JPH10249786A - マニピュレータの制御装置および操作支援装置 - Google Patents

マニピュレータの制御装置および操作支援装置

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JPH10249786A
JPH10249786A JP6125497A JP6125497A JPH10249786A JP H10249786 A JPH10249786 A JP H10249786A JP 6125497 A JP6125497 A JP 6125497A JP 6125497 A JP6125497 A JP 6125497A JP H10249786 A JPH10249786 A JP H10249786A
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JP
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manipulator
work
camera
surveillance camera
surveillance
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JP6125497A
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English (en)
Inventor
Kenichi Yasuda
賢一 安田
Shinji Murai
真二 村井
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業効率を向上することのできるマニピュレ
ータの制御装置を実現すること。 【解決手段】 移動可能に構成されたマニピュレータ(4
01)および該マニピュレータの動作を監視するための監
視カメラ(403)と、前記マニピュレータおよび監視カメ
ラの動作を指示するための指示入力装置(407,408)と、
該指示入力装置への入力内容に基づいて前記マニピュレ
ータおよび監視カメラの動作を制御する制御系(404,41
0)とを備えるマニピュレータの制御装置において、前記
制御系は、前記指示入力装置に前記監視カメラを移動さ
せる旨の入力があった場合には、監視カメラを移動させ
るとともに前記スレーブマニピュレータのエンドエフェ
クタ(402)を前記監視カメラの視野中央に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタスレーブ方
式により遠隔操作がなされるロボットの制御装置および
操作支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非構造環境下にて監視カメラの撮像内容
を用いてスレーブマニピュレータをジョイスティックや
マスタアームで遠隔操縦する作業を行う際に、スレーブ
マニピュレータのエンドエフェクタを作業対象物から所
定の距離まで接近させる場合には、監視カメラに広角な
画像を撮影させて環境周囲の映像を捉えながらマニピュ
レータのエンドエフェクタを移動させる。作業対象物に
アプローチして実際に作業を行う場合には、監視カメラ
に対してズームアップ操作することによって作業対象物
を大きく捉え、これに基づいた慎重な作業が行われてい
る。また、複数の監視カメラを用いてスレーブマニピュ
レータを遠隔操縦する場合には、オペレータは切り替え
スイッチ等を操作して、複数の監視カメラのうち、作業
状況を最も確認しやすい監視カメラを選択し、その撮像
内容に基づいて作業を行っている。
【0003】上記のような複数監視カメラによりワーク
の補修等を行う作業ロボットを例にとって説明する。図
10は、地上操縦型の作業ロボットシステムの基本構成
を示す図、図11は制御系の構成を示すブロック図であ
る。ロボットには、7自由度双腕アーム206が取り付
けられ、また、作業状況確認用に右全景カメラ207、
左全景カメラ208、中央カメラ209、上部カメラ2
10、下部カメラ211の5台の監視カメラが搭載され
ている。これらの各監視カメラの撮像動作はカメラ制御
装置104により制御され、また、各カメラの撮像結果
は該カメラ制御装置104に集められる。カメラ制御装
置104は各カメラの撮像結果を操作者が作業を行なう
バケット車内の操作パネル212へ送出する。操作パネ
ル212には、3台設けられたTVモニタ213と、ア
ーム用ジョイスティック214、および、5台の監視カ
メラ207〜211の映像を選択するためのスイッチ1
15とが取り付けられている。
【0004】オペレータはこれら5台の監視カメラ20
7〜211の映像のうち、作業状況を視認しやすい3台
の監視カメラの映像をスイッチ115により選択し、選
択した各監視カメラ映像のそれぞれを3台のTVモニタ
213により監視しながら、アーム用ジョイスティック
214によって7自由度双腕アーム206を操縦して作
