JP2002307371A - 作業用ロボット - Google Patents

作業用ロボット

Info

Publication number
JP2002307371A
JP2002307371A JP2001153194A JP2001153194A JP2002307371A JP 2002307371 A JP2002307371 A JP 2002307371A JP 2001153194 A JP2001153194 A JP 2001153194A JP 2001153194 A JP2001153194 A JP 2001153194A JP 2002307371 A JP2002307371 A JP 2002307371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
robot
working
work
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001153194A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Seki
英男 関
Jiro Kurita
次郎 栗田
Atsushi Nakajima
篤志 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2001153194A priority Critical patent/JP2002307371A/ja
Publication of JP2002307371A publication Critical patent/JP2002307371A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業用ロボットのアームにカメラを取り付け
て、そのカメラによって撮影した作業部分の画像にもと
づいて作業状況を監視するに際して、作業状態に応じて
カメラの撮影面を適宜回動させることにより、常に作業
部分を撮影した画像の天地が実際の重力の方向と一致す
るように画面に映し出すことができるようにする。 【構成】 作業用ロボットのアーム部分にカメラハウジ
ングを一体的に取り付け、そのハウジング内に撮影面を
自在に回動できるようにカメラを収納するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業部分をカメラによ
って撮影した画像によって作業状況を監視するようにし
た作業ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、搬送されてくる被溶接
部材に対して自動的に溶接を行う溶接ロボットや被シー
リング部材に対して所定のシーリングを行うシーラロボ
ットなどにあっては、その溶接やシーリング状態の良否
判定を行うために、作業部分をロボットのアーム部分に
設置したカメラによって撮影し、その撮影画像をモニタ
ーに映し出すことによって作業状況を監視するようにし
ている。
【0003】従来、この種の作業用ロボットにあって
は、その自在な動きをもったアーム部分に監視用のカメ
ラを固定して取り付けるようにしており、アームの作業
状態によってはその作業部分を撮影するカメラの撮影面
の向きが不適切となって、画面に映し出される撮影画像
の天地がわからなくなって、作業状況が把握しにくいも
のになっている。
【0004】図4はシーラロボットによって垂直に立て
られた2枚の重ね合せた鋼板51,52間をシーリング
する場合を示しており、ロボットアーム1側にそのシー
リングの作業部分を撮影するカメラ3が固定して取り付
けられている。図中、2はシーリング用のノズルであ
る。
【0005】このようなシーリングの作業状態では、そ
のときの画面に映し出されるカメラ3による撮影画像が
図5に示すようになり、画面の天地と撮影画像中におけ
る重力Gの方向とが一致せず、シーラ樹脂のたれaの状
態がわかりにくくなっている。
【0006】同様のことは溶接ロボットの場合にも生
じ、溶融部の重力によるたれの状態が把握しにくいもの
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、作業用ロボットの自在な動きをもったアーム部分
に監視用のカメラを固定して取り付けるのでは、アーム
の作業状態によってはその作業部分を撮影するカメラの
撮影面の向きが不適切となって、画面に映し出される撮
影画像の天地がわからなくなって、作業状況が把握しに
くいものになっていることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、作業用ロボッ
トの自在な動きをもったアーム部分に取り付けたカメラ
による撮影画像を画面に映し出してその作業状況の監視
を行わせるに際して、アームの作業状態の如何にかかわ
らず、画面に映し出される撮影画像の天地と実際の重力
方向とが一致するようにカメラの撮影面を修正できるよ
うにするべく、アーム部分にカメラハウジングを一体的
に取り付け、そのハウジング内に撮影面が自在に回動で
きるようにカメラを収納させるようにしている。
【0009】
【実施例】本発明は、例えば、図1に示すように、自在
な動きをもったロボットアーム1側に取り付けたカメラ
3による撮影画像を画面に映し出して作業状況の監視を
行わせるようにした作業用ロボットにあって、アーム1
側にカメラハウジング4を一体的に取り付け、そのハウ
ジング4内に撮影面を回動できるようにカメラ3を回動
自在に収納させるようにしている。
【0010】ここでは、シーラロボットにより垂直に立
てられた2枚の重ね合せた鋼板51,52間をシーリン
グする場合を示している。図中、2はシーリング用のノ
ズルである。
【0011】カメラ3としては、シーリングの場合には
CCDカメラが用いられるが、レーザ溶接などにおける
高輝度の溶融池と低輝度のビード部とを同時に撮影する
ような場合には、対数出力特性をもったダイナミックレ
ンジの広いCMOSカメラが用いられる。
【0012】図2は、カメラハウジング4およびそのハ
ウジング4内に撮影面を回動できるように収納されるカ
メラ3の具体的な構成例を示している。
【0013】カメラハウジング4のハウジング本体41
は円筒状に形成されており、その側面にロボットアーム
1側への取付面42が一体的に設けられている。
【0014】そして、その円筒状のハウジング本体41
の内部に、カメラ3の筒体部分が同軸状に回動できるよ
うに嵌め込まれる。
【0015】ここでは、手動によって任意の回動位置に
カメラ3を位置決めする位置決め機構として、ネジによ
ってハウジング本体41に対してカメラ3を任意の回動
位置で固定することができるようにしている。
【0016】その場合、ハウジング本体41にはその周
面にネジのガイド溝6が周方向に形成されているととも
に、その溝6に対応するカメラ3の筒体部分の3箇所
(少なくとも1箇所)にネジ孔7が穿設されており、図
示しないネジを緩めた状態でガイド溝6に沿ってカメラ
3を回動させて、所望の位置でネジを締め付けてカメラ
