2002307771A JP2001108592A JP2001108592A JP2002307771A JP 2002307771 A JP2002307771 A JP 2002307771A JP 2001108592 A JP2001108592 A JP 2001108592A JP 2001108592 A JP2001108592 A JP 2001108592A JP 2002307771 A JP2002307771 A JP 2002307771A
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Hideyuki Tanaami
英之 田名網
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検知手段の有する検知誤差の程度にかかわら
ず、キャリッジを目標位置に正確に移動させる。 【解決手段】 記録装置(不図示)に備えられているキ
ャリッジ(不図示)にはキャリッジの走査方向に幅Lの
切り欠き10aが設けられたセンサフラグ10が取り付
けられている。また、記録装置には、キャリッジの走査
中にセンサフラグ10の切り欠き10aの両端部を検知
可能なホームポジションセンサ11が備えられている。
さらに、記録装置には、走査方向におけるキャリッジの
位置座標を検出する座標検出手段としてのリニアエンコ
ーダおよびリニアエンコーダセンサ(共に不図示)と、
センサフラグ10の切り欠き10aの両端部がセンサ1
1によってそれぞれ検知されたときに座標検出手段で検
出されたキャリッジの各位置座標に基づいて、キャリッ
ジを停止させる目標位置(ホームポジション)の座標を
演算する演算手段としてのCPU(不図示)とが備えら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンコーダとエン
コーダセンサとを用いてキャリッジの位置を制御する画
像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、リニアエンコーダを用いてキャ
リッジの位置制御を行う、従来のインクジェット記録装
置の構成を示す斜視図である。
【0003】図5に示す従来の記録装置には、ノズルか
らインク滴を吐出して記録媒体に画像を記録するインク
ジェット記録ヘッド(不図示)を搭載するキャリッジ1
21が、2本のガイドレール125a,125bに対し
て摺動可能に備えられている。キャリッジ121の背面
側にはタイミングベルト141の一部が固定されてお
り、そのタイミングベルト141は、2つのプーリ14
0a,140bによってガイドレール125a,125
bに沿って張設されている。これにより、プーリ140
aを駆動するモータ124を正逆方向に回転させること
によってタイミングベルト141が駆動されて、キャリ
ッジ121がガイドレール125a,125bに沿って
往復走査する。
【0004】リニアエンコーダ123は、その長さ方向
に、透明部分と黒色部分とが交互に配されている。リニ
アエンコーダセンサ122は透過型の光学式センサであ
り、リニアエンコーダ123を走査することで、パルス
信号を生成する。このリニアエンコーダ123およびリ
ニアエンコーダセンサ122により、キャリッジ走査方
向におけるキャリッジ121の位置座標を検出する座標
検出手段が構成されている。
【0005】キャップ128は、記録装置本体に設けら
れ、図の上下方向に移動可能に構成されており、キャリ
ッジ121に搭載された記録ヘッドを覆ってそのノズル
の乾燥を防ぐとともに、ノズル内でのインク詰まりの発
生を防止するための吸引動作を行うものである。
【0006】ホームポジションセンサ111は、キャリ
ッジ121がキャップ128の上方の位置(ホームポジ
ション)まで移動したことを検知するための遮光型の光
センサであり、記録装置本体に固定されている。センサ
111は、側方から見ると凹字型に形成されており、こ
の凹字型の両方の壁部の内側にはそれぞれ発光素子と受
光素子が備えられている。そのため、移動するキャリッ
ジ121に取り付けられたセンサフラグ126が、凹字
型のホームポジションセンサ111の中央の溝部を通過
すると、発光素子と受光素子との間の光が遮られる。こ
のとき、ホームポジションセンサ111が光の遮断を検
知することにより、キャリッジ121がホームポジショ
ンにあることが検知される。
【0007】キャリッジ121は必要に応じてホームポ
ジションに停止され、キャップ128によって記録ヘッ
ドに対するキャッピング動作が行われる。なお、記録装
置の電源投入時にはキャリッジ121の位置が不定であ