業を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】人間が物を掴むなどの
作業を行う場合、その掴むものを注視したまま、白分の
手をその対象物へ近づけようとする。これと異なり、遠
隔作業ロボットの場合にはオペレータは以下のような手
順にて作業を行なう。 1.監視カメラを広角として周囲環境の映像を捉える。 2.スレーブマニピュレータを作業対象物の付近まで移
動させる。 3.監視カメラで対象物をズームアップしながらスレー
ブマニピュレータの位置を対象物にアプローチさせる。 4.実際の作業を行う。 上記のように、監視カメラの操作とスレーブマニピュレ
ータの操作を交互に行わなければならないため、操作が
煩雑であり、その結果、作業効率が悪いという問題点が
あった。このことは、スレーブマニピュレータの先端を
自動的に監視カメラが追従する自動追従機能を備えるも
のでも、スレーブマニピュレータを作業対象物から所定
の距離まで接近ささせるために作業対象物の位置を確認
するために監視カメラを広角にしなければならず、上記
の場合と同様に操作は煩雑である。
【0006】また、監視カメラの切り替え、視点の変
更、ズームの調整等をカメラ用ジョイスティックやスイ
ッチ等を用いたをオペレータによるマニュアル操作によ
って行っているため、オペレータが実際の作業以外の監
視カメラに関する作業が多く、作業時間が延び、操作が
煩雑で実際の作業に集中できないという問題点がある。
さらに、監視カメラの選択はオペレータに依存している
ため、オペレータによって視覚情報の提示が異なり、作
業性に差異を生じ、その結果、作業品質が一定しないと
いう問題点があった。上記の作業に集中できないという
問題点について詳述する。図12はワークに対する作業
を行なうときの手順を示すフローチャートである。作業
は以下のように行なわれる。上部カメラへ切り替えてズ
ームアップする(ステップS301)。左右アーム工具
交換ジョブを実行する(ステップS302)。視点を左
アームとして上部カメラをズーム広角とする(ステップ
S303)。左アームをワークへ手動にて近付ける(ス
テップS304)。中央カメラに切り替え、その後、左
全景カメラ、中央カメラ、右全景カメラをズーム拡大と
する(ステップS305)。ワークを把持する(ステッ
プS306)。上部カメラに切り替えて、視点を右アー
ムとし、その後、左全景カメラ、上部カメラ、右全景カ
メラをズーム拡大とする(ステップS307)。右アー
ムをワークへ手動にて近付ける(ステップS308)。
右全景カメラ、左全景カメラ、上部カメラをズーム拡大
とする(ステップS309)。作業器を取り付ける(ス
テップS310)。
【0007】上記のように作業中には、実際の作業を行
なう前にカメラの視点を変えたり、ズームを調整したり
する手順となっており、作業時間を延ばす原囚となって
いる。実際にはこのような煩雑な操作が面倒なため、オ
ペレータは作業ができる最低限のカメラ操作しかしない
ことがある。このような状況ではオペレータにとって作
業を行うのに最適な視野、視点が得られているとは考え
られず、実際の作業に手間がかかることが予想され、カ
メラの操作を一部省いたとしても、結果的には作業効率
が向上するわけではない。アームがあらかじめ教示され
た軌道に従って自動運転をする場合、アームの動作ジョ
ブに対応するカメラの動作ジョブを選択するように構成
すると、カメラの操作を行わずに作業状況を自動的に最
適な視点および視野の下で監視することが可能となる
が、これを実現するためにはアームの動作ジョブの数だ
けカメラの動作ジョブを作成する必要があり、手間がか
かるといった問題がある。また、オペレータが手動操作
を行う場合には、やはりカメラも手動操作を行う必要が
あり、また、その分ジョイスティックやスイッチ類を操
作パネルに配置することになるので、多くのスイッチ類
が混在し、操作性が悪くなるという問題点があった。
【0008】本発明は上述したような従来の技術が有す
る様々な問題点に鑑みてなされたものであって、作業効
率を向上することのできるマニピュレータの制御装置を
実現することを目的とする。また、本発明の他の目的と
して、オペレータの違いによる作業品質の差を少なくす
ることのできるマニピュレータの制御装置を実現するこ
とが挙げられる。具体的には、オペレータが監視カメラ
とスレーブマニピュレータを交互に操作するような煩雑
なことをすることなく、簡単な操作で作業対象物にスレ
ーブマニピュレータのエンドエフェクタを接近させるこ
とを可能とすること、作業状況を確認するのに最適な位
置にある監視カメラの選択をオペレータの操作によら
ず、自動的に行うこと、オペレータが速隔操縦で作業を
行うのに最適なカメラへの切替、視点の変更、ズームの
調推などを、カメラの動作ジョブを作成することなく、
かつ、自動的に行うこと、等を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のマニピュレータ
の制御装置は、移動可能に構成されたマニピュレータお