3を固定する。なお、ネジのガイド溝6は、カメラ3を
180°回動させることができるような長さを有してい
る。
【0017】したがって、図1に示すように、シーラロ
ボットにより垂直に立てられた2枚の重ね合せた鋼板5
1,52間をシーリングするような場合に、ロボットア
ーム1側に取り付けられたカメラ3の回動位置を選ぶこ
とによって、図3に示すように、シーリングの作業部分
を撮影した画像の天地が実際の重力Gの方向と一致する
ように画面に映し出すことができる。そのため、シーラ
樹脂のたれaの状態がわかりやすくなるなど、シーリン
グの作業状況の把握を容易に行うことができるようにな
る。
【0018】また、ロボットアーム1の動きに応じて、
常に作業部分を撮影した画像の天地が実際の重力Gの方
向と一致するように画面に映し出すことができるよう
に、カメラ3を自動的に回動させるようにすることも可
能である。
【0019】例えば、特に図示しないが、カメラ3の筒
体部における周面の一部に重錘を設けて、その重錘の作
用によってカメラ3の撮影面の天地が常に重力方向にな
るように、カメラ3をロボットアーム1の動きに追従し
て自動的に回動させるようにする。
【0020】その場合、重錘によるカメラ3の回動を安
定させるために、カメラハウジング4のハウジング本体
41の内部にダンパー用のオイルを封入するなど、適宜
ダンパ機構を設けるようにすればよい。
【0021】また、カメラハウジング4部分に重力方向
を検知する重力センサを設けるとともに、カメラ3を回
動させるモータ駆動機構をカメラハウジング4内に設け
て、重力センサの出力に応じてカメラ3による撮影面の
天地が常に重力方向と一致するようにモータの駆動制御
を行わせる制御手段を設けるようにすれば、ロボットア
ーム1の動きに追従してカメラ3を高精度に回動させる
ことができるようになる。
【0022】また、カメラ3を回動させるモータ駆動機
構をカメラハウジング4内に設けるとともに、オペレー
タのスイッチ操作による入力指令に応じてモータの駆動
制御を行わせる制御手段を設けて、オペレータのスイッ
チ操作によってカメラ3の回動を自在に行わせるように
することも可能である。
【0023】さらに、作業用ロボット全体の駆動制御を
行うECUの制御下において、ロボットアーム1を駆動
する制御信号に応じて、カメラ3による撮影面の天地が
常に重力方向と一致するように、カメラ3を回動させる
モータ駆動機構におけるモータの駆動を行わせるように
することも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上、本発明にあっては、作業用ロボッ
トのアームにカメラを取り付けて、そのカメラによって
撮影した作業部分の画像にもとづいて作業状況を監視す
るに際して、アーム部分にカメラハウジングを一体的に
取り付け、そのハウジング内に撮影面を自在に回動でき
るようにカメラを収納したもので、自在な動きをもった
アームの作業状態の如何にかかわらず、そのときの作業
状態に応じてカメラの撮影面を適宜回動させることによ
り、常に作業部分を撮影した画像の天地が実際の重力の
方向と一致するように画面に映し出すことができ、作業
状況の把握を容易になすことができるという利点を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による作業ロボットによる作業状態の一
例を示すロボットアーム部分の斜視図である。
【図2】本発明の作業ロボットに取り付けられるカメラ
ハウジングおよびそのハウジング内に撮影面を回動でき
るように収納されるカメラの具体的な構成例を示す斜視
図である。
【図3】本発明の作業用ロボットのカメラによりシーリ
ングの作業部分を撮影した画像の天地が実際の重力の方
向と一致するように画面に映し出した状態の一例を示す
図である。
【図4】従来の作業ロボットによる作業状態の一例を示
すロボットアーム部分の斜視図である。
【図5】従来の作業用ロボットのカメラによりシーリン
グの作業部分を撮影した画像を画面に映し出した状態の
一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ロボットアーム 2 シーリング用ノズル 3 カメラ 4 カメラハウジング 6 ネジのガイド溝 7 ネジ孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 篤志 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3C007 AS13 KS00 KS20 KT00 KT01 KT05 KT18 MT01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業用ロボットのアームにカメラを取り
    付けて、そのカメラによって撮影した作業部分の画像に
    もとづいて作業状況を監視するようにした作業用ロボッ
    トにおいて、アーム部分にカメラハウジングを一体的に
    取り付け、そのハウジング内に撮影面を回動できるよう
    にカメラを収納したことを特徴とする作業用ロボット。
  2. 【請求項2】 手動によって任意の回動位置にカメラを
    位置決めする位置決め機構を設けたことを特徴とする請
    求項1の記載による作業用ロボット。
  3. 【請求項3】 カメラに重錘を設けて、カメラの撮影面
    の天地が常に重力方向になるようにカメラを自動的に回
    動させるようにしたことを特徴とする請求項1の記載に
    よる作業用ロボット。
  4. 【請求項4】 重錘によるカメラの回動を安定させるダ
    ンパ機構を設けたことを特徴とする請求項3の記載によ
    る作業用ロボット。
  5. 【請求項5】 カメラハウジング部分に重力センサを設
    けるとともに、カメラを回動させる駆動用モータをカメ
    ラハウジングに設けて、重力センサの出力に応じてカメ
    ラによる撮影面の天地が常に重力方向と一致するように
    モータの駆動制御を行わせる制御手段を設けたことを特
    徴とする請求項1の記載による作業用ロボット。
JP2001153194A 2001-04-13 2001-04-13 作業用ロボット Pending JP2002307371A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001153194A JP2002307371A (ja) 2001-04-13 2001-04-13 作業用ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001153194A JP2002307371A (ja) 2001-04-13 2001-04-13 作業用ロボット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002307371A true JP2002307371A (ja) 2002-10-23