るため、このキャッピング動作を行う際には、ホームポ
ジションセンサ111を利用した上記のホームポジショ
ン検知動作を、必ず1度は行う必要がある。
【0008】なお、図5には示されていないが、記録装
置は、記録媒体をキャリッジ121の走査方向に対して
交差する方向(例えば直交方向)に搬送する搬送手段を
備えていてもよい。
【0009】図6は、図5に示した従来の記録装置のブ
ロック図である。
【0010】図5に示した記録装置は、上記に説明した
構成に加えて、モータ124の制御を司るモータ制御部
131と、記録動作等を司る記録制御部132とを有し
ている。モータ制御部131は、エンコーダセンサ12
2から送られてきたパルス信号により、モータ124の
ロータ位置や速度を制御する。また、記録制御部132
は、記録制御用のCPU(中央演算装置)133、RA
M(ランダム・アクセス・メモリ)134、および記録
制御用のプログラムを記憶したROM(リード・オンリ
ー・メモリ)135を有し、モータ制御部131へモー
タ124の動作指示を行う。
【0011】次に、図7および図8を参照して、キャリ
ッジ121がホームポジションに位置しているかを検知
する動作を説明する。図7は、従来技術により、キャリ
ッジがホームポジションに位置しているかを検知する動
作を説明するための図であり、図8は、この検知動作を
説明するためのフローチャートである。
【0012】キャリッジ121(図5参照)がホームポ
ジションに位置しているかを検知する動作においては、
まず、ホームポジションセンサ111がセンサフラグ1
26を検知しているかを確認する(ステップ101)。
ここで、センサフラグ126を検知している場合は、キ
ャリッジ121がホームポジション付近にある場合なの
で、ステップ102に進み、そうでなければ、ステップ
103に進む。
【0013】ステップ102では、センサフラグ126
がホームポジションセンサ111から離れるような規定
量だけキャリッジ121を図示左側に移動し、ステップ
104に進む。一方、ステップ103では、キャリッジ
121を図示右側に移動させ、ステップ104に進む。
【0014】ステップ104では、センサフラグ126
がホームポジションセンサ111に到達するのを待ち、
ホームポジションセンサ111がセンサフラグ126を
検知したら、ステップ105に進む。
【0015】ステップ105では、モータ124の駆動
を停止し、キャリッジ121の移動を終了する。
【0016】なお、図7(A)は、ステップ104のと
きの、センサフラグ126とホームポジションセンサ1
11との位置関係を示している。上述のようにホームポ
ジションセンサ111は遮光型の光学センサであり、凹
字型の両方の壁部の内側のセンサ中央位置S0にはスリ
ット111aが形成されている。各壁部のスリット11
1a内には、上述した発光素子と受光素子とがそれぞれ
配置されている。そのため、キャリッジ121は、セン
サフラグ126が2つのスリット111aの間を通過し
て光を遮ったときに、ホームポジションにあるものとし
て検知される。
【0017】また、図7(B)は、ステップ105の後
のセンサフラグ126とホームポジションセンサ111
との位置関係を示している。このとき、キャリッジ12
1は、センサフラグ126がホームポジションセンサ1
11により検知された位置S1で停止している。この位
置S1が、キャリッジ121のホームポジションであ
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホーム
ポジションセンサ111は、遮光型光学センサであるた
めに、センサフラグ126の検知位置にセンサ111の
スリット111’の幅程度の誤差(例えば約±0.2m
m)を含む。この誤差は、センサ111の発光素子の発
光量や受光素子の感度等に起因して生じるものであるた
め、センサ111の個体毎に異なる。
【0019】図7(C)は、センサ111の検知位置に
誤差を含む場合に、図8のステップ105の後にキャリ
ッジ121(図5参照)を停止したときの、センサ11
1とセンサフラグ126との位置関係を示す図である。
図7(B)に示す正確な検出位置S1と、図7(C)に
示す誤差を含む検出位置S2との差が、センサ111に
よるセンサフラグ126の検知位置の誤差である。
【0020】キャリッジ126に搭載された記録ヘッド
に対してキャップ128によって吸引回復動作を行う際
には、記録ヘッドのインク吐出口面とキャップ128と
を精度良く位置合わせしなければならない。そのため、
センサ111による検知位置が誤差を有するためにキャ
リッジ121が正確なホームポジションに停止されない