よび該マニピュレータの動作を監視するための監視カメ
ラと、前記マニピュレータおよび監視カメラの動作を指
示するための指示入力装置と、該指示入力装置への入力
内容に基づいて前記マニピュレータおよび監視カメラの
動作を制御する制御系とを備えるマニピュレータの制御
装置において、前記制御系は、前記指示入力装置に前記
監視カメラを移動させる旨の入力があった場合には、監
視カメラを移動させるとともに前記マニピュレータのエ
ンドエフェクタを前記監視カメラの視野中央に移動させ
ることを特徴とする。上記のように構成される発明にお
いては、監視カメラに作業対象物を注視させると、指示
を必要とすることなく、スレーブマニピュレータのエン
ドエフェクタがカメラ視野中央に移動するので、監視カ
メラとスレーブマニピュレータを交互に操作することな
く作業対象物にアプローチすることができる。
【0010】本発明のマニピュレータの操作支援装置
は、移動可能に構成されたマニピュレータと、該マニピ
ュレータの動作を監視するために複数設けられた監視カ
メラと、該複数設けられた監視カメラのいずれかによる
映像を映し出すTVモニタと、該TVモニタに映像を映
し出す監視カメラを選択する選択手段とを備えるマニピ
ュレータの操作支援装置において、前記選択手段は、監
視カメラと前記マニピュレータの作業点とを結ぶカメラ
視線と前記マニピュレータの肘位置との距離が最も小さ
な監視カメラを選択することを特徴とする。この場合、
作業点はマニピュレータのエンドエフェクタ制御点であ
ってもよい。また、作業対象物の位置を検出する作業対
象物検出手段およびマニピュレータの動作を制御する制
御系とを有し、作業点を作業対象物検出手段により検出
された作業対象物の位置とすることとしてもよい。
【0011】本発明の他の形態によるマニピュレータの
操作支援装置は、移動可能に構成されたマニピュレータ
と、該マニピュレータの動作を監視するために複数設け
られた監視カメラと、該複数設けられた監視カメラのい
ずれかによる映像を映し出すTVモニタと、該TVモニ
タに映像を映し出す監視カメラを選択する選択手段とを
備えるマニピュレータの操作支援装置において、作業対
象物の位置を検出する作業対象物検出手段と、前記作業
対象物検出により検出された作業対象物の位置と前記遠
隔操縦ロボットのエンドエフェクタ制御点の位置から前
記遠隔操縦ロボットのエンドエフェクタの進行方向を推
測する推測手段と、前記選択手段は、前記推測手段によ
り推測された進行方向に設けられた監視カメラを選択す
ることを特徴とする。
【0012】上記のいずれのマニピュレータの操作支援
装置においても、各監視カメラは、マニピュレータのエ
ンドエフェクタ制御点を自動追従する機能を有すること
としてもよい。上記手段により、遠隔操縦ロボットの複
数の監視カメラのうち、作業状況を監視するのに最適な
位置にある監視カメラをオペレータの操作によらず自動
的に選択して、TVモニタにその映像が提示されること
となり、オペレータは監視カメラの選択に気を取られる
ことなく、監視カメラの選択操作をせずに作業そのもの
に集中できる。本発明のさらに他の形態によるマニピュ
レータの操作支援装置は、移動可能に構成されたマニピ
ュレータと、該マニピュレータの動作を監視するために
複数設けられた監視カメラと、該複数設けられた監視カ
メラのいずれかによる映像を映し出すTVモニタと、該
TVモニタに映像を映し出す監視カメラを選択する選択
手段とを備えるマニピュレータの操作支援装置におい
て、1つの作業単位毎に作成された作業用のプログラム
を記憶する作業手順記憶装置と、前記選択手段は、前記
作業手順記憶装置に作業用のプログラムが記憶された作
業単位に対応して、前記TVモニタに映像を映し出す監
視カメラおよびその動作条件等が記述されたテーブルを
備え、作業用のプログラムが実行されると、そのプログ
ラムの作業単位に対して前記テーブルに記述されている
監視カメラおよびその動作条件を選択することを特徴と
する。
【0013】上記手段により、マニピュレータにおいて
決められた作業手順で作業を行う時に、カメラの切替、
視点の変更、ズームの調整などを、自動的にかつ、カメ
ラの動作ジョブを作成することなく行え、操作パネル上
のカメラ用ジョイスティックやスイッチ類を省くことが
できる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。実施例1 図1は本発明の一実施例の構成を示す図である。本実施
例において、図面右側部分のスレーブ側は、スレーブマ
ニピュレータ401とそれを監視する姿勢変更機構やズ
ーム機構を有する監視カメラ403、そしてこれらの制
御を行うスレーブ制御装置404から構成されている。
また、図面左側部分のマスタ側は、監視カメラ403の
捉えた映像を映し出すTVモニタ406と、スレーブマ
ニピュレータ401を操縦するスレーブマニピュレータ
用のジョイスティック407、監視カメラを操縦するた
めの監視カメラ用のジョイスティック408、ズームス
