JP2001121458A - ロボットコントローラ - Google Patents

ロボットコントローラ

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JP2001121458A
JP2001121458A JP30093599A JP30093599A JP2001121458A JP 2001121458 A JP2001121458 A JP 2001121458A JP 30093599 A JP30093599 A JP 30093599A JP 30093599 A JP30093599 A JP 30093599A JP 2001121458 A JP2001121458 A JP 2001121458A
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Koji Okamoto
幸司 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚装置を組込んだものにあって、ティーチ
ングの作業性の向上を図る。 【解決手段】 ロボット本体1を制御するロボットコン
トローラ2を、コントローラ本体3に、データ転送ケー
ブル33を介してマニュアル操作等を行なうためのティ
ーチングペンダント4を接続して構成する。ロボット本
体1の手先部に、ワークW等を撮影するためのCCDカ
メラ13を設ける。ティーチングペンダント4に、タッ
チパネル22を有するディスプレイ21を設けると共
に、その周囲部に各種のキー23〜28を設けてキー操
作部を構成する。コントローラ本体3に、ディスプレイ
21に表示する表示画像信号を生成する制御回路を設
け、またCCDカメラ13の入力映像信号を処理する画
像処理部を設ける。制御回路は、画像処理部により処理
されたモニタ映像信号を表示画像信号に合成し、もって
ディスプレイ21にモニタ映像を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボット本体を動
作制御するコントローラ本体に、携帯可能なティーチン
グペンダントを接続するようにしたロボットコントロー
ラに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば部品の組付け作
業等を行なうロボットにおいては、例えば6軸型アーム
からなるロボット本体の各軸を制御するコントローラ本
体に、ティーチングペンダントを接続して構成されてい
る。前記ティーチングペンダントは、ティーチング用の
画面やロボット本体の動作状態を示す画面などを表示す
るための表示部や、前記ロボット本体をマニュアル操作
により動作させたり各種の教示(入力)操作を行なうた
めのキー操作部を備え、作業者が携帯して操作できる程
度のハンディな装置として構成されている。
【0003】また、近年、この種のロボットにあって
は、作業の質の向上などを図るために、視覚装置を組込
むことが行なわれている。この視覚装置は、例えば前記
ロボット本体のアームの先端部にCCDカメラを装着す
ると共に、そのCCDカメラからの入力映像信号を処理
する画像処理ボードをコントローラ本体に組込み、前記
CCDカメラによる撮影画像からワークの位置や姿勢、
種類等を検出するものであった。さらに、このとき、前
記CCDカメラのモニタ映像を表示するモニタ装置が設
けられる。
【0004】ところで、上述のような視覚装置を組込ん
だものにあっては、作業者が、ティーチングペンダント
によりロボット本体をマニュアル操作してティーチング
を行なうにあたって、実際のロボット本体を見ると共
に、モニタ装置に表示されるモニタ映像をチェックしな
がら、高精度なマニュアル操作を行なおうとする場合が
ある。
【0005】しかしながら、従来のものでは、モニタ装
置は固定した位置に設けられるので、モニタ装置の画面
を見るためには作業者が任意の位置に自由に動くことが
できない制限が生じ、ティーチングの作業性に劣るもの
となっていた。この場合、マニュアル操作に適した位置
でティーチングペンダントを操作しようとすれば、モニ
タ装置の画面を見てチェックする作業者と、ティーチン
グペンダントを操作する作業者との2人の作業者が必要
となる場合も生ずる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、視覚装置を組込んだものにあって、テ
ィーチングの作業性の向上を図ることができるロボット
コントローラを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のロボ
ットコントローラは、撮像装置により取込まれたモニタ
映像を、ティーチングペンダントのディスプレイに表示