と、記録ヘッドのインク吐出口面に対してキャップ12
8を正しく位置合わせすることができず、吸引回復動作
を良好に行うことができない。
【0021】そこで本発明は、検知手段の有する検知誤
差の程度にかかわらず、キャリッジを目標位置に正確に
移動させることができる記録装置を提供することを目的
とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の記録装置は、被検知部を備え、駆動手段に
よって所定の方向に走査されるキャリッジと、前記キャ
リッジが走査されている間に、該被検知部の被検知領域
の、前記走査方向における両端部を検知する検知手段
と、前記走査方向における前記キャリッジの位置座標を
検出する座標検出手段と、前記被検知部の前記被検知領
域の両端部が該検知手段によってそれぞれ検知されたと
きに前記座標検出手段で検出された前記キャリッジの各
位置座標に基づいて、前記キャリッジを停止させる目標
位置の座標を演算する演算手段と、を有する。
【0023】検知手段が、検知を行う方向に応じて生じ
る方向が異なるがその大きさは同じである検知誤差を有
するものである場合には、被検知部の被検知領域の両端
部を検知したときのキャリッジの各位置座標は、互いに
符号が逆であるが大きさは同じである誤差を含んでい
る。したがって、演算手段によってこれらの位置座標か
ら誤差を取り除くように演算することにより、検知手段
が有する検知誤差の大小にかかわらず、得られる目標位
置の座標は一定となる。そのため、キャリッジをこの目
標位置座標に移動させることにより、キャリッジを目標
位置に正確に移動させることが可能になる。
【0024】また、前記被検知部の被検知領域は前記被
検知部に設けられた切り欠き部からなり、前記検知手段
は遮光型の光センサからなる構成としてもよい。
【0025】さらに、前記演算手段は、前記キャリッジ
の前記各位置座標の相加平均によって前記目標位置の座
標を演算するように構成されていてもよい。上記のよう
に、検出されたキャリッジの各位置座標は、互いに符号
が逆であるが大きさは同じである誤差を含むので、これ
らの位置座標の相加平均を求めることにより、各位置座
標が含む誤差を相殺することができる。
【0026】また、前記キャリッジは記録媒体に画像を
記録する記録ヘッドが搭載されるように構成されている
とともに、前記記録媒体を前記キャリッジの前記走査方
向に対して交差する方向に搬送する搬送手段を備えてい
る構成としてもよい。
【0027】さらに、前記記録ヘッドは、ノズルから前
記記録媒体にインク滴を吐出して記録を行うインクジェ
ット記録ヘッドである構成としてもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0029】図1は、本発明の記録装置の一実施形態に
より、キャリッジをホームポジションに移動させる動作
を説明するための図である。図2は、本発明の記録装置
の一実施形態のブロック図である。
【0030】図1に示すように、本実施形態におけるセ
ンサフラグ10は、キャリッジの走査方向に沿って長さ
Lの切り欠き部10aが形成されている。そして、検知
手段としてのホームポジションセンサ11は、キャリッ
ジの走査方向における切り欠き10aの両端部を検知す
る。切り欠き部10aは、ホームポジションセンサ11
による被検知領域を成す。なお、本実施形態において、
キャリッジのホームポジション位置は、センサフラグ1
0の切り欠き10aの中央部L0がホームポジションセ
ンサ11の中央部S0にある位置である。
【0031】さらに、図2に示すように、本実施形態の
記録装置は、エンコーダセンサ22から送られてくるパ
ルス信号をカウントし、モータ24の動作中も含め、キ
ャリッジの位置座標を常時読み出すことができるエンコ
ーダ座標検出部36が備えられている。
【0032】なお、本実施形態の記録装置のその他の構
成は、特に説明する場合を除き、図5および図6を参照
して説明した従来の記録装置と同様であるので、図示お
よび説明は省略する。
【0033】図3は、本発明の記録装置において、キャ
リッジをホームポジションに移動させる動作を説明する
ためのフローチャートである。
【0034】次に、図1から図3を参照して、キャリッ
ジをホームポジションに移動させる動作を説明する。な
お、以下の説明では、センサフラグ10がホームポジシ
ョンセンサ11の検知光を遮るときを検知状態(オン状
態)とし、センサフラグ10によってセンサ11の検知
光が遮られていないときを非検知状態(オフ状態)とす
る。
【0035】キャリッジをホームポジションに移動させ
る動作においては、まず、ホームポジションセンサ11