イッチ(不図示)などを含む操作卓409と、これらを
制御するマスタ制御装置410から構成されている。ス
レーブ制御装置404およびマスタ制御装置410のそ
れぞれは、CPU(中央演算処理装置)、CPUの動作
プログラムおよび取り扱うデータを記憶する記憶装置か
ら構成されるもので、マスタ制御装置410のCPUは
上記の各ジョイスティック407,408からの入力内
容に応じてスレーブ側の動作を制御する信号を出力し、
不図示の信号線で接続されるスレーブ制御装置404の
CPUはこれに基づいた制御を行なう。
【0015】次に、本実施例の動作について説明する。
通常、オペレータ411は、監視カメラ403が捉えた
映像をTVモニタ406によって確認しながら、スレー
ブマニピュレータ401用のジョイスティック407と
監視カメラ403用のジョイスティック408を操作す
る。各ジョイスティックの操作方向および操作量を示す
信号がマスタ制御装置410に入力されると、マスタ制
御装置410は各ジョイスティックの操作方向および操
作量に応じたスレーブマニピュレータ制御点402と監
視カメラ403の移動量を、スレーブマニピュレータ4
01および監視カメラ403それぞれの基準となる座標
系に基づいて演算し、スレーブマニピュレータ401お
よび監視カメラ403のそれぞれに対して上記移動量を
実現する位置指令または速度指令を生成し、スレーブ制
御装置404へ出力する。スレーブ制御装置404では
送られてきた位置指令または速度指令により監視カメラ
403またはスレーブマニピュレータ401を移動させ
る。
【0016】なお、マスタ制御装置410は、スレーブ
マニピュレータ401のみを移動させる旨の入力があっ
た場合にはスレーブマニピュレータ401のみを移動さ
せる位置指令および速度指令のみを出力するが、監視カ
メラ403のみを移動させる旨の入力があった場合に
は、監視カメラ403を移動させる位置指令および速度
指令とともに、監視カメラ403の視野内にスレーブマ
ニピュレータ401の制御点402が位置するようにス
レーブマニピュレータ401を移動させる位置指令およ
び速度指令を送出する。図2は監視カメラ403をズー
ムアップ状態とし、作業対象物405を注視した状態と
したときのスレーブマニピュレータ401の動きの検出
内容を示す図である。
【0017】オペレータ411が作業対象物405に対
して作業を行うために監視カメラ用ジョイスティック4
08と操作卓409に設けられたズームスイッチを操作
して監視カメラ403により作業対象物405を注視す
る。オペレータ411が操作を行なう前には、スレーブ
マニピュレータ401は、カメラ視野外の位置P1に存
在しているが、オペレータ411が監視カメラ403に
作業対称物405を注視させるために操作卓409上の
スイッチ等を操作することによって、スレーブマニピュ
レータ401は監視カメラ403の視線上であり、作業
対象物405付近の点P2へ移動する。次に、マスタ制
御装置410で、監視カメラ403の移動に伴ってスレ
ーブマニピュレータ401を移動させるための位置指令
および速度指令の生成方法について説明する。
【0018】図3はスレーブマニピュレータ1が自動的
にP1からP2へ移動するときの各座標系の位置、姿勢
を表している。P2の位置は監視カメラ3の視線上で、
監視カメラ3からLの距離にある。距離Lはある決めら
れた植であり、対象物までの距離が判っている場合はそ
の少し手前までの距離とするが、これに限定されるもの
ではない。視線はカメラ座標系CのX軸方向であるの
で、基準座標系Oに関するエンドエフェクタ座標系の原
点位置P2(スレーブマニピュレータ制御点2)は、O
Cを基準座標系Oからカメラ座標系Cへの同次変換行
列とすると、 X=OCL ただし、 X={x,y,z,1}T,L={L,0,0,1}T である。また、P2でのエンドエフェクタ座標系の姿勢
は作業対象物405にアプローチしやすいある決められ
た姿勢を指定する。この姿勢は基準座標系Oに関するも
のでも、カメラ座標系に関するものでも良い。ここで指
定したP2の位置と姿勢をスレーブマニピュレータ制御
点402の目標値としてスレーブ制御装置404へ入力
される。このようにすると、オペレータ411は作業を
行う際、スレーブマニピュレータ401が現在どこにあ
るかを気にせずに作業対象物405付近までスレーブマ
ニピュレータ401の制御点402を自動的に移動させ
ることができるので、作業対象物に集中でき、しかもス
レーブマニピュレータ401用のジョイスティック40
8を操作しなくてすむ。
【0019】なお、上述した実施例においては、監視カ
メラ403およびスレーブマニピュレータ401を移動
させるための位置指令および速度指令はマスタ制御装置
410が生成するものとして説明したが、マスタ制御装
置410は各ジョイスティックの入力内容を伝達するも
のとし、位置指令および速度指令はスレーブ制御装置4
04が生成するものとしてもよく、これらの各指令はマ