させることを可能としたところに特徴を有する。これに
よれば、作業者は、ティーチングペンダントのディスプ
レイに表示されたモニタ映像を見ながら、ティーチング
ペンダントを操作してティーチング作業を行なうことが
でき、このとき、ティーチングペンダントは自在に持ち
運びできるので、作業者が作業しやすい任意の位置でモ
ニタ映像を見ながらマニュアル操作を行なうことができ
るようになる。
【0008】この結果、請求項1の発明によれば、固定
されたモニタ装置の画面を見る場合と比べて、ティーチ
ングの作業性を飛躍的に向上させることができるという
優れた効果を奏する。また、別途のモニタ装置を不要と
することもできるので、安価に済ませることが可能とな
る。さらには、例えばディスプレイに表示されたモニタ
映像上に作業者がポイントを指定して、そのポイントに
基づいてロボット本体を動作させたりロボット本体の姿
勢を制御させたりする等、ティーチングペンダントを用
いて画像処理を利用したティーチング等を行なうことも
可能となる。
【0009】この場合、コントローラ本体側の画像生成
手段によりティーチングペンダントのディスプレイに通
常時に表示する表示画像信号を生成する構成とすると共
に、コントローラ本体に、撮像装置からの入力映像信号
を処理する画像処理手段と、処理されたモニタ映像信号
を前記表示画像信号に合成する合成手段とを設ける構成
とすることができる(請求項2の発明)。
【0010】これによれば、ティーチングペンダントの
ディスプレイの表示をコントローラ本体側が制御するの
で、ティーチングペンダント側にて表示画像信号を生成
する場合と異なり、ティーチングペンダント側のCPU
を高能力とせずとも済むと共に、回路構成も簡単とな
り、ティーチングペンダントの小形化、軽量化を図るこ
とができる。そして、モニタ映像をディスプレイに表示
させる際の、コントローラ本体内でのデータの取扱いや
処理が簡単となると共に、モニタ映像信号を含む表示画
像信号をデータ転送ケーブルにより転送することができ
るので、それらモニタ映像信号と表示画像信号とを別途
にティーチングペンダントに入力する場合と異なり、全
体の構成も簡単に済ませることができる。
【0011】また、ティーチングペンダントのディスプ
レイのタッチパネル上に、モニタ映像に関する各種の指
示を行なうための操作キーを構成するようにしても良い
(請求項3の発明)。これによれば、モニタ映像の表示
時には、そのモニタ映像に関する操作キーをタッチパネ
ル上に設けることによって、作業者のキー操作が容易と
なって作業性が向上し、また、ティーチングペンダント
におけるメカ的なキー構成も複雑となることはない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を組立用の多関節型
ロボットに適用した一実施例について、図面を参照しな
がら説明する。図1は、組立用ロボットのシステムの外
観構成を概略的に示している。このシステムは、ロボッ
ト本体1と、このロボット本体1を制御する本実施例に
係るロボットコントローラ2とを備えて構成され、その
ロボットコントローラ2は、コントローラ本体3にティ
ーチングペンダント4を接続して構成されている。
【0013】前記ロボット本体1は、この場合組立用の
6軸の小形垂直多関節型ロボットとして構成されてい
る。具体的には、前記ロボット本体11は、ベース部5
上にショルダー部6を垂直軸を中心に回動(旋回)可能
に備え、そのショルダー部6の左右両端部に、図で上方
に延びる一対の下アーム部7が水平軸を中心に回動可能
に連結されており、この下アーム部7の上端部に両側か
ら挟まれるようにして、中間アーム部8の前端部が水平
軸を中心に回動可能に連結されている。
【0014】また、前記中間アーム部8の前端部には、
前方に延びる上アーム部9の後端部が同軸回転可能に連
結されており、その上アーム部9の前端側は、左右に二
又をなすように延びており、それらの間に位置してリス
ト部10が水平軸を中心に回動可能に連結されている。
さらに、前記リスト部10の前端部には、円形のフラン
ジ部11が同軸回転可能に連結され、そのフランジ部1
1に、ワークWを把持するためのハンド12が取付けら
れている。尚、図示はしないが、このロボット本体1内
には、各軸を駆動するためのサーボモータが組込まれて
いる。また、前記ワークWは、例えば立方体形状をな
し、パレットP内に複数個(1個のみ図示)が収容され
て供給されるようになっている。
【0015】そして、前記フランジ部11には、例えば
パレットP内のワークWを撮影するための撮像装置とし
ての例えばCCDカメラ13が取付けられている。この
CCDカメラ13は、リング状の照明装置14を有して
構成されている。このロボット本体1は、前記コントロ