がセンサフラグ10を検知しているか(オン状態か)を
確認する(ステップ1)。ここで、センサフラグ10を
検知している場合は、キャリッジがホームポジション付
近にある場合なので、ステップ2に進み、そうでなけれ
ば、ステップ3に進む。ステップ2では、センサフラグ
10がホームポジションセンサ11から離れるような規
定量だけキャリッジを図示左側(図1参照)に移動し、
ステップ3に進む。
【0036】図1(A)は、ステップ3を開始する時
の、センサフラグ10とホームポジションセンサ11と
の位置関係を示している。ステップ3では図示右方向に
キャリッジの移動を開始し、ステップ4に進む。
【0037】ステップ4では、センサフラグ10がホー
ムポジションセンサ11に到達するのを待ち、ホームポ
ジションセンサ11がセンサフラグ10を検知するとホ
ームポジションセンサ11はオン状態になり、このオン
状態が検知されたらステップ5に進む。ステップ5で
は、ホームポジションセンサ11は、センサフラグ11
の切り欠き10aを検知したときに再びオフ状態とな
り、このオフ状態が検知されたらステップ6に進む。
【0038】図1(B)は、ステップ6のときのセンサ
フラグ10とホームポジションセンサ11との位置関係
を示している。ステップ6のときには、ホームポジショ
ンセンサ11はセンサフラグ11の切り欠き10aの図
示右側の端部を検知する。ステップ6では、記録制御部
32によってエンコーダ座標検出部36の値が読み出さ
れ、その値が位置座標“B_POS”として記録制御部
32のRAM34に記憶されて、ステップ7に進む。ス
テップ7では、ホームポジションセンサ11がセンサフ
ラグ10によって再び遮光されたときにオン状態とな
り、このオン状態が検知されたらステップ8に進む。
【0039】図1(C)は、ステップ8のときのセンサ
フラグ10とホームポジションセンサ11との位置関係
を示している。ステップ8のときには、ホームポジショ
ンセンサ11はセンサフラグ11の切り欠き10aの図
示左側の端部を検知する。ステップ8では、記録制御部
32によってエンコーダ座標検出部36の値が読み出さ
れ、位置座標“C_POS”として記録制御部32のR
AM34に記憶されて、ステップ9に進む。ステップ9
では、モータ24が停止されて、ステップ10に進む。
ステップ10では、先にRAM34に記憶された位置座
標“B_POS”および“C_POS”から、記録制御
部32のCPU33により下記の式(1)でホームポジ
ション座標“HP_POS”が演算される。このとき、
CPU33は、ホームポジション座標を演算するための
演算手段として機能する。
【0040】 HP_POS=1/2(C_POS−B_POS) ・・・式(1) ここで、センサフラグ10の位置座標“B_POS”お
よび“C_POS”と、これらから求められるホームポ
ジション座標“HP_POS”との関係について説明す
る。
【0041】図4(A)は、検知位置精度が異なるセン
サ11を用いて、センサフラグ10の切り欠き10aの
両端を検知している状態を示している。同図(i)に示
すセンサ11は検知位置精度が比較的低いものであり、
センサフラグ10の切り欠き10aの端部がセンサ11
のスリット11aのほぼ中央部と重なるときに、この切
り欠き10aの端部がセンサ11によって検知される
(同図(B0)および(C0)参照)。一方、同図(i
i)に示すセンサ11は、検知位置精度が比較的高いも
のであり、わずかでも光を感知すると「オフ状態」とな
る。そのため、センサフラグ10の切り欠き10aの端
部がセンサ11のスリット11aと僅かに重なるとき
に、切り欠き10aの端部がセンサ11によって検知さ
れる(同図(B1)および(C1)参照)。
【0042】上述したように、ホームポジションセンサ
11は、通常、センサフラグ10の検知位置に誤差を含
む。しかし、この誤差の要因となるのは、センサ11の
発光素子の発光量や受光素子の感度のばらつきであるた
め、その誤差はセンサ11の中心部に対して左右対称に
同じ大きさに発生する。つまり、センサフラグ10がセ
ンサ11に対して図示右方向に通過するときと、図示左
方向に通過するときとでは、検知位置の誤差が生じる方
向が異なるものの、その誤差の大きさ自体は同じとな
る。
【0043】そのため、式(1)のように、切り欠き1
0aの両端の位置座標“B_POS”および“C_PO
S”の相加平均からその中間のホームポジション座標
“HP_POS”を求めることにより、各位置座標“B
_POS”および“C_POS”が有する誤差が相殺さ
れて消去される(図4(B)参照)。その結果、センサ
11毎に誤差が異なっても、このホームポジション座標