スタ制御装置410およびスレーブ制御装置で構成され
る制御系のいずれかで生成されればよい。実施例2 次に、本発明の第2の実施例について説明する。図4は
本発明の第2の実施例としての、マニピュレータの操作
支援装置の構成を示す図である。本実施例において、ス
レーブ側は、スレーブマニピュレータ501と、作業状
況を監視する監視カメラとして設けられた中央カメラ5
03、右全景カメラ504、左全景カメラ505、上部
カメラ506、下部カメラ507と、作業対象物までの
距離を計測するレーザ距離計測装置508、そしてこれ
らの制御を行うスレーブ制御装置509から構成されて
いる。
【0020】また、マスタ側は各監視カメラ503〜5
07の捉えた映像を映し出す3台のTVモニタ510〜
512と、スレーブマニピュレータ501を操縦するた
めの、ジョイスティック513、スイッチなどを含む操
作卓514と、これらを制御するマスタ制御装置515
から構成されている。本実施例におけるスレーブ制御装
置509およびマスタ制御装置515のそれぞれは、第
1の実施例におけるスレーブ制御装置404およびマス
タ制御装置410と同様に、CPU(中央演算処理装
置)、CPUの動作プログラムおよび取り扱うデータを
記憶する記憶装置から構成されるもので、マスタ制御装
置515のCPUは上記の各ジョイスティック513,
スイッチからの入力内容に応じてスレーブ側の動作を制
御する信号を出力し、不図示の信号線で接続されるスレ
ーブ制御装置509のCPUはこれに基づいた制御を行
なう。
【0021】次に、本実施例の動作について説明する。
オペレータ516は、TVモニタ510〜512に映さ
れる監視カメラ503〜507が捉えた映像を見ながら
ジョイスティック513を操作する。該操作に応じてジ
ョイスティック513からマスタ制御装置515へ操作
量と操作方向を示す信号が出力され、スレーブ制御装置
509に送出される。スレーブ制御装置509は基準と
なる座標系に基づいてスレーブマニピュレータ制御点5
02の移動量を演算し、スレーブマニピュレータ501
に対して位置指令および速度指令を出力する。また、レ
ーザ距離計測装置508によってオペレータ516は作
業対象物までの距離を知ることができ、かつ、スレーブ
マニピュレータ501を自動的に作業対象物までアプロ
ーチさせることができる。
【0022】本実施例においては、5台設けられた監視
カメラのうちの3台による映像がTVモニタ510〜5
12に映し出されるが、監視カメラの選択はオペレータ
516の指示を必要とすることなく、スレーブ制御装置
509およびマスタ制御装置514のいずれかにより選
択されるものとなっている。以下にモニタに映像を映す
監視カメラの選択方法について説明する。図5は、監視
カメラの第1の選択方法を説明するための図であり、監
視カメラ503〜507が作業対象物作業点を注視して
いる状態でのカメラ視線とスレーブマニピュレータの肘
位置517との距離を示している。仮にスレーブマニピ
ュレータの肘位置517がある監視カメラの視線と重な
った場合、即ち、カメラ視線と肘との距離が0の場合に
は、スレーブマニピュレータ501の肘が障害となって
作業点が見えなくなる。また、カメラ視線と肘との距離
が0に近いほど、カメラ視野にスレーブマニピュレータ
501の肘が大きく入ってくるので、できるだけカメラ
視線と肘との距離が大きな方が、作業点の視認性が良好
になる。ここで、ある監視カメラの位置をPc(Xc,
Yc,Zc)とし、作業点の位置をPw(Xw,Yw,
Zw)とする。ここでいう作業点とはスレーブマニピュ
レータ制御点502、あるいは作業対象物518の作業
点の位置である。また、スレーブマニピュレータの肘位
置17をPe(Xe,Ye,Ze)とすると、カメラ視
線PcPwと肘位置Pe距離hは、 h={(Xe−Xc)2+(Ye−Yc)2+(Ze−Z
c)2−〔λ(Xe−Xc)+μ(Ye−Yc)+ν
(Ze−Zc)〕21/2 で与えられる。ここで、λ,μ,νは視線PcPwの方
向余弦であり、 λ=(Xc−Xw)/r、μ=(Yc−Yw)/r、ν
=(Zc−Zw)/r である。ここで、 r={(Xc−Xw)2+(Yc−Yw)2+(Zc−Z
w)21/2 上記のカメラ視線とスレーブマニピュレータの肘位置5
17の距離hをすべての監視カメラについて求め、マス
タ側のTVモニタ510〜512に映像を映し出すカメ
ラとして距離hが大きな監視カメラから順に選択するこ
とにより、作業状況を確認しやすい監視カメラが自動的
に選択されることとなる。
【0023】図6は、監視カメラの第2の選択方法を説
明するための図であり、スレーブマニピュレータ501
が作業対象物518の作業点にアプローチする状態を示
す図である。複数の監視カメラ503〜507で撮影す
る場合、マニピュレータ制御点502と作業対象物51
8の作業点を最も確認しやすい監視カメラは、スレーブ
マニピュレータ制御点502の進行方向に近いものであ
る。従ってスレーブマニピュレータ制御点502の進行