ーラ本体3とケーブル15を介して接続され、前記各軸
のサーボモータがこのコントローラ本体3(サーボ制御
部16)により制御されるようになっていると共に、C
CDカメラ13の入力映像信号がコントローラ本体3
(後述する画像処理部)に与えられるようになってい
る。
【0016】前記コントローラ本体3は、図2に示すよ
うに、制御回路17及びサーボ制御部16を備えてい
る。前記制御回路17は、CPU17a,ROM17
b,RAM17cを含んだマイコンを主体として構成さ
れ、予め記憶された動作プログラムや、後述するティー
チングペンダント4により設定された教示データ等に従
って、サーボ機構部16を介して前記ロボット本体1の
各軸を制御し、もって、ロボット本体1によるワークW
の組付け作業等を自動で実行させるようになっている。
また、作業者による前記ティーチングペンダント4の操
作に基づいて、ロボット本体1を実際に動作(マニュア
ル操作)させることができるようになっている。
【0017】さらに、このコントローラ本体3には、後
述するように、画像メモリ18や画像処理手段たる画像
処理部19が設けられると共に、前記ティーチングペン
ダント4との間での高速データ転送を行なうためのイン
タフェース20が設けられている。尚、前記画像処理部
19は、コントローラ本体3に設けられた拡張スロット
に画像処理ボードを装着することにより設けられるよう
になっている。また、このコントローラ本体3には、パ
ソコンや別途のモニタ装置等の周辺機器を接続すること
も可能とされている。
【0018】前記ティーチングペンダント4は、図1に
示すように、作業者が携帯して(手で持運んで)操作で
きる程度のコンパクトな大きさの薄形のほぼ矩形箱状に
構成されている。図3にも示すように、このティーチン
グペンダント4の表面部の中央部には、例えば比較的大
形のカラー液晶ディスプレイからなるディスプレイ(表
示部)21が設けられており、各種の画面が表示される
ようになっている。また、このディスプレイ21の表面
にはタッチパネル22が設けられている。周知のよう
に、このタッチパネル22は、ディスプレイ21に各種
のキーやアイコンが表示された状態で、作業者によって
タッチ操作されることにより、選択やコマンド入力用の
操作キーとして機能するようになっている。
【0019】さらに、図1に概略的に示すように、ティ
ーチングペンダント4の表面部には、前記ディスプレイ
21の周囲部に位置して、電源キー23、ロボット本体
1の各種の運転を指示するための複数の運転キー24、
ロボット本体1をマニュアル操作するためのマニュアル
操作キー25、複数のファンクションキー26、モード
(自動運転、マニュアル操作、ティーチチェック)の切
替を行なうためモード切替スイッチ27、回すことによ
りメニュー選択や数値の増減等を行なうためのジョグダ
イヤル28が設けられている。これにより、前記タッチ
パネル22と併せて、各種のキー入力を行なうためのキ
ー操作部29(図2参照)が設けられている。尚、緊急
時にロボット本体1を停止(電源遮断)させるための非
常停止スイッチ30も設けられている。
【0020】そして、図2に示すように、ティーチング
ペンダント4の内部には、前記ディスプレイ21の駆動
制御やキー操作部29のキー入力の検出を行なうための
マイコンを主体とした制御回路31が設けられていると
共に、前記コントローラ本体3との間での高速データ転
送を行なうためのインタフェース32が設けられてい
る。このインタフェース32と前記インタフェース20
との間は、データ転送ケーブル33により接続され、も
ってコントローラ本体3との間のデータの授受が行なわ
れるようになっている。
【0021】これにて、作業者は、ティーチングペンダ
ント4を用いてロボット本体1に対する各種の指示を行
なうことができると共に、マニュアル操作キー25を操
作してロボット本体1を実際に動かしたり、キー操作部
29を操作して各種の数値設定等を行なって教示データ
を入力する教示作業を行なうことができるようになって
いる。このとき、後述するように、前記ディスプレイ2
1には、ティーチングや画像処理に関するメニュー画
面、設定入力画面、状況表示画面等の必要な情報を表示
する各種の画面が表示されるようになっている。
【0022】さて、前記コントローラ本体3の制御回路
17は、そのソフトウエア的構成により、前記ティーチ
ングペンダント4における設定モードやキー操作部29
の操作に応じて、ティーチングペンダント4のディスプ
レイ21に表示する表示画像信号を生成する画像生成手
段として機能するようになっている。このとき、生成さ
れた表示画像信号は、前記画像メモリ18に格納され、
前記データ転送ケーブル33を介してティーチングペン