“HP_POS”はいずれも同じになる。このように、
ホームポジション座標“HP_POS”は、センサ11
が有する誤差の大小にかかわらず、一定の値となる。
【0044】次に、図3に示すステップ11において、
モータ制御部31によってモータ24を制御し、キャリ
ッジがステップ10で演算して得られたホームポジショ
ン“HP_POS”に位置するまで、キャリッジに移動
させる。これにより、図1(D)に示すように、センサ
フラグ10の切り欠き10aの中央部L0とホームポジ
ションセンサ11の中央部S0との位置を一定して一致
させることができ、キャリッジとキャップとの位置合わ
せを精度良く安定して行うことが可能になる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録装置
は、被検知部の被検知領域の両端部が検知手段によって
それぞれ検知されたときに座標検出手段で検出されたキ
ャリッジの各位置座標に基づいて、キャリッジを停止さ
せる目標位置の座標を演算するように構成されているの
で、検知手段の有する検知誤差の程度にかかわらず、キ
ャリッジを目標位置に正確に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置において、キャリッジをホー
ムポジションに移動させる動作を説明するための図であ
る。
【図2】本発明の記録装置の一実施形態のブロック図で
ある。
【図3】本発明の記録装置において、キャリッジをホー
ムポジションに移動させる動作を説明するためフローチ
ャートである。
【図4】センサフラグの位置座標“B_POS”および
“C_POS”と、これらから求められるホームポジシ
ョン座標“HP_POS”との関係を説明するための図
である。
【図5】リニアエンコーダを用いてキャリッジの位置制
御を行う、従来のインクジェット記録装置の構成を示す
斜視図である。
【図6】図5に示した従来の記録装置のブロック図であ
る。
【図7】従来技術により、キャリッジがホームポジショ
ンに位置しているかを検知する動作を説明するための図
である。
【図8】従来技術により、キャリッジがホームポジショ
ンに位置しているかを検知する動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 センサフラグ 10a 切り欠き 11 ホームポジションセンサ 11a スリット 22 エンコーダセンサ 24 モータ 31 モータ制御部 32 記録制御部 33 CPU 34 RAM 35 ROM 36 エンコーダ座標検出部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検知部を備え、駆動手段によって所定
    の方向に走査されるキャリッジと、 前記キャリッジが走査されている間に、該被検知部の被
    検知領域の、前記走査方向における両端部を検知する検
    知手段と、 前記走査方向における前記キャリッジの位置座標を検出
    する座標検出手段と、 前記被検知部の前記被検知領域の両端部が該検知手段に
    よってそれぞれ検知されたときに前記座標検出手段で検
    出された前記キャリッジの各位置座標に基づいて、前記
    キャリッジを停止させる目標位置の座標を演算する演算
    手段と、 を有する記録装置。
  2. 【請求項2】 前記被検知部の被検知領域は前記被検知
    部に設けられた切り欠き部からなり、前記検知手段は遮
    光型の光センサからなる、請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は、前記キャリッジの前記
    各位置座標の相加平均によって前記目標位置の座標を演
    算するように構成されている、請求項1または2に記載
    の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記キャリッジは記録媒体に画像を記録
    する記録ヘッドが搭載されるように構成されているとと
    もに、前記記録媒体を前記キャリッジの前記走査方向に
    対して交差する方向に搬送する搬送手段を備えている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録ヘッドは、ノズルから前記記録
    媒体にインク滴を吐出して記録を行うインクジェット記
    録ヘッドである、請求項4に記載の記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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