Family

ID=18997742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001153194A Pending JP2002307371A (ja) 2001-04-13 2001-04-13 作業用ロボット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002307371A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011000703A (ja) * 2009-05-19 2011-01-06 Canon Inc カメラ付きマニピュレータ
JP2011230263A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Seiko Epson Corp 把持ロボットおよび把持方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011000703A (ja) * 2009-05-19 2011-01-06 Canon Inc カメラ付きマニピュレータ
JP2011230263A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Seiko Epson Corp 把持ロボットおよび把持方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4977419B2 (ja) 監視カメラ
JP2007096493A (ja) 撮影装置
KR102199207B1 (ko) 다관절로봇의 모션제어를 이용한 티그 로봇용접시스템
JP2006325070A (ja) 監視カメラ装置及びそのチルト動作端設定方法
JP2002307371A (ja) 作業用ロボット
KR101866794B1 (ko) 자동 개폐식 센서커버를 구비한 용접로봇 및 용접로봇의 센서커버 자동 개폐 방법
CN107107823A (zh) 显示控制装置及显示系统
JPH09322021A (ja) 画像入力装置
CN109151264B (zh) 摄像机罩装置、监控摄像机系统以及机器人系统
JP5176331B2 (ja) 撮像装置及びスポット溶接ロボットシステム
JP2001121458A (ja) ロボットコントローラ
CN111823471B (zh) 空腔自动发泡视觉定位装置及自动发泡方法
CN219684357U (zh) 自动焊接装置及焊接设备
JPS60134671A (ja) ビデオカメラ
CN218896376U (zh) 一种双段式管道焊缝检测机器人
JP6840267B2 (ja) 作業機
WO2022079810A1 (ja) ナットランナの制御システム
JP2005070612A (ja) 雲台装置
JP2004232702A (ja) ロボットの走行装置
KR102062924B1 (ko) 차량 카메라 제어 방법 및 이를 위한 장치
JP4469113B2 (ja) 監視方法及び監視装置
WO2023238199A1 (ja) 3次元位置情報を取得するロボット装置の制御装置およびロボット装置
JP4394618B2 (ja) 雲台カメラ装置
JP3437263B2 (ja) リモコン雲台
JP2024000327A (ja) 遠隔操作型の溶接システムの遠隔操作方法、および溶接システム