ダント4に転送される。
【0023】そして、本実施例では、ティーチングペン
ダント4のディスプレイ21に、前記ロボット本体1に
取付けられたCCDカメラ13により取込まれたモニタ
映像を表示させることが可能に構成されている。このと
き、前記コントローラ本体3に設けられた画像処理部1
9には、前記CCDカメラ13からの画像信号が入力さ
れ、必要な画像処理が行なわれるようになっている。こ
れと共に、前記制御回路17は、合成手段として機能
し、画像処理部19により処理されたモニタ映像信号
を、前記画像メモリ18上で、前記表示画像信号に合成
するようになっている。これにて、CCDカメラ13か
ら取込まれたモニタ映像信号も、前記表示画像信号と同
様に、コントローラ本体3からティーチングペンダント
4に転送され、もってディスプレイ21にモニタ映像が
表示されるようになっている。
【0024】図3は、モニタ映像(ワークWの撮影画
像)が表示されたディスプレイ21の画面を具体的に例
示している。ここで、詳しく図示はしないが、ディスプ
レイ21に画像処理に関するメニュー画面が表示された
状態で、作業者がタッチパネル15上でモニタ映像表示
の指示操作を行なうことにより、モニタ映像画面Mが、
オーバーラップ方式のウインドウ画面として表示される
ようになっている。
【0025】この場合、ディスプレイ21の最上部に
は、モード表示行が設定され、現在のモード等を示すイ
ラストや、ロボット本体1の機種、座標系設定状況、ロ
ボット本体1の動作速度(最高速度の何%か)が表示さ
れる。また、モニタ映像画面M内の右側部(タッチパネ
ル22上)には、2台のカメラ13(本実施例では1台
のみ使用)のモニタ映像を切替えるためのキーや、0〜
3の4つまでの処理画面を記憶させるためのキーが設定
される。さらに、ディスプレイ21の最下部(タッチパ
ネル22上)には、モニタ映像の更新、連続取込み、停
止等を指示するためのキーが設定される。従って、タッ
チパネル22上に、モニタ映像に関する各種の指示を行
なうための操作キーが構成されるようになっているので
ある。
【0026】これにて、作業者は、キー操作部29(タ
ッチパネル22)の操作により、必要に応じてティーチ
ングペンダント4のディスプレイ21にモニタ映像画面
Mを表示させながら、ロボット本体1のマニュアル操作
(ティーチング作業)を実行することができる。また、
ロボット本体1の自動運転時に、モニタ映像画面Mを表
示させておくこともできる。
【0027】尚、詳しい説明は省略するが、例えばディ
スプレイ21に表示されたモニタ映像上に作業者がポイ
ントを指定して、そのポイントに基づいてロボット本体
1を動作させたりロボット本体1の姿勢を制御させたり
する等、画像処理を利用したアプリケーションを実行す
ることも可能とされている。また、ロボット本体1の自
動運転時(組立作業時)には、画像処理によってワーク
Wの位置や姿勢、種類等の検出が行なわれ、それに基づ
いて位置補正等を行なうことにより、質の高い作業が行
なわれるようになっている。
【0028】次に、上記構成の作用について述べる。作
業者が、例えばティーチングペンダント4を用いてロボ
ット本体1をマニュアル操作してティーチングを行なう
にあたって、実際のロボット本体1を見ると共に、CC
Dカメラ12が取込んだモニタ映像をチェックしながら
その操作を行ないたい場合がある。そのような場合に
は、作業者は、ティーチングペンダント4のキー操作
(タッチパネル22のタッチ操作)により、図3に示す
ように、ディスプレイ21にモニタ映像画面Mを表示さ
せることができる。
【0029】これにて、作業者は、ティーチングペンダ
ント4のディスプレイ21に表示されたモニタ映像を見
ながら、ティーチング作業を行なうことができる。この
とき、従来のような固定的に設けられたモニタ装置にモ
ニタ映像を表示させるものと異なり、ティーチングペン
ダント4は作業者が自在に持ち運びできるので、作業し
やすい(ロボット本体1の動きを見やすい)任意の位置
でモニタ映像を見ながらマニュアル操作を行なうことが
できるようになる。また、ディスプレイ21にモニタ映
像が表示されているときには、そのモニタ映像に関する
操作キーがタッチパネル22上に設けられるので、作業
者のキー操作が容易となって作業性が向上し、ティーチ
ングペンダント4におけるメカ的なキー構成も複雑とな
ることはない。
【0030】また、別途のモニタ装置を不要とすること
もできるので、その分、安価に済ませることが可能とな
る。さらには、従来のようなティーチングペンダントと
視覚装置とが夫々独立して設けられるものと異なり、例
えばディスプレイ21に表示されたモニタ映像上(ワー
クWの画像上)に作業者がポイントを指定して、そのポ