方向がわかれば、作業状況を監視するのに最適な位置に
ある監視カメラを自動的に選択することができる。ここ
で、スレーブマニピュレータ制御点502をPs(X
s,Ys,Zs)、作業対象物518の位置をPw(X
w,Yw,Zw)とすると、
【0024】
【数1】
【0025】であり、この(ΔX,△Y,△Z)からス
レーブマニピュレータ制御点502の進行方向を推測
し、作業状況を視認するのに最適な位置にある監視カメ
ラを選択する。例えば、(ΔX,△Y,△Z)のうち△
Yが負で絶対植が最も大きい(進行方向が右)ものであ
るならば、右全景カメラ504を優先的に選択したり、
また、ΔZが正で最も大きい(進行方向が上)ものであ
るならば、上部カメラ506を優先的に選択する、さら
に、ΔXが正で最も大きい(進行方向が前)ものである
ならば、上下左右の監視カメラのうち、スレーブマニピ
ュレータ制御点502から最も遠い監視カメラを選択す
るなど、一定のルールを決めておけばよい。以上、スレ
ーブマニピュレータの肘位置517とカメラ視線の距離
から最適な位置にある監視カメラを選択する方法と、ス
レープマニピュレータ制御点502の進行方向を推測し
て最適な位置にある監視カメラを選択する方法とを示し
たが、これらの2つの手段を組み合わせて、監視カメラ
の自動選択を行い、カメラにスレーブマニピュレータの
手先を自動追従するようにすると、オペレータにとって
より最適な視覚提示が得られる。また、これはスレーブ
マニピュレータに教示させた動作を再現する自動運転時
にも有効であり、このように構成してもよい。
【0026】また、作業点はマニピュレータのエンドエ
フェクタ制御点であってもよい。さらに、作業対象物の
位置を検出する作業対象物検出手段およびマニピュレー
タの動作を制御する制御系(選択手段)とを有し、作業
点を作業対象物検出手段により検出された作業対象物の
位置としてもよい。実施例3 次に、本発明の第3の実施例について説明する。図7は
本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図である。
本実施例は、図10および図11に従来例として示した
地上操縦型作業ロボットシステムにおける制御系を異な
るものとしたものであり、図7には制御系および制御に
関わる監視系のみが示されている。これら以外の構成は
図10に示した従来例と同様である。
【0027】本実施例は、作業手順に応じて予め設定し
た監視カメラおよびその動作を選択するものであり、作
業手順を記憶する作業手順記憶装置601と、作業手順
を表示するための作業手順ディスプレイ602と、右ア
ーム605と左アーム606を制御するためのアーム制
御装置603と、監視カメラとしての右全景カメラ61
0、左全景カメラ611、中央カメラ612、上部カメ
ラ613および下部カメラ614各々のカメラを制御す
るためのカメラ制御装置604、ヒューマンインターフ
ェースとしてアームを操作するためのジョイスティック
やスイッチ、カメラの映像を提示するためのTVモニタ
等を配した操作パネル605で構成されている。次に、
本実施例の動作について説明する。作業手順記憶装置6
01には、実際のフィールドにおいて作業を行う場合、
前もって図8に示すように1つの作業単位毎に階層化し
た作業プログラム(ここでワークの作業例を示してい
る)を作成し記憶させておく。
【0028】実際に作業を行う場合、作業手順記憶装置
601は作成された作業プログラムに従って、作業手順
を作業手順ディスプレイ602に表示を行う。次に行う
作業が強調して表示された作業手順ディスプレイ602
を視たオペレータが、強調表示されている作業を行なう
ために操作パネル605上のスタートスイッチを押すこ
とによってロボット操縦指示を行う。操作パネル605
上のスタートスイッチが押されたことによってアーム制
御装置603とカメラ制御装置604への作業コマンド
が発生し、伝送される。アーム制御装置603は、作業
手順記情装置601から送られてきた作業コマンドによ
って、あらかじめ教示させていた動作ジョブを実行した
り、オペレータに対して手動動作要求を行う。手動動作
要求され場合(この場合は作業手順ディスプレイ602
にその旨が表示され、アーム用ジョイスティック608
への入力が有効になる)、オペレータはTVモニタ61
0の映像を見ながらアーム用ジョイスティック608を
用いて右アーム606、左アーム607を操縦する。
【0029】カメラ制御装置604では伝送されてきた
作業コマンドに対して、図9に示すような作業用のテー
ブルをもとにして監視カメラの選択および動作の制御を
行う。図9は図8に示したワークへの作業に対する選択
カメラ、ズーム比率、視点、追従の有無について示して
いる。本実施例においても、図10に示した従来例と同
様にTVモニタが3台設けられており、5台のカメラの
うち3台のカメラを選択したのが選択カメラの番号であ
り、それぞれのカメラに対するズーム比率や視点、追従
の有無などのカメラの動作パラメータを保持するもので