イントに基づいてロボット本体1を動作させたりロボッ
ト本体1の姿勢を制御させたりする等、ティーチングペ
ンダント4を用いて、画像処理を利用したティーチング
等を行なうことも容易となるものである。
【0031】そして、本実施例では、ティーチングペン
ダント4のディスプレイ21の表示をコントローラ本体
3側が制御する構成とされているので、ティーチングペ
ンダント4側にて表示画像信号を生成する場合と異な
り、ティーチングペンダント4側のCPUを高能力とせ
ずとも済むと共に、回路構成も簡単となり、ティーチン
グペンダント4の小形化、軽量化を図ることができる。
しかも、モニタ映像をディスプレイ21に表示させる際
の、コントローラ本体3内(制御回路17)でのデータ
の取扱いや処理が簡単となると共に、モニタ映像信号を
含む表示画像信号をデータ転送ケーブル33により転送
することができるので、それらモニタ映像信号と表示画
像信号とを別途にティーチングペンダント4に入力する
場合と異なり、全体の構成を簡単に済ませることができ
る。
【0032】このように本実施例によれば、ティーチン
グペンダント4のディスプレイ21にCCDカメラ13
により取込まれたモニタ映像を表示することを可能とし
たので、従来のような固定されたモニタ装置にモニタ映
像を表示する場合と比べて、ティーチングの作業性を飛
躍的に向上させることができる等の優れた効果を得るこ
とができるものである。
【0033】尚、上記実施例では、CCDカメラ13を
ロボット本体1の手先部に設けるようにしたが、カメラ
をロボット本体が作業する周辺部に固定的に設けるもの
であっても良い。カメラを複数設けることもできる。ま
た、上記実施例では、ディスプレイ21にモニタ映像画
面Mをオーバーラップさせて表示するように構成した
が、ディスプレイ21の画面を分割してモニタ映像を表
示したり、画面全体にモニタ映像を表示することも可能
である。
【0034】その他、ロボット本体1としては組立用の
6軸型ロボットに限らず、各種の作業を行なう様々な種
類のロボットに本発明を適用することができ、また、コ
ントローラ本体3やティーチングペンダント4(キー操
作部29)のハードウエア、ソフトウエア構成等につい
ても種々の変更が可能であるなど、本発明は要旨を逸脱
しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、ロボットのシ
ステムの外観構成を概略的に示す図
【図2】電気的構成を概略的に示すブロック図
【図3】モニタ映像が表示されたディスプレイの画面の
例を示す図
【符号の説明】
図面中、1はロボット本体、2はロボットコントロー
ラ、3はコントローラ本体、4はティーチングペンダン
ト、13はCCDカメラ(撮像装置)、17は制御回路
(画像生成手段,合成手段)、18は画像メモリ、19
は画像処理部(画像処理手段)、20はインタフェー
ス、21はディスプレイ、22はタッチパネル、29は
キー操作部、32はインタフェース、33はデータ転送
ケーブル、Mはモニタ映像画面を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボット本体を動作制御するコントロー
    ラ本体に、前記ロボット本体のマニュアル操作や教示作
    業等を行なうための携帯可能なティーチングペンダント
    を接続するようにしたものにおいて、 前記ロボット本体あるいはその作業周辺部に設けられる
    撮像装置により取込まれたモニタ映像を、前記ティーチ
    ングペンダントに設けられたディスプレイに表示させる
    ことが可能に構成されていることを特徴とするロボット
    コントローラ。
  2. 【請求項2】 前記コントローラ本体は、前記ディスプ
    レイに通常時に表示する表示画像信号を生成する画像生
    成手段を備え、その表示画像信号をデータ転送ケーブル
    を介して前記ティーチングペンダントに転送するように
    構成されていると共に、 前記コントローラ本体は、前記撮像装置からの入力映像
    信号を処理する画像処理手段と、この画像処理手段によ
    り処理されたモニタ映像信号を前記表示画像信号に合成
    する合成手段とを備えることを特徴とする請求項1記載
    のロボットコントローラ。
  3. 【請求項3】 前記ティーチングペンダントのディスプ
    レイの表面にはタッチパネルが設けられ、そのタッチパ
    ネル上に、前記モニタ映像に関する各種の指示を行なう
    ための操作キーが構成されることを特徴とする請求項1
    又は2記載のロボットコントローラ。
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