ある。ここで「視点」とはカメラ駆動系のパン、チルト
の回転角を決定するものであり、また、「追従」とは右
アームや左アームの先端を視点とする場合にアームの動
きに追従するようにカメラ駆動系のパン、チルトを動作
させるかどうかを示している。
【0030】カメラ制御装置は内部のフラッシュメモリ
のような不揮発性メモリに図9に示すようなテーブルを
カメラ動作パラメータテーブルとして保持しておき、作
業手順記憶装置601から送られてきた作業コマンドに
対応するカメラ動作パラメータを検索してカメラ駆動系
に渡し、カメラの動作を行う。なお、上述した例では、
オペレータがスタートスイッチを押すと、アーム制御装
置、カメラ制御装置に同時に作業コマンドが伝送され、
アームとカメラの動作が同時に起動されることとして説
明したが、アームが自動運転の場合には、その作業コマ
ンドに対する動作の終了を作業手順記憶装置601に伝
達した後、作業手順記憶装置601が直ちにカメラ制御
装置に次の作業コマンドを伝送することで、アームが次
の作業コマンドで動き出す前にすでにカメラが最適な祝
野、視点で待っていることが可能となり、このような構
成としてもよい。このように図9に示したテーブルを、
オペレータにとって作業状況を監視するのに最適な視
点、視野になるように作成し、上記のようなシステムに
することによって、カメラ制御系に関してはアームの動
作に応じた特定のカメラ動作ジョブを作成する必要がな
く、簡単にカメラ操作を自動化できる。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上述べたように構成されてい
るので、以下に記載するような効果を奏する。作業対象
物を注視したままスレーブマニピュレータのエンドエフ
ェクタを接近させることができるため、監視カメラとス
レーブマニピュレータの煩雑な操作を行うことなく、作
業効率を向上させることができる。また、遠隔操縦ロボ
ットの複数の監視カメラのうち、作業状況を監視するの
に最適な位置にある監視カメラをオペレータの操作によ
らず自動的に選択して、TVモニタにその映像を提示す
るので、オペレータは監視カメラの選択に気を取られる
ことなく、監視カメラの選択操作をせずに作業そのもの
に集中でき、作業効率を向上させることができる。ま
た、異なるオペレータが作業を行っても提示する視覚情
報は変化しないので、作業性が変わらず作業品質が一定
するという効果がある。
【0032】また、マニピュレータにおいて決められた
作業手順で作業を行う時に、カメラの切替、視点の変
更、ズームの調整などを自動的に行えるので、オペレー
タはカメラの操作に気を取られることなく、作業そのも
のに集中でき、しかもカメラの視野、視点がオペレータ
にとって最適化されているので、作業時間を短縮させ、
作業効率を向上させることができる。また、カメラの動
作ジョブを作成する必要がないので、カメラ動作のティ
ーチングなど作業前の面倒な準備をする必要がない。さ
らに、操作パネル上のカメラ用ジョイスティックやスイ
ッチ類を省くことができるので、これによっても操作ス
イッチ類の配置などヒューマンインターフェースの最適
化がはかれるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す図である。
【図2】第1の実施例において、監視カメラ403をズ
ームアップ状態とし、作業対象物405を注視した状態
としたときのスレーブマニピュレータ401の動きの検
出内容を示す図である。
【図3】第1の実施例において、スレーブマニピュレー
タ1が自動的にP1からP2へ移動するときの各座標系
の位置、姿勢を表す図である。
【図4】本発明の第2の実施例としての、マニピュレー
タの操作支援装置の構成を示す図である。
【図5】第2の実施例における監視カメラの第1の選択
方法を説明するための図である。
【図6】第2の実施例における監視カメラの第2の選択
方法を説明するための図である。
【図7】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図8】第3の実施例で用いられる図8に示すように1
つの作業単位毎に階層化した作業プログラムを示す図で
ある。
【図9】第3の実施例で用いられる作業用のテーブルを
示す図である。
【図10】従来例の地上操縦型の作業ロボットシステム
の基本構成を示す図である。
【図11】従来例の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図12】従来例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
401,501 スレーブマニピュレータ 402,502 制御点 403 監視カメラ 404,509 スレーブ制御装置 405 作業対象物 406 TVモニタ 407,408,513 ジョイスティック 409,514 操作卓 410,515 マスタ制御装置 411,516 オペレータ 503,613 中央カメラ 504,611 右全景カメラ 505,612 左全景カメラ 506,614 上部カメラ 507,615 下部カメラ 510〜512 TVモニタ 601 作業手順記憶装置 602 作業手順ディスプレイ 603 アーム制御装置 604 カメラ制御装置 605 操作パネル 606 右アーム 607 左アーム 608 アーム用ジョイスティック 609 スイッチ 610 TVモニタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能に構成されたマニピュレータお
    よび該マニピュレータの動作を監視するための監視カメ
    ラと、前記マニピュレータおよび監視カメラの動作を指
    示するための指示入力装置と、該指示入力装置への入力
    内容に基づいて前記マニピュレータおよび監視カメラの
    動作を制御する制御系とを備えるマニピュレータの制御
    装置において、 前記制御系は、前記指示入力装置に前記監視カメラを移
    動させる旨の入力があった場合には、監視カメラを移動
    させるとともに前記マニピュレータのエンドエフェクタ
    を前記監視カメラの視野中央に移動させることを特徴と
    するマニピュレータの制御装置。
  2. 【請求項2】 移動可能に構成されたマニピュレータ
    と、該マニピュレータの動作を監視するために複数設け
    られた監視カメラと、該複数設けられた監視カメラのい
    ずれかによる映像を映し出すTVモニタと、該TVモニ
    タに映像を映し出す監視カメラを選択する選択手段とを
    備えるマニピュレータの操作支援装置において、 前記選択手段は、監視カメラと前記マニピュレータの作
    業点とを結ぶカメラ視線と前記マニピュレータの肘位置
    との距離が最も小さな監視カメラを選択することを特徴
    とするマニピュレータの操作支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のマニピュレータの操作支
    援装置において、 作業点がマニピュレータのエンドエフェクタ制御点であ
    ることを特徴とするマニピュレータの操作支援装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のマニピュレータの操作支
    援装置において、 作業対象物の位置を検出する作業対象物検出手段および
    マニピュレータの動作を制御する制御系とを有し、作業
    点を作業対象物検出手段により検出された作業対象物の
    位置とすることを特徴とするマニピュレータの操作支援
    装置。
  5. 【請求項5】 移動可能に構成されたマニピュレータ
    と、該マニピュレータの動作を監視するために複数設け
    られた監視カメラと、該複数設けられた監視カメラのい
    ずれかによる映像を映し出すTVモニタと、該TVモニ
    タに映像を映し出す監視カメラを選択する選択手段とを
    備えるマニピュレータの操作支援装置において、 作業対象物の位置を検出する作業対象物検出手段と、 前記作業対象物検出により検出された作業対象物の位置
    と前記遠隔操縦ロボットのエンドエフェクタ制御点の位
    置から前記遠隔操縦ロボットのエンドエフェクタの進行
    方向を推測する推測手段と、 前記選択手段は、前記推測手段により推測された進行方
    向に設けられた監視カメラを選択することを特徴とする
    マニピュレータの操作支援装置。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至請求項5のいずれかに記載
    のマニピュレータの操作支援装置において、 各監視カメラは、マニピュレータのエンドエフェクタ制
    御点を自動追従する機能を有することを特徴とするマニ
    ピュレータの操作支援装置。
  7. 【請求項7】 移動可能に構成されたマニピュレータ
    と、該マニピュレータの動作を監視するために複数設け
    られた監視カメラと、該複数設けられた監視カメラのい
    ずれかによる映像を映し出すTVモニタと、該TVモニ
    タに映像を映し出す監視カメラを選択する選択手段とを
    備えるマニピュレータの操作支援装置において、 1つの作業単位毎に作成された作業用のプログラムを記
    憶する作業手順記憶装置と、 前記選択手段は、前記作業手順記憶装置に作業用のプロ
    グラムが記憶された作業単位に対応して、前記TVモニ
    タに映像を映し出す監視カメラおよびその動作条件等が
    記述されたテーブルを備え、作業用のプログラムが実行
    されると、そのプログラムの作業単位に対して前記テー
    ブルに記述されている監視カメラおよびその動作条件を
    選択することを特徴とするマニピュレータの操作支援装
    置。
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